したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

どーも《何でも屋》です

211虎視眈々:2012/06/10(日) 13:46:48 HOST:softbank220024115211.bbtec.net
――「真!あんた歌上手いじゃん!!」
 PM6:11。真は普段の格好に戻り学校から帰る途中学祭に来ていた鐘葉に肩を掴まれ言われた。
「はっきり言う。死にたい」
 真は絶望に満ち溢れていた。ギャラは十分もらったがさすがに7時間以上女装してしかもライブまでしたら男の恥としか思えない。
「っあ。そういえば、今日学祭に来てた人達誰?」
 鐘葉、もとい正谷家の者たちは真が何でも屋に入ったことを知らない。
「ん、バイトの人たち」
「あんたバイト始めたの!!!?」
 鐘葉は真の顔を見ながら叫ぶように言い返した。
「うん(・・*)3日ぐらい前から」
 真はそこらへんの大切なことは教えない主義だ。というより教えるのを忘れるのだ。
「なんでそんな大切なこと教えないのよ」
 鐘葉はまた叫びながら真に聞いた。
「別にいいじゃねぇか。教えたってなんか得があるわけじゃないんだからよ」
 真ははため息のような息を吐きながら言った。

212虎視眈々:2012/06/10(日) 15:13:45 HOST:softbank220024115211.bbtec.net
「何でもいいけど、ヤバイバイトじゃないでしょうね」
 鐘葉は不安そうな顔をしながら聞く。
「ヤバイ…」
 真は頭の中で基山の不気味な笑いを思い浮かべる。
「…かも」
「はぁ!!あんたお父さんの後ついで前科ありでこれから生きるつもり!!」
 鐘葉は血相をかいた様な顔をした。
「そっちのヤバイじゃなくて、俺がヤバイ」
 あそこは下手したら吐きそうなぐらいの気持ち悪さの仕事場だ」
「‥‥真、」
 鐘葉は静かな声で真に言う。
「何だよ?」
 真はこんな鐘葉初めて見た。いつもはもっと怒鳴り散らすのに今日は静かだ。
「ヤバくなったらすぐにアタシに言いなさいよ。アタシがちゃんと守ってあげるから。だから一人でなんでも背負い込まないで時にはアタシにも話しなさいよ」
 鐘葉は優しく微笑みながら真に言った。
「‥‥気が向いたら」
 真は恥ずかしいと顔に書きながら小さく言った。

213虎視眈々:2012/06/10(日) 15:19:43 HOST:softbank220024115211.bbtec.net
[あとがき]
 いやー今回は早い。自分自身これでいいのかって思う(^_^メ)

 で今回のお話で女装を出したのは真の長髪を可愛く使いたかったからですかね(おい)

 そして何よりこの回話し進めんのスゲェ早い。なんかダメかなとは思うが決めゼリフ込みだったしまぁいいかなって思います。

214虎視眈々:2012/06/10(日) 15:23:00 HOST:softbank220024115211.bbtec.net
第4話
【よくある展開】

215虎視眈々:2012/06/10(日) 15:59:29 HOST:softbank220024115211.bbtec.net
「あぁ、仕事?」
 正谷 真(まさや しん)は自校の蓮城高等学園(れんじょうこうとうがくえん)の裏庭で携帯越しの人に聞き返した。
『はい、ちょっとした依頼が入ったので明日空けてくれませんか』
 電話越しの基山(きやま)が笑ったような声で言った。明日は水曜。もちろん学校がある。しかも昨日は学祭がありその前は学祭の準備をしていたので今日、明日、明後日、の3日はハードスケジュルでいくので休むなんて至難の技だ。
「ちょっと待て。俺だって一応学生だぞ。明日は学校あるし、休むなんて無理だって!」
 真はいつもの学生には見えない服のズボンに片手を入れながら基山に言い返す。
『そこを何とかしてくださいよ〜。3日程開けてくれませんか?』
 基山は真に言うが真は一向に考えを曲げない。
「無理だって。校則違反、遅刻、居眠り授業、が重なって今でも呼び出しくらってんだから、バイトで休むなんて理由で休むわけには行かねぇよ」
 真は言うがその理由は全部自己責任というものだ。
『そうですか。なら仕方ありません。せっかくいいギャラだったのに』
「よし引き受けた」
 基山の思うツボにはまった真だった。

