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セメント

1■とはずがたり:2002/11/29(金) 22:49
セメント関係スレ
太平洋セメント
http://www.taiheiyo-cement.co.jp/
宇部三菱セメント
http://www.umcc.co.jp/html_set/top_menu.htm
住友大阪セメント
http://www.soc.co.jp/
電気化学工業
http://www.denka.co.jp/top.htm

我々のセメント輸送関係記事
http://members.tripod.co.jp/tohazugatali/kamotsu/cement-terminal.html

24とはずがたり:2003/09/09(火) 13:56
おお,あの辺りですか!
塩浜操からのコイル鋼管号とかがあった頃は既に物心(鉄心?)ついて見ていらっしゃってます?

25ゆうてん:2003/09/09(火) 14:23
毎日、通学で専用線の踏切を渡っていたのですが、残念ながら記憶にあるのは普通のトキですね。廃止になったのが小四くらいの時でした。当時は平行する高崎線に朝の旧客通勤列車が残っていましたなぁ。

26とはずがたり:2003/09/09(火) 14:32
なるほど。最近じゃ日本から客車列車そのものが無くなりつつありますから隔世の感有りですな。

我々が調査を始めたのが今から10年程前で既にヤード系はとうの昔に廃止,更に専用線の配線や貨車ではなく何を何処に運ぶか,着発駅と荷票が大事だと気付いたのがそれから更に3,4年後と云う訳で取り損ねた写真や調べ損ねた運用区間なども多々あるようです。

27ゆうてん:2003/09/09(火) 15:38
車扱の研究は時既に・・といった感がありますが、コンテナでの研究成果を期待しております。では落ちます。

28とはずがたり:2003/09/09(火) 15:48
そうですね。コンテナ輸送の一層の活用がなればいいのですが。
最近のコンテナの荷票は情報が少なくて研究も停滞気味です。
またお越し下さい。

29荷主研究者:2003/09/10(水) 00:09
>>19 改めて宜しくお願い致します、ゆうてんさん。これまでの書き込みも含めてありがとうございます。

秩父での東京セメント運輸の目撃は興味深いですね。隅田川駅でのSS業務だけでは先細りを感じた同社が秩父地区のセメント運輸に進出した可能性というのはないのでしょうかね?楽観的すぎるかしらん。
東京セメント運輸については昭和40年ごろの記事(『貨物』や『運輸と経済』など)をいくつか所有しておりますので、まとめたいと思っていました。

しかし全国的に内陸のセメント工場は凋落の一途ですね。関東も太平洋セメントの埼玉県内の工場は生産能力を削減したいけれども、周辺地域の産業廃棄物をセメント原料とすることでコスト削減を図った結果、産廃の引き取り量が増え続け、引き取り義務があることからセメント生産能力の削減が思うようにできないというジレンマを抱えているらしいです。

それにしても復活できそうなセメントの専用線が首都圏には多いですよね。倉賀野、八木原、石和温泉、下曽我、川島・・・。とは言ってもセメントターミナルが鉄道輸送を廃止するご時世ですからねぇ・・・。
コンテナ輸送については、明るい話題に事欠くこともなく面白いのですが、膨大な資料の収拾がつかない状態です。

それではまたの書き込みをお待ちしております。今後とも宜しくお願い致します。

30ゆうてん:2003/09/10(水) 11:46
>>29 こちらこそよろしくお願い致します。最近はセメントターミナルや下館地区通運のトレーラーなんかを多くく見掛けるようになりましたが寂しい限りですね。
たのみのコンテナもそろそろ荷票が廃止されそうな感じがしますし、そうなると研究も困難をきわめそうですな。

31とはずがたり:2003/09/10(水) 12:11
内陸地区も道路の整備でトラックが有利になってきてしまっているのでしょうか。

このIT時代に紙の荷票コンテナに輸送毎に貼っつけてという訳にもいかんのでしょうなあ。

32荷主研究者:2003/09/23(火) 23:59
石灰メーカーのネタであるがここに貼っておく。

2001年12月11日 日刊工業新聞 東北・北海道圏版 35面
東京・宮城・岩手の石灰メーカー3社 共同出資し岩手に新工場 コスト削減で生き残り 珍しい共同事業 3社の思惑一致 企業進出に地元歓迎

東京、宮城、岩手の石灰メーカー3社が共同出資し岩手県東山町に生石灰を製造する新工場、宮城鉱化岩手工場を完成、2002年1月から本格生産を始める。生石灰の需要が減る中、コストダウンによる生き残りをかける3社の思惑が一致したもので、石灰メーカー同士で共同事業を手がけるケースは全国的にも珍しいという。また進出企業の撤退が相次ぐ時に地元の岩手県や東山町も「明るいニュース」と歓迎している。

新工場は、吉澤石灰工業(東京都中央区日本橋小舟町3の2、吉澤慎太郎社長、03・5623・7711)と宮城石灰工業(宮城県中田町上沼字本宮47の2、佐藤幸一社長、0220・34・2005)の共同出資で設立した宮城鉱化(栃木県葛生町宮下町7の10、佐藤幸一社長、0283・84・1111)に、松川石灰工業所(岩手県東山町長坂字町裏325、鈴木信行社長、0191・47・3232)が出資者として加わり、松川石灰工業所の工場敷地内に設けた。

東山町に新工場を設けたのは、良質な石灰の産地で、とくに宮城石灰工業はこれまで原石を同町から宮城工場まで運んで製品化、出荷していたが「焼成処理による製品化で重さは半分程度になる」(千葉祐孝宮城石灰工業取締役)と、産地で製品化することでコストを大幅に減らせるとしている。一方、吉澤石灰工業は東北地域のユーザーの近くで生産できるほか、松川石灰工業所もこれまでの外注生産から自社生産へと脱皮できるメリットがある。これに伴い稼動中の宮城鉱化宮城工場(宮城県中田町、生産能力150トン)は生産機能を岩手工場に順次移し、閉鎖する計画。

約3000平方メートルの敷地に、建設した新工場は3階建て、延べ面積約900平方メートルで、ボイラ室、制御室、ポンプ室、ブロアー室などを設けている。NKKが施行したメルツ式焼成炉で日産270トンの生産能力を持ち東北6県のユーザー向けに出荷する。総工費16億円。

原石を焼却処理し生石灰に、あるいは生石灰に水をかけ粉状の消石灰にして使う石灰製品は、精錬工場やゴミ焼却炉では中和剤として、製紙工場ではパルプ繊維の除去に使われている。製鉄工場では鉄に含まれる不純物を除去するのに使われるほか、農業での土壌改良剤、舗装道路では骨材となる砕石とアスファルトをつなぎ合わせるなど使い道は幅広い。

33とはずがたり:2003/10/20(月) 21:16
しらん間に合併してました…。

株式会社デイ・シイhttp://dccorp.jp/

http://job8.nikki.ne.jp/companyarticle/5234/
2002/12 第一セメント 中央商事
合併覚書締結に関するお知らせ...

合併覚書締結に関するお知らせ
--------------------------------------------------------------------------------
 第一セメント株式会社(以下「第一セメント」という。)と中央商事株式会社(以下「中央商事」という。)は、本日開催のそれぞれの取締役会において、平成15年6月下旬開催予定の両社定時株主総会での承認を前提として、平成15年10月1日を期日として、両社が合併することを決定し、合併覚書を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
--------------------------------------------------------------------------------


1.合併の趣旨

 両社は、本年9月10日に「事業に関する包括的な業務提携を行うこと」について基本合意書を締結し、[1]情報の共有化による販売・物流ネットワークの拡充、[2]技術交流による生産体制の効率化および新商品の開発、[3]環境リサイクル事業の推進の3分野における事業提携を核として、業務提携委員会を中心に生産、販売、原料・資材調達、物流、研究開発など多方面における業務提携のシナジー効果について鋭意協議を積み重ねてまいりました。
 その過程において、両社の得意分野、主要顧客、営業地盤等の補完性が高いことから、更なる相乗効果の実現および両社の企業価値の向上を図るためには、一元化された経営戦略のもとで一貫した生産・販売体制の確立、最適な原料・資材調達および物流拠点と、より効率的な物流ネットワークの確立が必要不可欠であり、合併による経営統合を行うことが最善であるとの認識で両社が一致いたしました。
 両社の統合により、セメントから骨材、コンクリート、コンクリート二次製品といったセメントおよびコンクリートに係る製品の一貫した生産・販売体制が構築され、製品開発力および販売力の強化が可能となり、加えて、物流拠点および物流ネットワークの統合・再構築による効率化を図ることで、コスト競争力の強化を行い、より強靭な企業体質を確立し、更なる企業価値の向上に寄与できるものと考えております。

36ゆうてん:2003/11/07(金) 15:29
>29
その後確認したところトレーラーでの輸送は、SSから配送する仕事が少ない時の(言い方は悪いが)「余剰車の活用」という意味合いが強いそうです。
遅くなりましたがご報告まで。

37とはずがたり:2003/11/07(金) 19:20
>>36
情報提供感謝です。
鉄道輸送の廃止の準備じゃなくて取り敢えず良かったです。

39荷主研究者:2003/12/14(日) 03:28

『JR貨物ニュース』2002年7月1日号によると新座タ・越谷タ〜太平洋セメント熊谷工場で鉄道コンテナによる埼玉県南部の一般廃棄物処理施設から排出される焼却灰と煤塵の受け入れを開始した。年間5-6千トンの輸送になる見込み。そうなると、今回の建設発生土についても三井埠頭〜熊谷工場で鉄道輸送が可能ではないか。三井埠頭には専用線があり熊谷工場向けの石炭輸送を既に行っているのだから。

【太平洋セメント】2003年12月4日 化学工業日報 12面
太平洋セメント 建設発生土のセメント原料化 熊谷工場でも本格着手 前処理設備が稼動 追加投資も検討

太平洋セメントは、熊谷工場(埼玉県熊谷市)で建設発生土の原料化に本格的に着手した。粘土代替として活用するもので、今年度は2万トン規模となる見込み。すでに大船渡工場(岩手県大船渡市)などで実施しているが、これを全工場に広げ2005年度には100万トンの建設発生土を処理する計画。その一環として、熊谷工場では数年以内にも10万トンの再資源化を目指す。

太平洋セメントは、製鉄所で発生する高炉スラグ、火力発電所などからの石炭灰、各種プラントの排煙脱硫装置からの副産石膏、下水汚泥・スラッジ、廃タイヤ、廃油、廃プラスチックなどをセメントの原・燃料として活用している。セメント全社では、2002年度に2723万8千トンの産業廃棄物・副産物を使用しているが、そのうち太平洋セメントは663万6千トンを受け入れている。

