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海上コンテナ鉄道輸送

1名無しさん:2002/12/14(土) 19:37
最近増えていますが、今後はどうでしょう

813荷主研究者:2010/09/19(日) 04:17:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100830t52027.htm
2010年08月30日月曜日 河北新報
酒田港民営化、重い宿題 資本・人材、議論まだ

港湾経営の民営化論議が起きている酒田港=酒田市

 国が整備する港を政治主導で従来の半分以下に絞り込む「重点港湾」に8月選定された酒田港(山形県酒田市)で、「民の観点」をめぐる議論が活発化している。選考過程での前原誠司国土交通相らの発言から選考基準の一つと受け止められ、吉村美栄子山形県知事らが中央へ要望した際にも民間経営を目指す動きがあることが強調された。もっとも、誰が何を受け持つのかといった具体論は見えず、国策に振り回されて言葉が先行している印象も否めない。(山形総局・加賀山仁)

 「アピールしたことが実現できなければ外されることもあり得る」(富樫幸宏酒田市議会議長)。「あとは国や誰かがやってくれると思ったら大間違い」(吉村知事)。酒田市の産業会館で22日あった「酒田港戦略構築市民決起大会」。缶ビールで選定を祝ううたげのはずだったが、関係者の口から飛び出すのは厳しい言葉ばかりだった。

<警戒感>
 今回の選定で国は、全国103ある重要港湾のうち、新たに整備事業を行う港を43港に絞り込んだ。東北では宮城を除く5県で6港が入った。
 地域バランスに配慮したとも見える一方、取扱貨物量で酒田を上回る相馬、石巻などは漏れた。酒田港関係者は「酒田が選ばれたのは、貨物量以外の評価があったから。それを忘れたら巻き返される」と警戒する。
 国は選考基準を明示していないが、政務三役らの発言から(1)拠点性(2)貨物量(3)民の観点(4)将来性―を考慮したとされる。酒田港の場合、(1)は山形県唯一の重要港湾でいいとしても、(2)は強みとは言えない。そこで(3)に地元経済人らが訴える「港湾経営の民営化」、(4)は北港地区で進むリサイクル産業や発電施設の集積を掲げた。こうした内容を踏まえたのが、冒頭の富樫議長らの発言だ。
 前原国交相は、現在は地方自治体に限られる港湾経営の民間開放に向け、2011年の通常国会に港湾法改正案を提出する意向。国や県が岸壁や荷役機械などを民間会社に貸し付け、料金設定や営業活動を弾力化する方策が検討されている。

<突破口>
 ただ、どれほどの資本や人的資源が必要なのかの議論はこれから。「仙台塩釜港や新潟港クラスの貨物量でも黒字経営は困難」(国交省関係者)との見方さえある中で、地元にも「本気でやれるのか」(有力経済人)といぶかる声が上がる。
 これに対し「やるかやらないかではなく、民営化の成否に酒田港の発展がかかっている」と訴えるのは、酒田港リサイクル産業センター(酒田市)の加賀谷聡一代表取締役。「企業立地はサービスとコストとスピードで決まる。現状で難しいことも、民営化が突破口になる」と意気込む。
 酒田港を管理する県は民営化への賛否を示していないが、港湾事業の収支などの現状分析には協力する姿勢という。
 フィデア総合研究所(山形市)の熊本均主席研究員は「港湾経営だけでは黒字化が厳しくとも、リサイクル産業やエネルギー基地との複合経営などの道はある。庄内地域の活性化に酒田港の総合力向上が欠かせないとの観点で取り組んでいくべきだ」と話している。

<重点港湾>港湾法は国際・国内海上物流の拠点港を「重要港湾」とし、そのうち国際物流で特に重要な港を「特定重要港湾」と定める。これに対し、重要港湾のうち国が直轄事業(国が主体となって港湾施設などを整備する工事)を今後新たに行う対象を絞り込むのが「重点港湾」。政治主導で導入され、便宜的に使われる用語で、法律上の定めはない。

814荷主研究者:2010/09/23(木) 14:18:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100907t11035.htm
2010年09月07日火曜日 河北新報
東京都など京浜港活用アピール 仙台港と連携期待

京浜港の利便性の高さが示された「利用促進セミナー」

 東京、川崎、横浜各港で構成する京浜港の利用を促そうと、東京都と川崎、横浜両市は6日、仙台市青葉区のホテルで、東北の輸出入業者ら150人を対象としたセミナーを開いた。仙台港などとのネットワークの充実ぶりをアピールしながら、利用を呼び掛けた。

 京浜港は先月、東アジアでのハブ港を目指す「国際コンテナ戦略港湾」に選定。ハブ港として躍進する韓国・釜山港に対抗するため、東日本からの貨物集約を進めている。

 東京都の中井敬三港湾局長は、大型船に対応したターミナルや入港料減免などを説明。京浜港が、国内で貨物を積み替えて海外へ運ぶ「内航フィーダー輸送網」の充実度が高い点を挙げ、「(仙台港と塩釜港から成る)仙台塩釜港間とは週13便が就航しており、さらなる貨物量の拡大が予想される」と期待を示した。

 内航フィーダーを就航する近海郵船物流の山本幹仙台営業所長は講演で「内航フィーダーを利用すれば、京浜港を通して世界各地の港と輸出入が可能だ」と、利便性の高さを強調した。

 県によると、仙台塩釜港の2009年コンテナ貨物総取扱量は約18万400個(20フィートコンテナ換算)。京浜港を含む内航フィーダーによる輸送は4割を占める。

815荷主研究者:2010/09/27(月) 00:20:19

http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2010/0905/1p.html
2010年9月5日(日)山口新聞
国際バルク戦略港湾 国交相「選定ゼロも」

徳山下松港で石炭などのバルク(ばら積み)貨物ターミナルを視察する前原誠司国交相=周南市晴海町

 前原誠司国土交通相は4日、周南市を訪れ、国が選定する「国際バルク(ばら積み)戦略港湾」の募集に山口県が先月宇部港とセットで応募した徳山下松港を視察した。前原氏は地元関係者と会談し「1回目のヒアリングでは専門家の評価は(応募のあった13港すべて)非常に低い。(選ばれる港が)ゼロもありうる」と述べた上で、企業間連携や一体化、効率運用の具体像を詰めるよう求めた。

 国際バルク戦略港湾は「選択と集中」による港湾整備の重点化が狙い。石炭、穀物、鉄鉱石の3品目を対象に大型船による大量一括輸送の拠点となる港湾を選び、集中投資で整備することで物流コストの削減を図り、国際競争力を高める。国交省の検討委員会が最初のヒアリングを先月実施。年内に政務三役が決める予定だ。徳山下松、宇部両港は、輸入石炭を内航船に積み替えて国内に運ぶ量が全国トップ級を誇る。

 前原氏はこの日、周南コンビナート企業や市の出資による民間会社「周南バルクターミナル」(河村義人社長)が周南市晴海町の公共埠頭(ふとう)を一体的に長期間借り受け、石炭などのバルク貨物ターミナルとして整備・運営している現地を訪問。1時間に石炭を1500トン陸揚げできる大型機械にも登り、河村社長から2012年4月の全面操業を目指していることや、資金調達など経営手法の特徴など説明を受けた。

 この後、前原氏は市内のホテル、ザ・グラマシーで島津幸男市長や藤井英雄徳山商議所会頭らと会談。前原氏は「皆さん方の協力で競争力を高めなければ、戦略港湾に選ぶ意味はない。『同業他社とも協力し、港の運営でしっかり力を合わせる』との視点が第1回のヒアリングでは踏み込みが欠けていた」と指摘。島津市長は「(大臣から教えていただいた)試験問題の傾向と対策で、チーム一体となって最低でも合格点を取りたい」、藤井会頭も「同業協力の話をいただき、あらためて考え直して一生懸命やりたい」と語った。

 前原氏は取材陣に対し「徳山下松港は立派な港なので、今後の取り組みが重要。(応募13港とも)企業間連携の取り組みが具体的でなく、このままだと『合格なし』もありうる。地元の企業間協力や一体経営の具体的な絵姿を見せてほしい」と述べた。

 防府市富海の国道2号拡幅計画現場と山口市のJR新山口駅ターミナルパークも同日視察した。

816とはずがたり:2010/09/28(火) 22:13:45
>>812とは対蹠的なニュース

東北の製造工場 製品輸出を仙台港へシフト コスト削減
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100926t72012.htm

 東北に生産工場を持つ大手製造企業が、製品の輸出港として仙台港の利用を増やしている。京浜港(東京・横浜)に集中していた物流体系を見直し、輸送時間の短縮や経費削減を狙った戦略の再構築が背景にある。宮城県は、アクセス環境の向上など仙台港の機能強化を前面に出し、利用拡大へさらに力を入れる構えだ。

 粘着テープや断熱材を製造する住友スリーエムは2008〜09年、全国の主要生産拠点を4カ所に再編。このうち、東根、北上両市の工場を主力として稼働させた。
 これに伴い、韓国、中国、タイ向けの製品のうち、京浜港に輸送していたトラック出荷分の全量を仙台港利用にシフトした。現在は、同社の輸出貨物全体の6割を仙台港から積み出している。
 トラックの輸送総距離は、京浜港を利用した場合よりも約3割減少。輸出先までの到着日数の短縮も実現した。
 事務機器製造のリコーは07年1月、仙台港の利用を始めた。子会社の東北リコー(宮城県柴田町)で製造した複合機の部品を、北米と英国の両工場に出荷している。
 輸出部品は従来、首都圏の物流拠点に集め、京浜港から積み出していた。仙台港の活用により、陸路で京浜港に輸送する場合に比べ、コストを約3分の1にまで圧縮した。東北リコーは今年6月、新型トナー工場を完成させており、一層の利用拡大が期待されている。

10年で3倍
 仙台港の紙製品輸出量の9割を占める日本製紙は07年11月、石巻工場(石巻市)に最新設備を導入。豪州向け製品の生産量を増やし、仙台港の利用を本格化させた。現在は、同工場の輸出分の半数以上を仙台港から積み出している。
 同港活用の見通しについて、リコーは「複合機部品以外にも、コンテナの積載効率が向上されれば、輸出を増やすことを検討したい」(本社広報室)と言う。
 住友スリーエムは「仙台港では船会社の海上運賃がやや高めだ。もっと仙台港に荷物を集め、競争力を高めることがコスト削減にもつながる」(輸出入部)と指摘する。
 宮城県によると、09年のコンテナ貨物の取扱量は約13万個(20フィートコンテナ換算)で、1999年比で約3倍の伸び。今年上半期(1〜6月)のコンテナ取扱量は約7万6000個と、リーマン・ショック前(08年同期)を17.7%上回る。
 県は現在、高砂コンテナターミナルの拡張工事を進めており、12年度の使用開始を目指す。今年3月には仙台北部道路が東北自動車道と直結し、仙台港へのアクセスが向上した。
 年間120社にポートセールスを展開する県港湾課は「利用企業が増えれば船会社のサービスも向上し、ユーザーを呼び込む契機となる。好循環を生み出すためにも、港の利便性の高さを売り込みたい」と意気込む。

2010年09月26日日曜日

817名無しさん:2010/10/03(日) 19:00:14
舞鶴港整備、関西の北の玄関口に 府審議会が報告
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20101003000010

舞鶴港(京都府舞鶴市)の整備方針を示す港湾計画の改定に向け、京都府舞鶴港港湾審議会が中間報告をまとめた。目指すべき将来像として関西経済圏の日本海側の玄関口と位置づけ、敦賀港(福井県)と連携を強化して北東アジア貿易の拠点化を進めながら、太平洋側港湾のバックアップ機能を強化していく方向性を打ち出した。

舞鶴港の取り扱い貨物量は長引く不況の影響から、現行計画の数値目標の半分以下にとどまっている。10〜15年後の目標貨物量については府の厳しい財政状況も踏まえ「現実的な貨物量を設定する」として見直す方針だ。

行政や港湾利用者、学識経験者でつくる下部組織の委員会がまとめた中間報告では▽北東アジアとの地理的優位性を生かした物流拠点機能の強化▽国際フェリーによる中国人旅行者の誘客など広域的観光拠点づくり▽新規産業誘致による府北部の活性化▽大規模災害に備えた太平洋側港湾のバックアップ機能の強化−などを柱に挙げた。

また京都ブランドを生かすため、宮津港との一体的利用を提案。府のふ頭管理についても指定管理者制度の導入を視野に入れて、効果的な体制づくりを求めている。

審議会は来秋の答申に向け、中間報告を踏まえた具体的な施設整備や土地利用についてさらに検討する。

818荷主研究者:2010/10/03(日) 21:32:42

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/194529
2010年9月1日 01:07 西日本新聞
日韓航路が1.7倍に 釜山−門司に新貨物便就航

 韓国・ソウルの船会社「CKライン」が、門司・博多港と釜山を結ぶコンテナ船の新航路を開設し、門司区太刀浦海岸で31日、コンテナ船を歓迎する記念行事があった。これで、北九州市(門司・若松港)と釜山を結ぶ日韓航路には、今年に入って旅客と貨物合わせて4航路、月48便が増設された。

 市港湾空港局によると、CKラインの就航により、日韓航路は11航路、月112便となり、便数は昨年の1・75倍まで増加した。

 今回就航したコンテナ船は「スカイ・デューク」(3997トン)で、最大積載量はコンテナ342個(20フィートコンテナ換算)。代理店によると、産業機械や自動車部品、薬品などを運ぶという。2年前に稼働した釜山の新港の貨物取扱量が増加しているため、新コンテナ船を就航させた。便数は倍増し月24便になった。

 同局は「リーマンショック以降、門司・若松港の輸出入量は堅実に回復している。円高の懸念はあるが、今後も増加が期待される」としている。

=2010/09/01付 西日本新聞朝刊=

819荷主研究者:2010/10/11(月) 23:07:22

http://www.morioka-times.com/news/2010/1001/24/10012401.htm
2010年1月24日 (日)盛岡タイムス
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■盛岡にインランド・デポ JR貨物が3月開設

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/kamotsu/morioka-kamotueki.jpg
盛岡貨物ターミナル駅の隣接地にインランド・デポを設置

 盛岡市永井にあるJR貨物の盛岡貨物ターミナル駅隣接地に3月からインランド・デポ(内陸税関)が開設される。国土交通省が今年度から2012年度までの3カ年のモデル事業で、JR貨物の子会社のジェイアール貨物・インターナショナルに委託する。インランド・デポは港湾を持たない地域に設けられる通関基地で、県内に初めて設けられる。盛岡と東京湾の京浜港を鉄道貨物で結び、海上航路に中継する。

 JR貨物によると事業は東京港、横浜港の活性化と物流の効率化を目的に、東北地方の海上コンテナ鉄道輸送の拡充を狙い、盛岡貨物ターミナル駅に設置する。国土交通省関東地方整備局が京浜港の機能集中を図り、ジェイアール貨物・インターナショナルに事業を委託する。同社はJR貨物が国際物流業務のサービス向上と収益力強化を図るため、国際貨物鉄道システムを完全子会社化して、昨年6月設立された。

 盛岡貨物ターミナル駅と東京貨物ターミナル駅を1日1便のコンテナ列車で往復し、ターミナル駅の隣接地に整備するインランド・デポで通関、保税する。

 これまで県内からのコンテナの輸出入は八戸、仙台、京浜などにトラック輸送するか、外貿航路を持つ大船渡港を利用していた。盛岡貨物ターミナル駅にインランド・デポを開設することにより、鉄道によるフィーダー輸送で東北一円の輸出入需要を掘り起こす。

 JR貨物では「東京港、横浜港の活性化、物流を効率化すると聞いている。取扱量の見込みはこれからとなる」と話している。県内で初めての海外貿易の窓口を通じて、北東北の物流の活性化を図る。

820荷主研究者:2010/10/11(月) 23:08:20

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/15812.html
2010年9月23日 新潟日報
県がロシア・ザルビノ航路実験へ

 北東アジアの物流ルート開拓を検討している県は10月上旬から、ロシア極東のザルビノ(トロイツァ)港と新潟港を結ぶ航路で物流の社会実験を行うことを決めた。ザルビノに近い中国・吉林省琿春からホームセンターで扱う生活雑貨などを運ぶ。県は新潟港の拠点性をアピールする好材料になるとして、実験結果を基に、民間の船会社などへ定期航路化を積極的に働き掛けていく。

 県によると、社会実験は2008年度から進めている「国内・国際鉄道網等活用による物流回廊形成事業」の一環。

821荷主研究者:2010/10/11(月) 23:20:57

http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/
2010年09/25 09:43 静岡新聞
コンテナ船優遇拡充 県内港誘致向け検討 知事答弁

 川勝平太知事は24日、県外の港に回る貨物を県内港に取り込むため、清水、御前崎、田子の浦の3港の入港料や岸壁使用料などに関するインセンティブ(優遇制度)の在り方について見直す方針を示した。県議会9月定例会の代表質問で、中沢通訓氏(志士の会、静岡市清水区・庵原郡)の質問に答えた。

 港湾管理者の県は、定期外航コンテナ船が県内の港に続けて入港すれば2港目の入港料を免除し、新規航路開設の場合ガントリークレーンの使用料を割り引くなど各種助成制度を設けている。

 しかし、本県を出入りする輸出入コンテナ貨物の約4割が県外に流れているのが現状で県はインセンティブ制度の拡充が不可欠と判断している。

 知事は「西部のコンテナを名古屋などに持っていくのではなく、御前崎に持ってくるよう道路整備も進めている。西部地域の企業には、御前崎港の発展に懸ける県の方針に理解をお願いしたい」と述べた。

 中沢氏は再質問で「インセンティブのメリットを荷主に感じさせるためにも知事自らのトップセールスが必要」と迫り、知事は「(コンテナ貨物を)持って来やすい環境づくりを働きかけるためにできる限りの運動をしている」などと応じた。

822荷主研究者:2010/10/16(土) 13:35:20

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20101001/CK2010100102000123.html
2010年10月1日 中日新聞
伊勢湾港「国際ハブ港」目指し連携 国に整備要望へ

 国の「国際コンテナ戦略港湾」(ハイパー中枢港湾)に応募したものの落選した名古屋港と三重県四日市港の「伊勢湾港」について、今後も連携を強め国際競争力を強化しようと、第1回伊勢湾連携協議会が30日、名古屋市港区の名古屋港湾会館で開かれた。今後、両港の1港化を視野に入れ、伊勢湾港を「国際産業ハブ港」として重点整備するよう国に求めていくことなどを確認した。

