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N-1 グランプリ  〜魔法先生ネリま!? 外伝〜

1ネロンガ:2009/02/03(火) 17:47:52
 ほい、んじゃ作ってみました。
 
 バトル会場は、古代ローマのコロッセオ風。
 その中で、89人(開始当時)の猛者(?)達が、最強の称号をえんと戦っていた。
 既に脱落したウマ3、風魔小太郎、のび太、みくる、キョン、ジゴクロイドを除く72人(アジアらは本戦出場
決定者)は、未だに戦いを続けていた。

 さて、司会席の方を見てみよう。
 巨乳な黒髪の美女と、白髪の少年がいるようだ。
黒髪「はいはあ〜い、実況の藤林しいなでーす」
白髪「こんにちは、解説のジーニアス・セイジです。テイルズオブシンフォニア出身です」
 お前らかい。まあ、可愛いからいいけど。
しいな「はい、じゃあ早速次の試合いきましょう。(と言って、くじを引く)」
ジーニアス「僕も(と言って、くじを引く)」
しいな「んーと、でました。えーっと、ドラえもん」
ジーニアス「対するは・・・・マカ・アルバーンwithソウルイーター!」
しいな「ど、どんな試合になるのかなあ・・・」
ジーニアス「もちろん、任意全能勝ちは禁止ですよ」

 こんな感じでどうですか?
 あと、ヒイキのないよう、戦う相手はクジで決めましょう。

2蛇界人:2009/02/03(火) 18:28:50
蛇界人「本当に出来てる〜!!じゃあ書いてみよ!(注意!本選か予選か分からないんで予選と仮定して書きます。)」


選手控え室(マカ&ソウル)・・・


マカ「遂に私たちの番だね。」
ソウル「ああ、だけどよ、ここまでの戦い観てると、強豪ばっかだな。しかも一方的に」
マカ「うん。それに対戦相手のドラえもんはこれの元ネタになってる某動画で、優勝している正に最強の敵キャラ。」
ソウル「俺達完全に噛ませ犬じゃねーか。勝てるのかよマカ?」
マカ「あら?今日は珍しく弱気じゃない。大丈夫、私達が力を合わせればあんな青狸一発だよ♪」
ソウル「ヘッ!そうだな。未来の敵だろうがなんだろうが、魂喰らっちまえば同じだぜ!やってやろうぜマカ!」
マカ「うん!」



選手控え室(ドラえもん(セコンドのび太))ちなみにのび太はセコンドとして復活させられました。


のび「ゲェッヒッヒッヒ!ドラえもん、盗聴してみたらあいつらこんな事言ってたよ!」
ドラ「ブェッヒャッヒャッヒャッヒャ!俺様のことを青狸だとぉ!?跡形もなくブチ殺しだぁ!!」
のび「そうだよドラえもん!あのアマどもぶっ殺してぇ!ゲェヒャヒャヒャヒャ!」
ドラ「そうだ!俺様の力の前に、東方不敗も!孫悟空も!誰も俺を倒せなかった!(元ネタの話)
   俺こそ最強!いや最凶のアニメキャラクターだぜ!ギャッハッハッハッハ!!!」

コンコン(ノックの音)

ドラ「ちっ!なんだよ?のび、開けろ」
のび「分かったよドラえもん。」

ガチャ(ドアが開いた音)

蛇界「うい〜っす。元気してる?」
ドラ「あ?あんだよ蛇界人。」
蛇界「お前の道具についてちょっと話があってな。このトーナメントは一応武器、魔法は制限なしだ。
   だけど、お前の道具は完全にチートだからな。お前専用の規制を作ってきたんだよ。」

ドラえもんの秘密道具に関する規制(元ネタ参考)

1、一度使った道具は次の試合以降では使ってはいけない。
2、一度使った道具は次の試合以降、スペアポケット及びバイバインなど、数を増やす道具で増やす事を禁止する。
3、一度使用した道具を次の試合以降使った場合、その場で失格とする。


蛇界「それじゃ頑張ってねー。」

ドロンッ!

のび「・・・・・・・どうしようかドラえもん。」
ドラ「・・・うるせぇ!やるぞ!やってやろうじゃねーか!!」

 そしてもうすぐ試合が始まる。

3ネロンガ:2009/02/04(水) 17:43:17
しいな「レッディイイス、エエンド、ジェントルマアン!」
バルバトス「紳士? 俺か?」
ジーニアス「(無視して)えーでは、管理局攻撃班所属、ドラえもん!」

民衆「わあああああ!!!」
ジーニアス「元ネタ動画優勝者だけあって、人気はすごいですね」

エル「がんばれよー!」
ドラニコフ「ガウガウガウ!!」
ドラえもん「ああ! 一足先に僕は本戦に行くぜ!」

ジーニアス「対するも、管理局同班所属、マカ・アルバーンwithソウル=イーター!!」

緋色「可愛いー!!」
ネギ「つるぺた最高です!」
カモ「無乳マジカワユス!」

マカ「あの糞鼬、終わった後絶対ぶち殺す・・・」
ソウル「協力するぜ。ただし、ドラえもんに勝ってからだけどな」
デス「まあ、無理はするなよ」
キリク「ブラックスターと本戦で会えると良いな」
パティ「たぬきたぬきー!あはははは!!」

ドラえもん「熱線銃。地球破壊爆弾。相手ストッパー・・・と、コイツらはいらないな」

しいな「それでは参りましょう!」
ドラえもん「さあ、かかってこい凹レンズ!」
マカ「おうれんず?」
ソウル「それはだな・・・・言わんどいてやるか」
 白髪の少年が光を発し、2mはあろうかという、赤い刃の鎌となる。
 それを、灰色の髪に緑の目の、美をつけても特に問題ないであろうツインテールの少女が握りしめる。

ジーニアス「予選第7試合!」
しいな「3! 2! 1!」
ジーニアス&しいな「「START!!!!!」」

4ネロンガ:2009/02/04(水) 18:14:56
マカ「はあああああっ!!」
 マカが、ドラえもんめがけ間合いをつめる。
ドラえもん「行くぜ! 魔神剣!(本編の最初の方見てみ)」
 ドラえもんの手から、光の刃が生まれ、マカに向かい飛んでいった。
 それを、表情一つ変えずに、マカは切り払っていった。マカの後方で、爆発が起きる。
 たん。マカの黒いブーツが、地面を強く踏む。そして、鎌を横にないだ。
マカ「いっけえ!」
 ジャキン!
 空気を切り裂き、鎌が光る。なんとかそれをかわし、ドラえもんがポケットに手を突っ込んだ。
ソウル『来るぞ!』
 ドラえもんは何かの液体? を取り出し、手にかけた。
 マカが切り払おうとしたが、それを避けたドラえもん。
 そして、叫ぶ。
ドラえもん「バン!」

しいな「おおお! いったい何の道具なんでしょうか!」
ジーニアス「空気ピストル液体版・・・ですけど」
しいな「でも、マシンガンを数m先から避けた椿を凌駕する速度を誇るマカに、そんな物効くんでしょうかね?」
ジーニアス「あ、緊急ニュースです。さきほどアジア選手に殴られ、大気圏を突破したジゴクロイド選手が、たった今国際宇宙
      ステーションに衝突、救出されたそうです」
しいな「・・・・バケモノね」

 びゅごう!
 地面に当たった空気塊は、辺りに風をまき散らした。
マカ「くっ、目くらまし?」
ソウル『落ち着け! そう遠くへは行っていないはずだ』
 ドラえもんは、ニヤリと笑い、横から現れた。
 マカが急いで臨戦態勢を取る。
 ドラえもんが、笑いながら言った。

ドラえもん「薄いピンク」

 ・・・・。
 ・・・・・。
 ・・・・・・ブチ。
 何かが切れる音がした。

マカ「てめええええええ!!!!」
 マカが、耳まで真っ赤にしながら鎌を振った。
ドラえもん「まずいい! マジで怒らせちゃった!」
 全力で逃げるドラえもん。
 アレですかアレ。アニメ版では、マカは膝上20cmくらいの超超ミニスカートなのに、なんでパンツ見えないのかという事
に気になって、もしかしたらはいてないんじゃねーかと思って、わざわざ道具使ってまでスカートめくりですか。
ドラえもん「そうだけどさあ! ここまで怒るかフツー!!」
ソウル『アホ』

マカ「こうなったらああああ、本気でカス一つ残さず消し去るまでだアアア・・・・」
ソウル『落ち着け。あと、オマエは接近攻撃しかできねえのか? 技使うぞ』
マカ「そうだったなああああ・・・・・ふふふふ・・」
ソウル『オマエのそんな顔みたら、親父さん泣くぞ? ま、いっか。行くぞ!』
マカ&ソウル「『魂の共鳴!!!』」

 ぶわあ!
 一気に風が舞う。
しいな「おおお! 荒技です!」
ジーニアス「おっと、ドラえもん選手、技のために入りました!!」

マカ「鎌職人伝統の大技・・・・」
 ブワアン!
 ソウルが、でかい光の鎌に形を変える。BLEACHでいうと卍解だ。
 
ドラえもん「はああああああああ〜!!!!!」
 ドラえもんが、息を吸い込む。

 そして。
マカ「魔女狩りいいいいいいいいい!!!!!!」
ドラえもん「気円斬!!!!!!!」

 シャガアアアアアアア!!

 衝撃波と、気の塊が、真っ正面からぶつかった。

5ネロンガ:2009/02/04(水) 18:27:38
ボゴオオオン!

 煙が立つ。
 全く見えない。
 だが、音だけはした。
 
 シュリオン、サン、ガン!!

しいな「・・・・ガン?」
 
 煙がはれた。
 そこに立っていたのは・・・・。
ジーニアス「・・・・ドラえもん選手です!!!」
 ドラム缶のようなボディ。でかすぎる頭。まさにそうであった。
 頭に鎌が突き刺さっているのを除けば。

 よくよく見てみると、頭蓋骨よりでかいタンコブを作って、ツインテールの少女が気絶していた。
 
しいな「どういう事なんでしょうか?」
ジーニアス「どちらが先に仕掛けたのかは分かりませんが、ドラえもんが突進、それをマカが切り払おうとして、ソウルがドラえもんの頭に
      突き刺さり、そのままマカに頭突きをかましたんでしょう」
しいな「かわいそうに・・・」

ドラえもん「ソウル!てめいつまでささってんだ!」
ソウル『はあ?もう終わりかよ!』
マカ「うう、スパッツ履いてりゃよかった・・・」

ジーニアス「えー、決まり手、頭突き! 勝者、ドラえもん!!!」
しいな「おめでとうございます!」

 ・・・・かませ犬?
ソウル「うるせえ!」
 白髪の少年は、少女を引きずって帰っていった。

しいな「次参りましょう。えー、ムスカ大佐!」
ジーニアス「す、すごい・・。こっちは・・スネークオルフェノク!」

 なんか蛇界人色の強い2人だなあ・・・。

6蛇界人:2009/02/04(水) 20:04:01

選手控え室(ムスカ)・・・

ムスカ「はっ!どいつもこいつも、弱すぎて呆れてものも言えないな!
    それに私の相手はドレドレ・・・ホオッ!ただの怪人ではないか!これなら楽勝だな!」
大佐「気を抜くなムスカ!度の過ぎた過信は己を滅ぼすことになるぞ!」
ムスカ「誰だお前は!?」
大佐「お前のセコンドを勤めることになった『大佐』だ。ちなみにメタルギア出身だ」
ムスカ「(どうでもいいや、ほっとこ)・・・しかしどんな奴だろうと『ラピュタの雷』一発でおしまいだな。」

コンコン(ノックの音)

ムスカ「む?入りたまえ」

ガチャ(ドアの開く音)

蛇界「うぃーっす。ハッスルしてる?」
ムスカ「なんだ蛇界人。何か用か?」
蛇界「あたりめーだろ。お前にも規制がかかってる」

1、ラピュタを呼べるのは1試合に1度
2、ロボット召喚及び雷は観客もろとも死亡する恐れがあるため、特殊結界によって威力を下げる
3、以降の注意事項を守れない場合は、生身で戦ってもらいます

蛇界「以上。じゃ頑張ってねー」

ドロンッ!