さらに同社では、建設発生土の工場での再資源化を決め、建設発生土の多い関東地区に中継基地を設け、今年4月から大船渡工場でセメント原料としての受け入れを開始した。

受け入れる建設発生土は事前に物性をチェックし、セメント原料として適正に処理できることを確認した後、中継基地となっている神奈川県川崎市の三井埠頭内に搬入し、ここから大船渡工場に搬送している。熊谷工場もこの中継基地から建設発生土を運び入れ、今年8月から使用開始。これまでに約1万トンを扱った。

さらに熊谷工場では、受け入れ設備やガラなどを取り除く前処理設備を整備し、今月から本格的に稼動させる。目標の年間10万トンの建設発生土の受け入れに当たっては、追加の設備投資を検討している。

熊谷工場では、高炉スラグ、副産石膏の従来型リサイクル資源に加え、石炭灰、浄水場汚泥、製鋼・高炉スラグ、非鉄鉱さいや再生油、廃タイヤ、廃プラスチックなどニーズが高まっている新規リサイクル資源を含め、2002年度に合計83万トンのリサイクル資源を使用した。これにともなう設備投資も続けている。

なかでも、一般廃棄物(都市ごみ)の焼却灰と飛灰を含む煤塵を再資源化する「灰水洗システム」の初号機が稼動している。焼却灰は異物を除去、煤塵は水洗いし脱塩素したあと、それぞれセメント原料となる。このシステムは、埼玉県廃棄物広域処分対策協議会と協定を結び2001年7月から運転を開始しているもので、処理許可数量は焼却灰152トン/日、煤塵44トン/日。年間処理量は合計6万3千トンで、埼玉県が埋め立て処分している約四分の一に相当する。加えて、パチンコ台を年間40万−50万台処理し、廃木材と廃プラスチックから石炭並みの熱量を持つ固形燃料を同7千−9千トン製造、使用している。これらに加え、今年度から建設発生土の使用を本格化させることで、資源循環型社会の形成に貢献していく。

41荷主研究者:2003/12/28(日) 23:03
>>40

http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20031220/morning_news019.html
【三井鉱山】2003/12/20 西日本新聞
三井鉱山 セメント撤退 麻生に採掘権を売却 従業員百人は全員解雇

 産業再生機構の支援で再建を図る三井鉱山(東京)は十九日、セメント製造子会社の三井鉱山セメント(福岡県田川市)の工場(同)を閉鎖したうえで、同社が保有する船尾鉱山(同)の採掘権と関連施設を、二〇〇四年三月末に麻生セメント(福岡市)に売却する、と発表した。三井鉱山セメントの従業員約百人は原則全員解雇する。

 売却額は非公表。従業員の解雇条件などは今後、労働組合と協議する。三井鉱山セメントは〇四年中に清算する方針。

 三井鉱山のセメント事業は国内需要の低迷や販売競争で収益が悪化しており、再生機構の支援を仰ぐ前提として生産からの撤退を決めていた。麻生セメントと三井鉱山セメントは石灰石の取引があり、生産工場も近いことから採掘権などの売却先に決めた。麻生セメントは引き続き船尾鉱山から年間約五十万トンの石灰石を採掘し、セメント原料として使う。

 三井鉱山は旧三井田川炭鉱の離職者対策として一九六一年にセメント事業に参入し、六四年から生産を開始。最盛期の七九年度には約二百十九万トンを生産したが、〇二年度は約百十五万トンにとどまった。同社はセメント生産撤退後、麻生セメントの販売店として関西以西の顧客には麻生セメントの製品を販売する。

43とはずがたり:2004/01/17(土) 05:36
>>34
栃木県石灰工業協同組合
http://www1.ocn.ne.jp/~lime2000/index.html

石灰・ドロマイト
http://www1.ocn.ne.jp/~lime2000/lime.html

46とはずがたり:2004/02/09(月) 10:32
>>42
この時点で既に云われていたSSの整理統合が未だ全然手つかずなような気がするのだが…。
あちこちで隣接して同じ会社のセメントサイロが林立している光景を見てきた。
撤去や統合のためのカネが掛かる割には効果でないのかねぇ。

47とはずがたり:2004/02/14(土) 17:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040214-00000011-cnc-l16
石炭灰の韓国輸出9万トンに 北陸電力

 【富山県】北陸電力(富山市)が、火力発電所で生じる石炭灰をセメント原料として韓国に輸出する事業で実績を伸ばしている。2002年度の敦賀火力発電所に続き、七尾大田火力発電所からも輸出を始めた。これまでの累計は約9万トンに達し、04年度も継続する考えだ。

 北電の火力発電所から廃棄物として発生する石炭灰は年間約50万トンとされる。02年、環境省が再生利用目的での廃棄物輸出の審査基準を定めたことから、北電は電力他社に先駆け、石炭灰の輸出事業に乗り出した。

 送り先は、韓国セメント大手の双龍洋灰工業(ソウル)。敦賀港に大型船を接岸できることから、まず敦賀火力発電所の排出分を02年12月から輸出し、同年度は延べ3回、計2万トンを送った。03年度は13日現在、延べ15回、計6万7000トンに上る。

 七尾大田火力発電所については、送り先が5000トン級の船をチャーターし、03年12月下旬に初めて3000トンを送り出した。北電は「04年度については交渉中だが、引き続き輸出する方針」としている。

 石炭灰の有効活用は、電力会社の共通課題と言われている。石炭灰はセメントを製造する粘土と成分が似ており、これまでは国内のセメント会社に有償で引き取ってもらっていた。しかし、近年の不況などでセメント需要が減少しており、北電のほかにも輸出を始める会社が出ている。(中日新聞)
[2月14日13時53分更新]

48とはずがたり:2004/02/21(土) 10:39
【住友大阪セメントが樽見鉄道の利用を05年度で利用打ち切り】
しょっく!!なってこったい。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040220-00000013-cnc-l21
樽見鉄道に影響必至 住友大阪セメントが05年度で利用打ち切り

 住友大阪セメント(本社東京)が、岐阜県本巣市の岐阜工場で製造するセメントの鉄道輸送を二〇〇五年度末で打ち切ることを、輸送を担う第三セクター樽見鉄道(本社本巣市)の沿線首長らに申し入れていることが分かった。打ち切りになれば、セメント輸送が営業収入の約四割を占める同鉄道への影響は必至。同地域は名鉄揖斐線の撤退問題もあり、住民らの足の確保が危ぶまれる。

 申し入れは、沿線の五市町村などでつくる連絡協議会長の大垣市長に十八日に行った。同社によると、〇二年度の岐阜工場の出荷のうち鉄道輸送は約13%で、残りはトラック輸送。鉄道輸送はトラックに比べ割高で「競争力の維持には、物流体制の見直しが必要」と説明する。

 樽見鉄道の貨物輸送は一九九〇年度の約五十四万トンが、〇二年度には約十七万トンに減少。旅客輸送の赤字を補ってきた貨物の落ち込みが響き、〇二年度の決算は過去最悪の約一億二千四百万円の経常赤字となった。同社を含め樽見鉄道の大株主の企業は支援に応じる環境になく、存続の有無は自治体の支援いかんとなっている。

 高校生の通学などを考慮し、沿線自治体は〇三年度、〇二年度分の赤字の半額を補てん。無利子で銀行などの債務を肩代わりする自治体も。

 合併で今月一日に発足した本巣市は、新市建設計画の交通施策に同鉄道を位置づけているが、打ち切りの方針により、鉄道の存続がいっそう厳しい状況になってきた。

 樽見鉄道側は「〇八年度までは出荷の予定と聞いていた。話を聞いたばかりで、今後のことはまだ考えられない」と話している。

 名鉄は、揖斐線など同県内三線の〇四年度末での撤退を沿線自治体に伝えている。(中日新聞)
[2月20日12時48分更新]

49荷主研究者:2004/03/08(月) 01:07

http://www.shikoku-np.co.jp/news/economy/200402/20040226000066.htm
2004年2月26日 09:39 四国新聞
豊島スラグに石炭灰混入 四電が研究

 石炭火力発電所から出る石炭灰の利用法を研究している四国電力は二十五日、豊島の産業廃棄物を溶融処理するエコタウン事業で発生する副成物(スラグ)の有効利用に役立てる研究の成果を発表した。コンクリート用の骨材としてスラグを使う場合、石炭灰を混ぜることでコンクリートの耐久性や強度の向上に効果があることを確認。大西淳社長は「石炭灰とスラグを一体として有効活用することで、資源循環型社会の形成に役立てたい」と話している。
 
 同社では愛媛県の西条発電所、徳島県の橘湾発電所から年間約三十万トンの石炭灰を排出。ほぼ全量をセメント原料などとして再利用しているが、公共工事の減少傾向を踏まえて用途の拡大を迫られている。豊島産廃の溶融スラグへの活用は、二〇〇一年度から香川大工学部の堺孝司教授、四国総合研究所と共同で研究を進めていた。
 
 エコタウン事業は、約六十万トンの産廃を十年かけて溶融処理。副成物として年間約三万トン発生するスラグを、〇四年度からコンクリート用骨材などとして公共工事に利用する計画だ。
 
 今回の共同研究で確認された成果は▽耐久性の向上▽材料の分離を抑えて均質性を維持▽強度のアップ―など。
 
 石炭灰は球状の粒子で構成され、水の持つ流動性の代替効果がある。製造中に水の量を減らすことが可能となり、固まった後の耐久性向上に役立つ。また、スラグの使用量に比例して材料が分離する傾向があるが、石炭灰の粘着性が働くことで分離を抑制、均質なコンクリートができる。
 
 石炭灰のサポート機能によって高品質のコンクリート製造が可能となり、スラグの使用量を増やすことにつながる。
 
 実用化に向け、今後は実際の建築物に耐えられるかについて実証実験を行う。土木建築部は「スラグへの活用で、年間約一万トンの需要が期待できる」としている。

53荷主研究者:2004/05/01(土) 04:12

【石炭灰をプラ原料に】
http://www.business-i.jp/news/chemical/art-20040415224000-EMUCSWKEMV.nwc
FujiSankei Business i. 2004/4/16
石炭灰をプラ原料に 中部電力が三菱重工と共同開発

 中部電力は15日、碧南火力発電所(愛知県碧南市、石炭火力)で発生した石炭灰を、プラスチック原料にする技術を三菱重工業と共同開発したと発表した。

 すでに自動車部品、建築資材、園芸用品などのプラスチック成形メーカー十数社にサンプル供給しており、有用性が確認されたため、4月から一部を有料化したとしている。

 原料となる石炭灰は、電気集じん機で捕集したより粒子の細かい飛灰を有効活用する。これを石油化学原料であるポリプロピレンに混合させて製造する。今回、ポリプロピレンと飛灰を密接に結びつける添加剤を発見したことで混合を可能にした。