 会議には、名古屋港管理組合管理者の河村たかし名古屋市長、神田真秋知事、野呂昭彦三重県知事、田中俊行同県四日市市長らが出席した。

 ハイパー中枢港湾の落選に、河村市長が「情けないやら、むかつくやら」と“河村節”で国を批判したが、神田知事は「(選定の方向性をめぐる)ボタンの掛け違いもあった。情報不足など反省面もある」と指摘。野呂知事は「伊勢湾の国際産業ハブ港としての立ち位置がはっきりした面もある」と前向きにとらえた。

 協議会は、ハイパー中枢港湾選定に当たり提案した「国際産業ハブ港」を目指す方針を確認。効率的な港湾経営のための名古屋、四日市両港の1港化なども引き続き実現を図ることを決めた。「港湾サービス」「港湾経営」「貨物集荷促進」の3部会を設置し、それぞれ専門的な議論をする。

 一方、ハイパー中枢港湾の選定結果発表の際、前原誠司国土交通相(現外務相)は、3年後の選定見直しにも言及していることから、当面は選定獲得に向けた対応も進める。

 会議後の記者会見で神田知事は「国の概算要求ですでにハイパー中枢港湾に当選した京浜、阪神と、伊勢湾の間で差別化が起きている。これが固定化すれば大変だ。国際産業ハブ港としての地位を確立する努力を待ったなしでする必要がある」と危機感をあらわにした。

 (大村歩)

823荷主研究者:2010/10/16(土) 14:32:36

http://cargo-news.co.jp/contents/code/100930_1
2010年9月30日 カーゴニュース 第3929号
川崎港でマルチトレーラ活用し45ft海上コンテナ輸送の実証実験

 京浜港物流高度化推進協議会は25日、川崎港で45フィート国際海上コンテナの輸送実証実験を行った。

 実験ではマルチトレーラを活用した20フィートコンテナ積載時の荷役、マルチトレーラの伸縮作業、45フィートコンテナの荷役作業、マルチトレーラの公道走行、45フィートコンテナ積載時の荷役などを関係者に公開。トレーラが伸縮することで複数サイズのコンテナを積載できるマルチトレーラを使用して、実入り45フィートコンテナの公道走行と荷役作業を検証した。こうした取り組みは国内初。

 実証実験は川崎港コンテナターミナル、山九首都圏物流センター及び同施設付近の公道で実施し、輸送時のドライバーと荷役作業員の作業性などを検証した。実験にはAPL、OOCL、神奈川県トラック協会海上コンテナ部会、山九、東洋埠頭が協力した。

 使用したマルチトレーラは独・シュミット社製で20フィート、40フィート、45フィートコンテナの積載が可能。

 実験項目は20フィートコンテナ荷役、マルチトレーラ伸縮操作・荷役、45フィートコンテナ積載走行、45フィートコンテナ荷役。20フィートコンテナ荷役では20フィートコンテナ積載車両のトラックバースへの着車と荷役作業を実施。マルチトレーラ伸縮操作と荷役では川崎港コンテナターミナルでマルチトレーラ車両の伸縮操作を行うとともに、マルチトレーラへの45フィートコンテナ積載作業を実施した。

 45フィートコンテナを積載しての公道走行は川崎港コンテナターミナル〜山九首都圏物流センター間で実施。公道で実際に右左折などを行うことで運転操作性を確認した。45フィートコンテナ荷役ではトラックバースへの着車と荷役作業を行い、作業性などを検証した。

 マルチトレーラは複数サイズのコンテナを1台のトレーラで運搬できるため、異なるサイズのコンテナを運搬する場合でもトレーラの付け替えが不要となり、車両の回転率向上や保有台数、車両駐車場の削減などにつながる。そのため、今回の臨海部実験を経て、今後は埠頭間などの輸送でマルチトレーラの有効性を検証する。

 京浜港近郊の荷主倉庫及び工場〜コンテナターミナルや京浜港のコンテナターミナル間などの輸送でマルチトレーラを使用し、20フィート、40フィート、45フィートの各サイズのコンテナ輸送とマルチトレーラを活用した場合の各種効果の計測を行う予定。

 ※45フィート国際海上コンテナ=2005年にISO規格化。北米〜中国航路などで利用が増加しているが、国内では法令基準に適合するトレーラが存在しないため、45フィートコンテナのトレーラ輸送は行われていない。45フィートコンテナは背高40フィートコンテナよりも容積が大きく輸送効率が高いため、荷主からの利用要望が高まっている。

(100930)

824荷主研究者:2010/10/23(土) 12:30:56

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20101009/CK2010100902000119.html
2010年10月9日 中日新聞
12日から本格運用 敦賀港多目的国際ターミナル

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/PK2010100902100072_size0.jpg

本格運用が始まる敦賀港の多目的国際ターミナル=敦賀市で

 敦賀市の敦賀港の多目的国際ターミナルが12日から、本格的に運用を始める。5万トン級の大型船舶が接岸できるようになり、コンテナ貨物取扱量の増加や航路の拡大などが期待される。

 ターミナルは幅280メートル、水深14メートルの岸壁を備える。コンテナの一時集積場所は7・1ヘクタールで、南側にある従来施設の約4倍の規模。国と県が1996年から約480億円をかけ、17・6ヘクタールを埋め立てて整備した。

 管理運営は県と敦賀市、民間企業12社が出資する第三セクター「敦賀港国際ターミナル」(社長・河瀬一治敦賀市長)に委託。2年前から、ばら積みの荷物を扱ってきたが、今回からコンテナ貨物の荷役も始める。

 敦賀港のコンテナ貨物取扱量(20フィートコンテナ換算)は海外航路の一部廃止に伴い、2002年の約1万4400個をピークに減少。08年から再び増加に転じ、今年は9月末で約9700個と、既に09年中の約8000個を上回っている。

 8月には国が海上輸送の拠点として集中整備する「重要港湾」に敦賀港も選ばれた。県港湾空港課の担当者は「ターミナルの利用を促進し、港の振興に弾みを付けたい」と強調。新規航路の開拓などを進め、来春に見込まれる日本海側拠点港の選定にもつなげたい考えだ。

 県などは12日、現地でターミナルの完成記念事業を展開。コンテナ船の就航セレモニーや式典、鬼頭平三・日本港湾協会理事長の講演会を開き、午前8時から午後2時半まで一般向けのターミナル見学会もある。

 (平井一敏)

825荷主研究者:2010/10/23(土) 13:47:08
>>673
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1010090011/
2010年10月9日 神奈川新聞
利用低迷の新港埠頭から2年ぶり自動車輸出へ、施設使用料の全額免除奏功/横須賀市

 利用が低迷している横須賀市の新港埠頭(ふとう)=新港町=から11月、富士重工業の自動車が輸出されることになった。4月から実施している施設使用料の全額免除が決め手となった。

 市港湾部によると、富士重工業は野積場5号(約9千平方メートル)に輸出用自動車を集めた後、自動車専用運搬船に船積みする。使用期間や出荷台数などは不明だが、「野積場を拠点として使いたい」との意向を伝えており、東扇島(川崎市)、大黒(横浜市)に続く3港目の輸出拠点として、継続的な利用が期待されている。

 同埠頭は完成した自動車の積み出し港として1974年に整備された。しかし、2008年11月に同社の自動車がカナダに輸出されて以来、輸出用自動車の積み出しはなかった。

 利用を促すため、市は4月から、1年間の期限付きで荷物の積み降ろしをする船舶の岸壁使用料と野積場・荷さばき地使用料を全額免除している。仮に5万トン級の大型運搬船が月に2回、積み出しをした場合、約250万円の使用料が免除されるという。

826荷主研究者:2010/10/23(土) 14:04:49

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20101016h
2010/10/16 12:09 秋田魁新報
コンテナ航路、年度内開設を要望へ 副知事、17日ロシア訪問

 中野節副知事は17日から23日までの日程で、ロシアを訪問する。18日にはウラジオストクの船会社フェスコを訪れ、秋田港とロシア極東のボストーチヌイ港を結ぶ定期コンテナ航路の年度内開設を要望する。フェスコ社が航路開設の条件に挙げている1寄港当たりコンテナ50本(20フィートコンテナ換算)を上回る潜在的貨物量があることを示し、前向きな回答を得たい考えだ。

 県は今年4月から8月末まで国内外の295社を対象に、秋田港へのロシア航路誘致を想定した貨物量を調査。輸入用木材、輸出用中古タイヤなど年間1222本の需要が見込まれるとの結果が得られた。月2回の寄港とすれば、1寄港当たり50本の貨物量を上回ることになる。

 中野副知事はフェスコ社幹部との会談で、県が実施した貨物量調査の結果を説明し、航路開設を要望する。貨物確保を確実にするため、輸送料金の低減も併せて要請する方針だ。18日には、本県と友好協定を締結した沿海地方行政府も訪問。本県側が協力する医療、農業両分野での技術者の派遣、受け入れなどの具体的スケジュールを協議する。

827荷主研究者:2010/10/23(土) 14:09:24
>>824
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20101013/CK2010101302000118.html
2010年10月13日 中日新聞
敦賀港、多目的国際ターミナル 本格運用を開始

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/PK2010101302100040_size0.jpg
本格運用が始まった敦賀港の多目的国際ターミナル=敦賀市で、本社ヘリ「わかづる」から

 敦賀市の敦賀港で12日、多目的国際ターミナルの本格運用が始まり、記念式典などで運用開始を祝った。

 ターミナルは、港の振興に向け、1996年から国と県が総事業費約480億円で、外国貿易のコンテナ船用に整備。面積17・6ヘクタール。幅280メートル、水深14メートルの岸壁を備え、5万トン級の大型船が接岸可能。2008年から一部で供用が始まり、今春に大型クレーンも設置。本格運用開始となった。

 県と敦賀市、民間が出資する第3セクター「敦賀港国際ターミナル」が管理運営に当たり、当面、唯一の外国航路の韓国・釜山と結ぶコンテナ船週3便が利用する。

 この日はターミナルで、釜山からの第1便の就航セレモニーを実施。西川一誠知事や敦賀港国際ターミナル社社長の河瀬一治市長ら約40人が出席し、テープカットと大型クレーンの荷役作業披露で運用開始を祝った。

 その後、近くのきらめきみなと館で、国土交通省や敦賀港を利用する企業関係者らも加わり、約300人が出席して記念式典を開催。西川知事は中国航路の開設に意欲を示しながら「ニーズに合った港湾管理をしていく」と港の振興に意気込みを示し、河瀬市長も「ターミナルの完成は1つの夢の出発点」と今後への期待を述べた。

 敦賀港は釜山との間で週5便運航しているが、コンテナ、ばら積み双方を扱う週2便のRORO船と国内船舶は従来通り、別の岸壁を利用する。

 この日は一般対象の現地見学会や式典出席者向けのセミナー、レセプションなども行われた。 (立石智保)

828荷主研究者:2010/10/29(金) 00:37:07

http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/10/20/new1010200802.htm
2010/10/20 デーリー東北
内航コンテナ航路拡充 八戸港-関西圏が直結

 八戸港と京浜港を結ぶ内航フィーダーコンテナ定期航路を運航する井本商運(神戸市)は今月から、神戸、名古屋両港に航路を拡充した。便数を週1便から2便に増便し、うち1便で神戸、名古屋両港を結ぶ。これまで八戸港から関西圏につながる内航航路がなかっただけに、新たなコンテナ貨物の集荷が期待される。

 寄港先は八戸、仙台、相馬(福島県)、横浜、神戸、名古屋、四日市(三重県)。井本商運は「八戸だけでなく、仙台などからの貨物集積を見込んでいる。輸送需要を開拓したい」としている。

 集荷代理店の八戸港湾運送(八戸市)によると、新たな定期便は今月11日からスタートし、毎週月曜日に八戸港に寄港している。

 同社は「便数が増えたことに加え、関西、中部圏とダイレクトにつながる航路ができたことは大きなプラス」と歓迎。コンテナ貨物量の増加に取り組む八戸市も「荷主の選択肢の幅が広がることは良いこと。八戸港の利便性アップにもつながる」との認識を示した。

 現在、八戸港に就航する内航フィーダーコンテナ定期航路は井本商運の週2便に加え、横浜コンテナライン(横浜市)と鈴与海運(静岡市)が週に各1便運航している。

830名無しさん:2010/11/07(日) 20:08:23
逆に敦賀港の韓国航路は減便になります。


金沢港、韓国航路再び週5便に 興亜海運増便、貨物船も大型化
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/HT20101102401.htm

金沢港の韓国・釜山コンテナ航路が15日から、1便増え、再び週5便体制になることが分かった。1日に県に入った連絡によると、同港に寄港する韓国の運航会社2社のうち、興亜海運(本社・ソウル市)が、貨物量の増加を受け、火曜寄港の週1便体制から、月曜と金曜寄港の週2便体制に改編する。同社は増便と同時に、貨物船を大型化する。
韓国・釜山航路は昨年2月に一時、週5便体制となったが、貨物船を大型化し今年3月からは再び週4便に減便された。今回は、増便とともに船が大型化され、県は金沢港の利便性が大きく向上するとみている。

今回の改編で興亜海運が運航する航路は、日曜に釜山を出発し月曜に金沢寄港、水曜に釜山に到着する便と、水曜に釜山を出発し舞鶴、敦賀を経て金曜に金沢寄港、土曜または日曜に釜山に到着する便となる。輸出入にかかる所要日数は最短で1日となる。

韓国・釜山航路をめぐっては、興亜海運のほか、高麗海運が週3便を運航し、月曜と水曜、金曜に金沢に寄港している。今回の興亜海運の増便により、同航路は2社で月曜が2便、水曜が1便、金曜が2便となる。金沢港の場合、輸出は金曜、輸入は月曜のニーズが高いとされ、関係者は「月曜、金曜の便の増加は、荷主の利用促進につながるはずだ」とみている。

船は、現在の4900トン級から6400トン級に大型化され、積載可能な貨物量が約1.6倍に増える。

県によると、金沢港の今年のコンテナ貨物取扱量は9月末時点で前年比20.6%増の2万3716本に上り、過去最多のペースで推移している。

831荷主研究者:2010/11/08(月) 22:45:55

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20101026203.htm
2010年10月26日01時09分 北國新聞
新湊大橋つながる 射水市の富山新港で建設中 日本海側最大の斜張橋部分

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/T20101026203.jpg
斜張橋部分の橋げた架設が完了した新湊大橋=射水市の富山新港

 射水市の富山新港で建設中の新湊大橋で、日本海側最大の斜張橋部分(主橋りょう部・600メートル)の橋げたの架設が25日完了した。北陸地方整備局伏木富山港湾事務所によると、東西のアプローチ部分を含めた全長3600メートルの新湊大橋全体の橋げたがつながるのは来年3月までで、開通は2012年度の見通しである。

 この日は今年4月25日から架設作業が始まった主塔間360メートルの橋げた全21ブロックのうち、最後に残った中央の1ブロックが取り付けられた。

 輸送台船で三重県から運び込まれた鋼製のブロックは揚重機で高さ約50メートルまでつり上げられ、ボルトで固定された。ブロックは長さ8メートル、幅10・8メートル、高さ4・5メートル。重さは約80トン。

 橋の周辺では開通を心待ちにしながら、橋げたの架設工事を見守る人の姿が絶えなかった。

832荷主研究者:2010/11/08(月) 22:50:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101027t12033.htm
2010年10月27日水曜日 河北新報
45フィートコンテナの公道輸送実用化 来月、実証実験

 国内では公道走行が認められていない「45フィート(13.7メートル)国際海上コンテナ」の実用化を目指す公道輸送実験が11月16日から5日間、仙台港(仙台市宮城野区)―岩沼市間で行われる。

 東北の港湾、空港の物流機能拡充と国際競争力の強化を狙い、産学官でつくる東北国際物流戦略チームが今年3月に実施方針を打ち出し、準備を進めてきた。

 実験区間は、仙台港の高砂コンテナターミナルと、タイヤ製造の東洋ゴム工業仙台工場(岩沼市吹上)間の約30キロ。県道と国道4号、仙台東部道路をそれぞれ経由する3ルートを計9往復する。

 実験では、交差点の右左折時の安全性確認や横転防止対策などを検証。参加する東洋ゴム工業は、実際に工場で製品をコンテナに積み込み、仙台港から北米へ輸出する。

 45フィートコンテナは国内で主流の40フィートより約1.5メートル長く、積載容積は1.27倍。軽量貨物の輸送に適し、物流効率化や二酸化炭素(CO2)削減の観点から荷主のニーズが高い。国内では安全上の理由で、公道走行が認められていない。

 チームに加わる宮城県は、物流コスト削減や港湾機能強化を目指し、国の構造改革特区に「みやぎ45フィートコンテナ物流特区」を提案。14日、国のメニューに盛り込まれた。

 県は年明けにも特区申請し、今回の実証実験結果などを参考に、輸送ルートを選定する。

833名無しさん:2010/11/09(火) 21:42:18

韓日中ロ4カ国連結の北東アジア新航路、15カ月で“座礁”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101109-00000043-cnippou-kr

韓国・日本・中国・ロシアを結ぶ北東アジア新航路旅客船が、就航1年3カ月目で‘座礁’した。 これを受け、束草(ソクチョ)港を北方物流の前哨基地に育成するという江原道(カンウォンド)と束草市の計画に支障が生じることになった。

束草市によると、北東アジアフェリー(株)は先月28日に臨時取締役会を開き、韓国・束草−日本・新潟−中国・琿春−ロシア・ザルビノを結ぶ北東アジア新航路外港定期旅客運送事業免許の返却を議決し、29日に国土海洋部に免許を返却した。 国土海洋部は1日、免許返却を正式に受理した。 これに伴い、09年7月28日に就航した北東アジア新航路は当面、廃止されることになった。

束草市物流事業所のチャン・ボンジュ担当は「旅客船の就航後、旅客・貨物不足で赤字が膨らみ、すぐに船を運航するめども立たないため、免許を返却した」とし「長期間にわたり船舶を運航できない場合、免許取消のおそれがあるため、免許を自ら返却した」と述べた。 免許取消になった場合、2年間は同じ事業者に免許が発給されない。

北東アジア新航路は、韓日中ロ4カ国の業者と自治団体が300万ドルを出資して北東アジアフェリーを設立、09年7月28日に最初の旅客船が出航した。 韓国側はボムハン商船が31%、江原道と束草市が各10%の計51%を出資した。

