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継続:科学と疑似科学を判別する

1Ken:2024/07/06(土) 16:52:48
「1対1」のスレッドに関する、基本的なことを、最初に述べます。

旧スレッドで言ったように、第三者が、この『掲示板』で発言することには、干渉しません。ただ、この『スレッド』では、第三者の発言は認めません。発言は、掲示板の別スレッドでしてください。

私が議論する相手が、別スレッドで、だれと意見を交換するのも自由だし、そこから得た結論を、自分の投稿として、このスレッドに書き込まれてもかまいません。

それなら、このスレッドに第三者が書き込めないことで、何の問題も生じないはず。それとも生じますか?

一方、このスレッドに、私が読まない投稿をされることの害は明らかです。それらの投稿の中から、読むべき投稿を見つけねばなりません。しかも、その投稿は画面から消えていることもあり、探しにゆかねばなりません。その不便さは元の掲示板の経験で明らかでしょう。

こう説明すれば、第三者がこのスレッドに書き込む理由はないはずです。少なくとも、ネット掲示板のまともな使い方をする人なら。

それでも書き込むのは、明らかに妨害の意図をもつ人だけです。当然、排除されます。

522GB:2025/09/03(水) 22:06:32 HOST:133-32-226-254.east.xps.vectant.ne.jp
>抽象論しか言えない人とのスレッドは、時間と労力の浪費でした。あらためてスレッドを立て、ID論を語ります。科学議論として当然ですが、具体論しか語りません。

インテリジェントデザイナー論が科学理論であり、その証拠として中生代に品種改良が行われたと主張するなら、まず中生代に品種改良を行った主体を具体的に示してください。

523Ken:2025/09/03(水) 22:34:31 HOST:KD124209069055.au-net.ne.jp
・・・
だから私はあなたのことをとっくに見放しているのだって。あなたを相手に時間と労力を浪費するつもりはありません。
そういう私を批判されるのは自由です。それをやるのにこの掲示板に別スレッドを立てても構いません。一切干渉はしませんから。
このスレッドに書き込んで、私の妨害をすることだけはやめていただきたい。

これが最後の警告です。もう1度書き込んだらブロックします。

524GB:2025/09/03(水) 23:02:20 HOST:133-32-226-254.east.xps.vectant.ne.jp
「恐竜から鳥類への変化は力学的にありえず、品種改良者の介在が要請される」という主張について、撤回の用意はありますか?
ない、というなら、それは現代科学についての重大な挑戦であることを理解されてます?

ブロックはどうぞご自由に。他スレで自由に書き込めますから、痛くもかゆくもありません。

525Ken:2025/09/06(土) 22:46:52 HOST:52.66.62.130.static.user.transix.jp
エーテル仮説がなぜ物理法則と対立するのか、もう1度整理しておきましょう。これは純粋にテクニカルな物理の問題ですから、答えははっきりしていると考えて始めましたが、まったく理解を得らないままに、一方的に議論を打ち切られました。私としては、アジモフ等の文章を参考にしながら、できるだけ分かり易い説明に努めましたが。でもここを曖昧にしては先へ進めません。

エーテル仮説が物理法則で否定される理由は4つ挙げました。

(1)光速の観測値と矛盾する弾性と密度が観測される
(2)同じ空間を音と光が異なる速度で伝わる
(3)質量のない不可量物質では波動の媒質になりえない
(4)そもそもエーテルは大気中に留まれない

最初に最も基本的なことを述べます。エーテルが物理法則と矛盾するかは、光の波動性が観測されるかとは別の問題ということ。2重スリット実験で光の波動性を疑う余地がなくなった後でも、エーテルの矛盾は残ったのですから。光が波のように振舞うのは、イルカが魚のように泳ぎ、コウモリが鳥のように飛ぶのと同種の、挙動が似ているという根拠です。対して媒質問題は、イルカやコウモリに哺乳類の特徴が見られるのと同種の、より深い分析に基づく根拠です。両者は独立して論じられねばなりません。

それと、矛盾があったことは「後知恵」ではありません。当時、弾性波の力学は確立しており、弦の振動や音が理論通りの観測事象を示すことは分かっていました。エーテルについても同じ検証を行い、矛盾があれば矛盾として認めねば、正しい姿勢で問題に取り組んだとはいえません。

526Ken:2025/09/06(土) 22:49:07 HOST:52.66.62.130.static.user.transix.jp
では1点目から。

(1)光速の観測値と矛盾する弾性と密度が観測される

この問題の根幹は、光が伝わる空間の弾性と密度を観測できるのか、という点にあります。エーテルも流体なのだから、空気や水のような通常の流体と同じ方法で観測できる、というのが私の主張でした。たとえば注射器のような、可動部分を持つ密閉空間に入れ、押したり引いたりして、抵抗力の大きさを測るのです。

これに対して、エーテルは障害物を無抵抗で透過する物質だから、上の方法では測定できないという反論がなされました。光波動説がエーテルの透過性を主張したことは知っています。しかし、その主張は18世紀に確立していた物理的知識体系と明確に矛盾すると、私は述べました。