 ポリプロピレンは、自動車のバンパーやホイールキャップなど、軽量で強度を必要とされるプラスチック製品の原料となるもので、これまではタルクという天然鉱物を10〜20%混合して強度を高めていた。今回、飛灰を重量で60%混合させたところ、これまでより曲がりにくく、摩耗しにくい材料ができた。成形時の収縮も少ないという。

 価格は、1キロ当たり100円前後。通常のポリプロピレンの120〜130円、タルク入りの160〜200円に比べて安価としている。

 碧南火力で03年度に発生した飛灰は90万トン。これまでに建築ボードなどのセメント原料として活用してきたが、新たな用途開発を目指してきた。

54荷主研究者:2004/05/16(日) 02:33

【汚泥土をセメント原料に】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20040507&j=0024&k=200405074429
2004/05/07 02:30 北海道新聞
汚泥土を再生しセメント原料 国内各社が新収益源に

 国内のセメント各社が、工場やガソリンスタンドの跡地など、有害物質を含む汚染土壌の処理を受託するビジネスに力を入れている。汚染土をセメント原料として利用できる一石二鳥のリサイクル事業だ。昨年施行された土壌汚染対策法も追い風になり、最大手の太平洋セメント(東京)の二○○三年度の処理収入は二十数億円に上った。

 セメントの国内需要は公共事業の減少を受けて低迷。セメント各社は廃プラスチックや廃タイヤ、石炭灰など産業廃棄物の処理を受託し、セメント原料に使うリサイクル事業を新たな収益源としており、汚染土の活用もこの一環だ。受け入れた汚染土はセメント工場で他の原料とともに、回転窯で高温処理し、有害物質を除去した上でセメントを製造する。

 特に、昨年二月に施行された土壌汚染対策法は、汚染土に含まれる有害物質による人体への健康被害を防ぐため、土地所有者らに汚染の調査と除去を義務づけ。セメント各社が処理ビジネスに参入する大きなきっかけとなった。

 太平洋セメントは、○三年四月から大都市の再開発地などで発生する汚染土のリサイクル事業を始めた。○三年度の国内十一工場の処理量は二十四万トンで、上磯工場(渡島管内上磯町)でも約五千トンを処理した。

 国内の汚染土の八割は首都圏で発生するが、同社は各工場からセメントを運んだ復路の積み荷として汚染土を運び、輸送コストも低く抑えている。○四年度は五十万トン、○五年度には百万トンと受け入れ量を拡大する方針だ。

 住友大阪セメント(東京)でも○三年度は約十万トンを処理。日鉄セメント(室蘭)も「条件に合う土があれば受け入れる」などと、各社の関心は高い。

 業界団体のセメント協会(東京)は「量の多寡はあるが、ほとんどのセメント会社が汚染土の処理を手がけている」と説明。処理量の統計はないが、土壌汚染対策法の施行によって「汚染土処理の需要はさらに伸びる」と予想している。

55とはずがたり:2004/06/19(土) 12:06
三菱マテリアル:青島のセメント工場が竣工
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040619-00000005-scn-ind

 三菱マテリアル株式会社(三菱マテリアル)のセメント事業カンパニーと、三菱商事株式会社(三菱商事)は18日、山東(さんとん)省・青島(チンタオ)市にセメント混合製造会社「青島三菱水泥有限公司」を設立、同日現地時間10時58分に設備建設工事の竣工式を行ったと発表した。

 新会社の総投資額は約5億円。両社の出資比率は三菱マテリアルが66.67%、三菱商事が33.33%。代表者に三菱マテリアルの執行役員である中川靖博氏が就任している。写真はセメントサイト及び混合設備の外観。

 今後、新会社を通じて中国規格のセメントを製造・販売し、中国国内でのセメント販売力を強化していく。将来的には年間40万トンの販売を予定。(編集担当:佐藤妙子)

(サーチナ・中国情報局)
[6月19日10時22分更新]

56とはずがたり:2004/06/19(土) 13:25
http://www.harenet.ne.jp/ok-kalk/sekkaiya/sekkaiya.html
岡山県石灰工業協同組合

57とはずがたり:2004/06/19(土) 14:22
【川鉄鉱業拠点一覧】

川鉄鉱業(株)
=拠点一覧(その1)=

●東立鉱業(株)小久慈鉱業所
所在地岩手県久慈市小久慈町第19地割156-41
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=141/44/05.159&scl=250000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=40/08/40.406
生産品目珪石
製品用途セメント用★、鉄鋼用★、建材用

●飯豊鉱業所
所在地山形県西置賜郡飯豊町
川鉄鉱業株式会社 飯豊鉱業所 (代)0238-75-2011山形県西置賜郡飯豊町大字手ノ子1211
川鉄鉱業株式会社 遅谷工場 0238-77-2220山形県西置賜郡飯豊町大字遅谷237-3
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=139/52/40.098&scl=500000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=37/53/30.040
生産品目珪砂
製品用途鋳物用・建材用・農薬キャリア

●栃木鉱業所
所在地栃木県上都賀郡粟野町大字深程153
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=139/42/45.165&scl=250000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=36/30/08.234
生産品目珪砂、珪石、再生砂
製品用途鋳物用、ALC用、建材用

●高知鉱業所
所在地高知県南国市奈路190-1
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=133/36/37.750&scl=250000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=33/38/01.813
生産品目砕石・石灰石
製品用途道路用路盤材、 生コン・アスコン用粗骨材、 セメント用★、 製鋼用★

●津久見鉱業所
所在地大分県津久見市
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=131/51/28.732&scl=70000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=33/04/09.995
生産品目石灰石、砕石、砕砂
製品用途鉄鋼用★、建材用、セメント用★

58とはずがたり:2004/06/19(土) 14:22

川鉄鉱業(株)
=拠点一覧(その2)=

▲PMSCアルコイ鉱山
所在地本社/フィリピン・セブ州セブ市
アルコイ鉱山/フィリピン・セブ州・アルコイ町
生産品目ドロマイト
製品用途鉄鋼用★、ガラス用、肥料用、土建用

▲PMSCボホール鉱山
所在地本社/フィリピン・セブ州セブ市
ボホール鉱山/フィリピン・ボホール州・ガルシアヘルナンデス町
生産品目石灰石
製品用途鉄鋼用★、セメント用★、石灰用、肥料用、土建用

○岐阜工場
所在地岐阜県岐阜市
生産品目ウォラストナイト
製品用途建材用、樹脂用

○千葉製造所
所在地千葉県千葉市(川鉄千葉製鉄所内)
生産品目高炉スラグ砕石、CB再生砕石、高炉水砕スラグ、製鋼スラグ、リバーマイト、加炭材ブリケット、TIBREX(チタン酸カリウム)、ニッケル超微粉、フェライト単結晶
製品用途道路用路盤材、セメント用、ガラス用、エンジニアリングプラスチック用、ブレーキ材用、電子材料用、磁性材料用

○水島製造所
所在地岡山県倉敷市(川鉄水島製鉄所内)
生産品目生石灰、軽焼ドロマイト、ミニペレット、高炉スラグ砕石、CB再生砕石、高炉水砕スラグ、製鋼スラグ、ケイカル肥料
製品用途鉄鋼用、道路用路盤材、セメント用、生コン用、肥料

参考文献:Mapion・Yahoo電話帳

59とはずがたり:2004/06/19(土) 14:28
>>57-59
鉄鋼用と製鋼用の違いは何なんでしょう?

セメント用はどっかのセメント会社に買石していると言う事でしょうねぇ

特に鉄道貨物輸送に転換できそうなのは無いですねぇ。
●奈路…ダンプ…土佐山田─JR貨物─→西岡山─水島臨海─→○川鉄前とか?

60とはずがたり:2004/06/19(土) 14:37
>>57-60
川鉄鉱業
http://www.kawako.kawatetsu.ne.jp/kyoten/index.html

61とはずがたり:2004/06/19(土) 15:04
【鋼管鉱業株式会社概要】

●武蔵野鉱業所(埼玉県入間郡名栗村)
石灰石の採掘、タンカルの製造 武蔵白岩鉱山 約18万t
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=139/09/08.116&scl=250000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=35/54/51.664

○川崎事業所(川崎市川崎区)
スラグ製造・生コン製造・製鉄所構内作業

○福山事業所(広島県福山市)
石灰焼成・スラグ製造・製鉄所構内作業

●芳井鉱業所(岡山県後月郡芳井町)
石灰石の採掘
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=133/23/39.801&scl=1000000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=34/41/23.268

=沿革=
昭和26年(1951年)
12月●群馬鉱業所太子焼結工場(低品位鉱石の焼結処理工場)竣工
昭和41年(1966年)
7月●芳井鉱山(岡山県、石灰石)開設
9月●武蔵白岩鉱山(埼玉県、タンカル)開設

62とはずがたり:2004/06/19(土) 15:07

【JFEミネラル】

http://www.jfe-holdings.co.jp/release/2004/02/040225-01.pdf
川鉄鉱業(株)と鋼管鉱業(株)の合併について

5.事業拠点
合併時における新会社の事業拠点は以下の通りと致します。
拠点所在地
●飯豊鉱業所
山形県西置賜郡飯豊町手ノ子1211
●栃木鉱業所
栃木県上都賀郡粟野町深程153
●武蔵野鉱業所
埼玉県入間郡名栗村大字上名栗字下白岩2160
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=139/07/44.868&scl=500000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=35/54/27.514
●芳井鉱業所
岡山県後月郡芳井町大字上鴫811
●高知鉱業所
高知県南国市奈路190
●岐阜工場
岐阜県岐阜市粟野東五丁目126
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=136/47/19.860&scl=250000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=35/28/44.711
●津久見工場
大分県津久見市合ノ元町6−7
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=131/51/14.036&scl=25000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=33/05/13.020
●千葉製造所
千葉市中央区川崎町1〔JFEスチール東日本製鉄所千葉地区内〕
●京浜製造所
川崎市川崎区扇島1−1〔JFEスチール東日本製鉄所京浜地区内〕
●倉敷製造所
岡山県倉敷市水島川崎通一丁目〔JFEスチール西日本製鉄所倉敷地区内〕
●福山製造所
広島県福山市鋼管町1〔JFEスチール西日本製鉄所福山地区内〕
●機能素材製造所
千葉市中央区新浜町1〔JFEスチール東日本製鉄所千葉地区内〕
●環境プロジェクト部
川崎市川崎区南渡田1−1〔JFEスチール東日本製鉄所京浜地区内〕
●研究所
〔機能素材〕
千葉市中央区新浜町1〔JFEスチール東日本製鉄所千葉地区内〕
〔基礎材料〕
広島県福山市鋼管町1〔JFEスチール西日本製鉄所福山地区内〕