834荷主研究者:2010/11/10(水) 23:36:37

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003563613.shtml
2010/10/28 08:38 神戸新聞
神戸港、コンテナ取扱数が2割増 10年上半期

 神戸市が27日発表した2010年上半期(1〜6月)の神戸港のコンテナ取扱個数は、126万TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個分)で、世界同時不況で大きく落ち込んだ前年同期と比べ19%増となった。08年同期比でも2%減にとどまり、堅調に回復している。

 外国貿易によるコンテナ取扱個数は約99万TEU(前年同期比17%増)。自動車を含む金属機械工業品や、染料・塗料・合成樹脂などの化学工業品などが増加した。国別では、対アジアが73万TEU(19%増)、対北米が16万TEU(20%増)、対欧州が9万TEU(12%増)だった。

 外国貿易による総取扱貨物量は2357万トン(14%増)。輸出は1094万トン(20%増)、輸入は1263万トン(9%増)だった。

 同市みなと総局は「阪神・淡路大震災後の最高を記録した08年とほぼ同水準まで回復したが、今後は円高の影響が出てくるだろう」としている。(石沢菜々子)

835荷主研究者:2010/11/14(日) 12:12:44

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20101105301.htm
2010年11月5日03時22分 北國新聞
東南アジアへ定期航路 コマツ粟津工場

 コマツ粟津工場(小松市)は、金沢港から東南アジア向けの建設機械を運ぶ定期航路を開設する方針を決めた。来年初めごろの就航を目指し、調整を進めている。インドネシアなどの建機需要が急拡大しているためで、金沢港の荷量増加につながりそうだ。

 4日、コマツ粟津工場の佐々木一郎工場長が北國新聞社などの取材に対し、明らかにした。

 東南アジア向けの定期航路は当面、月1便を予定し、金沢港とインドネシアの港を結ぶ計画。年末ごろに具体的な内容が決まる見通しだ。

 粟津工場の今年度上半期(4〜9月)の東南アジア向け建機生産は前年同期比約3割増と伸びた。インドネシア向けは資源需要などに伴い、生産量が大幅に増えており、今後の増加も期待できるという。

 さらにコマツ金沢工場(金沢市)が生産する大型プレス機も来年4月以降、東南アジアへの出荷が見込めることから、定期航路を開設するための荷量が確保できると判断した。

 粟津工場によると、東南アジア向けの建機は8割近くを大阪や神戸、名古屋の港から輸出している。金沢港からの輸出比率は20%程度にとどまるが、定期航路開設によって同港からの比率を35〜40%に高める考えだ。

836荷主研究者:2010/11/14(日) 12:50:47

http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20101106/CK2010110602000144.html
2010年11月6日 中日新聞
伏木富山港の利用を コンテナ便5航路/ロへの運送スムーズ

富山県側の関係者(右)から港の整備状況を聞く岐阜県の運送事業者ら=伏木富山港多目的国際ターミナルで

岐阜の業者ら視察
『価格など比較し検討』

 岐阜県内の運送業界や同県の関係者らが五日、射水市の伏木富山港(富山新港)の利用を検討するため視察に訪れた。港を管理する県や地元の港湾運送事業者が案内しながら、東海北陸道の開通や航路・便数の増加で港が便利になったことを強調し、売り込みを図った。(中村真暁)

 視察は岐阜県が主催した物流関連セミナーの一環で、同県の流通担当者ら二十二人が参加。富山県や関係市、港湾運送事業者らでつくる「特定重要港湾伏木富山港ポートセールス事業推進協議会」が一行を迎えた。

 港の多目的国際ターミナルでは、荷役施設管理運営組合の担当者が、コンテナ専用のクレーンなどの設備を紹介。参加者は写真を撮影し、メモを取りながら見て回った。

 伏木富山港は定期コンテナ便が今年二月から過去最多の五航路、月四十二便となった。ロシア極東へは、太平洋側の港に比べて約五日早い二日程度で船が着く。

 岐阜県海津市で自動車リサイクル業を営む男性は「ロシアへの商品輸出を考えている。価格などを他の港と比較し、利用を検討したい」と話していた。

 富山県側は、昨年九月に岐阜県に出向いてPRしたほか、今年八月には富山市であった両県の製造業者の交流会で伏木富山港の利用を促すなどのポートセールスを重ねてきた。視察に立ち会った県担当者は「隣の県に便利な港があるとPRしていきたい」と話していた。

837荷主研究者:2010/11/14(日) 12:53:35

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201011030031.html
'10/11/3 中国新聞
浜田港国際定期10年で式典
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 浜田港国際定期コンテナ航路開設10周年記念式典が2日、浜田市のホテルであった。島根県の溝口善兵衛知事や浜田港利用企業の代表たち約150人が出席した。

 10年間、週1回の運航を続ける韓国の船会社、南星海運の金英治(キム・ヨンチ)会長に感謝状と神楽面を贈った。浜田港を利用し、年間100個以上のコンテナを過去3年間続けて輸出入した、浜田市などの企業7社にも賞状が授与された。

 本年度上半期の輸出入は1188個で、過去最高だった2008年度同期の1276個と同じような推移をたどっており、本年度は過去最高のコンテナ数が期待されている。

【写真説明】溝口知事(手前)から感謝状を受け取る金会長

838荷主研究者:2010/11/21(日) 12:30:36

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/257801.html
2010年10/30 13:15 北海道新聞
定期航路 中国に売り込め 2日から市長ら 新港の利便性PR

 【石狩】市や民間企業でつくる「石狩湾新港地域貿易経済促進会」(会長・田岡克介市長)は石狩湾新港と中国との定期航路開設に向け、中国へのポートセールスを行う。初の試みで、11月2日から6日まで田岡市長らメンバー4人が中国の大連港と天津港の港湾関係者らを訪問し、石狩湾新港が大消費地の札幌に近く利便性が高いことなどをPRする。(上田貴子)

 市によると、天津港は首都北京の港として活用され貨物の取扱数は世界6位。大連港は東北地域の玄関口で同11位と、いずれも世界有数の港だ。

 石狩湾新港は札幌に近いほか、民間の冷蔵・冷凍庫が集積し食料品の保管をしやすいことが特徴。現在はアジアを代表するハブ港、釜山港(韓国)との外貿定期コンテナ航路が開設されている。釜山経由で中国からは家具や日用品が輸入され、新港からは魚介類などが輸出されており、中国は新港の取り扱い貨物の4割を占める“お得意様”だ。

 ただ、事務局の市企業誘致室は「石狩湾新港の知名度が低いことが課題」と言い、田岡市長らは大連・天津両港の港湾管理者を訪れ同新港の利便性をアピールし、需要を掘り起こしたい考え。また、一行は大連と天津で日本食を輸入している現地企業を訪問し物流ルートを調査、今後のポートセールスに役立てるほか、石狩の農産物や魚介類を売り込む。

 市企業誘致室は「経済成長が著しい中国との物流活性化は大きな課題。石狩湾新港を活用してもらえるよう、パイプをつくりたい」と話している。

839荷主研究者:2010/11/21(日) 13:01:49

http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/11/13/new10111309top.htm
2010/11/13 デーリー東北
台湾向け県産リンゴ 八戸港から本格輸出

 八戸港から青森県産リンゴを直接輸出する取り組みが、11月から本格化する。県りんご輸出協会の太田一民理事長が代表を務める鶴田町のリンゴ移出会社が、13日から週1回のペースでコンテナ便で台湾へ輸出。県産リンゴは従来、物流コストやコンテナ定期便の数などの課題があり、京浜港や神戸港から輸出するのが一般的だった。今回の同社の試みを受け、同港からのリンゴ輸出の動きがさらに県内に広がると関係者は期待を寄せている。

 同社が輸出するのは、今年収穫したばかりの「ふじ」。約20トンを40フィートのリーファー(冷蔵)コンテナ2本に分け、11日からコンテナへの積み込み作業を始め、13日に台湾の基隆港に向け出発する。

 同港に定期コンテナ便を運航しているパシフィック・インターナショナル・ラインズ(PIL)の東南アジア航路を活用する。

 リンゴ生産の本場である津軽地方からはこれまで、高速道路でトラック輸送し、大手商社を介して京浜港や神戸港から輸送されていた。大都市圏の港からの方が輸送費が安いとされていた上、定期便の寄港数も八戸港が週1便なのに対し、京浜港や神戸港は毎日就航。利便性の問題も背景にあり、八戸港活用は進まなかった。

 こうした課題を踏まえ、同じ県内にある国際貿易港・八戸港を活用したリンゴの輸出拡大を目指そうと、県や八戸市、民間企業が連携。この動きに海外に直接リンゴを売り込んでいる太田理事長が賛同し、今回の取り組みにつながった。

 太田理事長のリンゴ移出会社は、週1便のペースで出荷し、合計でコンテナ約50本を輸出する計画。これにより、同港が取り扱うリンゴのコンテナ取扱量は、例年に比べて倍増する見通しだ。

 太田理事長は「今回の試みで、八戸港からリンゴを輸出した方が物流コストが安く、利用価値があることが分かれば使っていきたい」と、継続的な活用を検討する考え。

 八戸市産業振興課は「八戸港からのリンゴ輸出はこれまで課題もあったが、津軽地方の移出業者が利用することで、ほかの事業者に波及してほしい」と期待している。

【写真説明】台湾に向け、コンテナに積み込まれる青森県産リンゴのケース=11日、鶴田町(八戸港湾運送提供)

840荷主研究者:2010/11/21(日) 13:34:47

http://www.minyu-net.com/news/topic/1106/topic1.html
2010年11月6日 福島民友トピックス
韓国コンテナ船が小名浜に初入港 物流活性化へ期待

小名浜港に初入港した韓国のコンテナ船

 韓国の企業・南星海運のコンテナ船「STAR EXPRESS(スター・エクスプレス)」が5日までに、いわき市小名浜港と韓国・釜山港との間でコンテナ輸送を開始した。同船は、同社がこれまで使用していた船よりも多量のコンテナを積載できることから、積み残しが減り、輸送効率が高まることが期待される。県小名浜港利用促進協議会は3日、同船が小名浜港に初入港したことを受けて歓迎セレモニーを開いた。

 同船は先月、韓国で造船された。同社が以前使用していた「KOREA STAR(コリア・スター)」は20フィートコンテナを710個積載することができたが、同船は953個。小名浜港では1998(平成10)年に始まったコンテナ輸送は伸び悩んでおり、船舶代理店のいわき小名浜コンテナサービスは、南星海運が先月に導入した「スター・パイオニア」と、今回の「スター・エクスプレス」の2船を利用することで、コンテナ物流を活性化させたい考え。

 セレモニーには、同協議会といわき小名浜コンテナサービスの関係者らが出席した。同協議会の加藤弘司事務局長が「小名浜港のコンテナ利用は減少傾向にある。利用促進のため、港の整備に努めたい」とあいさつ、張日春船長に記念の盾などを贈った。

841荷主研究者:2010/11/21(日) 13:40:43

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1011050055/
2010年11月5日 神奈川新聞
港湾運送事業などの宇徳、横浜・本牧ふ頭運営の国際CTと合併基本合意/神奈川

 商船三井グループの宇徳(横浜市中区、東証1部)と国際コンテナターミナル(東京都品川区)は5日、来年4月1日付で合併することで基本合意したと発表した。合併により売上高は500億円規模になる。

 宇徳を存続会社として合併する。京浜港を地盤とする両社は経営資源を集約することで効率化を図り、経営基盤を強化する。

 宇徳は港湾運送事業に加えてプラント工事や倉庫、物流など幅広い事業領域を持つ。国際コンテナターミナルは東京・大井埠頭(ふとう)や横浜・本牧ふ頭でコンテナターミナルの運営に実績を持つ。

842荷主研究者:2010/11/23(火) 12:17:23

http://www.sanyo.oni.co.jp/news_k/news/d/2010111601000334/
2010年11/16 12:52 山陽新聞
宮城で“やや長コンテナ”公道に 初の本格実験

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/2010111601000345-450.jpg

「45フィート国際海上コンテナ」の公道走行実験=16日午前、仙台市

 国内で公道の走行が認められていない長さ13・7メートルの「45フィート国際海上コンテナ」を用い、国道などを走らせて貨物を輸送する社会実験を、国土交通省東北地方整備局などが16日、宮城県で開始した。

 同整備局によると、45フィートコンテナの本格的な公道走行実験は全国で初めて。

 現在、国内で使われるコンテナの主流は長さ12・2メートル(40フィート)。

 午前11時すぎ、空のコンテナを積んだトレーラーが仙台塩釜港のターミナルを出発し公道に。途中の交差点では、関係者が見守る中、徐行しながら慎重に左折し通過していた。

 実験は20日まで。仙台塩釜港のコンテナターミナルから、東洋ゴム工業仙台工場(宮城県岩沼市)までの約30キロを国道4号や県道、高速道路を使った3ルートで往復し、交差点を右左折する際の安全性や、コンテナに装備する横転防止システムの実用性などを確認。

843荷主研究者:2010/11/23(火) 12:30:50
>>842
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101117t12016.htm
2010年11月17日水曜日 河北新報
45フィートコンテナ 仙台港―岩沼で公道輸送実験を開始

 国内では公道輸送が認められていない大型の「45フィート(13.7メートル)国際海上コンテナ」の実用化へ向け、東北の産学官でつくる東北国際物流戦略チームは16日、仙台港(仙台市宮城野区)―岩沼市間で輸送実験を開始した。20日までの5日間、3ルートを計10往復する。本格的な実験は国内初。

 実験区間は仙台港の高砂コンテナターミナルと、タイヤ製造の東洋ゴム工業仙台工場(岩沼市吹上)間の約30キロ。コンテナを載せた車両が県道10号、国道4号、仙台東部道路を経由する3ルートを走行する。

 初日は、県道10号を2往復し、同工場で北米に輸出するタイヤを積み込んだコンテナを、片道50分かけて仙台港に運んだ。横転防止システムを装着したコンテナの前後を誘導車が走り、ビデオ撮影しながら走行状況を点検。途中5カ所の交差点では人員を配置し、右左折時の安全性を確かめた。

 東北経済連合会や宮城県、国出先機関の80人が仙台港付近で実験を視察した。戦略チーム座長の稲村肇東北工業大教授は「従来より30%ほど輸送コスト削減が可能。宮城の道路条件は京浜地区より優位にあり、本格実施につなげたい」と強調した。実験結果は来春発表する予定。

 45フィートコンテナは、国内主流の40フィートよりも約1.5メートル長く、積載容積も1.27倍。国内では安全性の観点から法令で走行制限されている。宮城県は物流効率化などを目指し、国の構造改革特区に提案。先月、国のメニューに盛り込まれた。

844荷主研究者:2010/12/02(木) 21:48:22

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003610496.shtml
2010/11/16 10:39 神戸新聞
国内最長の大水深コンテナ岸壁運用へ 神戸港 

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/03610500.jpg

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/03610498.jpg
神戸港で2011年度中にも運用が開始される国内最長の大水深コンテナ岸壁=神戸・ポートアイランド2期

 神戸・ポートアイランド2期で2011年度中にも、長さ1150メートルと国内最長の大水深コンテナ岸壁が運用を始めることが15日、分かった。神戸・大阪の「阪神港」を国際コンテナ戦略港湾に指定した国土交通省は16年度をめどに、現在の水深16メートルをさらに2メートル掘り下げる構想も持つ。大型化するコンテナ船に対応するため、ハード面の整備を進める。(高見雄樹)

 国交省の交通政策審議会港湾分科会が同日、国交相に神戸港の港湾計画の変更を答申した。

 ポーアイ2期南東端に連続する三つの岸壁(PC15、16、17)のうち、北端の「PC15」を1メートル掘り下げ水深16メートルにすることで、3岸壁の水深がそろう。工費は約5500万円を見込む。

 水深16メートルの連続岸壁は国内に、横浜港(2バース、750メートル)や名古屋港(同、800メートル)にあるが、1千メートルを超えるのは神戸が初めて。完成すれば、コンテナ9千個(20フィート換算)積みの大型船3隻の同時着岸が可能になる。

 同省によると、大型船がPC15に入れず、沖合で待機する「滞船」が1週間に1回程度あるという。滞船による年間損失は約1億円と試算しており、「費用対効果は高い」(港湾局)とする。18メートル化に向けては航路のしゅんせつなど、大規模工事が必要という。

 大型岸壁の整備や内航船によるコンテナの集荷で、神戸市は15年の外国貿易貨物量を、08年比2割増の490万個に伸ばしたい考えだ。ただ、水深16メートル以上の岸壁はすでに韓国・釜山港に17カ所、中国・上海港にも16カ所が整備されている。

845荷主研究者:2010/12/02(木) 22:55:34

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20101126302.htm
2010年11月26日02時55分 北國新聞
来月下旬にも第1便 コマツ粟津、東南アジア航路で

 コマツ粟津工場(小松市)が金沢港から東南アジア向けの建設機械を出荷する航路の第1便が、12月下旬から来年1月上旬にかけて就航することが決まった。同港とインドネシア・ジャカルタの港を結び、第1便は12月22日〜27日に金沢港に入港する予定である。

 計画では第1便には建機約30台が積み込まれる。金沢港出発後、シンガポールに立ち寄り、来年1月11日にジャカルタの港で荷揚げ作業が行われる。船会社はイースタンカーライナー(東京)で、1万1千トン級の貨物船が使われる。東南アジア向け航路はインドネシアなどで建機需要が拡大しているため、コマツ粟津工場が開設に向けて調整を進めていた。手始めに来年3月まで運航する予定で、その後は荷量の状況などを見ながら判断する。

 粟津工場は現在、東南アジア向け建機の8割近くを大阪や神戸などの港から出荷しているが、航路開設によって金沢港への切り替えが進むことになる。

 一方、運航を中断している金沢港からの北米向け定期航路は再開時期を検討している。

846荷主研究者:2010/12/18(土) 14:34:39

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1012020003/
2010年12月2日 神奈川新聞
物流業界の繁忙期に「アジア型」顕著、旧正月の大型連休など中国文化圏

 経済成長の牽引(けんいん)役としてアジア地域の存在感が強まるにつれ、企業の繁忙期に微妙な変化が起きている。旧正月など中国文化圏特有の大型連休の関係で、年度上期と下期の業績比重が逆転するケースも。とりわけ顕著なのは物流業界で、キリスト教文化圏で重要なクリスマス商戦が不振なこともあり、下期業績を読みにくくしている。