ムスカ「・・・・・・・」
大佐「・・・・・・・」


選手控え室(スネークオルフェノクこと海堂直也)・・・

海堂「ちっ!やっと出番かと思ったらこんな茶番かよ。たまには本編にも出てみたいもんだぜ。」
木場「そうぼやくなよ海堂。ディケイドにはファイズも出るらしいから、俺達の再登場も有り得るかも知れないんだぞ?
   そっちの本編で目立てばいいじゃないか」
海堂「木場、お前は馬鹿か?いいか、下手すれば"あんなダサいライダー"に殺されるかもしれないんだぞ?
   それだけは何としても避けたい・・いや!避けなきゃいけないんだよ」
木場「僕としては、またブラウン管に出てこれればそれでいいと思うんだけど」
海堂「地デジの御時勢にお前は何を言ってやがる・・・。しかし・・・」
木場「何?」
海堂「・・・いや、なんでもねぇ。もうすぐ試合か・・・。」
木場「相手はムスカ、セコンドはメタギアの大佐か・・。僕にはどうしようもないよ。ごめん。」
海堂「へっ!もともとセコンドは戦闘に介入できねぇんだ。そんな事は期待しちゃいねーよ!
   じゃ、行ってくらぁ!しっかり見てな、男の生き様って奴を!」

バタンっ!

 海堂は勢いよく控え室のドアを開けると、そのまま試合会場へ歩いていった。


蛇さん勝つかなぁ・・・

7蛇界人:2009/02/05(木) 19:26:04
しいな「さぁ!それでは続いての対戦者、まずはノイズ所属、ムスカ!」

民衆「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(歓声)」

ニコ厨A「大佐キター(・∀・)ー!!」
ニコ厨B「キタ!大佐キタ!これで勝つる!!」

ムスカ「ハッハッハッハ!見ろ!これがカリスマの力だ!」

ジーニアス「(ちっ!うっせぇニコ厨どもだ・・)対しまして、エターナル所属、スネークオルフェノク!」

木場「がんばれ海堂!」
影月「負けたら承知しねぇぞ!」

海堂「へっ!わぁってるよ!」

しいな「あれ?スネークオルフェノク選手がいませんが・・・てかあのチンピラ誰?」
ジーニアス「しいな・・・少しは予習しときなよ・・・。
      あの人は海堂直也、スネークオルフェノクはあの人がオルフェノク化した姿なんだ。
      一応ライダーにも変身できるんだ(えーっと確か蛇界人から貰ったカンペは・・って多!この量1回で言い切れってか!?)」
しいな「?」



ムスカ「ハッハッハ!怪人ごときが私と対等に戦うつもりか?」
海堂「ヘッ!調子乗ってると、その怪人にやられることになるぜ!言っとくが俺は空気が読めなくてなぁ!!」


ジーニアス「それでは予選8回戦、ムスカVSスネークオルフェノク(海堂直也)!」
しいな「3! 2! 1!」
ジーニアス&しいな「「START!!!!」」

8ネロンガ:2009/02/05(木) 20:58:57

 仮面ライダーG・・・。もちっとマシなデザインにしてほしかったです。
 
海堂「はああああああ・・・」
 海堂が息を吸い、メタモルフォーゼを始める。待ってあげてるムスカ、偉い。
 そして、体が灰色に染まり、鱗に包まれる。
 スネークオルフェノクの完成である。表示は以下「蛇灰」とする。
蛇灰「いくぜ、騒音野郎!」
 蛇灰が右腕を伸ばし、ムスカの心臓を狙う。すい、とそれを避けるムスカ。
 にやり、と蛇灰が笑う。まあなんて人間くさいお方なのか。
蛇灰「馬鹿にしてんのか」
 ぼそりとつぶやき、蛇灰は左手を伸ばす。そして・・・。

 ぷしゅううううう!

しいな「な・・・」
ジーニアス「毒液!?」

 本編にいつか登場させたら使わせようと思っていた、毒液を噴出させた(蛇界人さんごめんなさい)。
 ばっと、それがムスカにかかる。
ムスカ「ぐああー! 目がー! 目がー!」←言うと思ったわい
 もだえ苦しむムスカ。急いで、蛇灰がそれに飛びかかる。
 が、体制を立て直し、銃を抜く。
蛇灰「はっ! そんな物が効くかよ!」
 ブラックマンバのような素早さで(この比喩で分かった奴日本に何人いることやら)右腕をムチのようにふるった。
 が、次の瞬間。

 ダバアン!

蛇灰「があっ!」
 蛇灰の130kgの巨体が、ぶっ飛ばされた。
ムスカ「私の銃の腕をなめるな・・」
 
ジーニアス「じゃ・・・ジャンボガンです!」
しいな「えええ! あのドラえもん第六巻に出てきたアレ!?」

9ネロンガ:2009/02/05(木) 21:35:33
 何回もバウンドして、蛇灰が尻餅をつく。
ムスカ「次変な事したら、頭ぶち抜くよ? いいのかい?」
 蛇灰が、フッと笑い、胸元からある物をとりだした。
 ムスカはジャンボガンをつきつけたまま、それを見つめた。
 取り出された物は、「ベルト」と「ケータイ」であった。

ジーニアス「・・・・もはやオルフェノクじゃないよ・・・」
しいな「ま、いいんじゃない?」

 たん!
 蛇そのものの素早さで、蛇灰が後ろ向きにはねる。
 ムスカが驚いた。
 そして、素早くベルトを付け、蛇灰はケータイのボタンを押した。

 5・・・・5・・・・5・・・・ENTER.

ベルト「STANDING,BY」
蛇灰「変身」
 ぴかあ。
ムスカ「ぐ!」

木場「あーあ、僕があの大佐さん倒そうと思ったのに」
クレインオルフェノク「海堂ずるーい」

ベルト「COMPLETE」

 光の中に、一体の「仮面ライダー」がいた。

 仮面ライダー555・・・蛇灰は、アーマーに包まれた姿で、そこにいた。

しいな「ええええええ!!!!!」
ジーニアス「変身したよ・・・オイ・・・」

555「一気にカタ付けてやるよ!」
 蛇灰がムスカに向かって走る。100m走に出たら、選手全員ふっとばされそうな速度で。
 ムスカも、胸のペンダントに手を当てる。
ムスカ「貴様ごときにはコレで十分だ! 行けロボット兵(仮)!」
 しゅん。
 例のラピュタ兵が数体出現する。
555「なんのこれしき!」←キャラ変わってるぞ
 蛇灰がケータイを取り出し、少しひねって銃にする。
 バギュンバギュンバギュン!
 無数の光弾が、ラピュタ兵を蜂の巣にしていく。

 チュウイン!

555「な!」
 その時、左ふくらはぎが打ち抜かれた。いくら下がオルフェだったとしても、コレはきつい。
555「しゃらくせえ!」
 どこからか蛇灰はデジカメをとりだし手に装着、それで兵士をぶん殴った。
 
 どごん!

 兵士が燃えないゴミと化す。

ムスカ「兵士でも駄目か・・・・なら!」
 ムスカは、特殊な呪文を唱え始めた・・・これって、まさか!
 
555「・・・なんだありゃ?」
 空を眺めた555の、無茶苦茶でかい目が、何かをとらえた。

555「・・・・まままままままままさか、あれって・・・」

 それは、天空にそびえる城であった。

555「いかーん! あんなもんとやりあえるかー!! とっととムスカ自体を倒す!!」
 蛇灰は最後の一体となった兵士を撲殺し、臑から棒を抜き去った。
 それを、ムスカにむける。

ムスカ「どっちが死ぬのが早いかねえ・・・」
555「もちろんそれは・・・」
ムスカ&555「「貴様だ!!!!」」

ムスカ「出でよ、神の雷!!!」
555「クリムゾンスマッシュ!!!!」
 555の脚と、ムスカのペンダントが光る。

2人「「くたばれええええええ!!!!」」

 ぴっ・・・・・・・・どおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!!

 核の直撃にも近い攻撃が、交差する。

ジーニアス「な・・・なんにも見えない」
しいな「一体何が・・・」

 最初に聞こえたのは、何かが爆発する音。
 そして、倒れる音。

蛇灰「・・・・テメエの・・・勝ちだ・・・」

 どさ。
 蛇灰が倒れた。灰にならない所を見ると、ただ気絶しただけのようだが。
 ムスカは、クリムゾンスマッシュの決まる数瞬の前、ジャンボガンを蛇灰に投げつけたのだ。
 雷と蹴りで、銃は当然暴発。
 それを至近距離で食らった555は、ひとたまりもなかった。

ムスカ「オマエも・・・よくやったよ・・」
 ばたり。ムスカも、倒れ伏した。
 その手は、真っ赤に塗れていた。

しいな「・・・勝者・・・判定勝ちとして、ムスカ!」
ジーニアス「決まり手は・・ジャンボガンでいいか」

ニコ厨「わあああああああ!!!!」

影月「よくがんばったな」
ジェイド「なかなかの物でしたよ」
 それぞれが、仲間を引きずって去っていった。

しいな「さてお次は・・・キリク・ルングwith2人の壺・・・うーん、なんかびみょー・・」
ジーニアス「えーっと・・・えええ! プレセア・コンパティールう!?」
しいな「えええええ!!!」

10蛇界人:2009/02/05(木) 22:11:27
 ジャンボガン!?なつっ!
ちなみに、Gはある意味ディケイドを超えたと思います。ディケイドよりはましでしょw


 吹き飛ばされた蛇灰は、そのまま動こうとしない。え!?勝負あり?

ムスカ「はっ!こうも呆気ないとは・・・絶望した!!←ちょw
    これでトドメだ。」

 ムスカはそう言うと、左手に巻きつけてある飛行石を空に掲げた。
するとどうだろう。会場上空に巨大な空中城が現れた。

ムスカ「出でよ!ロボット(仮)軍団よ!こいつを血祭りに上げろ!」

 すかさず空中城の下から、100体はいるであろうロボットの大群が投下され、蛇灰に向かって落下していった。


ドスゥゥゥゥゥゥン!!!


