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【中】J10や99式や054型等について語る【国】★15 避難所(6)

1名無し三等兵:2018/08/01(水) 10:15:55 ID:2d9aRuM.0
ライセンス生産・コピー・独自改良・自主開発…。古今東西の兵器を独自の視点で生産。
まるでチャーハンの様な中国製兵器について語るスレです。

当スレは、2ch軍事板の同名のスレの避難所です。

【前スレ】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/37992/1490891526/

89名無し三等兵:2018/09/23(日) 17:33:45 ID:UNpKNMpc0
中国全地形车获8000万大订单 未来可与无人机协同作战
http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-07-18/doc-ihfnsvza1266243.shtml
中国北方重要军工集团的哈尔滨第一机械集团の開発した連結式全地形車「蠍式大型全地形車」の紹介記事

这是非洲版055舰?中国在南非防务展曝光最强无人艇
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_67400.html#p=1
南アフリカで開催された防衛展示会に出展された中国の無人武装艇

フェイズド・アレイ・レーダーや光学電子センサーを艦橋部分に配置。武装として傾斜式ランチャー、VLSに
ミサイルを搭載。ほかに魚雷やRWSも装備している

目标珠海航展!我贵飞FTC2000G教练机滑行试验
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_193_67347.html/d/1#p=1
貴陽飛機工業集団公司が開発中のFTC-2000Gが地上滑走テストを実施

FTC-2000Gの変更箇所について記述あり。
①レーダーをJL-9AからJL-10G AESAレーダーに換装。これによりSD-10A アクティブレーダー誘導ミサイルの運用能力が付与された
②コクピットの再設計。JF-17やL-15Bのものに似た多機能液晶パネル3基を備え、座席の色調も元来のロシア式の薄い青緑色から
 アメリカ式の濃い藍灰色に変更
③キャノピー後方のドーサルスパインの高さを増す。これは燃料タンクの大型化によるもの
④垂直尾翼頂部に総合電子設備を設置、これによりJL-9Aが搭載していたVHF/UHFアンテナ、IFFアンテナ、レーダ―警告アンテナ
 は撤去
⑤インテークをDSI化、これにより軽量化と正面RCS値低減を実現
⑥主翼下パイロンを一組増加。機外ペイロードは最大3t。SD-10A、PL-9C、LS-6などを搭載。空対空戦闘能力はJF-17Bに近い
 レベルになるとしている

是不是开美颜了?我直20直升机再曝新照机身油光水滑
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_38692_67254.html?cre=photopagepc&mod=picg&loc=2&r=9&doct=0&rfunc=3&tj=none#p=1
最近ネットにupされたZ-20汎用ヘリの鮮明な写真

90名無し三等兵:2018/09/23(日) 17:34:47 ID:UNpKNMpc0
悲摧!轰-6曾遭美军电子干扰,导弹都发射不出去
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651716841&idx=1&sn=efd23a758f706c9006c9cafda8d5fd49&chksm=8b8d484cbcfac15a4f8d9a6bd25596043a44c944ecc749bb6bba7bba726e05d19a1e6086630d&mpshare=1&scene=1&srcid=0709OEl5s1vHR7r9Sk4DpZkA#rd
1996年の第3次台湾海峡危機の際に、米海軍のEA-6B電子戦機の電子妨害により、H-6爆撃機による洋上目標へのミサイル攻撃
演習が中止に追い込まれたという記事

米軍のEA-6Bによる電子妨害は1990年代中期以降複数回にわたって実施されたとのこと。1994年、舟山列島付近で行われた海空
合同演習に対して、米海軍はEA-6Aによる大規模な電子妨害を実施。これにより多数のアンノウン機が出現し、演習は大きく攪
乱された。さらに96年の台湾海峡危機の際には、緊急展開した米空母部隊から出撃したEA-6Bが中国東南沿海地域で強力な通信
妨害を行い、中国の通信網を混乱させた。

演習に参加していた海軍航空隊のH-6Gの空対艦ミサイルは射程150km。弾頭の誘導用レーダーは、チャフや電子妨害に対する抵
抗力は十分ではなく、アメリカの電子干渉により、ミサイルの誘導を行うレーダー信号は遮断され、ミサイル発射は失敗に終
わった。

この際、米軍の前に成すすべもなかったという教訓を受けて、中国がEW戦に関する巨額の投資を行うきっかけとなる。1999年
には「995工程」計画が策定され、中国軍の弱点を解消し、攻撃兵器の発展に努める方針が定められた。J-20、Y-20、H-6Kなど
はこの計画に沿って開発された装備とのこと。電子戦装備も多数が開発され、旧式の轟電-5、轟電-6以外に、Tu-154Mベースの
電子戦機、「高進10号」などの電子戦機が次々に実用化。航空機に搭載するKZ800/900、KG-300G/600などの電子戦ポッドなども
装備。J-10やJH-7、J-16、J-15などをベースとした電子戦機の開発、YJ-91対レーダーミサイルの実用化など各種装備が開発配備
された

近年、中国海軍は複雑な電子条件下での実戦的な演習を数多く実施しており、各タイプのSSM/SAMの電子妨害に対する抵抗能力は
大きく向上している

91名無し三等兵:2018/09/23(日) 18:17:22 ID:UNpKNMpc0
揭秘运6运输机:我军元帅一番话令其仅制成部分零件
http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-12/doc-ihiycyfx7976588.shtml
Y-5、Y-7、Y-8、Y-9、Y-10はそれぞれ存在するのに、「Y-6」の型番はどうしたのかという記事
Y-6は1960年代に構想されていたソ連のIL-14の国産化計画に付与される予定の型番だったということを説明

IL-14は1950〜60年代に49+55機がソ連から輸入され、C-46/47の後継機として軍民で広く運用。1960年には総参謀部の
羅瑞卿大将によりIL-14の国産化が提案。この時点でソ連でのIL-14の生産は終了し、チェコスロバキアと東ドイツで
の生産が続いていたが、これらの国からの輸入は困難であった。IL-14の国産化は国内の航空機需要を満たし困難な
輸入に代わる措置であった。

1961年12月15日、「空軍主要技術装備七年(1963-1969)規計(草案)」が提出されIL-14のコピー国産化が盛り込
まれた。65年5月、正式にIL-14Mのリバースエンジニアリングによる国産化が決定され、「Y-6」の国内名称が付与され
ることも決まった。作業は南昌飛機製造廠が担当。Y-6は原形のIL-14Mより胴体を1m延長、最大離陸重量は18000kgに増
加。座席数は32。その他の構造は基本的に原形を踏襲。エンジンは国産の「活塞-8甲」ピストンエンジン(1900馬力)
を二基搭載。65年8月27日、空軍は総参謀部に対して第3次五か年計画中のIL-14国産化に尽力する事を上奏。しかし、同
年10月27日、聶栄臻元帥が首座となった関係各所との会議において、IL-14はすでに時代遅れであり、コピー作業につい
ても3年の時間を要することが指摘。それなら3年間をかけてターボプロップエンジンの輸送機を開発したほうが良い
として、IL-14の国産化計画中止が事実上決まった。南昌での作業は1967年6月に終了した

なお、Y-6開発の経験は、その後のAn-24のリバースエンジニアリング国産化(Y-7)の基礎になったとしている

中国江南船厂船坞完成扩建 003航母11月或入坞合拢
http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-12/doc-ihiycyfx8748255.shtml
中国雪龙2号破冰船下水 前进后退都可破冰全球唯一
http://mil.news.sina.com.cn/2018-09-13/doc-ihkahyhw5768425.shtml
「雪龍2号」砕氷船に関する記事

①中国初の国産、自主開発の極致観測用砕氷船。砕氷能力は1mの氷+積雪の連続砕氷が可能なPC3級。それより高度な
 PC1/PC2級の砕氷船は、ロシア、フィンランド、カナダなど一部の国で建造されているが、中国は当面は必要ない
②前級「雪龍1号」よりも小型化しているが、船体強度を強化して新技術を導入。世界初の艦首/艦尾の両方向での砕
 氷が可能な観測船としている。雪龍2号は、船尾にスクリューを持たず、ポッド式スクリューで推進能力を得ている。
 これを回転させることで、任意の方向に移動可能。ディーゼル機関による統合電気推進を採用。
③超低温に耐えうる鋼材については一部輸入に頼ったことが論議を呼んでいる。しかし、この種の鋼材の需要は乏しく
 国内では開発生産されておらず、輸入に頼らざるを得なかったと弁護。今後、更なる高水準の砕氷船を建造するなら
 超低温に抗湛する鋼材の開発が必要となるだろうとしている
④同船の動力に原子力を使わなかったことについて。南極条約により南極近海での原子力船の航行が規制されており、
 雪龍2号の目的から考えても、原子力機関の必要はないのでと回答
⑤雪龍2号を建造したドックでは、11月から003型空母の建造が開始される可能性もあるとの情報を提示

92名無し三等兵:2018/09/23(日) 18:54:16 ID:UNpKNMpc0
中国99A型坦克安装一部毫米波雷达 却非防御系统组件
http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-07-20/doc-ihfqtahh8381084.shtml
99A式戦車や04A式IFV、AFT-10自走対戦車ミサイル車輛、15式軽戦車などに搭載されているミリ波レーダー利用のIFFについて

99式戦車ではレーザーによりIFFが搭載されたが、悪天候下での利用に問題があったことで、ミリ波レーダーを利用
したIFFが開発されることになったとしている

輸出向けには「ST-16ミリ波戦場敵味方識別システム」の名称が付与され、すでにタイに輸出されたVT-4戦車に搭載されて
いるのが確認されている。


我军歼8挂载电子吊舱高原训练 未来或将执行侦查任务
http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-07-18/doc-ihfnsvza2714914.shtml
KZ-900電子偵察ポッドを搭載して演習に参加するJ-8H戦闘機

新世代戦闘機の就役により、制空戦任務から後退し、偵察任務などに転換している現れとしている
KZ-900 ELINTポッドは、高度な電子情報収集機能と自動化信号/情報処理系統を備え、送受信双方の処理を全自動で処理。
これは単座のJ-8Hに搭載するのに適している。ELINT任務以外に、KZ-900とデータリンクを利用して、受信情報を他機や
ミサイルに伝達したり、打撃目標を指示することも出来る。ELINTで集めた電磁データベースをもとに、電子戦や防空制
圧戦に情報提供したり、新型兵器開発のデータを提供することも出来る

J-8Hは空戦能力こそ時代遅れになっているが、その高空高速性能は健在であり、KZ-900を搭載することで電子偵察や電
磁支援などの任務を遂行し得る。J-8H/Fの機体寿命は約3000時間あり、毎年200時間の飛行で2020年前後まで運用可能な
計算になり、J-8シリーズの退役はその頃になるだろう

93名無し三等兵:2018/09/24(月) 02:30:28 ID:wUyFxlNc0
我军歼15为何不装太行航发?无法胜任着舰特殊操纵

http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-23/doc-ihkmwytn6324657.shtml
J-15開発時にWS-10Hを搭載しなかった件について

記事の半分は、空母への着艦に求められる諸条件についての説明

J-15用に開発されたWS-10H「海太行」ターボファンエンジンは2010年前後に地上試験用エンジンが基本的に完成
したが、最後の段階で計画は放棄され搭載は見送られた。そのため、J-15はAL-31F3を現在まで搭載している

その決め手となったのは、WS-10シリーズの反応速度がAL-31に比べて緩慢なことにある。それが秒単位での差で
あっても、空中戦や通常の飛行ではそう大きな問題にならないとしても、頻繁な捜査と迅速な反応が求められる
空母への着艦の際には無視できない欠点となる
----------------------
最近になって、J-15BにはWS-10Bエンジンが搭載されるという話が出てきているが、それが事実であれば上記問題
を解決したということになるだろう。今後の動向が注視される。


我军96式坦克曾是99式应急产物 为何成了主力装备

http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-23/doc-ihkmwytn6357712.shtml
96式戦車の開発配備の経緯について紹介

①その原型となったのはパキスタン向けに開発された85IIAP戦車
②1991年、85IIAP/WZ122Cの試製一号車がロールアウト。中国軍では開発中の第三世代戦車WZ123(後の99式)を
 90年代中期に部隊配備の計画だったが、湾岸戦争における西側戦車の威力、ソ連解体後に入手したT-80Uのテス
 ト結果を受けて、93年に次期主力戦車の要求性能向上を決定。これに伴い、配備計画がずれ込むことが確定
③ソ連崩壊により、北方の脅威が消滅し戦車配備を急ぐ必要がなくなる。次期主力戦車配備までの戦力ギャップ
 を補うため、既存の88B/A式戦車よりも性能をアップさせた過渡的戦車の調達を検討。その中で、85IIAPもしく
 はWZ122D(記述ママ)と呼ばれる戦車が完全な状態で中国軍の前に出現。
④1995年には、88B/Aの量産と並行して88C式戦車の開発計画も始動。この時点では88C式と96式は別々の計画であった
⑤85IIAPと96式は、戦車砲、エンジン、複合装甲、FCSや車輛の人員配置など基本的な項目で共通。しかし、両車
 は完全な同一車輛ではなく、96式は中国軍での運用を前提に、各種設備は中国軍の装備体系、規格に合わせたもの
 になっており、さらに中国軍の要求や90年代に得られた技術的成果を開発に生かしている
⑥一見似たように見える各コンポーネントだが、それぞれ性能向上が図られている。暗視装置や識別可能距離
 戦車砲は砲身寿命の延伸と新型APFSDS弾の採用、エンジンは出力は一緒だが寿命を延伸するなど
⑦21世紀に入ると、96式はそれまでの単純な通信機に換えて、先進的な指揮用コンピュータを搭載、車長は作戦地図
 の確認、頭上距離の測定、戦車営(大隊相当)以下のネットワーク連携を実現。作戦情報と指令の上意下達、火力
 支援要請を実現、初歩的な情報化された作戦指揮システムを構築。ただし、この時期のコンピュータの構造は比較的
 単純で、情報入力/出力は頻繁に行う必要があり、無線機で直接命令するのに比べて手間がかかった、しかし、情報
 システムを実用化したという点で、これは大きな進歩であるとしている
⑧96式戦車の配備が開始されたのは、1998年前後であり96年ではない。最初の配備されたのは第54軍と西北地域の部隊。
 西北への配備は、インドのT-72に対抗するため。インドは1980年代後期から中印国境にT-72の配備を開始。中国側に
 対して質的優位に立っており、96式の西北への配備はこの状況を解消する狙いがあった
⑨本命の99式戦車は21世紀に入っても数年間は改良が続けられた。そのギャップを埋めるため96式戦車の量産が開始され
 1000輌単位の生産が実施された。99式戦車は高価なこともあり、後継車両の99A式に切り替わるまでの生産数は400輌前
 後に留まった。
⑩過渡的存在であった96式は、数的な主力としての地位を獲得したとする
---------------------------
型式名が混同されたり、開発経緯が分からない部分が多かった88シリーズ、85式、96式戦車に関する関係が
纏まって紹介された記事です。記事でも型式名の記述にぶれがあるなど、不明なところは残っていますが
だいぶ関係性がはっきりしました

94名無し三等兵:2018/09/24(月) 03:33:41 ID:wUyFxlNc0
解放军老式战机挂新导弹会性能大增?这样做并不好
http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-21/doc-ifxeuwwr6651567.shtml
中国軍の空対空ミサイルは、国産系とロシア系の二系統から構成。これは台湾の3系統(国産、米、仏)やインドの
5系統よりも少ないとする。異なる系統の兵器の併用は補給の複雑化を招き、各基地にどの系統のミサイルが配備さ
れているかも考慮して展開しないといけないなど面倒が多い

ロシア系を使用するのはロシアから調達したSu-27/J-11、Su-30シリーズ、Su-35。おもなAAMはR-27、R-73、R-77
R-27は中国初の実用的セミアクティブレーダー誘導ミサイル。R-73は当時配備を開始したばかりのPL-8よりも高性
能で、もしPL-8に多額の投資をしていなければ、中国はR-73のコピーに走った可能性が濃厚としている。R-77は中
国最初のアクティブレーダー誘導ミサイルであり、21世紀初頭の中国空軍にとって極めて重要な存在であった

ロシア系戦闘機はロシア系AAMの試用を長らく続けてきた。Su-27SK/UBK/J-11Aは21世紀初頭にR-77の運用能力を付与
するアップグレードを施したが、国産AAMの搭載が求められないわけではなかった

中国軍もAAMの体系統一に感心を持っていない訳ではなく、近年になって海軍航空隊のSu-30MK2がPL-12とPL-8Bを搭載
して任務に就いているのが確認された。これは、ロシア系戦闘機のアビオニクスと中国製AAMの統合作業が実現した事
を示している。電子戦ポッドについてはもSu-27/J-11では中国製ポッドの搭載が広くみられるが、Su-30MKKではまだ
あまり見受けられない。

新しい戦闘機はすべて新型国産AAMに対応したパイロンを採用している。全長が長くJ-16や一部ロシア系戦闘への搭載
が難しいPL-8を除けば、PL-12のような「古い」AAMは新しい戦時での使用に問題はない(PL-12を古いと言っているの
に驚き)

比較的古いJ-10AとJ-11Bも、比較的簡単な改装により新世代AAMであるPL-10やPL-15の搭載が可能。すでにPL-10を搭載
したJ-10Aが撮影されており、J-11BでもPL-15を搭載して試験を行っているのが確認されており、新型ミサイルの搭載
は比較的障害が少ないとみられる。もちろん、AAMも作戦システムの一部であり、その実力を発揮するにはアビオニクス
やレーダーなどにも対応が必要。かつて、J-7ⅡやJ-8ⅡがPL-8を搭載した際にJ-8Ⅱのほうが有効な成績を収めたのは、
レーダーをPL-8のシーカーと連動させる改造を行ったことで敵機の補足と照準を速めたことが大きい。

近距離AAMであれば、機体側の支援体制はより少なくて済むので、PL-10をJ-7Eに搭載するのに比べれば、J-10Aだろうが
J-10Cだろうがその差は大きくない。しかし、FCSに依存する割合がより大きな中距離AAMはそうはいかない。レーダーの
単利距離や精度といった性能差がミサイルの性能発揮に大きく影響する

その点で、探知距離が100kmのレーダーを積んだJ-10AやJ-11Bが射程150kmのPL-15を搭載しても、その性能を十全に発揮
することは困難である。これとは逆に新型戦闘機に旧世代AAMを搭載した場合、ミサイルの性能は完全に発揮できるが、せ
っかくの高度なFCSが宝の持ち腐れとなってしまう。旧式戦闘機と旧式AAM、新型戦闘機と新型AAMは、最大限度に作戦効率
を発揮できるように科学的な配置をしなければならない


首见歼10A挂载霹雳-10升空 近距空战从此将不输3.5代

http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-22/doc-ihkhfqnt6868358.shtml
こちらはPL-10を搭載したJ-10A戦闘機に関する記事

アップグレードにより最新のPL-10の運用能力を付与されたことで、J-10Aの空戦能力が向上することが評価。J-10Cや
J-20の量産が開始されても、既存のJ-10Aのアップグレードは継続される。使用するAAMを新型に変更することは手っ
取り早い能力向上であるとする

以前使用していたPL-8は最大機動35G、最高速度M2.5、オフボアサイト角20度、射程20km、弾頭部炸薬11kg
これに対してPL-10は、最大機動60G、最高速度M4、オフボアサイト角90度、射程60km、弾頭部炸薬33kg

さらにPL-10はヘルメット照準-発射機能と、肩越し後方、側方への発射も可能であり、この点でもPL-8を
上回っているとみられる

95名無し三等兵:2018/09/24(月) 20:00:43 ID:wUyFxlNc0
中国推出新型无人神盾舰 1次就刷新3项世界纪录(图)
http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-24/doc-ifxeuwwr7683028.shtml
昨日も紹介した南アフリカで開催された兵器ショーに出展された無人武装艇模型の続報

同艇のサイズは、全長15m、艦幅4.8m、喫水1.8m、総トン数は20トン。名称はJARI無人艇。開発は中国船舶重工(CSIC)。
輸出向けに開発された小型艇であり、開発者によるとJAIRは世界初となる記録を3つも保有しているとのこと

JAIRの三つの世界初は以下の通り

①4面フェイズド・アレイ・レーダーを搭載する世界最小の艦艇。これ以前の記録はUAEの500トン級艦艇であり、記録を大幅に更新
②魚雷発射管を装備した世界最小の艦艇
③VLSを装備した世界最小の艦艇

JAIRの武装は324mm短魚雷発射管、RWS(30mm機関砲搭載)、VLS(8セル)
フェイズド・アレイ・レーダー以外のセンサーは、光学電子ターレットと航海レーダー、衛星通信アンテナを装備
各種センサーにより周辺海域の情報を収集し、沿岸や母艦から情報をデータリンクで得ることも出来る

近年の兵器システムと同様に、JAIRも当初から多用途化、ファミリー化を視野に入れた設計が施されており、VLSにSAM
を搭載した防空任務、必要に応じてソナーを装備してASW作戦を遂行したり、VLSに小型SSMを搭載して小型艦艇の打撃
などを行う事が出来る。対水上目標攻撃には艦首のRWSも利用可能

JIARは主に沿岸部での海上執行活動での活用が想定されており、今回の出展はアフリカ諸国への売り込みを意図したもの

专打南海周边潜艇!我高新六号携挂空射反潜鱼雷
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_67412.html#p=1
「高進6号」対潜哨戒機がウエポンベイに対潜魚雷を積み込んでいる写真が初めて公開された。
二枚目の写真も、機体下部の様子が分かる貴重なもの


第一人称射击!我056护卫舰发射鱼雷视角难得一见

http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_67368.html#p=1
056型コルベットが魚雷を発射するシーン。これも公開されるのは初となる
056型の三連装魚雷発射管は普段は艦内に収納されており、発射の際に上部構造物のドアを開けて射出する

96名無し三等兵:2018/09/24(月) 20:01:13 ID:wUyFxlNc0
中国飞豹战机已停产 但其所配WS9航发为何还在改进
http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-24/doc-ihkmwytn8411799.shtml
JH-7Aの生産終了後もWS-9ターボファンエンジンの改良作業が継続していることが明らかになった
この意図について推測した記事

まず、WS-9の原形であるスペイが艦船用ガスタービン機関に発展した故事を踏まえ、WS-9も艦船用
ガスタービン機関になるのではという推測を紹介。それについては、すでにウクライナからの技術
導入でGT25000型ガスタービン機関の国産化が実現しているところに、GT25000より推力の低いWS-9
ベースのガスタービンエンジンを投入する意義が見いだし難いと分析

もう一つの可能性としては、既存のJH-7Aに搭載するエンジンの改良作業の可能性もあるとみている。
いずれにせよ今後の展開が注視されるとまとめている


辽宁舰舰岛首次涂上舷号 或为双航母编队做准备(图)
http://mil.news.sina.com.cn/china/2018-09-24/doc-ifxeuwwr7643926.shtml
最强中秋礼!我辽宁号航母舰岛疑首次涂刷舷号16
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_67409.html#p=1
浓浓美帝范!我辽宁舰上层建筑疑首次涂刷16舷号

http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_67362.html#p=1
ここ数日話題になっている遼寧のアイランドに書き込まれた(とされる)艦番号について

これが事実であるとすると、002型と連携して運用する際に、よく似た両艦の識別を容易にするための措置
で、将来の複数空母の同時運用に備えたものではないかと分析している。多数の空母を運用しているアメリ
カ海軍も同様のアイランドへの艦番号記載を行っており、それに範をとったのではと推測


列的装500架直-10目标过半,外贸版装备更强发动机!!
http://k.sina.com.cn/article_6433457573_17f76c5a500100eux8.html?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=35&r=9&doct=0&rfunc=3&tj=none&tr=9
Z-10MEの紹介記事。注目されるのは、「これまでのZ-10の累計生産数は260機以上に達している。
中国軍は最終的には3000機の各種近代的ヘリを必要とするとして、うち500機以上がZ-10となり、全ての陸軍
航空隊 旅/団に配備される」という記述。

これが事実だとすれば、Z-10の生産数は現状でかなりの数に達していることになり、Z-19と合わせて攻撃ヘリ
戦力が大幅に近代化されたことになろう

97名無し三等兵:2018/09/24(月) 23:00:13 ID:02x4uhTw0
>>96
在中国陆军的未来发展规划中
とあるので中国軍ではなくて中国陸軍が正確ではないでしょうか
膨大な数でもし実現したら米陸軍に肉薄しますね

98名無し三等兵:2018/09/25(火) 00:54:30 ID:dy06S11Y0
>>97 
ご指摘深謝
海空軍を入れたら、それ以上になるでしょうね

99名無し三等兵:2018/09/25(火) 00:55:46 ID:dy06S11Y0
漢和防務評論9月号の記事紹介です

・J-15Sの試験飛行開始…今年四月、瀋陽で複座のJ-15S戦闘機の試験飛行が確認。EWポッドらしき装備を
 搭載しているので電子戦機の可能性もある。

 複座型J-15Sのプライマー塗装機を分析すると、複合材の使用範囲は10%を超えない程度とみられる。
 J-15Sは初飛行から6年が経っているが、依然として試験飛行が続いており、採用に至らない。J-15の
 基本型の生産ペースも高くないことを考えると、今後次世代艦載戦闘機が採用された場合、J-15の生
 産は早期に終了することも考えられる