 総合物流の日新(横浜市中区)は3年前から、上期(4〜9月)の業績が下期(10月〜翌年3月)を上回るようになった。中国での事業は半世紀に及ぶが、ここ数年は中国内陸部に進出する日本企業が増え、中国国内物流や国際複合一貫輸送のニーズが高まっていたという。

 中国では下期、国慶節(建国記念日=10月1日)と春節(旧正月=1、2月)の二つの大型連休がある。生産工場は休業するところが多いため、運ぶモノが極端に少なくなる。

 もともと下期は日本の正月休みがあったが「事実上の営業日数がさらに少なくなる」(坂口法久経理部長)。アジアの比重が高まるとともに影響も大きくなっている。

 下期で最大の稼ぎ時はクリスマス商戦だった。欧米向け商品の輸出や国内向け輸入品の取り扱いなどで、モノが動いた。ところが欧米市場も日本市場も個人消費は冷え込んだままで「近年は下期は伸び悩んでいる」(別の物流大手)。玩具などの生産工場が日本からアジアの新興国に移ったことも拍車を掛けているという。

 日本郵船の子会社、郵船ロジスティクス(東京都港区)は中国の自動車需要を取り込み、上期は増収増益だった。通期も好調な見通しだが、地域別売上高で東アジアの比重が最も高くなることから「下ぶれ」を懸念。「依存度が高まる分だけ全体の業績に影響を及ぼすことになるだろう」と慎重な見通しを示している。

847荷主研究者:2010/12/18(土) 14:49:02

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003639930.shtml
2010/11/28 14:59 神戸新聞
阪神港活性化へ 国内貨物集荷施設を計画

 韓国の釜山港を経由し北米などに流れる日本国内の貨物が増え、集荷に苦しむ阪神港(神戸、大阪港)。北陸など日本海側の貨物を、関西の内陸部で集める「インランドポート」計画が持ち上がっている。国の国際コンテナ戦略港湾の指定を受け、東アジアの拠点(ハブ)を目指す中、国内貨物の取りこぼしに危機感は強い。(松井 元、石沢菜々子)

 「日本で本来積み出すべき貨物が釜山に行っている」。22日、大阪市内で開かれた財務省と関西財界との意見交換会で、桜井充副大臣は阪神港の現状に危機感を示した。桜井副大臣は「(港や関連施設を)なるべく早く整備できないか、国土交通省とも話を進めている」と表明した。

 国内から釜山に運ばれて積み替えられる中継貨物は、20フィートコンテナ換算で年約100万個。うち7割程度が西日本からとみられ、阪神港のコンテナ総数の4分の1にあたる。国際戦略港湾に指定された阪神港は約400万個(2008年)のコンテナ貨物を、15年には490万個に伸ばす計画を持つ。

 その方策が「陸海両面作戦」。一つは九州や瀬戸内海で、内航海運を強化する。もう一つが北陸や関西内陸部だ。荷主にとっては、港から空のコンテナを運び入れて貨物を積んで港に送り返す陸送コストが負担。特に日本海側では遠くの阪神港よりも、釜山にもつながる地元港に傾きがちだ。

 そこで、荷主の近くに“内陸の港”となる大規模な集荷拠点を設けて陸送コストを下げ、阪神港に送り出す‐。15年をめどに開設を目指す大阪港埠頭(ふとう)公社が描く。工場立地の多い滋賀県東部への設置を念頭に、同県内の貨物の囲い込みも図る考えだ。来年度に立地調査した上で、貨物の多い地域を選ぶという。

     ■

 国交省によると、インランドポートは内陸が広い関東など東日本に10カ所程度ある。

 代表例が、群馬県太田市の第三セクター「太田国際貨物ターミナル」。東京や横浜港、成田空港から100キロ以上離れた内陸部にあり、富士重工業や三洋電機などの工場が周辺にある。輸出入が多く、同市が中心となり、2000年に開設した。敷地面積約3万7千平方メートルで、通関もする。

 09年度のコンテナ貨物は初年度の二十数倍の約2万5千個。同ターミナルは「荷物集めから輸出船の手配まで、民間業者も含め荷主と輸送業者をつなぐシステムがうまく機能している」という。

     ■

 「かつては神戸港などが使われていたが、利便性とコストで有利な地元港に移ってきた」。金沢港を管理する石川県の担当者はこう話す。

 金沢港は、98年に約9千個だったコンテナ貨物が、08年に約3倍の2万6千個超に増加。釜山向け中継貨物が半数を占める。隣接地では建設機械大手のコマツが新工場を建設し、同港の利用を増やしている。

 同じ日本海側の敦賀(福井県)、舞鶴(京都府)港も周辺の荷主にアプローチする。いずれも港湾整備を進め、釜山への航路を太くする方針だ。

 阪神港のインランドポート計画は料金負担などで固まっていない点も多い。しかし、港湾政策に詳しい黒田勝彦・神戸大名誉教授は「荷物を集める取り組みがなければ、国際コンテナ戦略港湾としては成り立たない」と強調している。

848荷主研究者:2010/12/18(土) 16:27:11

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201012010222.html
'10/12/1 中国新聞
福山港第2岸壁埋め立て開始
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ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/Tn20101201022202.jpg

 広島県は30日、福山市箕沖町の福山港国際コンテナターミナル(CT)の第2バース整備に向けた埋め立て作業を始めた。年末にはバースの全体像が浮かび上がる見通し。

 初日は、運搬船2隻が、第1バースの隣地にある工区に埋め立て用の鉄鋼スラグ約2600立方メートルを運搬。海上の台船で待機していた作業員が重機とベルトコンベヤーで工区内に搬入した。年内に約5万5千立方メートルを運び、地盤を固める。

 第2バースは長さ200メートル、幅60メートル、水深10メートル。県は2010年度末をめどに完成させ、11年度当初の供用開始を予定している。総事業費約49億円。県が約21億円、国が約19億円、市が約9億円をそれぞれ負担する。

【写真説明】埋め立て作業が始まった福山港国際CTの第2バース

849荷主研究者:2010/12/30(木) 00:37:00

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/262909.html
2010年12/03 06:25 北海道新聞
釧路、室蘭市 国際バルク港計画を再提案

 バルク(ばら積み貨物)の国際競争力強化へ向けて国が集中整備する「国際バルク戦略港湾」の選定で、釧路港を管理する釧路市と室蘭港を管理する室蘭市は2日、国土交通省に運営計画を再提案した。釧路港は穀物、室蘭港は石炭で応募しており、前回聴取から煮詰めてきたコスト削減効果や他港との連携策について説明した。

 釧路港の計画は岸壁水深17メートルへの拡充や荷役機械の建設など。総事業費582億円、地元負担は38億円。トウモロコシ輸入元の北米に近い優位性や、苫小牧港や東北各港との連携策をアピールした。

850荷主研究者:2010/12/31(金) 22:43:02
>>734 >>738
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003689238.shtml
2010/12/21 08:00 神戸新聞
瀬戸内のコンテナ貨物を集荷 7社が内航会社設立

 港運最大手の上組は20日、国際コンテナ戦略港湾に選定された阪神港(神戸、大阪港)への集荷増を目指し、阪神、瀬戸内に拠点を持つ港運業者7社で「西日本内航フィーダー合同会社」(本社・神戸市)を設立したと発表した。2011年5月の運航開始を目指す。

 上組▽三菱倉庫▽住友倉庫▽三井倉庫▽日本通運▽山九▽徳山海陸運送‐の7社。資本金は3800万円。当面は上組本社に事務所を置き、社長は代表社員会社である同社社員が務める。

 西日本の各港から韓国・釜山港に流れているコンテナ貨物を阪神港に集めるため、運賃は各港‐釜山間より5〜10%程度低く設定する。中古の土砂運搬船をコンテナ船に改良し、内航船としては大型の320TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個)積みの船を用意。初年度は年間約15000TEUを目指す。集荷量により、2隻目の導入を検討するという。

 上組などは6月に合同会社の設立準備委員会を立ち上げ、7月には11社の参加が内定していたが、4社は合同会社の趣旨に合わないことなどを理由に参加を見送ったという。上組は「瀬戸内全港をカバーする港運業者が参加することで、競争力のあるサービスを船社に提供したい」としている。

(石沢菜々子)

851とはずがたり:2011/01/01(土) 13:13:46
>>842-843
この長さはJR貨物も非対応なん??

852荷主研究者:2011/01/02(日) 17:59:24
>>851
コキ100系は45ftも積載可能と思われるが、コキ200系は20ft×2個=40ftまでの積載しかできないため45ftは不可。
コキ200系は元々タンク車輸送されていた化成品等を24トン積み20ftISOタンクコンテナに転換する目的で製造されたため、45ftドライコンテナを運ぶ発想は無かったと考えられる。

853荷主研究者:2011/01/02(日) 18:00:05

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/E20101228002.htm
2010年12月28日15時15分 北國新聞
東南アジア航路、第1便入港 金沢港 コマツが建機出荷へ

 コマツ粟津工場(小松市)が金沢港から東南アジア向け建設機械を出荷する航路の第1便が28日、同港に入港した。インドネシア・ジャカルタの港につなぐ航路で、建機35台を積み込み、順調なら30日に出港する予定だ。

 金沢港の荷役を担う金沢港運(金沢市)によると、貨物船はバハマ船籍の「クリッパーマンダリン」。6310トン級で、船会社はイースタンカーライナー(東京)。粟津工場の建機のほか、金沢市の金沢工場が生産した大型建機2台も積み込まれる予定だという。

 船は金沢港出港後、シンガポールに立ち寄り、ジャカルタの港に到着する。

 粟津工場はインドネシアの建機需要が拡大しているため、新航路の開設を決めた。手始めに来年3月まで運航し、その後は荷量の状況を見ながら運航を継続するかを決める。

 粟津工場の東南アジア向け建機は現在、8割近くが大阪や神戸などの港から出荷されている。航路開設によって金沢港への切り替えが進むことになり、地元港の荷量増加が期待される。

854荷主研究者:2011/01/02(日) 18:13:29

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/216601
2010年12月20日 13:36 西日本新聞
電動クレーン本格稼働 福岡市・人工島

本格稼働を始めた世界初の完全電動トランスファークレーン=20日午前、福岡市東区の人工島

 国土交通省が福岡市東区の人工島(アイランドシティ)に整備を進めてきた世界初となる完全電動のトランスファークレーン(高さ約20メートル、幅約30メートル)4基の本格稼働が20日、始まった。

 トランスファークレーンは、コンテナ集積場でコンテナの積み降ろしを行う門型のクレーンで、4基は、世界で初めてリチウムイオン電池を搭載した完全電動型。このほか、一部軽油を使う改造型の電動トランスファークレーン13基も同日、稼働を開始した。

 同省によると、ディーゼルエンジンだけで動く従来型よりも二酸化炭素(CO2)の排出量が少ないのが特徴で、1基あたりのCO2排出量は、従来型に比べて約8割減らせる見込みという。

 同日午前、関係者がテープカットを行い、安全運行を祈願した。国交省は今後3年間、CO2排出量やエネルギーコストを調べ、効果があれば、国内のほかのコンテナターミナルでも導入を促進し、環境に配慮した港づくりを推進する方針だ。

=2010/12/20付 西日本新聞夕刊=

855名無しさん:2011/01/03(月) 09:56:35
金沢港の物流機能強化 石川から世界へ クレーン新設、用地かさ上げ 新年度
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20110103101.htm

石川県は新年度、金沢港の国際物流機能の強化に乗り出す。御供田3号岸壁の荷さばき用地にコンテナ専用の荷役クレーン2基を新たに導入し、荷役の処理能力を高める。同時に用地をかさ上げしてコンテナを4段まで重ね積みできる強度にする。2012年度末の整備完了後は、現行の3割増のコンテナを取り扱うことが可能となり、集荷力向上と航路拡充を並行して進める体制が整う。

新設されるトランスファークレーンは、荷さばき用地のコンテナをケーブルでつり上げ、レールに沿って平行に移動させる運搬機械。05年に設置されたガントリークレーンが接岸した船のコンテナを積み卸しするのに対し、トランスファークレーンはコンテナをトレーラーの荷台に乗せたり、降ろしたりする。

1時間にコンテナ35本の運搬が可能で、現在のクレーン車に比べて荷役の作業時間が大幅に短縮できる。事業費は基礎工事を含めて5億8千万円を見込んでいる。

金沢港の国際コンテナ貨物の取扱量は昨年1〜11月末で3万6855本(空コンテナ含む)と過去最高を記録。中国や韓国に加え、韓国・釜山を経由してインドや東南アジアへ向かう輸出貨物が堅調で、年間で開港以来初めて4万本の大台を超える見通し。

金沢港の05年以降のコンテナ取扱量はリーマン・ショックの影響で落ち込んだ09年を除いて毎年5%程度伸びている。このペースが続けば、13年には処理限度(年間4万3500本)を超えるとみられ、荷役機械の新設と用地の地盤強化で、年間に処理できるコンテナを5万6900本に増やす計画だ。県は「積み荷を迅速に処理できる体制を整え、船会社や荷主へのサービス向上につなげたい」(港湾課)としている。

856名無しさん:2011/01/03(月) 09:58:07
建機輸出を倍増 コマツ粟津工場 金沢港利用率を40%に
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20110103103.htm

コマツ粟津工場(小松市)は新年度、金沢港から輸出する建設機械を倍増させる。粟津製の建機輸出のうち、金沢港の利用率を現在の17%から40%近くに高める。新興国需要の拡大で粟津工場の生産量は増える見込みで「日本海側最大の建機輸出基地」として金沢港の存在感が一段と高まりそうだ。

建機の生産増加に伴い、金沢港から出荷する荷物量が確保できると判断した。建機輸出で神戸や大阪などの港も利用しているが、金沢港に切り替える。

金沢港に隣接するコマツ金沢工場では、大型プレス機の出荷が新年度に本格化する見通しで、建機と大型プレス機の「合い積み」が可能となり、増便が見込めるという。

粟津工場は建機の部品なども輸出しており、その90%以上を金沢港からコンテナ船で出荷している。金沢港は昨年11月、韓国・釜山コンテナ航路が1便増え、週5便体制になった。貨物船が大型化したため、部品の出荷量増加も期待できる。

粟津工場が金沢港から東南アジア向け建機を出荷する航路の第1便が2日、インドネシアに向けて出港した。リーマン不況で運航を中断している北米向け航路についても、再開時期を検討している。

857荷主研究者:2011/01/09(日) 14:27:38

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201101010005.html
'11/1/1 中国新聞
向島ドック、内航海運に参入
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 船舶修繕の向島ドック(尾道市)は、電気推進貨物船「はいぱーえこ」(498トン)を就航させ、船主として内航海運業に参入した。海運業と修繕の両事業を手掛け、収益力を高める。

 船は全長約77メートル、深さ約7メートル、最大速力11・5ノット。中国・青島の造船所に発注して建造した。積載量は同クラスの貨物船では最大級の1800トン。総工費は約6億円。

 船尾部分を水の抵抗を減らす形にするなどし、同規格のディーゼル船に比べ燃費、二酸化炭素(CO2)排出量とも5%削減した。JFEスチールの製品を積む鋼材運搬船として就航した。

 向島ドックは今後、電気推進貨物船を複数所有し、内航海運業の展開を本格化させる考え。運航と船員管理は周南市の運航管理会社が担当する。

【写真説明】向島ドックが就航させた電気推進貨物船「はいぱーえこ」

858急行越前:2011/01/11(火) 22:06:39
今年もよろしくお願いします。
亀レスですみませんが、
>>851-852
海コン対応のコキ106で東京タ〜宇都宮タと秋田港で輸送試験をやっています。
公道が走れないのではターミナルで荷物を下ろさなくてはなりませんが...

東京タ〜宇都宮タ
https://webciss.sankyu.co.jp/portal/j/asp/newsitem.asp?nw_id=1446
http://www.e-logit.com/loginews/20100222x07.php
http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/kisha/h21/02/0847.pdf#search='45ft 実証実験'

秋田港
http://www.pa.thr.mlit.go.jp/akita/topics/2010/01/img/pilot%20ppt.pdf#search='45ft 実証実験 秋田港'

859Sea of Japan:2011/01/15(土) 19:07:48
コンテナ取扱量過去最多 昨年、北陸の主要3港
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20110115301.htm

昨年1年間のコンテナ取扱量が、金沢、伏木富山、敦賀の北陸の主要3港とも、そろって過去最多を更新する見通しとなった。成長市場のアジアに近く便利として航路が拡充され、大阪や神戸、名古屋など太平洋側から利用港をシフトする企業が増えた。一方で、敦賀の韓国便が金沢に切り替わるなど、北陸内での「荷主と船」の争奪戦も激しくなっている。

金沢、敦賀両港の2010年の国際コンテナ取扱量(20フィート換算、実入り)は、金沢が前年比64・5%増の3万2353個、敦賀が91・7%増の1万5319個だった。金沢は空コンテナを含めた取扱量も4万299個と過去最多となった。

富山、伏木、富山新の3港を合わせた伏木富山港は、昨年1〜11月の取扱量(速報値)が空コンテナを含めて前年同期比18%増の5万8466個、実入りは4万3180個。12月分は未集計だが、富山県港湾課は「このまま推移すれば、過去最多の取扱量になるだろう」とする。

好調の一因は、輸出企業の生産回復だ。とはいえ、生産水準は依然リーマン・ショック前に達していない企業が多く、それでも、北陸3港でコンテナ取扱量がリーマン前を超えた背景には、アジアに近い立地の優位性があるとみられる。

日本海側の各港は、太平洋側に比べ、アジア市場に近いと同時に、国際ハブ港の釜山にも近い。このため、各港のアジア航路の便数が増え、取扱量も飛躍的に伸びたようだ。

金沢港はコマツ関連の部品などが増加。一昨年11月に中国・上海航路の輸出の所要日数が10日程度から3日間に短縮されたことが寄与した。

伏木富山港は昨年2月に韓国や香港、タイなどを経由する東南アジア航路を開設したことが影響。金属部品や化学製品の輸出が好調だ。敦賀港は昨年7月、トレーラーごと積み荷を運ぶRORO船の釜山航路が週2便就航し、韓国向け液晶ガラスの輸出が伸びた。

北陸の企業が地元港を使う動きも加速した。津田駒工業(金沢市)は中国向け繊維機械などの輸出で関西の港を使い、金沢港の利用は全体の1割程度だったが、今年度は3〜4割に引き上げた。担当者は「便が多く使いやすくなった。陸送コストを軽減できるメリットもある」と話す。

