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ブレイブ&モンスターズ!掲示板

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1 : 雑談スレ2(166) / 2 : 番外編投下用スレ(72) / 3 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第十章(535) / 4 : 雑談スレ(1000) / 5 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第九章(609) / 6 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第八章(369) / 7 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第七章(391) / 8 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第六章(370) / 9 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章(345) / 10 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第四章(341)
11 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第三章(263) / 12 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第二章(159) / 13 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第一章(81)  (全部で13のスレッドがあります)

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1 雑談スレ2 (Res:166)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 1
1embers ◆5WH73DXszU :2024/10/17(木) 18:22:01
俺がスレを立てた。>>999の時点でな。

160明神 ◆9EasXbvg42 :2025/04/20(日) 11:52:22
おもったよりこの土日ヒマなかったぜ
じゅんばんどおりでいくぜ


161カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ :2025/04/23(水) 05:33:29
投下しといたよー!
実験的に表記形式をいつもの小説風じゃなくて台本形式?にしてみたんだけど
負担を減らしたいって声が多かったのでこういう形式もあるよってことでやってみた
(小説形式より文章量がかなり減るはず)
もし読みにくいとかあったら元に戻すから言ってね


162えんばす :2025/04/26(土) 11:26:25
なんかおかしいなと思ったら

二階梯を総動員したローウェルのアホをどうやって明神さんが諦めさせたか――――ああ?」

ここ、ローウェルじゃなくてホントはバロールのつもりだったんだ。
細かい書き直ししてる内に間違えたんだな・・・


163ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2025/04/26(土) 22:16:39
えーと…新シーズン始まっていきなりで申し訳ないんだが
僕のターンはGW明け+3日くらい待ってほしい。

申し訳ない


164カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ :2025/04/26(土) 22:38:55
>162
そっかー!
実は「あれ?」と思ったんだけど
ローウェル、バロールさんが「おとうさん」て呼ばれるのを見て謎の嫉妬発動
→「自分はブレモンの制作者代表!つまり世界のすべての存在の親!」的なゴリ押しで呼ばせようとしたのか!?
とか勝手に想像してしまった(笑)
更には
「自分が原初の親(創造主)なのにどいつもこいつも自分の手を離れて勝手なことを…!」
→潜在的にあった親と呼ばれてみたい執念が爆発 みたいな背景まで妄想(笑)
(ユングの原型論でいうところのグレートマザー的な!?)

>163
いいんだよぉ!
(急ぐ必要もないしこの形式だと自分が多分かなり早いぶん(曲の納品待ちがない&文章簡素化のため)全体で帳尻合うし)

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


165明神 ◆9EasXbvg42 :2025/04/29(火) 20:53:44
おまたせ。
なんかふつうに3レスくらいいっちゃった……
初回だから……初回だからね……

プロデューサーおしおきRTAでユーザーの溜飲を下げつつ
スポンサーつけて開発資金調達にもつなげようって発想は面白いわ
ソシャゲモチーフならではってかんじで


166ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2025/05/08(木) 23:39:55
かなり遅くなってごめん。投下完了だ


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2 番外編投下用スレ (Res:72)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 2
1 ◆POYO/UwNZg :2019/03/20(水) 18:54:52
本編の補完、補足、外伝等ブレイブ&モンスターズ!関連SSの投下用スレです。

66カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ :2025/04/23(水) 05:26:14
>63
カザハ「ここはどこ? 我は誰!?」
カケル「どうやら赭色の荒野みたいですね……都合よく受信した電波によると、
    私達はローウェルにざまぁするボーナスシナリオのために三巡目世界に召喚されたようです」
カザハ「何それ、2巡目の世界、残ってるよね!? クリアーしたら夢オチみたいなノリで帰れるんだよね!?」
カケル「まあ多分。あれ? そもそも私達、2巡目クリアーしましたっけ? した気はするんですけど」
カザハ「どうしよう全然思い出せない! でもボーナスシナリオってことはしたんじゃない!?」

(大混乱のカザハと、よく言えば動じない、悪く言えばどこか他人事のようなカケル。
 背景で照明弾があがる。巨大な蠅が何者かの攻撃を受けたのか墜落した)

カケル「何あの分かりやすい集合の合図! 行ってみましょう!」

>64
(行った先にはエンバース。明神やジョンも集まってきている)
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


67カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ :2025/04/23(水) 05:27:05
カザハ「はぁ!? 何言ってるの!? そ、そりゃあ見たいか見たくないかと言われたら見たいけど!
    ……過程はともかくとしていったん置いといて、アイドルやらされてる明神さん、それはそれでめっちゃ見てみたいんだけど!」

カザハ「あれ? そういえば我とジョン君ってどういう関係だったっけ……。どうしよう思い出せない!
    すごく特別な関係だった気がするのに……。もしや……漫才コンビの相方か……!」

カケル(完全に間違ってるわけじゃないかもしれないけど……! これって、大人の事情で記憶にブロックがかかってるってこと!?
    ラブコメ禁止規制的な!?)

