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毒舌 × 後輩

1羽音 ◆Mjk4PcAe16:2010/12/27(月) 15:41:17 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
※ ど く ぜ つ × こ う は い ※


「せんぱーい、きもいんで消えてくださーい!」

今日もこーはいの刺のような一言に落ち込むせんぱい
だけどこれが 日 常 生 活 !


(/どうも、羽音−hanon−です* ※切音という名前を使うこともあります。

このお話はひらがなが多いのですがわざとなので...(´・ω・`)
出来ればそのままスルーお願ry←

今回こそは最後まで書けるようにがんばります*

感想・アドバイスはどんどん書き込んで下さいね!
ばかなので言われなきゃわからなーい!←

ではでは、ぜひ読んでくださryではなくまあ書きたいと思います。←)

2羽音 ◆Mjk4PcAe16:2010/12/27(月) 16:13:00 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
(     人     )


毒羽りの(どくは りの/中学一年生)
毒舌なこーはいで相手がせんぱいであろうとずばずばと刺のような言葉を言いまくる。

神流 竜(かんな りゅう/中学二年生)
せんぱいという言葉に憧れ中二になってこうはいが出来たことに喜ぶ少年。

古里優(こざと ゆう/中学三年生)
竜の憧れのせんぱい。クールな性格だがルールについてはうるさい。

花言葉小雨(はなことば こう/中学三年生)
優の親友で傷付きやすい少年。相手がいくら年下でもおどおどする。

冠刀葉流(かんとう はる/中学二年生)
明るい少年。せんぱいやこうはいに友達がたくさんいる。

冠刀春流(かんとう はるる/中学一年生)
葉流の妹。明るくせんぱいに好かれたいという願望があったりする。

久刷小(くずり ちい/中学一年生)
りのの親友。くずりという苗字なのでりのからクズちゃんと呼ばれている。

花桃優奈(かもも ゆうな/中学二年生)
最近やっとせんぱいに慣れてきた少女。人前に出るのが苦手。

帆奈乃叶(ほなの かな/中学三年生)
せんぱいというよりお姉さん。女の子には甘く唯一りのとまともに話せるせんぱい。


※後から追加有り。

3羽音 ◆Mjk4PcAe16:2010/12/27(月) 16:53:12 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
(     ことりが一羽、竜目線     ) 


冷えた日の朝の学校には雪が積もり、校庭では中学生になっても雪で遊んでいる奴等がいる。
そんななか、俺はてぶくろもマフラーもせずにゆっくりと進んでいく。

すると、てぶくろがあるのにつけずにこちらに向かう少女がいた。  
暫くすれば顔がわかり、友達の冠刀葉流の妹の春流だとわかり小さく笑う。

「せんぱい、さむくないですか?私、今温かいのでよければこれ、使ってくださいね!」

にこにこと弾ける笑顔と一緒にてぶくろを出され、俺は悪いと思ったがそっと手に取る。

「さんきゅ!……ん、葉流っ!はよー、さむいなー…。」

「あーっ、葉流!…せんぱいに私のこと話すなってあれほど言ったのにいー…!」

またこちらに笑顔で向かってくる奴は葉流。
春流はいつもと違う口調で葉流に話すが、葉流は軽くスルー。

にかにかと明るい笑顔で俺に話す。

「おっはよー!つかさー、春流の奴意味わかんねーんだけど。」

本人の目の前で悪口を言い出す為俺は慌てて葉流を校舎へ入らせようと押す。
春流に手をふられたことがわかり、小さく笑って。





「きりーつ、れー、ちゃくせーき!」

教室でせんせーがやってきて、日直が大きな声で言うが俺はその場にいない。
こんなかったるい時間は屋上でさぼっているから。

そんなとき、中一くらいの女の子が入ってきた。
さぼるときここを使うのはいつも俺だけなのにといろいろ疑問はあったが聞かずに様子をうかがう。

すると、にこりと笑いつつも問い掛けられた。

「私、中一のりのです。きっとせんぱい、ですよね。」

顔立ちはまだおさないがそこが可愛くきゅんときて、黙ってこくこくと頷いた。


その次、またりのが口を開くがそのとき出た言葉はさっきの少女と別人のようだった。

「…せんぱい、きもいですねー。なので消えてくださーい!」

「ん、んなっ?!……い、嫌だ!」


――そのあともりのに死ねだとか消えろだとか言われまくり、むかつきを覚えた俺だった。

4梅干☆:2010/12/27(月) 18:55:59 HOST:p5012-ipad01matuyama.ehime.ocn.ne.jp

面白い!!
りの、毒舌すぎでしょ(笑
でも竜のキャラスキです★(・▽・)!!