昨年末、北陸の港湾関係者の耳目を集めたのが、敦賀港と釜山港を結ぶ定期航路の1便が同11月から金沢港に切り替わったことだ。福井県の担当者は「まだ影響はないが、長期的には影響が出る可能性がある」と警戒する。

一方、金沢港の荷役を担う金沢港運の幹部は「やっと(空コンテナを含む取扱量が)4万個の大台に乗った。伏木富山港は5万個以上でうらやましかったが、それを目指す領域に来た」と鼻息が荒い。石川は中小企業の集積地とし、「中小企業のアジアへの輸出も増えており、まだ伸びる余地がある」とする。

港湾関係者によると、金沢港は福井の企業を獲得しようとする「福井攻め」の動きが活発という。敦賀港では地元企業以外に、米原市や長浜市など滋賀県の輸出企業にも営業を展開している。

日本海側の港湾については、国の「日本海側拠点港」の選定もあり、各港の荷物量の上積みを目指す官民挙げた取り組みは激しさを増しそうだ。

860荷主研究者:2011/01/17(月) 23:18:34

http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2011/01/06/new11010608top.htm
2011/01/06 デーリー東北
八戸港コンテナ取扱量 過去最多4万5000本台

 2010年の八戸港のコンテナ貨物取扱量(空コンテナを含む)が、20フィートコンテナ換算で4万5千本台に達し、過去最多となることが5日、関係者への取材で分かった。09年の4万161本を約5千本、1割ほど上回るという。実入りのコンテナ取扱量では、トナーカートリッジやステンレス材のフェロニッケルなどの輸出が好調で、初めて輸出が輸入を逆転する見込みだ。

 関係者によると、実入りコンテナは約2万8千本(09年は2万4970本)、空コンテナは約1万7千本(同1万5191本)。

 実入りコンテナの輸出入別内訳では、輸出が1万5千本台となり、輸入の1万2千本台を上回った。

 輸出は09年の1万2008本から大幅に増加。世界経済の回復を背景に、主要な輸出品目である欧州向けトナーカートリッジや中国、台湾、韓国向けフェロニッケル、紙製品などが増えた。輸入は09年の1万2962本をわずかに下回り、ほぼ横ばいだった。

 世界経済の動向には左右されるものの、11年も順調に取扱量が増えれば、5万本の大台に乗ることも夢ではなさそうだ。

 八戸港のコンテナ貨物取扱量は、1994年の東南アジア定期航路の開設以来、順調に増加。現在は東南アジア航路が週1便、中国・韓国航路が週2便、内航フィーダー定期航路が週4便就航している。

861荷主研究者:2011/01/25(火) 23:30:28

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20110112301.htm
2011年1月12日03時20分 北國新聞
合い積みルール構築へ 金沢港利用促進会議

 北陸の輸出企業でつくる金沢港利用促進会議(事務局・石川県鉄工機電協会)は11日、金沢市の県鉄工会館で開かれ、同会議の活動を1年間延長し、金沢港を利用する複数企業が共同で貨物船をチャーターする「合い積み」を推進していくことを決めた。合い積みの輸送ルールの構築などに取り組み、官民挙げて日本海側の拠点港を目指す方針を確認した。

 企業が貨物量の情報を同会議に申告する「貨物情報システム」を使いやすくし、輸送コストの低減策や船の調達について目標を掲げて進めていくことでも一致した。合い積みの輸送ルールについては、貨物船のチャーターを中断した際の費用負担をどうするかなどを詰める。

 会合には13社26人が出席した。冒頭、澁谷弘利会長は、金沢港利用促進会議が発足から2年経過したことに触れ「活動を1年間延長して課題に取り組みたい」とあいさつ。山岸勇副知事は金沢港の日本海側の拠点港指定に向けて国にPRするとし、「国際物流拠点としての確固たる地位を築きたい」と述べた。

 出席者からは「航路を拡充する可能性はあるのか」などの意見が出た。金沢港利用促進会議はこれまでに3回、金沢港で合い積みの輸送実験に取り組んでいる。

862荷主研究者:2011/01/25(火) 23:31:22

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20110112302.htm
2011年1月12日03時21分 北國新聞
北陸の港で3割輸出 NTC、コマツ専務が意向

 コマツの鈴木康夫専務執行役員は、11日に開かれた金沢港利用促進会議の終了後、記者団に対し、コマツNTC(南砺市)の製品輸出のうち、最大3割近くで北陸の港を利用したいとの意向を示した。現在、北陸の港の利用比率は数%だが、今後は金沢港を積極的に活用していく方針を明らかにした。

 鈴木専務はコマツNTC製品の北陸の港からの輸送比率について「少なくとも10〜15%。できれば2、3割に引き上げたい」と述べた。

 コマツNTCの生産増加を受け、コマツが金沢港で検討している中国・上海向けの定期航路に関しては「3、4月までに定期便を呼べるようにしたい」と話し、便数は週1、2便を目指すとした。

863荷主研究者:2011/01/30(日) 20:31:05

http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12949289943443
2011年1月14日(金)茨城新聞
国際バルク戦略港湾選定 鹿島港アピール 県、計画書再提出へ

 国の国際バルク戦略港湾が年度内に決まる見通しになり、鹿島港の選定を目指す県は、1月下旬の計画書再提出に向けた作業を急いでいる。国土交通省は、応募のあった全国13港(11管理者)を対象に選定を進めてきたが、選定する港湾の数は明らかになっていない。選定されれば、バルク貨物(ばら積み貨物)の拠点港として整備が重点化され、対象産業の活性化が見込めることから、県は国への要望活動を積極的に行うなど、選定実現に全力を挙げている。

 国交省は、世界的に獲得競争が激しくなっている資源やエネルギー、食糧などバルク貨物の低コストで安定的な輸送を狙いに、大型船舶による一括大量輸送を実現させる計画。本年度内に国際バルク戦略港湾を選定して港湾の選択と集中を図り、バルク貨物の拠点港として重点整備を進める。

 同戦略港湾に応募しているのは鹿島のほか室蘭や小名浜、名古屋など13港。対象品目は穀物と鉄鉱石、石炭。鹿島港は穀物と鉄鉱石を対象としている。

 同省は応募を締め切った昨年8月以降、学識経験者らの検討委を通じて選定作業を進めてきた。当初見込んだ昨年末の決定に至らず、今月28日までに計画書の再提出を求めている。検討委は2月〜3月にさらに選定案を検討し、同月中に同省の政務三役などが決定する見通し。

 県の計画書によると、鹿島港は多くの飼料、食品、鉄鋼の各産業が集積し、巨大な最終消費地の首都圏に近接している地理的な好条件を挙げ、東日本の拠点港としてだけでなく、全国の拠点配置の面でも優位性が高いとアピールする。

 同戦略港湾に選定後は2015年までの目標として、穀物を満載したパナマックス船(載貨重量6万〜7万トン)の入港に対応し、鉄鉱石に関しては大型ケープサイズ船(同最大23万トン)の入港に備えて航路の水深や幅の確保を想定。港湾整備の促進によって、立地企業の活動活性化や、さらなる関連企業の立地なども見込めるとする。

 鹿島港のバルク貨物の年間取扱量は、トウモロコシ230万トン(08年)、大豆70万トン(07年)でともに全国1位、鉄鉱石は1300万トン(07年)で全国5番目だった。

 県や地元自治体、立地企業などによる鹿島港振興協会(会長・保立一男神栖市長)は「港としての競争力が高まり、立地企業にもメリットは大きい」とし、選定実現を後押ししている。

864荷主研究者:2011/01/30(日) 21:23:37

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20110113/CK2011011302000114.html
2011年1月13日 中日新聞
10年の敦賀港、コンテナ取扱量過去最高

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/PK2011011302100094_size0.jpg

 県がまとめた敦賀港の2010年の貿易用コンテナ貨物取扱量によると、空コンテナを除いた実入りコンテナ量(20フィートコンテナ換算)は、前年比91・7%増の1万5319個と3年連続で増加し、過去最高となった。

 県企業誘致課によると、内訳は輸出が前年比70・4%増の7287個、輸入が116・3%増の8032個。空コンテナを含めた総量は73・6%増の1万8973個だった。

 輸出は、昨年7月下旬に敦賀港と韓国・釜山港を結ぶ週2便のRORO船が就航し、韓国向けの液晶ガラスが大幅に増加。東南アジアや北米向けの繊維製品、韓国への液晶用ポリエステルフィルムも伸びた。

 昨年から韓国への輸出が始まったアルミ缶材や、農業用トラクターの取り扱いも好調。輸入では、韓国からのビール風味の発泡アルコール飲料「第三のビール」が増えている。

 県は17年に実入りコンテナ貨物の取扱量を2万4000個に増やすのが目標。担当者は「需要の多い中国航路の誘致が最重要課題」と話している。 (平井一敏)

865荷主研究者:2011/02/02(水) 22:52:32

http://www.lnews.jp/2011/01/39341.html
2011年01月20日 LNEWS
国交省/総合静脈物流拠点港に境港を指定

 国土交通省は1月20日、循環資源の広域流動の拠点となる港湾をリサイクルポートとして境港を指定した。これで、指定港は合計22港となる。

 境港は鳥取県・島根県にまたがり、北に島根半島という天然の防波堤に恵まれた良港で、背後地域では、大手製紙工場が廃プラスチックなどの廃棄物を燃料として有効利用しているほか、金属資源のリサイクルなどが行われている。

 今後も集荷・出荷圏域の拡大に伴う循環資源取扱量の増加が見込まれ、リサイクルポートの指定により、臨海部産業の活性化と海上輸送の一層の推進が図られ、山陰地方における静脈物流拠点として期待されている。

 今後は、これまでの指定港と合わせ、より効率的な海上輸送の実現、リサイクル施設の立地促進による臨海部の活性化を目指し、官民連携による取組みを進める。

866荷主研究者:2011/02/06(日) 12:13:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110122t52006.htm
2011年01月22日土曜日 河北新報
中国向け輸出米を薫蒸処理 酒田港が施設候補地に選定

 中国にコメを輸出する際に必要な薫蒸処理施設として、酒田港の倉庫が登録候補地に選定された。国が指定した全国8カ所のうちの1カ所で、東北では唯一。今後、国による病害虫の有無を調べる調査を経て、正式に登録される。

 選定されたのは県有施設「酒田港西埠頭(ふとう)上屋」。県が1994年に整備した倉庫で、床面積は618平方メートル。約1000トンの収容能力がある。農作物を薫蒸する機材を備えている。

 コメの対中輸出には、国の指定を受けた精米工場と病害虫を駆除する薫蒸処理を受けることが必要。現状では神奈川県内に1カ所ずつあるだけで、コメの輸出拡大を目指す農林水産省が候補施設を募集した。

 今後は倉庫内に誘引剤を置き、検疫対象の病害虫「ヒメアカカツオブシムシ」などの発生状況を確認する調査が3カ月にわたって行われる。調査は早ければ2月中旬には始まる見通し。登録されれば、6月ごろには運用開始できるとみられる。

 県新農業推進課は「対中輸出の環境整備のスタート台に立つことができた。将来的には酒田港の利用拡大にもつなげたい」と話している。

867荷主研究者:2011/02/06(日) 12:40:22

http://www.logistics.jp/headlines/20110127-005.html
2011年01月27日 物流ニッポン
東京港 ドライバー「海コン離れ」進む、ターミナル混雑で

 【東京】「現在、お客さまと相談し、受注を調整しています」――。東京港の海上コンテナ輸送業者の間で、待機時間の長いターミナルの搬出入作業を敬遠する動きが広がっている。慢性的な長時間労働により、ドライバーの「海コン離れ」が進み、年末年始にかけて各社が車両の確保に苦慮する事態も発生。海コン業者の受注の選別が進めば、海貨業者や船社、さらには荷主など国際物流の「川上」も無視できなくなりそうだ。

 昨年11月ごろ以降、大井ふ頭のターミナルでは、コンテナ1個を搬出するのに7時間かかる日が発生するなど混雑が深刻化。今月に入り、待ち時間は短縮しているが、ターミナルの混雑緩和対策のほか、配車上の工夫やコンテナ搬出入予約枠の利用など海コン業者の自助努力も大きい。それでも2、3時間待ちは当たり前で、海コン業者からすると「改善されたとは言えない」。

868荷主研究者:2011/02/06(日) 12:41:16

http://www.lnews.jp/2011/01/39409.html
2011年01月27日 LNEWS
米国向けコンテナ/2010年の日本10港ランキング発表

 Zepol(ゼポ)は1月28日、米国向け2010年日本10港のコンテナ貨物ランキングを発表した。

 それによると、積地ベースでは1位の東京(対前年比3.8%増)をはじめ、名古屋(33.7%増)、横浜(27.3%増)、神戸(103.1%増)、大阪(50.0減)、清水(18.9%増)、仙台(27.0%)までの7位までは変化なし。8位には博多(18.0%増)が前年の10位からアップ、逆に四日市(66.7%減)が8位から9位、苫小牧(129.0%減)は9位から10位にダウンした。

 1位の東京が微増の中、名古屋、横浜、神戸の伸びに牽引されて2010 年の日本積米国向は2009 年より約12%の増加となった。ただ、過去のピークであった2007年のレベルと比べると未だに30%のマイナスとなっている。

 荷受地ベースでは、1位の東京(0.1%増)、2位の名古屋(25.3%増)は変わらないものの、3位には前年4位だった神戸(24.8%増)が、4位には3位だった横浜(10.5%増)となった。以下、清水(10.8%増)、大阪(4.6%増)、博多(36.8%増)、仙台(12.6%増)、四日市(3.3%増)、広島(5.4%増)の順となった。

 また、釜山港T/S(トランシップ)日本分の荷受地ベースでは、博多(66%増)、大阪(80%増)、広島(14%減)、門司(18%増)、細島(63%増)、神戸(33%増)、志布志(101%増)、徳山(84%増)、那覇(52%減)の順となった。

 釜山港経由トランシップ分(約5万TEU)は、博多港を中心に約38%の伸びを示した。日本、韓国の全体の伸び率に比べてハイペースの増加だった。

 なお、日本港を経由するアジア諸国の米国向けトランシップは約6万TEUで日本港扱いの約8%に相当し、昨年の伸びは約5%と釜山経由の伸び率には大きく及ばない。約6割が中国、残りはタイ、フィリッピン、ベトナム、香港などで荷受したものだった。

問い合わせ
日本:ZepolJapan
mnanseki@zepol.jp

869名無しさん:2011/02/20(日) 09:37:23
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20110220201.htm
ロシア航路活用探る 射水の富山新港 モスクワへ輸送実験開始

ロシア極東定期コンテナ航路とシベリア鉄道を活用した県のトライアル輸送実験は19日、射水市の富山新港で始まった。モスクワに運ぶ県内外5社の貨物が定期コンテナ船ベガ・ダボス号に積み込まれ、出港した。

県によると、シベリア鉄道活用の実験は2009年にノボシビルスクまで運んだのに続いて2度目で、モスクワへの輸送は初めて。ロシア定期コンテナ航路では伏木富山港が国内最後の寄港地であり、同港の活用により輸送時間が短縮される利点を最大限に活用するため実験が行われた。モスクワに到着するまでの日数や貨物の安全性などを確かめる。

貨物は23日にウラジオストク港に運ばれ、シベリア鉄道に積み替えて早ければ3月5日にモスクワに到着する。

国土交通省伏木富山港湾事務所の小型コンテナを活用したロシア向け貨物の輸送実験も同時に行われ、12フィートの鉄道貨物用コンテナも船に積み込まれた。ウラジオストクに輸送され、輸送時間や費用などを検証する。

870名無しさん:2011/02/20(日) 09:39:19
http://yamagata-np.jp/news/201102/18/kj_2011021800317.php
2011年02月18日 山形新聞
酒田−釜山港を週2便に増便 定期コンテナ航路、3年ぶりに復活

酒田港と韓国・釜山港を結ぶ定期コンテナ航路が現在の週1便から週2便の就航に戻ることが18日、分かった。新たに増便される貨物船は25日から酒田港に寄港、毎週金曜に運航される。週2便化は3年ぶり。

18日に吉村美栄子知事が県庁で臨時の会見を開き、概要を説明した。

同航路の週2便化は、船会社の高麗海運(韓国ソウル市)の代理店が16日、県に対し伝えた。現在の酒田港への寄港日は火曜で、積み荷が釜山港に到着するまでの日数は輸出、輸入ともに3日を要する。金曜は他の寄港先との関係で釜山港まで輸出に5日かかるが、輸入は釜山から“直行”となるため2日に短縮される。増便される貨物船の積載能力は342個(20フィートコンテナ換算)で、現在就航している貨物船と同規模。

吉村知事は会見で、昨年4月に高麗海運本社を訪れ、増便を要望したことに触れながら「酒田港の利便性向上に向けた酒田市や民間会社の一連の取り組みが芽を出した結果であり、喜ばしい」と述べた。週2便化を決めた高麗海運について「勇気ある決断をしてくれた。県としては、その決断に応えるべく、関係機関と一体となり貨物量を増やすよう努力していきたい」とした。

同航路は2008年2月から週1便に減便されていた。県内企業が海外航路を使って輸出入する場合、酒田港を利用する割合は15%未満。一方、近隣の秋田、新潟両県では地元港の利用割合は70%前後となっており、本県内企業の酒田港利用拡大も課題の一つに挙げられている。

871荷主研究者:2011/02/20(日) 11:52:00
>>842-843
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110204t11024.htm
2011年02月04日金曜日 河北新報
宮城県がコンテナ特区の認定を申請

 宮城県は3日、公道で認められていない「45フィート(13.7メートル)国際海上コンテナ」の輸送を県内で可能にする構造改革特区の認定を内閣府に申請した。昨年11月の輸送実験で通行に支障がないことが確認されており、年度内に認定される見通し。

 45フィートコンテナは現行の40フィートコンテナに比べ約1.5メートル長く、積載容量が27%多い。認定で45フィートコンテナが県内全域で通行可能になる。認定後も特殊車両として県や国などの通行許可が必要だが、40フィートコンテナと同じルートを通行できる見込み。

 新しいトレーラーや45フィートコンテナの購入、車台改造など企業の初期投資がかかるため、県は5月にも国の財政支援措置を講じるよう提案する。

 県港湾課は「コスト縮減、二酸化炭素削減につながる。新型コンテナの導入を東北の産業を支える基盤にしたい」としている。

872荷主研究者:2011/02/20(日) 12:19:05

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1101310040/
2011年1月31日 神奈川新聞
京浜港が貨物集積に補助制度新設へ、運賃格差圧縮する狙い/神奈川

