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観た映画の感想を綴る会

1ひろのはるお:2012/02/01(水) 00:02:49
いやぁ、映画って本当にいいもんですねー

7ひろのはるお:2012/02/05(日) 19:15:19
第四回はオリバー・ストーン脚本の「ミッドナイト・エクスプレス」
映画としては不朽の名作であり、同時にかなりの問題作でもある。非常に面白い映画だし、どのジャンルにあてはまらないだろうけど与えた影響は凄く大きな作品であると思う。
ストーリーは実話を基にしている。しかし重要なのはあくまでベースにしているだけで事実からはかなり外れた・脚色されたものであると認識しなければならない。オリバー・ストーンの色んな作品に言えることだと思うけど笑。
この映画が批判される面としてトルコ人を侮辱しているとか、イスラム世界を絶対悪として、アメリカ至上主義のプロパガンダとしているといったものがあげられる。しかし、本当にそうだろうか?
この映画が出来た当時は冷戦もあれば、まさしく中東との関係は緊迫状態にあったわけである。当時から二項対立的な考え方に対してアンチテーゼがあったわけではない。事実、公開してからはトルコに国際的な批判が集まりアメリカとの間で犯罪者の国際的な引き渡し条約の締結に一役買っているのである。時代が進むにつれてアメリカ絶対的な考え方に批判が集まるようになってからビリー・ヘイズ本人もこの作品のトルコやトルコ人の描き方に対して意義を唱えている。しかし、当時はこういった考え方が市民権を得ていなかったのだから、映画を観る受け手は前述のように事実から脚色されていることを踏まえなければならない。
例えば、主人公の自業自得だから共感出来ないといった意見に関しても、オリバー・ストーンはいい意味で「脚色」することで、ある程度同情の余地は生まれないだろうか?裁判のやり直しに至までの経緯の描き方とか、その裁判での主人公の台詞とか。単なるイスラム批判だとは思えない、むしろ前述のように当時の国際情勢としてメッセージを出すために今作ではイスラム側をあるていど「悪者」にせざるを得ないのである。つまり大河ドラマみたいなもん。そういった背景を知らずに差別だ何だというやつはただのバカか偽善者である。つまりそういう人にはこの映画はあまりオススメ出来ない。
むしろ、この映画の良さは主人公が狂気に落ちて行くプロセスを生々しく描いているところにあって、主人公がどうしようもない馬鹿だからこそそういう目に合うと思えばむしろ整合性が取れる。本当の「不条理」に陥ってもまともな人間ならそれに打ち勝てるというのが従来の映画だし。
ラストは精神病棟に移るのかなーと思ったら、まぁここでも脚色があってw
自分だったら精神病棟移ってから脱獄するまでを描かずにそのままその後に移るみたいな演出にするかなーって思ったけど、
まぁオリバー・ストーンは違いました。でも個人的には良いと思います。以上!

8ひろのはるお:2012/02/13(月) 18:47:09
久々の更新! 第五回ですb今回はスティーブン・ダルドリー監督の
「リトル・ダンサー」という映画です!原題はBilly Elliotで何年か前にミュージカル化されてブロードウェイで大ヒットしました。ここ最近観た映画の中では
完全に圧倒的にベストです!これはマジでオススメします。バイオレンスもなく犯罪もドラッグもありません。エロもないただの感動的なヒューマン映画なのであらゆる人が観ることが出来るし、ストーリーもほんとに簡単なので馬鹿でも観れます。

この映画のまず何がスゴいのかというと、当時の時代背景や中産階級と労働者階級の間にある壁みたいなものがすごく丁寧に描かれているということです。これによってあらゆるキャラクターに観客は感情移入することが出来ます。単純な二元的構造に逃げないところが前回のミッドナイト・エクスプレスとは違った点ですよね。

それから映画で使われる音楽! T.Rexやクラッシュなどの曲を効果的に使っています。

この映画の一番感動的なシーンはやっぱりビリーの踊りを観て父親がストライキを辞めることを決断するシーンです。ここで僕は不覚にもボロボロ泣きました。

この映画は監督が、僕が今いちばん観たい映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」の監督でもあるため興味を持って借りたんですが
今まで自分が観た映画のベスト10には入るぐらいの素晴らしい映画でした。何回観ても面白いと思います。こういうストーリーを考えられる人は本当に天才だと思います。そして、それを映像化するってこともスゴいこと…
本当に映画というものの素晴らしさを教えてくれる作品でした、以上!