なぜ、エーテルが透過物質ではあり得ないのか? 光が鏡で反射されるからです。

波が反射(だけでなく屈折、生成、吸収も)するのは媒質の動きが変わることを意味し、物質の動きが変わるには、その物質に力が作用せねばなりません。ニュートン力学の基本です。そして力が作用して物質の動きが変わるのなら、そこでは抵抗が働いており、無抵抗ではなくなります。運動する流体が障害物からなんの抵抗も受けないのなら、流体にとって障害物は存在しないのと同じであり、流体の動きが変わることもありません。ChatGPTは以下のように説明しました。

* Reflection, refraction, emission, and absorption all require strong coupling between light waves and matter:
* If the aether interacted strongly enough for these phenomena, it would necessarily exert detectable mechanical forces on moving matter — for instance, causing drag on bodies traveling through it, or resistance to Earth’s motion.

ただし、特別の場合には媒質の透過と波の反射が両立すると、AIが回答することがあります。特別の場合でもそれがエーテル仮説に該当するならよいのですが、そうはゆきません。たとえば、

媒質は無抵抗で透過するが波は完全反射されることがありうるか

のように質問をすれば、AIはありうると答えるでしょう。でもそれはメタマテリアルを利用した音響反射板のような場合を意味するもので、エーテル仮説には適用できません。なぜなら、エーテル仮説が正しいなら、媒質の透過と波動の反射は、媒質と波動が360度どの方向からきても起こるはずだからです。特定方向の流れを扱うメタマテリアルはそんなことを想定していません。そもそもメタマテリアルは障害物の穴が空いた位置に来た物質は抵抗を受けないというだけで、障害物全体では、当然抵抗を受けます。

1.媒質と波動がどの方向からきても
2.媒質が障害物のどこに衝突しても

と正確な条件を示して、媒質の透過と波動の反射が両立するかと尋ねれば、どんなAIでも両立しないと回答します。

媒質の透過と波の反射は両立しません。そして光が鏡で反射されるのは観測事象です。そこから導かれる結論は、エーテルは障害物を透過などしないということ。18世紀の波動説論者が普通に物理学を理解していたら(むろん理解していた)、エーテルの透過がありえないことが、当時の知見で分かったはず。分かっていながら透過すると無理押ししたのが光波動説です。

つまりエーテルは水や空気と同じく透過しない流体であって、密閉空間に入れる注射器型の装置があれば、弾性と密度を測定可能です。そして光の速度と矛盾する値しか観測されない。これが(1)の矛盾にほかなりません。

18世紀の光波動説が論理性を無視したことを説明するには力学の話は欠かせないので、どうにかして物理の基本を理解してもらおうとしたら「マウントを取ろうとしてる」なんて感情的反発がきた。最後の手段として、公平な判定者としてAIを持ち出したら「AIがポンコツ」という回答がきた・・・・

527Ken:2025/09/13(土) 09:39:39 HOST:52.66.62.130.static.user.transix.jp
(前回の復習)
鏡といえどもエーテルは無抵抗で透過するはず。しかしその鏡は光を完全反射する。媒質の透過と波の反射の両立は力学的にありえない。ゆえにエーテルは透過する物質などではなく、空気や水と同じく普通の流体にすぎず、その弾性と密度は18世紀の技術で測定可能。注射器の内面を鏡面にすれば確実にエーテルを封入できる。(1)の矛盾はこれで明らかにできます。

では次の問題を検証しましょう。

(2)同じ空間を音と光が異なる速度で伝わる

問題の基礎となる物理は、波動速度が異なる2種類の流体が混在する空間では、異なる速度の2つの波が伝わるのではなく、両者の混合で決まる1種類の媒質の特性に依存する1種類の波が伝わるという点にあります。

たとえば1気圧の条件で、窒素を伝わる波は354m/s、酸素を伝わる波は330m/s。しかし両者の混合である大気では、354m/sと330m/sの2種類の波ではなく、343m/sの1種類の波が伝わります。そうなる理由は、窒素と酸素の粒子が衝突し影響を与え合うことで、混合気体としての弾性と密度が決まり、それが音速を決めるからです。

ここにエーテルが加わっても原理は変わりません。エーテルも窒素や酸素と影響しあい、全部を含めた混合気体の弾性と密度が決まり、それがただ1種類の波の速度を決めるはずです。

ただし、エーテルとその他の気体の間で力が作用しないのなら、エーテルの波(光)とその他の波(音)が別個に、異なる速度で伝わるかもしれません。しかしエーテルと通常気体の間では力が作用します。そのことはエーテルも通常気体も同じ障害物に力を作用させることで分かります。エーテルが障害物から力を受けることは(1)で述べました。通常気体はむろん力を受ける。ゆえに、同じ力はエーテルと通常気体の間でも働くということです。