 100体のロボットが一気に蛇灰に圧し掛かった。あとには猛烈な砂埃が立ちこめ、どうなっているのか見えない。

ムスカ「これで・・・終わりだな」

 ムスカがジャンボガンを閉まったその時だった。
ロボットのいる辺りからなにか、砂が零れ落ちるような音が聞こえてきたのだ。
ムスカが振り返ると、そこにはただ灰の山があるだけだった。


蛇灰「甘いな」


 その時、一瞬ムスカの顔が歪み、10メートルほど吹き飛ばされた。そのムスカの目にはハッキリと蛇灰が映っていたのである。

11蛇界人:2009/02/05(木) 22:17:16
すんません、10はなかったことに・・・・



蛇さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!(本気泣)

12蛇界人:2009/02/05(木) 22:55:40

選手控え室(プレセア)・・・ ちなみに、ソウル系はメインキャラ以外の奴は見た目以外全然知らないんで飛ばす

キリク「えええええええ!?」

 うっせぇ!蛇さんが1回戦で落ちたのに冷静でいられるか!もっと引き伸ばそうと思ったのに!腹いせに作者権力発動!


『キリクのHPが半分になりました』


キリク「嘘だろ!?どんなとばっちりだよ!?謝れ!鈴村さんに謝れ!リュウタロスとかシン・アスカにも謝れ!!」

 じゃかしい!とっととプレセア嬢に噛まれろ!


プレセア「あ、あの〜。終わりました?」

 ああ。もう何も言わねぇよ。好きなようにやれ。この際反則使ってもかまわん。

プレセア「わかりました。でも質問してもよろしいですか?」

 何だ?

プレセア「どうして海堂は555に変身できたんですか?カイザとは違って555の変身者は限られているはずですが」

 ああ、海堂さんは劇中でも巧からベルト貰ってオルフェノク倒してたから変じゃねぇよ。
余談だが、海堂さんはオルフェノク化するときにも2回ぐらいだが「変身!」と言っているそうだ。

プレセア「分かりました。しかし、驚きましたよ。私としては大金星で海堂が勝つと思ってましたから」

 俺もそう思って、蛇さんがギリギリまでやられるけど、脱皮とかして攻撃を掻い潜り、ラピュタ出現と同時に飛行石を略奪。
そのまま「バルス」つって、目がーとか言ってるムスカの心臓に剣ブッ刺してジ・エンドとかいう感じの文章書いていたんだが、

プレセア「うわー、リアル原稿文まで。これは普通の人見たら、間違いなく引きますね」

 そうか?まぁもうすぐ試合だ。思う存分やってこい。

プレセア「はい。それでは行って来ます。」

PS

 一日経ったら恐らくこのテンションは治ると思いますので今後も安心して小説を書いてください。
お見苦しい所をお見せして、本当にスミマセンでした。><

13ネロンガ:2009/02/06(金) 18:24:05
しいな「それでは、次行きましょう! 管理局戦闘班所属、キリク・ルングwith二つの壺!!」

キッド「先ほどのマカの戦いを見りゃわかる通り、相手の挑発にのったらおしまいだぞ」
リズ「自分を失うなよー。影薄いし」
パティ「存在感なーい!!」
キリク「声はスズケンなのに・・・」

ジーニアス「ああああ、コレマジで言うの?」
しいな「変わりに言ってあげようか」
ジーニアス「・・・いい。ノイズ所属、プレセア・コンパティール!!」

ネギ「へえ、なかなか可愛いですね」
一護「馬鹿いえ、あーゆータイプの女が一番恐ろしいんだよ」

プレセア「・・・では、お手合わせを」
キリク「ん? どっかでこの声、聞いた事があるよーな気が・・・」
 キリクのズボンの裾を、2人の子どもが引っ張った。
 黄色い帽子の方をサンダー、オレンジの帽子の方をファイヤーという。ポケモンか。
キリク「ああ、そうだったな。じゃあ変われ!」
 ピカー。
 子どもたちが光を放ち、手袋になってキリクの腕にはまる。

しいな「へえ、あの子手袋職人だったんだ」
ジーニアス「壺、らしいですよ」

キリク「こう言うと、負けたとき恥ずかしいけどな・・・全力で行かしてもらうぜ」
プレセア「こっちもね」

しいな「それでは参りましょう!予選第9回戦、キリク・ルングVSプレセア・コンパティール!」
ジーニアス「3! 2! 1!」
しいな&ジーニアス「「START!!!!」」

14ネロンガ:2009/02/06(金) 20:50:11
 先に仕掛けたのは、黒髪に眼鏡の少年だった。
キリク「とっとと決めるぜ! 魂の共鳴!!!」
 キリクと壺の魂が重なり、右手に炎、左手に電流が生まれいづる。
 プレセアが、斧を握りしめた。
キリク「電光石火あ!」
 だん! と地を蹴り、キリクがツインテール(マカとは違いボサボサ)少女へと突進する。
プレセア「裂空斬・・・」
 プレセアが斧を振りかざした。技名? デタラメに決まってるだろ。

 ドオン!!

 空気と炎と雷がぶつかり、爆発する。
 すかさず、プレセアがキリクにむかい走った。
キリク「させるかあ!」
 キリクの左拳が、プレセアの左頬に入る。
 彼女の軽いからだは、ポーンとぶっ飛ばされた。

ジーニアス「大丈夫かなあ・・・」

 たん。と格好良くプレセアが着地。
 キリクは両拳でプレセアを狙う。が、すいすいと避けられる。
 プレセアの振るう斧も、キリクは防御するのも面倒くさいのか簡単に避ける。

しいな「互角ね」
ジーニアス「さすがはセネル・クーリッジ・・・」←TOL主人公とちゃいまっせ。声はスズケンだけど

 そのまま1分ほどたったが、ガシンガシンという戦闘音が聞こえるだけで、派手な爆発は起きない。
 完全に実力は同じだったようだ。「プレセアwithジャークムーンの剣withアル」だったらよかったのに。
ナギ「意外とアイツできるな。さすがは俺の声の奴。一時期はハンマーや日本刀も使ってたという噂だが」
 声優ネタかい。(答え:D-Graymanのラビと銀魂の沖田)
 
 が、観客全員が固唾をのんで見守っている最中の事だった。

キリク「!!!  ああああ・・・蛇・・かい・・おのれえ・・」
 バタン。
 キリクがぶっ倒れた。

プレセア「え? 私何もやってませんよ!」
 
 おろおろするプレセアを尻目に、タンカが来て、キリクを運んでいった。

しいな「原因が分かったようです」
ジーニアス「何なんですか!」
しいな「・・・・過労だそうです・・・」
ジーニアス「・・・・ハア!?」
しいな「HPが半分しかない状態で、実力伯仲の相手と1分間戦闘すりゃ、とーぜんあーなるわな・・・」
ジーニアス「蛇界人の発言・・・あれホントの事だったのねん・・・。
      まあいいや・・。決まり手、過労による気絶! 勝者、プレセア!!!」

観衆「わああああああ!!!!」

デス「恐るべし、言霊・・・」

しいな「はい、ではプレセア帰っちゃったので次行きましょう。
    えーっと・・・銀角大王。あー、かませの予感」
ジーニアス「えー・・あーあ、こりゃ駄目だな。ニードル=ヤマアラシロイドだってさ」
しいな「バイバイ、銀ちゃん」

銀角「オイイイイイイイイ!!!!」

15ネロンガ:2009/02/06(金) 20:52:54
 おまけ。

坂上智代=プレセア=メドゥーサ(SOUL EATER)=桑島法子(声優さんの名前)

 中の人シリーズでしたー。

16蛇界人:2009/02/06(金) 21:59:44
 キリクざまぁw

カラス「お前、絶対に全国の鈴村ファンから袋叩きにあうぞ・・恐ろしい・・・」

 ん?俺、鈴村さんは好きだよ。好きなアニメ(ガンダム)とか特撮(電王)とか見たら、必ずいるし

カラス「それなら訂正しとけ。このままじゃお前の命が危ない」

 私目は、鈴村健一さんが大好きです。これを見た鈴村ファンは、絶対に僕の命を狙わないでください。


選手控え室(銀角大王)・・・

銀角「くそぅ・・・せっかく復活したかと思ったら、また噛ませ犬とは・・・不甲斐無い!」
金角「まぁ、そう言うな。どうせ弱いんだから」

コンコン(ノック音)

銀角「誰だ?」

ガチャ(ドアが開いた音)

カラス「うぃーっす、乳酸菌摂ってる?」
銀角「むっ!貴様は我等を殺した男(カスペン)の仲間!何のようだ!」
蛇界「おいおい、今俺を殺してもどうにもならない。
   普段はこんな事はしないんだが、まぁサービスだな。これあげるよ」
銀角「これは・・・・ベルト?」
カラス「G3って知ってるだろ?アギトとかに出てきた奴。そいつに変身できるベルトだ。
    正直、ニードルはマガジンZで確認したところ、死亡シーンがないんだよ。
    つまり、死に方が書かれない限り、あいつはほぼ不死身ってことだ。まっ、ハンデって奴だな」
銀角「何か分からんが、ありがとよ!大事に使わせてもらうぜ!」
カラス「おう、じゃあな」




カラス「ふぅ・・これでOKだな」
緋色「でもなんで貴重な変身器具あげちゃったんですか?」
カラス「・・・・・失敗作だから・・」
緋色「えっ?でも、G3はちゃんと劇中でも活躍してたじゃないですか!?」
カラス「違うんだ。あれはその・・・『マイルド』なんだよ・・・」
緋色「マイルド?」
カラス「お前も特撮ファンの端くれなら覚えとけよ。
    G3マイルドってのは、アギトの特別番組『新たなる変身』で登場したG3の量産型テストスーツだ
    俺が一回装着してみたんだが・・・・・弱くてな、ビートルロイドのパンチ1発で作動不能になった」
緋色「弱!」
カラス「言っておくが俺が弱いんじゃないぞ!あのスーツが脆過ぎたんだ!まぁ、そのまま貰ったはいいんだが、捨てる機会がなくてな」
緋色「それであげたんですか?それならヤフオクに出品したほうが儲けが出るんじゃないんですか?」
カラス「あ・・・くそぉ!!損したぁぁぁ!!」


選手控え室(ニードル)

ニードル「へっへっへ、相手はただの脇役風情か・・・俺の勝ちは確定だな
     とりあえず、あいつ等は完全に鬼神の卵だな。針刺せば終わりか・・・」」

17ネロンガ:2009/02/07(土) 15:21:58
しいな「えーでは、次行きましょう。ノイズ所属、銀角大王!!」

牛魔王「がんばれよー!」
高田総統「一応ハンデあるんだしなー」
銀「わかってますよ!」

ジーニアス「えー、同じくノイズ所属、ニードル=ヤマアラシロイド!!!」

プワゾン「死んでくれー!」
カマキロイド「やられてくれー!」
クモロイド「がんばるなー!」
ジェイド「まあできる限りのことはしなさい」
ニードル「はいよ、ジェイド様」