 京浜港(東京港、川崎港、横浜港)は2011年度から、コンテナ貨物を集積するための補助制度を新設する。韓国・釜山港を経由して欧米に運ばれている国内貨物を奪還する狙いで、補助制度により釜山港利用と比べて高いとされる運賃差を圧縮する。31日に東京都内で開かれた「京浜港セミナー」で明らかにした。

 京浜港を阪神港とともに東アジアのハブ(拠点)港とする国の取り組み「国際コンテナ戦略港湾」が本格始動することに伴い、京浜港を管理する横浜、川崎市と東京都は11年度予算案に関連事業費を新規計上。補助制度の具体化に向けて連携して検討を始めている。

 集荷の主なターゲットは自動車生産やITなど主要産業が集積している東北地方。25日には東北のハブ港である仙台塩釜港(宮城県)と海上輸送網の強化に向けた協定を締結。締結済みの八戸港(青森県)とともに、補助制度などを駆使して京浜港の利用率を高めていく。

 セミナーの席上、阿部孝夫川崎市長は「国の協力を得ながら利用コストの低減や利便性の向上に取り組み、スピード感を持ち積極的に取り組みたい」と話した。

 京浜港が国に示した計画書は、15年に約1050万本のコンテナを取り扱う目標を掲げている。先進的な施設の整備や港湾利用コストの低減策、貨物集荷などハードとソフトの両面での施策を実施することで達成を目指す。

873荷主研究者:2011/02/20(日) 12:21:26

http://www.isenp.co.jp/news/20110205/news05.htm
2011/2/5(土)伊勢日報
昨年の四日市港 取り扱いコンテナ過去最高

【四日市】四日市港管理組合は四日、平成二十二年の外貿コンテナ貨物取扱量の速報値を発表した。四日市港で取り扱った輸出入のコンテナ個数は、前年比9%増の十七万五百六十一個(二十_コンテナ換算)で、過去最高を記録した。

 空コンテナを除く実入りコンテナの輸出取り扱い個数は前年比12・2%増の八万六千六百五十二個で五年連続過去最高。輸入も同比11・5%増で六万四千五百十四個だった。

 輸出では自動車部品が同比29・7%増、輸入ではタイヤの材料となる合成樹脂等が同比46・5%増と、大きく伸びた。航路別では中国航路が五万七千六百八十九個で最も多く、二位のタイ・インドシナ航路が四万五千四百五個、三位のシンガポール・マレーシアが三万八千百九十一個だった。

 同組合は、コンテナ貨物を陸上輸送から同港を利用した海上輸送に切り替えたり、県外の港から同港に変更した企業に補助金を出す「グリーン物流促進補助制度」を導入しており、同制度を活用したコンテナの取り扱いは一万個となった。

874荷主研究者:2011/02/20(日) 13:33:08

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20110208305.htm
2011年2月8日03時10分 北國新聞
コンテナ取扱過去最大 高岡の伏木海陸運送

 昨年1年間で、伏木海陸運送(高岡市)の取り扱うコンテナ貨物量が過去最大となる6万9千個(20フィート換算)となった。中国など新興国の経済成長に加え、地元企業が伏木富山港を利用する動きが加速したことなどが要因とみられる。針山健二社長が7日の会見で明らかにした。

 これまでは2007年の6万3千個が最高だったが6千個上回った。伏木富山港で昨年2月に韓国や香港、タイなどを経由する東南アジア航路が開設されたことも奏功し、金属部品や化学製品の輸出が順調に推移した。富山県内の建材、製紙などのメーカーが伏木富山港を多く利用したことも影響した。

 針山社長は「積極的な営業展開で、取扱量のさらなる上積みを図りたい」としている。

875荷主研究者:2011/02/27(日) 11:49:05

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003793340.shtml
2011/02/09 08:45 神戸新聞
陸送と内航船を一体運用 井本商運、住商と提携

 国内海運コンテナ輸送で最大手の井本商運(神戸市中央区)は8日、住友商事と同社子会社の「住商グローバル・ロジスティクス」(SGL)の両社と提携したと発表した。陸送と内航コンテナ輸送を一体化した物流サービスを展開し、長距離のトラック輸送と同程度まで運賃を引き下げ、二酸化炭素(CO2)の排出量も削減する。

 井本商運が寄港している国内45港の周辺で、SGLが貨物を集めて港まで陸送し、井本商運が海上輸送する。現在、500キロメートル以上の国内長距離トラック輸送の貨物量は年間1・5億トンあり、3社は潜在需要があると見込んでいる。CO2排出量は長距離トラックに比べ、4分の1に削減できるという。

 小口の貨物でも集めやすいように、新型コンテナを開発。通常の40フィートコンテナより容積が半分の20フィートで、2個を連結でき、側面にも搬出入の扉を設けた。井本商運は国内貨物と外国貿易用貨物の双方を扱うことで、全体コストを抑制する。

 国は環境対策として、自動車輸送を海運に切り替える「モーダルシフト」を推進。また、阪神港(神戸・大阪港)などが指定を受けた国の国際コンテナ戦略港湾政策では、韓国・釜山港に流出している国内貨物の奪還が目標となっている。

 この日、新型コンテナが公開され、2個が連結されたコンテナが船やトレーラーに積み込まれた。井本商運の井本隆之社長(50)は「具体的な取扱量などの目標は設けていないが、CO2削減を急ぐ荷主企業などに積極的に売り込みたい」と話している。(広岡磨璃)

876荷主研究者:2011/02/27(日) 11:50:05

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003795782.shtml
2011/02/10 10:02 神戸新聞
日本郵便、神戸から撤退検討 国際郵便の船便拠点

 日本郵政グループの郵便事業会社(日本郵便)が、船便を利用した国際郵便事業の効率化を検討していることが9日、明らかになった。現在は神戸、川崎両市の2拠点で通関や仕分けなどの業務を行っているが、神戸市から撤退して川崎市に一本化する方向だ。労働組合と協議した上で、今年半ばにも実施する。

 日本郵便は、以前は東京都や北海道などの全国10拠点で船便の通関業務を行っていたが、1999年に神戸、川崎両市の東西2拠点に再編した。神戸市より船便の数が多い川崎市に集約することで、一段の効率化につなげる。

 国際郵便全体の2009年度の引受件数は前年度比11・5%減の6130万通だった。船便は13・3%減の514万通に落ち込んだが、1999年度の525万通に比べると2%の減少にとどまっている。

 船便は航空機より到着までの時間はかかるが、費用が安いため大量の郵便物を扱う法人などの固定客が多く、一定の需要は見込める。

 日本郵便は11年3月期に1050億円の営業損失を計上する見込みだ。電子メールの普及で郵便物の減少傾向が続いており、拠点などの見直しが急務になっている。

877荷主研究者:2011/02/27(日) 12:17:29

http://www.logistics.jp/headlines/20110214-004.html
2011年02月14日 物流ニッポン
川崎近海 海上ルート利用者確保へ、北関東道、来月全線開通

 川崎近海汽船は北関東自動車道の沿線に立地する製造業、卸業などの各企業やトラック事業者を取り込み、海上ルート利用者確保に乗り出す。同自動車道の全線開通をにらんだもので、北関東―北九州航路の北関東寄港地を常陸那珂港(茨城)に変更し、利用促進を働き掛ける。さらに、北海道向け航路とドッキングさせることで、北海道―北関東―九州の一貫輸送需要にも応えていく。

 北関東自動車道が来月19日から全線開通するのに先立ち、今月2日、北関東―北九州航路の北関東寄港地を日立港(同)から常陸那珂港に変更し、「新航路」を開設した。日立港から常陸那珂港はおよそ10キロ離れているが、常陸那珂港が同自動車道と直結していることからポテンシャルが高まった。

878荷主研究者:2011/02/27(日) 12:29:03
>>869
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20110216204.htm
2011年2月16日01時51分 北國新聞
小型コンテナ輸送探る伏木富山港湾事務所がロシア向け実験開始

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/kamotsu/T20110216204.jpg
積載されるコンテナを見守る関係者=高岡市吉久1丁目のJR高岡貨物駅

 国土交通省伏木富山港湾事務所の小型コンテナを活用したロシア向け貨物の国際複合一貫輸送実験が15日始まった。初日は高岡市吉久1丁目のJR高岡貨物駅で、12フィートの鉄道貨物用コンテナを国際規格に合わせて輸送するため積み替え作業が行われた。

 現在のロシア向け貨物は国際規格の20、40フィートが主流だが、容量が大きいため、複数の業者が一つのコンテナを共同で使うケースが多かった。

 実験では、貨物の仕分けの手間が省ける12フィートの鉄道貨物用コンテナを伏木富山港からウラジオストク港に輸送し、ロシア国内での効率的な物流が可能か確かめる。

 同日は小型コンテナを、国際規格である40フィートのラックコンテナに合わせて運ぶため、1基に三つずつ並べて搭載。トレーラーで射水市の伏木富山港国際物流ターミナルに運んだ。

 19日は同ターミナルでラックコンテナをコンテナ船に積み込む作業が行われる。

879荷主研究者:2011/03/06(日) 12:43:55

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1102190020/
2011年2月19日 神奈川新聞
東扇島へ5社進出、「食糧基地」の機能強化し飛躍も期待/川崎

 川崎市港湾局は18日、川崎港・東扇島総合物流拠点地区の第2期公募(約9・9ヘクタール、6区画)の進出企業5社を発表した。日本郵政グループの「郵便事業会社」(日本郵便)や冷凍冷蔵倉庫大手「マルハニチロ物流」などが進出。国内最大級の冷凍冷蔵倉庫も建設される予定で、日本最大の「食糧基地」の機能強化がさらに進む。首都高が通り、国際化した羽田空港に近接する「陸・海・空」の結節点として、川崎港の飛躍も期待されている。

 事業提案によると、日本郵便は羽田空港に近い立地を生かし、国際郵便物の通関交換事務を取り扱う施設を新設。現在、川崎、神戸で行われている船便による国際郵便の通関や陸揚げに関する事務を一元化していく。

 業界3位のマルハニチロ物流は、取り扱い能力約3万トンの高機能物流倉庫を整備。東扇島内にある既存の2センター(計約6万4千トン)と連携強化を図る。また、業界8位の「松岡」は、2区画計約3・4ヘクタールの敷地に6万〜8万トンの冷蔵・冷凍食品物流センターを建設。将来的には約4万5千トンの追加建設も予定しており、国内最大級の倉庫となる見込みだ。

 このほか、2万5千〜3万トンの物流拠点を整備する「山手冷蔵」、中古車オークション事業を展開する「荒井商事」が進出する。

 同局によると、今回の企業進出により雇用が770人生まれ、定期借地権料が年間約3億3千万円入るとしている。2007年の第1期公募(約12・5ヘクタール)を含めると、雇用は約3500人、借地権料は年間約10億円になるという。

880荷主研究者:2011/03/06(日) 12:50:15

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003806820.shtml
2011/02/16 07:40 神戸新聞
神戸、大阪港への集荷対策強化 神戸市予算

 東アジアのハブ(拠点)港を目指し、国が集中投資する「国際コンテナ戦略港湾」に阪神港(神戸、大阪港)が選定されたことを受け、神戸市は2011年度、西日本の各港から阪神港へ貨物を集める集荷対策を強化する。市は11年度予算案に約5億円を盛り込み、事業規模は神戸港埠頭公社と合わせて約10億円になる見込み。

 政府は11年度予算案で、阪神、京浜港(東京、川崎、横浜港)の整備費として前年度の2倍となる総額316億円を計上。これとは別に政府は集荷対策として、計8億円を投入する。市は政府予算と合わせ、輸送コストの低い韓国・釜山に流れている西日本の貨物の集荷策に力を入れる。

 具体的には「最優先プロジェクト」として、九州、瀬戸内、四国などの荷物を阪神港に集める内航フィーダーの利用促進を進める。韓国のように内航船を大型化してコストダウンを図るなど、船会社側から具体的な集荷策の提案を受けて、審査するとしている。

 このほか、姉妹都市の韓国・仁川市と連携し、仁川港を通じたソウル首都圏からの集荷施策などにも取り組む。

 一方、北陸や山陰など日本海側の貨物を関西の内陸部でいったん集めて阪神港に運ぶ「インランドポート」の設置計画は、調査費4千万円を計上。市は「需要調査などをした上でめどを立てたい」としている。

 10年度の神戸港の貨物取扱量は、20フィートコンテナ換算で約255万個の見込みで、リーマン・ショック前の08年度の水準に回復した。市は11年度、阪神・淡路大震災後で最高となる270万個の貨物取扱量を目指す。

(石沢菜々子)

881荷主研究者:2011/03/06(日) 13:29:05

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201102180044.html
'11/2/18 中国新聞
福山港第2バース3月末完成
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 広島県が福山市箕沖町の福山港国際コンテナターミナル(CT)で進めている第2バースの建設工事が、最終段階に入った。県は3月末に完成させ、4月の供用開始を目指す。

 JR福山駅から約10キロ南東の建設地では、鉄鋼スラグによる埋め立てと桟橋の据え付け工事がほぼ終わった。長さ200メートル、幅60メートル、水深10メートルの岸壁の全容が現れた。隣地の第1バースに仮置きしている荷役用のガントリークレーンは、月内に設置する見通しだ。

 第2バースは中国、韓国向け定期航路(週計9往復)の沖待ちを解消するため、県が2009年4月に着工した。

 第2バース完成に伴い、同規模の第1バースと合わせた岸壁の広さは現行の2倍に広がる。ガントリークレーンは1増の2基態勢になる。県空港港湾部の丸山隆英部長は「2バース化により、作業効率は格段に高まる。」と話している。

【写真説明】4月の供用開始に向けて工事が大詰めを迎える第2バース。奥左は近く設置されるガントリークレーン

882荷主研究者:2011/03/06(日) 15:04:16

http://cargo-news.co.jp/contents/code/110224_2
カーゴニュース 2011年2月24日号
フルコンテナ船「東成」のガントリークレーンを増強=東ソー物流

 東ソーグループの中核物流会社である東ソー物流(本社・山口県周南市、山崎英夫社長)はこのほど、同社運航のフルコンテナ船「東成」(写真)に搭載しているガントリークレーンの能力を増強し、28日から運航を再開すると発表した。老朽化したガントリークレーンを更新し、定格重量を22tから24tに増強したことで、コンテナ1基あたりの貨物重量制限を拡大したもの。

 「東成」は国内に数船しかない特殊船で、東ソーグループの貨物をメインに、徳山下松港(山口県周南市)と船橋港(千葉県)の間を、20ftコンテナ80基を積載して定期運航している(運航時間は36時間)。コンテナはサイドフルオープンタイプを採用して荷役作業の効率化を図っているほか、一般フェリーでは対応できない大半の危険物や毒劇物の積載が可能で、コンテナもドライタイプからフル積載のISOタンクコンテナ、冷凍・冷蔵コンテナも積載できるなど多様なニーズに対応できる。

 東ソー物流では今回のガントリークレーンの能力増強により、広く化学品メーカーや物流企業に同船の利用を提案していくほか、トラックと比べてCO2排出量が4分の1以下である海上輸送の環境面でのメリットをアピールしていく。

883荷主研究者:2011/03/17(木) 22:58:50

http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20110220000000000015.htm
2011年02/20 08:17 静岡新聞
田子の浦港、半世紀の節目祝う 関係者ら式典

 「富士山の日」の記念行事「富士見の祭典」の一環で、田子の浦港築港50周年記念式典が19日、富士市の港湾緑地(富士シンボル緑地)で開かれた。同港は1961年に開港し、工業港として地域産業を支えてきた。式典では関係者が半世紀の節目を祝うとともに、さらなる発展を祈念した。

 川勝平太知事は「田子の浦港は開港以来、地域の産業や生活を担って発展してきた」と述べ、鈴木尚富士市長も「港のおかげで富士市は人口26万2千人を有する工業都市に成長できた」と振り返るとともに、海の玄関口として観光面での活用を期待した。

 同港は2本の河川が合流して駿河湾に流れ込む河口部に130億円を投じて建設された掘り込み式港湾。58年に工事が始まり、61年8月に水深4メートルの岸壁が完成して開港した。66年4月には関税法による開港指定を受けて国際港となった。2009年の入港船舶は2804隻、取り扱い貨物量は473万トンを数え、県内港湾全体の2割を占める。県は同港と清水港を、石炭や穀物などのばら積み貨物の拠点として整備する国の「国際バルク戦略港湾」に応募している。

 このほか、同式典で同港湾緑地の愛称が、「ふじのくに田子の浦みなと公園」に決まったことが発表された。

884荷主研究者:2011/03/17(木) 23:15:22

http://www.tomamin.co.jp/2011t/t11021103.html
2011年2/11 苫小牧民報
時間とコスト節約に 苫小牧東港物流センター稼働

東港物流センターに整備されたコンテナの計量設備

 苫小牧港東港の物流センターの利用が始まった。200台以上のコンテナシャシーを一時保管でき、コンテナ計量設備も備えた施設で、輸送業者の利便性向上につなげる。

 苫小牧埠頭(工藤豊彦社長)が建設した。場所は、東港中央埠頭(ふとう)の国際コンテナターミナル向かい。広さ3.5ヘクタール、総工費約7億5000万円。2010年9月に着工した。1月から使っている。

 屋根付きのコンテナ計量設備は、東港にはなかった。これまで、約20キロ離れた西港まで移動して計量しなければならなかった。輸送業者にとって、時間とコストの節約になり、喜ばれそう。1月に計量設備の利用が約40件あったという。

 コンテナシャシー用の駐車場は最大218台を収容できる。コンテナを置いたまま一時保管できるため、トレーラーの運用効率が上がる。貨物仕分け用の倉庫と冷凍コンテナ用電源24個も設けた。

885荷主研究者:2011/03/17(木) 23:16:03

http://www.tomamin.co.jp/2011t/t11021602.html
2011年2/16 苫小牧民報
苫小牧港の貨物9455万トン 2年連続1億トン割れ

 苫小牧港の2010年貨物取扱量は、9455万4343トンだった。09年比0.5%の微増。4年ぶりの増加ながら、2年連続で1億トンを下回り、本格的な回復には至らなかった。

