餓狼MARK OF THE WOLVESってゲームをやった事がある人が10000人いるとしたら
10000人のうち5000人ぐらいがこの技の名前を知っていて
5000人のうち1000人ぐらいがCPUほたるにこの技をかけられると何だかわからないけど興奮してしまった事があり
1000人のうち50人ぐらいが何でマウントポジションを取ったのにパンチしないのかと不思議に思った事があり
50人のうち5人ぐらいがマウントポジションからKOされるまで殴られる妄想をしてしまった事があり
5人の内1人ぐらいがマウントパンチの追加コマンドを本気で探してしまったであろうそーゆー技です。
"Try to Star 99"・・・待ち合わせのビルに着いた。その名の通り、星に挑むかの如く聳え立つ、99階建ての摩天楼だ。
地下3階から15階までが大ショッピングモール、大企業のオフィスと最高級ホテルを挟んで、95階が大展望台・・・
すっかり僕ら小市民の生活に溶け込んでいるこのビル・・・96階から上は何があるんだろうか・・・?
prr・・・♪ 一時間も前から、端末を握り締め耳に当てながらその時を待っていた僕は、最初のコールで反応した。
「そこじゃないわ。入り口から出て・・・壁に右手を付けて歩くの。関係者以外立入禁止の壁があるから・・・」
僕は憧れの人に促されるまま、黄色と黒の縞模様に塗られた厚い壁を4回、間を空けて9回ノックし、自分の名を告げた。
西暦2113年春、この国では年が変わると共に、突如として異形の者達が出没するようになった。
人々は彼らを「妖怪」と呼び、恐れた。政府は全国から年齢性別にかかわらず霊能力に優れた者を集め
対妖怪特殊部隊 "Reinforced Infantry as Opposed to Strangers" 通称、RIOSを結成していた。
対妖怪捕縛用レーザーフィールド "a Field Optimized to Restrict Cruel Enemies" 通称、FORCE。
工業用レーザーを基にした兵器で、目標物を必要以上に傷つけぬよう、過剰な放熱を抑え反発力を発揮する。
少女はRIOS特S級の権限により、自身の戦闘スタイルに合わせたフィールドを形成できる。
R-TYPEとは、正方形の領域を4本のレーザーが囲む、言わばリング式の檻であり
標的のサイズにより、R-TYPE、R-TYPE II、R-TYPE IIIと分かれる。