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1418とはずがたり:2017/10/05(木) 12:44:46
>>1417
決済はビットコイン
 匿名化ソフトはTor以外にもありますが、利用者が多いので闇サイトもTorに集まっています。アルファベイもTorのネットワークの中にあり、世界中で20万人が利用、4万人の売人がいたとされています。

 決済のほとんどは、仮想通貨のビットコインです。こちらも匿名性の高さが悪用されています。Torやビットコインなどの普及により、匿名性・秘匿性に守られた通信・決済手段が作れるようになり、これまで路地裏などのアンダーグラウンドでされていた違法取引がダークウェブの闇サイトに流れ込んできている状況です。

アクセスは誰でも可能、攻撃されるリスクも
 ――ダークウェブには誰でもアクセスできるのですか?

 できます。Torの場合はソフトをサーフェイスウェブ上でダウンロードできるので、ダウンロードしたソフトを使えばアクセスすることはできます。

 ただ通信環境は不安定ですし、マルウェアなどに攻撃されるリスクがとても高いので、アクセスはもちろん推奨しません。私たちも研究目的や企業の依頼など受けて調査する場合だけですし、その際も専用のパソコンを使って通常業務の端末とは切り離しています。一般の人が使うには非常にリスクが高い世界と言えます。

サイバー攻撃の震源に
 ――ダークウェブの闇サイトが日本へのサイバー攻撃の震源にもなっているのですか?

 大規模なものはまだ確認されてませんが、その可能性はあります。実際、闇サイトでは世界的なサイバー攻撃に使われた「ランサム(身代金)ウェア」と特徴がよく似たものも売買されていますし、不正な手段で流出した個人情報も取引されています。犯罪者たちは闇サイトからこうしたツールや情報を入手して次の犯罪を実行しており、日本の企業や消費者も無縁ではありません。

 こうした犯罪から身を守るには、企業であれば万全なサイバーセキュリティー対策への投資を惜しまない経営判断が求められます。消費者は同じIDやパスワードの使い回しをしないことです。当たり前のようではありますが、しっかりと対策することで被害に遭うリスクは減らせます。

     ◇

 たかの・せいげん 80年生まれ。12年に創業したサイバーセキュリティー企業「スプラウト」社長。スプラウトには高度な知識を善良な目的に生かす「ホワイトハッカー」たちが所属。昨年7月、文春新書から『闇(ダーク)ウェブ』を刊行した。


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