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N-1 グランプリ 〜魔法先生ネリま!? 外伝〜
42
:
蛇界人
:2009/07/02(木) 22:20:52
しいな「さて、今回はゲスト解説としてお二人の事をよくご存じのカラスさんに来ていただきました。カラスさん、よろしくお願いします」
カラス「こちらこそお願いします」
ジーニアス「まずは緋色選手の柔拳についてなんですが、これはどう評価しますか?」
カラス「あれはやるのが速すぎましたね。実際あれを撃つには結構魔力使うんですよ。
あいつは格闘が出来るだけでそれ以外は普通の高校生ですからね。よって魔力なんか無きに等しい。
本当は最後の手段で使うのが定番なんですよ。実際にほら、よく見ると分かりますが若干動きが鈍くなってます」
しいな「スローで確認しました。確かにコンマ2秒ぐらいペースが下がっています。しかしこれらな支障はないんじゃないんですか?」
カラス「甘いな。緋色も影山も、格闘の連打で相手を倒すタイプだ。同種類を相手にするならスピードが物を言う。
コンマ2秒ぐらいの差なら、音速を超えるクロックアップを持つ影山が圧倒的に有利だ。
恐らく速く勝負を付けようと思ったんだろうが裏目に出たな」
ねこにゃん「ならこれでトドメだよ!変…身ッ!」
急に連打を止めて二段変身の構えを取るねこにゃん。
カラス「あら?あいつ二段変身なんて持ってたっけか?」
キックホッパー「ありがとよ!お陰でこれを使えるだぜ!」
クロックアップ
しいな「出たぁ!伝家の宝刀『クロックアップ』!」
バックルを叩いたキックホッパーが、ねこにゃんにアッパーを喰らわし、宙に浮く。
ねこにゃんは抵抗が出来ない。いや、速すぎて動けないのだ。それぐらい今のキックホッパーは速い。
そこから浮いたままのねこにゃんにパンチの連打を喰らわせる。
キックホッパー「ライダーパンチ!」
みぞおちにパンチを食らい、爆発するねこにゃん。
ジーニアス「終わったね…」
しいな「ああ、勝者影や・・・」
バスっ
何故かキックホッパーの体が蒼い何かに吹き飛ばされる。
そこに立っていたのは・・・
ねこにゃん「知ってた?僕のピンチは、勝利の合図なんだよ?」
キックホッパーは我が目を疑った。なぜならそこには倒れていたはずのねこにゃんがなんと2体も立っていたからだ。
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