ネロンガ「あいつどうやって殺そうかなあ」
ネギ「こんな所で言わないでください」

しいな「それでは参りましょう! 予選第10回戦! 銀角大王VSニードル!」
ジーニアス「3! 2! 1!」
二人「「START!!!」」

18ネロンガ:2009/02/07(土) 15:35:05

銀角「いくぜ!変し」

 プス。

 試合は、とてもあっけなく終わった。
 ベルトを銀角がつけ終わる前に、ニードルが針をぶっさしたのだ。
 ハンデもくそも在りはしなかったようである。
 
ニードル「降参しろ」
銀角「ヨロコンデ」

しいな「・・・・・・・。」
ジーニアス「・・・・・・・。」

 ニードルは司会席に向かい、叫んだ。
ニードル「そこのお姉さん、コイツ降参したいそうですが!!!!」
 しいなは頭を抱えながらうめいた。
しいな「・・・・勝者、ニードル=ヤマアラシロイド・・・」
ジーニアス「決まり手、降参・・・」

観衆「・・・・・・・・・わー。」

 わずか13秒で試合は終わった。ハンデの意味一体・・・。
カラス「やっぱり売っておけばよかつた・・・」

しいな「次行こう、次! えーっと・・・ガリーノかあ・・。召喚獣チートすぎるでしょ・・」
ジーニアス「僕は・・・っと、おお! カーネル・サンダースだって!」

19蛇界人:2009/02/07(土) 21:44:34
 選手控え室(ガリーノ)・・・

ガリーノ「フフフ、ただでさえ、ラスボスでチートのこの私が召喚獣まで出せるとは・・・
     リアルにネロンガさんに感謝しなくてはいけないな」
ファンゴ「ビーム兵器を使用しての追尾攻撃・・・そして相手の時間を止める能力・・・さらに召喚獣・・・おまえ・・最強」

コンコン(ノック音)

ガリーノ「ム?誰だい?」

バババババババババババババババババババババババババババババ!!!(銃声)そしてドガッ!(ドラを蹴り破る音)

屍「とうとう見つけたぜ、あぁガリーノ!!今度こそ刻んでやる!!」
カラス「ちょ・・ちょっと師匠!落ち着いてください!!」
RB「そうだぞジュージ!今ここで争ってもどちらにも得はないだろ!?」

 あ〜やかましいぃ!!お前らそんなに戦いたかったら本編行って来い!!


選手控え室(カーネル)・・・

カーネル「ん?何か隣の控え室がうるさいな」
朝倉「さぁ?気のせいじゃない?」
カーネル「そうか・・・まぁいい。この私があんな『赤い彗星もどき』に負けるわけがない」
朝倉「・・あの教祖との激しすぎる戦いから何年かしら・・・まさかこんなところで再戦する機会が巡って来るなんて・・・」
カーネル「外伝だろうが本編だろうが関係ない。ドナルド以外の奴など知ったことか。
     純国産フライドチキンの味って奴を思い知らせてやる」

20ネロンガ:2009/02/08(日) 15:11:41
しいな「では参りましょう! エターナル所属、ガリーノ!!」

ファンゴラム「がんばれ・・・」
影月「エターナルの意地を見せてやれ!!」
ガリーノ「わかってますよ・・・・ふふふ・・・」

ジーニアス「対するは、ノイズ所属、カーネル・サンダース!!」

香川「あんな裏切り者共に負けたら、承知しないからな!!」
ダグバ「とりあえず頑張れ」

 白スーツの老人と、青スーツの男がそこにいた。
ガリーノ「言っておきますがねえ・・・私と出会ったその日から、貴方の死ぬのは確定してるんですよ」
カーネル「ワシはそうは思わんね。さっさと鶏のように屠ってやるよ」

しいな「では参りましょう! 予選第11回戦、ガリーノVSカーネル・サンダース!」
ジーニアス「3! 2! 1!」
2人「「START!!!!」」

21ネロンガ:2009/02/08(日) 15:38:42
 先にカーネルが仕掛けた。
カーネル「行くぞ!」
 手にした2mはあるチキン(つーか、そんな鶏いるか)をかまえ、ぶんと振る。
 衝撃波が起き、ガリーノは壁に叩きつけられた。
 カーネルはそれを見て、小脇に抱えた1mサイズのフラポ(つーかそんな芋があるか)を発射した。
 ガリーノはビームガンを取り出しそれを空中で爆砕、さらに札を取り出した。

ジーニアス「ここからの解説は、しいながした方がいいですね」
しいな「同じ召還術師だしね」

 ガリーノは、札を地に置き、叫んだ。
ガリーノ「出てこい! ブラックキングジアザー!!」
 札から逆五ぼう星が現れ、その中から・・・。

BKジアザー「ぎゃあごおおおおおおおう!!!!!」

 身長130mの巨獣が姿を現した。

しいな「でました! ブラックキングジアザー!!!」
ジーニアス「ちなみに、秘密道具と同じく、一度出した召還獣は二度と出せません」

カーネル「あ・・・アホかああ!!!」
ガリーノ「アホですよ! それの何が悪い!! やれ!」
BKジアザー「あんぎゅわああああああ!!!」

 ドゴーン!!!

 ブラックキングジアザーのくそぶっとい足が、カーネルをあっさり踏みつぶした。
 
朝倉「・・・あんまりね・・」

しいな「勝者、ガリーノ!」
ジーニアス「決まり手は・・・圧殺?」

観衆「わあああああ!!!」

 ガリーノは、ブラックキングジアザーの掌に乗り、とても嬉しそうな顔で帰っていった。

しいな「次参りましょう。えー、おお。高田総統! いいカードです。でも戦法が分からん」
ジーニアス「そうですね。えーっと、サレ。またテイルズキャラです。
      あーでも、たしかリバースは蛇界人さん知らないんですよね・・」

22蛇界人:2009/02/08(日) 22:18:58

選手控え室(高田総統)・・・

高田「プハ〜(葉巻吸ってる)、オイ!アン・ジョー!私の相手は確か・・・
   ヅダとか言うポンコツMSに呆気なくやられた、脇役じゃないか?」
アン「Hey!そうデ〜ス!そんな奴と総統が闘おうなんて・・・全く!実況解説の2人は何してたんですか!?」
高田「フン!まぁいい。どんな奴も、私のビターンを喰らえばたちまちモンスター軍入りになる。
   それに私には戦う化身が2人もいるからなぁ!ハァッハッハッハッハ・・ハァァァ↑」



選手控え室(ハレ)・・・

ハレ「はぁ・・・相手は全知全能の総統か・・・噛ませ犬確定だなこりゃ」

23蛇界人:2009/02/08(日) 22:34:31
しいな「それでは参りましょう!ノイズ所属、高田総統!」

観客「ワァァァァァァァ!!ソートー!ソートー!ソートー!ソートー!」

アン「総統!あんな脇役瞬殺しちゃってくだサ〜イ!!」
モンスターソルジャー達「イーー!!」
高田「当たり前だ!私が負けるわけがないだろ!」


ジーニアス「対するも、同じくノイズ所属、サレ!」

バルバ「・・とりあえず噛まれて来い」
ジェリド「まぁ・・相手が悪すぎましたね」
ニードル「ヒャッハッハ、さっさとやられちまいなよ」

サレ「・・・ひどい(TT)」

しいな「それでは参りましょう!第12回戦、高田総統VSサレ!」
ジーニアス「3! 2! 1!」
ジーニアス&しいな「「スタート!!!」」

24蛇界人:2009/02/08(日) 23:29:25
 闘いが始まった。それなのに、高田総統は何故か左手に持っている葉巻を吸いながら声を張り上げた。

高田「我こそは高田モンスター軍総統!そして・・・ハッスルの偉大なる支配者!高田だ!!」
観衆「ワアアアアアアア!!ソートー!ソートー!ソートー!ソートー!」
高田「・・・いいよ。いいよ。ありがとぅ!!」


しいな「あの・・・あの人はなにやってんだい?」
ジーニアス「高田総統が出てきたらそのままトークに行くのが常識だよ、しいな」


高田「オイ!そんなことより・・・そこの・・・紫頭。
   お前・・・レディアントマイソロジーの続編にも出てこないらしいじゃないか?
   んん!?正直言ってな、私はリバースのキャラクターはな、ユージーンしか使わないんだよ!!」

・・・プチ。

 サレの中で何か種が割れました。

サレ「・・・あんだとゴルァ!!『クレアァァァァァァァァ!!』しか分からんくせに、何をほざいている!!」
 どう見ても怒っているサレは、そのまま詠唱に入る。足元から魔方陣が現れ、光を帯びてゆく。

サレ「喰らえ!『エアスラスト』!!」
 サレの手から放たれた衝撃波が高田を襲う。以下に人間といえども衝撃波をもろに食らえば無事では済まされない。
・・・はずだった。

ジュキュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!

 レーザーの様な発射音と共に、光線が衝撃波を巻き込んでサレに向かって飛んできたのだ。

サレ「ウワァァァァァ!!」
 光線に弾き飛ばされたサレは、そのまま競技場の端の壁まで加速して行き、壁にめり込んだ。

しいな「え?何?何が起こったんだい!?」
ジーニアス「え〜っと・・あ!高田総統を見てください!」
 観客の目が一斉に高田総統に向けられる。
よく見ると、高田総統の左右に2人の人物がいた。

 1人はザブラの様に、黒と白のコントラストの衣装を着ている。2人目はサムライのように、甲冑に身を包み、日本刀を携えている。
2人には共通点があった。それは、高田総統と同じく、高田信彦に顔が似ていると言うことだ。

高田「おっと・・・紹介が遅れたな・・・。
   こいつらが私の戦う化身、エスペランサー!そして・・高田将軍だ!!」

25ネロンガ:2009/02/09(月) 18:56:58
サレ「ああああああまずいい・・・。あのバルバトスの後釜に入るような奴が参人もいるだなんてえ・・・」
将軍「総統、行きますよ!」
エスペラ「うおー!」
 どどどどどどど、と2人のレスラーが向かっていった。
 サレは端正な顔をゆがめ、手を振り上げる。
サレ「くそお・・・本編で使うはずだったコレの威力に賭けよう!」
 サレは、なんつーか・・札を数枚重ねてハリセンと扇子を足して2で割ったような物体を取り出した。
 そーだアレ、あの成金が札束で顔あおぐ奴! アレみたいな感じ!!
サレ「風遁、鎌鼬!!!」

26ネロンガ:2009/02/09(月) 21:36:48
 ぶん、と音がして、ものすごい威力の風が3人の高田を吹き飛ばす。

しいな「あれって・・NARUTOの風の国のテマリが使ってた技だ!」
ジーニアス「あんなもん使わせる気だったのか、ネロンガは!」

サレ「まだまだア!」
 サレは激しく印を組み、噛みついて付けた指の血を地面に垂らし、叫んだ。
サレ「口寄せの術!!」
 ぼん! と煙が上がり、隊長2mはある大きな鼬を召還した。
 鼬は咆吼しつつ、高田将軍に向かい突進。立ち上がった将軍と格闘戦を開始した。
 
エスペラ「はああっ!!」
 エスペランカーが、サレに向かい、瓦礫を投げつけた。適当にかわしつつ、サレは懐からどでかい手裏剣を取り出した。
 折りたたまれているソレを開き、叫ぶ。
サレ「いっけえ!! 影手裏剣!!」
 卍を模したその手裏剣が、エスペランカーへと飛ぶ。
 なんとかエスペランカーは身をよじり、ソレを避けた。
 だが。
 
 ぼぼん!

