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+苦くて甘い、ラブストーリー…+
123
:
紅桜
◆H2afPHIwUk
:2010/01/21(木) 20:05:57 HOST:i121-114-126-244.s04.a013.ap.plala.or.jp
「好きだと言って」
「いくら由香ちゃんでも…」
「武(たけ)。もういいよ、あんた。そんなに叱ってると亜衣に嫌われるわよ」
お兄ちゃんの言葉を遮ってお姉ちゃんが言う。
お姉ちゃんは今年で28歳。私は今年で21歳だから、七歳も離れている。因みに、名前は彩(あや)。
お姉ちゃんはお兄ちゃんより年上。といっても、二歳離れ。性格も大分違う。お兄ちゃんの名前は武。
「彩…んなこといっても、」
「お姉様って呼べっつってんでしょ?彩、なんて呼んでいいのは雅君と亜衣だけよ!
母さんたちだって彩ちゃん、って呼んでるというのに!この、バカ!!」
雅(みやび)君とは、彩お姉ちゃんの彼氏"候補"らしい…。
「亜衣、門限六時なんて、厳しいわよね?今度からは門限九時でいいよ。その場合は、連絡を頂戴。
はい、解散、解散!何か意義ある人ぉー!!」
「おい、彩!門限九時って、」
「お 姉 様 ! 武は発言権、なし!健太(たけと)は?何かある!?」
健太とは、弟の事。私とは三歳離れてて、18歳。今年で高校三年生。
可愛らしい外見とは裏腹に、結構黒い性格してる。
「亜衣姉さん。武兄さんが煩いから今度の門限は守ってくれるよね?」
この子が人にやさしくしてるのを、見てみたい。
あ、美羽(みう)ちゃんには優しいか。彼女だし、時々みかけるけどすっごい優しい表情してる。
でも、これでも一応心配はしてくれてる。今はもう呆れてるかもだけどね。
――…
お兄ちゃんには悪いけど、今のでテンションが下がっちゃった。
せっかく、由香ちゃんと……、敬くんに、会えたのに。
この終わりの見えない片思いは、いつまで続くんだろう?
いつになったら、私に運命の人が現れてくれるんだろう。
もしかしたら私には、運命の人は、現れないのだろうか。
切ない、よ――…
「ふぇ……っ、うぅ………っ」
★
短くてすみません;;
124
:
紅桜
◆H2afPHIwUk
:2010/01/31(日) 22:17:36 HOST:i121-114-126-244.s04.a013.ap.plala.or.jp
*好きだと言って*
「…目、腫れちゃってる……」
朝、ベットから起きてみれば目が充血し、腫れたブサイクな自分がいた。
こんなのお兄ちゃんが見たら大変だよぉ…今日はお兄ちゃんに会いたくない…
「亜衣、朝ごはんー!」
一階のリビングから、お母さんの声がする。
どうしよう、どうしよう。
「はー…ぃ!?」
取り敢えず返事をしよう、と声を出した。が、突然ドアが開いてお母さんがひょっこりと顔をのぞかせた。
驚きビクッとするとお母さんはふっと微笑み、部屋に入ってくる。
あわてて目元を隠すけど、無駄に違いない。
だって、もう完璧に見られてるし。なんて言い訳しよう?
「敬くんでしょ、全く。大丈夫、お兄ちゃんならもう仕事言ったわ。」
…母の口から、"敬くん"と出てきたことに酷く動揺する。
それと同時に、何だか嬉しくなった。母の存在が、心地いと、感じた。
「ありがとう。お母さん。」
「みっともないから、しっかり冷やして行きなさいね。」
私の言葉にフフッと笑うお母さんは、それだけ言うとさっさと部屋から出て行ってしまう。
その背中に心の中でもう一度、ありがとうと呟いておいた。
お母さんには、感謝してもしきれない。
何度、この人生でありがとうと、母に言ったことか。
―――…
「亜衣! 昨日はどうだった〜? 三井…涼太君だっけ? イケメン!」
三井…涼太…くん?
「えっとぉ…誰?」
だっ、誰だっけ!?
