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死する事さえ無意味なら

20ライン:2012/03/25(日) 20:59:38 HOST:p206.net112139164.tokai.or.jp
第9話 生き残り

「とりあえず……食料の確保をしたほうがいいね」
杉本さんが言う
「そうやな」
「俺もそう思う」
「それでは、近くのコンビニにでも向かうとしよう」
杉本さんがそう言って先導する
「なあ海斗」
「なんや」
「ここの……地下の街の大きさってどこまでだと思う?」
「そうやな……おそらくこの街すっぽりやろうけど」
「それはわかってるよ、俺が言いたいのは……」
「わーっとる、その範囲やろ」
俺は黙って頷く
「かんがえててもしゃーない、そのうちわかるやろ」
「……そうだな」
「ついたぞ」
俺と海斗の会話が終了したちょうどその時、杉本さんがこちらに声をかけてきた。俺たちの目の前には学校から一番近いコンビニ
「先に言っておく、あまり期待するなよ……コンビニやスーパーなら他にいくらでもある」
「ええ……わかってます」
なぜ杉本さんがこんなことを言ったのか、それは俺たちと同じことを考えてる人間が何人いるかということだ。こんなところに連れて来られたんだ、まず初めに心配することそれは食料と水分の確保だろう。つまり、まともな人間であればまず先に食料と水分の確保をするだろうということ……率直に言えばここには何もないかもしれないということだ
「じゃあ……行くぞ」
杉本さんがコンビニの扉を開ける(ここのコンビニの扉は手動になっている)扉が開きなかに入るすると
「なんだよ……これ……」
そこには、数多くの食べ物があった
「……どおゆうことだ? 普通食べ物の確保にくるだろ……なのになぜ……」
「補充されとるんやろーな」
「私も同意見だ」
「……やっぱりそうなのか」
そう、ここの食品は常に補充されていると考えるのが妥当だろう、ここを出るのに必要なパスワードも常に8個と言っていた。つまり、使われたら新しいのが来るということだ、それならばほかの物も補充されると考えるのが普通だろう
「敵や自殺以外での死を防ぐためか……」
「そうやな」
俺が言った言葉に海斗が同意する
「まあいいだろう、とりあえず食料の確保は出来ることがわかった、とても重要なことだ」
「そうだな……じゃあ腹ごしらえしたら行くか」
ん? 待てよ…とゆうことは
「俺の持ってきたものは不必要ってことか……」
「どんまい」
海斗が慰めてくれた、ありがとう……海斗
そんな時
「きゃああああああああ!」
外から大きな悲鳴がきこえた
「杉本さん! 海斗!」
「わかっとる!」
「ああ!」
俺たち3人は声のした方向に向かって走った……


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
では、今回はこのへんで

ピーチ様
もうモメントがいただけるだけで、私は満足です!これからもよろしくお願いします

慧斗様
コメントありがとうございます!これからどんどん話が展開していくので、よかったらこれからもお願いします



ではこの小説を読んでくださっている全ての人に感謝を込めて……ありがとうございました!
これからもおねがいします!
……なんか最終回っぽいですね(笑)

21ピーチ:2012/03/26(月) 16:50:25 HOST:i118-18-136-9.s11.a046.ap.plala.or.jp
ラインさん>>

わー!!何かおもしろくなってきた!!←元々だ!!

また更新待ってるね〜・w・

22彗斗:2012/03/26(月) 17:07:26 HOST:opt-183-176-190-251.client.pikara.ne.jp
ラインさん>>
そろそろ「敵」のお出ましですか……ね?
とても面白い展開になって来ました!!
新しい話待ってます。

23ライン:2012/04/05(木) 14:51:00 HOST:p092.net182021150.tokai.or.jp
第10話   仲間と犠牲

「たしかこっちの方から……」
俺たち3人は先ほど叫び声の聞こえたほうに走っていた。少し走ると先ほど教室いいた女子2人が見えてくる
「大丈夫ですか!」
俺は彼女達に叫んだ
「ああ……たす……助けて……」
「今行く!」
そして彼女たちの元にたどり着く……そうすると俺たちの目の前には
「あ゛あ゛ぁ゛〜」
腐った体に生気の無い目……ゾンビがいた
「やはりここにはゾンビがいるみたいやな!」
海斗が俺に言う
「そうだな……信じられねえが現実だもんな」
「となるとや……弱点はどこやと思う?」
「分かりきったことを聞くなよ」
「そうやな」
そう言うと海斗はゾンビの元に走り出した。制服の内ポケットからナイフを取り出しゾンビの頭に突き刺す
「う゛あ……」
ゾンビはそう言うと倒れた
「あっけなかったな」
「そうやな」
「海斗君よくやった、見事だった。ナイフの扱いなんてどこで習ったんだ?」
「うちの父親がそう言うのに詳しいひとだったんで」
「そうか……さて、君たち大丈夫か?」
「あ……はい、大丈夫です」
「ありがとうございました」
二人の女子はそう言って頭を下げてくる
「お礼なんていいんよ」
海斗は頭をかきながらそう言った……顔が微妙に赤い……照れてやがんなあいつ
「君たちの名前は?」
杉本さんが質問をする
「私は北村 玲奈(きたむられな)です」
「自分は穂波 香織(ほなみかおり)です」
「そうか……私は杉本京子こちらの二人は……」
「自分は神代海斗っていいます」
「俺は萩原翼」
俺たちは簡単な自己紹介をした。そして彼女たちがここに来るまでになにか情報を得て無いかを確認、そして俺たちの得情報を報告した
「でもみなさん……よく冷静に動けましたね……特に神代さんとか」
北村さんが言う
「ん? ああ、敵の正体がわかってたていうのと、ゾンビ系のゲームたくさんやってから慣れとったってだけやで、まあ現実とゲームは違うけんな」
「へえ……」
「さて……これからどうする」
杉本さんが話題を切り替える……そして俺たちはこれからのことを話し合った