>「――なるほど、ネタバレは厳禁って訳か。分かったから俺の口で遊ぶのはもうやめろ」

カザハ「ねぇ、さっきから蠅がうるさくない?」
カケル「壁みたいになってますね……」

>『クク……』
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


68明神 ◆9EasXbvg42 :2025/04/29(火) 20:47:51
前略。気づいたら俺は、初期スポーンの荒野に居た。
例によってトイレから――ケツ丸出しで。

「……またかよ!またこのパターンかよ!!!」

あっぶねえなぁ!
俺が便意もねえのに個室に引きこもってスマホ弄るタイプの社会人でなければ死んでいた。
スボン下ろしてたのは……なんつうか、便座ってズボンで座りたくなくない?
生ケツの接する場所に着衣で触れて、その着衣で椅子とかベッドとかに座るのに抵抗あるっつうかさ……

ほんでまぁケツをしまってるうちに色々とゴミのような情報が頭に流し込まれてきた。
ここはアルフヘイムだ。俺達はまたぞろブレイブとしてこの世界に喚ばれた。
今回のクエスト目的はローウェルをけちょんけちょんにするためのRTA……オーケー、把握した。

「ジジイの拭き残したケツをみんなで拭おうってか。やんなっちゃうね。なぁ、■■■■■――」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


69明神 ◆9EasXbvg42 :2025/04/29(火) 20:48:37
石油王の姿が見えねえのも、多分そういうことだろう。
あいつらは運営の投網からうまいことすり抜けた。それは間違いなく、良いことだ。

>「なあ、二巡目の事、みんなはどこまで覚えてる?あの後どうしても自分の事をお義父さんと呼ばせたくて
 二階梯を総動員したバロールのアホをどうやって明神さんが諦めさせたか――――ああ?」

「いや意味がわからんわ。なんであのクソ魔王が俺を養子にしたがってんだ――」

ああ、まただ。脳みそにノイズが走る、あの感覚。
思い出すのを拒むように、暗い膜のようなものが海馬の一部を覆ってる。

>「違う。そうじゃなくて。俺はアイドル時代のジョンの映像を見たカザハが
 もっかいジョン君がアイドルやってるところを見たいけど真っ向から言い出すのは恥ずかしいだの
 半端に日和ったトチ狂い方したせいで巻き添えでアイドルやらされる明神さんの話が――――
 いや、それもちょっと気になるけどそうじゃなくて」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


70明神 ◆9EasXbvg42 :2025/04/29(火) 20:49:07
>『う、うああ……全然ダメそうなのです……え、ええい!もうどうにでもなれなのです!
 とにかく行くのですベルゼブブ・シン!ヤツらを血みどろにしてやるのですー!』

そんなわけで、再生怪人めいたベルゼブブ・シンとの戦端が開かれた。

「おあつらえ向きに2Pカラーを用意してくれてんだ。ミラーマッチと行こうぜ、マゴット!」

スマホを手繰る。サモンの光が迸り、虚空から出現したのは――

『グフォ……?』

手のひらサイズの蛆虫だった。

「あれーーーっ!?マゴット君幼虫に戻っちまってるじゃん。
 これもネタバレ禁則事項ってやつなのか?」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


71ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2025/05/08(木) 23:39:22
【赭色の荒野】

僕は…気づいたらその場所にいた。
なんだがうす暗い荒野。

自分でも馬鹿みたいと思うが…それしかわからない。強いていうならちょっと嫌な…オーラを放ってるとか?
どうしてこんなところにいるのか…僕にはわからなかった。

「にゃー…」

僕は…確か進化した部長と一緒にイクリプスを倒して…それで…
仲間達?仲間達は!?

「うっ…」

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


72ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2025/05/08(木) 23:39:32
>「なあ、二巡目の事、みんなはどこまで覚えてる?あの後どうしても自分の事をお義父さんと呼ばせたくて
 二階梯を総動員したローウェルのアホをどうやって明神さんが諦めさせたか――――ああ?」
>「違う。そうじゃなくて。俺はアイドル時代のジョンの映像を見たカザハが
 もっかいジョン君がアイドルやってるところを見たいけど真っ向から言い出すのは恥ずかしいだの
 半端に日和ったトチ狂い方したせいで巻き添えでアイドルやらされる明神さんの話が――――いや、それもちょっと気になるけどそうじゃなくて」

>カザハ「あれ? そういえば我とジョン君ってどういう関係だったっけ……。どうしよう思い出せない!
    すごく特別な関係だった気がするのに……。もしや……漫才コンビの相方か……!」

「落ち着けカザハ…大丈夫か?僕も記憶がまだハッキリしないが…漫才コンビって事はないんじゃないか…?
あとエンバース…君、言葉も顔も…だいぶ面白いことになってるぞ」

>「――なるほど、ネタバレは厳禁って訳か。分かったから俺の口で遊ぶのはもうやめろ」

面白い顔をさせられたエンバースは両腕を使い無理やり自分の口や顔を止めるとそう言い放つ。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


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3 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第十章 (Res:535)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 3
1 ◆POYO/UwNZg :2024/02/04(日) 21:15:57
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


========================

ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

========================

529明神 ◆9EasXbvg42 :2025/03/09(日) 17:04:54
>「また…遊…ぼ…ね」

最後に笑顔をひとつ残して、バルディッシュは消滅した。
地球を裏切った元ブレイブのイクリプス――『悪役のロールプレイ』は、
"何者かになりきる"という本来のロールプレイングの楽しみに回帰したとも言える。

俺達ブレイブが採択した、全世界バフの起動とローウェル捜索までの時間を稼ぐ遅滞戦術は、
SSSのプレイヤーからすれば爽快感と無双ゲーの楽しさを著しく損なう
加えて一方的に不利を押し付けられるエンバースのロールプレイ理論。
βテストで無意味な苦行をやらされるクソゲーに、なったはずだった。