わたわたと焦っていると、隣の席に座った留奈ちゃんから溜息。
今は、そろそろ授業が始まるくらい。
今日は…三つの授業と、レポート提出するだけ。
「誰って、亜衣〜…昨日亜衣を送ってった人よ!!」
興奮気味に話す留奈ちゃんが怖い。
そんなに、興奮することないのに。
★
今回も短いです;;すみません。
いやぁ、大学ってよくわからない。というか、さっぱり。
なので私のイメージで書いているんで、違うかもしれませんが見て見ぬふりをお願いします←
そして、急なんですが…今ちょっと色々忙しく、ただでさえ遅い更新が遅くなりそうです。
そこまで日は開けず更新したいとは思ってるんですが;
125
:
紅桜
◆H2afPHIwUk
:2010/03/20(土) 21:54:04 HOST:i218-44-33-37.s04.a013.ap.plala.or.jp
桜、舞う
――…
空を見上げた。
今ある、心のモヤがとれる気がして。
溜まった涙が、零れないように。
さわさわと木々が揺れ、ひらりと桜が舞う。
「どうして――」
どうして。
答えてくれる人は、もういない。
「好き、だよ…っ」
じわじわと浮かんでくる涙を、止めるすべはない。
だから目を閉じ、溢れ出る涙の感触を感じた。
拭ってくれる人も、もういない。
「…ふう…っ、好きだよ…好きぃ…っ」
もうすぐ、春が来る。
君のいない春が。
君と初めて出会った春が。
桜が舞うよ、ひらひらと。
その桜は、何処へ飛んで行くの――?
END
126
:
紅桜
◆H2afPHIwUk
:2010/03/20(土) 21:58:23 HOST:i218-44-33-37.s04.a013.ap.plala.or.jp
突然現れたと思ったらいきなりなんだこれ。
そう思っていらっしゃる皆さん。
春ですよ、春!!((
もうすぐ春が来ちゃいますよ。
春と言えば、終りと始まりの季節。
てなわけで短編書きます。中編かもネ☆��
127
:
紅桜
◆H2afPHIwUk
:2010/06/14(月) 23:09:42 HOST:i121-115-140-133.s04.a013.ap.plala.or.jp
春が来たと思ったら、もう夏っすねぇ…あ、その前に梅雨か。
さて、こんばんは!
いつも突然やってくる紅桜ですノ
って、何か独り言〜(汗
まあ、せっかく上げたんで書いてから落ちます(^^ゞ
*夏の、訪れ*
「あっつぃ〜!!」
教室は蒸し暑く、いくら扇いでも涼しくならない。
イライラするよー!
「健二ぃー!!暑いんですけど!どうにかしろー!」
隣の席に座る、幼馴染の健二に話しかける。
鬱陶しそうに此方に視線をよこす健二は、視線でうぜって言ってくる。
それに更にイラッと来たからフイッと視線を逸らしてやる。
「ちっ、んだよー?うぜーなっ!」
私のほっぺたを思いっきり掴んでくる。
「いぎー!止めてって、痛いよー!」
健二の体温が、頬から伝わってきて、ドキドキする。
顔が赤くなる。ぜったい今、変な顔をしてるよ…。
気づいてる?
あたしが、健二のこと好きだって――
それから少しして、一時間目が始まる。
チラリと健二を見やると、暇そうに頬杖なんてついちゃってる。
不意に、健二が此方を見る。
あたしと目が合うと、ふっと微笑み直ぐに視線を逸らした。
「〜〜っ!」
何今の、不意打ち…。
かっこよすぎ、でしょ…
一時間目が終わると、大きな音を立てて後ろのドアが開いた。
ギクリと、嫌な予感が走る。
「健ちゃん!ちょっといいかなー?」
やっぱり。
健二の方を見ると、手を振りながら後ろのドアのところに立っている“彼女”の方へ向かっていた。
その背中を見ていて、辛くなった。
何で彼女、出来ちゃったんだろう。
その隣はあたしの特等席だったのに。
そんな自分の考えが嫌で、空を見上げる。
雲ひとつない快晴。
その青空が、私の心の渦を払ってくれるかの様に、気持ちが落ち着く。
今、隣にいるのはあたしじゃないかもしれないけれど。
いつかその隣には、あたしがいるんだから!
