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「お義母さんは元・正義のヒロイン」

6「お義母さんは元・正義のヒロイン」:2006/07/05(水) 00:11:39

「悪を滅ぼす正義の鉄槌! 欲しがりません勝つまでは!! 光り輝く正義の乙女『天空少女フラッシュレディ』見参!!」
出た! 二十年前と変わらない決めゼリフ。

(しかし、乙女とか少女はないだろ……お義母さん……)
こんなムッチリいやらしい体の女が『少女』とは無理があります。
(やっぱり「熟れ熟れムッチリ正義の熟女『天空熟女フラッシュレディ』見参」とか……いや、熟女がかぶるか……)

私が新しい決めゼリフを考えていると、くくく、という笑い声が聞こえました。どうやら下着ドロの笑い声のようです。
無理もありません。いくら義母が若々しく見えるとは言っても、次の誕生日が来れば40。
知らない人間からすれば、どう見ても『ただのコスプレおばさん』です。

(そりゃぁ、笑っちまうよなぁ〜)
しかし、そう思ったのもつかの間でした。油断なく身構える義母に対して下着ドロは言い放ったのです。

「くくく、現れたな。フラッシュレディ」
「やっぱり、ブラックゼウスの残党ね」
「いかにも!!」

な、なにぃぃぃ!!
下着ドロは見る見るその姿を変え、化け物へと変身していきます。
(いや、化け物じゃない。確か当時は『ゼウスモンスター』って言ってたか……まぁどっちでもいいが……)

「さぁ、相手してあげるわ。掛かってきなさい」
久々にフラッシュレディのパンチラキックが見れそうです。

(そうだ。せっかくだから記念写真を……)
なんと言っても生フラッシュレディです。しかも熟女になったフラッシュレディ。マニア垂涎の超レアものです。

「えっと、ケータイ、ケータイ……」
携帯電話を取り出そうとして、ハタと気づきました。
(そうだ。今日は仕事に使うからデジカメ持ってたんだ)
私はこの偶然を神に感謝しつつ、デジカメを取り出し構えました。
(行くぜ! よろしく頼むぞ700万画素!)

私は一心不乱にシャッターを押しまくりました。
回し蹴り。ハイキック。踵落とし。
当時からフラッシュレディはパンチよりキック一辺倒でした。スポンサーの意向でもあるのかと、勘違いするくらいに。

「えっ、なに!? む、紫?」
ハイキックのときに見えたパンチラ。なんと義母の今日のパンティは扇情的な紫色だったのです。

(レアだ。レアすぎる)
しかも少し小さめのものなのか、股間にかなり食い込んでいるように見受けられました。

(ズームするしかない……)
この激しい動きの中でどれだけ鮮明に撮れるかわかりませんが、なんとしてもお宝はゲットしなくてはなりません。
私は義母の股間あたりにカメラを向け、ズームしていきました。

7「お義母さんは元・正義のヒロイン」:2006/07/05(水) 00:14:15

(キックだ! できればハイキックか踵落とし)
願いが通じました。これ以上はないというほどのハイキックがゼウスモンスターを襲います。
やった!! 
どアップで、紫の食い込みパンティの撮影に成功しました。はみ出た陰毛のおまけ付です。

「いやらしい……いやらしすぎますよ。お義母さん……」
ひさびさに見たフラッシュレディ。しかも当時とは比べ物にならないくらいにいやらしくなっている体。
そんな体にはまるで不釣合いなコスチューム。
それだけでも股間のモノは硬くなっているというのに、さらにいやらしい紫色の食い込みパンチラ(ハミ毛付)とくれば、
嫌が応にも私のきかん棒は暴れまくりです。

(栞……今夜は寝かさないぞ)
本当は妻ではなく、義母と一戦交えたいというのが正直な気持ちでしたが、そこは分別ある大人です。
義母を思い起こしながら妻を抱くという、健全なセックスをするしかありません。

「とどめよ! フラッシュ・エクストラ・イリュージョン」
フラッシュレディの必殺技が炸裂しました。
なにがエクストラでどこがイリュージョンなのか、当時から疑問を持っていましたが、やはり今見ても
謎は解けそうにありませんでした。

フラッシュレディの体が一瞬光輝くと、突き出した両手から光弾が発射されました。
光の弾丸はゼウスモンスターを打ち抜き、哀れ化け物はその場に倒れてしまいました。
そして、ジュウジュウという音を立てながら、溶けていくのでした。

ゼウスモンスターを倒した義母──フラッシュレディは、ふうっと息を吐いたかと思うと、変身を解き始めました。
フラッシュレディが変身を解く場面など、お宝中のお宝です。
私はカメラを構えその瞬間の撮影にも成功しました。