なお、これは(4)で論じることですが、粒子の質量が非常に小さいエーテルは大気圏には留まれません。この指摘への反論として、大気中の乱流のせいでエーテルは地上近くに運ばれるというものがありました。しかし通常気体がエーテルを運ぶには、エーテルとの間で力が作用せねばなりません。もしエーテルが通常気体を無抵抗で素通りするなら、ひとたまりもなく地球大気を脱出することでしょう。

さらには、光が物体を加熱することも、エーテルと通常物質の間で力が作用することの証拠になる。熱の正体が物質の運動ならもちろんですが、その正体がカロリックなる物質だとしても、エーテルの波がカロリックを運んでくるわけだし(そんなことが物理的に可能だとして、ですが)、そのカロリックが水の沸騰のような質量運動を起こすのなら、そこにはニュートン力学的な力が作用しています。要するに、エーテルから物体にじかに力が作用するか、間にカロリックを挟むかの違いにすぎません。

エーテルと通常物質は力を及ぼしあいます。ゆえに窒素と酸素の混合と同じ原理で、エーテルを含む空間を伝わる波の速度も1種類です。100万倍も速度が異なる2種類の波(光と音)が同じ空間を伝わるのは、物理矛盾なのです。

528Ken:2025/09/20(土) 09:43:40 HOST:52.66.62.130.static.user.transix.jp
3点目です。

(3)質量のない不可量物質では波動の媒質になりえない

この説明には、振動とはどういうものか、から語らねばなりません。高校生に戻ったつもりで読んでください。

最も単純な場合で考えましょう。天井から1本のバネで重りが吊り下げられています。重力に引っ張られバネが少し伸びた位置で停止することでしょう。その位置ではバネの力が重力と釣り合っています。

重りの質量をm、重力加速度をgとすると、重りを下に引っ張る重力の強さはmgです。

一方、引っ張られない時のバネの自然な長さがあり、引っ張られることで、その自然な長さからxだけ伸びているとします。引っ張る力は同じmgでも、強いバネなら伸びる距離xは小さく、ゆるいバネならxが大きくなりますよね。そこでバネに働く力とバネの伸縮距離の比を「バネ定数」と呼び一般的にはkで表します。言い換えれば、バネ定数kのバネを距離xだけ延ばしたり縮めるための力がkxになります。

バネで吊り下げた重りが静止する位置では重力とバネの力が釣り合うから、mg = kxが成立します。なお、xの値は座標系の取り方で変わりますから、釣り合い位置の値をx = 0としましょう。xが0ならmg = kx = 0ですから、その座標系では力は働いていないことになり、ゆえに重りもその位置で静止していると見なすわけです。

この重りをさらに引っ張って、釣り合い位置から距離x(≠0)だけ動かすと、あらためてkxの力でバネが重りを引っ張ります。ただし、釣り合い位置ではないので、今回のkxはmgよりも大きく、重りを離すと、重りはバネの力で上方向の運動を始めます。そして釣り合い位置に戻るまでは力は働き続けるので、上昇速度は一定ではなく加速が続くことになります。

釣り合い位置に戻った時、上昇速度は最大値をとっています。ここで何が起きるでしょうか?

バネの力はゼロだから、もう加速は起こりません。しかし、それまで加速を続けてきた重りには勢いがついているから、その位置では停止せず上昇を続けるのです。その「勢い」ですが、速度が大きいほど勢いは強く、また速度が同じでも重りの質量が大きいほど勢いは強いのです。運動する物体があるとき、運動が速いほど、また物体の質量が大きいほど、物体の勢いを止めるのに大きな力が必要でしょう。そこで質量mと速度vをかけたmvが勢いになり、物理ではモメンタムと称します。

このモメンタムがあるから、重りは動き続け、今度は反対方向にxがゼロより大きくなり、再びバネの力が働きます。その力のせいで運動は減速しやがて止まる。そこからは釣り合い位置に向けて動き、釣り合い位置に達した時には速度を得ているから、止まらずに動き続けます。この繰り返しが振動にほかなりません。振動には質量と速度の積であるモメンタムが必要で、質量がゼロならモメンタムが得られないから、振動は起こり得ようがないのです。

天井から吊り下げたバネは単振動を続けるだけですが、バネが連続的に繋がっていれば、振動も伝わってゆく。これが波動です。質量が無ければ波動も成立しないのです。

18世紀に光波動説を唱えた人は、媒質エーテルが物体を透過するのみか、エーテルには質量が無いと言いました。無抵抗で透過する物質も質量のない物質も、あり得ないと証明することはできないから、仮定することはよいでしょう。その点では光粒子説のfitsや現代宇宙論のダーク・マターと同じです。違いは、完全透過物質であれ不可量物質であれ、いかなる波動の媒質にもなり得ない、という点にある。fitsの難点は積極的に肯定する根拠がないことだが、エーテルの難点は積極的に否定する根拠があることなのです。

エーテル理論はニュートン力学と矛盾していました。それでいて波動説を唱えた人は、ニュートン力学を修正できるとも考えなかった。エーテルが光波動の媒質になりえないことは、自分でも分かっていたのです。分かっていながら無理押ししたのが光波動説です。


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