 漢和の情報では、J-15のフライバイワイヤシステムなどの技術はまだ未成熟なところがあり、操縦士
 の信頼を勝ち得ていないとの事。これは高い負荷がかかる空中戦では重大な問題であり、事故発生を
 招きかねない。かつて、スホーイ設計局の主任設計士は漢和の取材に対して、「中国はウクライナから
 入手したSu-33の試作機T10K7を元にしてJ-15の開発を行ったが、T10K7は試験飛行用の機体であり、試
 験飛行の最中に様々な問題が確認され、これをフィードバックしてSu-33の実用化が行われた。しかし
 中国人は、この改良過程の細部については知る由がない。」とコメントしている

 J-15複座型は、電子戦機以外に、J-16のような多用途戦闘攻撃機としても運用される可能性がある。そ
 の際には、J-15単座型が制空任務を担当し、複座戦闘攻撃機型がYJ-91などを搭載し、水上/陸上目標を 
 打撃することになろう

 J-15電子戦機型のEWポッドは、J-16DのEWポッドと形状に相違があり、海軍の要求に従って開発された
 ものであるとみられる。J-15の生産数が低レートで推移する中では、J-15複座型の開発にも時間を要す
 る可能性があると漢和では見ている

・002型空母の洋上公試…5月13日、002型空母の最初の洋上公試が行われた。2013年着工、2014年4月26日
 の進水から約一年での公試と、建造ペースは順調に推移しており、2020年には海軍に就役し、実用化に
 向けた試験に移行するとみられる。

 002型の艦型を見ると、遼寧を範としつつ独自設計がなされており、システム化の追求がみられると評価
 艦橋の小型化により、駐機可能なJ-15の機数を4機増加しているのは、実用面で大きな改善であり、J-15
 の総合的な作戦反応速度を高めるだろう(その他の改良点は省略)
 
 遼寧が空母の運用ノウハウの構築と訓練を主任務としていたのに対して、002型は最初から完全な戦闘力
 を備えた空母として建造され、真の意味で中国国産空母と言えるだろう。

 002型を建造している大連造船廠の今後の展開としては、
 ①江南造船廠と共に003型空母の建造を開始。南北で同時に新型間を建造するのは055型駆逐艦などと同じ方法
 ②002型の発展型(カタパルト搭載など)を建造。一方、上海は原子力空母の建造へ
 ③大連も原子力空母の建造に参入。ただし、原子力艦建造のインフラがないので、造船所の改造が必要

 総括すると、大連が空母建造から手を引くことは考えにくい。また、将来的には輸出向けに小型/中型空母を
 開発して各国への売り込みを図ることも考えられる。

100名無し三等兵:2018/09/25(火) 00:56:28 ID:dy06S11Y0
・台湾に対する中国の航空/ミサイル戦力の圧力はさらに強まる…ここ二年間、中国の海空軍のAEW&C、爆撃
 機、戦闘機、各種ミサイル陣地による台湾への圧力は、これまでで最大クラスとなっている
 
 安慶の爆撃機第10師の基地ではH-6Kへの機種改変が完了し18機のH-6Kが配備された。同部隊は台湾東岸に
 進出し演習を繰り返している。さらに、空軍第8師でもH-6Kの配備が開始され、巡航ミサイル母機の数を
 着実に増加させている。

 最近の変化として、J-11シリーズの台湾正面をにらんだ前線基地への展開が進んでいると指摘。台北から
 240km離れた水門基地では、J-11用の格納庫24箇所が建設され、基地防空用のS-300 SAM陣地、大規模な弾
 薬庫も併せて用意された。配備機は衛星写真の塗装からJ-11Bとみられる。台湾に近い水門へのJ-11B配備
 は、台湾方面での長時間の飛行を可能とし、台湾東岸での周回飛行を実施し得る事になる。
 このほか、台北から454km離れた武夷にもJ-11の基地が建設。これは(前線基地とセットとなり)縦深性を
 確保するための基地とみられ、台湾への展開と中国本土防空の二つの目的があるとみられる
 
 過去二年間、中国空軍はJ-6戦闘機改造UAVの配備をさらに進めている。武夷では50機、連城では56機、台湾
 に近い恵安では18機、昨年には龍田でも23機のJ-6改造UAVの配備が確認されている。これらのUAVは開戦直後
 に台湾空軍の指揮命令系統、対空警戒システムを撹乱するため同時多発攻撃を実施するとみられる。ただし
 台湾側も飛行データからJ-6 UAVの攻撃であることを判断できるだろうが、阻止しようとすれば(旧式戦闘機
 改造のUAV相手に)戦闘機やSAMの投入を余儀なくされ、無視すれば各所が攻撃にあるというジレンマがある。

 台湾方面をにらんだ前線基地・第二線基地では、J-8/J-7戦闘機は完全に更新され、J-16、J-11B、J-10Cなど
 の配備が進んでいる。さらに今年に入って空軍第二師ではロシアから調達したSu-35Sを配備して、5月には台
 湾東岸での演習を実施している。この演習では、Su-35以外にも、KJ-2000、J-10A、J-20、Y-8改造電子妨害機
 、Tu-154改造電子偵察機などが参加している

 演習では、巡航ミサイルを搭載したH-6Kは戦闘機の護衛の下で、台湾側のF-16の作戦行動半径外から攻撃訓練
 を実施。従来は攻撃を受けにくかった台湾東岸の目標への攻撃、さらに発射後に別目標に切り替える訓練も
 行われた

 J-20はステルス性を生かして、前方に展開、目標捜索、データリンクを介して諸元を他部隊に伝達するなど
 の任務を行うセンサーノードとしての役割が考えられる。

 空母戦力の構築を進める海軍も、今後はますます活動を活発化させるものとみられる。YJ-18による地上攻撃能力
 を有する093B型攻撃原潜も台湾東岸攻撃の手段として活用されるだろう。

 上記の活動は、(有事の体制構築だけではなく)平時において心理戦としての色彩も強い。打撃手段の多様化のみ
 ならず、台湾向けの偵察、観測分野でも体制強化が進んでおり、特にUAVの活用が進展し東南沿海部の基地の大部
 分にはUAVが配備されるだろう。長時間非行が可能な大型UAVの投入により、台湾海峡や東岸海域の長時間偵察体制
 が構築されるとみている 
 
 東南海沿岸地域での空軍基地の増加、整備・維持体制の強化は、日本の航空、海上自衛隊の東シナ海での活動
 を牽制する役割も果たす

101名無し三等兵:2018/09/25(火) 00:57:51 ID:dy06S11Y0
・中国軍の遠距離戦力投射能力強化について…アメリカの中国軍事力分析では、中国軍は現在積極的に台湾、南シナ海
 東シナ海方面への遠距離戦力投射能力の強化を進めている。Y-20や075型揚陸艦は、そのための装備の一つとされる

 中国は、海上輸送で2〜3個重装備師団と快速展開能力を備えた中規模陸戦部隊の揚陸能力を備えることを求めており
 071型LPD6隻の完成後、4万トン級の大型揚陸艦の建造に着手する。この計画が実現すれば、台湾への揚陸作戦時の
 第一波戦力は大幅に増加されることになる

 また、戦略輸送支援艦隊の創設も計画されており、中近距離、中遠距離、中外遠距離のそれぞれの航行能力を備えた
 民間海運会社をに委託する形で、数個戦略輸送支援艦隊(一個支援艦隊は20隻以上の大型船舶で構成)を組織する。

 空軍空挺部隊については、遠距離投射による空挺降下作戦が可能な一個軽装備師〜旅を備えることが求められてい
 るが、現状では大型輸送機の不足により実現には至っていない。中国がY-20の生産を加速しているのは、このため
 であり、第15空挺降下軍の編制が進展中である。第15空降軍では、機械化部隊としての性格を強めることも意図さ
 れている。空軍は戦略空軍化のためには第15空降軍を一度に空輸可能な輸送力の確立を目指している。

 空軍の遠距離投射能力強化についても民間活力の動員が織り込まれている。有事には、中国の各民間航空会社から
 大型旅客機と輸送機を動員して複数の戦略空輸支援機隊を編成することが計画されている。各部隊は100機の航空機
 (うち貨物輸送機が60機以上)を隷下におく予定

 中国軍は鉄道網や道路網を利用した陸上輸送能力の強化も進めている。主に朝鮮半島やインド方面の有事をにらんだ
 措置。ここでも民間活力の動員が意図されており、陸上運輸会社を動員して、戦略于総支援車隊を編成する計画。
 一個部隊は数百両の大型輸送車を隷下に置くことになる

 民間輸送力の動員と並行して、軍自体の輸送能力の強化も進められている。空軍は複数の戦略輸送団の編制を計画中
 であり、大型輸送機を数百機配備する方針。これにより、台湾有事の際には第一波で複数の軽装空降師の投入が可能
 となる。また、海外での有事の際にも、快速反応部隊を迅速に投入することも出来るようになる

 陸軍の計画では、陸軍航空隊の拡大を継続し、現在の各集団軍に一個陸軍航空旅を配置する体制を基本として、将来
 的には各戦区に一個輸送旅を設立し、数百機のヘリを製造しようとしている。また、道路網を利用した広域輸送のた
 め、各戦区、軍区毎に重装備輸送自動車団が編成されている。

 海軍が求めている戦略海運部隊は、複数の大型輸送船支隊から編成され、各支隊は総合補給艦大隊、RORO船大隊、高
 速輸送船大隊、海上予備船舶大隊、地表効果船(エアクッション艇も入るか?)大隊などで構成。大型浚渫船、補給
 艦、高速輸送船、タンカー、病院船、地表効果船などが配備される計画。重装備の海上輸送に重点が置かれており、
 台湾海峡で第一波揚陸部隊として複数の陸戦隊旅や機械化歩兵師の輸送を行う

 遠距離戦力投射の最大の目標は台湾方面。次に南シナ海と東シナ海方面で、こちらは緊急展開能力の向上が主で量的な
 輸送力の強化は後回し。第三に、世界各地への展開能力の強化であり、ジブチの基地建設はその一環

 機械化歩兵部隊の輸送は075型揚陸艦やRORO船が担当。現在、軍事改革により重師団はその数を減らしているが、99G式
 戦車の55tという重量はY-20をもってしても一度に一輌しか空輸できない。部隊のコンパクト化と装備の軽量化が進捗す
 るとみられ、33tの軽戦車が軽型機械化歩兵師団に配備されるだろうと推測

 着上陸の主戦力としてエアクッション揚陸艇の整備も進む。726型エアクッション揚陸艇はエンジンがネックとなり量産
 が遅れていたが、726A型になってようやくこの問題が解消され現在9隻以上が建造済み。消息筋によると第一段階として
 40隻前後の726型が配備されるだろうとしている。

102名無し三等兵:2018/09/25(火) 00:59:34 ID:dy06S11Y0

 
 ヘリボーン能力の強化については、Z-20汎用ヘリの生産が強調されている。Z-20配備までのギャップを埋める存在として
Z-18Aの生産増加も。ヘリ戦力の増加はチベット高原での部隊輸送力の強化も意図したもの

・ロシア高空産業界はSu-57の技術が中国に渡ることを懸念…インドとの共同開発FGFA計画が頓挫したことにより
 ロシアはSu-57の単独開発を余儀なくされることになる。ロシア航空産業界の消息筋は漢和に対して、インドが
 共同開発から降りたことで開発資金が不足する懸念があり、それを何とかするために(Su-35の時と同様に)政
 治的判断により、航空産業の反対を押し切って中国にSu-57やその技術を渡すことに同意する事を危惧している
 との見解を示した(現時点で、具体的に中国側からの要求があるわけではないが、今後の懸念としての見通し)

ほかにもいろいろ興味深い記事がありますが、今回はこの位にしておきます

103名無し三等兵:2018/09/25(火) 01:13:25 ID:wUyFxlNc0
要给哪只舰队?我071型登陆舰龙虎山号静泊港边
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_67408.html#p=1
071型ドック型揚陸艦の5番艦「龍虎山」と、現在艤装工事中の6番艦の写真


首次卖到独联体!中国运8F200WA正式交付哈萨克斯坦
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_61342_67407.html#p=1
Первый военно-транспортный самолет Y-8F-200WA вылетел в Казахстан
https://bmpd.livejournal.com/3352655.html
カザフスタンに輸出されたY-8F-200WA輸送機の引き渡しが開始。
Y-8F200を購入したのはベネズエラ、ミャンマーに続き3か国目であり、カザフスタンは8機のY-8F200WAを購入したとのこと


官方曝辽宁舰24架舰载机满编过程:国产舰载战斗机正加速生产

http://k.sina.com.cn/article_6535395632_1858a393000100arnt.html?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=1&r=9&doct=0&rfunc=82&tj=none&tr=9
記録映画『強軍』において、空母遼寧がJ-15戦闘機24機の定数を満たしたことが正式に報じられたとのこと
これは遼寧が完全な作戦能力を獲得したことを意味するとしている

中国は2012年から現在までに40名の艦載機パイロットを養成しているが、空母一隻だけでは養成速度に限界がある。
2020年の002型空母の就役により、さらに数十名のパイロットを追加し、J-15Bの就役、既存のJ-15Aのアップグレード
により、戦闘力を米空母のF/A-18E/Fに匹敵する世界最新鋭の艦載機の一つとなろう

J-15の戦闘力は相当なものがあるが、少なからぬ問題があるのも事実。一つはスキージャンプ発艦に伴う搭載能力の
制約。現在のJ-15の最大発艦重量は26.5tだが、これだと作戦行動半径800kmでAAM6発搭載程度で、作戦能力には限度
がある。また、J-15のレーダーは旧式な機械式パルスドップラーレーダーなのも問題。J-15Bは、AESAレーダーの採用
とエンジン出力の強化により、これらの問題を解消することが期待されている。しかし、スキージャンプ発艦の完全な
解決にはカタパルトの採用が不可欠。J-15Bもその制約を完全に解消できるわけではなく、スキージャンプ発艦の場合
は最大発艦重量27tに留まる

この問題を完全に解消できるのは003型空母の実用化と、カタパルト対応型J-15と次世代艦載戦闘機の組み合わせ。

104名無し三等兵:2018/09/26(水) 20:45:39 ID:ites10IE0
歼15重要装备消失2年后为何又现身 凸显我军一难题
http://mil.news.sina.com.cn/china/2018-09-26/doc-ifxeuwwr8269508.shtml
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:af2g8RE8tyAJ:mil.news.sina.com.cn/china/2018-09-26/doc-ifxeuwwr8269508.shtml+&cd=1&hl=ja&ct=clnk
(本文が消えているのでGoogleキャッシュを)

ネットでの初見から2年を経て、部隊での運用が確認されたJ-15のバディ空中給油用ポッド
ソ連/ロシアのUPAZをベースに国産化したとみている


中国运8为何能击败美C130夺中亚订单 价格仅为美1/3

http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-25/doc-ihkmwytp0601911.shtml
Y-8-F200WAが、C-130Jなどのライバルを破ってカザフスタンで採用を勝ち得た理由について
・同国がY-8の原形機であるAn-12のユーザーであり、スムーズな導入が可能だったこと
・旧ソ連製のAn-12、An-26、An-72を運用していたが、老朽化が進み早急な更新が必要だった
 この点でも、スムーズな導入が可能なことは有利に働く
・当初はC-130J×6機の調達を検討していたが、最終的に見送り。原因としてはY-8の価格がC-130Jの1/3
 と低コストであったことが決め手となったとしている

カザフスタンへのY-8の引き渡しは来年中に完了する予定との事

我军171直升机增加一新设备 多了两个明显鼓包

http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-24/doc-ifxeuwwr7610218.shtml
胴体下部に緊急着水時に展開するバルーンを装備した陸軍第73集団軍所属のMi-171Ⅴ

これはZ-18やZ-8Gなどでも搭載試験が行われているのが確認されている(両機の原形となったZ-8は船型胴体で着水
を考慮していたが、Z-18/8Gでは性能向上のため平底胴体になって浮遊力が低下。バルーンはそれを補うための装備)

第73集団軍は東南沿海部の精鋭部隊で、台湾海峡を超えてヘリボーン作戦を行うことが想定されている。海峡越え
作戦においては洋上への着水も想定せざるを得ず、緊急着水用バルーンを装着したのは、着水時の生存性向上の狙
いがあると分析している(衛星通信アンテナの追加も、渡洋作戦に備えた装備とのこと)

105名無し三等兵:2018/09/26(水) 20:46:29 ID:ites10IE0
AVIC’s AV500W VTOL UAV takes part in PLA exercise
https://www.janes.com/article/83300/avic-s-av500w-vtol-uav-takes-part-in-pla-exercise
AW500W回転翼UAVが中国軍の演習に参加

我国‘河豚’大型载重无人机已在海军服役
http://www.twoeggz.com/news/11155005.html
AAD 2018: China’s Blowfish I VTOL UAV enters service with PLAN
https://www.janes.com/article/83264/aad-2018-china-s-blowfish-i-vtol-uav-enters-service-with-plan
南アフリカで開催された兵器ショーに出展された 河豚/Blowfish 回転翼UAVは、中国海軍で既に運用されているとのこと

「河豚」汎用UAVは、全長1.75m、離陸重量28〜50kgで、航続距離は45〜60分、最高飛行高度5100m、ペイロード7〜12kg
ローターの回転は電器モーターを利用

兵装としてはグレネード発射機の搭載が可能で、ユーザーの要望に応じて小型のソノブイの搭載を行うように改造もで
きるとしている

106名無し三等兵:2018/09/26(水) 20:47:07 ID:ites10IE0
首艘魔改现代级驱逐舰杭州舰快要归建,我们替俄国人圆梦啦!
http://news.ifeng.com/a/20180923/60081875_0.shtml
http://p0.ifengimg.com/pmop/2018/0923/D7AFD7C402711C5138EACF6B9A13FD611470EB94_size710_w1388_h999.jpeg
中国首艘魔改版现代舰即将重新服役 俄军却无力改进
http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-25/doc-ihkmwytn9832924.shtml
近代化改装されたソブレメンヌイ級駆逐艦「杭州」の近影

これまでの写真とは反対側から撮影されたもので、艦の全容を確認できる貴重なもの
YJ-12のランチャーは未搭載
電子装備はすべて中国製に換装されていることが見て取れる


中国空潜200首曝挂武器照 机腹声呐浮标天线清晰可见
http://mil.news.sina.com.cn/china/2018-09-25/doc-ihkmwytn9374199.shtml
先日公開された対潜魚雷を搭載する「高進6号」対潜哨戒機の写真に関する記事

記事では「空潜200/KQ-200」という名称を使っているが、これの頭文字(kong4 qian2)をとったのがKQ-200。
ウエポンベイは主脚直前の胴体下部に左右各一基配置されている

胴体と地上の間隔が狭いY-9ベースのため、ウエポンベイと地上とのクリアランススペースをとりにくく、ウエポンベイ
の配置に苦労していることが指摘されている。KQ-200が胴体側面に跳ね上げ式のドアを採用したのは、上記問題の解消
が目的。片方のウエポンベイに兵装を搭載し、もう一方にはソノブイを搭載しているとみられる

Serbia confirms procurement of Chinese UAVs
https://www.janes.com/article/83256/serbia-confirms-procurement-of-chinese-uavs
塞尔维亚或引进6架中国无人攻击机 5架将在塞方生产

http://mil.news.sina.com.cn/china/2018-09-21/doc-ihkhfqnt3988210.shtml
セルビア、中国からUCAVを調達

具体的な機種についてはノーコメントであるが、購入協定では産業間協力と技術移転も含まれている
技術移転の項目には、戦場観測や目標照準用の電子光学システムも含まれている

107名無し三等兵:2018/09/26(水) 20:48:08 ID:ites10IE0
央视曝光歼11B去除机头罩检修 雷达航电舱造型很奇特

http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-22/doc-ifxeuwwr7146865.shtml
CCTVで、機首レドーム部分を上に跳ね上げてレーダー整備中のJ-11Bが報道される

J-11Bは中国航空工業集団公司第607研究所/中国雷華電子技術研究所(以下、607研究所と略)が開発した機械式パル
スドップラーレーダーを搭載して就役。

607研究所は1990年代初め、中国最初の戦闘機用パルスドップラーレーダーを開発。最大探知距離は80kmと、F-16A/Bの
AN/APG-66は上回ったが、F-16C/DのAN/APG-68とは大きな差があった。製造麺での問題もあり、このレーダーは量産
されることはなかったが、その改良型がJ-10Aに搭載された。

中国で最初に量産化された戦闘機用パルスドップラーレーダーは中国電子科技集団公司第十四研究所(以下、14研究所)
が開発したもので、探知距離60km、J-7改、J-8(Ⅱ)改、JH-7などに搭載された

J-11Bの開発では、国産レーダーへの換装も計画され、607研究所が開発したレーダーが搭載された。J-11Bの第七バッヂ
生産機からは607研究所が開発したPESAレーダーが搭載されるようになった。この他、J-15も607研究所のPESAレーダーを
搭載(J-15Aは機械式レーダーなのでJ-15Bか?)、J-16は607研究所のAESAレーダーを、開発中のJ-11Dは14研究所製AESA
レーダーを積んでいる

中国とアメリカは共にフェイズド・アレイ・レーダーの開発においてモジュール設計概念を取り入れている。14研究所では
液冷・空冷技術を応用するとともに、フェイズド・アレイ・レーダーの傾斜を付けて取り付けを行っている。J-10B/C、J-20
J-11Dのレーダーアンテナはいずれも傾斜角がついている

607研究所はレーダー冷却方式の完全空冷化、性能向上、制御の簡易化を追求しており、既存の機械式レーダーをフェイズド
・アレイ・レーダーに換装する方向性をとっている。両研究所のアプローチは異なっているが、相互の競争により、中国の
レーダー技術を世界の第一線に参加し得るものとしたと評価

108名無し三等兵:2018/09/26(水) 21:06:10 ID:ites10IE0
我军歼11B曾被落后战机击败166次 因一缺陷差点下马
http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-07-19/doc-ihfnsvza5510104.shtml
2011年、J-11Bが最初に「ゴールデンヘルメット」演習に参加した際の、J-11との交戦スコアは59勝166敗だったとのこと

当初、ネットでは「WS-10Aのせいではないか?」との推測が出たが、J-11B第一バッヂ生産機はAL-31Fを搭載していた
ので、この推測は早々に消えた

J-11BはSu-27SK/J-11のN001レーダーよりも軽量かつ性能の高い国産レーダーに換装しており、EWシステムも新型
のものを搭載しており、この点でJ-11よりも優位にあった。

性能面で優位にあったはずのJ-11Bのスコアが振るわなかった原因は、パイロットの慣熟度にあった。J-11Bを配備
した空軍第一師のJ-11B団(連隊に相当)は、J-8Fから機種転換を行っていたが、世代の違う両戦闘機は大きな性能
差があり、制御系統、アビオニクス、兵器システム、作戦任務システムなども大きく異なっていた。配備開始から
三年がたっていたが、同部隊ではJ-11Bの性能を完全発揮できる段階にはなかった。

そして、演習では電子妨害下においてアビオニクスの差が出にくい状況設定がなされていたことも、J-11Bの優位を
打ち消す要因となった。

この惨敗は同部隊の奮起をもたらし、二年後の「ゴールデンヘルメット」演習では、多くのパイロットが最高栄誉
の「ゴールデンヘルメット」を獲得したのみならず、同部隊も連続してNo.1部隊に授与される「天鷹杯」を何年も
勝ち得ている。これらの演習では、J-11だけでなく、Su-30、J-10とも対抗演習を実施。

ネットでは空軍第一師のJ-11B戦闘機連隊は空軍最強との呼び声が高い

中国运20配有两套飞控系统 为何却只能用盘式操作

http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-21/doc-ihkhfqnt4155721.shtml
フライ・バイ・ワイヤと従来型の機械式を併用しているY-20輸送機の機体制御システムについて

Y-20は中国が初めて独自開発した大型輸送機であり、この種の大型機開発の経験がないため、設計作業では安全性を
極めて重視して作業がすすめられたとのこと。フライ・バイ・ワイヤと機械式の両系統の搭載、戦闘機のようなサイ
ドスティックではなく在来型操縦桿の採用などやや保守的にも見える措置は、安全性最優先に起因するもの。今後
大型機開発の経験が蓄積されていけば、新技術導入が積極的に進められるとみている


我歼16和歼10B/C也挂载空地88导弹 为飞豹和轰6研制

http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-22/doc-ihkhfqnt6883261.shtml
最近、KD-88空対地ミサイルがJ-10B/CやJ-16に搭載されている写真がネットにupされているのは両機に対するKD-88
の統合作業が完了したことを意味する。特に航続距離が長く高い搭載能力を備えたJ-16へのKD-88搭載は、現在進
められている空軍の「攻防兼備」化をさらに進める措置とみている

KD-88はC-802対艦ミサイルをベースに開発され、防空圏外からのスタンドオフ攻撃が可能な250kmの射程を有し、
迎撃を困難にする迂回コースでの飛翔、飛行中に目標を変更することも可能。

109名無し三等兵:2018/09/27(木) 16:57:07 ID:wUyFxlNc0
我军首支轻型高机动部队主要载具是吉普 用于特定战场
http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-07-06/doc-ihexfcvk6248459.shtml
解放军打造新式步兵旅 天下第一陆军将全面机械化
http://k.sina.com.cn/article_6448734964_1805fe2f400100c5n9.html?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=4&r=9&doct=0&rfunc=3&tj=none&tr=9


今日は民間-軍用入り混じったUAVの記事が多いです

改装为无人机:运5也要开始送快递了?
http://www.sohu.com/a/256135810_614127
Y-5B輸送機をUAV化したFH-98(飛鴻-98)UAVが初の試験飛行に成功