216虎視眈々:2012/06/10(日) 16:33:27 HOST:softbank220024115211.bbtec.net
―「つまり、バイトで行くところがあるから3日くらい学校を休みたってこと?」
 8時頃に家に帰ると真はそく、母の渚(なぎさ)に昼間のことを相談した。
「う、うん。ダメか?お袋?」
 渚と真っ正面に話し合うのは久方ぶりだ。少し緊張する。
「‥‥真ってどんなバイトしてるの?」
 渚は少なくとも笑顔で真に聞いた。
「…駅前の何でも屋で、探偵部ってところでバイトしてる」
 「そうなんだ」という顔で渚は頷きながら聞いく。
「で、どこに行くの?」
 そう言われた時真はハッとした。聞いていなかったからだ。
「…多分、それなりの所」
 はっきりとしない言い方でどこか違和感がある。
「そっか、っまこの家で1番警戒心高い真が行くんだもんね。うん(@^▽^@)行っておいで!!」
 okがでた。真は嬉しくてか頬を赤くした。(何故に?)
「お、お袋、サンキュー(-^〇^-)」
 そう言うと真はリビングから出ていき階段を走って上がっていった。

217名無しさん:2012/06/10(日) 16:55:36 HOST:ntfkok244208.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
>>1
「何でも屋とか、何でも屋」って俺が前書いてたやつなんだけど(笑)

218リオネル・メッシ:2012/06/10(日) 17:18:40 HOST:i219-167-175-101.s02.a018.ap.plala.or.jp

200 おめでとう!!!!!!

219ケルディオ:2012/06/10(日) 17:21:03 HOST:ntfkok244208.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
>>1
「便利屋とか、便利屋」って私が書いてたのよ

220名無しさん:2012/06/10(日) 17:44:42 HOST:ntfkok244208.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
>>219
安心しろ
俺が殺る

221名無しさん:2012/06/10(日) 17:45:21 HOST:ntfkok244208.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
>>220
俺も殺る

222ゴッドハンド洋一:2012/06/10(日) 17:47:23 HOST:ntfkok244208.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
らめええええええええええええええええッ

223ゴッドハンド洋一:2012/06/10(日) 17:48:26 HOST:ntfkok244208.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
まさに、ダチョウ倶楽部現象

224ゴッドハンド洋一:2012/06/10(日) 17:51:01 HOST:ntfkok244208.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
グラードン倶楽部現象

225ゴッドハンド洋一:2012/06/10(日) 17:51:13 HOST:ntfkok244208.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
コバルオン現象

226ゴッドハンド洋一:2012/06/10(日) 17:54:13 HOST:ntfkok244208.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
レックウザイ

227名無しさん:2012/06/10(日) 17:56:46 HOST:ntfkok244208.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
加藤は引っ込んでろ俺がやる

228名無しさん:2012/06/10(日) 17:57:24 HOST:ntfkok244208.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
俺なら殺れる…やれる…やれる…
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ

という、あるある。

229ミルキー:2012/06/10(日) 19:10:19 HOST:KHP059141014042.ppp-bb.dion.ne.jp
どうも、はじめまして。
これから、よろしくお願いします。
ちょこちょこ、コメントとかします。
いまは、まだぜんぜん読んでないのでゆっくり読ませていただきます。

230ゴッドハンド洋一:2012/06/11(月) 03:56:53 HOST:ntfkok244208.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
>>1
俺、問題児もの大好きなの。
更生していく不良…中二心を突かれるねーーーーッ(笑)

231虎視眈々:2012/06/11(月) 18:06:31 HOST:i125-203-189-31.s41.a018.ap.plala.or.jp
なんか知らん間に人が増えてる。(嬉しいが…)
それと名無しさんとはなんか気が合いますね。あとケルディオさんとは初めてお話ししたのですが…。まぁケルディオも何でも屋っぽいの書いてたんなら気が合いますね。

メッシさん≫
200超えました!なんとか。長かった〜(嬉泣)