5羽音 ◆Mjk4PcAe16:2010/12/27(月) 19:46:25 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
梅干☆さま

Σ感想有難うございますノ*

毒舌ですぜフフフ←
竜はドMなのではと思う私、((

6梅干☆:2010/12/27(月) 19:56:21 HOST:p5012-ipad01matuyama.ehime.ocn.ne.jp

ド・・・ドM・・。
それよか、りのがSすぎたのでゎ!?(苦笑

7羽音 ◆Mjk4PcAe16:2010/12/27(月) 20:47:57 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
(     ことりが二羽、竜目線     )


「はあー、死んでくれないんですね、せんぱい。」

そう簡単に死んでたまるかと思ったが、言葉にするとまたりのがうるさくと考えた俺は黙った。
その黙るという反応にりのが何かと興味を持ち、くすくすと笑えば一言喋る。

「てゆーかせんぱい、私がうざいなら言ってくださいよ。言ってくれたらせんぱいと関わらないから。」

「……何で…………っ、」

何でそんなこと笑いながら言うんだよ。
うざいなんて一切思ってない…………あれ、思ってる。

死ねとかきもいとか消えろとか、いろいろ言われてどこかでうざいって思ったかも。
これは正直に言うべき?よく、わからない。

「……いーよせんぱい、むりに考えなくて。そんなばかなせんぱいのことだから、どーせわかんないと思ったもん。」

「んなっ……、お前…やっぱうざい!今度から俺に一切関わんな!話さないでくれよなっ!」

そう言ったときはまだすっきりすることばかりだった。
これでりのと関わらなくてすむと思えばにこにこと笑うほどに。




それから数日後の朝、また学校の勉強をさぼっては屋上にいる。
…が、何だかつまらない。別に、いつもと一緒なんだけど。

あのとき一日だけ毒舌な言葉を言われ、その次の日から急に静かになっただけ。

…ほんとうにこれが「だけ」だったのだろうか。
こんなになやんで、こんなにこんなに考えて。

ほんとうに、「だけ」なのだろうか。

たくさんの疑問は何だか辛く、早く話すということだけ考えるようになってきた。


――そのとき、屋上のドアが開いた。
りのかと思い明るく笑うと―――、

そこにいたのは帆奈乃叶せんぱい。
中三のせんぱいだ。

「あれっ?竜くーん、さぼりー?何かつまんなさそーな顔だねー、りっちゃんとけんかー?」

りっちゃん………?

「りっちゃん、って誰ですか…?」

りっちゃん、何か引っ掛かった。
…まさかとは思うが、あの子がせんぱいにりっちゃんと呼ばれるわけないだろうと思い問い掛ける。

「…ほえ!りっちゃんは毒羽りのちゃんのことだけど……ほら、この前ここにいて竜くんとさ……、」

「ええっ、りのと友達だったんですか?!」

それに、何でせんぱいがそのことを…?
疑問はたくさんあるが、一つ一つ聞く。

最初の質問にせんぱいはきょとんとする。その後そっと口を開いた。

「え、ああそこね…。ええ、とっても可愛いわよね、りっちゃん!もー妹に…(省略)」

な、長い…!長いぞせんぱい!
それに可愛いだなんて、そりゃあ顔とかは可愛いけど。

「あ、あと…何で俺とりののことを…?」

そのころ三年生は体育でないから校庭にもいけない。
それにいくら校庭にいても俺がいた場所はわからないはずなのに。

「うん、その質問を待ってたのよ!りっちゃん、にこにこと私に竜くんのこと言ってくれたのよー!」

り、りの……!

そのせんぱいの言葉を聞いてから、俺はうざいなんて言わなければよかったと思った。
必死に一年の教室を探すがりのはどこにもいなく、疲れた為休もうと保健室に行く…と!

ベッドにりのが寝ていることがわかった。
体調が悪いのか、それともただ休んでいる、いつものさぼりなだけなのか?

そーっと近づくと、微かに聞こえる息が荒い。

「あら、誰?…ああ、竜くん!さぼりは駄目よー?」

「いやっ、違っ……その、りのの様子を………。」

保健のせんせーがいきなり来た為びくんと体を揺らす。
中二の少年が中一の少女の様子をうかがいにきたなんて変なんだけど。

でも保健のせんせーはそれはうけいれてくれた。

「あら、そうなの!ありがとねー。だけどりのちゃん、今は調子悪くてねえ…。」

まさか、俺のせい……?

