イソップ物語の中の1つとして森で動物と鳥が戦争をしたとき、コウモリは動物の陣営に行って、「私は鋭い牙とフサフサとした毛が生えていますから、私はあなた方の仲間です。」と言っておきながら、鳥の陣営では「私にはこんなに立派な羽が生えており、飛べますから皆さんの仲間です。」と典型的な二枚舌を使っています。
二枚舌とは、矛盾したことを言う、一つのことを二通りに言う、Aに言ったことと、Bに言ったことが食い違うということを意味します。Aへの発言とBへの発言が、どちらも両立しなければ矛盾が生じ、「嘘つき」ということになります。
英語では、“He speaks with a forked tongue.”といいます。「あいつはフォークのように先が分岐した舌で話す」となります。
先が複数に分かれた舌を持ち、しかも、それぞれが異なる発言をするということになります。
そのほか、英語では"Hi is double-tongued"という表現もあります。
二重になった舌、複数の舌、二枚舌というわけです。
ドイツ語では、doppelzuengig「二枚舌」です。
というわけで、日本語の「二枚舌」は、おそらく外来語が起源でしょう。