63とはずがたり:2004/06/19(土) 15:39
http://www31.ocn.ne.jp/~climbing_misc/Links/buko721.html
武甲山 石灰岩 石灰石鉱山

武甲山の採掘量
  1993年の資料によれば(資料10)、平成4年4月から平成5年3月の間の生
 産量(ほぼ採掘量と同じはず)は3社(武甲鉱業武甲鉱山、秩父小野田セメン
 ト、菱光石灰工業)合わせて約1,162万tに達します。また各社の操業開始か
 らの既生産量を合計すれば約26,384万tとなります。

  一方他の鉱山を見てみると、平成4年4月から1年間の生産量の多い順に、
    日鉄鉱業 鳥形山鉱山 約1,382万t
    戸高鉱業社 戸高津久見鉱山 約1,256万t
    三菱マテリアル 東谷鉱山 約990万t
    宇部興産 宇部伊佐鉱山 約867万t
    小野田セメント 小野田津久見鉱山 約849万t
 となり、生産量では武甲鉱業の武甲鉱山が10位ぐらいに位置します。
  なお、ひとつの山域としてもっとも採掘されているのはおそらく大分県の津久
 見だろうと思われます。上位15鉱山中の3つまでもが津久見の名を冠しているの
 ですから。・・かわいそう。

  秩父・多摩地域の石灰石鉱山の平成4年4月から平成5年3月の間の生産量
                              (資料10)
    秩父鉱業 御堂鉱山(埼玉県秩父郡東秩父村) 約60万t
    秩父セメント 叶山鉱山(群馬県多野郡中里村) 約267万t
    鋼管鉱業 武蔵白岩鉱山(埼玉県入間郡名栗村) 約18万t
    ニッチツ 日窒鉱山(埼玉県秩父郡大滝村) 約12万t
    奥多摩工業 青梅鉱山(東京都青梅市) 約27万t
    新鉱工業 名郷鉱山(埼玉県入間郡名栗村) 約23万t
    昭和石材工業所 古里鉱山(東京都西多摩郡奥多摩町) 約337万t

  なお、これ以外にすでに採掘を終了したと思われる鉱山として
    桧原鉱業所 桧原鉱山(東京都西多摩郡檜原村)
    日本セメント 勝峰鉱山(東京都西多摩郡日の出町)
    奥多摩工業 氷川鉱山(東京都西多摩郡奥多摩町)

64とはずがたり:2004/06/19(土) 18:29
【日鉄鉱業】
http://www.nittetsukou.co.jp/
=沿革=
明治32年官営八幡製鉄所の原料部門として、福岡県で旧二瀬炭鉱が稼行されたときに始まる
昭和9年官営八幡製鉄所を中心に民間製鉄5社の現物出資により、旧日本製鐵(株)が設立され同社に引き継がれる
昭和14年5月石炭、鉄鉱石、石灰石等の製鉄原料の総合開発と安定供給を目的として、旧日本製鐵(株)の鉱山部門が独立し、資本金5,000万円をもって当社設立
 二瀬(福岡)、釜石、倶知安、赤谷の各鉱山を引き継ぎ稼行
昭和25年8月井倉鉱業所を開設
昭和25年10月津久見鉱業所を開設
昭和25年12月船尾鉱業所を開設
昭和26年10月葛生鉱業所を開設
昭和29年3月東京証券取引所第一部に上場
昭和32年4月八茎鉱業所を開設
昭和33年4月尻屋鉱業所を開設
昭和34年5月三鷹研究所を開設
昭和39年7月長尾山採石所を開設
昭和40年10月久原採石所を開設(昭和63年10月 山口採石所に改称)
昭和41年3月松尾採石所を開設(平成5年3月 閉所)
昭和43年11月三井金属鉱業(株)との共同出資により、日比共同製錬(株)を設立
昭和46年4月鳥形山鉱業所を開設
昭和47年6月伊王島鉱業所の閉山をもって石炭生産部門から撤退
昭和48年10月機械営業部門を設置
昭和50年3月カレザリ銅鉱山(イラン)の操業を開始(平成3年12月イラン銅公社に売却)
赤谷鉱業所を廃止し、赤谷鉱産(株)を設立
※●東赤谷→新潟東港の発電所に炭カル輸送
昭和53年3月八茎鉱業所を廃止し、八茎鉱山(株)を設立
昭和54年3月釜石鉱業所を廃止し、釜石鉱山(株)を設立
※●上有住→釜石に比較的最近まで石灰石列車運行
昭和57年1月新釜石鉱山(株)を設立
昭和58年7月新八茎鉱山(株)を設立
昭和59年3月船尾鉱業所を廃止し、船尾鉱山(株)を設立
平成10年5月千葉県袖ヶ浦市に袖ヶ浦物流センターを開設
平成15年1月アタカマ銅鉱山(チリ)の操業を開始

■事業所■
鳥形山鉱業所〒785-8560高知県須崎市下分乙1101 ▲鳥形山→須崎港
○須崎港
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=133/16/45.668&scl=70000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=33/22/39.069
○鳥形山
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=133/04/47.059&scl=500000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=33/29/16.595
尻屋鉱業所〒035-0111青森県下北郡東通村尻屋字八峠2-61 ○尻屋→室蘭?
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=141/26/42.810&scl=70000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=41/24/05.173
津久見鉱業所〒879-2453大分県津久見市小園町10-31 ○津久見→鶴崎?
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=131/50/42.844&scl=70000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=33/04/19.389
葛生鉱業所〒327-0514栃木県安蘇郡葛生町仙波1599 ●葛生→君津?
井倉鉱業所〒719-2551岡山県新見市井倉527-1 ●井倉→飾磨
東鹿越鉱業所〒079-2411北海道空知郡南富良野町字東鹿越365 ※●東鹿越→中斜里

66荷主研究者:2004/07/19(月) 02:35

【山口エコテック(トクヤマ、宇部興産):ごみ焼却灰、セメント原料に】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04060303.html
ごみ焼却灰、セメント原料に 山口県外からも搬入 '04/6/3 中国新聞

 ■山口エコテック 黒字転換図る

 自治体のごみ処理施設から出た焼却灰をセメント原料化する山口エコテック(周南市)は本年度から、広島県など山口県外の施設からの受け入れを本格化した。処理量を増やして操業率を高め、当期利益の黒字化を目指す。

 県外からの受け入れはこれまでに四施設が決まった。中国地方では、芸北広域きれいセンター(広島県千代田町)が搬入している。残りは福岡の二カ所と大分県にある。

 トクヤマと宇部興産が折半出資する山口エコテックは二〇〇二年四月、年五万トンを処理できる設備を稼働した。受け入れた灰からダイオキシンや塩素を除去。親会社がセメント原料に充てる。

 ここ二年間は、山口県内の十二施設から灰を受け入れているが、量は年間三万トンにとどまる。損益分岐点は四万二千トンで赤字が続いており、新たな顧客を探していた。

 本年度の処理量は、フル操業の五万トンに達する計画。ただ、約一万四千トンを受け入れる福岡県大牟田市の施設は本年度限定の見込みで、羽矢安秀社長は「リサイクルの良さを訴え、顧客確保に努めたい」としている。

67荷主研究者:2004/07/19(月) 02:44

【三菱マテ:セメント原燃料の物流拠点港を大幅拡充】2004年4月14日 化学工業日報 12面
三菱マテ 廃棄物系セメント原燃料 物流拠点港を大幅拡充 九州など新たに6カ所

三菱マテリアルは、セメント製造時の廃棄物系原燃料の使用量を高めるため、物流拠点を整備・拡充する。現在、セメントおよび石炭灰など廃棄物を貯蔵・集積・払い出しをする拠点として、全国に13ある積み出し港に加え、新たに6拠点整備する。同社は、石炭焚火力発電所、製紙会社などからの石炭灰や産業廃棄物および建築廃材・木炭、廃タイヤなど燃料系廃棄物の受け入れ処理量を拡大するが、これに向けて、物流体制の強化が必要と判断した。

三菱マテリアルのセメント工場は、国内のセメント生産量の約10%を占めている九州工場(福岡県京都郡苅田町)、九州工場黒崎製造課(同北九州市)のほか、横瀬工場(埼玉県秩父郡横瀬町)、岩手工場(岩手県東磐井郡東山町)、青森工場(青森県下北郡東通村)の5工場。

廃油、石炭灰、廃タイヤ、高炉スラグ、ボタ、汚泥・スラッジ、副生石膏、廃プラスチックなどの5工場の総受け入れ量は、2002年度383万7千トン。2002年度のセメント1トンあたりの廃棄物使用量は全工場平均で330キログラム。これを2010年度までに業界目標の400キログラム以上に高める。

これに向けての体制整備の一環として、セメントと金属製錬で用いる産業廃棄物などの営業・集荷・物流や関連する諸手続きをワンストップで行える体制を、生産拠点のない関西地区を含めて全国に構築したのに続き、物流拠点を強化する。

セメントの貯蔵サイロ・払い出しを主目的とし、加えて、石炭灰などの廃棄物の貯蔵・集積拠点として、現在、石狩、釧路、苫小牧、函館、船川、新潟、相馬、東京、富山(伏木)、御前崎、名古屋、大阪、呉(吉浦)の13の積み出し港がある。

廃棄物形の原燃料を受け入れ、増処理するために、新たに6拠点を整備するが、主に、九州工場や青森工場への物流面の強化を軸とする予定で、既存の物流拠点に隣接する、日本海側や中京、中国地区を候補地としており、早い時点で立地を決め、整備に着手する方針。

68荷主研究者:2004/08/10(火) 02:47

【津久見の戸高鉱業:臼井に石灰石の新鉱山】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20040527/ooita.html#001
2004/05/27 西日本新聞
臼杵に石灰石の新鉱山 津久見の戸高鉱業 国内最大級2立て坑が完成

 津久見市の石灰生産大手、戸高鉱業社(戸高善之社長)が、一九九九年から臼杵市東神野で開発していた石灰石の新鉱山「神野八戸(こうのやと)鉱山」が完成、二十六日に落成式があった。六月一日から操業を始める。

 新鉱山は、同市上青江の津久見鉱山の西約三キロに位置。山頂から直径約五メートル、深さ三百九十メートルと三百五十メートルの立て坑二本が垂直に降りており、底に破砕機が設置されている。二本の立て坑の長さは国内最大級という。

 坑の底に据え付けた機械で石灰石を直径十五センチほどに砕き、地下のベルトコンベヤーで現鉱山に運び、さらに細かく砕いて鉄鋼とセメントの原料として製品化する。景観や騒音、粉じん被害に配慮して山腹には緑を残し、中央部分をすり鉢状に掘り進める。