ふあん、こわい。
いろいろな言葉があったが、なぜこんなに泣きたくなるのかがわからない。


――りのが好き。この感情もよくわからなくて、恋愛で好きなのかもわからなくて。だけど好きなのは事実だった。


(/ぐだぐだ!←駄文ですみませんorz)

8羽音 ◆Mjk4PcAe16:2010/12/27(月) 20:49:07 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
梅干☆さま

Σあ、りのの方ですか!←
そうっぽいですね、りのはかなりドSになるように努力を…(省略)

9羽音 ◆Mjk4PcAe16:2010/12/29(水) 11:57:31 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
(     ことりが三羽、竜目線     )


「そうだ、竜くん!りのちゃんが久刷小ちゃんと話すことがあるんだってー!小ちゃん呼んできてくれないかなー?」

久刷小……聞いたことならある。
まあ、叶せんぱいに聞けばわかるだろう。

「はい、呼んできますね。」

「うん、がんばってねー!」




保健室を出た俺は、まず屋上に戻り叶せんぱいに聞いた。

「叶せんぱい、久刷小って人と友達ですか?」

「え、ああ。友達だよー!ちーちゃん可愛いわよねー、妹に……(省略)」

またかと思い聞いているふりをする。
…で、本題に入り、友達ということでどこにいるかを聞いた。

「教室わかりません?」

「ああ、ちーちゃんなら今屋上に来て、その後保健室行ってくるっって言って行っちゃったわよ?」

うわあ、擦れ違った。
また保健室に戻るか…。

「せんぱい、ありがとーございます。」




保健室に戻ると、りのと小の話す声が聞こえた。
ちょっとだけ聞いていようと思い罪悪感がありつつも隠れる。

「…なあに?様子うかがいにきただけなんだから帰ってもいいけど。」

「なっ、酷いよりっちゃーん!せっかく親友の久刷小様が来てやったというのに。」

こうふざけあうりのは俺と一緒にいるときなんかよりすごく喜んでいる。
俺はりののこと、何にもわかってないから仕方がない、よな……?

すると、またりのの声が聞こえた。

「久刷小様なんてにあわないよー、クズちゃんで十分。」

くっ、クズちゃんて……!
俺は笑いを堪えられずぶっと吹いた。

「あれ、誰かいる…?」

小がちらっと俺の方を見る。
ただ、りのは少しも見てくれない。

「あれ、えーっと、その……何か………?」

小は戸惑いつつも俺に問い掛ける。
俺は慌てて隠れていた場所から出てきてりのに姿を見せる。

「りっ、りの…ごめん!うざいなんて嘘だから…その……また屋上きてくれよ、な?」

りのは小さな溜息を零すが、小はりのに怒っていた。

「もー、りっちゃん!またうざいって言ってって言ったの?!」

ま、また……?
俺だけではないということだよな…。

りのを見ると、りのは小さな声で呟いた。

「だって私、信用出来るせんぱいと仲良くなりたいの。もう竜せんぱいは手遅れだけど、話すだけならいいですよ、別に。」

「なっ……ほ、ほんとうか?!」


――これで、俺とりのは再び話せるような仲になった。
ずっと、このまま幸せな時間だといいな。なんて願い、すぐに消えるなんて知らずに…。

10羽音 ◆Mjk4PcAe16:2010/12/29(水) 20:05:21 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
(     ことりが四羽、竜目線     )


「…あっ、竜せんぱい!」

そんなとき、保健室に入ってきたのは春流だった。
にこにこと明るい笑顔はいつもよりは目がひきつっている。

体調が悪いのか問おうとすると、りのが咄嗟に口を開きいつもの毒舌な言葉が硝子のハートにひびをいれていく。

「春流ちゃん、このせんぱいと友達なの?こんなうざったくてきもいせんぱいと?」

「お前、言い過ぎだ。」

こんな日常に戻れて俺はなんて幸せ者なんだ…!
と思っていると、春流がにこっと笑い俺とりのに言った。

「駄目だよりのちゃん、せんぱいにそんなこと言っちゃ!ね、せんぱい。私はせんぱいの味方なのでいつでも頼ってください!」

「そっか、駄目かなあ。でもそんな良い子ぶってる方が悪いと思うよ春流ちゃん。というかいくら頼りないぼけぼけせんぱいでもあんたに頼るほどよわくないから。」

………や、妬いてる?!
いや、ぼけぼけとかぜってー妬いてねえ。だけど……

だけど、ありがとう。

そんな温かい言葉、俺の口からは言えないけど。

「うーん、良い子ぶってるっていうか、せんぱいにはちゃーんと接さなきゃ駄目だもん。」

…いや、そうだけど、さあ……。

「そうだけど、そんなに良い子になられても困る、だよね。りゅーうーくんっ?」

俺の言いたいことを言ってくれたのはやっぱり叶せんぱい。
りのは叶せんぱいを見た瞬間ベッドから飛び降りばっと飛び付いた。

「かなせんぱっ!あのねっ、春流ちゃんが良い子ぶっててうざい。」

んなっ、本人の目の前で…かっわいそー、春流ちゃん固まってるよ。
かわいそうかわいそうかわいそう。

「うっう…、私…良い子ぶってないよおっ……!」

泣 い た 、 う ぜ え … !
俺ってこんな黒い奴だったっけ。


――と、今日せっかくの仲直りはいろんな人が入ってきて泣いたり俺のこころ読んだり、嫌せんぱいはいいんだべつに。などいろいろ大変だった。


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