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海上コンテナ鉄道輸送
824
:
荷主研究者
:2010/10/23(土) 12:30:56
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20101009/CK2010100902000119.html
2010年10月9日 中日新聞
12日から本格運用 敦賀港多目的国際ターミナル
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/PK2010100902100072_size0.jpg
本格運用が始まる敦賀港の多目的国際ターミナル=敦賀市で
敦賀市の敦賀港の多目的国際ターミナルが12日から、本格的に運用を始める。5万トン級の大型船舶が接岸できるようになり、コンテナ貨物取扱量の増加や航路の拡大などが期待される。
ターミナルは幅280メートル、水深14メートルの岸壁を備える。コンテナの一時集積場所は7・1ヘクタールで、南側にある従来施設の約4倍の規模。国と県が1996年から約480億円をかけ、17・6ヘクタールを埋め立てて整備した。
管理運営は県と敦賀市、民間企業12社が出資する第三セクター「敦賀港国際ターミナル」(社長・河瀬一治敦賀市長)に委託。2年前から、ばら積みの荷物を扱ってきたが、今回からコンテナ貨物の荷役も始める。
敦賀港のコンテナ貨物取扱量(20フィートコンテナ換算)は海外航路の一部廃止に伴い、2002年の約1万4400個をピークに減少。08年から再び増加に転じ、今年は9月末で約9700個と、既に09年中の約8000個を上回っている。
8月には国が海上輸送の拠点として集中整備する「重要港湾」に敦賀港も選ばれた。県港湾空港課の担当者は「ターミナルの利用を促進し、港の振興に弾みを付けたい」と強調。新規航路の開拓などを進め、来春に見込まれる日本海側拠点港の選定にもつなげたい考えだ。
県などは12日、現地でターミナルの完成記念事業を展開。コンテナ船の就航セレモニーや式典、鬼頭平三・日本港湾協会理事長の講演会を開き、午前8時から午後2時半まで一般向けのターミナル見学会もある。
(平井一敏)
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