 現鉱山は、あと四十年ほどで掘り尽くすため、約百八十億円かけて開発。現鉱山が産出している年間約千二百万トンの生産態勢を維持しながら、八年ほどかけて新鉱山に生産をシフトする。

 落成式には、工事関係者ら約百人が出席。神事の後、戸高社長がボタンを押して坑内の機械を起動、石灰石を運ぶ地下ベルトコンベヤーが動きだす様子が大画面に映し出された。戸高社長は「人に優しく、安全かつ競争力の高い鉱山にしたい」と語った。全国の年間生産に占める同社のシェアは約8%で全国四位。

74荷主研究者:2004/10/24(日) 23:16

【旭化成建材白老工場:コンクリート杭生産中止】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20040923&j=0024&k=200409238187
2004/09/23 02:27 北海道新聞
旭化成建材白老工場、コンクリ杭生産中止

 旭化成グループの旭化成建材(東京)は二十二日、白老工場(胆振管内白老町)などの三工場で行っている既製コンクリート杭(くい)の生産を十二月末で中止すると発表した。需要減で採算が合わず、事業をスリム化する。販売は、他社から相手先ブランドによる生産(OEM)供給を受けて継続する。

 工場内で生産する既製コンクリート杭は、バブル崩壊後、コストの安い現場造成の杭に施工法が切り替わったことや、公共事業の減少で、需要が激減。昨年度の国内需要は二百六十万トンと一九九○年度の三分の一に落ち込んだ。

 同社は四年前から既製コンクリート杭の生産を縮小。白老のほか、富士建材工場(静岡県)、岩国工場(山口県)での生産も中止する。三工場の生産設備は約四十五億円をかけて廃棄する。白老工場の関係従業員四人は、別部門に移し雇用を継続する。また、富士建材工場の大型軽量気泡コンクリートパネル生産を来年三月末で中止し、同事業から撤退する。

75荷主研究者:2004/10/24(日) 23:25

【コンクリート代替品の製造工場操業:能代】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/10/20041005t42004.htm
2004年10月04日月曜日 河北新報
コンクリ代替品の製造工場が来秋操業 能代

 東北電力能代火力発電所から排出される石炭灰と、廃プラスチックを原料とするコンクリート代替製品の製造工場が2005年9月、能代市の能代工業団地で操業を始める。工場を建設する能代市の秋田エコプラッシュ(泓英俊社長)が4日、発表した。

 リサイクル製品商社のアルテック(東京)や大森建設(能代市)などが出資し、今年2月に秋田エコプラッシュを設立。工場では、発電所の石炭灰と廃家電や包装容器のプラスチックを原料に、鉄道用ケーブル溝や電設資材などコンクリート代替製品を製造する。

 国と秋田県から計約3億3000万円の補助金を受け、年内に着工する。

76荷主研究者:2004/10/24(日) 23:58

これはニュースだ! セメントターミナルが増加か? 住友大阪セメントが樽見鉄道によるセメント輸送廃止に伴い鉄道から内航へシフトするという「間違い」じゃないらねぇ。まぁ小口輸送が鉄道コンテナにシフトする程度の話か? なお西浜松のセメントターミナルには太平洋セメントが東藤原、住友大阪セメントが本巣からセメントを輸送している。

http://www.cargo-news.co.jp/table2.htm
カーゴニュース 3357号のおもな内容(2004/9/30)
○…名古屋地区〜浜松間のセメント輸送を内航から鉄道へシフト…14

81荷主研究者:2004/12/26(日) 23:29

【宇部興産:沖の山コールセンター石炭荷揚げ1億トン達成】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20041013/yamaguti.html#002
2004/10/13 西日本新聞
宇部興産・沖の山コールセンター 石炭荷揚げ1億トン達成 国内初

 宇部市小串の宇部興産の貯炭施設、沖の山コールセンターは十二日、石炭荷揚げで累計一億トンを突破したと発表した。一九八〇年にオーストラリアの石炭を輸入したのを皮切りに、開業以来二十四年目の記録達成で、国内のコールセンターでは初めてという。

 同センターは一九八〇年十月、石炭の輸入中継基地として同興産沖の山炭坑跡地に建設された。貯炭場の容量は四十万三千立方メートル。石炭の年間平均輸入量は約六百万トン(二〇〇三年度は四百三十万トン)で、日本最大級の規模。電力やセメント業界などのユーザーに供給している。

 また、敷地内の石炭開発部では石炭の燃焼性や有効利用などの技術開発にも取り組んでいる。輸入量一億トンは、同興産関連の沖の山、東見初両炭鉱の開坑から、一九六七年の閉山まで約七十年間に採掘した石炭計約五千八百万トンの約二倍近い量となる。

 同興産はこの日、オーストラリアからの石炭運搬船YOMOSHIO号からの荷揚げで一億トンを達成したのを記念して、同船上でパーティーを開催。十一月十九日には市内宇部全日空ホテルでも、一億トン達成の盛大な記念式典を行う。

82とはずがたり@う〜て:2005/01/09(日) 00:03
この正月でベストヒットに注目の会社>チヨダウーテ
この会社は来る!名前可愛いし。
それにしても色んな新聞があるねぇ。>廃棄物新聞

チヨダウーテ沿革
http://www.chiyoda-ute.co.jp/4-3.html

http://www.skc-ir.jp/ir/2004/chiyoda2/chiyoda2.htm
●1948年
1月 三重県四日市市住吉町に千代田建材(株)を設立。厚型スレートの製造を開始。
●1955年
4月 三重県三重郡川越町に石膏ボード工場を建設し、製造販売を開始。
●1957年
6月 社名を千代田建材工業(株)に変更。
●1965年
1月 神奈川県厚木市に厚木工場が完成し、生産を開始。
●1970年
7月 大阪府貝塚市に貝塚工場が完成し、生産を開始。
●1986年
5月 千葉県君津郡袖ケ浦町(現在 袖ケ浦市)に千葉工場が完成し、生産を開始。これに伴い、 厚木工場の生産を停止。←
●1990年
6月 総合建築資材メーカーを目指して、社名をチヨダウーテ(株)に変更。
10月 社団法人日本証券業協会に店頭登録銘柄として新規登録。
●1997年
2月 岡山県玉野市に岡山工場が完成し、生産を開始。
3月 ISO9001認証取得
●1999年3月 アドラグループ3社(三井化学の子会社)から石膏ボード事業譲受け。
●2004年11月 北海道室蘭市に室蘭工場が完成。砂川工場の生産は停止予定(年内)

廃棄物新聞・バックナンバー“1998年4月度
http://www.nippo.co.jp/jk/wt9804.htm
4月13日号ダイジェストニュース
◇廃石膏ボードで厚生大臣指定
 全国3工場で新築系ボードを受入れ
- アドラグループ -
 三井化学系の石膏ボードメーカー、アドラグループは3月17日、全国の3工場で廃石膏ボードの引き取りに関し、処理業の許可なく、必要経費を徴収して受け入れることができる再生利用に係る厚生大臣指定を受けた。新築系の単品廃石膏ボードについて受入れを開始する。

83とはずがたり:2005/01/13(木) 17:50
これはねぇ,スレを何処にするか迷ったけど。。

生コン界のドン逮捕 労組関西支部委員長、加盟迫り実力行使
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000025-san-soci

 セメント、生コン業界などの労働者でつくる全日本建設運輸連帯労組傘下の労組で、関西地区生コン支部(関生支部、大阪市西区)の委員長が協同組合に加盟するよう生コン業者を脅迫したなどとして、大阪府警警備部は十三日、強要未遂と威力業務妨害容疑で、同支部委員長の武建一容疑者(62)=大阪府池田市=ら執行委員四人を逮捕。武容疑者の自宅や関生支部事務所など三十数カ所の捜索に乗り出した。
 武容疑者らは、協同組合非加盟の「アウト業者」に対する押し掛け行動や出荷阻止行動など、強引な手法で協同組合加盟を推し進めていたとされる。支部の資金数十億円を機関決定なしで知人の生コン会社に貸し付けて支部に損害を与えた疑いもあり、捜索は背任容疑でも行われた。
 調べによると、武容疑者らは昨年十月、大阪市西淀川区の生コン業者に「大阪広域生コンクリート協同組合」に加盟するよう脅迫。組合員を動員し街宣車も押し掛けさせ、ミキサー車の進入を妨げて出荷妨害した疑い。調べに対し、四人全員が容疑を否認している。
 生コン業界では、中小の生コンプラントが過剰に設立され、不況下で過当競争を繰り返して価格破壊が進んだため、倒産が相次いでいた。
 これまでの調べで、武容疑者は、協同組合を通じた業界の秩序維持が不可欠と強調、安価で販売するアウト業者を協同組合に加盟させる「アウト対策」を推し進めていた。大手セメントメーカーからの仕入れ、ゼネコンなどへの販売を協同組合が一手に引き受ける構想を描いていたという。
 しかし、押し掛け行動や出荷阻止などの実力行使に対し、生コン関連の他労組からも疑問視する声も上がっていたほか関生支部での組織運営についても批判派を排除するなどしていたとされる。
 武容疑者は昭和四十年代から運輸一般傘下の労組役員として活動。闘争方法などをめぐり、上部組織と対立したため昭和五十九年に運輸一般から離脱。現在の関生支部を結成して以来、委員長を務めていた。
(産経新聞) - 1月13日15時36分更新

84荷主研究者:2005/02/02(水) 23:48:59
>>82

【チヨダウーテ:室蘭工場が稼動】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20041202&j=0024&k=200412025796
2004/12/02 01:06 北海道新聞
チヨダウーテ、室蘭工場が稼働 石こうボード生産 砂川工場は年内閉鎖

 【室蘭】建材用の石こうボード製造大手、チヨダウーテ(三重県四日市市)が新設した室蘭工場が一日、操業を始めた。隣接する新日本石油精製室蘭製油所の火力発電設備の排ガスから生成する石こうを原料とするため、現在の砂川工場(砂川市)より経費を削減できる。砂川工場は年内に閉鎖する。

 室蘭工場は、鉄筋平屋の約八千四百平方メートル。室蘭港に臨む室蘭市崎守町の市有地約一万六千七百平方メートルを購入し、建設した。石こうボードは年約七百三十万平方メートルを生産。販売額は年十億円を見込み、主に道内向けに出荷する。

 砂川工場は生産ラインが一系列だったが、新工場は多品種生産に対応するため三系列とした。従来の製造ラインでは生産したボードの長さがほぼ固定されており、建設現場で適正サイズに切断したため、建築廃材が出ていた。しかし、新設備は生産段階で長さをある程度調節でき、工場内で注文に応じたサイズに仕上げることが可能という。年内は砂川工場から出荷し、室蘭からは年明けから出荷する。

