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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章

96カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ:2019/10/28(月) 02:20:15
>「俺はこのアコライト防衛戦の、最高難易度をクリアする。俺自身の、安っぽいプライドの為に。
 ミスったらそんときはそんときだ。ゲーマーの覚悟に殉じて、この街に骨を埋めてやるよ。
 だからジョン――」
>「――俺が死なないように、逃げ出さないように。見ててくれよ、親友」

なゆたちゃんは分かりやすいいい子なとんでもないお人よしだけど明神さんも大概一見悪い子ぶってるようでとんでもないお人よしである。
カザハは最初はやれやれ、といった感じで苦笑していたが次第に吹っ切れたような笑いに変わる。

「好き好んで最高難易度でクリアーって……最っ高に燃えるじゃん!」

明神さんは気を失ってしまったエンバースさんに代わって、案を煮詰めていく。

>「焼死体の第二案だが、満たすべき条件が3つある。
 一つは、『迷霧』でウン万の大軍からなる戦場を覆い切れるのか」
>「もう一つは、帝龍の位置をホントに把握できるのか。
 作戦の大前提だから、これはもう石油王たちに徹夜でデスマーチしてもらうしかねえ。
 最後の一つは――首尾よく突き止めた帝龍の居所までの、移動手段だ」
>「以上を踏まえて、移動手段が確保できるなら第二案。
 無理そうならすぐにでも兵士達を外郭外に放り出して、第一案の準備をすべきだ」

「……魔法機関車!」

カザハは唐突に一見脈絡のない単語を叫んだ。

《いくら霧で覆ってもそんなでかいのが地面走ってたらすぐバレるし……》

「『自由の翼(フライト)』……物にかけた場合、浮遊させて意のままに動かす。
地面を走ってたらすぐ見つかるなら……飛ばせばいい!」

スペルカードの効果の一部分を読み上げるカザハ。

《機関車ですよ!? いくらなんでも……。
いや待てよ? 確かに重量○kg以内という但し書きは無いし
乗り物だからオタクを全員中に乗り込ませてしまえば魔法機関車という一つの物とみなされる……!?》

仮に理論上可能にしても、クリスタルを湯水のごとくどころではなく消費するので、実質は不可能だろう。
そう……通常ならば。バロールさんというATMもとい後ろ盾がある今なら、出来る可能性が無くはない……のか?
何にせよ意見は出尽くし、マホたんとなゆたちゃんの結論を待つ流れとなった。


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