END
128
:
bvncv
:2010/06/15(火) 00:15:37 HOST:91.84.197.134
鳩山由紀夫君のお爺ちゃんが・・・・・
(「コリアン世界の旅」 野村進 1996年 講談社 より)
家畜相手ならまだしも、人間に對しても、關東以西の大都市を
中心に、日本中に灰神楽が立つやうな勢で数多犯罪を重ねた。
川崎、濱松、大阪、神戸などが酷かった。其最も著しい、象徴
的事例に、元文部大臣、後の首相・鳩山一郎氏に對する集團暴
行・傷害事件がある。翁が軽井澤の静養先から帰京しやうとして
信越本線の汽車に乗って居たら、例の「朝鮮進駐軍」が後から
大勢、切符も買はず、鐵道員を突き飛ばし押入って來て、俺達
は戦勝國民だ、おまへら被支配者の敗戦國民が座って支配者様
を立たせるとは生意氣だ、此車両は朝鮮進駐軍が接収するから
全員立って他の車両へ移動しろ、愚図愚図するな! と追ひ立
てた。其で鳩山氏が、我々はきちんと切符を買って座ってゐる
のにそりゃおかしい、と一乗客として穏やかに抗議したら、忽
ち大勢飛び掛かって袋叩きにし、鳩山翁を半殺しにした
幸にして重体にも重傷にも至らなかったが、頭部裂傷だか顔面
挫傷だか忘れたが、血に塗れ腫れ上がった痛々しい顔で帰京した。
直後に總理大臣に成る程の大物でも如斯 況や庶民に於てをや。
土地も屋敷も物資も操も、奪ひ放題であった 闇、賭博、傷害、
強盗事件が多く、殊には、空襲や疎開で一時的に空いてゐる土
地が片端から強奪された。今、朝鮮人が駅前の一等地でパチン
コ屋や焼肉屋を営業してゐるのは、皆、あの時奪った罹災者の
土地だ。
129
:
紅桜
◆H2afPHIwUk
:2010/08/26(木) 21:11:40 HOST:i121-115-140-133.s04.a013.ap.plala.or.jp
放置すみませんでした、紅桜です!;
もう夏も終わりますねー…
これからはもっと頻繁にきたいと思います…((汗
『トモダチ』
友達って、何のためにいるの?
一々顔色を伺って、言葉を選んで…それって、本当に友達って言うの?
何が友達?
もう、わかんないよ…
「未紗!おはよー!」
ドンッと肩を叩かれ、咄嗟に振りかえる。
おはよ、と返すと声をかけてきたトモダチは当たり前のように私の隣を歩く。
これから気を使わなきゃいけないんだと思うと、気が重くなる。
これって本当に友達?
私は違うと思う。
じゃあこの関係を何という言葉で表せばいいんだろう。
わからない。
わからない。
別に私はこの子の事が嫌いなわけじゃない。
ただ、友達だと思ったことは一度もない。
そう思う私はおかしい?
だって、信じられないんだもの。
この子の事を、心の底から信じられるわけじゃない。
友達って、信じあえて、気を遣わなくて。
そういうのが友達でしょう?
私は日々、そんなことを想って過ごしている。
詰まらない日々だと人は言うかもしれない。
でも、私は信じてるよ。
いつか私の前に、本当の友達が現れることを。
END
★
いつもの如く、グダグダですね;;
まあ、久しぶりということで勘弁してください(笑)
それでは、また近いうちに。
130
:
紅桜
◆cajN.j7FOI
:2011/02/11(金) 16:22:02 HOST:i121-115-140-133.s04.a013.ap.plala.or.jp
こ、こんにちは!
紅桜です;;
頻繁に来たいとか言っておいて全然来てなくてすみません;;
随分下がってしまいました…
最近掲示板自体遠ざかっていたので;
今日は時間がないのでこれだけ書いて終わりです;
また次来るときはかければと思います…!
また多分少し日が空いてしまうと思うのですが、なるべくあけないようにしたいと思います。
色々中途半端になってる小説も多いのですが、少しずつ続きを書いていきます!
それでは今日はこの辺で失礼します!
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