だけど、そんな中でも、工夫してこのゲームを楽しもうとしている奴らがいる。
キャラクターを作り込み、その世界に生きる登場人物としてドラマを生み出す――
それは、SSSとブレモンのどちらが欠けても成立しない「二つをあわせた新しいゲーム」の楽しみ方。
俺達とイクリプスが作り上げた楽しさだ。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


530明神 ◆9EasXbvg42 :2025/03/09(日) 17:05:30
バルディッシュとアヤコが撤退し、スペルで地割れしていた空間も元に戻った。
これでライブ会場に行ける。
ベル=ガザーヴァと合流し、スペルで援護すれば、オーロールだって退けられるはず――
そう考えていた俺の目に飛び込んできたのは、

>「――見事」
>「……GGWP……ってか」

相打ちになったガザーヴァとオーロールの姿だった。
オーロールは対手の健闘を称えながら消滅していく。
後に残ったのは、融合を解いたマゴットと、槍ごと地面に墜落したガザーヴァ。

「ガザーヴァ!!」

たまらず駆け寄るさなか、まずマゴットの姿が消え、スマホにアンサモンの通知が入った。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


531明神 ◆9EasXbvg42 :2025/03/09(日) 17:05:54
「ガザーヴァ!……大丈夫だ、絶対助かる。俺が助ける。
 お前が命懸けでここにいる全員を守ったんだ。俺だってお前のために命を懸けられる」

一度死亡演出に入ったモンスターを助ける方法がないってことは、
プレイヤーなら誰でも知ってる常識だ。

……それが何だってんだ。
そんなもんは、ゲームの開発者が勝手に決めたルールに過ぎない。
この世界はゲームだが、システムを覆す方法はあるってことを、これまで何度も実感してきただろ。

あがけ。たとえ可能性が限りなくゼロに近くても。
逆境に立ち向かい続けるのが俺の目指したブレイブの姿だろ。

考えろ。俺が辿ってきた旅路の中から、ひとつひとつ状況打開の択を検証しろ。
『回復スペル』、『ゾンビ化』、『リボーンシード』――延命手段は数あれど、
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


532ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2025/03/14(金) 21:08:33

「なんだよ…惚れちまうところだったよ…」

バルディッシュの最後の笑みを見た瞬間から…少しだけ時間がたっても胸のドキドキが収まらない。
んん…これは感動のドキドキだ。わからないが…きっとそうだ…だから…うん。

>「……はぁー。ゲームのキャラとフレンドになって喜ぶってだいぶイカれてますよバルさん」

>「なになにアヤコちゃん、寂しいの??お前も俺達とフレンドになっていいのよ??」

アヤコと明神が楽しく煽り合う。

え…?もしかして僕達が命のやり取りをしてる間上でこの【~~~ツンデレ幼馴染と素直にさせたい俺~~~】みたいな少女漫画的な空間繰り広げてたわけ?
明神…?さすがに嘘だよな…?………よし…きめた!後でガザーヴァにチクってやろっと。

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533ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2025/03/14(金) 21:08:46
「部長…いけるか?」

「にゃあ」

力なく部長が鳴く。

強敵相手の激闘…かなり強引な進化方法…どれもHPじゃなく…部長の体力を削るには十分だった。
部長にも…僕にも休息が必要だ…だが…戦場は僕達に休む時間を与えてはくれない。

「カザハのバフの効果が切れたら…僕も部長もその場でぶっ倒れるかもな…」

僕の体の奥底には確かに力が湧いてくるだけの気力がまだ残っている。しかし…それはカザハのバフの効果あってのものだ。
戦場の特異性…俗に言うアドレナリンという奴だろう…要は紛い物の元気という事だ。

「くそ…血が足りないせいか思考が弱ってきてるな…」
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534ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2025/03/14(金) 21:08:59
>「――見事」

ガザーヴァの元へついた僕達が見たのは恐らくガザーヴァが交戦していたであろう…名前は…なんだったか…の死を見た。
無事敵を退けたのだ。喜ばしい事だと…僕達は心の底から喜んだ。

死にかけ…いや…見るからに致命傷のガザーヴァの姿を見るまでは。

「あれ…は…………な…なんてっ」
>「ガザーヴァ!!」

どけっ!と明神が叫びながら部長から飛び降りる。まだ結構高さがあったので痛かっただろうに…そんな事も気にしないまま。
明神は顔歪ませながら…ガザーヴァに近寄っていく。

「にゃあ…」

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535ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2025/03/14(金) 21:09:11
>「ガザーヴァ!……大丈夫だ、絶対助かる。俺が助ける。
 お前が命懸けでここにいる全員を守ったんだ。俺だってお前のために命を懸けられる」

全員を救うヒーローになると宣う自分が情けなくて…どこまでも効果のない回復を続ける明神が見ていられなくて。
僕はただその場に座り込むことしかできなかった…。

そんなとき

>「そうか――みんな、聞こえるか」

繋がらないはずの通信から…エンバースの声が聞こえた。

なぜかわからないが通信が回復したのだ!僕は急いでみんなに通信を掛ける
エンバースが何か重要な事を喋っていた気がする…でも今はそれどころじゃないんだ!