85荷主研究者:2005/03/14(月) 01:22:20

【八戸セメント:産廃を受け入れ方針】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/01/20050119t22008.htm
2005年01月18日火曜日 河北新報
八戸セメント 県境産廃を原料に 新年度受け入れ方針

 青森、岩手県境の産業廃棄物不法投棄問題で、青森県八戸市の八戸セメントがセメント原料として廃棄物を活用する方針を決め、18日、同社で、会社周辺の町内会に対する説明会を開いた。3月にも処理業の許可を受け新年度から受け入れる方針。

 同社によると、昨年10月、使用の可否を探る調査をした結果、廃棄物の成分が一般汚泥とほぼ変わりなく、廃棄物一立方メートル当たり生石灰60キロを添加し4センチ以下の粒子を選別すれば、活用できることが分かったという。
 同社は、近く社内に廃棄物を置く保管庫などの専用設備の工事に着手し、特別管理産業廃棄物処分業の許可を県に申請する。1日50トンの廃棄物の受け入れが可能と判断している。

 一方、県は1億1000万円をかけ不法投棄現場に粒子を選別する施設の建設に着手、3月の完成を目指す。青森側の県境産廃は現在、青森市の中間処理場が1日150トンを処理している。八戸セメントが加われば、計200トンの処理が可能になる。

 説明会には12町内会から15人が出席。「においは大丈夫か」などの質問があった。諏訪東町内会の豊田勲会長(57)は「住民の健康に影響を及ぼさないよう万全の対応をしてもらいたい」と注文した。

86とはずがたり:2005/05/11(水) 12:58:27
主力はベルコンで搬出のここなのね〜。近江長岡に続き本巣迄もが廃止なも已む無しなのかなぁ。

住友大阪セメント、秋芳鉱山で新鉱画の開発に着手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050511-00000028-nkn-ind&kz=ind

住友大阪セメントは10日、主力の石灰石鉱山である秋芳鉱山(山口県秋芳町)で新しい鉱画の開発に着手したと発表した。

80億円を投じ、80万平方メートルの新鉱画を開発する。

08年度から一部出鉱を始め、2023年度まで第2鉱画との並行出鉱を続け、2024年度からは新鉱画の単独出鉱を行う。

獲得する鉱量は、現在、秋芳鉱山から年間に出荷している量の約40年分に当たる約3億トンになる。

秋芳鉱山では1965年に第1鉱画、85年に第2鉱画からそれぞれ出鉱を始め、現在、年間約800万トンの高品位石灰石を出荷している。

第2鉱画は今後10年以上の採掘が可能だが、石灰石を長期安定的に供給するため、新鉱画の開発に着手した。

91とはずがたり:2005/08/19(金) 19:24:18
アスベスト被害で解散企業の責任負担 住友大阪セメント
http://www.asahi.com/national/update/0819/TKY200508190125.html
2005年08月19日11時00分

 兵庫県尼崎市に73年まであったアスベスト(石綿)建材会社「関西スレート」(01年解散)の工場近くで幼少期を過ごし、石綿が原因とされる中皮腫(ちゅうひしゅ)になった女性(45)に対して、同社に後から資本参加した「住友大阪セメント」(本社・東京都)が19日までに、見舞金200万円を支払うことを決めた。資本参加前の会社による健康被害について見舞金を出す例は珍しい。石綿関連企業では解散や合併しているケースが多く、今後各地での企業側の救済策にも影響を与えそうだ。

 女性を支援している「尼崎労働者安全衛生センター」が7月、住友大阪セメントに救済を求めていた。

 同センターによると、女性の両親は関西スレートに勤務。このため、女性は13歳までの約10年間、工場向かいの社宅で生活していた。工場建物隣の石綿スレート置き場は子どもたちの遊び場となっており、女性もよく遊んでいたという。

 女性は03年に、胸膜中皮腫と診断された。同年9月に右肺を摘出したが、今年3月になってリンパ節などへの転移が見つかり再入院した。現在は自宅で療養している。

 関西スレートは73年に同県加古川市に移転。78年になって旧・大阪セメント(現在の住友大阪セメント)が資本参加し、「ダイスレ工業」に社名を変えた。だが、経営不振で00年12月に工場を閉鎖、01年3月に会社は解散した。

 住友大阪セメントは18日、見舞金として女性に200万円を支払うことを尼崎労働者安全衛生センターに伝えた。同社は今月半ば、関西スレートの元従業員とその家族が石綿を吸い込んで中皮腫を発症した場合には見舞金として、死亡した場合には弔慰金として200万円を支払う、とする基準を設けたという。同社は「当社の子会社となる前の話で法的責任はないが、当時の従業員の家族という縁もあったことを考慮した」(広報グループ)としており、一般の周辺住民は対象としていない。

 石綿関連工場の周辺住民への健康被害については、クボタが200万円の見舞金や弔慰金の支払いを決めている。

92とはずがたり:2005/08/21(日) 14:44:42

石油精製で生じる硫黄から高機能コンクリート
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/keizai/20050821/20050821i101-yol.html
2005年 8月21日 (日) 10:36

 新日本石油は、原油からガソリンなどを精製して出た硫黄や鉄鉱石のくずなどを利用して、酸や水に強い高機能コンクリートを開発した。2006年度にも建材用に販売を始める。

 このコンクリートは、硫黄20%、鉄鉱石のくず(鉄鋼スラグ)40%、石炭を燃やした後の灰40%を配合してつくる。従来のコンクリートの2〜3倍の強度があり、従来品なら半年程度でぼろぼろになる強い酸にもほとんど劣化しない。遮水性能は従来品の90倍以上もあるという。硫黄は熱にさらされると溶けてしまうため、道路舗装などには使えないが、下水管や魚礁などには活用できる。当初は通常のコンクリートより割高になる見通しだが、新日石は「数年で現在のコンクリート並みの価格にする」(松村幾敏常務)方針だ。

 石油精製などで発生する硫黄は日本全体で年間約200万トンにのぼり、うち約110万トンは中国などに肥料の原料として輸出されている。しかし、運送費を加味すると硫黄輸出は赤字とされ、新日石は工業原料などへの活用策を研究していた。

93荷主研究者:2005/09/13(火) 00:20:31

【トクヤマ:セメント原料に堆積土】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200506290016.html
'05/6/29 中国新聞
セメント原料に堆積土 周南

 トクヤマ(周南市)は、市内の徳山港の堆積(たいせき)土をセメント原料に再生する事業に乗り出す。十年後をめどに、市内で計画されている埋め立て地に、堆積土から塩分を除くプラント建設を目指す。堆積土の再生で航路しゅんせつなど港湾機能の維持向上につながり、周辺企業の国際競争力の強化につながりそうだ。堆積土の再生は世界初の試み、という。

 プラント建設の予定地は、徳山港に面する晴海地区で計画のある「T10」と呼ばれる埋め立て地。徳山港や周辺でしゅんせつされる年間十万立方メートル程度の堆積土から、塩分を取り除く施設を想定している。

 山口県や同市によると、T10は二六・三ヘクタールの造成を計画し、二〇〇六年度にも事業主体の第三セクターを設立する方針。徳山港につながる航路をマイナス一四メートルに深くする際のしゅんせつ土などで埋め立てる予定だ。

 構想ではトクヤマは、T10に設けた貯蔵場所に堆積土を保管。プラントで処理した後、近くの徳山製造所に持ち込み、セメント原料の粘土の代替材として使う。

 原料化に向け本年度から、堆積土の成分の調査を始める。徳山港の複数の地点で採取して組成を分析し、プラントの仕様や規模、能力などを検討する。

 しゅんせつ土は従来、埋め立てや海洋投棄など処分が限られていたという。構想が実現すれば、地域内で循環利用する態勢が整う。「堆積土の利用度を高め、コンビナートの活性化につなげたい」としている。

96荷主研究者:2005/12/30(金) 12:06:55

【大船渡市:渋谷鉱業が破産手続き】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/09/20050918t32015.htm
2005年09月17日土曜日 河北新報
渋谷鉱業が破産手続き 岩手・大船渡

 大船渡市に主力プラントがある採石製造販売の渋谷鉱業(東京)は17日までに、東京地裁に破産手続き開始を申し立てた。東京商工リサーチ盛岡支店によると、負債総額は約17億円。

 同社は明治時代末期に千葉県で創業。昭和の初めまでに、大船渡市に進出し実質的に岩手県に基盤を置いていた。製鉄所向け石灰製造で業績を伸ばし、1975年ごろには年間10億円近い売り上げがあったが、近年は鉄鋼不況や公共事業削減で受注が低迷、経営が悪化していた。大船渡営業所を含め従業員全員(21人)を解雇した。

97荷主研究者:2005/12/30(金) 19:05:58

【中部電力:石炭灰リサイクル製品】
http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20051008/ftu_____thk_____001.shtml
2005.10.08 中日新聞
農業向けの石炭灰リサイクル製品 中電が開発

 中部電力は、碧南火力発電所(愛知県碧南市)で発生する石炭灰のリサイクル製品「シーキュラス」を使い、農業向けに新たな土壌改良資材を開発した。十二月から本格的な販売を始める。中電はシーキュラスを「循環型資源」として新規事業の柱の一つに位置付け。特に農業・緑化・園芸分野での営業を強化し、二〇〇九年に年間三千トンの販売を目指す方針だ。

 シーキュラスは、発電に伴う石炭の焼却灰に、水酸化ナトリウムを加えて加工する。強い吸着力が特徴で、重金属類や悪臭ガスなども吸着する。中電はこれまで、主に脱臭や水質浄化などの用途で販売してきた。

 碧南火力では、年間約九百五十万トンの石炭を燃料として消費し、約九十万トンの石炭灰が出る。このうち九割近くは主にセメント材料として再利用し、残りは発電所の敷地内に埋め立ててきた。

 中電は昨年十月、石炭灰の有効利用のため、碧南火力にシーキュラスの生産設備を設けて量産を始めた。ただ、年間三千トンの生産能力に対し、本年度の生産は二百トン程度にとどまっている。

 石炭灰のリサイクル促進へ投入するのが、土壌改良資材「ランドプラスZ」。土壌に水や肥料を保持する力に優れ、酸性土の改良効果もあるという。中電グループのテクノ中部(名古屋市)が二十リットル入り二千円で発売する予定。今後、各地のJAなどにも働きかけ、販売拡大を図る。

98荷主研究者:2005/12/30(金) 20:34:58

【宇部興産:石炭灰利用の地盤材料】
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200510080023a.nwc
石炭灰利用の地盤材料 宇部興産が大幅拡販
2005/10/8

