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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=
2667
:
とはずがたり
:2019/06/15(土) 22:55:59
>>2666
石油精製品の5月輸出は、4月の約165万bpdから、約116万bpdに減少した。
アジア地域における石油精製品の利益率は、原油コスト高騰と需要の伸び減速によって圧迫されている。例えば、シンガポールに拠点を置くある精製企業の5月の利益率は1バレル当たり約3ドルで、過去1年間の移動平均である1バレル当たり4.34ドルを大きく下回った。
<備蓄にどれだけ回ったか>
これ以外の要因として、どの程度の中国原油が、戦略的・商業的な備蓄に回されているかという点があるが、これは量的な把握が難しい。何しろ、国家備蓄の詳細について、中国当局はごく稀に限定的な情報を発表するだけだからだ。
どの程度が備蓄に回っているかを知る1つの方法は、国内生産と輸入によって利用可能となる原油の総量から、精製所で処理された量を引くことだ。
5月の数字は6月末まで入手できないが、今年1─4月について調べると、原油輸入量は1003万bpd、国内生産は383万bpdであり、利用可能な量は合計1386万bpdとなる。
同期間の精製所における処理量は1262万bpdで、前年同期比4.7%増となった。
つまり、この期間中、利用可能な原油のうち124万bpdが処理されず、商業備蓄・戦略備蓄にかなりの量が流入したと見込まれる。
ここ数カ月、原油供給がタイトになっていることを思えば、中国の石油元売りや中国当局が備蓄用原油の購入を手控えている可能性はある。
イラン産原油が失われたことに加え、米国による制裁でベネズエラ産原油の出荷も減少している。
また、石油輸出国機構(OPEC)及びロシアなどOPECに協力する産油国は、原油価格を支えようとして減産を続けている。
OPEC加盟国による減産の大半は、中国の石油元売りの多くが好んで使う重質油である。したがって、OPEC及びその協力国の減産努力の影響が、中国に偏って生じているのかもしれない。
最後に、米国との貿易紛争が一部の石油製品の国内需要に陰を落としている可能性もある。プラスチック使用比率の高い製造業が輸出減速という悩みを抱えているとすれば、石油化学製品向けの需要にも悪影響が出る可能性が高いからだ。
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