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4 雑談スレ (Res:1000)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 4
1 ◆POYO/UwNZg :2019/01/20(日) 20:48:16
雑談、相談、なんでもどうぞ!

994カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ :2024/10/12(土) 02:02:10
バトル2の各フレーズの効果はwikiに一応書いてあるけど歌詞を自由に解釈してもOK

カザハ「バトル2は予め作ってあったからサクッと投下しようと思ってたんだけど……
    つい発注してしまったんだ、ガザーヴァの専用BGM!」
カケル「”おねえちゃん”に一撃KOされたんだッ……!
    でも怪しからんツンデレ美少女に専用BGMなんて歌ってキャッキャしてたら拗ねちゃう人がいるような……」
カザハ「妹だからセーフ! 妹だからセーフ!」(大事なことなので2回言いました)

敵と直接対峙してない自分が敵を動かすのが流れとしてはうまくいくのは分かってるんだけど……
カケル「分かってて敢えて歌に専念……ってコト!?」
カザハ「そもそも何で今の芸風に行き付いたんだっけ」
カケル「あっ」(察し)

しかしレベル3がMAXかと思いきや5まで出てくるとは!


995カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ :2024/10/12(土) 04:01:16
途中のリンクがうまくいってなかった(見れなくはないけどワンクッション行程が多くなる?)ので
よければ最後に貼ったほうで開いてね


996明神 ◆9EasXbvg42 :2024/10/15(火) 03:27:15
おまたせ。
>ガザーヴァ戦BGM

満を持してこれが来るの最高にクソ熱い展開だと思う
……ブレモン既プレイの皇帝にとってガザーヴァと戦ってるときにこのBGMかかるの
バフとデバフどっちになるんだろう……


997カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ :2024/10/15(火) 22:59:38
>996
気合入れて前もって用意した歌もいいけど
直前のレスを見て突発的に作った歌って独特の臨場感がある気がして結構好きなんだ
「めっちゃ作中のカザハが作ってそうやん!!」ってなる
気付いた人がいるかもしれないけど実はカザハのテーマのアレンジで
上の世界の考察勢が「実は関係者なんじゃないか」と噂しているところまで仕様。
現代のJポップとかの殆どは4/4拍子(いわゆる4拍子)なんだけど
これは6/8(3拍子のお仲間)で 割と珍しい拍子だから ここぞ!という時に使うと
印象的な曲が出来るんだよねー!
ゲーム音楽だと実際に重要なイベントバトルの戦闘曲に使われてたりもする!

大昔のRPGにこの拍子の戦闘曲があって
ゆっくりな前奏からアップテンポな本体部分に切り替わるんだけど
直前の会話部分から前奏が始まって会話のスキップが出来ない仕様にすることで
アップテンポになるタイミングで丁度戦闘が始まるように調整してるってだいぶん後になってから知って
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998明神 :2024/10/16(水) 19:19:53
>>997
>カザハ君のテーマのアレンジ
なんかデジャヴだなと思ったらそれかぁ!
エモいことするじゃん…


999ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2024/10/17(木) 03:22:02
投下完了した。

イクリプスそのものの欠点…能力減少に関しては書こうか若干迷ったんだが…
本人達の知らないところにもいい所、悪い所の影響があっても面白いなと思ったんだ

それはそれとしてロールプレイに理解を深める為に自分の過去の黒歴史ノートをあさってたんだが…
その中で超絶チートで基本だれにも負けないけど自分が強敵と書いて友と認めた相手には力を分け与えて三日三晩戦い続く…
というとってもいた…いい趣味した設定を見つけたのでそれっぽくアレンジして反映してみた。弱点かと言われると怪しいが

>【タロットカード】

次から次へと面白い設定ばっか考えやがって…

こういう頭って何すりゃ身につくんだ…?

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1000embers ◆5WH73DXszU :2024/10/17(木) 18:23:08
次スレ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/18102/1729156921/


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5 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第九章 (Res:609)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 5
1 ◆POYO/UwNZg :2022/09/30(金) 22:01:30
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


========================

ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

========================

603ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2024/01/24(水) 21:08:38
なゆ達についていけば全てがうまくいくと思っていた。
誰も死なず、誰も悲しまず、最後は丸く収まる…そう…信じ込んでしまっていた。

いや…結果だけみれば最善と言っていい程順調に進んでいる。
僕達の被害は見渡す限り0に近い。怪我はしているし…休息は必要だが…しかしそれだけの被害で敵を無力化する事に成功した。

結果だけ見れば大成功だ。

でも僕は…なゆ達の光に目が眩んでその過程まで完璧であると信じ込んでしまった。

だから今の僕には…本来必要であるはずの…覚悟がなかった。
敵の屍を乗り越えるという事がどうゆう事なのかをまったく理解していなかった。

エンバースがそれはことある事に言っていた…たまたまうまくいっただけという事を肝に銘じておけと…
僕が…僕だけが…理解しているつもりが僕だけが…理解していなかった。
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604ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2024/01/24(水) 21:08:51
>「みんな、無事で本当に良かった……」

遅れた僕にカザハがそう声かける。
分かりきっていたことではあるがみんな生きて…無事に再集結できている。満身創痍ではあるが

「みんな…!カザハも…無事でよかった!」

少しでも気丈に振舞う。今は後ろを振り向いてる場合じゃないから…前に進まなきゃいけないんだ。
リューグークランの…エンバースの為にも…悲しむのは最後に取っておこう。

………それにしてもなんかちょっとカザハの位置が心なしかちょっと遠いような…気のせいかな?