9ひろのはるお:2012/02/13(月) 19:02:40
第六回です!
今回は巨匠デヴィッド・リンチの「インランド・エンパイア」です。

まず、はじめに断っておくとこの映画は凄く面白いです。ですが、リンチ作品を観た事が無い人には全くといって良いほどオススメできません。
最初に観た感想→「意味が分からない」w
分からないながらも、手法はマルホランド・ドライブをさらに進化させた感じ、複数のストーリーを同時に進行させてるんだなーということは分かる。
さらに、ラストの方の部屋はこれはツイン・ピークスっぽいなってのも感じる。
二回目に観ると、どうやらロスト・ガールの子供と父親に会えない感じは
ブルー・ベルベットのイザベラ・ロッササリーニのオマージュなんではないか。

とか、リンチ作品を観ないと分からない事がちょいちょいあります。従ってこの映画を観る前にリンチ作品を一通り観ておいた方が良い気がします。
特にマルホランド・ドライブ!
この映画では物語は大きく前半と後半に分けられます。そしてテーマは多分「ハリウッドにおける俳優、特に女優という職業」ではないでしょうか。
今回のインランド・エンパイアは最初の1時間はここに集約されます。同じように売れない女優の話。ところが、急に映画の役の設定上の話になってくる。ここらへんはマルホランド観てればついて行けるんですよね…
それだけじゃなくてポーランドの話にも飛び火してくる。しかも、これらの話は同じ俳優が「演じる」ために所々でリンクしてくる。
そして、映画の撮影が終わるとなぜかすぐに撮ったシーンが劇場で流されている。
冒頭からロスト・ガールがテレビでずっとこの映画を観ているところに繋がってきます。
一回目に観て分からない理由の多くは共通の俳優が別の役を演じるというこの映画の重要なからくりが、「外国人は皆同じに見えちゃう」ってことでよく分からないことw

何回も観ればその度に発見があり、ネットとかに書いてある個人個人の解釈を観ても面白い。3時間は長いんだけどリンチ作品が好きな人なら以外にすっと入れると思います。センスある人なら感覚的に観ても面白いと思えるはずの作品です
細かい僕の解釈とかも書きたいけど、どうせ誰がみるわけでもないだろうから辞めておきます 以上!

10ひろのはるお:2012/02/14(火) 01:28:27
第7回はモテキ!
もう既に一回観たんだけど、この間早稲田松竹で観たんでせっかくなので
あらためて感想書きます。

モテキを観た人は良く「四人の女性キャラ同じくらいの見せ場があると思って観に行ったのに長澤まさみがメインで肩すかしをくらった」というような感想を持ちます。でも、映画っていうのは大まかな構成があってハリウッドなら三幕構成、日本なら起承転結とは良く言ったもので、このモテキの場合は

まず一部で森山未來と長澤まさみの「出会い」が描かれています。
第二部ではこの2人の関係が上手くいかなくなっていく様子が描かれます。
そして、第三部で2人が結ばれるまでを描きます。まぁ解決編です

映画という限られた時間の中でストーリーを展開していくのだから2人にしぼる手法はむしろ正しいのかなと思いますね。

この映画は誰か評論家が言っていましたが「ミュージカル」ですよね笑。もちろん実際のミュージカルではないけど、「音」を効果的に使うことで「表現」するってこと。特にACOとかくるりの東京とかは映画の中で非常にナイスタッチで使用されてます。

タイアップがスゴいのもこの映画の特徴。まず「ナタリー」が実在しますもんね笑
これはあの素晴らしいエンドロールを観れば、その頑張り具合が分かると言った感じですよね。

とはいえ、本当に良い映画ですよねー。序盤から下ネタや笑いをおりまぜているのに、その3部くらいから急にまともなラブストーリーになる。でもその変化はすごくナチュラルだから観る者をぐっと引き込む。

森山未來が「俺のこと好きだった?」って聞いて
長澤まさみがしばらく沈黙した後「私、ゆきお君じゃ成長出来ない」と一言
で、森山未來が「ありがとう」っていって玄関のドアを閉めたのをきっかけに
くるりの東京がカットイン!

