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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

2666とはずがたり:2019/06/15(土) 22:55:47

コラム:中国石油輸入、イラン制裁だけではない「低迷の訳」
https://jp.reuters.com/article/column-russell-crude-china-idJPKCN1TE0LJ
Clyde Russell
3 分で読む

[ローンセストン(オーストラリア) 11日 ロイター] - 中国の5月原油輸入量に動揺が見られた。イラン産原油の輸入が止まったからというのが手軽な説明だが、世界最大の原油輸入国である中国の需要の強さを疑うべき理由は他にもある。

10日発表の税関データに基づく計算によれば、中国の5月原油輸入量は日量947万バレル(bpd)であり、過去最高の1064万bpdを記録した4月から11%の減少となった。

イラン産原油輸入の多い上位8カ国に輸入継続を認めていた米国の制裁猶予期間が5月に失効することを控え、中国の石油元売り各社は4月中にイラン産原油の輸入を上積みしていたように思われる。

リフィニティブがまとめた船舶追跡情報・港湾取り扱いデータもこの見方を裏付けており、中国のイラン産原油の輸入量は、4月の約80万600bpdに対して、5月は25万5000bpdに落ち込んだ。

Reuters Graphic
また、5月中国に到着したイラン産原油4カーゴのうち3カーゴは、米国による制裁猶予措置が失効する前である4月中にイランを出発している点も注目に値する。

トランプ米大統領がイラン政府に科した制裁措置に違反して5月にイランから積み出されたのは、1カーゴ分だけなのだ。

だが、イランによる原油輸出に関しては常に但し書きがつく。データが示すのは、追跡システムが把握しているカーゴだけであり、闇取引で動いている可能性のある船舶は反映されていない、という点だ。

だが、中国による5月の原油輸入量が前月から減少したことは、イラン産原油が失われたというだけでは完全には説明できない。これについては、別のデータが参考になりそうだ。

中国の石油元売り大手は同月、複数の精製所の操業を停止しており、これは輸入原油への需要低下をもたらしたとみられる。

また、中国の恒力石化(600346.SS)が新設した処理能力40万bpdの精油所を稼働させるための商業在庫の積み上げがほぼ完了したという可能性も高い。

中国の原油需要をさらに低下させた要因として、石油精製品の輸出が5月に低下した点が挙げられる。これは恐らく、ディーゼルやガソリンなど燃料の利ざや縮小によるものだ。


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