「…?僕?…なんにもないよ…なんにもね」

>「さっきも言ったが、お前は報いを受けるべきだ。
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605崇月院なゆた ◆POYO/UwNZg :2024/01/30(火) 13:00:23
>……ねえ月子先生。彼からはっきりと、言葉にして、愛を語られた事は?

「そ、そんなのないよ!
 だいたい、わたしたちはちゃんとお付き合いしてる訳じゃないし……っていうか、
 わたしが一方的に好きって言っただけだし……」

突然マイディアに突っ込んだ質問をされ、なゆたは顔を真っ赤にしながら慌ててぱたぱたと両手を振った。
そんななゆたのリアクションを想定通りと思っていたのか、マイディアが顔色ひとつ変えずに話を進める。

>……ないだろうね。いつもそうだった。思わせぶりな事を言ってこっちをその気にさせて。
 そのくせ気づいたらすぐによそ見をしてるんだ。私もそれはもう散々待たされたものさ

「うん」

こくり、と頷く。
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606崇月院なゆた ◆POYO/UwNZg :2024/01/30(火) 13:05:13
マイディアが無数の光の粒子となって消えるのを確認すると、なゆたは立ち上がり胸に添えた右手をぐっと握り込んだ。
『異邦の魔物遣い(ブレイブ)』としての矜持と、三つの世界の命運。
そして、同じ相手を好きになった者同士の想いを懸けた闘いだった。
神奈川県から無理矢理召喚され、アルフヘイムで生き残るために遮二無二闘い続けて。
たくさんの強敵と対峙してきたけれど、マイディアは間違いなく最強の相手だった。
日本ランキング一位のチーム、リューグークランのメンバーだからというだけではない。
単純なランキングの上下のみならず、人間としての力量を見ても、マイディアはかつてない強者であったのだ。
しかし、なゆたはそんな相手に勝った。
勝つということ、それは即ち下した敗者の想いを背負い、受け継ぐということ。

>だから月子先生。死んじゃ駄目だよ……

マイディアの言い残した言葉を、胸の中で反芻する。
エンバースにふたたび大切な者を喪う絶望を味わわせないために。この世界を理不尽な崩壊から救うために。
どんなことをしてでも、生きる。
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607崇月院なゆた ◆POYO/UwNZg :2024/01/30(火) 13:09:39
>しかしだな、俺の見解はこうだ。今のデュエルはすげー楽しかったが――次はもっと楽しくなるぞ

エンバースが不敵に笑う。半分だけ蘇生した、歪な顔で。
常識的な観点だとひどく不気味で不自然な其れは、何なぜだかとても格好良くなゆたには見えた。

>おまっ……ふざっ……ふざけんな!次なんかあるわけねえだろ!!
 おいハイバラ!!こっち向けよ、おい!!楽しくデュエルできて情でも移ったか!?
 またぞろGルートがどうとか寝言垂れやがったらぶっ飛ばすぞ!!

>俺の実力はもう十分に分かっただろ?だから次はお前も最初からフルスロットルでやれる。
 俺は俺でお前の手の内はある程度把握した。次はもっと長く遊べるぞ。
 お互い、上手く切れなかった手札がまだある筈だ。あるよな?俺にはある
>それに多分だけど、フラウもリュシフェールも不完全燃焼だろ?


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608崇月院なゆた ◆POYO/UwNZg :2024/01/30(火) 13:15:21
「僕がやったことに関しても、弁解するつもりなんてないさ。
 僕がニヴルヘイムの軍勢を地球へ連れてきた結果、たくさんの人が死んだ。魔物も。
 それが僕の罪で、償わなければならないというのなら受け入れようとも。ただ――
 そんな時間はないと思うけど」

ミハエルは淡々と告げる。デュエルに敗れたことで自棄になっている訳でも、開き直っている訳でもない。
ただ――何か、此方の知らない決定的なことを知っている。そんなふうだ。

「君たちの質問に答えられる者がいるとしたら、それは……このワールド・マーケット・センターの外にいる。
 此処に来るときには見えなかったかい? まぁ、僕との闘いで頭がいっぱいだったというのなら無理もないか。
 でも、今なら君たちにも見えるはずさ……行って確かめてくるといい。
 僕は……もう二度と見たくない」
 
ミハエルはそう言うと、思い出すのもいやだというように自らの身体をぎゅっと両腕で強く抱き締めた。
ブレモン絶対王者の金獅子を以てして『二度と見たくない』と言わしめる存在。
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609崇月院なゆた ◆POYO/UwNZg :2024/01/30(火) 13:23:38
目の前に、惨状が広がっている。

破壊され半ばから倒壊したビル群に、墜落した戦闘機の残骸。ひしゃげた戦車、炎上し黒焦げた車両。
そこかしこに米軍とおぼしき兵士の亡骸。逃げ遅れ戦闘に巻き込まれたらしい一般人の遺骸は数えきれない。
被害はミズガルズ――地球ばかりではない。ニヴルヘイムの魔物たちの死骸も、あちこちに転がっている。
キュクロプスやゴブリン、グリフィン、ワイバーン、オーク――ブレモンではおなじみのモンスターたち。
無残な鏖殺の跡。建物はまだちろちろと火を残して燃え燻っており、火災の煙と濃厚な血臭で噎せ返りそうだ。
見渡す限りの焦土。
けれども、それは侵略者となったニヴルヘイムの魔物と、侵略に立ち向かう米軍が激突した結果――ではなかった。