本当このシーン最高ですね!
もちろんラストシーンは必要なんですが、このシーンが実質的なクライマックスと言っても過言ではないでしょう!

一回目に観た時は「長澤まさみ可愛い」が印象の大半でしたが、二回目に観ると物語として良いなーと思えるようになりますよね。特に、仲りいさのシーンも結構良かったりするんですよね。この映画は明らかにアラサー・アラフォー辺りがメインターゲットの映画だと思うから、あのシーンはそういう人向けのメッセージがあったと思います。

まとめるとモテキは良い映画です 以上!w

11ひろのはるお:2012/02/14(火) 18:20:53
第8回は 「僕たちは世界を変えることが出来ない」です!

向井理という俳優は不思議な魅力がありますよねー
さて、この映画事実を基にしている話だそうですが、そういう話ってうのは大概
その言葉を鵜呑みにしてはいけないんですよね。
まぁどこまでが事実かは分かりませんが、大学生がカンボジアに学校を建てたということは事実なんでしょう。カンボジアに最初に訪れるシーンとかは多分ほとんどぶっつけで撮ってるんじゃないでしょうか?ドキュメントタッチってゆーか割とほぼドキュメントだったんじゃないかとおもいます。
阿部寛はちょい役ながらいい味出してましたよね。
なんか、途中で皆がバラバラになるところとかは、社会の縮図だなぁと思いました。
でも、それでも何か起こしてみる・一歩踏み出してみるっていうのが
表題の「僕たちは世界を変える事が出来ない」に集約されている気がします。
まぁ、カルヴァン的思考ですね
ちなみにこの映画のキャッチコピーは題の後に続くように
「だからみんなで笑顔を作った」です。中々感動出来る良い映画だったと思います。

以上!

12ひろのはるお:2012/02/25(土) 02:35:14
第9回 RED
ちょい前に観たからあんま覚えてないが…
結論から言うとそれなりに良かった映画。
しかし、黒幕のところとかの展開はイマイチだったかなー
まぁザ・B級映画って感じですb

13ひろのはるお:2012/02/25(土) 02:47:21
第10回 「パレード」
「悪人」で知られる吉田修一の小説が原作の映画。
結構良かった!
邦画でもこういう感じのものあるんだーって感じです。
貫地谷しほり可愛かったなー笑
他にも藤原竜也とか小出恵介とかお芝居の出来る人で作られてて良かったなと。
小説読んでないんだけど、これは多分上手く実写化出来てるんじないかな。
小説も読んでみたくなりました。ラストは非常に良かった。
こういう終わり方大好きなんですよね。
登場人物達の体験であったり人生の一部分を切り取って、それをみせるのが映画であると思っているので、どこを描きどこを描かないかっていうのがキッチリしてて好きです。
これは色んな人に観て欲しい映画ですねー

14ひろのはるお:2012/02/25(土) 02:57:11
第11回 「2001年宇宙の旅」
あまりにも有名過ぎるキューブリック監督の歴史的名作。
きっかけは映画パレード内で藤原竜也の役が自身の一番好きな映画にこの作品を
あげていたのと、最近買った町山さんの本にこの映画の解説がのっていたことである。

この映画、何の情報も無しに観たら恐らくほぼ分からないだろう。まぁ、あえてそうしてるんだけど。確かにあらゆる説明やナレーションがもしこの映画に入っていたら全然面白くないと思う。不思議さであったりミステリー感の強さと1970年代に作られたとは思えない、映像美 特にモノリスに吸い寄せられてからの視覚効果とかがこの映画の素晴らしさである。ちなみにストーリーは町山さんの解説でほとんど理解出来る。しかしそんな深いところまで受け手側は考えられないだろーとか思ってしまう俺はまだまだ未熟なのかな。とにかくキューブリックっていう監督の偉大さが分かる一本。こんなのも撮れれば時計仕掛けみたいな映画も作れるんだから脱帽です。

感想はすげーいろいろあるんだけど言葉にしづらいし言葉にしない方が今は良い気がするから特に言いません。


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