FH-98は将来の無人自動化輸送システムの一翼を担う存在として開発が行われており、高い信頼性と低廉な輸送コストを実現
することが目されている。

Y-5/An-2は1940年代に初飛行した旧式輸送機であるが、安定した飛行性能と運用コストの安さを両立した機体であり、現在
でも輸送、農業分野、鉱山探索、救難など各方面で運用が続いている

FH-98は最大離陸重量5.25t、搭載量1.5t、簡易舗装道路で200mの距離で離陸可能。山地や島嶼部などの厳しい環境下でも空輸
が可能で、災害時の緊急物資投下や軍民共用の遠距離物資輸送など各種方面での活用が期待されている


Mavic Pro Platinum Drohnen: US Air Force plant Anschaffung von 35 Drohnen aus China
https://www.flug-news.com/2018/09/26/mavic-pro-platinum-drohnen-us-air-force-plant-anschaffung-von-35-drohnen-aus-china/
美军要采购35架中国造无人机:仅这一机型能满足需求
https://mil.news.sina.com.cn/china/2018-09-27/doc-ifxeuwwr8629299.shtml
米空軍はDJI社のMavic Pro クワッドローターUAVを35機調達する方針とのこと
Mavic Proは他社の製品と比べて飛行性能、カメラ解像度などで優れており、コスト面でもこれに代わるものはない
と評価されたとのこと

すでにアメリカ空軍特殊作戦コマンドでは15機のMavic Proを装備しており、八個特殊戦術中隊が装備しているとのこと


国产无人直升机通过解放军实战测试!AV500表现惊艳!
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651717887&idx=1&sn=99db2fde53b6889116946858922527f6&chksm=8b8eb45abcf93d4c68843266b5e20dfaf3ba573f921c08a46e794486797112b942764759269f&mpshare=1&scene=1&srcid=0926JHK1JA7ENGxXumq4OSiP#rd
>>105でも出ている中国軍の演習に参加したAW500回転翼UAVに関する記事

演習では長距離低空飛行による突破、ミサイルによる精密打撃などの諸試験が実施。中国軍ではまだ回転翼UAVの制式装備
は実現していないが、実戦形式の演習に参加したことで、新装備の最初の試験と評価が行われたことになる

今回の演習に参加知ったAW500は軍民共用型。軍用の武装UAVとしてはAW500Wが開発されており、真の超低空飛行と地上目標の
精密打撃能力を備えている。武装した回転翼UAVが中国軍に配備されるのも遠い話ではないだろうとしている

110名無し三等兵:2018/09/27(木) 16:58:29 ID:wUyFxlNc0
CASC highlights enhanced CH-804C hybrid UAV
https://www.janes.com/article/82198/casc-highlights-enhanced-ch-804c-hybrid-uav
CASC傘下の中国航天空気動力技術研究院(CAAA)CH-804C UAVの改良型をロシアのクビンカで開催された兵器ショーに
出展した

CH-804Cは双ブーム+推進プロペラの機体に4つのローターを搭載して垂直離着陸を可能とした軍民共用UAV。主要な任務
は偵察、観測。

以前のタイプでは最大離陸重量25kg、翼幅4m、ペイロード3kgだったが、今回の改良型では、それぞれ30kg、4.25m、4kg
と性能向上がみられる。

CH-804Cの主要搭載物は胴体に取り付けられた2.5kgの光学電子ターレットで、これは最大2kmの距離で戦車大の物体
を検出、1.5kmの距離でそれを識別できる。赤外線モードだと、最大検知距離2km、識別距離1km。

機体にはLバンドのデータリンクシステムが搭載されており、最大100kmの距離でデータ送受信が可能。航法システム
としては冗長性を高めたデュアルGPSを搭載。これにより送電線などによる電磁波の影響の強い低空域での飛行の際も
慣性航法システム(INS)に依存する割合を減らすことが出来るようになった

CH-804C VTOL ISR UAV System
http://avirtech.co/products/alit/ch-804c/ch-804c-vtol-isr-uav-system/
CH-804Cの紹介



Army 2018: China Aerospace showcases mini fire-and-forget weapon
https://www.janes.com/article/82564/army-2018-china-aerospace-showcases-mini-fire-and-forget-weapon
全重4公斤射程2公里,中国新型导弹用途广泛:可击落无人机
https://jmqmil.sina.cn/ifeng/doc-ihicsiaw9570461.d.html?cre=wappage&mod=r&loc=2&r=9&doct=0&rfunc=74&tj=none
中国航天科技集団有限公司(CASC)はロシアのクビンカで開催された兵器ショーで、新型のFN-M多機能ミサイル
システムを発表

FN-Mは、CASC傘下の上海航天技術研究院が開発した小型多用途ミサイルで、サイズは直径60mm、重量4kg、弾頭重量1kg。
ミサイルと照準器がセットになっており、発射後の誘導の必要はない打ちっ放し式。射程2kmで、歩兵携行のほか、軽車
両やUAVなどに搭載しての使用も可能。

FN-MのサイズはPF-11などの歩兵携行ロケットと近い大きさ。FN-Mは近年急速に進歩したマイクロ電子工業により実用化
された。

従来の無誘導対戦車ロケットと比較すると、打ちっ放し式の小型ミサイルは高価ではあるが、高い命中率発揮と簡便な
操作性を両立しており、(無誘導ロケットのように)長い時間の訓練を行う必要がなく、費用対効果に優れている

中国陸軍の歩兵部隊では依然として従来型の携行式ロケットランチャーを装備しているが、少なからぬ時間を発射訓練
に費やしており、消費する弾薬数もばかにならない。アメリカのジャベリンATMのような歩兵携行式ミサイルが普及する
のは今後の趨勢とみられる。中国でも打ちっ放し式のHJ-12が開発されているが、まだ部隊配備には至ってない。FN-Mや
HJ-12などの携行式打ちっ放しミサイルは(中国軍の)装備の空白を埋める存在になるかもしれない

111名無し三等兵:2018/09/27(木) 17:25:51 ID:wUyFxlNc0
QLU11这款我军独创的武器,当真是“狙击榴”吗?
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651717931&idx=3&sn=2278c357af8ffda5cec659e08409991d&chksm=8b8eb58ebcf93c9865e76741ccec072ec5c6842b53ca5dacbf76eeb0612a20fa744645e40b9b&mpshare=1&scene=1&srcid=0926urBgzM4J5jZ6VGqz8dOh#rd
スコープを備えて精密射撃が可能なグレネード発射機という独自の方向性を見せるQLU-11式35mm擲弾発射機の紹介記事

QLU-11は歩兵二名で運用する対物火力支援火器として開発され、主に火力支援と各種掩体壕や建物内部の人員殺傷を目的
としている。35mm榴弾は手榴弾に相当する殺傷半径を有している。精密狙撃が可能なので、開口部から屋内に投射して内
部の兵員を殺傷し得る。また、車輛、軽装甲車、戦車の照準システム、指揮官やスナイパー、迫撃砲部隊などの優先目標
への攻撃も可能。面制圧式のグレネード発射機に比べて訓練の難易度は高く、狙撃手の訓練と同レベルの内容であり、それ
ゆえ「狙撃榴(狙撃グレネード)」と呼称されている。ただし、精密射撃はあくまで余技であり、QLU-11の本業は火力支
援にある。

通常の擲弾発射機の弾薬は比較的低速で山なりの弾道を描いて飛翔する。これは射程を優先したものであるが、命中精度
の点では問題がある。QLU-11は命中精度を高めるため普通の35mm榴弾よりも初速を速めた専用榴弾を使用している。これ
は通常の35mm榴弾の初速が195m/sなのに対して、320〜400m/sにアップしており、直射での精度向上に有利。ただし、初速
を速めると発射時の反動が大きくなるデメリットがある。QLU-11では、サブマシンガンの技術を応用してマズルブレーキや
機関部直後に衝撃吸収装置を内蔵するなどの各種反動軽減措置を施し、反動増加を最低限に抑えている。QLU-11は、銃身は
機関部とだけ結合されており、それ以外の部品とは接合されていない浮动式枪管(Free-floating barrel)方式を採用して
いる。火器管制システムとしてはQBU-10 12.7mm対物ライフルのものを転用。これは自動的に距離測定、弾道計算を行い、
照準にかかる時間を短縮し、高い命中精度を発揮するもので、操作性も良好で通常の兵士が短期間の訓練で習熟できるとし
ている

総合すると、QLU-11は狙撃作戦専用の「狙撃グレネード」ではないが、精密射撃もできる擲弾発射機という独創性のある
兵器であり、距離100mから1000mまでのこれまで火力支援の空白域だったところに有効な火力支援を行い得る存在。その
技術には超技術のようなものはないが、巧みな設計により要求を満足させることに成功した。

112名無し三等兵:2018/09/28(金) 13:38:27 ID:3TwO4zYI0
中国最强轮式155毫米自行炮诞生 离无人炮塔设计仅有一步之遥
https://mp.weixin.qq.com/s/inl4ovhl_Me6_fBnQDR2kg
先日、車載式155mm自走榴弾砲の写真がupされたばかりですが、またもや新型の装輪自走砲の存在が明らかになりました

今回公開されたのは、NORINCOが開発した「SH-11輸出型装輪155mm自走榴弾砲(中文:SH11外贸型轮式155毫米自行加榴炮)」
で、11月に開催される珠海航空ショーに出展予定だそうです

シャーシは新設計の8×8装輪装甲車。車体後部に39口径155mm砲を装備した砲塔を搭載。装填システムは自動化。砲塔内
の車長、照準手、操作員は、指揮、目標照準、補助操作さを担当。設計主任によると、すでに大口径砲の完全無人砲塔技術
の基礎は存在するが、実際の作戦の需要や部隊編成の状況を考慮して、有人砲塔にしたとのこと

39口径砲を選定したのは、匿名ユーザーからの要望とのこと。しかし将来的には52口径への換装も可能な設計上の余裕をも
たせている。シャーシはNORINCO傘下の鉄馬集団公司が設計した最新式のもので、最大36t以上の搭載能力を備えており、155
mm榴弾砲の発射の衝撃にも十分耐えうる構造。車体後部には衝撃吸収用の駐鋤を装備しており、発射時に展開する。緊急時に
は展開せず発射も可能。俯仰角は-3〜+72度、射界は左右各数十度

シャーシの写真も掲載されているが、さすがに水上航行用の推進装置はついていなかった

113名無し三等兵:2018/09/28(金) 22:23:32 ID:TbAA9ECQ0
台湾は中国軍の侵攻を阻止可能=米外交専門誌
ttp://japan.cna.com.tw/news/achi/201809280002.aspx

114名無し三等兵:2018/09/30(日) 13:13:34 ID:iVdSfJU60
我军歼10B/C出击次数更多 网友调侃歼10A不好出门了
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-29/doc-ihkmwytp9973276.shtml
J-16やJ-11B改良型、J-10B/Cの配備が増える中で、既存のJ-10AやJ-11A/Bの今後の動向について

J-11BはPESAレーダーへの換装やアビオニクスの近代化改修により、J-11Cに近い能力を獲得し戦力陳腐化を防ぐ事が出来る
同レベルのFCSを搭載したJ-10Bと比較すると。J-10Bは瞬間的な指向性と敏捷性で優位にあり、先制攻撃で優位に立てるが
空戦が長引くと、エンジン二基を搭載し持続旋回性に優れたJ-11Bに優位があるとする

任務の別として、J-10Bは多用途中型戦闘機として空対空、空対地(なおASMを搭載して空対艦任務についているケース
は稀)任務をこなすが航続距離とペイロードの少なさが課題。一方、J-11Bは国土防空を主任務とする

米海軍などを仮想敵とする外洋作戦においては、J-10シリーズの投入は難しく、J-11シリーズが主戦力となるが、J-11
J-11Bなどは空中給油能力の付与が求められる

今後の戦闘機運用では、J-20/J-16/J-11BH/Su-30MK2/Su-35が制空権を確保し、必要に応じてASMによる対艦攻撃を実施。
制空権確保の後、JH-7AとH-6などの航続距離の長い攻撃/爆撃機が投入されYJ12によりスタンドオフ攻撃を実施。これ
とは別に、空母搭載のJ-15も作戦に加わるなど、洋上作戦に投入可能な作戦機の種類は大変増えており、この分野にお
いてはJ-10は次第に使われなくなるとみている


我歼10C挂载新型电子对抗吊舱 可弄瞎雷达让导弹哑火
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-29/doc-ifxeuwwr9614762.shtml
新型電子戦ポッドK/RKL700Aを搭載したJ-10Cが確認される

K/RKL700Aは2013年にはじめてその存在が確認された電子戦ポッドで、当初はJH-7Aに搭載され、JH-7Aでの運用と熟成
を経て各種多用途戦闘機への統合化が図られるようになった。

2015年にはSu-30MKKがK/RKL700Aを搭載。これはPL-12の搭載と並んで、中国がSu-30MKKに中国製兵器を搭載するよう
になった事例。Su-30MKKのソースコードを解析して中国製兵器を搭載できるようになるまで15年を要している。J-16
登場まで、Su-30はJH-7Aとならんで中国空軍の主力戦闘爆撃機であり、ロシア製電子戦ポッドと国産電子ポッドの搭載
は生存性向上に資するものと評価。2018年にはロシア製戦闘機のFCSや作戦死すt目于のアップグレードにおいて、国産
電子機器、兵器システムを使用することで、国産戦闘機との統合運用のレベルをさらに向上させている

K/RKL700Aは2017年にはJ-10Bへの搭載が確認された。この年の「航空飞镖-2017」競技会では、防空制圧任務を遂行する
J-10BがK/RKL700Aを搭載していた。これは空軍の電子戦能力をどんどん重視するようになった表れ。そして昨年の空
軍開放日に公開されたJ-10Bは、K/RKL700AとYJ-91対レーダーミサイルを搭載した状態で展示された。K/RKL700Aが公式
公開されたのはこれが初めて。今後は、J-11Bアップグレード型への統合も考えられる

K/RKL700Aは高度に自動化され、同時に多目標への干渉が可能であり、以前のタイプと比較するとカバーできるバンドが
広くエネルギー消費量が少なく、効率が高いと評価。その性能は、米EA-18Gが翼端に搭載するAN/ALQ-148に近いものがあ
るとしている

今後は、多用途戦闘機への電子戦ポッドの普及に加えて、J-16DやJ-15Dなどの専用の電子戦機も就役し、電子戦能力をさら
に向上させるとしている

115名無し三等兵:2018/09/30(日) 13:20:50 ID:iVdSfJU60
解放军重装加强版武直10曝光 在世界排名又要前移
https://mil.news.sina.com.cn/china/2018-09-30/doc-ifxeuwwr9696779.shtml
陸軍航空隊に配備されたZ-10改良型の存在が確認される

改良点は以下の通り 
①第二世代HMDの装備、②エンジンはWZ-9の改良型に換装された可能性あり、③操縦席外側にセラミック装甲を配置、④紫外線警告装置の搭載 

第二世代HMDは、軽量化と使用性向上がなされており、視野拡大、夜間戦闘時の視認性改善を実現。飛行データを投影するので
飛行中に頭を下げる必要が軽減されている。またHMDと機関砲が連動する事で、複雑な環境下でも、随時新たな目標に対処する
事が可能
----
パキスタン向けに3機が試作されたZ-10Pでもコクピットへの防弾セラミックの装備が行われているが、Z-10Pでは
コクピット内の座席左右にセラミック板を配置したのに対して、今回の機体は機体外部に増加装甲を付けている
のが異なる点(機内のセラミック板についてはこのページだけではよくわからない)

将电磁技术与火箭炮结合到一起,会发生什么?
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651717988&idx=1&sn=50085232443b93cc019c6d4017449ca0&chksm=8b8eb5c1bcf93cd7b0dc5e742960cafc04daecebe4364053103a6a37b0033811e7ad0d532bbd&mpshare=1&scene=1&srcid=0929IKg42eyM53MMBCm5mEue#rd
地対地ロケットと電磁砲技術の融合の可能性について

03式300mm多連装ロケットなどの大口径地対地戦術ロケットの後継となる存在について、電磁砲技術を応用して発射時に大加速をかける
事で、ミサイルのサイズや推進装置を大型化することなく画期的な射程の延長を可能とするというアイデアを紹介。この方法であれば
ロケット発射時の爆風や燃料煙を抑える事が出来るので、ロケットの発射場所を探知される可能性が減少し、攻撃を察知され難くなる
と共にロケット発射機の生存性も向上する

ただし、電磁砲にはそれ固有のデメリットや解消すべき課題も多いので、実現には技術の成熟を要するが、電磁砲とロケットの組み合わせ
が実現すれば、大きな技術的躍進が実現できるだろうとしている


中国海军第5艘071型船坞登陆舰龙虎山舰已服役
http://mil.news.sina.com.cn/china/2018-09-25/doc-ifxeuwwr8041610.shtml
071型ドック型揚陸艦五番艦「龍虎山」は9月11日に就役式典を実施していたこと、地名の由来となった龍虎山がある江西省の公式WeChatグ
ループの活動報告によって明らかになった

116名無し三等兵:2018/09/30(日) 19:29:17 ID:iVdSfJU60
歼-10B挂中距弹数量翻番,比歼-10A多一倍,可同时攻击4架敌机
http://k.sina.com.cn/article_6435196196_17f914d2400100d3ga.html?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=1&r=9&doct=0&rfunc=82&tj=none&tr=9
J-10Bは、並列パイロンの採用でPL-12の搭載数を4発に増加して、それを有効に生かすためにPESAレーダーの
搭載による同時攻撃能力向上を実現し、同時に4目標に対してPL-12を発射することが可能になった

それ以前のJ-8F、J-10A、J-11BはPL-12による同時攻撃可能目標数は2つに留まっていたので、攻撃力の大幅な
向上が実現したことになる。

PL-12の制式化から今年で14年が経つ。電子装備のアップグレードを行ったPL-12Bが登場しており、今年初めには
空軍第一旅のJ-11Bが青海-チベットでの訓練中にPL-10Bの高原での性能試験を実施して、遠距離命中の記録を樹立
している。PL-12Bは、さらに射程の長いPL-15と合わせて中国の中距離AAMの中核を構成する事になる
-----
この記事は、J-10AがPL-12の能力をフルに発揮するには、並列パイロンを搭載するだけでは駄目でレーダーを含め
たFCSのアップグレードが不可欠という事を示している。


中国歼10A挂载一神秘导弹曝光 竟是我空军10年前装备
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-30/doc-ifxeuwwr9863338.shtml
最近公開された写真で、J-10AがPL-11セミアクティブレーダー誘導AAMを搭載して訓練を行っている珍しい写真

PL-11は中国最初の実用中距離AAMだったが、実用化が2003年にずれ込んでアクティブレーダー誘導AAMの普及と
重なったこともあり、広く用いられずにR-77やPL-12に取って代わられた存在。

PL-11を搭載したのはJ-10(初期生産型)とJ-8Hに留まり、2006年ごろからPL-12の搭載能力を備えたJ-10Aに生産
が移行。J-10初期生産型も改修でPL-12の運用能力が付与されたため、PL-11の搭載は極めてまれになっているとの
事。今回の写真は、PL-11の運用がまだ継続していることを示す貴重な証拠となる


央视曝光我军改进型武直10:加装复合装甲防御提升
http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-30/doc-ifxeuwwr9855530.shtml?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=6&r=9&doct=0&rfunc=82&tj=none&tr=9
こちらもCCTVに登場したZ-10攻撃ヘリの改良型に関する記事

117名無し三等兵:2018/10/02(火) 17:57:56 ID:UNpKNMpc0
中国2艘航母近60架歼-15 竟不敌这国1艘航母52架F35B
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-30/doc-ihkmwytq1789469.shtml
先日、初めてF-35Bの発艦を実施したイギリス海軍の空母クイーン・エリザベスについて遼寧と002型空母と比較した記事

クイーン・エリザベス級について、多数の機体を甲板に搭載でき、ハイペースでの発艦が可能で、通常型空母のように広い
スペースを着艦用に取る必要もない優れた設計であるとする。F-35Bによるスキージャンプ発艦により、艦内にカタパルト
用の広い空間を設ける必要もなく連続発艦が出来る点も評価。イギリス海軍の保守的な試算でも、36機のF-35Bにより一日
110ソーティの出撃が可能で、これは米フォード級&F/A-18E/Fの組み合わせよりも効率が良いとしている(純粋なソーティ
数では搭載機数の多いフォード級が上回っているので、この「効率の良さ」は「搭載機数に比して」「カタパルト設備を
積む必要がない」などを含む総合的な評価なのだろう)

これに対して、中国海軍の遼寧と002(記事では001Aと表記)は、両艦合わせてもJ-15の数は60機に満たず、飛行甲板の利用
効率も悪い(スキージャンプ発艦と着艦スペースにかなりの面積を割く必要があるので)ため、二隻(+J-15×60機近く)合
わせてもクイーン・エリザベス&F-35B×36機の出撃効率に劣るとしている。
---------
この辺りは将来解決が求められる課題であり、中国海軍がどのような解決策を示すのかが注視されるところ


辽宁舰入列中国海军6周年 这些历史瞬间令人难忘
http://mil.news.sina.com.cn/china/2018-09-26/doc-ihkmwytp1600879.shtml
空母遼寧、9月25日をもって中国海軍就役6周年を迎える
記事では、就役から最近までの遼寧にまつわる主なトピックを纏めて紹介

我们是最大的美粉!辽宁号航母舰岛16号涂装最新亮相
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_67598.html#p=1
大連の空母遼寧の近影
アイランドに描かれた艦番号がはっきり確認できる

118名無し三等兵:2018/10/02(火) 17:59:25 ID:UNpKNMpc0
是一架新太行机?网曝最新国产动力歼-20战机试飞
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_193_67595.html#p=1
WS-10系エンジンを搭載したJ-20の新しい機体?が撮影される

8架!中国空军歼-20隐身战斗机8架机号全部曝光

http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_193_67590.html#p=1
こちらは部隊配備された量産型について
第8機目の量産機が確認されたことと、これまで撮影された機体ナンバーについて紹介

这是海军版石榴?歼-16最新照片翼尖疑似挂PL10导弹
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_67601.html#p=1
空軍型のJ-16とは塗装の異なるJ-16が撮影される
ネットでは「海軍航空隊型か?」との推測も出ているが、画像がクリアでないので何とも言えない気が

心比金坚!我北奔重型战术车辆圆满完成高原实验
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_67599.html#p=1
北方/ベンツ社の新型重高機動汎用戦術車輛がすべての各項目・各地区適合性試験を完了したとのこと。
制式化に向けた大きなハードルを越えたことになる


我陆军新远火抢火箭军风头 射程超300公里精度10米内
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-02/doc-ihkvrhps0197985.shtml
最近公開された陸軍内部での会議の写真に、AR-3 300/370mm多連装ロケットらしき模型が写っているのが発見され
AR-3が中国軍に採用されるのではないかと推測をよんでいる

AR-3は最大射程220km越え、CEP30mと長射程と高い命中精度を両立した地対地ロケットであり、国際条約に縛られない国内
仕様であれば、更なる射程延伸も期待できるとみている

我老款神盾舰军内等级竟比052D还高 垂发像转轮手枪

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-02/doc-ifxeuwws0316419.shtml
052Dや055型の大量建造で影の薄くなった感のある051C型駆逐艦について紹介した記事

新型155轮式突击炮曝光 将成我军快反合成旅火力担当

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-02/doc-ihkvrhpr9986711.shtml
SH-11装輪155mm自走榴弾砲の紹介記事

119名無し三等兵:2018/10/02(火) 18:09:42 ID:UNpKNMpc0
9月28日にFTC-2000Gが初飛行に成功しましたが、それに関する記事が多数出ています

这一消息十分振奋,我国自主研制的军贸飞机FTC-2000G首飞成功
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MzMyMTYxMw==&mid=2458620006&idx=2&sn=edd6c0c389aa7f303d98f60604be64ab&chksm=87209084b0571992a7d25a337911c2f113b695bec11a269b64f84717f719357020ad2c5bc1e2&scene=0#rd
開発開始からこれまでの工程表、FTC-2000Gの特徴についてなど網羅的に紹介した記事

中国新型FTC-2000G战机今日成功进行首飞(图)
https://mil.news.sina.com.cn/china/2018-09-28/doc-ihkmwytp6491186.shtml
初飛行を紹介

从魔改米格21到八轮155大炮 中国军工企业愈发会赚钱
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-29/doc-ihkmwytp8148978.shtml
FTC-2000GとSH-11といった輸出向け兵器の開発について

中国神鹰战机瞄准亚非市场 价格比枭龙便宜1千万美元
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-29/doc-ifxeuwwr9395910.shtml
FTC-2000Gの国際市場での競争力を考察

高等練習機のみならず、軽戦闘機としても運用可能。その能力はFC-1戦闘機の8割を発揮可能で、コストは一機1000万ドルとFC-1(かつての価格が1500万ドルで
実際は2000万ドルを超えるとみている)を大きく下回っている(FTC-2000の場合は850万ドル)
有力な輸出先としては第三世界のF-7戦闘機使用国を挙げている

China’s first series-produced FTC-2000G makes maiden flight
https://www.janes.com/article/83426/china-s-first-series-produced-ftc-2000g-makes-maiden-flight
ジェーンの紹介記事

中航披露"神鹰"战机性能:航程远还能精确对地打击
https://mil.news.sina.com.cn/china/2018-09-29/doc-ihkmwytp8704940.shtml
性能紹介