「……なんて、こと……」

なゆたは瞠目した。
戦闘の痕跡は確かにある。執拗で徹底的な破壊と根絶の証が。
だが、ニヴルヘイムとミズガルズの両軍が殺し合ったという痕跡はない。
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6 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第八章 (Res:369)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 6
1 ◆POYO/UwNZg :2021/10/19(火) 01:37:21
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


========================

ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

========================

363embers ◆5WH73DXszU :2022/09/22(木) 08:19:56
【セーブ・ロード(Ⅵ)】

『カザハ、とりあえず話は後です! エンデ君! 時間が無いとは!?
 もしここが崩壊するとかだったら勿体ぶってないで早く教えてくださいよ!?』

「もう少しボリューム下げてくれ。そのバカでかい声が地盤にトドメを刺しかねない」

『エンデ!……説明。』

「それもいいけど、とりあえず出口を探さないか?オデットは……ガザーヴァ、お前が運べよ。
 ガーゴイルがいるだろ。乗せてやってくれ。嫌なら別にいいけど……俺もジョンも疲れ果ててる。
 断るなら、あのバカでかいおっぱいを王冠代わりに頭に乗せる名誉は――明神さんのものって事になる」

『地上に戻ろう』

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364embers ◆5WH73DXszU :2022/09/22(木) 08:20:31
【セーブ・ロード(Ⅶ)】

「…………あー、ちょっといいか」

なゆたが口を開く前後――どこかのタイミングで、エンバースが口を挟む。

実際の所、なゆたがこの件についてどう考えているのかは分からない。
もしかしたら特に深く悩む事もなく、既に彼女なりの答えが出ているのかもしれない。
それなら、それでいい。だが、もしもそうでなかったとしたら――言っておきたい事が、一つあった。

「こういうデリケートな話にズカズカ踏み込むと……モテないぞ、明神さん」

勿論、これはその"言っておきたい事"ではない。ただの前置きだ。

「それはさておき……なんだ、その……もし言いにくかったらの話なんだが――」
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365ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2022/09/22(木) 13:47:32
体が変わっていく…永劫の力が僕を上位の存在に進化させようとしている。永劫の力を受けるにふさわしい体へと…僕を…

いらない…不死なんて…不老なんて…。

激痛に耐えながらのたうち回る。
受け入れればこの激痛は一瞬で終わるという確信があった。だからこそ…必死に激痛を耐えるしかなかった。

不死はともかく…不老は非常に魅力な提案ではあった。僕だって老いるのは怖い…死ぬのだって怖い…
でも僕は罪人だ…誰がなんと言おうと…人を殺した罪は変わらない。

シェリーを殺したのも…ロイをあんな風に大量殺人犯にしてしまったのも…僕が…僕が悪いのだ。
今更自分だけ生き長らえようなどとは…決して思えない。

僕は決してまともな死に方はできないだろう…僕はしてきた事考えれば必ずそうなる。だけど…だからといってふてくされて一生生きているつもりもない…
なゆについていくと決めたあの日から…僕は精一杯今を生きると決めたから。
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366ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2022/09/22(木) 13:47:49
その瞬間僕の体の痛みは止まる。
僕の体はオデットとつながっていた…その痛みが無くなったという事は…オデット側が力つきたか…正常に戻ったか…

「…そうか……良かったな」

ウィズリィもまた…なゆの力の前に倒れ伏した。

まだなにか企んでいるかもしれない…彼女がやった事を考えれば即座にトドメを指すべきだ…。

「なんて……よし、さっさと拘束しますか」

なゆ達と付き合ってきて僕も少しは丸くなったのだろうか…
前の僕なら躊躇わず首にナイフを当てていただろうが…さすがにする気にはなれなかった。

>「初めから……全員あのクソジジイの安い駒だったってことかよ」
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367ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2022/09/22(木) 13:48:06
>「地上に戻ろう」

「…そうだね。これだけ大事になったんだ…だれか感づいてくるかもしれないし…それに…」

>「ああ、そうだな。今にも聖罰騎士がここを探り当てて、意識のないオデットを見つけて、俺達をその場で処刑するかも」

「…そうゆう事」

正直精神的に疲れてはいるが…肉体的にはオデットのおかげで余裕はある。
神罰騎士が何人こようと大した問題ではないのだが・・・しかし外交的に面倒事になるし、何よりでないはずの被害がでていい事は何もない。

>「一応、隊列だけはしっかりしとこうぜ。ジョン、先頭と殿、どっちがいい?」

「先頭でいくよ…一番余力があるのは間違いなく僕だしね…精神的にはかなりきついけど弱音を吐いてる場合でもない」

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368崇月院なゆた ◆POYO/UwNZg :2022/09/28(水) 05:18:08
「ポヨリン!」