 手裏剣が爆発、中から牛そっくりのマッチョな男が現れた。

しいな「今度は、うちはサスケ(NARUTO参照)か。あいつ、本編ですぐに死んで良かったのか・・・。
    結構強いねえ・・・」
ジーニアス「つーか、あの牛って・・」

牛男「俺の名はトーマ! 磁のフォルスを持つ男だ!!」
エスペラ「おい! いいのかよ! 2人がかりだなんて!!」
サレ「馬鹿ですね。本来なら僕は『サレwithトーマ』で出るはずだったんですよ!
   蛇界人さんにあっさり殺されたからこうなっただけの事だ!」
 そんな事言っている間にも、もう一方の手裏剣が戻ってきた。
 ・・・オマエは何を言ってるのかって? ジーニアス、解説よろしく。

ジーニアス「影手裏剣は、大型の手裏剣を二枚重ねて投げる術です。
      この際、上には普通の手裏剣、下には手裏剣に化けた味方を配置。万が一手裏剣が2枚外れたとしても、
      下にいる味方が格闘して、敵を倒すんです。第弐部ではサスケは、手裏剣にワイヤーを仕込み、刃を飛ばしてました」
 おわかりですか?

サレ「残るは総統、貴方だけだ! 行きますよお・・・・」
 サレが右手に左掌をバシバシ当てる。
 その右手に、魔力が集まり、渦を作る。

しいな「最後まで・・・」
ジーニアス「ナルトパロディー・・・」

サレ「螺旋があああああん!!!!!」
 高田総統に向かい、ミサイルのような速度で駆けるサレ。
 その右手の渦に当たれば、高田総統でもただでは済むまい。
将軍「総統!」
エスペラ「逃げろ!!」
 間に合わなかった。

 ドガアアアアアアアアアン!!!!

 サレの螺旋丸が、高田総統にぶつかり、はじける!
 が。
サレ「・・・・で・・でく人形!!」
 そう、変わり身だった。いつ作ったんだよ。
 高田人形の破片の中から、ナチスドイツのような格好のオッサンが出てきて、高らかに叫んだ。
総統「ビタアアアアーーーーーーーン!!!!」
 今までのは、ぜーんぶ時間稼ぎだったんですね、総統。

総統「サレ君。トーマ君。あとそこの鼬君。降参したまえ」
サレ「はい!」
トーマ「うす!」
鼬「きい!」

 高田総統は、しいな達の方を見て言った。
総統「これでいいのかね?」

しいな「うーん、まあ一滴も血を流してませんし、良いとしましょう」
ジーニアス「決まり手、降参により、勝者高田総統!!」

観衆「わああああああ! 総統! 総統! 総統!!」

 その日、高田モンスター軍に、青年と牛と鼬が加わったそうである。

しいな「えーっと、次は・・・張角。エターナルね」
ジーニアス「うわ、炎神バンキだって。なんか地味だなあ・・・」

27蛇界人:2009/02/10(火) 00:34:23
 ウイッス・・・ゴホゴホ

カラス「どした?風邪か?」

 そんなんじゃねーよ。ただのA型だ・・ゴホゴホ

カラス「そっか・・・ってインフルエンザかい!さっさと寝てろ!!」

 バーロー!!看病に専念してる間にストーリーが大幅に変わってしまったらどうするんだ!出来る限り書くぞ!


選手控え室(炎神バンキ)・・・なお、張角は書きようがないので省く


炎神バンキ(以降炎バ)「・・・いるのは分かっとる。出て来なはれ」

ガチャ(ドアが開く音)

ヨゴシュタイン「我輩の気配を察するとは・・・やはりお主もガイアークの1人らしいナリな」
炎バ「あんたは誰や?」
ヨゴ「お主の相棒であったキタネイダス、ケガレシアの仲間、害地大臣ヨゴシュタインなり」
炎バ「害地・・・て事は、うちの上司かいな。あんたは先輩としてどう思っとる?シンケンジャーの事や」
ヨゴ「見た目はまあまあって感じナリな。ロボはカッコいいから良しとするナリ。VS系で復活フラグも立ったしナリな。
   それより、ディケイド2月8日放送分の、ホッパー兄弟の後ろに出てきたビジョン(デルタ&タイガ)が気になるナリ」
炎バ「しかし、どんな番組にも終わりは来るものや。ロム兄はんが『人それを・・・最終回と言う!』とか言ってたしな。
   そう言えば、BS12で再放送していたリュウケンドーも2月10日で最終回やな。
   まっ、相手は人間や。さっさと片付けて酒でも飲むで」
ヨゴ「頑張るナリ。もし勝ったら、最高級のワインで一杯やろうナリ」

28ネロンガ:2009/02/10(火) 18:07:05
しいな「えー、では参りましょう! エターナル所属、張角!」

影月「頑張れ」
ファンゴラム「目に物・・・見せてやれ・・」
張角「わかってますよ!」

ジーニアス「対するは、ノイズ所属、エンジンバンキ(正式にはコレ)!」

ダウジングバンキ「がんばりなさい」
ギガゾンビ「あんな裏切り者、轢殺してやれ!」
炎バ「了解っトラ!」

 むふー、と煙を吹き出し、デコレーショントラックに手足を付けたような怪人が現れた。
 しかし・・・うるせーし、くせーし、けむてーし、ホントイライラさせるぜ。

張角「ゴホゴホ! なんじゃ、この煙は!」
炎バ「ワシのトレードマークや!」

しいな「あー、エンジン音うるさいなあ・・・。
    まーいいや、予選第13回戦、張角vsエンジンバンキ!」
ジーニアス「3! 2! 1!」
2人「「START!!」」

29ネロンガ:2009/02/10(火) 18:52:56

 ばたん。

 開始するやいなや、張角が倒れた。
炎バ「ええ!」
 ごほんごほんと涙ぐみながら、張角がつぶやく。
張角「あんまりじゃ・・・こんな老人に、こんな毒ガスを与えるだなんて・・」
 ごほんごほん、と咳ごむ張角。
 炎バは、「えー、なんかまずいことしたなあ」と「よっしゃラッキー!」という顔を同時にしながら、張角へ向かう。
 
しいな「えらくあっけないですね・・」
ジーニアス「早すぎますよ」

炎バ「とう!」
 炎バは走り出した。このまま技を繰り出すつもりだ。
炎バ「突撃一番星ミサ〜イル!!」
 ボボボン、と全身からミサイルが飛び出す。まるでイデオンだ。
 ホガーンと音を立て、大爆発が起こった。

しいな「あらら、あっけないこと」
ジーニアス「勝者、エンジンバ・・」

 ガツーン!!

 その時、変な音が鳴った。
 そして、声がした。
「馬鹿な!!」
「馬鹿め!!」
 
 ボゴーン!!

 再度爆発がおこる。

 そして、煙の中から、プスプスと煙を上げぶっ壊れたエンジンバンキと、ススまみれの老人が現れた。
 老人が言葉を紡ぐ。
張角「あの程度でワシが死ぬか。やられたフリしただけじゃよ」

30ネロンガ:2009/02/10(火) 20:47:53

 最初の煙でやられたのは、もちろん彼の演技だった。
 そして「こりゃもう駄目だな」と思わせ、タメのある爆発系の大技を使わせる。
 煙に紛れ、相手の隙をついて攻撃するのだ。
 張角はエンジンバンキのマフラー(排気管)に杖を差し込み、火の玉を発射。
 内部でボカーンという事になり、ジエンド。というわけである。

張角「蒼天、既になし!黄天今ここにあり!」

 張角は、杖を振り上げた。
観衆「わあああああああ!」

しいな「えー、訂正訂正」
ジーニアス「決まり手、火炎球により、勝者張角!」

 スプレーバンキが、煙を上げているエンジンバンキを抱えて、スタコラサッサと歩いていった。
 悠々とVサインなどしつつ、張角は帰って行く。

しいな「次は・・・朽木ルキア。なかなかの強敵ね」
ジーニアス「おお!ついに最後のテイルズキャラ! ジェイド・カーティスです!!」
しいな「前言撤回」

31蛇界人:2009/02/11(水) 12:21:29

選手控え室(朽木ルキア)・・・ジェリド?主にアニス使いなのと、体力面の問題でカットォ!!(スンマセン)

蛇界人「あのさルキア、質問してもいいか?」
ルキア「何だ?もうすぐ試合だ。用があるなら早くしろ」
蛇界人「・・・・今のお前、まともな技使えるの?本編の技創作と思ったんだが」
ルキア「・・・・・・・アニメとか漫画は見てないのか?」
蛇界人「アランカル出るまで見てたけど、それ以降はジェンジェン。初期だけ見ると お前=雑魚 的な見方しか出来なかったし
    主に少年誌系はアンマリ・・・・トラブルしか見てないな。ビッグコミックとかコンプが少年誌に入るなら見てることになるが」
ルキア「・・他に見てる雑誌は・・・週プロだったな。お前ホントに10代か?どう見てもオッサンだぞ?」
蛇界人「うるせぇ!確かに企業の方から先生と間違われたことあったけど、完全なる17歳だ!失礼しやがって!!」

32ネロンガ:2009/02/11(水) 13:59:48
ルキア「私の技は、破面編で使っている技を引用したものだ。月白の他にあと2つあるぞ」
一護「頑張れよ」
ルキア「言われなくても分かっている」
 その時、こんこんとノックの音がして、やや小太りな男が入ってくる。
 顔には、三本の角の付いた怪獣の面を着けている。
ルキア「なんだ作者か」
ネロンガ「ああそうだ。コレを書いているネロンガだ。
     実は、ブリーチのキャラに関しては制限が付いていてな、ソレを話しに来たんだ」
一護「んあ? あー、たしかに死に神は見えないし物理無効だしな」
ネロンガ「死神には、『カラダ』を着用するルールがあるんだ。カラダは、お前ら1分の1スケールの木製の人形だ」
ルキア「なるほど、承知した」
ネロンガ「あ、あとこのカラダがぶっ壊れたらオマエの負けな。注意しろよ」
 そういって、私は去っていった。

 選手控え室(ジェイド・カーティス。「リ」じゃなくて「イ」です。あんま無茶しないでくださいね)

 セコンドとして、あんまり可愛くないぬいぐるみを背負った少女がいた。このロリコンめ。
ジェイド「相手は死に神ですか。なかなかの相手ですね」
少女「気を付けてくださいね」
ジェイド「心配しなくてもいいんですよ、アニス。私は負けるわけにはいきません。
     世界三大魔術師として、死に神にはね。人間の限界、見せてやりますよ」