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今回はこのへんで
更新遅くなって申し訳ありません!あと今回は話し言葉ばっかりで、文章がすくなっかたことを反省します
さて
ピーチ様
ありがとうございます。多分これから展開がどんどん進んでくのでよかったらこれからもおねがいいたします

慧斗様
敵も1体だけですが、これからどんどん増えていく予定です!よかったらこれからもお願いします

24ピーチ:2012/04/05(木) 20:26:08 HOST:i118-18-136-9.s11.a046.ap.plala.or.jp
ラインさん>>

おぉ!初回から敵=ゾンビ!?

おもしろくなってきたぞー!!

更新待ってまーす!!

25彗斗:2012/04/06(金) 23:18:34 HOST:opt-183-176-190-251.client.pikara.ne.jp
ラインさん>>
何か……いきなりエグイですね…頭にとか…他の敵とかも期待しています!!

26ライン:2012/04/15(日) 22:18:17 HOST:p092.net182021150.tokai.or.jp
第10話 「行く末」

「やはりパス探しじゃないかと俺は思うんですけど」
これからどうするかを決めようとして、俺は無難な提案を出す
「俺もそーもいます」
海斗も同じ意見だった、他のみんなも頷いている、やはりこれが一番のようだ。
「と言っても、どこにあるのかも、どのような形状なのかも全然わからない状態では探すのは困難だな……」
「……」
杉本さんの一言でその場に沈黙が訪れる。おそらくパスワードというのは文字数字の羅列だとは思うのだが、安易に断定することは出来ない。
「あの……」
その時北村さんがおずおずと言葉を発した
「どうしたんだ?」
杉本さんが北村さんに向かって言う、続いて北村さんが言葉を発した
「出来る限りでいいのですが、生き残りの人を集めたほうがいいのではないかと思うのですが……」
「……確かにそうだな」
彼女の提案に俺は同意する、しかし
「それは難しいな」
杉本さんは言った
「なぜ!?」
俺は杉本さんに少し大きめの声で言う。すると杉本さんは続けた
「最初のルールを覚えているか? 一度に置かれるパスワードは8個まで……つまりそれ以上の人数が同行していたらパスワードの取り合い奪い合いになってしまう……それに必ず残る人間が出てしまう、仲間同士での争いは避けたいだろう?」
「……」
北村さんは沈黙する
「パスワードも大切やと思いますが……武器も大切とちゃいますか? いつもでもハンドガンやらナイフやらじゃきついもおもいます」
確かに海斗の言うとおりだ
「君たち二人は何を持ってる?」
杉本さんが北村さんと穂波さんに問う
「私は初めに渡された銃だけです。弾もひとつだけ」
「自分も同じです」
そう二人は答えた……となると今ここには、海斗がナイフとハンドガン1丁予備マガジンが一つ、杉本さんは日本刀とハンドガン、予備マガジン、俺がハンドガンにマガジンが4つ、彼女達はさっきの通りか……
「足りないな」
杉本さんが言う
「俺も同意です」
「俺もや」
俺と海斗も同意する
「となると武器集めをしなければいけないね」
「そうはいっても杉本さん……あてはあるんですか?」
俺は杉本さんに質問をした
すると彼女はこう言った

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回はこのへんで

ピーチさま慧斗様
いつもいつもコメントありがとうございます
これからものんびりとですが書いていきますのでよかったらつきあってくださいませ!
ではでは!

27ピーチ:2012/04/15(日) 22:43:33 HOST:i125-204-92-164.s11.a046.ap.plala.or.jp
ラインさん>>

武器集め〜♪何が集まるの??

そこら辺も加えて、更新待ってるね〜!