『ぽよっ! ぽよぽよよ、ぽよっ! ぽよよぉぉぉ~~~んっ!!』

なゆたが両手を伸ばす。ポヨリンが助走をつけて勢いよくジャンプし、なゆたの胸に飛び込む。

「よかった……ポヨリン、無事でよかった……!
 ふふっ、くすぐったい! くすぐったいよポヨリン……!」

ポヨリンがぺろぺろとよく懐いた仔犬のように頬を舐めてくる。ポヨリンの柔らかく弾力のある身体を抱き締めながら、
なゆたは擽ったそうに笑った。
死んでしまったと思っていた。助けられなかった、後悔していた。
幾度も夢に見た。慟哭した。絶望した――
けれど。
なゆたとポヨリンはこうして再会を果たし、絆は保たれた。
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369崇月院なゆた ◆POYO/UwNZg :2022/09/28(水) 05:22:27
>それはさておき……なんだ、その……もし言いにくかったらの話なんだが――
 この場合、重要なのは――お前がどっちで呼ばれたいか……だと思う……俺は

「……エンバース」

>…エンバースの言う通りだ…僕は別にどっちだって気にしないし…そもそも僕は君に惚れてこのPTに入ってきた。
 今更君が何者だろうと…例え君がどんな道を選ぼうと…僕はついていく…無理やりにでもね

更に、ジョンもエンバースの言葉に同調する。
なゆたは照れくさそうに右手の人差し指で米神を掻きながら、小さく笑った。

>あ~…友達がいた時間が短すぎたんでこんな時なんて言えばいいか…うまく言えないんだけど…好きに生きようぜ
 誰に言われた~とか…こうしなきゃいけない~とかじゃなくてさ…君のやりたい事を…君の行きたい所を…仲間全員でやろうよ。
 僕達もたまにわがまま言うからさ…おあいこって事で

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7 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第七章 (Res:391)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 7
1 ◆POYO/UwNZg :2020/11/17(火) 11:00:24
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


========================

ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

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385embers ◆5WH73DXszU :2021/10/05(火) 06:36:15
【アノクシア(Ⅵ)】

『なゆたちゃん!……ああっ、クソ!』
『本人がああ言ってるんだ、仕方がない……。
 身を護る手段も無いのに連れ回しても危険に晒すだけだ……』

「……そんな事は、言われなくても」

『分かってるよ。……分かってんだ、そんなことは。
 このまま進めば、なゆたちゃんにとってどれだけキツい旅路になるかってことも、分かってる』
『……だけど、それでも俺は諦めたくねえよ。全員で世界を救うっていう最初の目標を。
 ゲーマーの矜持なんか関係なしに、なゆたちゃんを取りこぼしたくない』

遺灰の男が明神を見つめる――この状況で、明神ははっきりと自分の意思を示した。

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386embers ◆5WH73DXszU :2021/10/05(火) 06:37:53
【アノクシア(Ⅶ)】


「……よう」

なゆたはそう時間もかからず見つかった/歩いている間に考えは纏めた。

「俺が何故こんな風になったのか。分からないって言ったよな。教えてやるよ」

後はそれを伝えるだけだ――その結果が、予測出来ないとしても。

「俺はな、一度死んだんだ。闇溜まりの奥深く……光り輝く国ムスペルヘイムで。
 ヒトの魂を薪に燃える聖火に焼かれて、そこで俺の冒険は終わった筈だった」

だが、そうはならなかった――ハイバラは、エンバースとして再び目を覚ました。
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387ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2021/10/10(日) 14:20:23
「ふう~~…」

落ち込んでばかりもいられない。本当に辛いのはなゆで…この後なんだから。

>「……えと。
 黙って勝手にいなくなっちゃって、ゴメンなさい……」

頭を冷やしていると明神の影からひょこっとカザーヴァが顔を出す。
以外だな…僕がいなきゃ結局お前らダメダメじゃん!と軽口の一つでも叩くと思っていたが…。

>「だって。……特別になりたかったんだもん。
 ソイツばっか特別扱いされてさ。特別だー、風精王の器だーってチヤホヤされてさ。
 ボクとソイツは同じはずなのに……。それが悔しかったんだ。
 テンペストソウルがあれば、ボクもソイツみたいになれるかなって……思っちゃったんだもん」
>「でも……もういいや。レクス・テンペストになれなくたっていい。
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388ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2021/10/10(日) 14:20:35
無事に戻ってきた僕達はなゆに会う前に全ての話し合いをつけてしまうことにした。

>「風の双巫女との約定により、これより我が軍の500騎を駐留部隊としてこの地に留め置き、始原の風車の防備に充てることとする」

「打倒なラインだな」

戦いは基本的に数の戦いだ。しかし、この世界では一人でその差をひっくり返す人物が多数存在する。
過剰な戦力は戦いを抑制する効果がある。しかし、相手にそれ以上の戦力が…ひっくり返す算段さえあれば戦闘は必ず起こる。
そうなれば戦闘の規模は大きくなり、人的被害どころかその場所が生物の住めない場所になる事すらある。

>「そなたらはエーデルグーテへ行くという話であったな。
 『永劫』との面会を望むなら、余が親書を遣わすゆえ持ってゆくがよい。
 余と『永劫』には其処迄の親密さはなかったが、それでも階梯の誼。無手で参るよりはよかろう」

>「次は宗教の総本山で僧兵軍団の調略か。いよいよもって戦国時代めいてきたな」
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389ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2021/10/10(日) 14:20:49
なゆの顔を見た時、即座に異変に気付いた。