120名無し三等兵:2018/10/02(火) 18:43:12 ID:UNpKNMpc0
購入した雑誌『兵器』11月号に「4S中的3S-"鹘鹰"战机的性能分析」(著者:大水)というFC-31の性能についての分析記事が掲載されていました

第5世代戦闘機としての4S(ステルス、超音速巡行、超機動性、情報戦での優勢)について、FC-31がどの程度のレベルにあるかを推測した記事です。
情報システムについてはまだ明らかになっていないので、記事ではステルス、超音速巡行、超機動性の3点について考察しています

ステルス性については、RCS値低減のための諸設計、DSIインテーク+S字型インテークの採用、ステルス塗料の使用、ウエポンベイの採用など
ステルス機の基本をおさえた設計であると評価。ただし、機体後部のレーダー+赤外線ステルスについては十分でなく、J-20以下であると推測。

超音速巡行については、現状のRD-93では発揮する事が出来ない

超機動性については、大きな問題を抱えている。2014年の珠海航空ショーでは緩慢な加速と通常の旋回しか見せなかったが、これは大会の規定
で1〜2tの機内燃料を搭載した状態だったとしても、評価の高いものではない。エンジンの黒煙が多かったことも問題視されたが、これはRD-93
自体の問題で(新しいタイプのRD-93を搭載しているFC-1/JF-17では黒煙が減少しているので、FC-31は古いタイプのRD-33/93を搭載しているの
ではないかと推測)。試作二号機もRD-93を搭載しているので、推力不足という問題は変わらない。初期の試作機は各種装備の搭載量が少ない事
を考えると、機体重量が増加しやすい二号機以降の試作機の方が機動性が悪化していることすら考えられる

同じエンジンを搭載するMiG-29と比較すると、ウエポンベイ内蔵のせいで表面積が30〜40%増加していることもあり、飛行性能は悪化。ただし兵
装を搭載した状態だと、外部搭載式のMiG-29と比較すると有利ではあろう。FC-31のメインウエポンベイのサイズは大型戦闘機機であるJ-20と大
差がない。これはPL-15AAMのサイズによるもので、J-20より小型の機体だけに内部空間に占めるウエポンベイの負担は大きい。胴体側面ウエポン
ベイを設けなかったのは、機内スペースの余裕がないことによる。

総評として、FC-31は第5世代戦闘機としての発展性を持った戦闘機であるとしつつも、エンジンン推力の制約が大きく足を引っ張っているとする。
似たサイズのF-35Aと比較すると、F-35Aが空虚重量13t、最大推力190kNなのに対して、FC-31は14t級、166kNと、空虚重量は重いのに推力は低い。
WS-19が実用化されれば合計推力200kNは達成できるだろうが、機体重量で下回るF-35Aに対して推力重量比ではなお不利。単発エンジンであるF-
35Aに対して(搭載重量で不利になる)双発エンジンで優位に立つには合計推力で3割増し程度=260kNは必要と推測。

これを満たすには、WS-19では無理として、WS-10シリーズの搭載こそ解決のカギだろうと結論付けている
-------
最後のWS-10シリーズ搭載というのはこれまで見たことのない意外な提案ですが、瀋陽がWS-10シリーズを搭載したJ-11BやJ-16などを多数生産
していることを考えれば、あり得る選択肢かなとも感じました。ただ、AF-31Fと同サイズのWS-10シリーズをFC-31に搭載するには、機内構造の
大幅な手直しと機体の大型化が必要となるので、実現にはさまざまな課題が出てくるでしょう。

121名無し三等兵:2018/10/02(火) 21:21:38 ID:L5.snoYs0
>>117
遼寧と002型のスキージャンプに起因する出撃効率の悪さがは小手先ではどうにもならないような気がしますね
STOVL機を採用したりカタパルトを装備したら別でしょうが

122名無し三等兵:2018/10/02(火) 23:02:38 ID:UNpKNMpc0
>>121
仰る通り、根本的な問題に起因するので、船体自体に手を加えるか、艦載機を変えるかしかないでしょうね

我升级版直10动力大增还换米波雷达 总师豪言全球前三
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-02/doc-ihkvrhps0255155.shtml
CCTVでZ-10の開発に関するドキュメンタリー番組が報道されたとのこと
番組では総設計師の呉希明技師がZ-10の立ち位置について述べている

Z-10開発のスタディ開始は1988年、開発の正式開始は1998年、初飛行成功は2003年4月29日、制式化と部隊
配備開始は2010年。呉技師は、Z-10各国の攻撃ヘリと比較すると、機動性、作戦行動半径、多目的能力で
優れており、総合性能でトップ3に入るだろうと述べた

P&Wカナダ製PT6エンジンが搭載できなくなったことで、国産の「国産渦軸発動機40号機」(後のWZ-9「玉龍」)
を困難を乗り越えて2006年に実用化。PT6よりも出力が低いので、Z-10も全面的な機体軽量化を施し、これによ
り機動性はさらに向上した。しかしながら出力不足は防御性能で問題が生じることになった。これを解消する
ためWZ-10の改良が行われ、伝え聞く所によると出力1200kWのWZ-10Hが開発されているとのことで、これが装備
されればZ-10の出力問題は解決するだろうとの見通しを提示。


中国新步兵战车正在研制 或采用钛合金打造 性能技术比04式更
https://t.cj.sina.com.cn/articles/view/6515198325/184560975001009x6q?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=1&r=9&doct=0&rfunc=3&tj=none&tr=9
86式IFV(BMP-1)や04/04A式IFVなどを開発した江麓集団は、次世代IFVの車体にチタン合金を利用するとのこと
チタン合金は軽量性と高い強度を両立した素材だが、高価かつ加工が難しいのが問題
これを実現できれば、中国IFVは世界最先端の地位を得られるととして期待を示している

FTC-2000G : Premier vol réussi de «Ultime MiG-21»
http://www.eastpendulum.com/ftc-2000g-premier-vol-reussi-de-ultime-mig-21
East PendulumのFTG-2000G初飛行成功に関する詳しい記事
開発経緯や、FTC-2000との性能比較図などあり参考になるところが多いです

123名無し三等兵:2018/10/02(火) 23:04:33 ID:UNpKNMpc0
我空军将迎来新款L15猎鹰高教机 让航校学员早日上手
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-01/doc-ihkvrhpr8470710.shtml
こちらはFTC-2000/JL-9と共に中国空軍の高等練習機の地位を占めているL-15/JL-10に関する記事
JL-10の現状と今後の展開について解説

空軍と海軍でのJL-10(AJT型)の配備が開始。AJT型はウクライナ製AI-222-25(記事だとALとなっているが、正しくはAI)
エンジンを搭載。AI-222-25はアフターバーナーが付いておらず超音速飛行能力は有していない。輸出型のLIFT型にはア
フターバーナー装備AI-222-25Fを搭載しているが、主に輸出向けでウガンダ空軍などで採用されているが、中国軍での採用
は得られていない

中国空軍ではAJT型について、J-10CやJ-16、J-20などの中国第3.5〜4世代戦闘機へスムーズに移行できるように、先進的
なレーダーやアビオニクスの搭載を要求している。既存のAJT型では、機種にレーダーは積んでおらず、高度な戦術訓練を
行うには限度があった。メーカーの洪都では今年8月、JL-10の改良型、通称「新高練(JL-10)」を公開飛行した。この機体
はは新たにレドームを装備(それに伴い機首ピトー管は廃止)、背部に新しいアンテナなどを積んでおり、レーダ―搭載
型JL-10の可能性がある

以前の報道ではLIFT型の試作06号機がPESAレーダー(レーダー直径400×500mm)を搭載したが、これが中国空軍向けJL-10
改良型に搭載されるかどうかは現時点では不明。中国空軍の新型戦闘機ではAESA/PESAレーダーの搭載が一般化しており
飛行学院のJL-10による訓練の段階でPESAレーダーとその特性について学んでおく事で、その後の戦闘機による訓練で過
程を省くことが出来るようになり、意義が大きい

中国空軍では近年、パイロットの養成課程について大規模な方針転換を行い、飛行学院での戦闘科目訓練を大幅に増やす
反面で、育成期間は短縮する事を要求。これは、パイロット候補生が卒業後に戦闘部隊において迅速に軍用機に乗り実戦
投入できるようにする事が目的。JL-10の導入以外にも、将来的にはJ-7BやH-6Hなどの作戦機も航空学院に引き渡され、訓
練課程で使用されることになる

JL-10の抱える問題の一つが、エンジンの供給をウクライナに依存している事。AI-222-25Fに相当するWS-17「岷山」について
一説によると開発中止になったという話も出ているとのこと。さらにアメリカはウクライナ政府とエンジンメーカーのモール
ト・シチー社に対して中国向けの技術協力・共同関係をやめるように圧力をかけている。漏れ聞こえるAI-222-25(AB未搭載)の
中国でのコピー国産化も止む無しということになるのかもしれない。

JL-10 AJT型が超音速飛行性能を有していないことは、空軍がJL-9を並行調達している大きな理由となっている。JL-9は機体
構造や空力設計、エンジン、アビオニクスなどではJL-10に後れを取っているが、超音速飛行可能な点に加え、低コストと維
持費用の安さで優位に立っている

新型戦闘機の大量配備が進む中国空軍において、パイロットに求められる要求もますます高度化していくことになる。JL-10
とJL-9による高等練習機間の競争も、さらに激しさを増すことになるだろう

124名無し三等兵:2018/10/03(水) 00:21:27 ID:UNpKNMpc0
通过编号发现,军改后牛B师重装机步团,装步营炮兵连的120毫米迫榴炮,由6门增至8门
https://lt.cjdby.net/thread-2423622-1-1.html
軍再編後の重型機械化歩兵団(連隊相当)では、歩兵営(大隊)所属の120mm迫撃砲連(中隊)の定数が6門から8門に増加
8両の05A式(もしくは)120mm自走迫撃砲が一斉射撃を行うシーンが紹介されている


我军轻型步兵旅曝光 装备猛士车族匹敌美步兵旅
http://mil.news.sina.com.cn/china/2018-08-14/doc-ihhtfwqq8956226.shtml
第78集団軍所属の新しい軽型旅の訓練風景が報じられた

同部隊は、新大綱に基づき重点編制が行われている軽型旅であり、国産の成熟した信頼性の高い歩兵装備を配備し、
米軍に倣った編制方式が採用され、米軍の同級の歩兵旅団に遜色のない作戦能力を有しているとしている。将来的
には、各集団軍に1ないし2個の軽型旅を配置する予定

多様化、複雑化する現在戦争において、在来型の重装備機械化部隊では対応が難しい状況が生じている。低強度戦争
では、むしろ歩兵部隊の重要胴が増しており、戦術・装備面で大きな改変が起きている。中国も、海外での利益が増
す情況下、国内の道路網の整備も相まって、機械化歩兵旅の機動力をさらに向上させ、快速反応能力を高めた下車歩兵
部隊による精鋭新型部隊の編制に踏み切ることになった

アメリカ陸軍のストライカー部隊のような、先進的センサーと高度な情報化を兼ね備えたコンセプトは中国軍にとって
大いに参考にされた。米軍の新世紀歩兵旅団(IBCT)も、中国軍の軽型合成歩兵旅のモデルとなった。中国軍の一般的
な歩兵旅と異なり、軽型歩兵旅では、猛士装輪装甲車を基幹装備として、装輪式の自走榴弾砲と速射迫撃砲を装備した
高い機動力と展開能力を兼ね備えている。全国各地に迅速に展開できるだけでなく、ヘリボーン輸送や輸送機による空
輸などの手段により国外の必要な地域にも投入可能

下車戦闘能力の向上も重要なポイント。歩兵分隊の装備の中核(95-1式自動小銃、95式軽機関銃、、ロケットランチ
ャー)は既存部隊と一緒だが、小火器に先進式光学照準装置を装備し、各兵士も暗視装置や微光増幅式スコープを揃
えているのは、中国軍では先進的。

情報化の進展ももう一つの重要ポイントであり、部隊独自のUAVや偵察小隊や狙撃分隊が得た敵部隊の情報は、情報
端末を通じて連隊にリアルタイム送られ、画像情報での確認も可能。同部隊の観測員が得た情報を元に、他の砲兵部
隊や航空戦力による火力支援を実施することで、統合運用での総合敵作戦力を向上することも出来る

軽型合同旅独自の支援火力としては、歩兵連の60mm迫撃砲と営直属の自走82mm速射迫撃砲が存在する。一個歩兵営に
4小隊4門が配備された速射迫撃砲は、瞬発的、かつ強力な火力投射が可能で、特に山地戦で優れた支援火力となる。
砲兵装備としては車載榴弾砲27門と122mm多連装ロケット9門も存在し、これは米軍の同クラスの部隊の105mm榴弾砲×
12門+155mm榴弾砲×6門よりも優位に立っている

独立作戦能力を備えた歩兵営では、猛士装甲車を利用してATM、12,7mm重機関銃など各種兵器のプラットフォームと
している。ATMは当面は旧式化したHJ-73が使われているが、遠からず新型ATMに換装されるだろう。相応の防御能力
を有し、ATMや12.7mm機関銃を備えたRWSで武装した猛士装甲車は。一定の独立作戦能力を実現している。

無論、同部隊単独での戦闘力発揮には限度があり、情報ネットワークを介して他部隊との連携作戦を行うことでその
能力を十全に発揮することになる。報道では、軽型旅が陸軍航空隊やロケット軍との統合作戦訓練を実施しているの
が報じられている

分隊自身の火器についても強化が行われており、標準装備である95-1式自動小銃、95式軽機関銃、、ロケットランチ
ャーに加えて、簡易FCSを備えた35mm擲弾発射機と12.7mm対物ライフルが新たに配備された。猛士装甲車のRWSも、従
来の12.7mm機関銃よりも高い命中精度発揮が可能で、これらの装備は歩兵の打撃距離の延伸につながっている

ただし、米軍の歩兵旅団と比較すると、第三世代NVG暗視装置を大量配備している米軍に対して、中国は依然として
フランスLucieをコピーした暗視装置に頼っており、技術的、財政的な差が大きい。また、中国はアメリカやロシアの
ようなシステム化された新式歩兵装備計画はまだ見られない。ATMについてもジャベリンとHJ-73では、その能力に
大きな差がある。今後はこれらの分野においても米軍との差を縮めるための対策が求められるだろうとしている

125名無し三等兵:2018/10/03(水) 01:05:35 ID:UNpKNMpc0
我军首支轻型高机动部队主要载具是吉普 用于特定战场
http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-07-06/doc-ihexfcvk6248459.shtml
こちらも猛士装甲車を基幹装備とする軽型歩兵旅に関する記事

中国軍の合成旅には、重型合成旅(重型両様合成旅を含む)、中型合成旅(装輪式合成旅)、軽型合成旅の3種類が存在
軽型合成旅に所属する軽歩兵は、軽型高機動歩兵、山地歩兵、機械化歩兵の3つに区分される

軽型合成旅の主戦力の一翼を担うのは、軽型高機動歩兵を基礎とする軽型高機動部隊。中国軍での軽型高機動部隊の編練
が開始されたのは2011年から。試行錯誤を重ねながら部隊編成や装備についてのテストが重ねられた。約二年間を経て、
同部隊では猛士装甲車の車載情報作戦システムの実用化を達成し、これにより軽型高機動部隊の新型歩兵戦力のひな形
が形成されたことになる。2016年には「跨越2016-朱日和」演習において好成績を収め、新型歩兵の戦力と作戦効率の初期
実証がなされた。それからほどなくして、中国陸軍の複数の自動車化旅/師の重点部隊において軽型高機動歩兵部隊への改
編が開始

軽型高機動部隊は、数個高機動歩兵営を中核として、偵察、砲兵、防空、作戦支援、後方支援などの各部隊から構成される
その装備の中核となるのは、各種派生型を要する猛士装甲車である

試験部隊で最初に装備されたのはCSK131「六人型猛士防护型突击车」であった。乗員6名で、各種装備や物資を搭載。その最大
の特徴は良好な防御性能であった。CK131は100mの距離から発射された7.62×51mm徹甲弾、側面や後部は7.62×51mmNATO弾の直
撃に堪え、車体底部も手榴弾の炸裂に対する防御能力を備えていた。

実際の高機動歩兵営では、CK131の拡大改良型であるCSK141「十人型猛士防护型突击车」が採用された。CK131では、歩兵分隊を
二両でないと輸送できないのが難点だったが、CK141は歩兵分隊9名をまとめて乗車可能であり実戦における部隊指揮の面で
大きな改善が見られた

CK131/141をベースに、装甲偵察車、情報管制車輛、火力支援車両、機動輸送車、NBC防護、各種補給車型など数十種類の車輛
が開発されている。

高機動歩兵営独自の火力支援車輛としては、PCP001型82mm車載速射迫撃砲(とVPY001A型82mm車載速射迫撃砲弾薬輸送車)が
ある。部隊所属の砲兵戦力としては、PLC09式122mm車載榴弾砲(もしくはPL96式122mm牽引式榴弾砲)とPHL11式122mm多連装
ロケット、対戦車車輛としてはHJ-9 ATM自走発射機、対空兵装としてはPG99式牽引式35mm連装対空機関砲、HY-9携行SAMが
装備されている。

重型合成旅(重型両様合成旅を含む)、中型合成旅(装輪式合成旅)、軽型合成旅の編制はネットのマニアの間でも論議
をよんでいる。軽型合成旅については、戦車などを装備しない事による火力や防御面への不安、真の高機動部隊というな
らばヘリボーン部隊を編成すべきではないか…。論者はこれらの見解は本質を見ていないと指摘

中国陸軍の近代化において、軽型高機動部隊は旧式化した自動車化部隊を再編・転換させるもので、装輪化は中国陸軍を
区域防衛型群体から全域作戦型に転換するための重要な一要素である。軽型高機動部隊は、①情報化、②軽型化、③高機
動化、④モジュール化、⑤多能力化という特徴を有する。装甲猛士ファミリーは、通常の機械化部隊のAPCよりも軽量で
小型のため、維持費用が安価で、高い機動力を備え、輸送機(や今後開発される大型ヘリ)による遠距離空輸も出来る
など戦略機動性も高い。現代化された陸軍が求める快速反応能力、中〜遠距離機動能力、立体作戦能力を兼ね備えている

軽型高機動部隊は、主に快速突撃、縦深での要地奪取、機動支援任務に就き、山地、都市、辺境コントロール、対テロ、
PKO/PKFなど、戦時任務から平時、グレーゾーンまでの広い任務をこなす事が出来る。軽型高機動部隊は、装輪/装軌機
械化部隊、空挺部隊などと連携して、相互協力により互いの弱点を補いあう。

126名無し三等兵:2018/10/03(水) 01:07:03 ID:UNpKNMpc0
解放军新型合成营战力强悍
http://junshi.xilu.com/zbk/20180816/1000010001055036.html
军改-14 升级版合成营 (上)
http://www.sohu.com/a/237718956_600506
军改-15:升级版合成营(下)
http://www.sohu.com/a/240608843_600506

もう訳しませんが、こちらも新式の重/中/軽型部隊に関するいろいろな情報が紹介されています

127名無し三等兵:2018/10/04(木) 00:42:46 ID:iVdSfJU60
中国艦船、米イージス艦を挑発か 南シナ海で異常接近
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3599660002102018000000/
【ワシントン=永沢毅】米太平洋艦隊は1日、中国の駆逐艦が9月30日に南シナ海で米イージス駆逐艦に異常接近していたと発表した。
米軍は中国の軍事拠点化をけん制する目的で南沙(英語名スプラトリー)諸島での「航行の自由」作戦を実行中だった。反発した中
国が挑発行為を試みた可能性がありそうだ。

太平洋艦隊のスポークスマンらによると、米イージス駆逐艦「ディケーター」が南シナ海のガベン礁の近辺を航行中、中国の駆逐艦
が41メートルの至近距離まで接近した。米側の警告にもかかわらず、中国側は繰り返し攻撃的な動きをみせたという。

米空軍は9月下旬に戦略爆撃機B52を南シナ海に派遣し、中国への圧力を強めている。マティス国防長官は10月中で調整していた中国
訪問を取りやめた。国防総省によると、米側から断ったという。


新浪軍事での報道
中国神盾舰驱离美国神盾舰藏玄机 美舰竟无直升机
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-03/doc-ihkvrhps2177959.shtml
中国军舰驱离闯南海美舰照片曝光 高速切入逼其转弯
https://mil.news.sina.com.cn/china/2018-10-03/doc-ifxeuwws0547133.shtml

反航母火力延伸到4千公里:我军新型轰6J疑曝光
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_193_67610.html#p=1
海軍向けのH-6J(以前、H-6HKと呼ばれていた機体)爆撃機

次或将一起出动:国庆实拍中国双航母霸气同屏
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_67609.html#p=1
遼寧と002型空母が並んで撮影されているので、その違いについて比較できる

辽宁舰部队伙食标的准如何?最低21元
http://k.sina.com.cn/article_6435190671_17f91378f00100c3ov.html?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=3&r=9&doct=0&rfunc=3&tj=none&tr=9
遼寧の乗員の一日当たりの食費が紹介されていました

一番安いのが、陸上基地の警備兵などで一日当たり21元、基地の整備員は33元、遼寧の甲板要員は54元、J-15
のパイロットが一番高く75元

128名無し三等兵:2018/10/04(木) 00:47:12 ID:iVdSfJU60
辽宁舰为何只有24架歼15 机库面积比日本准航母还小
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-03/doc-ifxeuwws0549752.shtml
遼寧の格納庫の床面積に関する記事

搭載機数36機というのは、6万トン級空母としては少ないように思えるが、これには二つの理由がある
1つはJ-15やZ-18自体のサイズが大きい事だが、もう一つはスキージャンプ甲板の直後に配置されたP700対艦ミサイルVLS12セル
によって、格納庫自体の面積が犠牲にされた事による。遼寧の再生工事ではVLS発射機自体は撤去されたが、艦の構造上の問題か
ら格納庫にすることはせず、乗員用船室などに転用されるにとどまった。

クズネツォフ級の格納庫は艦の全長の1/2を占めているが、米ニミッツ級の格納庫の占有率が2/3であり、艦幅もニミッツの方が
広いので面積の差はさらに広がる。

遼寧の格納庫面積は図面から見ると3978㎡になるが、これは4万トン級の空母ド・ゴールの4600㎡よりも狭い数値。なお、インド
のヴィクラマーディティヤは遼寧よりもさらに格納庫が狭く2800㎡に留まっている。日本のいずも型は全長167.64m、幅24.384m
高さ6.7m、面積4088㎡と遼寧よりも広い面積を有している。(注:なお、別の資料を見ると格納庫高さは遼寧7.2m、ニミッツ8.08m)

艦載機の搭載数には、甲板上に何機駐機できるのかも重要な要素。遼寧は駐機困難なスキージャンプ甲板により甲板前方の搭載
に制約があり、この点ではカタパルト直前まで駐機可能なCATOBAR空母が勝っている。また、大きなアイランドの存在も貴重な
甲板面積を消費している。002型空母ではアイランドをコンパクトにした事により、J-15×2機分の駐機スペースを確保している
----
こちらも遼寧の有する問題を取り上げた記事です

格納庫を拡大しなかったことについては、「格納庫の搭載機を無理に増やしても、甲板の構造がそのままでは運用機数を増やすのが
難しいので、費用対効果も勘案して格納庫拡大は行わなかった」という解釈をする記事もあり、これも一理ありだと考えています

このあたりを見ると、遼寧の大規模改装を行う場合の課題が見えてくる気がします

129名無し三等兵:2018/10/04(木) 00:59:48 ID:iVdSfJU60
我辽宁舰进坞维护或借鉴中途岛航母经验 整体结构大改
http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-07-16/doc-ihfkffak7364050.shtml
ミッドウェイ級空母の大規模改装をモデルとしたら遼寧はどう変わるかを考察した記事
・飛行甲板の面積拡大。特にアングルド・デッキの張り出しを増やす
・カタパルト3基を搭載
・搭載機数の増加(甲板面積の増加で+10機。J-15より小型のJ-31を搭載など)
・アイランドのコンパクト化。フェイズド・アレイ・レーダーを撤去し、探知警戒は随伴艦に任せる
・エレベーターを一基追加して、艦載機の昇降速度を改善
・これらの改造は艦の重心に影響するので、航行性能に悪影響が及ばないようにする

130名無し三等兵:2018/10/04(木) 01:32:59 ID:iVdSfJU60
さらに本格的な考察としては『艦載武器』2018.07/No.293号に掲載された「青出于蓝而胜于蓝-从"中途岛"号得发展演变看中国
航母的改装」(著者ペンネーム:嵩岳)がありますが、ネットでの紹介は無いようですね

こちらの記事では遼寧と002型空母はCATOBAR化するに足るポテンシャルを有しており、003型以降の空母がCATOBAR化される
のに伴って、遼寧と002型空母もCATOBAR化されるとみている

必要な改修ポイントは上の記事とほぼ同じですが、分量の多い雑誌記事なので考察もより具体的なものになっています

・カタパルト3基の搭載…改装前だと前部甲板120mは駐機できなかったが、全長90mのカタパルトを搭載すれば40m分の駐機
 スペースを確保できる。

 現状では最大ペイロードでの発艦が可能なのはアングルドデッキ中程から発艦する第三ポイントのみで、スキージャンプ付け根
 の第一、第二ポイントでは搭載兵装に限度があった。重装備のJ-15は一度に一機ずつしか発艦出来ないので全機攻撃を行うには
 長い時間を要し、最初に発艦した機体は長く滞空しなければならずばかにならない燃料を消費しかねないなど実用において様々
 な不具合が起きる危険がある。しかし、カタパルトにすれば、第三ポイントからの発艦以上のペイロードを搭載したJ-15を3機同
 時に発艦させることが可能となり、戦術的柔軟性が大いに増す 

