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+苦くて甘い、ラブストーリー…+

124紅桜 ◆H2afPHIwUk:2010/01/31(日) 22:17:36 HOST:i121-114-126-244.s04.a013.ap.plala.or.jp
*好きだと言って*



「…目、腫れちゃってる……」

朝、ベットから起きてみれば目が充血し、腫れたブサイクな自分がいた。
こんなのお兄ちゃんが見たら大変だよぉ…今日はお兄ちゃんに会いたくない…

「亜衣、朝ごはんー!」

一階のリビングから、お母さんの声がする。
どうしよう、どうしよう。


「はー…ぃ!?」

取り敢えず返事をしよう、と声を出した。が、突然ドアが開いてお母さんがひょっこりと顔をのぞかせた。
驚きビクッとするとお母さんはふっと微笑み、部屋に入ってくる。

あわてて目元を隠すけど、無駄に違いない。
だって、もう完璧に見られてるし。なんて言い訳しよう?

「敬くんでしょ、全く。大丈夫、お兄ちゃんならもう仕事言ったわ。」

…母の口から、"敬くん"と出てきたことに酷く動揺する。
それと同時に、何だか嬉しくなった。母の存在が、心地いと、感じた。

「ありがとう。お母さん。」

「みっともないから、しっかり冷やして行きなさいね。」

私の言葉にフフッと笑うお母さんは、それだけ言うとさっさと部屋から出て行ってしまう。
その背中に心の中でもう一度、ありがとうと呟いておいた。


お母さんには、感謝してもしきれない。

何度、この人生でありがとうと、母に言ったことか。


―――…

「亜衣! 昨日はどうだった〜? 三井…涼太君だっけ? イケメン!」

三井…涼太…くん?

「えっとぉ…誰?」


だっ、誰だっけ!?
わたわたと焦っていると、隣の席に座った留奈ちゃんから溜息。

今は、そろそろ授業が始まるくらい。
今日は…三つの授業と、レポート提出するだけ。


「誰って、亜衣〜…昨日亜衣を送ってった人よ!!」

興奮気味に話す留奈ちゃんが怖い。
そんなに、興奮することないのに。


今回も短いです;;すみません。
いやぁ、大学ってよくわからない。というか、さっぱり。
なので私のイメージで書いているんで、違うかもしれませんが見て見ぬふりをお願いします←
そして、急なんですが…今ちょっと色々忙しく、ただでさえ遅い更新が遅くなりそうです。
そこまで日は開けず更新したいとは思ってるんですが;


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