33ネロンガ:2009/02/11(水) 14:10:40
しいな「それでは参りましょう! 管理局諜報班所属、朽木ルキア!!」

乱菊「いってらっしゃーい」
リズ「負けないでくださいよー」
ルキア「わかっておるわ」

ジーニアス「続いてはー、ノイズ所属、ジェイド・カーティス!!」

グリムジョー「ひぃやっはっはあ、まあ応援はしといてやるぜい。何しろ相手は俺たち虚の敵、死神だ。ぶっ倒してやれ!」
ジェイド「ああ!? アホな事言ってるとまた鼻が垂れますよ!?」
ダグバ「仲間割れするな!」

しいな「さて、カラダの授与が行われるようです」
 ポン、と音がして、煙とともに木製の人形が現れた。その黒髪と、閉じられた瞼がやけにリアルだ。
ルキア「まるで死体だな」
 ぶつくさ言いながら、ルキアがそのカラダに入る。
 その黒衣に包まれ、白い斬魄刀を握った姿は、とうてい死体には見えなかった。

 ジェイドは眼鏡を少しだけ上げ、ルキアをにらむ。
ジェイド「では、参りましょうか」
ルキア「手加減はいらなさそうだな」

しいな「それでは参りましょう! 予選第14回戦、朽木ルキアVSジェイド・カーティス!」
ゼロス「3! 2! 1!」
2人「「START!!!!」」

34ネロンガ:2009/02/11(水) 15:20:16
 ルキアが、真っ白い斬魄刀を抜き、声を上げる。
ルキア「行くぞ」
ジェイド「こちらこそ・・・」

 バヂバヂバヂ!
 ジェイドの手袋から、槍が合成される。

 たん。
 死に神と軍人は、同時に地面を蹴った。

 ばぎい!!
 氷と稲妻が、はぜる。
 刀と槍が数合打ち合わされる。
 驚いた事に、ジェイドはルキアを圧倒していた。

ルキア「いかん、このままでは・・・」
 ルキアは呪文を紡ぎ出す。
 そして、目の前の軍人に向け、左手を伸ばし叫んだ。
ルキア「縛道の一、塞!」
 ぎゅうぃゆん。
 なんか変な音がして、地面から現れた影がジェイドを縛り付ける。
 今だ。
ルキア「舞え、袖白雪!!」
ジェイド「くっ!」
ルキア「参の舞、月舟!!」
 
 ぎゃいん!
 ルキアの愛刀、袖白雪(そでのしらゆき)は、刀身から出した光で空間を凍てつかせた。

しいな「やったか?」
ジーニアス「そんなはずは・・・」

 しゅん!
ルキア「!」
 青緑色のコートを揺らし、ジェイドが現れた。
 ムリヤリに影を引きちぎって脱走したらしい。すげえ。

ジェイド「雷よ!!」
 ぴどがあああん!
 ジェイドの手から生まれた雷が、ルキアを襲う。
 何とか避けるルキア。
 ちっと舌打ちをし、別の技を始めた。

ルキア「初の舞、月白!!」

 地面から現れた円が、ジェイドの周りを囲い、凍る。
 この技は、円の上なら、大気圏外に逃げない限りは凍り付かせる荒技だ。いくらなんでもこれなら、さしものジェイドも
ひとたまりもないな。
ルキア「ふん、所詮人間か」
 ルキアがぼそりとつぶやいた。

「ええ、所詮人間ですよ」

しいな「ええ!!」
ジーニアス「まだ生きてたの!!」

 なんと、まだジェイドは生きていた。
 よく見ると、ちょうどジェイドのいる位置に人が一人入り込めるくらいの穴が開いていた。
 瞬時に開けたのか? こいつもう何者!?

ルキア「何・・・・だと・・・!!」←言うと思ったわい
ジェイド「・・・天光満つる所に我有り、黄泉の門開く所に汝有り」
 ジェイドが詠唱を始めた。
 ルキアは焦りながら、術を放とうとする。
 だが、遅すぎた。

ジェイド「出でよ、神のいかづち!! インティグネーション!!!!!」

しいな&ジーニアス「「キタアアアア!!!」」

 どおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!

 氷の柱が砕け散った。
 観客席になだれ込む氷柱。
 バリアにはじき返され、崩れていった。

ルキア「私の負けだよ」
 数分後、ルキアはそう言った。
 彼女のカラダは、爆風と氷塊に粉々になっており、もう使いようがなかった。

ジェイド「有り難うございます」
 ジェイドは、そう返した。

しいな「えー、決まり手インティグネーションにより、勝者ジェイド!」
ジーニアス「おめでとうございます!」

観衆「わあああああ!!!」

しいな「さて、氷塊がゴロゴロしていては戦いにくいので、2時間の休憩を取ります」
ジーニアス「一応、カードは決めときましょうか」
しいな「そうだね。えーっと、デス・ザ・キッドwithトンプソン姉妹!」
ジーニアス「こっちは、ストローバンキ。うーん、瞬殺されそうだ」

35ネロンガ:2009/02/14(土) 13:43:00
 選手控え室(デス・ザ・キッド)

 黒髪に三本の横線の入った少年が、瞑想をしていた。
 周りで、戦いの前だとゆーのにネイルアートしてる長髪の目つきの悪い金髪女と、下手くそな鼻歌を奏でている金髪の少女がいた。
 ふう、と一息つき、少年は長髪に向かい言葉を発する。
デス「そろそろ二時間たった頃だ。行くぞ、リズ、パティ」
リズ「お・・・もうそんな時間なのか?」
パティ「こーいんやのごとし!」
デス「ああそうさ。死に神が一人既にやられているんだ。負けるわけにはいかん。
   父上の名にかけてな」
 金田一少年みたいなことを言いながら、三人は部屋から出た。


 選手控え室(ストローバンキ)

 及川な・・・いかんいかん。害水大臣ケガレシアがセコンドについたもようだ。
ケガレシア「相手はどうも、左右対称とか言うものが好きだそうじゃ」
ストローバンキ「左右対称ですか」
ケガレシア「まあ、そちは基本的に左右対称じゃし、気に入られるとよいのお」
ストバン「べつにいいですよ」
 骸骨のような姿のストローバンキは、嫌そうに腰を上げた。

36蛇界人:2009/02/20(金) 23:40:34
審判「それでは予選第15回戦、デス・ザ・キッドwithトンプソン姉妹VSストローバンキ!始めぃ!!」

 バァァァァァァァァァァァァン!!!(銅鑼)


しいな「・・・・・・え〜っと、おいスタッフ、蛇界人連れて来い」
蛇界人「その必要はないZE!なんかぁ「始め!の合図」で1レス使うのはもったいないと思ってぇ、試験的に導入したわけでぇ」
ジーニアス「しいな、とりあえずこいつ殺すのは後にしてまずは試合に集中しようよ」


ストロー「さて、まずは・・・」
 試合が始まった途端、ストローバンキは自分の腰に巻いてあるペットボトルの1つを取り出した。そして・・・

ゴキュゴキュゴキュゴキュゴキュゴキュ

・。
・・。
・・・え〜、ドリンク飲んでます。なにやってんすかね?馬鹿すかね?

リズ「何あいつ、なめてんの?」
パティ「ねぇねぇ、飲んでる隙に撃っちゃえば?」
キッド「尺の問題上、そんな事はしたくなかったが・・・まっ、外伝だから別にいいか、お前ら来い!」
 キッドが声を張り上げると、2人の女性が光と共に消え、少年の両手に拳銃が握られていた。
そのまま、キッドは拳銃を、ドリンク(と言いながら絵の具溶いた水)飲んでるストローだらけの骸骨に向け、発砲した。

 パパパと乾いた音と共に、多数の銃弾がストローバンキに襲い掛かる。
しかし、銃弾の雨がその体に辿り着く一瞬前に、ストバはドリンクを飲みきっていた。

ストバ「ブクっと復かーーーーーーーーーーーーーーーーーーっつ!!!」
 ミルミルうちに、ストバの筋肉がステロイドを遥かに凌ぐ勢いで盛り上がり、全ての銃弾を跳ね返した。

キッド「何だと!?」
 驚きの表情を浮かべたキッドだったが、その直後、跳ね返された弾丸が全方向に向かってきたのだ。
持ち前の反射神経で避けたキッドだったが、問題はその後ろにいた観客である。

観客達「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!(もちろん悲鳴)」
 音速を超える銃弾の雨を避けまくる観衆・・・・って強!

キッド「くそっ!怪人と思って油断したぜ。こうなったら、一気に仕留める!リズ!パティ!行くぞ!」
 そう言うと、キッドはしゃがみこみ、両腕を突き上げ、声を張り上げた。
キッド&リズ&パティ「『『魂の・・・共鳴!!!!』』」

 ガチャガチャガチャガチャ・・・ガッシィィィィン!!!

 キッドの両腕から、メッチャ巨大な銃が生え出していた。そして、ウォンゥオンと言いながらエネルギーを貯めている。

ストバ「させないっプク!『バリアクア』!!」
 ストバは、飲み尽くした赤いペットボトルを投げ捨てると、今度は青いペットボトルを取り出し、手榴弾のようにブン投げた。

キッド「リズ!あと何パーセントだ!?」
リズ『今20%!もう少しまって!』
キッド「待てるか!このまま撃つ。デスキャノン、発射!」
 しかし、キッドの両腕から光が出てくる直前、キッドの周りに青いバリアのようなものが張り巡らされていた。
キッドの打った光は、バリアに当たると、そのままキッドに跳ね返ってきた。

 ドガァァァン!!

 会場一体を爆風が包み込んだ。その爆風が収まった時、
青いバリアの中で黒焦げになっていたキッド&トンプソン姉妹の姿があった。

しいな「・・・終わったね」
ジーニアス「そうだね。勝者!ストローバ・・・
ストバ「まだまだだっプク!!」
 ストバはまだ物足りないのか、今度は腰から赤色のドリンク剤を取り出した。

ストバ「最後はこの『ガイアクア』で・・・トドメだっプクぅ!!!」
 そう叫んだストバは、大リーグボール顔負けのスピードでドリンク剤をブン投げた。
そのドリンク剤は、真っ先にキッドたちの下へ突っ込んでいく。


カラス「何!ガイアクアだと!?」
マカ「え?あれって筋肉ムキムキになるドリンクじゃないの?」
カラス「ちげぇよ!あれは、浴びたり飲んだ奴の悪の心を増幅させるドリンクなんだ。
    かなり真面目だった蓮(ゴーオンブルー)だって、少し浴びただけで強盗や詐欺に走ったってのに、
    あんな量を一度に浴びたら、本編でキッドがノイズ側に寝返る可能性が・・・」
マカ「じゃあ、あのストロー骸骨の目的は・・・高田総統と同じ降参目的!?」


 管理局側の人間たちが気づいた瞬間、既にガイアクアの入ったペットボトルはキッドたちの頭上へ落下していた。


 バシャァァァァァン!!!