・甲板面積の拡大とアイランドのコンパクト化…これは前の記事とほぼ同じです。こちらの記事では甲板面積拡大の代償として自
 衛兵装を搭載した舷側スポンソンを転用して飛行甲板を増やすことを提案。艦首と艦尾方向にも可能であれば延長

・格納庫の拡大…これは特に遼寧を対象にした提言。出来るだけ前方に拡大することで面積拡大を行う

・エレベーターの改造…上の記事ではエレベーターを3基に増設することが提案されていますが、こちらではエレベーター自体を
 二機同時に昇降可能なサイズに拡大することを求めています。これは米空母に倣ったもので、出来るだけ迅速な艦載機の昇降
 を追求する措置

改装時期は、CATOBAR空母3隻が揃う時期。3隻の現役空母がいれば遼寧と002型が長期改装を行っても空母ローテーションには
問題が生じない。また、CATOBAR空母での運用を前提とした各種艦載機(カタパルト発艦式戦闘機、固定翼早期警戒機、艦載
輸送機など)が出揃うので、これらの機体が運用できなければCATOBAR空母とSTOBAR空母の二系統の艦載機を運用せねばならず
運用効率が悪いので、改装は不可避となろう

大規模改装により、遼寧と002型空母は全長300〜315m、飛行甲板の最大幅76m、アングルドデッキ長210〜220m、満載排水量
7万トン級の空母になる。搭載機数はJ-15で42機(現状では24機)そのほか各種支援艦載機を搭載
----
これくらいの能力向上が望まれる、もしくはこの程度の性能でないと運用するメリットがないと考えられたのかもしれません

CATOBAR空母3隻体制が確立するのは2020年代後半以降の話でしょうから、STOBAR空母2隻の今後が明らかになるのはまだまだ
先の話なのでしょうね

131名無し三等兵:2018/10/04(木) 01:35:41 ID:iVdSfJU60
>>130は、相当はしょった紹介です
記事が見られれば一番いいのですが…

132名無し三等兵:2018/10/04(木) 03:08:20 ID:H2asMal60
>>128
いずも型の格納庫の広さがちょっとおかしいですね
そんなにでかくないです

133名無し三等兵:2018/10/04(木) 03:28:46 ID:iVdSfJU60
中国海軍の空母計画は、これまでも様々な困難に直面しながらも、着実かつ長期的な計画の下で問題を一
つずつ解決してきた経緯があるので、この問題に対してどのような解決策を講じるのかを早く見てみたい
ものです

遼寧も、船体強度への懸念、機関、速力、アレスティングワイヤ、搭載機、護衛艦…と折に触れて推
測・指摘されてきた課題や懸念を、一つ一つクリアして戦力化を成し遂げた艦なので今回の問題につ
いても(我々も含まれる)外野の推測をよそに粛々と対応が進むのでしょう

改めて中華民国時代に端を発する中国の空母保有構想の出発点と現状達成したものを
比べるとその成果に驚かされますが、これはまだ通過点に過ぎないわけで、その最終
的な完成がいつになるのか、それはどのような姿になるのか(長期計画ですのでいつ
になるわかりませんが)是非この目で見てみたいものです

134名無し三等兵:2018/10/04(木) 03:30:12 ID:iVdSfJU60
>>132
依拠した資料の間違いですかね?
ご指摘ありがとうございます

135名無し三等兵:2018/10/04(木) 20:18:11 ID:wUyFxlNc0
中国研太行航发解密:俄给4个试车台 为何一个都没要
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-09-30/doc-ifxeuwwr9831297.shtml
WS-10開発の際に実際の飛行試験に使用された二代のテストベッド機について

中国では、エンジンの空中作動試験に使用されるテストベッド機は、1971年に改装を行ったH-6爆撃機があ
るのみで、1990年代には運用開始から20念を経ており旧式化は免れなかった

当初はH-6ベースの新しいテストベッド機の開発を検討したが、開発期間を要することに加え、経費不足か
らこのプランは頓挫。

1999年、中国飛行試験院からロシアの航空ショーに派遣された職員たちは、ロシアのIL-76Lエンジンテスト
ベッド機の存在に注目した。ソ連では5機のIL-76輸送機をエンジン試験用に改造してしていた。その内一機
が短期間運用されたのち、使用されないままになっているのを発見。ソ連崩壊後、ロシア航空業界は深刻な
情況にあり、多くの開発計画や試験が中断に追い込まれ、研究機関や試験機関も困難に直面していた。中国
試験院が打診したところ、製造から十数年しかたっておらず、試験機としてはほとんど使用されていなかっ
たIL-76Lを500万ドル以下の価格で中国側の要求に応じた改造を施したうえで引き渡してくれることになった
90年代、IL-76の輸出価格が1200万ドルだった事を考えても破格の値段であり、中国側の予算内で資金調達が
可能な価格であった

中国側はテストベッド機に改造されていたIL-76の調達を継続。中には、巡航ミサイルの空中警戒機として使
用されていたIL-76SKもあった。なお、IL-76SKの「SK」とは、Su-27SKの「SK」とは含意が異なる。IL-76SKは
まるでAEW&C機のような円盤型レドームを搭載しているので、同じIL-76ベースのA-50AEW&C機と酷似している
が、翼端ポッドの存在で区別が可能。この機体も中国向けにエンジンテストベッド機に改造されたが、翼端
ポッドはそのままにされ、機体上部に衛星通信アンテナを搭載して、試験中の位置測定を容易にした

IL-76の改造に関する契約は2000年に調印。その合計金額は1300万元以下。2005年から中国への引き渡しが開始。
WS-10Aの設計承認に関する各種試験は2005年末に終わっているが、これは地上でのテストが主で、実機を用いた
飛行作動試験はこの後の過程になり、ロシアから調達されたIL-76テストベッド機はここで活躍した
----
https://n.sinaimg.cn/mil/crawl/785/w500h285/20180930/uP2--hktxqah1375560.jpg
この記事で、正体不明の翼端ポッド付きIL-76テストベッド機の謎が分かりました

136名無し三等兵:2018/10/04(木) 20:19:04 ID:wUyFxlNc0
比我军自用型都先进:外贸版056装相控阵雷达试航
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_67620.html#p=1
バングラデシュ海軍向けの4隻目に当たるC-13B型コルベットが洋上公試を実施中の写真。Z-9ヘリの原寸大模型を搭載しているのに注意
マスト頂部のレーダーは新型の三次元レーダーに換装されている


中国海军为何同时装备YJ12与YJ18两款超音速反舰弹
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-04/doc-ihkvrhps3914714.shtml
YJ-12とYJ-18が並行して配備が進んでいるのはなぜか?という問いを立ててそれに回答する形式の記事

どちらも超音速ミサイルだが、YJ-18はロシアの3M54E「クラブS」に似た亜音速巡航+終末超音速という飛行
形態をとっている。射程は(国際協定に制約されているクラブS輸出型と異なり)600km以上と見られている
従来の亜音速SSMと同じくシースキマー飛行により敵の探知を避けるが、超音速飛行ではここまでの超低空飛
行ができないので、巡航中は亜音速飛行を行うことになる

一方、YJ-12は液体燃料モーターを使用した超音速ミサイル(当初はYJ-91の名でよばれた)で、空対艦ミサイ
ルの派生型として艦対艦型(YJ-12A)が開発された。ただし、YJ-18と比べると、射程などの各種指標で劣り
発射機は傾斜式ランチャーでVLSに対応していない。サイズは既存のYJ-83と大差ないので、既存艦のYJ-83に
換えてYJ-12を搭載するのが主な搭載方法となる。今後建造が見込まれる054B型フリゲートもおそらくYJ-12A
を搭載するだろう

YJ-12AとYJ-18を併用するのには、上記の要因以外にも両ミサイルの性格の違いが起因している。YJ-12は全
行程を超音速飛行して短時間で敵艦に接近することで、相手側に十分な対応時間を与えないというメリット
がある。一方で、亜音速ミサイルほど超低空を飛行できないので探知されてしまいRAMやESSMなどによる迎撃
を受ける危険も存在。これをカバーするのが、超低空を亜音速飛行して目標に接近し、最後の段階のみ超音速
飛行を行うことで接近をぎりぎりまで探知されにくいYJ-18。異なる方法で接近する両ミサイルを組み合わせ
ることで相手側の対応の負担を増す狙いがある

中国运8再次出口打入俄腹地国家 驾驶舱却太“复古”
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-04/doc-ifxeuwws0918701.shtml
カザフスタンに輸出されたY-8F200W輸送機のコクピットに関する記事
記事内に写真があるがが、昔ながらの丸形計器が多数配置されたもので、操縦手前に3基の小型液晶表示器がある
のみ。

しかし、旧式コクピットは意外なメリットが存在した。カザフスタンでは長らく(Y-8の原形である)An-12を使用
しており、An-12と大差ないコクピットにより速やかにY-8F200Wを運用できる利点があった。気象レーダーなどは
近代化されたが、これは砂嵐や吹雪への対応を迫られるカザフスタンの国情による。コクピットの大幅な仕様変更
をしなかったことはY-8F200Wのコスト低減に役立っている

137名無し三等兵:2018/10/04(木) 20:20:52 ID:wUyFxlNc0
沈飞复活歼-11D或已小批量产 或为弥补苏-35数量不足
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-04/doc-ifxeuwws0922528.shtml
プライマー塗装を施したJ-11Dらしき機体が二機、衛星写真で撮影されたことで、一時は開発中止もうわさされていたJ-11D
戦闘機の情報が久しぶりに出てきた

プライマー塗装を施しているということから、これらの機体は小規模生産段階にある事も考えられる。それにしても一時は
開発中止と思われていたJ-11Dが「炒冷飯(冷たいご飯を炒める=蒸し返す・二番煎じということで、計画の再始動を意味す
る)」したというのはいかなる意図があるのか?
瀋陽では、中国第3.5世代戦闘機の需要逼迫からJ-11Bの生産を継続/再開している。中型機のJ-10B/Cでは国土防空はともかく
遠距離での作戦は完全に負担しきれないところがあり、これはJ-11系の大型戦闘機の存在価値が光る部分

中国ではJ-20の限定部隊配備を開始しているが、本格的な量産にはまだ時間を要する。その間のギャップを埋めるため、ロ
シアからSu-35SK×24機を輸入したが、これでは例えば日本が購入する42機のF-35Aの半分程度の機数でしかない。そもそも
両機は世代が違う上に、機数でも劣っていれば、その結果は明らかであろう。

J-11Bは改良により性能を向上させているが、Su-35SKと比べると一つ前の機体といえる。J-16は先進的アビオニクスやレー
ダーを搭載しているが、基本的には多用途戦闘機であり、J-11Bの制空任務を更新する存在ではない。なので、瀋陽では
J-11Dの開発を継続しつつ、その実用化まではJ-11Bのさらなるアップグレードで凌ぐことになろう

J-11DがASEAレーダーや推力偏向装置などを搭載し、PL-15/PL-10などの新型AAMを搭載すれば、その性能はSu-35を上回る
ことも可能とみており、多数のJ-11Dが配備されれは周辺諸国のF-35に対しての一定の対応策となり、J-20との統合運用
ができれば、その戦力はさらに改善が狙えるだろうとしている(この辺りは希望的観測が多いので今後の展開待ちですね)

我直19改进版增加导弹逼近告警系统 成未来主力武直
https://mil.news.sina.com.cn/china/2018-10-04/doc-ifxeuwws0814411.shtml
ミサイル警告システムを追加装備して生存性向上を図っているZ-19軽攻撃ヘリについて

Z-10と同じくZ-19も非力なエンジンに起因する問題を抱えており、対戦車ミサイルをAKD-10を小型軽量化化したAKD-9
にしたり、警告システムが未搭載だったのは少しでも重量を軽減するための措置。航空エンジン産業ではZ-19のWZ-8C
エンジンの出力強化を進めており、これが実現すれば(Z-10改良型と同じく)追加装備搭載が可能となり性能向上と
生存性改善につながるだろうとしている

138名無し三等兵:2018/10/04(木) 20:22:10 ID:wUyFxlNc0

中国055大驱又有新发现 舰桥顶部装上"大眼睛"
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_67615.html#p=1
江南造船廠で艤装中の055型駆逐艦。艦橋上部に光学電子センサーらしきターレットを搭載しているのが確認された


我空军歼11B也玩大象漫步 挂新型远程多管火箭巢出击
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-04/doc-ifxeuwws0934644.shtml
J-10CやJ-16がKD-88空対地ミサイルを搭載しスタンドオフ攻撃能力の獲得が本格化する一方、J-11Bが新型無誘導ロケット
による対地攻撃訓練を行っているのが報じられた

新型ロケットランチャーは並列パイロンに二基装備でき、多数のミサイルを携行して持続的な対地攻撃が可能。無誘導
ロケットは旧式で敵の反撃の危険もあるが、なによりコストが安くパイロットの基本的な訓練の一つとなっている。ある
JH-7Aのパイロットは、無誘導ロケットによる訓練は敵防空網を突破して(超低空で防空網を突破して、短時間で迅速に
目標を発見、発射後の修正が効かないので正確に照準を付けて発射しないと命中させる事が出来ないからか)瞬発的な反
応能力を得るのに有効であると講演で語っている。なお、敵防空網を突破して有利に位置に着ければ、反撃を行わせず
にロケット攻撃により対空兵器を制圧することも出来る。

発射後の修正が効かず、風速や気流を正確に把握して、機体のコントロールを行って発射しないといけないので、ロケッ
ト訓練の難易度は高い。そのため、誘導兵器が普及した現在でも無誘導ロケットによる対地攻撃訓練は基本かつ必修科目
とされているのだ。中国軍では、130mm、122mm、90mm、82mm、57mmなど各種口径のロケット弾を使用している。中国は
輸出向けにロケット弾を精密誘導化するシステムを開発しており、これを用いればCEP数mの精度で命中が可能。これはす
でに攻撃ヘリで使用されている。ただし、無誘導ロケットによる訓練は得られる素養が多く、訓練費用も安く済む点で
優れている。(注:だからこそ、現在でも改良が続いているのだろう)

新型のJ-15やJ-10C、Su-35SK、JL-10なども無誘導ロケットによる地上攻撃訓練を実施している。最近、無誘導ロケット
による地上攻撃を行うJ-20のコラージュ写真がupされたが、実際の所どうなるのかは気になるところ

139名無し三等兵:2018/10/04(木) 21:43:48 ID:IGiyhx6w0
台湾は人民解放軍の上陸作戦に勝てる
ttps://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/10/post-11060.php

140名無し三等兵:2018/10/05(金) 20:23:13 ID:I.4vewnI0
>>132
https://japan-indepth.jp/?p=39988
軍事ライターの推測値ですが127×26.5(一部欠けあり)となっているので3350㎡ぐらいですかね
通路分を差し引くと3000㎥ぐらいになります

141名無し三等兵:2018/10/05(金) 20:34:38 ID:I.4vewnI0
3000㎥じゃなくて3000㎡ですね。間違えました

142名無し三等兵:2018/10/05(金) 23:55:29 ID:vRLsx/EI0
ドゴールが結構格納庫広いのに驚いたな
ぱっと見はちんちくりんに見えるけど考えられてるのね

143名無し三等兵:2018/10/06(土) 19:19:46 ID:UNpKNMpc0
元自衛隊員が中国軍の戦闘糧食を食べてみたら!驚きの連続・・・元自衛隊芸人トッカグン
https://www.youtube.com/watch?v=HzqqXkVyikI&feature=youtu.be
中国軍レーションの実食道がありましたので

我直10最新版加装防弹装甲 或已更换大功率涡轴发动机
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-01/doc-ihkvrhpr8379074.shtml
最近、その存在が確認されたZ-10改良型に関する記事
防弾装甲が座席側面だけでなくエンジン側面にも付いているのが指摘されている
防弾装甲の装着や電子装備の追加は重量増を招くため、エンジン出力も強化されている可能性が高いと見ている


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Конкурс беспилотных наземных систем НОАК "Пересечение препятствий-2018"
https://bmpd.livejournal.com/3360304.html
《军事科技》 跨越险阻2018——直击陆上无人系统挑战赛(上)20180929 | CCTV军事
https://www.youtube.com/watch?v=0pzkOpN0ftk
“跨越险阻2018” 陆上无人系统挑战赛即将开赛
http://www.81.cn/gfbmap/content/2018-09/11/content_215579.htm
中国で実施された無人車輛による野外走破コンテスト「跨越险阻2018」の記事と動画
主催は中国陸軍装備部と陸軍研究院で、今回は第三回目となり、軍民の各研究機関が参加している


乌克兰对华出口6条航发生产线 我FC31或迎来动力升级
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-06/doc-ihkvrhps6605210.shtml
ウクライナがFC-31向けにAI-9500Fターボファンエンジン(最大推力9500kgf)を提供するという話が出ているらしい。
中国へのエンジン技術提供はアメリカの圧力がかかっていたが、財政状況の悪化に伴い技術遺産を売却することで財
政難を補わざるを得ない情況になったとのこと

現在、FC-31が搭載しているRD-93の最大推力8.8tと比べるとかなりのパワーアップになり、2020年代半ばの完成が見込
まれている推力10t級のWS-19の実用化を待たずに済むというメリットがある。ただし、アメリカの圧力に抗して中国へ
の輸出に踏み切れるか否かは、まだ流動的と思われ今後の動向が注視される

144名無し三等兵:2018/10/06(土) 20:04:02 ID:UNpKNMpc0
China's destructive laser rifle has a half-mile range
Explaining the ZKZM 500
https://www.popsci.com/china-laser-rifle-energy-weapon
治安機関向けの非致死性レーザー銃ZKZM500に関する記事

中亚都爱中国货!哈萨克斯坦接收首架运8F运输机
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_61342_67526.html#p=1
カザフスタンに輸出されたY-8F200W輸送機の写真
引き渡し式典の様子や機内の写真などがupされている


尼日利亚歼7Ni战机空中意外碰撞 坠毁市郊飞行员丧生
https://mil.news.sina.com.cn/china/2018-09-29/doc-ifxeuwwr9398924.shtml
2架国产战机坠毁,飞行员弹射失败不幸牺牲,事故原因仍在调查
https://t.cj.sina.com.cn/articles/view/6029139461/1675d5e0500100bm8d?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=2&r=9&doct=0&rfunc=3&tj=none&tr=9
ナイジェリア空軍のF-7NI二機(一機は複座型FT-7NMとみられる)が空中衝突。
パイロット3名は脱出したが、一名が殉職したとのこと。

ナイジェリアは約10年前にF-7NI/FT-7NMを15機調達しているが、事故が相次ぎ現在の稼働機は
7機にまで減っているとのこと。今回の事故の前の殉職者は2名。

事故原因については調査中とのこと。ナイジェリア軍の訓練や後方支援体制の問題についても指摘。
なお、F-7NIについては近代化改装が進められており、20万ドルでコクピットに液晶表示器を追加し
旧式のブラウン管表示器と交換される

145名無し三等兵:2018/10/06(土) 20:11:03 ID:UNpKNMpc0
《新闻联播》 习近平在视察79集团军时强调 全面加强练兵备战加快提升打赢能力 20180929 | CCTV
https://www.youtube.com/watch?v=TCFVxar9hW4
Z-10とZ-19の防御力強化型が登場した動画
習近平の部隊視察を紹介したニュースより

习主席视察武直-10的细节分析
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651718077&idx=1&sn=f8b330029e2813df2a99dea0853ad216&chksm=8b8eb518bcf93c0e39350814da6ac01cbddec66bdf4b9fbc90a309d1cf67a92473cdbb16c581&mpshare=1&scene=1&srcid=10016jil62vcl6m1hLK7EiuZ#rd
HMDとガンナーの頭の動きと同期する光学電子ターレット&23mm機関銃を主に紹介

L-15 teste deux nouvelles munitions Air-Surface
http://www.eastpendulum.com/l-15-teste-deux-nouvelles-munitions-air-surface
L-15高等練習機によるTL-20空対地ミサイルやYJ-9空対艦ミサイルのテストに関するEast Pendulumの記事。

La Serbie achète 6 drones Wing Loong à la Chine
http://www.eastpendulum.com/6-drones-militaires-wing-loong-pour-la-serbie
セルビアが中国からUAVを輸入する件に関するEast Pendulumの記事。
公式には明らかにされていない購入機種についても推測を行っている

146名無し三等兵:2018/10/06(土) 20:11:59 ID:UNpKNMpc0
我军进口的苏-35SK还会有后续订单吗?
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651717951&idx=3&sn=748a07848264eddfcb496534e484e77b&chksm=8b8eb59abcf93c8c6a6905ff17fa43d65f7c37998037dcabdcf50f67238bf59bd01d200c6d94&mpshare=1&scene=1&srcid=0928Vi2XsrQgGDZ7jkorL47l#rd
今年中に24機の調達が完了する予定のSu-35SKの今後の追加購入の可能性について検討

問題になるのは、Su-35SKがロシア製兵器しか搭載できないことと、中国空軍の作戦システムへの統合に難があること
ロシアは現役最新戦闘機であるSu-35のFCSのソースコードの提供を認可しておらず、仮に自力でソースコードを分析
するにしても膨大な手間がかかり短期間で済む話ではない。24機のみのSu-35SKのためにそのような作業を行うことは
経費の浪費としている。また、搭載兵装についても、中国製兵器との間にかつてほどの差は無くなっている

無論、Su-35SKの一体化されたFCSと制御システムや117Sエンジンは、同様の装備を中国が開発する上で貴重な経験を
積無事が可能で、参考になるところは大きい。

空軍の中でのSu-35SKの位置づけについては、制空戦闘機としてはJ-20の戦力化が達成されれば、新しい世代の戦闘機
であるJ-20の方が優先的に使用されることになる。Su-35SKは安い機体ではなく、J-20とSu-35SKという大型制空戦闘機
を二機種同時に調達するのが現実的ではない。

また、J-20との連携運用についても否定的。その任に着くのは複座型で12tのペイロードを有する多用途戦闘攻撃機で
あるJ-16が存在するとして、Su-35SKの追加調達の可能性は低いと判断する
------
この記事が出た後にJ-11Dの開発継続の記事も出ているので、J-20戦力化までのストップギャップ機としての導入につい
てもSu-35SKはJ-11D(やJ-11Bアップグレード型)と競い合う必要があることになろう

147名無し三等兵:2018/10/07(日) 11:57:39 ID:vRLsx/EI0
VT-4のVTって何かの略称なのでしょうか?