ミルキーさん≫
初めまして!こちらこそよろしくお願いします。

ゴンドバッド洋一さん≫
問題児モノは私も少し好きです。でも問題児は問題児でも心のどこかに優しさを持っているのが好きなんですよね。

232虎視眈々:2012/06/11(月) 18:17:40 HOST:i125-203-189-31.s41.a018.ap.plala.or.jp
―――「‥‥っあ、正谷さーん!」
 翌日の朝8時ごろ。真は呆れたような顔をしながら何でも屋の前に来た。
「‥‥‥あの、どちら様ですか?」
 基山は真に聞く。いや正確には真の後ろに口角を上げながら立っている渚(なぎさ)に聞いた。
「どうも、真の母親の正谷 渚と言います。」
 渚は丁寧に自己紹介をし、基山の前に出る。
「は、はぁ…」
 いったいどうしたのかという顔で渚と真の顔を見比べる。

233虎視眈々:2012/06/11(月) 18:59:40 HOST:i125-203-189-31.s41.a018.ap.plala.or.jp
「‥正谷さんどうゆうことっすか?僕正谷さんだけ呼んだつもりだったんですけど」
 基山は渚の前から真の前に移動しながら小さい声で聞いた。
「お袋もある意味では正谷家の奴だ!だからそこら辺は目を瞑ってくれ!」
 真は屁理屈をこねる。
「・・はぁ。まぁ良いですか」
 基山は事情を理解したわけではないが何となく理解したような顔をして真を見た。
「サンキュー。基山!!」
 真は二パーと口を開き笑った。

234リオネル・メッシ:2012/06/11(月) 19:43:34 HOST:i219-167-175-101.s02.a018.ap.plala.or.jp

お母さんも、きたし!!!

 子を思う母???

235虎視眈々:2012/06/15(金) 18:27:12 HOST:softbank220024115211.bbtec.net
メッシさん》

コレにはふっかーい理由があるんですよね(-_-;)

まぁ読んでいたらわかります…

236虎視眈々:2012/06/15(金) 19:04:35 HOST:softbank220024115211.bbtec.net
「ヘ〜。真君のお母様なんですか〜」
 真を含む何でも屋5名を乗せた車の中で夏恋がなぜか付いてきた真の母渚(なぎさ)に聞いた。
「はい。渚といいます。いつも真がお世話になって〜。何かご迷惑かけていませんか?」
 30そこそこの渚はどう見ても20代前半に見える顔をしながら皆に聞いた。
「いえいえ!!逆にお世話になってますよ!」
 最初は戸惑い気味だった基山も渚に慣れ普通に話す。
「‥‥‥」
 真は黙って車の窓に右の額をくっつける。
「どうしたんだよ、正谷?」
 真の隣に座りながら週間漫画を読んでいた橋波 斗也(はしなみ とうや)が聴く。
「何故に?どうして?意味不明だろ。思考回路が読めねぇ」
 ブツブツと嘆きの言葉を並べながら真は自分の周りの空気をどんよりとさせる。
「確かに俺はいいって言ったよ、でも普通こうなるか?何でも屋の仕事に特に取り柄もない30後半の主婦が来るか?来ないだろ!来るわけねぇだろ。あぁホンとに意味分かんねぇ。あんなイミフだから親父なんかと結婚したのか?だとしたら親父は親父で苦労してたのかなぁ。あぁ今まで履いた暴言取り消してもらおうかな…」
 長々と嘆く真はまるで明日にでも地球が滅亡するような気分だ。

237ピーチ:2012/06/17(日) 20:59:06 HOST:i125-204-92-164.s11.a046.ap.plala.or.jp
虎さん>>

久しぶりー!!

・・・何か、最近見ない間に凄い方向に話が・・・

地球滅亡はありえんだろ・・・

真君にとってはそれほどまでに重要なこととか?

238蹴球:2012/06/18(月) 19:33:11 HOST:i219-167-175-101.s02.a018.ap.plala.or.jp

ネーム変えたー

 ひさしぶりによんだ。まだ、お母さんいるし。

 神麗 芥まだかな?


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板