 苫小牧港管理組合の港湾統計速報値。貨物の取り扱いは、国内7876万6892トン(0.6%増)。移出3888万2100トン(0.9%増)、移入3988万4792トン(0.4%増)の内訳で、主力のフェリー輸送が0.4%減の5411万8165トンにとどまったのが大きい。農水産品不調で、紙製品を中心に工業製品の輸送が回復しなかったことも響いた。

 国際貨物は1578万7451トンで、0.1%増。内訳は、輸出2.1%増の103万5227トン、輸入0.1%増の1475万2224トン。石油製品の輸出入と原油の輸入が好調だったものの、火力発電所の燃料などに使われる石炭の輸入が21.2%減の373万9336トンと不調だった。

 貨物量は09年比若干改善したというものの、リーマンショックの影響が顕著に表れる前の08年との比較では7.6%減っている。

886荷主研究者:2011/03/17(木) 23:16:34

http://www.tomamin.co.jp/2011t/t11022501.html
2011年2/25 苫小牧民報
苫小牧港が19年ぶり道内1位 10年外国貿易船

 2010年に入港した外国貿易船が、苫小牧港が稚内港を抜いて道内1位になった。函館税関(北海道、青森、秋田、岩手県)のまとめ。稚内港のロシアからのカニ輸送船が減り、苫小牧港は国際コンテナ定期航路が増えて逆転した。

 苫小牧港のトップ返り咲きは1991年以来19年ぶり。92年に小樽港が1位となった後、93年から稚内港が17年連続トップだった。

 稚内港は09年から10.6%も減少し968隻。ロシアのカニ輸出規制強化や資源の枯渇の影響が大きい。ピークの97年は4000隻を超えていた。

 苫小牧港は09年比3.9%伸びて1043隻。韓国の陽海海運が10年1月に、苫小牧港と釜山港などを結ぶ国際コンテナ定期航路を開設したため、コンテナ船の入港数が11.4%、410隻も伸びた。

887荷主研究者:2011/03/22(火) 22:34:40

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/03/19/new11031909top.htm
2011/03/19 09:00 デーリー東北
八戸に〝復興第1便〟停泊の貨物船入港

 東日本大震災の大津波の被害を受け、大型船の入港を見合わせていた八戸港に18日、震災後初めて八戸市の工場で使用する原料を積んだ貨物船が入港した。航路や接岸する岸壁の安全性が確保されたため。港湾関係者は〝復興第1便〟と位置付け、北東北の物流拠点港である八戸港の復活を目指す考え。

 受け入れを再開したのは、水深10メートルの八太郎1号埠頭(ふとう)の岸壁。この日は13日から八戸沖に停泊していた中国の貨物船が入港し、午前8時50分ごろから陸揚げを開始。重機を使って鉱物のドロマイト1万6千トンを次々と船から降ろし、トラックで市内の工場に運んだ。

 一方、八太郎2号埠頭の多目的国際物流ターミナルでは、コンテナの荷役を行うガントリークレーンに通電していない状況。航路は確保しているが、コンテナ船の受け入れは再開していない。

 1号埠頭では今後、別の船も順次入港する予定だが、港湾関係者は「一時保管する倉庫が津波の被害を受けたほか、陸揚げしてから運ぶトラックの燃料不足など、クリアしなければならない課題もある」と指摘、本格的な復興に向けて気を引き締めていた。

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【写真説明】八戸港八太郎1号埠頭に入港し、荷役作業が行われた〝復興第1便〟の貨物船=18日午前8時50分ごろ

888荷主研究者:2011/03/27(日) 21:18:42

http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12996719616582
2011年3月10日(木)茨城新聞
日立埠頭、小倉に営業所 九州便就航で荷主開拓

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【写真説明】常陸那珂港に就航した九州便。日立埠頭は九州方面の荷主開拓を強化する=ひたちなか市新光町

 港湾運送事業者の日立埠頭(ふとう)(本社日立市久慈町、加子茂社長)は、茨城港常陸那珂港区-北九州(小倉)間の九州便の2月就航に合わせ、高速貨物(RORO)船を利用する荷主を新規開拓するなど九州方面での営業を強化する。北九州市に営業所を新設。北海道便(苫小牧)と合わせ、常陸那珂港区を経て北海道-九州間の連絡や、複数の荷主が一つのトラック貨物車などを利用する混載便のPRなどで販促を図る。

 九州便はこれまで日立港区で取り扱ってきたが、2月から常陸那珂港区に移設した。毎週月・水・金曜日の3便、川崎近海汽船などの運航会社が往復で運航する。

 これに伴い同社は、北九州市の小倉に九州営業所を新設した。関東で貨物を集めて同港区から北九州に貨物を運ぶ往路便に加え、復路の便でも利用増を目指し九州や四国、中国エリアの新規顧客を開拓する。

 貨物は、4トン車、10トン車相当の混載貨物から20トンシャシー(船積み台車)貨物まで。対象は機械類や農産物など多様で、九州の工場から融雪剤を常陸那珂港区に運び東北地方に送り出すといった利用が増えているという。

 混載便はトラック貨物やシャシーの利用頻度を高める取り組みで、荷物を満杯にしなくても利用でき、料金面でも荷主に利点が多いとして九州便でも積極的に販売を促す。

 また常陸那珂港区から出る北海道便と連携し、北海道-九州間の顧客を開拓する。3月19日の北関東道の全線開通をにらみ栃木、群馬方面からの利用も促す。加子社長は「大口でなくても、満遍なく荷主を集め、九州便用のきめ細かいサービスを増やす」と話している。

 茨城港は、日立港区は車やバラ積み荷物、常陸那珂港区はコンテナ、大洗港区はフェリー中心と一定の区分けをされ、それぞれの特徴を出している。

889荷主研究者:2011/03/27(日) 21:19:51

http://www.iwate-np.co.jp/economy/e201103/e1103092.html
2011.3.9 岩手日報
実入りコンテナ最高 大船渡港・10年度外国貿易

 大船渡市は8日、港湾関係者との意見交換会で、大船渡港の外国貿易コンテナ定期航路の2010年度取扱量(実入り)が2月末時点で、本格運用が始まった07年度以降、過去最高となっていることを報告した。しかし、隔週便や輸入低調など依然として課題は山積しており、関係者からさらなる取り組みの必要性を指摘する声が相次いだ。

 市によると、実入りコンテナ取扱量は1760TEU(1TEU=20フィートコンテナ1個、16トン)で、最高だった07年度最終の1605TEUをすでに上回っている。

 輸出は廃プラスチック類などが好調で1266TEUとなった。一方、輸入は494TEUで低調だった。実入りと空を合わせた取扱量は2874TEU。隔週便が影響し寄港数は23回で、4年間で最低となる見通しだ。

 関係者は▽首都圏での航路の知名度向上▽週1回運航の必要性▽道路などインフラ整備−などの問題点を指摘。「県と連携したポートセールスが必要」「輸入を伸ばすためには倉庫がほしい」などの意見も出た。

 同航路に関連する市の年間予算は約1億円。市は同日出された課題を分析しながら、引き続きポートセールスに全力を挙げるが、状況は依然厳しく、真価が問われる。

890荷主研究者:2011/03/27(日) 21:29:50

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1103080013/
2011年3月8日 神奈川新聞
「横浜港埠頭公社」受け皿の準備会社を設立へ、民営化に向け今夏/横浜市

 横浜市は7日、2011年度内に民営化を目指している外郭団体「横浜港埠頭(ふとう)公社」の受け皿となる準備会社を今夏に設立する方針を明らかにした。11年度当初予算案で民営化に向けて9千万円を計上した。

 準備会社は株式会社の形態で、資本金は2千万円の予定。市が全額出資する。岸壁やガントリークレーンなど公社から引き継ぐ資産評価などの手続きに着手。国土交通省から法に基づく指定を受けた上で、11年度末までに新会社に移行させる見通し。

 港湾経営を一元的に担う新会社を設立することでコスト低減や営業力強化を図ることができ、国際競争力が強化できるとしている。市は物流施設を管理運営する外郭団体「横浜港国際流通センター」の業務も新会社に一元化する方向で検討しており、効率的な経営によりサービス向上を目指す。

 国の「国際コンテナ戦略港湾」に選ばれた京浜港(東京港、川崎港、横浜港)と阪神港(大阪港、神戸港)では、いずれも民営化の動きが進んでいる。東京港は08年4月に民営に移行。大阪港と神戸港の埠頭公社は今年4月に解散し、新会社が業務を始める予定だ。川崎港は埠頭公社が存在しない。

 横浜市会予算第1特別委員会で、金井良樹港湾局長が答弁した。

891荷主研究者:2011/03/27(日) 21:34:03

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1103090021/
2011年3月9日 神奈川新聞
京浜港は2011年度からコンテナ集荷策着手、3自治体が予算案計上

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/7_165543.jpg
4月からコンテナ集荷策に着手する京浜港(横浜港南本牧ふ頭)

 国の「国際コンテナ戦略港湾」に選ばれた京浜港(東京港、川崎港、横浜港)は2011年度から、具体的なコンテナ集荷策に着手する。ライバルの韓国・釜山港から利用転換した荷主に対して補助金を出す制度の新設が目玉。3港を管理する東京都、川崎、横浜市は当初予算案に関連事業費を新規計上した。政府による取り組みと合わせ、15年に取扱量1千万本という目標に向けた初年度が動きだす。

 京浜港の集荷補助制度は国の戦略港湾に基づく施策の一環で、3自治体が足並みをそろえて導入する。補助金相当額として、横浜市は予算案に2億3千万円を計上。東京都は1億7千万円、川崎市は2千万円をそれぞれ計上した。

 補助金制度の具体的な枠組みは3自治体で調整中だが、釜山港などからの転換量に応じて荷主に一定の金額を交付する案が有力。補助額は40フィートコンテナ1本当たり5千円前後を想定しているという。

 政府は予算案で、国際戦略港湾(京浜港と阪神港)に集荷を進めるために8億1千万円を計上。内航航路強化事業に充て、自治体による補助金制度と一体的に集荷の強化を進める考えだ。

 東日本の地方港からの京浜港利用率は遠いほど低くなる傾向があり、釜山港にハブ(拠点)機能を奪われている。3自治体は荷主を個別に訪れて集荷補助制度を周知する。

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1103090022/
2011年3月9日 神奈川新聞
京浜港で4月から集荷補助制度開始、船便数や運賃が課題に

 「国際コンテナ戦略港湾」に選ばれた京浜港で4月から、荷主を対象とした集荷補助制度が始まる。東アジアのハブ(拠点)港を目指す上で新規の目玉事業だが、その効果は未知数だ。

 東日本の地方港で韓国・釜山港が選ばれている主な理由は、輸送コストの安さと船便の多さ。トラックなどの国内輸送費がコストに反映されることから、荷主は最寄りの港を選ぶ傾向にあるという。

 国は地方港と戦略港湾を結ぶ内航航路を新設する方針で、国土交通省は「地方港と京浜港を結ぶ船便が増えれば、荷主は信頼性が高い京浜港に転換してくれるだろう」と期待する。

 ただ、韓国側がさらに運賃引き下げをする可能性に触れる港湾関係者もいる。「価格競争が激しくなれば、京浜港の体力を奪うことになりかねない」と不安視する声も。

 日本経済の中心地・京浜港が集荷策を仕掛けるのは「初めての経験」(東京都)。それだけに事業の効果に注目が集まる。

892荷主研究者:2011/03/27(日) 21:36:41

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1103100040/
2011年3月10日 神奈川新聞
輸出入額が2年ぶりに増加、10年の川崎港貿易概況/神奈川

 横浜税関川崎税関支署が発表した2010年の川崎港貿易概況によると、輸出額は1兆2016億円(前年比18・3%増)、輸入額が2兆1664億円(17・9%増)で、いずれも2年ぶりに増加した。同支署は自動車輸出の回復や原油価格の上昇が要因とみている。

 輸出では、川崎港最大の輸出品目で全体額の約3分の1を占める自動車が4043億円と26・2%増加。特に米国向けの増加が目立った。自動車に次ぐ鉄鋼は1121億円で14・3%増だった一方、3番目に多い石油製品は1077億円で12・8%減少した。

 輸入は、全体額の約4割を占める原油・粗油が8680億円で11・8%増加。続く天然ガス・製造ガスもオーストラリアからの輸入増などで5792億円と34・1%増えた。

 国・地域別では、輸出先のうち額が最も多い米国が2737億円で19・8%増加。経済成長が著しい中国は32・2%増の2048億円だった。輸入ではロシアがサウジアラビアに代わって初めて最大相手国となり、2943億円(46・6%増)に上った。天然ガス・製造ガスなどの増加が目立った。

 外国貿易船の入港隻数は2688隻(7・9%増)で、うち日本籍が174隻(10・1%増)、外国籍は2514隻(7・7%増)だった。

893荷主研究者:2011/03/27(日) 21:40:49

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1103100067/
2011年3月10日 神奈川新聞
横浜港のコンテナ取扱個数が回復、2010年統計速報で2年ぶり増/横浜

 横浜市が10日発表した2010年の横浜港統計速報によると、内外貿コンテナの取り扱いは前年比17・2%増の328万個(20フィートコンテナ換算)だった。増加に転じたのは2年ぶり。過去最高だった08年(348万個)、07年に次ぐ歴代3位の数量で、リーマン・ショック前の水準を回復した。

 国際コンテナ戦略港湾に選ばれた京浜港(東京港、川崎港、横浜港)は15年に1050万個の目標を掲げている。

 コンテナ以外も含めた取り扱い貨物全体でも1億2964万トン(12・2%増)と2年ぶりの増加した。輸出は4190万トン(21・3%増)。品目の上位は完成自動車、自動車部品、産業機械と前年と同じ順で、いずれも3割から2割増となった。輸入は4529万トン(11・9%増)で液化天然ガス(LNG)、原油、衣類・身の回り品・履物の順だった。

 相手国のトップは輸出入とも中国。輸出の構成比は24・5%を占め、2位の米国(9・4%)を引き離した。

894荷主研究者:2011/03/27(日) 22:28:28

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/03/20/new1103200901.htm
2011/03/20 09:20 デーリー東北
八太郎航路が暫定復旧/八戸港

 東日本大震災の大津波で船舶の安全な航行が困難となっていた八戸港の八太郎航路が19日、青森県や海上自衛隊などの調査により一定の安全が確保されたとして、水深10メートル以内の船舶について暫定復旧した。同航路は八太郎地区と外洋を結ぶ重要航路で、同地区の1〜4号埠頭(ふとう)にある16カ所の岸壁も、使用できるようになった。貨物船や緊急輸送船などが行き来できるようになり、災害復旧の推進が期待される。

 県八戸港管理所によると、津波により八戸港内に船やコンテナが水没し、11日以降、船舶の航行が困難な状態になった。

 14日から県や海上自衛隊などが八太郎航路の海底を音波などを使って調査したところ、水深10メートルまでの安全が確認できたため、19日に同管理所と八戸海上保安部、国土交通省八戸港湾・空港整備事務所の3者で協議し、航路の復旧を決めた。

 岸壁も津波で浸水したが大きな被害はなく、船舶の停泊に支障はないと判断した。

 ただ、同航路で本来航行可能だった水深13メートル以内の船舶が行き来できるようになるには、さらなる調査が必要なほか、岸壁の中には、安全が確認できる水深が従来よりも浅いものもあり、停泊には注意が必要だという。

 液化天然ガス(LNG)の関連施設が並ぶ河原木地区の第1工業港は、既に海底調査を終え、同管理所がデータを解析中。石油基地がある石油桟橋では、現在も海底調査が行われている。

 同管理所の奈良信秀所長は「八太郎航路が復活したことで、被害が大きかった岩手や宮城にも輸送船で物資を運ぶことができる。早く大型船も通行できるよう、完全復旧に向けて努力したい」としている。

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【写真説明】八戸港で暫定復旧した八太郎航路

895荷主研究者:2011/03/27(日) 22:34:08

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/03/23/new1103231402.htm
2011/03/23 14:03 デーリー東北
八戸港 河原木地区の一部が復旧

 津波を受け八戸港で船舶の安全な航行が困難になっている問題で、青森県と国、八戸海上保安部は22日、新たに河原木地区の一部が復旧したことを明らかにした。石油基地の石油桟橋では、安全を確認した水深を超えない範囲で船舶が入港できるようになり、タンカーを使った石油製品の輸送が可能となった。第1工業港にあるLNG(液化天然ガス)関連施設の航路は引き続き調査を進める。

 22日、県八戸港管理所と国土交通省八戸港湾・空港整備事務所、八戸海保が協議し、航路の復旧を決めた。

 県などによると、安全性が確認されたのは、石油桟橋が東北電力八戸火力発電所用燃料の荷役を行う東北ポートサービス専用桟橋(安全確認水深6・7メートル)と河原木2〜6号桟橋(5・4メートル)。河原木2号埠頭(ふとう)前面海域の一部(8・0メートル)でも航行が可能になった。

 河原木2号埠頭A岸壁(14・0メートル)は復旧してない。

 LNG関連施設の航路に関しては、米軍が23日以降、サルベージ(引き揚げ)船を投入する予定。港内に沈み、船の航行を妨げる恐れがある貨物コンテナ、船などの障害物を引き揚げる。

 八戸港の航路では、19日に八太郎地区と外洋を結ぶ八太郎航路が暫定復旧。同地区の1〜4号埠頭にある16カ所の岸壁も使用できるようになっている。

896荷主研究者:2011/03/27(日) 22:36:55

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/03/25/new1103250802.htm
2011/03/25 08:55 デーリー東北
航路一部復旧、LNG船入港可能/八戸

 津波により八戸港での船舶の安全な航行が困難となっている問題で、青森県と国、八戸海上保安部は24日、港内に沈む漁船や車など障害物の引き揚げ作業を続け、新たに第1工業港などの一部が復旧した。第1工業港に立地する液化天然ガス(LNG)関連施設へのLNG輸送船の入港が可能となり、第1便は26日午前に入港する予定。これにより、八戸港のエネルギー関連施設への航路が確保された形となる。

 24日午後4時現在で新たに復旧したのは第1工業港(安全確認水深5メートル)、白銀地区の八戸港第1〜2区(同)、ポートアイランドと白銀西防波堤、中央防波堤の水域(10〜9メートル)。

 同日は民間業者3社が引き続きクレーン船を使って作業した。障害物の引き揚げは25日も行われ、県などが協力を要請した米海軍のサルベージ(引き揚げ)船「セーフガード」が作業に加わる予定。