148名無し三等兵:2018/10/07(日) 23:42:51 ID:dy06S11Y0
>>147
NORINCOが決めた統一命名基準に基づくものということですが、具体的な基準については
分かりません。VはvehicleのV、TはtankのTでしょうか

VT以外にも統一命名基準に由来する名称にはVN、VP、SH、STなどがあります。

漢和防務評論10月号が到着しました。いつものように興味深かった記事を紹介いたします。

・中国のUAV作戦について…中国空軍はUAV戦力の拡充を進めている。東南沿海のいくつかの空軍基地では大型UAV用の格納庫
 建設が確認されている。この格納庫は一基当たり4〜6機のGJ-1(輸出名YL-1)UAVの格納が可能なサイズとみている。UAV
 の特性上、操縦センターと前線のUAV展開基地を別々に出来るので、随時必要な個所にUAVを派遣する方法を採る事が出来る。
 過去五年間、東海沿岸でのGJ-1の訓練は、台湾を視野に入れたものであるのは明らか
 
 GJ-1は2010年に運用を開始しているが、専用格納庫の建設が確認されたのは最近であり、その装備数はそれほど多くないと
 見られ、これまでは訓練や運用、戦術構築段階にあったと判断しており、本格配備はこれからになると判断。

 空軍ではGJ-1の打撃能力に不足を感じており、さらに搭載量の多いUAVを期待している。今後はGJ-2(YL-2)の装備数が増加 
 するとみている。4000kmの航続距離と20時間の滞空が可能なGJ-2であれば、台湾上空での長期滞空が可能。6基のパイロン
 に多数のミサイルや精密誘導弾を搭載できるので、多数のGJ-2を投入できる体制が整えば、既存のJ-6改造UAVを更新する
 ことが出来るだろう。なお、CASC集団のCH-4/5は主に輸出向けのUAVであり、まだ空軍での採用は得られていない。

 空軍内部ではUAV運用のノウハウの蓄積、訓練規模の拡大に続いて、シミュレーターによる模擬演習を経て実機を用いた攻
 撃訓練の実施が日程に上っている。現在のGJ-1部隊の規模は団(連隊)レベルであるが、今後は旅レベルにまで拡大される

 偵察用UAVについては、攻撃用UAVよりも配備が先行している。すでにBZK-005は通州と寧波近郊の岱山に配備されている。
 後者は東海艦隊の作戦指令センターがある場所で、日中間の係争海域における偵察観測任務に投入。通州のBZK-005は連合
 参謀部直属の偵察用UAVである

・国外における中国UAV…今度は、国外における中国製UAVの動向です。攻撃能力を備えた中国製UAVはアジア、中東、アフリカ
 諸国にシェアを拡大。サウジアラビアではYL-1とCH-4を導入、イエメンで実戦投入が行われている。中東における中国製UAV
YL-1を各国に先駆けて購入したのはUAE。2011年の購入直後は目標打撃に不安があったが、現在では、イエメンやリビアでの
 戦闘に投入されている。UAEではさらに多くのYL-2の調達も検討中

 中東におけるYL-1のもう一つのユーザーはエジプトで、2016年にはシナイ半島において非武装状態のYL-1が確認された。こ
 れは(イスラエルとの協定による)シナイ半島の非武装地帯での展開を可能にするための措置。エジプトはさらにCH-4/5の
 調達を希望。イラクはCH-4を武装勢力に対する攻撃に投入。

 中央アジアではカザフスタンが少数機のYL-1を輸入した。東南アジアではインドネシアとの間で交渉が進められておりCH-4
 が候補に挙がっている(以前報じられたYL-1の調達は間違いとのこと)。CH-3はナイジェリアとミャンマーが導入済み。

 中国製UAVの購入を検討しているのはパキスタン。ただし、YL-1は評価試験中の2016年6月18日に墜落事故を起こしているため
 同国では中国だけでなくトルコの提案も検討対象に含めるようになった

149名無し三等兵:2018/10/07(日) 23:44:58 ID:dy06S11Y0
・台湾のF-16VとJ-10C/D…台湾空軍では保有するF-16全機を、2023年までにF-16V仕様にアップグレードする計画を推進中。
 一方、中国ではJ-10Cの生産ペースの低下が確認されており、漢和では台湾のF-16V改修が影響しているものと推測。実は
 J-10Cも(以前のJ-10Bと同じく)過渡的な存在であり、現在試験中の推力偏向装置搭載WS-10を搭載したタイプのJ-10(J-
 10D?)へと生産を移行するとみている。中国ではJ-16やJ-10C、J-20から本格的なAESAレーダー時代に入り、台湾のF-16
 の改修が終わる2023年には、台湾空軍のF-16の機数を上回るAESAレーダー搭載戦闘機を保有しているとみている

 ASEAレーダーと推力偏向装置による機動性向上により、J-10DはF-16Vに対して優位を得られるとして、J-10Dの開発を加速
 させている。既存のJ-11A/Bでは、アビオニクスを近代化したF-16Vに対しては不利と判断している。これはタイに派遣され
 たJ-11Aが、同国空軍のグリペンとの演習で、アビオニクスの世代格差により先制探知・先制攻撃を許してしまった教訓。

 J-10Cはこれまでに約60機が生産され2個戦闘機部隊に配備され、J-16は3個戦闘機部隊に配備が進んでおり、保守的な試算
 でも50機前後がすでに配備済み。両機ともさらに生産数を伸ばすのに加えて、今年中には24機のSu-35SKの引き渡しが完了
 予定(今後の追加の可能性も排除できないとする)台湾側はF-16全機を近代化しても数的・質的な差の広がりは止めようも
 ない状態

・J-15の生産数について…漢和では確認できた機数は機体ナンバー100〜123の合計24機+試作機で、以前CCTVで報じられた
 着艦士官がアクリルに書いていた207、208という番号は訓練だけで使用されたものと判断。現在までに3機が事故で喪失
 過去10年間のJ-15の生産数は30機を超えないとみており、これは陸上模擬空母訓練施設でのJ-15用格納庫が24箇所ある
 のと合致しているとする。
 
 ロシアの艦載機運用はアメリカとは異なっており、空母艦上での艦載機整備体制には限度があり、エンジンの頻繁な換装
 やSu-33の故障の多さなどから陸上基地をベースとして運用がなされている。これに対して、(将来、空母配備が行われる
 だろう)海南島ではその種の施設の建設は確認されていないが、その要因は不明(中国とロシアでの艦載機運用の相違?)

 002型空母は今年末には海軍に行き渡され、軍での評価試験を経た後に戦力化されるとみられるが、002型に搭載するJ-15
をどうするのかは不明。002型用のJ-15の数は現状では3機以下とみており、002型の就役までにパイロットもしくは戦闘
 機の数が定数を満たさない可能性がある(注;もしくは遼寧が大規模改装中なので二隻分の艦載機はすぐには必要ない?)

 今後のJ-15の生産方針、さらに将来艦載機の調達方向性について、中国海軍ではまだ最終判断はしていない模様。

150名無し三等兵:2018/10/07(日) 23:51:25 ID:dy06S11Y0
India signs deal for S-400 systems despite threat of US sanctions
https://www.janes.com/article/83588/india-signs-deal-for-s-400-systems-despite-threat-of-us-sanctions
インドはロシアからのS-400調達にサインするそうです
制裁をほのめかしていたアメリカの今後の行動が注目されます

151名無し三等兵:2018/10/09(火) 16:39:12 ID:8IZM10Tg0
Le Pakistan achète 48 drones Wing Loong II ?
http://www.eastpendulum.com/le-pakistan-achete-48-drones-wing-loong-ii
巴铁购华48架翼龙2无人机 系中国无人机最大外贸订单
https://mil.news.sina.com.cn/china/2018-10-07/doc-ihkvrhps9096325.shtml
中巴或联合生产翼龙2无人机 巴铁还想效仿枭龙经验
https://mil.news.sina.com.cn/china/2018-10-09/doc-ifxeuwws2334125.shtml
漢和の記事でパキスタンのUAVに関する話題をお伝えしたばかりですが、パキスタンがYL-2/翼竜2型UAV×48機をライセンス生産
するというニュースが入ってきました

パキスタンでは既に中国製CH-3 UAVの現地生産を行っており、今回のYL-2調達が実現すればそれに続く中国UAVの導入になります
なお、East Pendulumでは、確実に輸出が実現したかについては他の機関からの公式発表を待ちたいと慎重な立場をとっています

中国直10或已装备石墨烯复合装甲 强度是钢的100倍
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-09/doc-ihkvrhpt2283935.shtml
Z-10/Z-19の防弾装甲付加には、エンジン強化だけでなく、軽量かつ防御能力の高い防弾装甲の実用化に成功したから
ではないかとして、どのような装甲を搭載しているのかを推測した記事


我国产航母甲板多了3个舰载机模型 外观有新变化
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-08/doc-ihkvrhpt0042977.shtml
咆哮鲨要上舰?我国产航母舾装模型疑挂电子吊舱
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_67687.html#p=1
002型空母の甲板上で原寸大の航空機模型が4種類確認された

うち、J-15とZ-18とZ-9Sは遼寧の甲板上試験でも見受けられましたが、今回新しく確認されたのは翼端ポッドを備えたJ-15D電子戦機と
見られる機体の模型。002型空母でのJ-15Dの運用に備えたテストとみられ、今後の展開が注目されます

上の記事では以前の遼寧における原寸大模型のテストの記録についても触れている

152名無し三等兵:2018/10/09(火) 16:52:20 ID:8IZM10Tg0
中国出口大马濒海舰价超4亿 性能仅能与海警船相等
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-08/doc-ifxeuwws2108029.shtml
中国がマレーシア海軍から18隻を受注したLMS(沿岸任務艇)の一番艇の起工式が行われた

第一バッヂ発注分4隻の価格は4億ドル
主なスペックは全長68.2m、満載排水量約680t、最高速力22ノット、航続距離2000海里/15ノット。兵装は30mm機関砲搭載RWS×1、機関銃×2
船尾に高速艇2隻を搭載。高速艇は船尾ドアを開いて迅速な展開が可能。

船体のサイズや形はバングラデシュ海軍に輸出された64m級FACミサイル艇に似ており、建造を担当した造船所も同じ。
ただし、マレーシアのLMSは領海警備任務が中心で、武装もそれに見合ったものに留まっている

好用你就多买点!阿尔及利亚军演展示中国火箭炮
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_443_67636.html?cre=photopagepc&mod=picg&loc=6&r=0&doct=0&rfunc=3&tj=none#p=5
アルジェリア軍の演習に登場した中国製SR-5 122mm/220mm多連装ロケット

两栖好助手!委内瑞拉装备的中国制两栖抢修车
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_38692_67652.html#p=1
ベネズエラ海兵隊が装備する中国製のVS-25水陸両用装甲回収車。05式水陸両用IFVのファミリー車輛の一つ

なお、05式IFVの輸出名称はVN-18、05式水陸両用戦車はVN-12。

官方爆料!央视节目曝光中国运-9G电子干扰机
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_38692_67653.html#p=1
普段は見ることのできないY-9G電子ジャミング機のレドーム内の様子を捉えた貴重な写真です
このほか、製造中のKJ-500の写真も掲載

Photos of the day: Dengfeng Warrior EQ2010EB (6x6 Arms Flat Wagon)'s new 122mm Howitzer mount
http://china-defense.blogspot.com/2018/10/photos-of-day-dengfeng-warrior-eq2010eb.html
猛士装甲車の改良型(第二世代「猛士」装甲車)6×6タイプEQ2010EBのシャーシに122mm榴弾砲を搭載した車載式榴弾砲
今年11月開催の珠海航空ショーでも出展されるのではないかと思われます

153名無し三等兵:2018/10/09(火) 16:59:12 ID:8IZM10Tg0
跟辽宁舰有啥不同?中国国产002航母舰岛雷达详解
https://military.china.com/jctp/11172988/20181008/34106293.html
002型空母の電子装備の解説

一起进步!辽宁舰与中国首艘国产航母最新照片
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_67638.html#p=1
遼寧と002型空母の近影

中国航母编队或至少耗资500亿元 航母建造费用占一半
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-07/doc-ifxeuwws1640033.shtml
中国海軍の艦艇建造費用について

・056型コルベット:6-7億元。50隻建造で総額300億元近く
・054A型フリゲート:15億元。30隻/600億元近く

・052C型駆逐艦:一隻当たり25億元。6隻が建造
・052D型駆逐艦:すくなくとも一隻当たり35億以上。11隻以上が建造中(346型フェイズド・アレイ・レーダーの1セット当たりの価格が5億元)
・055型駆逐艦:保守的な試算で一隻当たり60億元

・071型ドック型揚陸艦:10億元前後(ドンガラは大きいが、電子装備や兵装の占める割合は低いので)
・空母遼寧:200億元以上(改装費用)
・002型空母:240億元
・J-15艦載機:4億元(公式ソース)。24機で192億元

空母一隻の建造費用と必要な各種装備費用を合わせると少なくとも500億元は必要で、遼寧と002型合わせて1000億元は要する
なお、これとは別に毎年の運用経費や維持費用が掛かる
----
平時ではまれにみるハイペースな艦艇整備が進んでいる背景には、上記のような予算支出がある訳ですね

空母のみならず、J-15×24機をはじめとする艦載機のフル搭載を実現、十分な護衛艦艇や補給艦、訓練用の総合支援艦もセットで揃え、港湾設備
や陸上訓練基地も作り上げているのですから、中国海軍の空母計画に対する長期計画に基づく継続的な投資と意気込みを見て取る事が出来ます

現状は通過点の一つで、今後は003型やそれに続く原子力空母、固定翼早期警戒機や第五世代艦載戦闘機、複数空母によるローテーション体制の実現
等々、イベントは目白押しなので、その動向は今後も注視されるところです

154名無し三等兵:2018/10/10(水) 00:13:32 ID:MjCznKeI0
中国陆军自行火炮全面更新 又一款经典装备即将退役
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-09/doc-ifxeuwws2370617.shtml
07式122mm自走榴弾砲の配備が進み、89式122mm自走榴弾砲の退役が行われる模様。
第1世代(70式122mm自走榴弾砲)及び第2世代(89式122mm自走榴弾砲)の自走砲の更新が完了し、
陸軍の火力支援能力は大きく強化される。

155名無し三等兵:2018/10/10(水) 18:55:54 ID:wUyFxlNc0
RFNS Kacau to be commissioned soon
https://www.fijitimes.com/rfns-kacau-to-be-commissioned-soon/
ВМС Фиджи получили гидрографическое судно китайской постройки
https://bmpd.livejournal.com/3370685.html
中国新型双体舰艇将交付斐济海军 采用喷水推进
https://mil.sina.cn/zgjq/2018-10-08/detail-ihkvrhpt0569012.d.html?vt=4&cid=56268
フィジー海軍は中国からカタマラン式水路測量艦「Kacau」を受領。同艦の引き渡しは中国の対フィジー援助の一環であり
2016年の協定に基づくもの。今年末までの収益を予定している

カタマラン式の特性を生かして、早い速力、浅喫水、改装や網などが絡みにくいウォータージェット推進と、浅瀬の沿岸
警備というフィジー海軍が必要としているニーズを兼ね備えているとのこと。フィジーは300以上の島々から成る国であり
航路の安全確保は国家の安全保障における重要課題とのこと
Новые образцы украинского вооружения на выставке «Зброя та безпека 2018»
https://bmpd.livejournal.com/3370006.html

我055大驱与052D未来将同步批量建造 054B或已被叫停
http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-10/doc-ihkvrhpt4889293.shtml
052D型駆逐艦は15隻目までの建造を確認しているとして、噂はあれどその実像がなかなか見えてこない054B型フリゲート
ではなく、当面は055型駆逐艦と052D型駆逐艦が大型水上戦闘艦艦隊の主力として多数建造されると推測する記事

かつて大量建造された022型ミサイル艇が、海軍戦略の変化によりその価値を減じたような状況が現在も進展中。

056型コルベットは当初24隻建造予定だったが、その後64隻にまで増加。現在までに50隻前後が建造済み
同艦は200海里内の経済水域における平時の哨戒、対潜捜索、海上救難任務、揚陸作戦時の護衛などに使用される。
ただし、平時の領海警備任務での海軍の果たす役割は、次第に海警に置き換わっているので、056型の需要はもうあまり多くない

054A型フリゲートは海軍の高い評価を得ているが、近海任務では056型が主力となり、外洋での空母艦隊の護衛としては排水量
や航続距離の面で不足が出るようになっている。また、ヘリコプターの運用においてもより大型のプラットフォームのほうが
有利。フリゲートというジャンルが今後はあまり建造されなくなると予測している。それを裏付けるかのように、今から6年前
にプランが立てられた054B型フリゲートがいまだに建造が確認されていない。5年前にプランが立案された075型揚陸艦はすでに
起工されたのに、054B型の動静は伝わってこない。建造が確認されない理由としては、①技術的問題に直面しての遅延、②需要
の変化により建造が一時停止になった。が考えられるが、建造遅延は後者の可能性が高いとみている。

また、054A型フリゲート自体が、長期に渡る建造のなかで改良を繰り返して能力を高めていることも、後継としての054B型建造
の必要性を減じている。

結論としては、中国海軍の成長が4000t級のフリゲートの需要を減らしたことが、054B型が長きにわたり登場しない理由とみて
いる。今後必要とされる空母艦隊のASW作戦を担う護衛艦艇は(054A/B型フリゲートのような)4000t級よりも大型のものになると
推測している。

156名無し三等兵:2018/10/10(水) 19:02:38 ID:wUyFxlNc0
>>154
中国陸軍の自走砲戦力の歴史に関する、まとまった分かりやすい記事になっていますね

文末を見ると、83式152mm自走榴弾砲の退役も開始されているとのことで、自走榴弾砲の世代交代が進んでいいることが
紹介されています。今後は、口径155mmへの更新が進んで152mm口径は姿を消していくのでしょうね

157名無し三等兵:2018/10/10(水) 23:35:19 ID:UNpKNMpc0
看到它就知道这家伙可以横扫地面一切目标
https://mp.weixin.qq.com/s/b_nSEMjlVxNO3cwSLYmgMQ
SH-11 155mm自走榴弾砲の続報が来ました。

各種センサーの搭載や塗装も施されて、珠海航空ショーへの参加準備も整った様子です
センサーは、レーザー測遠器搭載の光学/電子照準器、暗視装置付きペリスコープ、CCDカメラなどと推測
特に移動目標に対する自動追尾能力を備えているのが注目されている。

中国の155mm榴弾砲は間接砲撃と直射砲撃の双方を有しているが、しばしば間接照準・射撃能力が強調され、直射
は精密性を欠くもので、緊急時に使用されることになっている

SH-11は、戦車並みの光学/電子照準装置を備えており、大口径砲と移動目標への直射可能なFSCの組み合わせを
実現している。中国では155mm用のAPFSDS弾の開発も行っている。SH-11にAPFSDS弾が搭載されるかどうかは不明だが
155mm榴弾が直撃した場合、装甲を貫通できなくても爆発の衝撃で車内の乗員を殺傷できる可能性がある。

とはいえ、装甲の薄い装輪式自走榴弾砲を用いて直射を行うのは危険が大きく、APSの搭載など防御力改善が不可欠。
筆者は、この種の装備の本質は遠距離からの火力支援にあり、直接戦車と交戦するのは現実的ではない。開発者の目
的としては、大口径砲の多用途能力を開拓し、国内の類似の火砲の将来の発展性の追求のための有益な探求というと
ころだろう



摸着鹰酱过河!我002航母甲板弹药升降机曝光
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_67713.html#p=1
002型空母の兵器昇降用エレベータらしきものが写真に写っているとのこと
配置場所は、スキージャンプ甲板の付け根付近の1番、二番ブラストデフレクターの間

制霸天空的利器!我空警500预警机迎面来袭气势强
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_193_67706.html#p=1
CCTVでKJ-500の開発経緯が紹介。その際に放送されたKJ-500の様々な写真

158名無し三等兵:2018/10/12(金) 13:14:21 ID:iVdSfJU60
中国轰20都有哪些进展:或用WS18航发体型比B2更大
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-12/doc-ifxeuwws3393573.shtml
官媒曝光我轰20重大进展 或加装旋转弹仓挂巡航导弹
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-11/doc-ifxeuwws3103338.shtml
CCTVの番組で「新型戦略爆撃機H-20の開発で重大な進展が得られた」と報じられた。
ただし、その具体的な中身は分からないため、あちらの軍迷たちを騒然とさせている模様

H-20は、西太平洋に進出して戦闘機やAWACSやパトリオット3などで構成される迎撃網を突破するため、高いステルス性を
付与されているとみられている。フェイズド・アレイ・レーダー技術の発展を背景に、機体各部にレーダーを配置するスマート
スキン概念も採用されているだろう

ネックとなるのは、J-20などと同じく大推力エンジン。H-20は超音速飛行性能は放棄されているので、H-6KやY-20が搭載する
WS-18(D-30KP2の中国版)を搭載するとみられる。WS-18の推力は125kNと、米B-2爆撃機のF118の80kNを上回っており、WS-18
4基搭載すればB-2以上の航続距離とペイロードを確保し得る。現在開発中のWS-20が実用化されれば、将来的にWS-18に代わっ
てH-20に搭載されることもあり得る。

WS-18×4基搭載の場合、H-20はB-2よりも大型の爆撃機となるとみられ、B-2よりも大型兵器を搭載することも可能。機内に
ステルス亜音速巡航ミサイルや超音速ミサイルを格納し、遠距離打撃任務に就くことも出来るだろう。スタンドオフ攻撃を
主軸とするのであれば、ステルス性最優先ではなく航続距離や精密打撃能力が優先されることも考えられる


中国新战车装155毫米炮 配穿甲弹可轻松击毁所有坦克
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-11/doc-ihmhafiq8295844.shtml
SH-11 装輪155mm自走榴弾砲に関する記事
内容は上の記事とほぼ同じ

央视疑曝光中国新军机生产线 专门执行特种任务(图)
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-10/doc-ihkvrhpt4648661.shtml
Y-9G「高進11号」電子干渉機の生産ラインに関する記事

映像から、Y-9Gのレーダーは、従来型のレーダーと比較して小型軽量化が進んでおり、空力的な悪影響を減らし、ペイロードの
負担も軽くなっているので、より多くの電子装備を搭載できるようになっていると評価

現在戦争では電子戦機など特殊任務機の果たす役割は大きく、Y-9GやY-9JB ELINT機などの存在は注目されるとしている

159名無し三等兵:2018/10/12(金) 13:15:12 ID:iVdSfJU60
我陆航武直-10飞越雪山秀强劲动力 国产涡轴-9C给力
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-10/doc-ihmhafiq7602995.shtml
高原の雪山地帯を飛翔するZ-10攻撃ヘリの写真が公開

Z-10は現在300機以上が部隊配備されており、各集団軍ごとに少なくともZ-10攻撃ヘリ2個中隊が配備されている。ただし米軍
では1500機の攻撃ヘリを保有しているのを考えると、まだまだ少ない。

Z-10のネックはエンジンであった。試作機はP&Wカナダ製の1300kWのPT6C-67Cを搭載したが、(米の圧力で追加調達は頓挫)量
産型では推力の低いWZ-9(1000kW)の搭載を余儀なくされた。のちに、WZ-9の改良型、WZ-9C(1200kW)が採用されはじめた。

近年、モジュール装甲やミサイル警報システム、新型HMDなどを搭載したZ-10改良型の存在が明らかになった。同機はWZ-9Cを
搭載しているとみられるが、将来的にはより高出力のWZ-16(1500kW)の搭載が期待される。記事では、Z-20汎用ヘリはWZ-16を
搭載しているとみている

近年、その存在が明らかになったZ-10MEは、熱帯や高原地方での性能強化を図ったタイプであり、アビオニクス、兵装、エン
ジンの3分野で改良が施され、国際競争力の強化を図っている。Z-10MEの存在が公にされたのは2016年の珠海航空ショーだが
この際は模型の公開に留まった。2017年のアブダビ国際兵器ショーでは、詳細は明らかにされなかったものの装甲とアビオニ
クスの改良、エンジンをWZ-9Cに換装することが表明された。2018年9月には、Z-10MEの原形機01号機が初飛行に成功。この機
体を見ると、搭載弾数の増加、インテークの形状変更及びカバーの装着などの変更が確認される

Z-10MEでは、パイロンに天翼-6(SW-6)UAVの搭載も可能(搭載状態の写真アリ)。UAVと連携作戦をとることで、作戦効率や
生存性向上、そして国際兵器市場での競争力を強化する狙いがあるとされる。


中国军贸“拳头产品”再获大单 连生产线一块打包卖
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-11/doc-ifxeuwws3067000.shtml
パキスタンの翼竜-2(YL-2) UAV×48機のライセンス生産に関する記事

YL-2の輸出はサウジアラビアに続き二か国目。
これまで輸出市場における中国兵器は、小火器、戦車、野砲、小型艦艇など利潤の低いモノが中心で、戦闘機やミサイル、
中〜大型艦艇など高い技術と付加価値を有する装備は欧米やロシアの独壇場だった

しかし、21世紀に入ってからの中国防衛産業の技術発展により、これらのハイクラス兵器においても中国はシェアを拡大
するようになった。特にUAV分野では、短期間の間にCHシリーズとYLシリーズにより国際市場で一定の地位を得ている。こ
れはアメリカの自主規制の間隙を縫う形。

パキスタンは長期にわたり武装組織との戦闘を継続しており、長時間の飛行が可能で多数の兵装を搭載するYL-2は国境付
近の監視能力を大幅に向上させるだろう。パキスタンは、YL-2のライセンス生産と整備維持体制の確立により、同国の航
空産業の一層の発展が可能になる

160名無し三等兵:2018/10/12(金) 19:35:35 ID:MjCznKeI0
中国疑再次试射高超音速武器 空中上演180度大转弯
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-12/doc-ihmhafir0764152.shtml
中国华北出现"异常天象" 或为高超音速武器试验(图)
https://mil.news.sina.com.cn/china/2018-10-12/doc-ihmhafir0965653.shtml
10月11日に中国が極超音速兵器の発射試験を行った模様(9回目か)。
飛翔中に180度旋回し、空気中に弧を描く痕跡を残している。

161名無し三等兵:2018/10/12(金) 21:00:45 ID:8IZM10Tg0
我军03远火脱胎于俄火箭炮技术 射程却比俄远60公里
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-10/doc-ihmhafiq7366565.shtml
ロシアから技術導入を受けて開発が行われ、2003年に制式化された03式300mm多連装ロケット。

現在生産されているのは改良型の03A式
03A式の主な改良点はFCSの性能を向上させたことで、また終末誘導能力を備えたロケット弾の運用能力も付与された
03A式は2013年に生産を開始したが、その存在が明らかにされたのは去年の解放軍建軍90周年軍事パレード

03A式の最大射程は原形の90kmから150km以上に延伸された。簡易弾道修正システムによってCEP10m以内という命中精
度を実現。また、終末レーザー誘導技術の採用によりCEP1m以下という精密誘導可能なタイプも存在

尚、ロシア陸軍の場合は03式の原形である9M528「スメルチ」多連装ロケットと、精密打撃を担当するトーチカ
とその後継であるイスカンデル戦術弾道ミサイルの組み合わせを採用しており、中国陸軍とはアプロ―チが異な
るとのこと

中国陸軍砲兵部隊はトーチカやイスカンデルのようなタイプの戦術弾道ミサイルを保有しておらず、大口径多連
装ロケットの射程と命中精度の向上によりその欠を補うという方法を採用したと言える。

記事では、ロシアの戦術弾道ミサイルは、大口径多連装ロケットの射程を延伸し精密誘導能力を付与する中国の方
法と比べ、費用対効果が高く、破壊効果も優位に立っている。さらに命中精度が高いだけでなく、多連装ロケット
よりもミサイルのサイズに余裕があり、核、EMP、化学兵器、サーモバリックなど各種弾頭の搭載が可能で柔軟な
運用ができる点を評価。ロシア陸軍のアプローチのほうに優位性を認める結論となっております