 宇部興産は、石炭灰を利用した地盤材料「ゼットサンド」を拡販し、二〇〇七年度には〇四年度実績の十六倍に当たる約八万トンの販売を目指す計画だ。

 ゼットサンドは、石炭火力発電所などから発生する石炭灰を粒状にした人工地盤材料。道路の舗装部の下や河川築堤などで、天然の砂や土に替わる材料として利用できる。廃棄物である石炭灰の有効活用と、天然資源の保全の両立を可能にする。

 同社では、〇二年にゼットサンドの発売を開始した。〇四年から本格稼働に入り、〇四年度は約五千トンの販売実績をもつ。〇五年度も約三万トンの受注をすでに受けているという。

 ゼットサンドは、〇五年度資源循環技術・システム表彰の「経済産業省産業技術環境局長賞」を受賞した。

 同表彰制度は、リサイクルや環境保全の表彰制度として長い歴史をもつ。廃棄物の発生抑制や再使用、再資源化などに関して優れた事業の奨励、普及を図ることを目的に、経済産業省の後援をうけて、財団法人「クリーン・ジャパン・センター」が実施している。

 同センターは、経済産業省、日本商工会議所、日本経済団体連合会をはじめとする官民一体の支援により、一九七五年に設立した。

99荷主研究者:2005/12/30(金) 20:47:03

【セメント生産 2005年度上期5年ぶり前年上回る】
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200510270026a.nwc
セメント生産 5年ぶり前年上回る、災害復興需要が拡大
FujiSankei Business i. 2005/10/27

 セメント協会が二十六日まとめた二〇〇五年度上期(四−九月)のセメント生産実績は、前年同期に比べ3・7%増の三千五百六十一万トンとなった。上期としては二〇〇〇年度以来、五年ぶりに前年同期を上回った。

 セメントの生産が伸びたのは、昨年発生した台風や地震の復興が本格化し、需要が拡大したため。今年に入り内需は三月以降、七月を除いて前年同月を上回っている。

 同協会によると「昨年度の補正予算で組まれた災害復旧予算が、今年に入ってセメント受注として表れてきた」と分析。こうした復興需要は、年内いっぱい続く見通しだ。

 四月から前年同月を上回っていた非居住用が七月以降減速するなか、それに代わって七月から居住用が前年同月を上回って推移している。公共工事(請負額)も減少幅が小さくなっており、八月の前年同月比0・2%減から九月は同4・1%増と増勢に転じている。

100荷主研究者:2005/12/30(金) 23:04:27

【日鉄セメント:廃プラ燃料に製造コスト削減】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20051203&j=0024&k=200512037907
2005/12/03 07:40 北海道新聞
日鉄セメント、廃プラスチック燃料に製造コスト削減 来年度から

 【室蘭】日鉄セメント(室蘭)は二日、二○○六年度から建築廃材などの廃プラスチック(廃プラ)をセメント製造用の燃料に使うことを明らかにした。価格が高騰する石炭の代替燃料として製造コスト削減を図るとともに、焼却や埋め立て処分されることの多い廃プラの再利用を進めるのが狙い。廃プラを燃料用に破砕、貯留する設備を新設し、来年夏にも本格的に廃プラ使用を始める。

 同社はセメント原料を焼却し、半製品を生成するキルン(回転窯)の主燃料として石炭を使っているが、中国での需要拡大などで価格が高騰。一方、廃プラは廃棄物のため、排出業者などから処理料を徴収して使用できる。公共事業削減でセメント需要は年々低下しており、製造コスト低減で製品の価格競争力を高める効果が期待される。

 廃プラは道内外から収集するが、現在年九万トン使用している石炭のうち、どの程度を廃プラで代替するかは未定。来年一月に着工する破砕施設は一日当たりの処理能力が八十八トン。六月に試運転を始め、八月に本格使用開始の予定だ。廃プラ燃焼後の焼却灰もセメント原料に利用する。

101荷主研究者:2005/12/30(金) 23:45:51

http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20051101/fukuoka.html#002
2005/11/01 西日本新聞
田川市の旧三井鉱山セメント跡地 美術館など建設へ 地元の中村産業

 建築資材の製造販売などを手掛ける中村産業(田川市)が三十一日、同市弓削田の旧三井鉱山セメント跡地に、美術館を核とする複合文化施設を建設する計画を明らかにした。同社の関係者が所有する絵画や焼き物などを保管、展示する予定で、この種の民間施設としては筑豊地区で初めてとなる。

 同産業によると、建設するのは美術館のほか、茶室や庭園、レストランなど。来年度中の完成を目指すが、展示品の詳細や運営形態などについては未定という。

 建設予定地は広さ約十八万平方メートル。一九六四年に三井鉱山セメントが操業したが、親会社の三井鉱山(東京)が産業再生機構の傘下に入ったためリストラの対象となり、昨年三月末で解散。麻生ラファージュセメント(福岡市)が石灰石の採掘権や跡地約二十二万平方メートルを買収していた。

 中村産業は麻生ラファージュがセメントの貯蔵施設として使用している区域を除いた土地を購入することにし、両社がこの日、譲渡契約書に調印した。

104荷主研究者:2006/02/27(月) 00:41:25

http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20060121005.htm
2006年1月21日更新 北國新聞
浅野セメント創業者浅野総一郎を描いた映画が9月公開 川崎市役所で製作発表

 氷見市薮田出身で浅野セメント(現太平洋セメント)を創業した浅野総一郎(一八四八 ―一九三〇年)を描いた映画「九転十起の男―浅野総一郎の青春」の製作発表が二十日、川崎市役所で行われ、総一郎役を務める俳優の網本圭吾さんと妻サク役で女優の仲代奈緒さんが紹介された。

 浅野総一郎は、十五歳で初めての商売を興して以来、数々の成功と挫折を繰り返した実業家。後に官営で赤字休業状態だった深川セメント工場の払い下げを受け、「京浜工業地帯の父」と呼ばれるセメント王として多くの偉業を成し遂げた。

 映画は二時間で、映画製作会社のさざ波(川崎市)の市川徹監督がメガホンを取る。総一郎の少年時代から青年時代にスポットライトをあて、安田善次郎や渋沢栄一との友情、京都での坂本竜馬との出会いも描く。

 川崎市の「浅野総一郎の偉業を伝える会」と氷見市の「浅野総一郎翁映画製作支援会」(会長・西田邦彦藪田自治振興会長)が製作協力する。

 網本さんは「今年成人式を迎えたばかりで、節目の年にスケールの大きな生き方を演じることができて、うれしい」と話した。また、仲代さんは「夫を力強く支え続けたサクの素晴らしさを伝えたい」と抱負を述べた。

 三月に撮影を開始し、九月に劇場公開する予定で、市川監督は「最初は最も美しい雪をかぶった海越しの立山連峰を撮りたい。映画が氷見市と川崎市を結びつける懸け橋になってほしい」と話した。

107荷主研究者:2006/03/27(月) 02:11:15

【2006年3月ダイヤ改正に伴う鉄道によるセメント輸送の動向】
本巣駅からの住友大阪セメントの鉄道輸送廃止(契約は3月末までのようだが)は以前から話題になっているが、それ以外の各社もセメント輸送は縮小の一途で今回の3月ダイヤ改正でもかなり減っている。

まず秩父鉄道からのセメント輸送が廃止になったようで、矢板、宝積寺、友部、隅田川行きのセメント列車が消滅している。ただし石炭輸送は残っている。某掲示板でセメント輸送廃止の噂が載っていたが、数年のうちにという話だったのだが…。秩父鉄道がセメント輸送を廃止するというのはショックだ。

日立セメントも鉄道輸送から撤退したようだ。荒川沖、隅田川行きのセメント列車が消滅。つい先日、荒川沖と隅田川に行った時はまだ貨車がいたのだが…。

これにより関東地方から鉄道によるセメント輸送が消滅した。そして東京セメント運輸も鉄道輸送を廃止したことになる。時代の趨勢とはいえ、残念だ。

電気化学工業も厳しい。五日町のセメント列車発着が無くなった他、新湊の荻布倉庫行きのダイヤも消滅している。南松本方面もセメント列車ではなく「その他」になっている。塩川、広田、越中大門は残っているようだが、新発田や寺井、北長野が既に廃止になるなど急速に輸送網が縮小しているだけに予断を許さない。

残るは東藤原からの太平洋セメントの輸送だが、膳所の輸送が2005年4月に休止になり、四日市港、坂祝、南松本、西浜松の輸送が今回のダイヤ改正でも維持された模様。東藤原からの輸送は三岐鉄道が維持しようと努力すると思われ、今後もしばらく輸送は続きそうだが貨車の老朽化など問題点は多いだろう。

セメントターミナルもこれで塩川と西浜松だけが鉄道輸送を行い、郡山タ、倉賀野に続き五日町も鉄道とは無縁となってしまった。セメントメーカーによる鉄道輸送は、昨今は車扱による石炭灰や炭酸カルシウム輸送、さらには無蓋コンテナによる廃棄物輸送(太平洋セメント、宇部興産)といった原料輸送が増える一方で、製品としてのセメント輸送の減少に歯止めがかからない。セメント貨車の新製などは行わずこのまま自然消滅してしまうのだろうか。

108とはずがたり:2006/03/27(月) 18:44:52
>>107
セメント輸送をしない秩父鉄道なんて,単産の抜けた連合(炭酸の抜けたコーラと書こうと思ったのだが)みたいなものでにわかには信じがたいが,西関東連絡道といった道路の整備に加え,内陸工場で主力工場とは成り得ない等マイナスの要素が積み重なったという事か。

セメントのSSは未だ各地に多数存在しており,鉄道輸送だけ無くなって行くのはなんとも残念。
宇都宮・群馬・長野など内陸部に大きなセメントターミナルというのは効率的じゃないのかねぇ??