 八戸港では、これまでに八太郎航路や河原木地区の一部航路、石油基地の石油桟橋などが暫定復旧している。

 今後は、漁港区域や河原木2号埠頭(ふとう)A岸壁などにも範囲を広げ、障害物の撤去を行う方針。

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【写真説明】八戸港で暫定復旧した航路

897荷主研究者:2011/03/27(日) 22:38:22

http://www.minyu-net.com/news/news/0320/news10.html
2011年3月20日 福島民友ニュース
相馬港が一部供用 海路で物資輸送可能に

 県は19日、震災以降使えなくなっていた相馬港を一部供用したと発表した。供用により相馬地方への海路での物資輸送が可能になり、県は被災地域の生活安定化につなげる方針。

 使用できるのは、2号埠頭(ふとう)第4号岸壁で1500トン程度の緊急物資輸送船舶と災害救助船舶に限る。運航航路は北航路とし、原則は日中航行のみ。夜間航行は福島海上保安部長が通行を認めた場合のみ可能。

898荷主研究者:2011/03/27(日) 23:10:18

http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20110324h
2011/03/24 14:23 秋田魁新報
秋田—上海にコンテナ航路開設 韓国の船会社、震災の影響で

 県は23日、韓国の船会社「南星海運」が来月上旬から秋田港と中国・上海港を結ぶコンテナ航路を開設すると発表した。本県から上海への航路ができるのは初めてで、秋田港への初寄港は来月6日となる見込み。東日本大震災の影響で、同社が従来運航していた仙台港や八戸港を巡る航路を休止することになったためで、新ルートの運航期間は未定。

 新航路は、中国の寧波を皮切りに、上海—釜山(韓国)—新潟—苫小牧—秋田—釜山—蔚山(同)—光陽(同)を2週間で巡るルート。約700本のコンテナ(20フィート換算)が積載可能な2隻を運航し、各港に週1回寄港する。秋田港から上海港への運航日数は7日。

 同社は震災以前、苫小牧から青森の八戸港—宮城県の仙台港に寄港。両港では、上海からは主に日用品を輸入、国内からは紙や化学薬品を輸出していた。しかし震災によって両港にコンテナ船が入港できなくなったため、代替となる港を検討していた。

 同社は秋田港への寄港を決めた理由について「仙台や八戸周辺の顧客から輸入を続けたいと要望が出ている。秋田港の利便性向上による集荷の促進も見込める」としている。ただ、八戸、仙台両港が復旧した後の航路は未定という。

899荷主研究者:2011/03/31(木) 23:56:36

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110324_6
2011/03/24 岩手日報
救援へ脈打つ海運 大船渡港と宮古港藤原埠頭
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 東日本大震災で被災した県内の港湾が徐々に復旧し、救援物資を積んだ船が入港し始めている。医薬品や水、重油などが各避難所や企業などに次々と運ばれ、被災地救援の一つの拠点になっている。

 周辺地域への基点に 宮古

 宮古市の宮古港藤原埠頭(ふとう)は復旧後、救援物資などを積んだ艦船が次々接岸し、海路による周辺地域への救援の基点となっている。

 同埠頭は津波で倉庫や防波堤、灯台も損壊したが岸壁の損傷は接岸可能な程度で済んだ。倒壊した家屋の漂流物などを海上自衛隊の艦艇などが撤去し復旧。17日から救援物資を積んだ支援船など計8隻が接岸した。23日は接岸している水産庁の調査船「開洋丸」(2630トン)が県内の乳製品工場などで使われるA重油をタンクローリーに積み替えた。

 県沿岸広域振興局土木部宮古土木センターの川村俊通所長は「藤原埠頭の岸壁や野積み場などは従来通り使える。復興のために使ってほしい」とし、宮古港の他の埠頭について「水深などの調査や復旧を進め、使える場所は使いたい」と話す。

 物資8トン積み初入港 大船渡

 大船渡市の大船渡港に23日、救援物資を積んだ国土交通省の大型しゅんせつ船兼油回収船、清龍丸(4792トン、岡本政美船長)が入港した。東日本大震災後、同港で初の入港。医薬品や水など計8トンの物資は同市など各自治体に運ばれた。

 清龍丸は22日午後5時に北海道の苫小牧港を出港し、23日午後4時前に野々田地区の埠頭(ふとう)に着岸。職員が物資の入った段ボール箱を手渡しで運び、待機していたトラックに積み込んだ。大船渡市に2トン分の物資が届けられたほか、釜石市と陸前高田市、宮城県沿岸にも運ばれた。

 同埠頭は津波による損傷が大きくなく、国交省東北地方整備局が使用可能と判断。同市によると現時点でほかに入港予定はないが、今後は物流拠点として期待が高まる。

 岡本船長は「八戸から南の海は流木や漂流物も多かったが、実際に大船渡に来てみると被害の大きさに言葉がない。荷物が少しでも早く届くよう迅速に対応した」と話した。23日は大船渡港に停泊する。

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【写真㊤=藤原埠頭に接岸しタンクローリーに重油を積み替える水産庁の開洋丸】

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【写真㊦=救援物資8トンを積み、震災後初めて大船渡港に入港した清龍丸】

900荷主研究者:2011/04/01(金) 00:05:14

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1103230063/
2011年3月23日 神奈川新聞
東日本大震災:北海道と茨城結ぶ定期航路、川崎港利用し貨物船の運航“再開”/神奈川

川崎港に入港した近海郵船の「ましう」=川崎区東扇島

 東日本大震災で茨城・常陸那珂港が壊滅状態になったことを受け、北海道・苫小牧港と同港を結ぶ貨物船の定期航路が23日から、川崎港の利用を開始した。震災以降10日以上、運航を止めていた航路が“再開”。同日から毎日1便、川崎と苫小牧間を運航する。

 同日午後1時半、近海郵船物流(東京都江東区)の「ましう」(8349トン)が川崎港に入港。苫小牧を出港したまま常陸那珂港に入港できず、東京港に停泊していたという。北海道の物流の半分を担っている苫小牧港側からの要請を受け、常陸那珂港が復旧するまで、3隻態勢で暫定的に川崎―苫小牧間を運航する。

 川崎市港湾局によると、定期航路では、苫小牧へ雑貨や機械部品、建築部材、常陸那珂へは北海道の野菜や乳製品などを運んでいる。同局は「首都圏と北海道を結ぶ重要な航路。運航を再開することで、市場の品薄状態解消に貢献できると思う」としている。

 定期船が利用するのは、川崎港にある耐震バースの一つ、第9バース。同局によると、周辺のバースを使用している船会社や港湾事業者が、限られたスペースを譲り合うなどして受け入れが可能になった。

901荷主研究者:2011/04/03(日) 13:57:35

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/228357
2011年2月24日 01:04 西日本新聞
ひびきCT多目的に 今後10年内に岸壁整備 北九州市

長期計画に多目的利用が盛り込まれたひびきコンテナターミナル

 北九州市は、利用が低迷する若松区の物流拠点ひびきコンテナターミナル(CT)について、コンテナ船専用から、ばら積み船など多目的に利用できるよう変更し、年度内に策定する20−30年後の北九州港の利用目標を示した北九州港長期構想に盛り込む。市は今後10年以内にひびきCTの未整備岸壁のうち、720メートルを多目的利用できるよう整備するとしている。

 長期構想では、未整備の岸壁(2400メートル)を、近くに立地する工場の原料や製品などコンテナ以外の貨物を扱えるよう整備することを盛り込んだ。

 市はこの長期構想に基づき、今後10年内に整備着手を目指す具体的な港湾計画の策定に着手。今後、市民からの意見公募や国土交通省の交通政策審議会への諮問を経て新年度中に策定する。

 1996年に策定された従来の長期構想では、2020年までにコンテナ船専用の岸壁を総延長3440メートル整備する計画で、05年には総事業費約900億円をかけ、岸壁1040メートルを備えたひびきCTが建設された。しかし、中国や韓国の大規模な港湾施設整備が進んだため、コンテナ取扱量が低迷。開業以来、取扱量が最も多かった08年でも年間約5万5千TEU(20フィートコンテナ換算)と、取り扱い能力の1割にとどまっていた。

=2011/02/24付 西日本新聞朝刊=

902荷主研究者:2011/04/03(日) 15:27:19

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20110331n
2011/03/31 20:04 秋田魁新報
秋田港に完成車943台到着 仙台港の代替、東北各地へ配送

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秋田港に次々と荷揚げされる完成車

 トヨタ自動車など4社の完成車943台を載せた貨物船が31日朝、秋田港に入港した。東日本大震災で仙台港が使用できなくなったことに伴う代替措置で、本県の港に完成車が運ばれたのは初めて。

 入港した貨物船は愛知県東海市の船会社「トヨフジ海運」の所有で、全長約165メートル、約2万8千トンの自動車運搬専用船。トヨタ自動車、ダイハツ工業、スズキ、日産自動車の車両を積み、秋田港向浜岸壁に着岸した。完成車は次々とトレーラーに載せられ、東北の各ディーラーに向け配送された。

 貨物船は秋田港に1〜2日程度停泊する予定。関東自動車工業岩手工場(岩手県金ヶ崎町)で震災前に製造されたトヨタ自動車の車両113台を積み込み、名古屋港に戻る。

903荷主研究者:2011/04/09(土) 16:41:28

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003914442.shtml
2011/04/02 08:46 神戸新聞
神戸港に国際フェリー向け貨物専用ヤード 上組

 上組(神戸市中央区)は1日から、国際フェリーが着く新港第4突堤に貨物専用ヤードを設け、運用を始めた。貨物は神戸・ポートアイランドのコンテナ岸壁で通関・荷役をしていたが、大幅な時間短縮を図る。

 同突堤では現在、チャイナエクスプレスライン(神戸‐天津)と、日中国際フェリー(同‐上海)の2社が運航。航空運賃に比べて安く、コンテナ船よりも輸送時間が短いため、需要変動が激しい衣料品や生鮮食品などの輸入、自動部品などの輸出で使われている。

 通関、荷役は従来、約8時間かかっていたが、専用ヤードで2〜3時間に短くできるという。神戸市は今後、韓国便も誘致していく。(石沢菜々子)

904荷主研究者:2011/04/09(土) 16:42:29

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003914441.shtml
2011/04/02 08:47 神戸新聞
神戸・ポーアイに重量物専用倉庫 大海運輸

 神戸・ポートアイランドに、浄水や発電設備など大型プラント向け重量物専用倉庫が完成し、1日から業務を始めた。神戸港では初の施設で、新興国などの需要拡大をにらんだインフラ輸出を強化する。

 重量物を取り扱う大海運輸(神戸市中央区)が約18億円を投じて建設。敷地は約1万9千平方メートル。倉庫は平屋建て約1万3千平方メートルで、つり上げ能力100トンの天井クレーンを装備している。

 神戸港から輸出待ちの重量機材は、屋外でシートをかけて保管してきたが、年々増加し大型化も進んでいる。荷主メーカーから室内保管の要望もあり、埠頭に専用倉庫を建てることにした。

 土地は神戸市が貸与しており、市みなと総局は「大型プラント貨物が増えれば、それらに伴う部品の需要も連動し、コンテナ貨物の増加が見込める」としている。(石沢菜々子)

905荷主研究者:2011/04/09(土) 17:46:03

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/04/01/new1104011101.htm
2011/04/01 11:14 デーリー東北
コンテナ貨物 月内にも取り扱い開始/八戸

 大津波の被害を受けた八戸港八太郎2号埠頭(ふとう)の多目的国際物流ターミナルで、港湾管理者の青森県などがコンテナ貨物の取り扱いを、早ければ4月中にも再開する方針を固めたことが31日、分かった。同港では震災後、外航、内航ともコンテナ貨物定期便が休止したまま。貨物の他港への流出も懸念されており、関係者は急ピッチで復旧作業を進め、北東北の国際物流拠点港の〝再起〟を目指す。

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【写真説明】4月中のコンテナ貨物の取り扱い再開を目指す八戸港多目的国際物流ターミナル=31日午後

907名無しさん:2011/04/16(土) 09:44:55
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110416/kyt11041602090004-n1.htm
昨年の舞鶴港、取扱貨物が過去最高 京都

京都府は15日、昨年の舞鶴港(舞鶴市)での取扱貨物量が前年比253万8103トン(約33%)増の1014万3551トンで、初めて1千万トンを超えたと発表した。対外貿易では輸入が約386万トン、輸出が約11万トンの計397万トンで前年の2倍以上になった。特に関西電力舞鶴発電所2号機の稼働により、石炭輸入は前年比122%増の約355万トンに達し、関税政策の強化を見込んでの対ロシア向け中古車輸出も約7万トンと大幅に増加した。コンテナ貨物も新規荷主に対する府の補助制度が奏功して前年比12%の伸びを示した。

908名無しさん:2011/04/20(水) 02:07:01
Walthersのタンクコンテナ。

909荷主研究者:2011/04/23(土) 14:11:23

http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13020928121311
2011年4月7日(木)茨城新聞
苫小牧便が再開、暫定週3便 常陸那珂港区

1カ月ぶり定期航路

【写真説明】約1カ月ぶりに定期航路が再開し、北海道からの貨物が到着した=茨城港常陸那珂港区

東日本大震災の影響で全便が休止していた県内港湾の定期航路のうち、茨城港常陸那珂港区-北海道・苫小牧港の航路が運航を再開し、6日、同港区に約1カ月ぶりとなる貨物船が入港した。本県と北海道間の定期航路は週31便運航され、北海道と首都圏との間の物流の主軸を担っている。苫小牧便は暫定的に週3便に減便して運航されるが、県などは別の定期航路も含めて順次再開させる方針といい、物流の正常化に向けた足掛かりとして期待している。

常陸那珂港区-苫小牧港の定期路線は仮復旧した同港区中央埠頭(ふとう)の岸壁を利用して再開。通常は1日2便(日曜除く)だが、当面は週3便(月、水、金曜)の運航となる。

苫小牧港を5日に出た貨物船「ほっかいどう丸」が6日午後、同埠頭に接岸。農産物や砂糖、飲料水、紙製品など北海道からの貨物を降ろした後、衣料や日用品、家電品など20トントラック150台分の貨物を積み込んで出港した。

従来、本県と北海道の港湾を結ぶ定期航路は、同苫小牧RORO航路のほか、同港日立港区の釧路RORO航路(1日1便)▽同港大洗港区の苫小牧フェリー航路(日曜除く1日2便)-の各便合わせて週31便が行き来している。

北海道からの主な積み荷は農産物や日用品、雑貨類などで、本県からも農産物や日用品、自動車などが運ばれる。北海道からの貨物は県内だけでなく、北関東や首都圏など広範囲に流通している。同港大洗港区-苫小牧間のフェリーの乗降客は年間約18万5千人(2008年)に上る。

県内の茨城港と鹿島港の定期航路は、国内が北海道のほか九州や四国、海外が中国や東南アジア、北米、欧州、ロシアなどの計16航路。県などは各港湾の岸壁の仮復旧を急ぐとともに、各航路の運航再開に向けた調整を進めることにしている。

910荷主研究者:2011/04/23(土) 14:45:32

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201104040048.html
'11/4/4 中国新聞
福山港国際CT、利用開始へ

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 福山市の福山港国際コンテナターミナル(CT)第2バースが完成した。作業効率は2倍に高まる見通しで、事業主体の広島県は、井笠地域を含む備後圏域の物流拠点と位置付ける。23日に第1便が接岸する。

 第2バースは長さ200メートル、幅60メートル、水深10メートルで、隣接する第1バースと同規模。荷役用ガントリークレーンは両バースで2基態勢となる。西側に隣接するコンテナヤードも1・5倍の12ヘクタールに広げた。総事業費は約46億円。県が約21億円、国が約17億円、市が約8億円負担した。

 CTは2005年3月に利用を始めた。積み荷は衣類や古紙などで、現在は中国、韓国への定期航路が週10往復している。景気悪化の影響で09年のコンテナ取扱数はワーストの7万4398個にとどまったが、10年は7万9千個(速報値)と復調している。

 中国向け航路を週3便持つ神原汽船(福山市)の和田好夫取締役は「バースの取り合いや沖待ちの解消で利便性が高まれば、積み荷も増えるはずだ」と期待する。

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【写真説明】第1バース(手前右)に隣接して整備され、新たなガントリークレーンを備える第2バース。西側のコンテナヤード(手前左)も拡張された(撮影・坂田一浩)

911荷主研究者:2011/04/23(土) 14:52:12

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/04/11/new1104111103.htm
2011/04/11 11:03 デーリー東北
八戸・河原木2号埠頭前海域が一部復旧

 津波を受け、八戸港の一部で船舶の安全な航行が困難になっている問題で、青森県と国、八戸海上保安部は10日、河原木2号埠頭(ふとう)A岸壁前面海域と八太郎航路の港口海域が一部復旧したと発表した。従来の水深は14メートルだが、12・5メートルまで安全が確認された。

 これまでエネルギー関連施設がある第1工業港や八太郎地区、白銀地区などの航路について、暫定利用が可能となっている。

 今後は、三菱製紙八戸工場の専用岸壁や白銀地区のセメント工場付近、工業港の奥の部分などの復旧を急ぐ方針。

912荷主研究者:2011/04/23(土) 16:21:56

http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13027060454787
2011年4月14日(木)茨城新聞
県内港湾復旧に500億円超 6月にも本格着工

【写真説明】地震と津波で大きく損壊した茨城港日立港区の第4埠頭=日立市久慈町

 東日本大震災で大きな被害を受けた県内港湾の復旧に必要な費用は、概算で500億円以上に上ることが、13日までの県の調査で分かった。県は応急復旧で各港の岸壁の一部の使用を再開しており、6月ごろから本格的な復旧工事に入る見通しという。

 各港の復旧に必要な費用は、茨城港300億円(日立港区100億円、常陸那珂港区150億円、大洗港区50億円)、鹿島港200億円とみている。

 各港・港区とも地震と津波の被害を受け、岸壁や埠頭(ふとう)用地の大きな損傷がみられる。特に、日立港区の第4、第5埠頭や、常陸那珂港区北埠頭は液状化による亀裂や段差が大きく、大規模な復旧工事が見込まれる。

 また、大洗港区や鹿島港を中心に、津波によって岸壁周辺や航路に堆積した土砂などを取り除く浚渫(しゅんせつ)工事が必要という。

 震災後、県は応急復旧による岸壁の使用再開を順次進めている。これまでに県内港湾全体の岸壁46カ所のうち15カ所(13日現在)が、喫水面を制限するなどして使用可能となっている。


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