28ライン:2012/04/16(月) 23:09:48 HOST:p092.net182021150.tokai.or.jp
第11話  入手

「警察署」
杉本さんはそう言った
「警察署ですか?」
俺はそう聞き返した
「そうだ」
彼女は答える……しかし少し考えれば分かることだった。警察署だったらきっと武器庫なんかもあるだろうそれなら何かしらの武器が置かれていてもおかしくはない……ただ……
「いちかばちやな」
俺が言おうと思ったことを先に海斗が言った
「どういうことですか?」
北村さんがそう質問をする穂波さんも同じことを言いたげだった
「同じことを考えてる人間がいるかもしれないってことだよ」
俺は彼女たちにそう答えた
「同じこと? ……っは!」
「気づいたようだね」
何か理解したような行動を見せた北村さんと穂波さんに杉本さんが言う
「そう、同じ考えの人間が他にいてもおかしくはない、むしろそう考えるのが妥当だろう、その場合武器庫には何も無い可能性が大いにあるわけだ」
「そういうこと、ここから警察署までは多少の距離があるし、どれだけの【敵】に合うかもわからない、さっきの【敵】意外にもほかの形状の【敵】もいるかもしれないしね」
杉本さんに続いて俺が付け足す、そう……無駄足を踏んだ時のことを考えると少し迷ってしまうのだ……だがしかし
「いくしかないんやろーな」
またも海斗が俺の意見を先に言った
「そうだな」
杉本さんも同意する……まあそうするしかないか
「じゃあ探しにいこうか!」
俺は北村さんと穂波さんにそう言ってその場を後にした


しばらく歩くこと10分
「うあ゛あ゛〜」
唸るような不気味な声が少し向こう曲がり角の先から聞こえてきた……来たか
「みんな準備はいいか?」
杉本さんが問う。俺たちはみな無言で頷く、そして曲がり角を曲がる……そこには10体ほどの【敵】がいた
「いくぞ!」
杉本さんがそう叫ぶ
「「おう!」」
俺と海斗は頷き【敵】に向かっていく
「君たちはそこにいて!」
俺は北村さん達にそう叫ぶとハンドガンを構えた……撃つのは初めてだが、なるようになるだろう……大丈夫射撃は昔から得意だった……昔やったサバイバルゲームを思い出せ、頭を狙うんだ……そじて
ズガン
火薬の破裂音が当たり一体に響き渡る……
「う゛あ゛……」
ドサッ
変な声をあげながら一体の【敵】が倒れる
「なかなかやるね……」
日本刀を構えた杉本さんが言う、確かに今のはうまく当たったがやはりエアガンとは勝手が違う、まず反動がすごい……しっかり構えといてよかった
「……っふ!」
杉本さんが息を吐くと同時に【敵】を切りつけていく
ドサッ……ズシャッ……
肉が切れる音と共に倒れていく【敵】……2体、3体、どんどん数は減っていく
「俺も負けてられんわな!」
ナイフを構え海斗が突っ込むそして脳天や脊髄にナイフを突き立てる……この二人強いな……俺も頑張らないとな
俺はそう思ってハンドガンを構えなおす……そして
ズガン!
破裂音がまた鳴り響く頭に向けて撃つ
ズガン!
しかし頭には命中せずに的外れな方向にとんでってします(と言ってもそこまで外れてるわけではない)
ズガン!
今度は命中……そして
「お疲れ様」
「お疲れ様です」
「お疲れやな」
杉本さん、俺、海斗はひとつの戦いを終えた……【敵】の数も少なかったが……俺たちは戦いを生き抜いたのだった…

29ライン:2012/04/23(月) 22:28:07 HOST:p092.net182021150.tokai.or.jp
第12話  入手〜SECOND〜

数が少ないとはいえひとつの戦いを終えた俺たち
「気が抜けなくなってきたな」
杉本さんが言う
「そうですね」
「そうやな」
俺と海斗も同意する
「おそらくこれから敵はどんどん増えていくだろう、気が抜けないな」
杉本さんの言う通りだ、それに俺の使う武器はハンドガン……弾数に限りがある。杉本さんや海斗は刀やナイフ、少なくとも今の俺よりは武力は長持ちするはずだ……ただしそれもいつまでもつか
「杉本さん、海斗二人ともあとどれくらい保つ?」
「さすがだね萩原君……私はしばらくいけるよ」
「俺も大丈夫や、翼はどうなんや?」
「さっきの戦いで3発……あと33発だな」
「あの……みなさん何の話をしてらっしゃるんですか?」
北村さんが俺たち3人に問う
「ん?ああ、俺の使ってる武器はハンドガン、弾がある限り戦える……でも刀やナイフは違うんだ」
「そういうことだ」
俺の説明に杉本さんが続ける
「刀やナイフは切るたびに切れ味が落ちてくし、骨を切ればかけたりもする、私や神代君は一定力量の腕を持ってるからとても長持ちするがな」
「長持ち?」
穂波さんが問いかけてくる、俺はそれに答える
「刀や刃物ってのは使う人が上手ければうまいほどかけにくく切れ味は落ちにくいんだ、切り方を心得てるからね」
「へえ…」
北村さんが感心したようにつぶやく
「萩原くん詳しいね、見た感じ刀なんて使わなそうなのに」
「昔読んだ本に書いてあったんですよ」
俺は答えるすると
「お二人さん雑談はそこまでや……なんか来たで」
海斗が俺たちに言った
「またか……行くぞ!」


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