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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

160荷主研究者:2004/04/07(水) 00:10

【新日石:室蘭で硫黄で新素材】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20040326&j=0024&k=200403269542
2004/03/26 02:30 北海道新聞
新日石、室蘭に新プラント 副産物の硫黄で新素材 秋から実証試験

 新日本石油(東京)は二十五日、石油精製の副産物である硫黄に、ホタテの貝殻や溶かした鉄鉱石の残りかす(鉄鋼スラグ)などを混ぜて固める「硫黄固化体」の実証試験プラントを室蘭に建設すると発表した。室蘭にある従来の試験装置に比べ約二十五倍の一日七十トン製造できる能力を持つ。今年九月から約二年間の実証試験を経て、漁礁や貯水槽などに向け実用化を目指す。

 同社は、二○○○年に新日石室蘭製油所内に建設した小型の試験装置で、硫黄固化体の製造実験を開始した。今回の実証試験プラントの建設場所は、室蘭埠頭(室蘭)が所有する室蘭港の倉庫内で、設備投資額は約四億円。四月七日に着工し、九月に完成する。

 今回のプラントは、硫黄と鉄鋼スラグなどを最適の配合比で混ぜ合わせる独自技術を活用。これにより製造速度が飛躍的に向上したほか、設備の建設コストも大幅に削減できるようになった。

 硫黄は、高温で熱すると液状になり、冷ますと再び固まる性質があり、セメントのような働きがある。鉄鋼スラグなどを粉砕した「骨材」に硫黄を混ぜて固めた硫黄固化体は、コンクリートに比べ、耐酸腐食性や強度が優れている。このため、漁礁、下水処理施設、温泉の浴槽などへの活用が期待されており、新日石が製造した製品はすでに道内外の数カ所で試験導入されている。


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