109荷主研究者:2006/03/30(木) 01:39:21

>>107-108
【秩父鉄道のセメント輸送終了について】
http://rail-taku.cocolog-nifty.com/local_train_fan_blog/2006/03/vol4__3fa0.html
貨物輸送が活発に行われている秩父鉄道ですが、セメント輸送が2月末日をもって終了。なお、鉱石列車はまだ残る。

↑ということで、セメント輸送は3月ダイヤ改正前にすでに終了していたようだ。
セメントターミナルはオイルターミナルのように存在感を発揮できなかったのはなぜだろうか。倉賀野や郡山タといったオイルターミナルが近くにある地区においてセメントターミナルは真っ先に鉄道輸送を中止している。五日町や塩川、西浜松は逆に石油元売り各社の内陸油槽所が廃止となった地域だ。セメント業界としてはセメントターミナルに輸送を集約しようという考えがまとまらなかったのだろうか。石油業界は共同油槽所という考え方はかなり浸透しているように見えるが・・・。(日本OT、東西OT、小名浜石油、コスモ松山など)

一方、セメント業界は産業廃棄物受け入れに活路を見出しており、鉄道輸送もその静脈物流の担い手として存在感を発揮することは可能だろう。太平洋セメントも新座タ・越谷タ〜三ヶ尻でコンテナ輸送による焼却灰輸送を行っており、専用線コンテナ入線による輸送という面でも注目。

■ 太平洋セメント ゼロミッション事業 - 都市ごみ焼却灰の再資源化(セメント原料)に鉄道コンテナ輸送利用 -
http://www.jrkanto.com/case/environment/taiheiyo.htm

JR貨物ニュース 2002年7月1日号 太平洋セメント㈱ 埼玉県下の焼却灰等再資源化 新座(タ)・越谷(タ)〜熊谷工場間 鉄道コンテナで輸送

110荷主研究者:2006/05/02(火) 22:36:22

【日本セラテック1部上場、東北の製造業45年ぶり】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/02/20060221t12011.htm
2006年02月20日月曜日 河北新報
セラテック1部上場 東北の製造業45年ぶり 東証

 工業用セラミックス部品製造で、東京証券取引所2部上場の日本セラテック(仙台市)は20日、東証1部への上場を同日付で承認されたと発表した。上場は3月1日の予定。東北企業の東証一部上場は、22日に予定される荘内銀行(鶴岡市)に続き29社目となる。製造業では4社目で、1961年のNECトーキン以来、45年ぶり。

 日本セラテックは87年、日本セメント(現太平洋セメント)の100%出資で設立された。仙台、埼玉など国内4カ所に工場、東京と大阪、米シリコンバレーに支店を構え、半導体製造装置用部品などを供給している。資本金は19億7130万円で、社員は約380人。

 半導体産業の成長に伴って売り上げを伸ばし、2003年11月にジャスダック、05年3月には東証2部に上場した。05年10月には、グループ会社で、セラミックス強化金属基複合材料(MMC)製造のセランクス(仙台市)を吸収合併し、セラミックス系部品のすべてを製造できる体制を整えた。

 06年3月期決算では売上高112億5000万円、経常利益21億8000万円、純利益15億円を見込んでいる。武井明社長は「東北では久しぶりの製造業の一部上場となる。仙台のメーカーとして世界を目指したい」と話している。

116荷主研究者:2006/07/23(日) 23:17:05

【会沢高圧コンクリート:宮城県に新工場】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20060610&j=0024&k=200606105418
2006/06/10 07:37 北海道新聞
会沢高圧コンクリート、宮城に新工場 道外初、新工法も採用

 【苫小牧】コンクリート二次製品製造の会沢高圧コンクリート(苫小牧)は、道外初の製造拠点となる仙台栗原工場(宮城県栗原市)を開設した。一戸建て住宅向け基礎パイル(くい)を専門に製造する。公共事業の削減に対応し、民間分野の受注拡大を目指す。

 同社の製品工場は、七カ所目。現地のコンクリート工場を三月に買収し、六月初旬に設立した。敷地面積二万四千平方メートルで、新たに住宅向けのH形パイル製造設備を設置。買収費用と合わせて約三億円を投じた。社員十五人体制で、年間一万トン製造するほか、相手先ブランドによる生産(OEM)供給も手がける。

 H形パイルは、二○○○年に住宅品質確保促進法が施行されて以来、大手住宅メーカーが相次いで採用している成長分野。同社は道内で年間二千五百棟分に相当する約五万トンを大手住宅メーカーに納入している。

 東北向けにはこれまで、鵡川製品工場(胆振管内むかわ町)で造った製品を苫小牧港からフェリーで宮城県塩釜港に輸送し、現地の住宅メーカーなどに供給していた。新工場設置で、東北での営業を本格的に展開する。

 また、同社はパイル打設の新工法「高周波圧入工法」を初めて導入した。ボーリング機械専門メーカーと共同開発した打設機械でパイルを地中に打設する際に、高周波の微振動を加えることで、施工の速さと精度を高めた。一日当たりの施工能力はこれまでの一・五倍に上がるという。

 会沢高圧コンクリートは、総合コンクリート製造のアイザワグループ九社の中核企業。○六年三月期の売上高は百六億五千二百万円。

118荷主研究者:2006/09/02(土) 23:36:23

【中部電力:トンネル補強に石炭灰】
http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20060705/ftu_____thk_____001.shtml
2006.07.05 中日新聞
トンネル補強に石炭灰 中電が有効活用

 中部電力は碧南火力発電所(愛知県碧南市)から発生する石炭灰を、トンネル掘削工事で内部を補強する際の吹きつけコンクリートに混合する技術を開発、石炭灰の新しい有効活用法として実用化のめどを付けた。既に東海北陸自動車道のトンネル工事の一部に試験採用されている。今後、公共工事などの採用に向け、自治体やゼネコンなどに提案していく方針だ。

 中電は名倉水力発電所(岐阜県白川町)の水路トンネル工事で実証実験を行った。この結果、吹きつけセメントは重量ベースでセメントの30%程度を石炭灰に置き換え可能だった。さらに細骨材の一部を石炭灰に置き換えた場合でも、必要な強度を満たすことができた。

 また、粘度が増すことで吹きつけ時に石炭灰が周りに飛び散る、はね返り率を通常の20−30%程度から半分以下に抑えることもできた。吹きつけ時の粉じんの発生量も約15%程度低減することが確認され、セメント量の削減によるコストダウンに加え、労働環境の改善にも効果が期待できることがわかった。

 碧南火力発電所では年間90万トン弱の石炭灰が発生。8割強をセメントやセメント系ボードの原料、園芸の培養土、吸着脱臭剤、混合プラスチック原料などに再利用しているが、約10万トンは埋め立て処理している。中電は今後、石炭灰を1トン当たり5000円前後で、トンネル施工業者などに売り込んでいく。

121荷主研究者:2007/02/13(火) 00:40:07

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20070105&j=0024&k=200701046881
2007/01/05 08:15 北海道新聞
セメントの民需、官需を上回る 建設ラッシュで初 06年度見通し

 本年度の年間セメント需要で、初めて民需が官需を上回る見通しとなったことが社団法人セメント協会(会長・井手明彦三菱マテリアル社長)のまとめで分かった。公共事業削減の一方、都市部では再開発やマンション建設などが活発なためで、全国的には一部で供給の逼迫(ひっぱく)感も出ている。

 セメント需要の官民比率は近年、急速に接近し、二○○五年度は官需52%、民需48%だった。同協会によると、本年度上半期(四−九月)の需要実績二千八百三十二万九千トン(前年同期比1・2%減)の内訳は、民需千四百三十七万三千トン(同3・5%増)、官需千三百九十五万六千トン(同6・7%減)。上半期で初めて比率が逆転した。

 景気拡大の影響で首都圏中心にオフィスビル、マンション建設などが堅調で、自動車など製造業の工場新増設も相次いでいるのが要因。下半期(十月−翌三月)も同様の傾向とみられ、年間で民需が二百万トンほど上回る見通しだ。

 こうした伸びを受け、同協会は年間需要を当初見込みの五千七百万トン(前年比3・4%減)から五十万−百万トン増えると上方修正した。一方で在庫レベルは五月以降、最低水準とされる四百万トンを割り込んだままだ。セメント各社は輸出向けの一部を国内に振り向けたり、融通し合うなどしてしのいでいるが、昨年末の最需要期は「受注量の八割程度しか供給できない現場もあった」という。

 国内のセメント生産能力は現在、年間七千二十万トン。一九八○年のピーク時は一億三千万トンの能力があったが、バブル崩壊後の不況や公共工事削減のあおりで設備を縮小した。

 各社は工場をフル稼働させ、在庫を積み上げる方針。しかし、例年、年度末に向け工事のピッチが上がる二、三月も需要は多く、同協会は「来年度の上半期いっぱいまで厳しい需給状態が続きそうだ」としている。

122荷主研究者:2007/03/23(金) 00:24:04

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/article.aspx?id=20070118000079
2007/01/18 09:35 四国新聞
香川松下電工、木粉を燃料に−資源有効活用

木粉をふるいにかけ、異物を取り除いて運搬車に積み込む専用装置=綾川町、香川松下電工

 収納・内装建材製造の香川松下電工(香川県綾歌郡綾川町)は一月上旬から、住友大阪セメント(東京)と環境事業で提携し、収納材の製造工程で発生する木粉を住友大阪セメントの高知工場へ売却を始めた。木粉はバイオマスボイラーの燃料として使用される。資源の有効活用を図るほか、木粉の処理コストも大幅に削減できる。

 香川松下電工は木粉をふるいにかけて配管に詰まる恐れがある異物や端材を取り除いた上で、運搬車に積み込む専用装置を約千万円かけて新設。住友大阪セメントは、約六トンの木粉が運べる専用運搬車を新たに導入。高知工場でのセメント製造の燃料として活用する。

 香川松下電工の工場では、一戸建て住宅用の靴箱や窓枠など内装・収納材の製造に伴い、毎月約百トンの木粉が発生するが、これまでは産業廃棄物処理業者に処理を委託。汚泥処理の水分調整材として使われた後、焼却処分されていたという。

 事業提携により、木粉の処理費用が一カ月当たり約70%削減できるほか、運搬処理の輸送は延べ約六十台から約二十台に低減できる。このほか、産廃処理に必要な事務コストなども節約できる。

 香川松下電工は「今後はサイズが大きい端材の活用法なども検討し、少しでも無駄の出ない製品づくりに取り組んでいきたい」としている。

123荷主研究者:2007/04/30(月) 21:30:09

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/03/20070307t12015.htm
2007年03月06日火曜日 河北新報
日本セラテック、宮城酒類の敷地取得 仙台・泉

 工業用セラミックス部品製造の日本セラテックは6日までに、本社と工場を構える仙台市泉区明通の工業団地内に、新たに約9400平方メートルの土地を取得した。3月末に解散する酒造業「宮城酒類」の本社工場の敷地で、今後の事業拡大に備える。取得額は約2億円。

 日本セラテックは、主に半導体・液晶製造装置メーカー向けに、セラミックス部品の製造・加工や、金属部品の表面にセラミック膜を吹き付ける溶射事業などを手掛ける。2006年夏に、セラミックス強化金属基複合材料(MMC)を生産する新工場を本社敷地内に建設するなど、積極的な事業展開を進めている。

 武井明社長は「本社敷地には新たな工場を建設する土地がないため、将来をにらんで取得を決めた。取得した土地の活用方法は、今後の事業展開に合わせて検討していきたい」と話している。

 宮城酒類は1950年、醸造用アルコールの自給自足を目的に宮城県内の全酒造業者が出資して設立し、59年に蔵元に転じた。06年12月に解散を決定。資産の処分を進めており、主力商品「雪の松島」など6銘柄の商標権は酒販チェーンのやまやに譲渡した。


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