我海军4艘054A齐聚亚丁湾 护航10年该舰最可靠耐用
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-11/doc-ihmhafiq9640381.shtml
アデン湾派遣艦隊の中核(参加艦艇の80%以上が054A型)を担う中国海軍のワークホースたる054A型フリゲートについて

護衛任務という低脅威度軍事行動において、ディーゼル機関の燃費の良さと(長期派遣において重要となる)信頼性の高
さは大変理にかなっている。27ノットという速力も任務に適合。近年、ジブチに054A型などが起工できるふ頭が建設され
港での整備体制が整ったことは、半年にわたる護衛任務において不可欠な支援体制のさらなる充実を意味する

当然ながら、長期にわたる任務の中で054A型が抱える問題も明らかになった。一つはZ-9やKa-28を前提としたヘリ甲板
の狭さで、米軍との合同演習の際には、SH-60など10t級のヘリの着艦が出来なかった。これは次世代艦載ヘリとなるで
あろうZ-20の運用が054A型では困難ということを意味する。他にも、艦の自動化レベルや居住性、アップグレードのた
めのスペースについても課題。

これらの問題を解消するであろう存在が054B型フリゲート。054A、056、053などのフリゲート/コルベットは、近海防御
任務の主力であるが、054A型に関しては近海防御と遠海護衛の両任務を兼ねている。054B型はその基礎の上に開発され
遠からず登場するであろう
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こちらは054B型が建造されるという方向での記事

162名無し三等兵:2018/10/12(金) 21:25:40 ID:8IZM10Tg0
054B定位与052D重叠或暂停 中国海军将要建全驱舰队
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-11/doc-ifxeuwws3268162.shtml
こちらの記事は、054B型ではなく052D型駆逐艦と055型駆逐艦の組み合わせが大型水上戦闘艦の中核を占めるだろうという内容

054B型は統合電気推進システムの導入や各種新技術の採用、さらに054A型の問題を解消するため排水量も増加するが、そうな
ると052D型駆逐艦と建造費用に大して差のない艦になってしまうとの指摘。下手をすれば量産効果で建造費用が下がっている
とみられる052D型と価格が逆転してしまう可能性も。

とはいえ、054B型は統合電気推進のテストベッドとして少数建造する意味合いはあるとする


Новые образцы украинского вооружения на выставке «Зброя та безпека 2018»
https://bmpd.livejournal.com/3370006.html
ウクライナの新型122mm多連装ロケット
シャーシは陝西自動車公司で製造され、ウクライナで完成させたものを利用しているとのこと


我094核潜艇为兼容潜射导弹留缺陷设计 096型已解决
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-11/doc-ihmhafiq8533343.shtml
中国戦略原潜の特徴ともいえるSLBM収納部分のタートルバックについて
航行性能や静粛性に不利に働くことは間違いないが、094型でも継承されてしまった。

これはSLBMの問題により、JL-1(第一世代SLBMで技術的問題やノウハウ不足で性能に比してサイズが過大に)/JL-2(8000km
という長射程が要求されたことでサイズの小型化は二の次とされた)タートルバックなしでの搭載が出来なくなった事による
としている

これは096型戦略原潜+JL-3のコンビでは解消されていると文末で述べている


歼-15因无航母转陆基训练 兴城基地已试验多年弹射器
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-11/doc-ihmhafiq9859944.shtml
陸上基地におけるJ-15の訓練の様子が公開。PL-12 AAMを連続発射している様子も報じられた

遼寧がドック入り中も、艦載戦闘機の訓練は陸上基地で継続して行われている。中国が建設した空母艦載機用の陸上訓練施設は
アジア最初で、世界でも三番目の存在。2008年に起工され、2012年に第一段階の工事が完了し、訓練が開始。同年末にはJ-15
のパイロット第一陣5名が訓練飛行を開始。

基地では、遼寧での発着艦を完全再現できるスキージャンプ甲板や着艦甲板(アレスティングワイヤや空母と同じ甲板塗装も再現)
で訓練を実施。なお、この建設は困難が多く、特に零下20度以下では多くの作業員が凍傷になり工事が中断、完成までに4〜5年を
要している

2016年には二条のカタパルト施設の建設が確認された。電磁式と蒸気式の二種類のカタパルトが存在するのは、003型空母の建造
を見越した評価・実証テストの役割を果たしているとみられている

163名無し三等兵:2018/10/14(日) 22:46:02 ID:UNpKNMpc0
China’s Navy Deploys New H-6J Anti-Ship Cruise Missile-Carrying Bombers
https://thediplomat.com/2018/10/chinas-navy-deploys-new-h-6j-anti-ship-cruise-missile-carrying-bombers/
美媒:中国海军已获轰-6J轰炸机 作战范围将覆盖南海
https://mil.news.sina.com.cn/china/2018-10-14/doc-ifxeuwws4038721.shtml
衛星写真により、広西チュワン族自治区のGuiping-Mengshu/桂平市蒙圩にある海軍航空隊基地にH-6J×4機が配備
されているのが確認されたとのこと

現在、南海艦隊は14〜18機のH-6G爆撃機を配備して対艦攻撃任務に使っているが、H-6Jは作戦行動半径が50%以上
増加して3500海里に達しており、最大7発のYJ-12空対艦ミサイルの搭載が可能(主翼パイロンに7発、爆弾倉に一発)
---
YJ-12の搭載数が合計7発というのは初耳。過大な見積もりではと思えなくもないが、H-6KもKD-20を6発積んでいるので
理論上は可能なのかも…?


中国海军又增一反航母利器 轰6J导弹轰炸机列装部队
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-13/doc-ifxeuwws3886416.shtml
こちらはH-6D、H-6G、H-6Jと続く、海軍航空隊の対艦攻撃用H-6シリーズの系譜を紹介

H-6Gの配備後、既存のH-6DもH-6Gにアップグレードされ、H-6GもYJ-12の運用能力が付与されるなど継続的な近代化が
行われていることが紹介

我军轰6N疑赴阎良试飞 可挂反跑道炸弹打击关岛机场
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-14/doc-ifxeuwws4060264.shtml
中国飛行試験院でのテストをまもなく終えて就役間近とも伝えられるH-6N爆撃機に関する記事

H-20の正式就役までの遠距離精密打撃能力を確保するための存在が求められており、既存のH-6Kでは空軍の要求を完全には
満たし得ない。H-6Kは3500kmの作戦行動半径を有し、射程1000〜1200kmのKD-20との組み合わせで、中国から3000km以上離
れたグァムへの打撃能力を理屈の上では備えている。しかし、3500kmの作戦行動半径時にはKD-20は2発のみ搭載となり、4
発搭載でも2500〜3000km、6発のフル搭載では第一列島線以内でしか活動できない。

これに対しては、空中給油能力の付与により航続距離を延伸する方法がある。一回の給油で約1000km航続距離が延びるので
出撃時帰投時に合計二回給油を行ったとすると作戦行動半径は5000km以上になる。しかし、制空権外で何度も空中給油を受
けるのは現実的ではなく、実際には一回の空中給油が限度であろう。

H-6Nは一回の空中給油で最大航続距離は9000kmを超える(作戦行動半径4000km×2+給油分1000kmか?)。ロシア戦略爆撃機
部隊とは異なり、中国空海軍の爆撃機部隊は日本を迂回ないといけない(迂回しないと太平洋に進出出来ないということ
か?)という地理上の問題があることも航続距離延伸が求められる理由

KD-20意外に対レーダーミサイルによるレーダーサイト攻撃、空中発射式ASBM、クラスター爆弾などの搭載が想定される。
この他、自衛用のミサイルシステムも搭載して生存性を改善する(どんな内容かは不明)。レーダーやアビオニクスはH
-6Kのものを発展させたものを搭載。

H-6NはH-6シリーズの最新発展型であり、その装備数はH-6Kを上回る可能性がある。今後、20〜30年間にわたり、中国空軍
の遠距離爆撃機の主力となろう。また、H-20用のシステムを搭載してテストベッド機としても使用されるだろう
----
記事の根拠が分からないところも散見され、執筆者の希望的観測や、「この位の性能はないと駄目だろう」との推測がある
ような気がしますが、参考までに紹介

164名無し三等兵:2018/10/15(月) 00:33:40 ID:UNpKNMpc0

我军新型外贸轮式火炮可反坦克?其实仍无太大胜算
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-14/doc-ihmhafir4898062.shtml
SH-11装輪自走155mm榴弾砲のFCSに関する記事

中国の榴弾砲は直接照準射撃を行う際には、直接射撃用の照準器を使用していた。
1000m以内の射撃を直接照準射撃、1000m以上での射撃は半直接照準射撃と区別されていたが、照準器の限界から
1000m以上の射撃には限度があった

21世紀になって実用化されたPLZ05、PLZ07、PLL09では、直接照準器に加えてレーザー測遠装置が搭載され直接照準
時の効率と操作性が向上。これに伴い、直接照準射撃と半直接照準射撃の区別はなくなった

レーザー照準器の登場で射撃に至る過程が簡潔になり、1000m以上の距離でも固定及び移動目標に対する命中精度
が大きく向上した。これに伴い、新世代の122mm自走榴弾砲を有する旅クラス砲兵は、しばしば攻撃任務に際して
直接照準射撃により第一線部隊の侵攻作戦を支援するようになった。ただし、砲兵は戦車兵ほどは直接照準射撃に
割くウェイトが多くなく、命中精度は現在のMBTと比べると抗すべくもなく、特に移動目標に対する射撃は緊急時
の応急手段であった

SH-11は、レーザー測遠装置、赤外線暗視装置、昼間用照準装置を揃えており、全天候性能を有する。FCSの高い性
能により、一定の固定/移動目標抗戦能力を有する。ただし、大口径榴弾砲から発射される榴弾び初速は1000m/s以
下が一般的で、122mm榴弾砲の場合690m/s、05式の52口径155mm砲では930m/s、SH-11の39口径155mm砲はさらに低く
なるだろう(参考値としてM777の場合は830m/s)。この場合、2000mまで到達するのに2〜3秒以上かかるため、戦車
のAPFSDS弾のような命中精度は期待できない

また、SH-11は軽量なプラットフォームに起因する砲撃時の安定性確保のため、射撃の際に衝撃吸収用鋤を展開する
が、これも即時射撃の遅れを齎すことになる(注:展開せずにも射撃できるらしいが、その際には命中率に悪影響
が出るのは避けられない)

自走砲と戦車とは役割に違いがあるので、自走砲に戦車並みの直接照準射撃能力を付与する事自体に限度があると
結論付ける。SH-11については、注目を集める直接照準射撃能力ではなく、完全な自動装填装置の採用や、先進的な
情報化されたFCSにこそ注目すべきとしている

165名無し三等兵:2018/10/15(月) 00:55:58 ID:UNpKNMpc0
我军直19改装归来装备秘密武器 防空导弹拿它没办法
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-13/doc-ihmhafir3266718.shtml
ミサイル警告システムを搭載したZ-19軽攻撃ヘリに関する記事

2011年から配備を開始したZ-19は、外国の専門家の分析として去年5月までに176機が生産され、14個飛行大隊に配備

Z-19基本型に搭載されていたのは通常のレーダー波警告システムであり、これは地上のレーダーによる探知を告げる
もの。今回搭載されたミサイル警告システムは、レーダー波を発生しない歩兵携行式の肩打ち式SAMに対抗するため
のシステム。

肩打ち式SAMは現在広く使用されており、今後はさらに拡散していくことが予想され、この種の兵器への備えは不可欠


来跟轰20打前站?我海军轰6J轰炸机出镜央视"躲猫猫"
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_67798.html#p=1
CCTVの番組《大山里的共和国建设者》で、H-6Kの搭載ミサイルとしてKD-63と共にYJ-83Kらしきミサイルが確認されている、
この映像は、実はH-6Kではなく対艦攻撃型であるH-6Jのテストだったのではないかと推測



075上就是它?我海军陆战队接收新型直8C舰载直升机
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_67797.html#p=1
中国海航大学列装直8改进型 或预示直18将大规模入役
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-14/doc-ifxeuwws4089935.shtml
中国海軍航空大学に新たに引き渡されたZ-8C汎用ヘリに関する記事

これと同じタイプの機体は、今年6月7日の報道「海军陆战某旅如何打响这场没有硝烟的必赢战」で初登場していた
この訓練は海軍陸戦隊の浸透訓練であったが、今回は「艦載練習へリ」として紹介されていた

この改良型Z-8は、船形の胴体や機体側面のフロートはZ-8を踏襲しているが、ローターはAC313に似ており、エン
ジン排気口もZ-8やZ-8F/Kとは異なっている。

記事作者は、この機体はZ-8のアップグレード型であるが、エンジンは換装されていない。エンジン搭載区画後部
の延長ケ所には新しく搭載された電子装備の区画になっていると判断している。また、コクピットはAC313のコン
ポーネントが利用されており、気象レーダー・光学/電子ターレットも装備されていると指摘。

結論として、この機体はZ-18への更新が進む現状で、旧式のZ-8ではパイロットの訓練に用いることが困難になる
ので、Z-18に対応可能なレベルに近代化改修を施したZ-8であると判断している。実際、Z-8ではZ-18のパイロット
養成に困難をきたすことが報道されており、100日以上をかけて改造されたとの記事もある。

166名無し三等兵:2018/10/15(月) 01:23:46 ID:UNpKNMpc0
我军89式输送车底盘衍生多型车辆 为何04步战不效仿
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-14/doc-ihmhafir4873940.shtml
04/04A式IFVの登場した後になっても、89式APCベースの派生型が「89改(第二世代89式プラットフォーム)」に進化を見せて現在でも数を増やしている件について

89/89改APCベースの派生型は、装甲指揮車、装甲救護車、装甲回収車、弾薬補給車、砲兵指揮車、砲兵観測車、汎用偵察車
120mm自走迫撃砲など、重型旅の主要な汎用シャーシとしてファミリーを増やし続けている

これに対して、新型の04/04A式IFVの派生型は意外に少なく、装甲回収車(04ベース/04Aベース)とHJ-10対戦車ミサイルの自
走発射機の3種類しか確認されていない

この差を生んだ原因は、メーカーの生産分担にある。04/04A式IFVは湖南省の江麓集団が、89/89改APCは北京の北方車輛集団が
開発したもので、異なる生産ラインで製造されている。なので、どちらかに統一するのではなく、合理的に生産を分担して両社
の利点を発揮させた方が良い。アメリカやロシアも、IFVへの一本化は行っておらず、M113やMT-LBといったAPCとその派生型を
広く用いている


この他、砲兵用の321炮兵中型汎用シャーシ、次世代の砲兵用中型汎用シャーシ、新旧の砲兵軽型汎用シャーシが紹介されている
なお、戦車ベースの派生型については特に共通化は行われておらず、様々な戦車をベースにして開発が行われている


中国空警500疑加装空中受油系统 加油机数量却仍不足
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-14/doc-ihmhafir5145247.shtml
KJ-500の空中受油プローブ装着タイプに関する記事

・KJ-500は現在、中国で最重要のAEW&C機として、Y-9の生産ラインの1/3がKJ-500の生産に割り当てられて量産が進められている
・機体サイズの問題からレーダーアンテナのサイズがKJ-2000よりも小型になってしまう問題があるが、これは技術革新によりカ
 バーできたとする
・Y-9の飛行性能に起因する速度と航続距離については簡単な解決法はない。空中給油を可能としても、実際にそれを有効活用す
 るには、十分な空救給油体制を構築する事が不可欠。現状では、中国の空中給油機は数も質も不足
・逆に言うと、KJ-500のの空中受油プローブ装着タイプが登場したという事は、中国軍が空中給油機を増産することの表明と見
 なすことも出来る。その候補となるのはY-20ベースの空中給油機であり、これは数年を経ずして搭乗するであろう

167名無し三等兵:2018/10/16(火) 23:22:57 ID:ites10IE0
我军首次公开新型红旗22导弹发射 或将出口欧洲
https://mil.news.sina.com.cn/china/2018-10-16/doc-ifxeuwws4796506.shtml
HQ-22 SAMの演習における実弾発射の様子が初公開

HQ-22は、HQ-2の後継となる比較的安価でそれなりの性能を備えた新世代SAM
演習では15発発射、全弾命中の成果を上げた。これまでのHQ-2では、一目標に3発を発射していたので、HQ-22に更新
したことにより命中精度が大きく向上したことを示している。情報システムの高度化も注目されるところで、情報
ネットワークにより得られた目標情報に基づいて、電子妨害下の状況においてもSAMの発射が可能となり、目標撃墜
の成果を得ている

HQ-22はFK-3の名称で国際市場での売り込みが図られており、セルビアへの輸出という話も出ており、これが実現す
れば最初の海外ユーザーとなる。HQ-22は、HQ-2とHQ-12/KS-1(のちFK-2と改称)の後継としての地位を占めている


目标就是珠海航展!我贵飞FTC2000G飞机身披新涂装
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_38692_67814.html?cre=photopagepc&mod=picg&loc=3&r=0&doct=0&rfunc=3&tj=none#p=1
珠海航空ショーへの参加を見越した新塗装を施したFTC-2000G LIFT機


我军运20或改装加油机 采用硬管加油专供歼20使用
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-14/doc-ihmhafir5464188.shtml
J-20の空中給油方法について

今のところ、キャノピー右側に収納された空中受油用プローブを使用したプロ―プ&ドローグ方式を採用しているとみられるが
この方法は、(先日のF-35Cの事故のように)プローブが(ステルス機にとって重要な)機体のRAM塗装を傷つける可能性がある。
また、その際にインテークに異物が入りエンジンが破損することも考えられ、F-35ほど強靭なエンジンを搭載していないJ-20で
は問題が大きくなりかねない

よりよい選択肢はフライングブーム方式の空中給油であり、既に模型での試験の様子も公開されてることから、Y-20ベースの空中
給油機が実用化すればJ-20もフライングブーム式空中給油方式になるとみられる。

168名無し三等兵:2018/10/17(水) 01:14:38 ID:ites10IE0
中国飞翼布局技术仍有欠缺 装备轰20至少还要等7年
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-15/doc-ihmhafir7095129.shtml
H-20の報道で沸いている昨今ですが、中国にとって初となる100t越えの第一線作戦機であり、全翼機技術の蓄積もないことから
H-20は技術的なハードルの高いチャレンジであり、筆者の見積もりでは原形機の完成は2020-22年前後、実用化は2025年以降と
見ている

なお、H-6が70tクラスであり、構想のみに終わったH-8が140tクラスの戦略爆撃機になる予定だった

中国轰20究竟取得哪些进展:或处在全尺寸模型阶段

https://mil.news.sina.com.cn/china/2018-10-15/doc-ifxeuwws4399867.shtml


こちらは「H-20開発における重大な進展」とは全規模モックアップではないかとみている

その類推の根拠として、開発を担当している航空工業第一飛機設計研究院と陝西飛機工業集団公司の開発陣が2010年
代中ごろまでY-20輸送機の開発に傾注しており、H-20に割く事が出来るリソースの余裕は乏しかったとの見立て。筆
者によると、Y-20の開発がひと段落し、H-20に人、モノと資金を回せるようになったのはY-20の開発が後期段階に入
る2014〜16年以降と考えている。これまで経験のない全翼ステルス戦略爆撃機という難易度の高い機体であるだけに
その開発は一朝一夕にはいかないことが容易に想像される(記事ではより具体的に指摘)

よって、今回の重大な進展とは設計作業が全規模模型段階に入ったことを表しているのではと結論づけている。

Z-20、Y-20、J-20といういわゆる「3つの20」はそれぞれ中国航空産業における戦略的意義を有する。この3つは2011-12
年の間に集中的な試験飛行段階に入っており、この時期が中国航空産業の画期となっている。

Z-20は2000年から研究開発に着手、J-20は1990年代に理論分析やスタディを開始、Y-20は5年間と短期間の開発だったが
H-20というきわめて技術的難易度の高い存在は、中国航空産業が直面する厳しいテストになろう
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加熱しがちな軍迷世論に再考を促す記事
開発リソースの問題からの指摘はなるほどと思わせる

もし一部報道のように今年中の初飛行が行われるとすれば、それは全翼式ステルス戦略爆撃機H-20ではなく、以前からちらほら
噂が出ている通常型の中型爆撃機の方なのかもしれない

いずれにせよ今後の動向が注目される

169名無し三等兵:2018/10/17(水) 01:15:25 ID:ites10IE0

中国HD-1导弹武器系统完成首次超音速巡航飞行试验
https://mil.news.sina.com.cn/china/2018-10-16/doc-ihmhafir8916575.shtml
広東宏大爆破株式有限会社は、自主開発中のHD-1型ミサイル兵器システムの、第一回目の超音速巡航飛行テストに成功したと発表
HD-1は、先進的な固体燃料+ラムジェットエンジン技術を採用している。次回の試験では、発射システム、ミサイル動力システム、
飛行制御システムなど技術分野での実証テストを実施予定

中国研发无人艇排水量仅20吨 武器系统不亚于神盾舰
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-14/doc-ifxeuwws4092619.shtml
先日、このスレでも登場したJARI無人水上艇に関する詳しい記事
新しい写真もあり


054B舰搁置或并非是坏事 中国航母编队将实现全盾化
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-16/doc-ihmhafir9070856.shtml
054B型フリゲートの建造必要性が減じているという記事

①054A×30隻以上、056×50隻以上、さらに054×2、まだ現役の053H3型まで含めると、現代的な防空能力とヘリ搭載能力を有する
 フリゲート/コルベットの隻数は既に100隻近い
②空母の護衛艦艇に求められる性能の向上。055型駆逐艦と052D/E型によるハイ・ローミックスの可能性


我军正为两栖攻击舰培养航空部队 或研垂直起降战机

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-15/doc-ihmhafir6840645.shtml
中国海軍の海軍航空大学の新たに装備したZ-8改良型に関する続報

この機体の型式名はZ-8CJ。Jとは艦載か教練かどちらの意味にも採れる。例えば第一世代のZ-8艦載型はZ-8J

一般に訓練機と実用機の間に相違点や性能差が大きいと、事故の発生など不具合が多くなる

Z-8CJは、ローターや変速機などにかなりの違いがみられ、飛行性能や操縦方法などは第一世代のZ-8海軍型との
区別は大きく、専門のパイロット養成機関に必要な装備として調達されたとみられる。Z-8CJは、200時間以上
アデン湾護衛任務活動に従事したZ-8艦載型と共に海軍航空大学に配属された

Z-8CJの正体を知るのはなかなか骨が折れるが、一つ言えるのはZ-8CJの配備は訓練課程の充実につながるもので
海軍が回転翼機パイロットの増勢を見越していると考えられるだろう

台湾や南シナ海有事をにらんだヘリ戦力の重要性は言うまでもなく、低強度戦争やPKO活動などで外国での長期活
動が増えれば増えるほど艦載ヘリの重要性と任務の多様化が進むのは避けられない。今年10月12日には、ジブチで
EU諸国との間で医療・後送訓練が実施されており、イタリア海軍のNH-90NFH艦載ヘリが演習に参加した。これは
中国の駐ジブチ基地で行われた初めてのヘリコプターによる医療訓練であり、この種の任務が今後ますます増える
とみている

将来的には、ヘリに留まらずV/STOL戦闘機の配備も必要になってくるかもしれない。すでに、2015年3月20日に
V/STOL機開発に関する研究作業に関する契約が結ばれており、今後、海軍の水陸両用作戦能力の向上と共に、こ
の種の兵器システムの空白を補う事が求められるかもしれない

170名無し三等兵:2018/10/17(水) 13:00:44 ID:ites10IE0
战神亮剑!我空军演习轰6K轰炸机携AKD63弹出镜
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_193_67876.html#p=7
AKD-63空対地ミサイル4発を搭載するH-6K爆撃機

成飞两款新型隐身战机方案曝光 或将取代歼10
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-17/doc-ihmhafis1524155.shtml
成飛のステルス戦闘機の模型なるものの写真がネットにアップされたようです

名前は「JF17.6」と「JF20」。前者は初めてその存在が知られたとのこと
どちらも輸出向けのステルス戦闘機ではないかと推測しています

現時点ではフェイクか本物か全くわかりませんが、参考までに紹介

171名無し三等兵:2018/10/17(水) 13:21:30 ID:ites10IE0
中国新型155车载炮抵达珠海机场 将参加珠海航展
https://mil.news.sina.com.cn/china/2018-10-15/doc-ifxeuwws4562425.shtml
中国軍に配備されたばかりの車載式155mm自走榴弾砲が珠海航空ショーに出展されるため、現地入りしたようです
これまでで最も鮮明な写真が紹介されております

中国翼龙2无人机可挂12枚导弹 打击能力超美军死神
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-16/doc-ihmhafir9088124.shtml
中东富豪赶紧来买!中国翼龙Ⅱ完成多种武器打靶试验
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_38692_67785.html?cre=photopagepc&mod=picg&loc=4&r=0&doct=0&rfunc=3&tj=none#p=1
YL-2 UAVが標的に対する各種実弾投下試験を完了したとのこと

中国ASW作戦能力向上に関する連載記事
The Chinese Navy's Growing Anti-Submarine Warfare Capabilities
https://thediplomat.com/2018/09/the-chinese-surface-fleets-growing-anti-submarine-warfare-capabilities/
第一部:2010年代になってからの水上戦闘艦艇へのVDSとTASSの普及、Yu-8などの対潜ミサイルの実用化について