変身が解かれると、現れたのはもちろん義母由加里さんでした。
知っていた事とは言いながら、実際に見るとやはり興奮するものです。私は思わずその場に飛び出していました。

8「お義母さんは元・正義のヒロイン」:2006/07/05(水) 00:14:53

「お義母さん! 凄いじゃないですか!!」
思いもかけない私の登場に、義母は本当に驚いた表情をして言いました。
「あ、あああ……け、謙一さん……まさか、見てたの?」
栞に聞いて知っていた、と言っていいものかどうかわかりませんでしたので、
「はい、見てましたよ。まさかお義母さんがフラッシュレディだったなんて驚きです」
と、今知ったように言いました。

「お願い。私がフラッシュレディだという事は栞には黙っていて」
あれ……? どうやら、栞がすでに『義母がフラッシュレディだ、ということを知っている』事を知らないようです。
これは面白い……
私は少しいたずら心が芽生えてきました。

「どうしようかなぁ〜。夫婦の間で秘密があるのもどうかと思うし……」
私は義母の傍へ行くと、肩を抱き寄せました。
「ちょっと、け、謙一さん……」
「黙っていて欲しいんでしょ?」
「そうだけど……でも考えてみたら、証拠もなしに話だけじゃ、栞が信じるはずないわ」

私は待ってましたとばかりに、デジカメを取り出しました。
「ちょ、まさか……」
「ちゃんと、撮ってますよ。変身が解かれる場面もきっちりと」

義母の驚愕の表情を見ていると、どんどん私の中で嗜虐心が大きくなっていきます。
私は思い切ってキスを迫りました。おそらくかなり興奮してしまっていたのでしょう。
後の事などまるで考えていませんでした。

「あん……だめ、謙一さん……うぐっ……」
義母は一瞬抵抗を示したものの、最後には私の口付けを受け入れてしまいました。
私はこのまま押し倒してやろうか、とまで思ったのですが、
(いや待て、それでは面白くない、じっくりジワジワといじめてやろう)
と、ここまでにして義母を解放してやりました。

「じゃあ、この事は二人の秘密という事で……ふふふ、今夜から楽しみですねぇ。由加里さん」
私がニヤリと笑うと、義母は「ああ、そんな……」と困った表情を見せました。

9「お義母さんは元・正義のヒロイン」:2006/08/03(木) 21:45:50

さて今夜からどうやって義母をいじめてやろうかと、考えながら仕事に戻った私でしたが、ふとある事に思い当たりました。
それは、栞が『義母がフラッシュレディだと知っている事』をしゃべらないか? という事でした。

何故かはわかりませんが、義母は自分がフラッシュレディである事を、栞にだけは知られたくないようなのです。
もし、栞が知っているということを知られれば、私の脅迫は効かず、義母いじめもできなくなります。
なんとしてもそれは阻止しなければなりません。
私はその夜、義母いじめは明日からにして、栞と話をすることにしました。

「なあ、栞はどうしてお義母さんが『フラッシュレディ』だってわかったんだ?」
私がそう訊ねると、栞は可笑しそうに笑いながら言いました。
「あっ! 謙一さんあの話しまともに取ってたの? ごめんね。あれは嘘なのよ」
「えっ?」
「小俣さんに謙一さんが『フラッシュレディ』のファンだって聞いて、それで気を引こうと思って……
ごめんね? 怒った?」

小俣というのは同じ会社の同期の男です。
奴とは高校時代からの付き合いで、私がフラッシュレディファンであることも確かに知っています。
「じゃ、じゃあ口からでまかせだったわけ?」
「ごめんなさい。でも完全に嘘ってわけでもないのよ」

栞が言うには、フラッシュレディと言うもの自体がわからず、ネットなどで調べてみたそうです。
するとフラッシュレディの姿を載せたサイトがあり、それを見た時に思ったそうです。
『どこかで見た事がある』と。
よく思い返すと、どうも前に見た義母のアルバムに、フラッシュレディの格好をした義母らしき女性の写真があったことを思い出したそうです。

「お母さんたら、若い頃そんなコスプレしてたんだよ。
それで思わず冗談で『お母さんは昔フラッシュレディだった』って言っちゃったの。
ねっ、100%嘘ってわけでもないでしょ」
いや……それはコスプレじゃなくて、本物だから……私は思わずそう口にしてしまうのをぐっと堪えました。
コスプレだと思っているなら好都合です。

(よし、よし。これで明日から遠慮なくお義母さんをいじめられるぞ。楽しみだなぁ〜)
明日からどうやって義母をいじめてやろうか? どんないやらしいことをしてやろうか? と思うと、見る見る股間が
大きくなっていきました。
「栞!!」
「あ〜ん、謙一さ〜ん!!!」
私は栞に覆いかぶさり、高まったその欲望を彼女の中にぶちまけるのでした。


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