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継続:科学と疑似科学を判別する

119Ken:2024/09/04(水) 22:43:54
結局、一番の問題はこれですか。

>で、それは恣意的な定義でしかないと述べています。
>その為には何が逸脱か?のコンセンサスを得る必要があります。

仮説Aには矛盾があるが、同じ観測事象を説明する仮説Bには矛盾がない。その場合に、AをBの優位に置くのは逸脱、というのが私の主張です。この私の考えが「恣意的」と言われるなら、同様の例が正当な科学考察として通用している例を出してください、と言いました。

あなたは、仮説Aの例に、光速度不変、万有引力、大陸移動を挙げ、私は2つの質問をしました。

1.それらのどこに矛盾があるのか?
2.同じ現象を矛盾なく説明する仮説Bはなにか?

それへの回答が>>110であり、1への回答はこういうものでした。

>光速度不変:普通は観測者の状況により観測する物体の移動速度は変化して見えます。どう言う状況で観測しても変わらないのは大矛盾です。
>万有引力:物体に直接作用することなく力を加えることは不可能と考えられていました。間接作用は大矛盾です。
>大陸移動:大陸は不動と考えられていました。あれほどの大質量が動くというのはありえない大矛盾でした。

これはそれまで信じられていたこととは異なる理論が提出されただけで、私が問題にするエーテルの矛盾とは異なります。光波動を伝えるエーテルは鉄のように硬い物質になりますが、これの問題は、それまでそんな物質があるとは考えられなかったことではありません。光が伝わる現実の空間に、そんな硬さが観測されないことです。従来の理論ではなく、現実の観測事象との不整合があるのですよ。

たとえば、万有引力に同じ問題があるのなら、万有引力が働くと考えると、どうしても説明できない事象が観測される場合です。物体間に引力が働かないか、引力の代わりに斥力が働くような観測事象があれば、そうなるでしょう。でも、そんな事例の観測はありません。光速度不変も大陸移動も、それとは両立できない観測事象がありません。

2への回答はこういうものでした。

>簡単に言えば、そう言うものとして納得することです。光速は不変であり、万有引力は間接作用し、大陸は動きまくると。

2も、私のポイントを完全に外しています。仮説Aの矛盾を容認するのが仮説Bではありません。矛盾を起こすことなく、同じ現象を説明する代案が仮説Bです。

たとえば万有引力の矛盾が、遠隔的に働く力という点にあるのなら、仮説Bは、遠隔的な力を想定せずに、同じ現象を説明せねばなりません。地球は太陽を周回するから、本来なら遠心力が働いて、太陽から遠ざかるはずなのに、そうならない。そこで、遠隔的に働く万有引力が想定されました。仮説Bとは、遠隔的な作用を想定せずに、地球の運動を説明できる理論です。

万有引力の遠隔作用をそのまま認めるのとは、まったく異なることが要求されているのが、分かりますか? 鉄のような硬い空間を想定せずともよい光粒子説は、仮説Bに該当します。

このような仮説Aと仮説Bがあり、それでもAをBの優位に置く事例があるなら、出してください。そうでなければ、これを逸脱と呼ぶのは、恣意ではありません。


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