Chinese Anti-Submarine Warfare: Aviation Platforms, Strategy, and Doctrine
https://thediplomat.com/2018/10/chinese-anti-submarine-warfare-aviation-platforms-strategy-and-doctrine/
第二部:艦載ヘリの現状(Z-9、Ka-28、Z-18F、今後登場するであろうZ-20F)、固定翼対潜哨戒機Y-8Q/Y-8GX6/KQ-200
そして水中音響観測網や音響観測艦の建造、最後に中国海軍のASW戦略について概観

【特に気になったところ】
Y-8Qは現在8機が配備されており、今後の需要は最低30機以上で減耗分を勘案すると90機以上とみている

音響観測艦は平時の音響情報の蓄積が主目的であり、この種の艦艇の整備を進めていることあ、中国海軍のASW作戦への
取り組みの真剣さを示す指標

アメリカや周辺諸国の潜水艦戦力の存在と拡大は、中国海軍のASW作戦の脅威とその規模、複雑さをますます増す結果となっている

ASW作戦では、制空権と制海権の確保が前提となるが、ながらく中国海軍はその二つを得るための戦力を有していなかったのでASW
作戦用の装備を安全に運用できる環境になかった。現在、中国海軍が各方面のASW作戦用装備やプラットフォームの整備を本格化
させているのは、中国近海における航空戦力と洋上戦力の強化によりASW戦力の充実を可能とする前提が整ったことによると指摘
(これは重要な指摘で全くその通りだと思います)

172名無し三等兵:2018/10/18(木) 07:59:05 ID:peFobJtA0
軌道上の北斗衛星が40基に コア部品の全面的な国産化を実現
http://j.people.com.cn/n3/2018/1016/c95952-9508847.html

>さらに北斗は一般人の生活にも歩み寄っている。
>世界の主流携帯電話のチップのほとんどが北斗をサポートしており、国内で販売されるスマートフォンの標準スペックになりつつある。

中国第三世代北斗衛星の8回目の打ち上げ
http://www.sed.co.jp/contents/news-list/2018/10/1015-1.html
>第三世代北斗システムは、2020年までに、27機の中軌道衛星と3機の軌道傾斜角を与えた静止衛星(inclined GSO)
>5機の静止軌道衛星の、合計35機から成るシステムとなる予定です。今回で中軌道の16機まで打ち上げられたことになります。

中国は海軍の成長が著しくそちらばかりがクローズアップされがちですが
軍事において欠かせないC4ISRの要である宇宙開発やネットワークを管轄する工業情報化部の成長や動向も注視すべきだと思います
工業情報化部自体は人民解放軍ではないものの中国国防科学技術工業委員会を呑み込んで設立された部署なので
解放軍とはとても親和性の高い部署ではないかと

173名無し三等兵:2018/10/18(木) 23:03:01 ID:3z7Ca5CI0
米中武力衝突の危険高まる、核使用の可能性も──米論文
ttps://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/10/post-11128.php

174名無し三等兵:2018/10/19(金) 11:39:58 ID:wUyFxlNc0
>172
ご指摘の通りだと思います

現代戦でも極めて重要な地位を占める情報インフラを支える工業情報化部の記事のご紹介をいただきありがとうございます。

中国正同时研发近20款新型航发:涡扇12已率先服役
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-18/doc-ihmrasqr7170447.shtml
我国产涡扇12发动机已获突破 两型绝密武器将可量产
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-18/doc-ihmrasqr7277840.shtml
成都飛機工業集団公司が作成した公開論文によると、中国はWS-12/13/14/15/17/18など多種多様なターボファン
エンジンを開発中。さらにこの中には入っていないがWS-19、秘密裏に開発が進んでいるWS-10CとWS-30が存在。
これとは別に長江-1000/2000、AES100、AEP500など種類の小型ターボファンエンジンも開発中

合わせて二十種類を超える航空機用ターボファンエンジンが同時並行で開発中という大変な活況を呈している

貴陽発動機研究所では、WS-12、WS-13、WS-17の三種類のエンジンを開発中。WS-13はロシアのRD33/93の国産化。
WS-12はWS-13からアフターバーナーを撤去したタイプ。WS-17は、ウクライナのAI-222-25の国産版でJL-10に搭載
予定

AL-31FとWS-10Aの経験は、中国航空エンジンにとって貴重な経験となっており、エンジンの会が良い孫がもたらす
危険性が改めて認識された。J-11Bはエンジン供給の問題から一次生産が停止したことがある。また、J-10シリーズ
のAL-31は同機専用の改修を施したタイプであり、J-11Bでは使用出来ない。輸出は厳格な制限が設けられ、他機種
への転用は厳禁。J-20については初期生産型はAL-31を搭載している。現在、WS-10Aは多数が部隊配備されているが
空中での停止率はなお高く、単発戦闘機に搭載するためには一層の信頼性改善が必要。WS-10シリーズにはより一層の
成熟っは必要で、AL-31Fは使用機が限定されている。これが、貴陽が中規模推力のターボファンエンジンを開発して
いる要因。

アフターバーナー未搭載のWS-12は、RD33/93という実績あるエンジンをベースにしているので信頼性と安定性に優
れているとみられ、「神雕」双胴早期警戒UAVと「利剣」UAVに搭載される可能性が高いとみている

ただし、下の記事ではWS-12は、「神雕」「利剣」が現在搭載しているエンジンよりもサイズが大きいため、搭載に
当たってはステルス性に悪影響を与えないように配慮した搭載方法を採る必要があるとしている

175名無し三等兵:2018/10/19(金) 11:58:36 ID:wUyFxlNc0
已换装鹰击12!我军深圳舰入列20周年再回深圳
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_67903.html#p=1
就役20年周年を記念して深圳での一般公開を行った051B型駆逐艦「深圳」
YJ-12の発射架や艦橋直前のVLSなど、近代化改装後の同艦の細部写真が多く掲載された資料性の高いものになっている

中国167舰大改后防空导弹数量猛增 反舰弹为何少一半
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-19/doc-ihmrasqs2688778.shtml
「深圳」の近代化改修の意義について

中国新导弹靠北斗打击精度或提升10倍 已能全球作战
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-19/doc-ifxeuwws5865558.shtml
「北斗三号」衛星位置測定システムの整備がもたらすものについて、中国軍の「戦力倍増器」の一つとして説明


抢下BMP3市场!中国出口版04A步兵战车亮相珠海
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_67904.html#p=1
今年の珠海航空ショーには04A式IFVも出展される事が明らかになった

中国现役最强步战亮相珠海 为何对外军吸引力并不大
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-19/doc-ifxeuwws5873633.shtml
珠海航空ショーに参加する各種AFVについて紹介


五大爷返老还童!中国运5运输机成功改装无人机
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_38692_67882.html#p=1
Y-5BをUAV化した飛鴻-98の飛行シーンの様子が公開された
同機は急速な成長を見せている民間物流網における空輸部門での活用が想定されている

物流崩壊を乗り越えた「菜鳥」のデジタル革命とは ――現代中国・イノベーションの最前線
https://gemba-pi.jp/post-177128?utm_source=tw&utm_medium=post&utm_content=177128
軍事分野とは直接関係ないですが、急成長する物流部門での技術革新に関する興味深い記事でしたので紹介

176名無し三等兵:2018/10/19(金) 13:30:19 ID:wUyFxlNc0

成飞两款隐形枭龙再曝光,廉价五代机打游击战,让F35有来无回
https://new.qq.com/omn/20181012/20181012A0LHQF.html
成都の新型ステルス戦闘機JF-20とJF-17.6について

JF-20は単発エンジンで通常型の翼配置の第五世代戦闘機。兵装はウエポンベイに収納されるとみられ、模型写真
にも胴体ウエポンベイらしき箇所がみられる。搭載兵器は機体サイズからPL-12/15×2程度と推測

JF-17.6は、JF-20と似たステルス性に配慮した機体設計を採用しているがウエポンベイは持たず。その代わり、吊
り下げ式のステルスウェポンポッドを搭載。模型では、胴体下部にAAM二発を搭載、胴体中心線上にステルスウエポ
ンポッドを付けている

機外搭載を前提としないステルス戦闘機では、すべての装備を機内搭載にする必要があり必然的に機体が大型化し
やすい。ステルス戦闘機で単発エンジンを実現するにはF-35のような大推力エンジンが不可欠。

記事では、JF-17.6、JF-20は、その名称からパキスタン向けの戦闘機であると見ている。以前もネットにupされた
AESAやステルス性に配慮したコクピットを採用しているが、小型戦闘機をステルス化するため、JF-20では小型のウ
エポンベイ、JF-17.6ではウエポンベイをあきらめて外装式とするなど代償を支払っている。エンジンは初期型は
WS-13を、後期型はWS-19を搭載するとみている。

記事では、パキスタンの第5世代戦闘機としては、FC-31よりも成都のJF-20やJF-17.6のほうが適合性があるとみ
ている。FC-31と比べると、JF-17 Block3から発展したステルス化JF-17の方が、搭載燃料が少ないデメリットは
あるが、パキスタンが使うには適している。しかし逆に中国のような領域の広い国では、小型第5世代戦闘機では
自国の空域や遠洋での作戦に用いるには支障をきたすことになる。

この発想を借りて、中国空軍にふさわしい中型第5世代戦闘機を開発するとするなら、対地攻撃など多用途任務を
担うF-35の方向性ではなく、制空戦闘に特化した機体とするべき。機体の小型化で大推力エンジンを搭載せずに済
むようにするべき。最大離陸重量20t前後なら、WS-10改良型で十分な推力重量比をまかなえる。この戦闘機が出来
れば、将来的にJ-10の後継としてJ-20をフォローする戦闘機として大量生産を行い、F-35にコストの安さと数的優
位をもって対抗し得るだろう
----
JF-20の模型の別角度からの写真が出てきました
これを見ると、FC-31とは完全に異なる機体であることが分かります

成都が単発第5世代戦闘機を開発しているという噂は以前からありましたが、これが本物だとするとJF-17に続き国
際市場開拓に向けて開発された戦闘機ということになるのでしょう。完全なステルス機であるJF-20とステルス要素
を出来るだけ加味した4.75世代戦闘機JF-17.6の組み合わせで、様々なユーザーのニーズにこたえられる体制を構築
することが意図されているのかもしれません

推測の通り、搭載エンジンがWS-13/19だと、中国で使用するにはいささか小型すぎるきらいがあるので、中国空軍
向けにするならエンジンの換装と大型化は避けられないでしょう。その場合、瀋陽のFC-31(及びその発展型)との
競争になるでしょうから、今後の動向が注視されるところですね

177名無し三等兵:2018/10/19(金) 13:33:07 ID:wUyFxlNc0
JF20t和JF17.6大家怎么看?
https://lt.cjdby.net/thread-2503638-1-1.html
4枚のJF-17.6とJF-20の模型写真が公開されています
これだけの写真があるとするならば、これはフェイクではなく実態の有るものだと考えて良い気がします

178名無し三等兵:2018/10/19(金) 13:38:53 ID:wUyFxlNc0
上のスレをよく読むと、こんな一文が
「有啥怎么看 这是本军迷2012年开始自己鼓捣设计、2016年珠展前完成制作的四款隐形、半隐形枭龙中的两款。这是本军迷自己发烧、有关军迷参加发烧的结果,跟乌龙军事网所说的成飞研发无关。」

軍迷の自作!?

179名無し三等兵:2018/10/19(金) 13:47:00 ID:wUyFxlNc0
>>176-178
一呼吸おいてから書くべきでしたね

>>178の記述の信憑性も含めて、少し寝かせて評価を待った方が良い案件ですね


中国新一批歼10C列装 歼10系列战机数量已突破400架
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-19/doc-ihmrasqs3251278.shtml
最近公開されたJ-10Cの写真から、同機の生産数は既に100機を超えているとの推測がなされているとのこと
これでJ-10シリーズの累計生産数は400機前後に達することになる

180名無し三等兵:2018/10/20(土) 12:46:06 ID:MjCznKeI0
中国AG600水陆两栖飞机今日成功进行水上首飞(图)
https://mil.news.sina.com.cn/china/2018-10-20/doc-ifxeuwws6218878.shtml
AG600が水上からの飛行試験を実施し離着水に成功。

181名無し三等兵:2018/10/20(土) 18:57:50 ID:1e7a48vc0
>>179
J-20の量産が始まるとJ-10やJ-11はどんな扱いになるんでしょうね

182名無し三等兵:2018/10/22(月) 00:37:58 ID:UNpKNMpc0

J-20の量産が始まっても、新しい世代の複雑高価で大型な機体なので、その生産ペースをどこまで上げる事が出来るかは
大きな課題となるでしょう。本命となるWS-15の実用化がいつになるか、それまでのつなぎとなるAL-31FM3やWS-10G搭載型
をどれだけ生産するのかも悩みどころでしょう。

そもそも中国空軍では、更新が迫られているJ-7やJ-8Ⅱシリーズといった第3世代戦闘機も多く、量産体制が整っており
エンジンの供給にも問題がないJ-10やJ-11はまだ需要があります。国防企業の取り扱いからも、、J-11やJ-16を生産す
る瀋陽にも一定の仕事を割り振る必要があり、戦闘機生産を成都に一本化することは考えにくいです。

瀋陽の問題は、中国軍に開発を承認された第5世代戦闘機が無い所にあり、FC-31を発展させて空・海軍に受け入れてもら
えるものにできるかに将来がかかっているでしょう。J-11Bは能力向上して量産を継続しており、JH-7Aに代わる攻撃機戦
力の中核を占めるJ-16戦闘攻撃機があるので当面は大丈夫でしょうか、将来的には「J-11シリーズ亡き後」を考えないと
いけないでしょう

中国周辺諸国が第五世代戦闘機の配備を開始しつつある状況下で、第4・5世代戦闘機を揃えつつ第5世代戦闘機を開発配備
しないといけない中国空軍にとっては、いつまで4.5世代戦闘機を増産し続けるのかも考え処でしょう(まだまだ需要を満
たしたとまでは言えないですし、作りすぎても第5世代機への更新が大変になりますし)

183名無し三等兵:2018/10/22(月) 00:38:42 ID:UNpKNMpc0
>>180関連
国产大型两栖飞机AG600首飞!揭秘幕后“护航人”
https://mil.news.sina.com.cn/2018-10-21/doc-ifxeuwws6526250.shtml
10月20日に初の水上からの離水に成功したAG600飛行艇について
もう一機の試作機は静強度試験に供されているとのこと

8月までにペイロード搭載状態での地上と水上での強度実証試験は完了し、それによって水上での滑走飛行試験が許可
中国にとっても、通常の飛行機とは構造が異なるところが多い飛行艇について、地上での構造強度実証試験を含む各種
試験は初の試みで、困難も多かったとのこと

中国新外贸版056舰开始试航 装上小盾档次比自用型还高
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-21/doc-ifxeuwws6526880.shtml
バングラデシュに輸出されるC13B型フリゲート(056型コルベットの派生型の一つ)に搭載されたSR2410C型三次元レーダー
について。

SR2410Cは、仏タレス社のSMART-S MK2やサーブのシージラフに相当する、ASEA式の三次元レーダーで、既存の361A型二次元
レーダーと比較すると、レーダーの精度が向上し、精度の高い高度情報の収集が可能となり、一定のSAMによる空中目標攻撃
を誘導する能力を備えている

中国海軍のフリゲートで三次元レーダーを初めて搭載したのは053K型フリゲートだった。一隻のみの建造に終わったが、搭載
された381型レーダーは先進的なPESA方式を採用し中国初の三次元対空対水上レーダーであった。381と381甲は、051G型駆逐艦
「珠海」と051B型駆逐艦「深圳」にも搭載された。しかし信頼性の面で問題があり、その後はロシアのMR759を国産化した382型
(輸出名称「海鷹S/C」)が広く採用されることになり054A型フリゲートに搭載が行われた。

SR2410Cの輸出は、フリゲートに搭載可能なサイズの先進的なAESA式三次元レーダーを実用化したという点で画期的


将登中国航母?国产折叠翼舰载无人机震撼亮相
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_67978.html#p=1
主翼に折りたたみ構造を取り入れた新型UAV「HK-5000G」のCGが公開。空母艦載UAVではないかと推測されている
HK-5000Gは偵察/打撃能力を備えたUAVであり、長時間の偵察、観測や攻撃などの任務への投入が想定され、その
開発の真意が注視される

184名無し三等兵:2018/10/22(月) 00:40:50 ID:UNpKNMpc0
转战东南亚!缅甸购买的中巴枭龙战机到货
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_323_67979.html#p=1
ミャンマー空軍のJF-17Mの飛行シーンが撮影された。
既に6機が同国空軍に引き渡されており、訓練が実施されている

宁为玉碎!中国VT-4坦克电子设备自毁按钮曝光
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_38692_67981.html#p=1
タイ陸軍に輸出されたVT-4戦車の車輛電子装備の自己破壊ボタンが紹介

放棄せざるを得ない際に、鹵獲されて分析や再利用を防ぐための装置とみられる

我6艘052C舰建造时间隔近十年 两大船厂为高产能扩建
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-21/doc-ihmuuiyv2066956.shtml
052C型駆逐艦は10年間で6隻建造なのに、052D型は既に10隻以上が建造され、さらに増勢が進んでいる。
その違いはどこにあるのかをかいせつ

一つは、052C型は機関、電子装備、SAM等、どれも新型で開発と生産、部隊での運用確立に時間を要した事。
そして、さらに大きな要因は造船所の生産体制の向上。

江南造船廠は、上海から長興島に新設された大規模な造船所に移動して効率よく水上戦闘艦艇の量産が出来る
体制が整った。052C型第二バッヂから長興島での建造が開始、8年間で052C/D型を合計10隻以上、さらに055型
駆逐艦も複数艦建造するなど、その建造ペースは目覚ましいものがある

大連紅旗造船廠でも、駆逐艦建造は051C型以降しばらく中断していたが、052Dと055の建造により復帰。長興島
に次ぐ「第二戦線」としての地位を固めている
-----
海軍艦艇の増勢には、造船インフラの整備という規模のおおきな施策が背景にある事が説明されています
これから考えても、中国海軍はその増勢に長期的視点で取り組んでいるのが伺えます

185名無し三等兵:2018/10/22(月) 00:43:29 ID:UNpKNMpc0
从17年海军远洋战备训练说起:新航程开始
https://zhuanlan.zhihu.com/p/25221699
しばしば、艦艇を増勢しても乗員の養成が追い付かないのでは、と言われることもありますが、建造やイ
ンフラ建設に十分な資金が回るのなら、訓練経費だけが少ないというのは逆に考えにくい所です。

記事では2017年度に中国海軍が行ったインド洋における訓練をテーマとして、訓練内容の高度化、遠洋での訓練の常態化、軍区や軍種
を超えた訓練の実施を扱って、以前の訓練との相違について扱っています

インド洋に進出して行う訓練は2014年に開始され、海軍が春節後に行う行事の一つとして確立したとのこと。2016年からは
派遣艦隊と、インド洋周辺に展開する中国艦艇が合流して訓練を行うようになった

海军远海训练向常态化实战化体系化迈进
http://jz.chinamil.com.cn/n2014/tp/content_7648073.htm
遠洋訓練の常態化と、訓練がより実践に即したものになっているとの記事

昨年退役したある旧式駆逐艦は30年以上の就役期間で17万海里の累計航行、年平均航海期間は30日、累計航続距離は6000海里
に過ぎなかったが、就役から3年しか経っていないある駆逐艦は、200日以上出港し、毎年の航行距離は3万海里を超えている

2013年以降の訓練体系の改革により、遠洋訓練の常態化、より実践に即した訓練体系の構築などの改革が進められた。
現在では、軍-師クラスの指揮官、2/3の装備、80%以上の師-団クラスの指揮官が遠洋航海訓練を受けている
----
これは、以前の中国海軍は本当に沿岸海軍だったことを物語るものであり、第一、第二列島線を超え、世界各地での展開を視
野に入れた状態になれば、訓練体系も変わらざるを得ないことを物語っているのでしょう。一つの契機となったのはアデン湾
派遣艦隊であり、第一線の大型水上戦闘艦の8割以上がこれを経験済みであり、遠洋航海の実地訓練を積み、各国海軍との交流
やノウハウの入手というこれまででは得られなかった体験を可能とする貴重な機会になっています

[建军90周年]战略转型 中国海军从绿水走向深蓝
http://news.takungpao.com/mainland/focus/2017-07/3477249.html
によると、2008年12月の第一次派遣から2017年2月までに26回83隻の艦艇が参加、22000人近い将兵が任務を遂行。遠洋航海での
各国への派遣も常態化し、2012年以来、ロシアに6回、リムパック演習に2回、2015-16年には世界各地に152艦隊を309日間にわ
たり派遣して、16か国18港、累計航行距離52300海里を記録
----
とはいえ外洋海軍の建設は一朝一夕に行くものではなく、アメリカ海軍をはじめとする西側諸国の蓄積したノウハウと経験との
差を最も痛感していのは、中国海軍自身だと思います。

訓練の数や質の改善、トライアンドエラーを重ねながら段階的にその能力を向上させていく長い過程が今後も続くことになるで
しょう。

186名無し三等兵:2018/10/23(火) 16:32:51 ID:iVdSfJU60
再谈中国海军的下饺子问题——远洋篇 | 晨枫
https://zhuanlan.zhihu.com/p/26723677
再谈中国海军的下饺子问题——反潜篇 | 晨枫
https://zhuanlan.zhihu.com/p/26723611
中国海軍の増勢は「下餃子」と言われますが、その内容について分析した記事
①どのぐらいの規模と数なのか、②その内容は。③どのように行われているのかを分析
上の記事は空母と駆逐艦を、下は潜水艦とASW艦艇を紹介


缅甸空军接收6架中国枭龙战机 或有意再购几十架
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-22/doc-ifxeuwws6992473.shtml
缅甸购买中国枭龙战机首批接收6架 未来或引进生产线
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-23/doc-ihmuuiyw2535899.shtml
最近、飛行訓練中の映像が撮影されたミャンマー空軍のJF-17Mに関する記事

同国空軍は現在6機のJF-17Mを受領して、訓練を実施中
購入機数はパキスタンの報道によると16機は確定で、将来的には20機を超える可能性もあるとのこと

JF-17MはJF-17 Block2に相当する機体で、空中給油能力を備えており、アビオニクスの改良、ペイロード増加、データリンク
とEW能力の増強がなされている。機体の塗装はミャンマー独特のスカイブルーと灰色を合わせたもの

ミャンマーでは数十機のF-7戦闘機が就役中で、将来はこれらの機体を現地生産されたJF-17 Block3により更新することも
あり得るとしている

187名無し三等兵:2018/10/23(火) 16:34:38 ID:iVdSfJU60
我北海舰队051驱逐舰还在服役 4大护法总舰龄超130年
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-21/doc-ihmuuiyv1998119.shtml
現在、中国海軍には6隻の051型駆逐艦が在籍中で、そのうち4隻(開封、大連、遵義、桂林)が北海艦隊に所属している。
4隻の艦齢を合計すると130年を超える。

開封と大連は近代化改装によりクロタール/HQ-7 SAMとYJ-83 SSMの運用能力が付与された。報道によると、大連と開封の
二艦はまだ出港して任務をこなしており、退役の前段階である停泊状態にはなっていないが、未改造の遵義、桂林はすで
に停泊状態の可能性がある。停泊状態は、旧式艦から新型艦に乗員を入れ替えるまでの経過措置として行われるもので、
新型艦の就役まで乗員の編制を保持する狙いがあるとのこと

この051型駆逐艦を要する部隊では、すでに054A型フリゲート4隻を受領しており、「老人ホーム(部隊)」の異名の払拭
はできている。今後引き渡されるのが駆逐艦になるかどうかは不明であるが、051型駆逐艦が退役すれば、北海艦隊の蒸
気タービン搭載駆逐艦は051C型二隻のみとなる


中国又一款舰载机亮相 采用歼20的技术不需要飞行员
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-10-22/doc-ifxeuwws7024744.shtml
先日、その存在が明らかになったHK-5000G艦載UAVに関する記事

HK-5000Gの名称から、機体重量は5トンクラスと推測され、これは中国空軍の「翔龍」UAVに相当するサイズ。

前部主脚はダブルタイヤでその構造からカタパルト発艦を前提としていると推測。中国では、2016年に地上カ
タパルトに駐機していたUAVの写真が撮影されており、UAVのカタパルト発艦の試験が行われたとみられており
HK-5000Gも同じ方法を用いている可能性が高いとする

機首下部にはJ-20のEOTSに似た光学/電子ターレットを搭載。ステルス性に配慮したターレットを搭載している
事から、HK-5000Gもある程度のRCS値低減策を講じているとみている。とはいえ、アメリカのX-47Bと比べると
その差は大きい

とはいえ、中国海軍の課題はまず艦載UAVを実現することにあり、その点からいえばHK-5000Gの登場は、艦載UAV
の欠如を解消するという点で重要な意義を持つことになろうと纏めている

188名無し三等兵:2018/10/23(火) 21:09:14 ID:UNpKNMpc0
63式APCベースと思われる転輪が5つあるこれまで未確認の試作APC
http://www.laosiji.com/thread/225958.html
https://lt.cjdby.net/thread-2505881-1-1.html

63式APCと同じ転輪だが、63式は転輪4なのに対して、一つ多い5つ
85式APCのような鋭角な車体前方
12.7mm重機関銃と14.5mm重機関銃を各一門搭載

と色んな車両の要素を合わせたキメラのようなAPC
85/89式APC開発にいたる流れの中で作られた試製車輌と思われるが開発経緯やその時期は不明

記事では車内写真まで撮影して、かなり深い考察を行っている




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