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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=
2010
:
とはずがたり
:2015/12/20(日) 01:04:57
>>2009-2010
5)イラン情勢の変化
石油相場の上昇を阻んでいる主要要因の一つは、来年、経済制裁を解除され石油輸出国として復活すると予想されるイランの存在である。
イラン政府は、数カ月以内に経済制裁が緩和されれば、早ければ来年半ばにも50万バレル/日の原油増産に移れるよう準備を進めていると発表している。このイラン産石油の輸出が実現しない、あるいは遅れるようなことがあれば、やはり価格上昇に勢いがつく可能性がある。
6)「ゾンビ企業」への引導
米国の石油会社は価格下落に苦しんでおり、「ゾンビ」と称される多くの石油会社は、採掘を停止して価格下落が止まるのを待ち、資金を節約して可能な限り債務を返済している。
石油価格が低空飛行を続ければ、与信枠は縮小され、各社は生産能力の削減に走るだろう。この秋に大半の銀行が石油生産企業に対する与信枠を縮小しないと決めたのはいかにも弱腰だったが、こうした寛大さが続かないとすれば、逆の影響が生じることになるだろう。
7)自動車利用の増大
原油価格が下がれば、ガソリン・軽油の価格も下がり、世界中の消費者がそれまでより自動車を使うようになる。もしこれが続けば、価格を下支えする要因になる。
イギリスのスーパーマーケットチェーンであるアズダ、モリソンズでは、ガソリン価格を目安となる1ポンド/リットル以下に引き下げ、他のチェーンもこれに追随すると予想される。
中国の11月の自動車販売台数は前年同月比で20%増と高い伸びを示し、世界最大の自動車市場として、年間販売台数は5─7%の成長となる見込みだ。
また、燃費の良し悪しに関する消費者の関心は薄れつつある。米国のデータによれば、同国の自動車全体の燃費は2014年に横ばい、今年はやや上昇すると思われる。
8)需給バランスの急激な回復
供給過剰ばかりが話題になるが、その幅は大方の考えほど広くはないかもしれない。15日にシティのアナリストが発表したリポートによれば、グローバル市場における供給過剰は100万バレル/日程度であり、ギャップを埋める動きもすでに進んでいるという。不完全なデータが往々にして遅れて発表されることで、供給過剰の幅が予想よりも早く縮小している何らかの兆候が突然出てくれば、需要に火が付く可能性がある。
9)価格チャートの下値支持線維持
トレーダーたちが検証している価格チャートからは、原油価格がさらに下落する可能性がうかがえる。だが、下値支持線が破られていないのであれば、リバウンドの可能性はある。
石油専門のアナリストは、鍵となる下値支持線である1バレル35ドルで下落要因が出尽くしているのであれば、価格は回復する可能性が高いと話している。
一部のアナリストが鍵となる下値として参考にするのが、2008年12月の底値である。このときの1バレル32ドル40セント以下に沈むのを米国産原油が回避するのであれば、それが底値になるだろう。16日の時点では、1バレルあたり約3ドル高い水準で取引されている。
(Edward McAllister記者)
(翻訳:エァクレーレン)
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