37ネロンガ:2009/02/21(土) 18:11:05
ストバ「どうだブク!!」
 ガイアクアが、キッド達の上に降りかかった。

ストバ「さあ、降参しろブク!!」
 完全に調子に乗ったマッチョなストローバンキが、指をさした。
 返答は、結構あっさり返ってきた。

キッド「そんな物効くかあ!!!」

 そして、真っ赤な銃弾がドガガガガガと降り注いできた。
ストバ「ええ!!」
 驚きながら、全力で逃げるストバ。

しいな「アイツも馬鹿だねえ。なんで左右対称大好きなデス・ザ・キッドが髪を染めないか知らないのか?」
ジニ「死に神の身体は、あらゆる毒素をはじき返す。だからカラーリングしても、すぐ色は抜けちゃう。
   よーするに、薬による降参は不可能って事だよ。アイツ死んだな」

デス「良くも真っ黒焦げにしてくれたな! 右袖のボタンが取れてしまったじゃないか!!」
リズ『もっと別の事気にしろ!』

 全力で逃げ回るストバをひとまずおいといて、デスはいったん左袖のボタンを取って、それからまた撃ち始めた。
 律儀にもほどがあるわい。
ストバ「・・・律儀・・・・? そうか!」
 ん? 何か思いついたのか?

ストバ「やい死神、銃は俺には効かんぞ!」
デス「まあそうだな。だが、貴様の攻撃ごときで、俺は傷つかん。
   最終的には、プレセアVSキリクのように、どちらがよりタフかで決まる。
   ならば・・・・」
 言い終わるやいなや、デスは両足で同時に地面を蹴った。
 瞬間、キン肉マンのようなボディのストバにむかい、デスの蹴りが飛んだ。

 だん!

 素手での戦闘で、黒星に勝ったような奴である。格闘でジワジワ体力を削いでいく作戦のようだ。
 ずざざざざ、と数mストバが大地を滑る。
 そして、ニヤリと笑い、腰から何かを抜く!
ストバ「これを見るブク!」

 ソレが取り出された瞬間、デスが青ざめた。
 そして。

デス「Oh! My! Goooooooooooood!!!!!!!!!!!」

 ぷしゅううううううう!!!

 絶叫と共に、全身の至る所からデスは噴水のように血を吹き出し・・・卒倒した。
リズ『おいキッド、何が起こったんだよ!』
パティ『なんかまぶしいよ』
リズ『まぶしい? ンな事言っても・・・ってああ!』

 ストローバンキが手にしていたのは、手鏡だった。

しいな「・・・アホだ」
ジニ「爆発の時、キッド選手の前髪が数本焦げて、もうシンメトリーでもなんでもなくなったんで、
   ショック受けて・・・アホな倒され方だなあ・・・」

 誰の目にも勝敗はついたので、リズとパティがデスをえっちらおっちら運んでいった。
 はやく輸血してやれよ。

しいな「決まり手、自滅により、勝者ストローバンキ!」
ジニ「まさかのキッドが敗退とは・・・。先が読めませんね」
しいな「えーっと、次はっと・・・。ええええ!!香川英行だってえ!?」
ジニ「こっちは・・・。土管君か。もう何もしなくても勝敗はついたようなものですね」

38蛇界人:2009/06/28(日) 23:58:53
ジーニアス「ではそろそろ選手決めを再開しましょうか」
しいな「そうだね。じゃ選定開始!」

ドゥルルルルルルルルルルルル・・・デン!

しいな「はい出た!影山瞬!そして相手は・・・星咲緋色!」
ジーニアス「次の試合はこの2人で行われまーす」
緋色「え?僕ですか?えっと・・・頑張ります!」
矢車「影山、遂に敵同士か…頂上で待ってるぞ」
影山「分かってるよ兄貴。あんなガキに負けるわけにはいかないな…」

しいな「え〜と何?(カンペ見てる)…はい、ちょっと中継が入ってるみたいですね。中継どうぞー」

夏みかん「え〜とスミマセン。光夏海と言います…」
しいな『はい存じてますよ。それで、なんでカラオケボックスから中継入れているんですか?』
夏みかん「それは士君が勝手に…」
士「どうせ会場の掃除か何かで時間がかかるだろ?暇な読者の連中に俺の美声を披露してやようと思ってな」
夏みかん「美声って…;」
ジーニアス『(文体じゃあ読者にとっては美声もヘッタクレもないと思うんだけどね…)
      ってちょっと、カラスさん!何であなたまでそんな所にいるんですか!?』
リオ『そうよカラス!後輩の試合がもうすぐだってのに、何そんな所で油売ってるの!』
しいな『ちょっとリオ!あたしのマイク取るんじゃないよ!』
カラス「だってさ、ここ(N-1)じゃ俺暇じゃん。カード組まれていないしさ。
    仮面ライダーとしては、士も俺の後輩だろ?だから後輩のアシストとして合いの手でも入れようと思って」
士「俺の邪魔をしなけりゃそれでいいさ。おい、この番号入れろ」
カラス「ヘイヘイ…」

Ride the windのイントロが流れる。未聴の方はこれ参照→ttp://www.youtube.com/watch?v=ho6nmoGd2IM&feature=related
士『♪光歪むその度に、新しい空〜、僕を目覚めさすように手招きをする〜(※マイク)』
ジーニアス『ホントに歌い始めちゃったよ…(※中継)』

士『♪それぞれの世界が〜』カラス「まさに辛味噌ワールド!!」
士『♪僕に求めて来る〜』カラス「派手にペシャンコダーイ!!」
士『♪通り過ぎずに戦うこと〜Ride The Wind、駆け抜けろ〜』カラス「タカイタカーイ!!」
士『♪このクロニクル〜、手に入れてゆく〜強さのCard、Your eyes will旅の中』カラス「タカイタカーイ!!」
士『♪き…』カラス『♪きぃっと見える〜、目指すべきゴールの場所がー』士・カラス『♪Just keep on walking』
士『コレ、俺の歌だからな。俺が歌うから、お前は大人しく座ってろ!!(※マイク)』
カラス『んだとコラやるかぁ?(※ひったくったマイク)』
士『上等だよ!変身!』
カラス『来るなら本気で来い!こっちはカード組まれなくてイライラしてんだ!変身!』

ボカスカボカスカ(効果音)

???「ディケイド!このカラオケボックスもお前によって破か

ブチッ!

しいな「え・・・えっと、どうやら回線が切れたようですね・・・」
ジーニアス「でも今さっき変なオッサンの声が聞こえたような…」
しいな「気のせい気のせい!それでは次の試合へ参りましょう!
    影山さんと緋色さんは一回控え室へ戻っておくれ。時間になったらコールするから」
緋色「はーい」
影山「面倒くせぇ、さっさと殺らせてくれりゃあ良いのによ…」

39ネロンガ:2009/06/29(月) 18:15:46
ネロンガ「ううむ。井上さん歌うまいな。オンドゥルとかにはまねできま・・」

しいな「風刃縛札!!!」
ジーニアス「インティグネイション・ジャッジメント!!!」

 ドガンドガンドガアアアン!!!

ネロ「てめえら! いったい俺が何をしたって・・・」
しいな「何をした、だあ?」
ジニ「よくぞまあ4か月もほっといてそんなセリフがいえたなあ、あぁ?」
ネロ「う・・・すまん! ネタが思いつかなかったんだ!」
しいな「ほっといた間、いったい何人増えたと思ってるんだ!」
ネロ「えーっと、ダブルライダー、ホッパー兄弟、花太郎、ルビーアイ、カカシ、せっちゃん、このか、ディケイド一家、ディエンド、五代、
   アーウェンクルス・・・さほど増えてないんじゃね?」
ジニ「それもそうだけど・・・あれだよあれ! 本編>>247を見てみろ!」
ネロ「え? 私何かいたっけ・・・」

(読んでます)

ネロ「うわああああああっ!!! なんてことしてくれたんだ影月!! エターナルがバケモンになっちゃってるじゃねーか!!」
しいな「自分の犯した罪がわかったか・・・」
ネロ「ええ・・・」
ジニ「じゃーあとはよろしく」
ネロ「わかった・・・。暇になったら書くね・・・」

40蛇界人:2009/06/30(火) 23:04:08
 シンケンレッドもファイナルフォームライドすることが判明。
もし烈火大斬刀に変形したら…2chで書いた俺の妄想が全て実現することになる…頼んだぞ悪魔!

ジーニアス「それじゃ行きますか。エターナル所属、影山瞬!」

影月「さっさと行け!エターナルの株を上げてくるのだ!」
矢車「ヒソヒソ(影山、とんずらする準備だ。こんなクズの集団と馴れ合うつもりはない)」
影山「ヒソヒソ(分かっているよ兄貴。その前に、まずはこのガキを始末してからだ)」

しいな「次、管理局員 兼PDF捜査官、星咲緋色!」

♪ブライガァ〜!(某お呼びとあれば即参上する銀河旋風のイントロ)

リオ「何このイントロ…」
カラス「おぉブライガーか、懐かシス」
リオ「あれ?いつの間にカラオケボックスから戻ってきた」
カラス「今さっき。カラオケボックスの弁償代の請求が高くてよ。
    白霊神社に請求させるように手続きしてたら時間かかった。」
リオ「そう何度も白霊神社に回すの止めようよ。あんたムッチャ金あるじゃん」
カラス「だって面倒くさいじゃんか」

緋色『乙女の純情踏みにじる、悪行三昧許さない。か弱き乙女を護る戦士、星咲緋色…参上!』
 何故か小さなドリル片手に地面を突き破って出てくる緋色。

カラス「おぉ速くも2ポイント。さすが俺の後輩だ」
リオ「何メモとってる」
カラス「どれぐらいパクっているのか確認するテストみたいなもんだ。
    とりあえず、今後俺に付いていけるかどうか確かめる」

影山「やかましんだよガキが…変身」
緋色「君…哀しそうな目をしているね。僕が笑顔にさせて上げるよ」
パンチホッパー「偉そうな事言いやがって…何様のつもりだぁ?」
 緋色はニヤリと笑いながら右腕の包帯をほどく。
右手の甲に付いた蝶の様な紋章がうっすらと見えた。

緋色「僕は太陽の子!炎のPDF捜査官、星咲緋色!変…身ッ!」
 緋色が右手甲を天に掲げると体中を光が包み、どっかから飛んできたアーマーが体を包み込む。
要するにセーラームーンとか魔法少女系とかが変身する感じのモーショ・・・コラ影山!のぞくんじゃない!!

