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どーも《何でも屋》です

215虎視眈々:2012/06/10(日) 15:59:29 HOST:softbank220024115211.bbtec.net
「あぁ、仕事?」
 正谷 真(まさや しん)は自校の蓮城高等学園(れんじょうこうとうがくえん)の裏庭で携帯越しの人に聞き返した。
『はい、ちょっとした依頼が入ったので明日空けてくれませんか』
 電話越しの基山(きやま)が笑ったような声で言った。明日は水曜。もちろん学校がある。しかも昨日は学祭がありその前は学祭の準備をしていたので今日、明日、明後日、の3日はハードスケジュルでいくので休むなんて至難の技だ。
「ちょっと待て。俺だって一応学生だぞ。明日は学校あるし、休むなんて無理だって!」
 真はいつもの学生には見えない服のズボンに片手を入れながら基山に言い返す。
『そこを何とかしてくださいよ〜。3日程開けてくれませんか?』
 基山は真に言うが真は一向に考えを曲げない。
「無理だって。校則違反、遅刻、居眠り授業、が重なって今でも呼び出しくらってんだから、バイトで休むなんて理由で休むわけには行かねぇよ」
 真は言うがその理由は全部自己責任というものだ。
『そうですか。なら仕方ありません。せっかくいいギャラだったのに』
「よし引き受けた」
 基山の思うツボにはまった真だった。


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