パンチホッパー「別にのぞいてねーよ!」

 気づくと緋色が立っていた場所には、猫を連想させる耳を生やし、
マフラーを付けた蒼いヒーローが立っていた。画像は・・・無かったのでオトクラのOP見てくれ。
 何故か名前がないので、区別として彼、いや彼女を「ねこにゃん」と呼ぼうではないか。
ジーニアス「それってオトクラの絵師の名前…」

カラス「てつをktkr!5ポイント追加!」
リオ「まだやってんのかよ!」

しいな「それでは影山瞬VS星咲緋色!試合開始!」

41ネロンガ:2009/07/01(水) 18:17:09
 緋色ちゃんて僕っ子だったんだ・・・。意外。
 つーか、このオトメクライシスってレズゲーなんですか?
 ウィキペディア引いてみたらザビーがキック→ガタック→パンチの順に使用されていることが判明。
 人気があるのかないのか。んで、最終的にカラスがいただいちゃったのね。


パンチ「一瞬で終わらせてやるよ」
 パンチ・・・あーめんどくせ。瞬が右腕をバックルにあて、ボタンを・・・

 押す前に緋色が飛び込んできた。
しいな「早っ!」
ジニ「いや、この速度でもたぶんあいつは・・・」

緋色「緋色流星拳!」
 ものの数秒で考えたような技名を叫びながら、緋色が瞬に殴りかかった。
 が、瞬はそれをひょいひょいとかわし続ける。
パンチ「おせえな。まあ音速の数倍ってところか?」
 とんでもないセリフを吐く瞬だったが、この状態は本人にとって不利だった。
 なぜなら、いくら一発一発が遅くても、それをゴムゴムのマシンガン(byワンピース)のように打ちこまれ続けてはクロックアップ起動ボタンが
押せないからだ。
 ならば、と、パンチホッパーはよけるのをやめた。
 その隙を逃さず、緋色が渾身の拳を突き出す。

 ドンッ!

 鈍い音がして、体重100kgはあるパンチホッパーの体が吹き飛ばされた。
 だが、攻撃を食らう瞬間体を引いたので、物理的ダメージはゼロだった。

 瞬は軽く着地し、にやりと笑ってバックルのボタンを・・・押せなかった。
 パンチホッパーは右膝をつき、腹を抱えた。
矢車「影山!」
木場「な…何があったんだ!」

瞬「嬢ちゃん・・・『柔拳』たあなかなかやってくれるじゃないか・・・」
緋色「あ、わかっちゃいました?」

しいな「なあジーニアス、柔拳ってなんだい?」
ジニ「柔拳っつーのは、まあ北斗神拳みたいなものさ。人の拳をいくら鍛えようが、所詮は人体組織、ダメージを与え過ぎると壊れちゃう。
   だがら、殴った瞬間魔力だのチャクラだのを流し込めば、たとえ女性や子供でも相手に甚大な被害を与えられるわけ」
黒星『そう、それはすなわちオレのようなBIGな奴らの拳法なのさぁ! はあっはっはっはーっ!!』
しいな「こらあ! マイク返せ!」

 ゆっくりと瞬は立ち上がり、そして拳をかまえる。
 腹の痛みが戻るまで、攻撃をかわし続けられるだろうか。瞬は自問自答した。

 その頃解説の部屋では、カラスが黒星をぶちのめし、椿がTOSの二人にひたすら謝っていた。

 ・・・・ところでたまには本編も書いてください(泣)。

42蛇界人:2009/07/02(木) 22:20:52
しいな「さて、今回はゲスト解説としてお二人の事をよくご存じのカラスさんに来ていただきました。カラスさん、よろしくお願いします」
カラス「こちらこそお願いします」
ジーニアス「まずは緋色選手の柔拳についてなんですが、これはどう評価しますか?」
カラス「あれはやるのが速すぎましたね。実際あれを撃つには結構魔力使うんですよ。
    あいつは格闘が出来るだけでそれ以外は普通の高校生ですからね。よって魔力なんか無きに等しい。
    本当は最後の手段で使うのが定番なんですよ。実際にほら、よく見ると分かりますが若干動きが鈍くなってます」
しいな「スローで確認しました。確かにコンマ2秒ぐらいペースが下がっています。しかしこれらな支障はないんじゃないんですか?」

カラス「甘いな。緋色も影山も、格闘の連打で相手を倒すタイプだ。同種類を相手にするならスピードが物を言う。
    コンマ2秒ぐらいの差なら、音速を超えるクロックアップを持つ影山が圧倒的に有利だ。
    恐らく速く勝負を付けようと思ったんだろうが裏目に出たな」

ねこにゃん「ならこれでトドメだよ!変…身ッ!」
 急に連打を止めて二段変身の構えを取るねこにゃん。
カラス「あら?あいつ二段変身なんて持ってたっけか?」

キックホッパー「ありがとよ!お陰でこれを使えるだぜ!」

クロックアップ

しいな「出たぁ!伝家の宝刀『クロックアップ』!」
 バックルを叩いたキックホッパーが、ねこにゃんにアッパーを喰らわし、宙に浮く。
ねこにゃんは抵抗が出来ない。いや、速すぎて動けないのだ。それぐらい今のキックホッパーは速い。
そこから浮いたままのねこにゃんにパンチの連打を喰らわせる。

キックホッパー「ライダーパンチ!」
 みぞおちにパンチを食らい、爆発するねこにゃん。

ジーニアス「終わったね…」
しいな「ああ、勝者影や・・・」

バスっ

 何故かキックホッパーの体が蒼い何かに吹き飛ばされる。
そこに立っていたのは・・・

ねこにゃん「知ってた?僕のピンチは、勝利の合図なんだよ?」
 キックホッパーは我が目を疑った。なぜならそこには倒れていたはずのねこにゃんがなんと2体も立っていたからだ。

43蛇界人:2009/07/03(金) 23:20:09
ねこにゃん「驚いたかい?これが僕の100の必殺技の一つ『三段変身』さ!」

『三段分身』。要するに3人に分身することらしいが、ハッキリ言っておこう。
ピカリンよ。それなら『分身』と言うのでは?

キックホッパー「それが何だってんだ。俺がクロックアップすりゃ結果は同・・・・」
 いつものようにバックルを叩こうとするキックホッパー。
だが、いくら手を動かそうと思っても、肩が、肘が、そして腕が動かない。

ねこにゃん「ごめんね〜。さっき殴ったときに肩の関節外させてもらったよ。
      じゃ、これで…いっくぞぉ!」
 一瞬だった。一人のねこにゃんが空中に飛び上がり、もう一人の方がパンチホッパーに走っていく。

ねこにゃんA「震えるぞ胸ー!!」
 パンチホッパーに走っていったねこにゃんが、回し蹴りでパンチホッパーを空高く舞上げる。

ねこにゃんB「燃え尽きるほど熱いー!!」
 空中に飛んだねこにゃんが、飛んできたキックホッパーを地面にたたきつける。

ねこにゃんA「刻むぞ流星の……」
ねこにゃんB「ビィィィィィットッ!!」

 地面に叩き付けられたパンチホッパーに向かって、走ってきたAと降りてきたBが一斉に流星拳を喰らわせる。
次に2人のねこにゃんは空高く舞い上がり、互いにくっつきあい、一人の体に戻る。

ねこにゃん「この右足は、悪を切り裂く正義の鉄脚!“ブースト流星キィィィィィックッ”!!」
 ライダーキックのポーズを取ると、猛スピードでキックホッパーのボディに、右足を食い込ませた。

影山「・・・・・・」
 気づくとそこには、キバに似たマークの上で横たわる影山が周囲の視線に入っていた。

ジニ「これは決まりだね」
しいな「勝者、星咲緋色。誰か担架用意してやんな」

カラス「さすが俺の後輩だ!合格!」
リオ「いつまでやってたんだおのれはぁ!」


矢車「影山、しっかりしろ!」
緋色「大丈夫、急所は外したから…」
矢車「お前、案外いい奴だn・・」
緋色「嘘だけどね♪」
影山「グハァッ!(大量の血を吐く)」
矢車「影山ーーー!!テメェ覚えてろよ!」

ジニ「さて、両選手が帰ったところで、次の選手決めいきますか」

44ネロンガ:2009/07/04(土) 15:38:04
 緋色ちゃんまさかの勝利かよ! 後、分身の術ってのは幻影を生み出すだけだから、この場合は「影分身」ですね。
 つーか、なんでセルZのゲームそんなに知ってるんですか? まさか買ったんですか?
 まあそれはおいといて、TOSのお二人さん、どうぞ。

しいな「えーっと、お。ようやく主人公グループの登場か! リオwith中務兼定です」
ジニ「んっと、こっちは・・・プワゾンか。微妙だなあ」

椿「頑張ってくださいね」
黒星「負けたらたとえ先輩でもぶっとばすぞ!」
カラス「5歳も年上の女にその口の聞き方はねーだろ。まあ俺もだけど」

 選手控室。着替えは終わってるか。くそ。
リオ「何期待してたのよ・・・」
兼定「でも、やっとまともなキャラ同志の戦闘だからね。負けるわけにはいかないよね」
リオ「まーね。死武専で勝ち残ったのはあのバカ★だけだし。残るはスカートめくりとか過労とかショック死とか・・・」
兼定「言わないでおいとこうよ、そこは」
リオ「んじゃ、行きますか」
兼定「うん! 勝ってカラス君に見直してもらおうね!」
リオ(いや、あの鈍感野郎はその程度じゃ見直さないと思うわ・・・)

 選手控室。
 金髪の容姿端麗な青年が、ひたすら瞑想をしていた。
 タカロイドが、青年(プワゾン=ドクガロイド)の肩を叩いた。
タカロイド「ま、気楽にいけよ、プワゾン」
プワゾン「・・・ありがとう、ベガさん。クソニードルだって勝ち上がったんだ。僕がこの手で、あいつをもう一度地獄に叩きこんでやる」
 プワゾンは傍に立てかけてあった槍を握りしめ、ドアを開けた。

45蛇界人:2009/12/06(日) 01:23:51
しいな「それでは試合開始!」

プワゾン「悪いけど僕はここで負けられないんだ。死んでくれ」
 試合開始を言われた瞬間、プワゾンは槍を投げつける。

リオ「あたしも死武専のメンツにかけて負けるわけには…いかないのっ!」
 リオは兼定を一気に引き抜き、槍をたたき落としながら変身作業に入る。

しいな「なんでプワゾンは攻撃しないんだい?」
ジーニアス「…男の子には色んな事情があるんだよ…」

カシャカシャカシャ!

しいな「うわ!会場からカメラ持った変な連中が!」
ジーニアス「俗に言うパパラッチだよしいな」

カラス「緋色。撮ったか?」
緋色「はい。これでブログにうpする画像には困りませんね」
はやて「そんときはzip頼むな」
緋色「専用の奴あげますよ。パスワードは…」
カラス「本家リオの絵師だな?覚えておこう」

しいな「…あいつらは本当にあいかわらずだねぇ…」
ジーニアス「この後リオに言うべきか言わざるべきか迷うよしいな」

プワゾン「こうなったら…うをおおおおおおおおおお!」
 プワゾンは両手を広げると、蛾とも蝶とも似つかない異形の姿へ変身を遂げ、空高く舞い上がった。

マカ「ちょっ!イキナリ怪人体かよ!」
カラス「やばい!あいつ拡散針しか対空手段ないんだよ!誰か!誰かスカイライダー連れてこい!アドバイスを請うんだ!」
キッド「ムリだろ!あいつ今敵だぞ!」


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