>「聞いたよ、あのイブリースをやっつけたんだって? やったね!
 みんなが力を合わせれば、どんな強敵にだって必ず勝てるって。わたし、信じてたから――!」

でも不思議と…僕はなにも感じなかった。

>「……まあ、俺が少し本気を出せばこんなものさ」

目の前にいるなゆに以前の面影は微塵もなかった…。
頑張って明るく振舞おうとしてはいるが…明るいのは表情と声だけで…。

>「……おい、明神。どーゆーコトだよ?
 モンキンのやつ、ゴッポヨ撃破されてガチ凹みしてんじゃなかったのか?」

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390ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2021/10/10(日) 14:21:05
>「バカだよねえ、わたし。
 今まで勝ってこられたんだから、今回だって絶対勝てる! なんて。何の根拠もなく突っ走っちゃってさ。
 イブリースは今までの相手とは全然違うのに。ちゃんとみんなで対策を練って、連携して戦わなきゃだったのに。
 な~んにも考えないで吶喊して、跳ね返されちゃって! あははははは、いや~参った参った!
 ごめんね、みんな! 本当にこんなのがリーダーですなんて、今まで大きな顔しちゃってて!」
>「だからさ。わたし、もう役立たずになっちゃったから。
 リーダーの座は明神さんに譲るね。新リーダー、これから頑張って。
 わたしのことは、申し訳ないんだけどヴィゾフニールでリバティウム辺りに送ってくれないかな?
 リバティウムならしめちゃんもいるし、わたしの箱庭も……」
>「や、やっぱりいいや。リバティウムはやめとく。
 そ……そうだなー、ガンダラの『魔銀の兎娘(ミスリルバニー)亭』なんていいかも!
 あそこでマスターに雇ってもらって、ウェイトレスとかやってみたいかな!」

「…そうか」

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391ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2021/10/10(日) 14:21:26
戦いに負けて…イブリースを倒すことも、仲間にすることも出来ず…ただ地に伏しただけ。

そして、今苦しんでいるなゆに涙どころか…悔しさでさえも共感してあげられない。
イブリースの前に決めた覚悟は一体なんなんだ?もう悲しませないと誓ったのに…

僕には…人間としての当たり前のなにかが欠けている。そう認められずにはいられなかった。
僕がどれだけ人を想っても…信頼すると口に出しても…それは結局見せかけで…

ロイが死んだあの時から…シェリーを殺したあの日から…ほんの少しでさえも成長できていない。
結局他人を思いやれている…その気になっていた自分に酔いしれていただけだ。

人が目の前で死のうとも、殺されようとも、殺そうとも、仲間と呼んでくれる人が大切な相棒を失ったとしても…なにも思わない。
ただ過ぎ去ってしまえば全て過去。それが僕だ…

だからこそ…城でなゆ達が戦ってる姿をみて…なにが変わるかもしれないと…期待して…でもそれすらも自分勝手で…
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8 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第六章 (Res:370)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 8
1 ◆POYO/UwNZg :2020/03/27(金) 20:10:47
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


========================

ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

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364明神 ◆9EasXbvg42 :2020/11/09(月) 04:09:33
ガザーヴァを苛む苦しみは、俺がかつて辿ってきた変遷とよく似ている。
そして、どうしようもなくクゾに堕ちちまった俺と違って、ガザーヴァはまだまともに戻れる。
『特別』はひとつじゃないって、そう言えるのなら。

「ガザーヴァ」

>「……ゴメン。オマエにそんなこと言ったって、どうにもなんないよな……。
 いい、忘れて。年中ハイテンションなボクだって、たまには落ち込むことだってあるさ。
 部屋に戻って寝るよ。……おやすみ」

俺がなにか言う前に、ガザーヴァは乾いた笑いで話を切り落とした。
ベッドから飛び降りて、枕を引きずって部屋を出ていく。
いつもより小さくなったような気がするその肩を、俺は掴むことが出来なかった。

「……おやすみ。しっかり寝ろよ、お前は今日、誰よりも頑張ったんだからさ」
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365明神 ◆9EasXbvg42 :2020/11/09(月) 04:09:56
>「妙に静かだと思ったら……騒がしい奴がいないじゃん!
 なんだよ~隠れんぼでもしてんの? 明神さん探しに行ってあげなよ。
 出てくるタイミングを失ったら可哀そうだし!」

「もう探してるよ!コクピットも、船倉も、空き部屋のベッドの下まで全部見た!
 ウソだろおい、飛んでる船の上だぞ……!いくら浮けるからってどこに行くってんだよ!」

朝っぱらから船の中を駆けずり回って、肩で息をしながらカザハ君に答える。
そう大きくない船の上だ。ずっと隠れ続けられるはずがない。

「そうだ、ダークユニサス……ガーゴイルだったか。あいつは居るのか?
 一緒に消えたんじゃなけりゃ、居場所くらい知ってねえかな」

【七章プロローグ】


366embers ◆5WH73DXszU :2020/11/17(火) 00:43:14
【フラグメンタル・ライフ(Ⅰ)】

『待ってくれ!頼む!僕が言える義理じゃないってのは理解している!でも…頼む…ロイを助けてくれ…お願いだ…』

悲痛な叫び=ジョン・アデルの懇願――遺灰の男は一切取り合う素振りを見せない。

『流石に道理が合わんだろ。そいつが何人、無関係の人間を殺したと思ってる。
 この場で殺さないのは良い。だけど、助けるなら話は別だ。この先ものうのうと生きてて良い奴じゃない。
 例えそいつが心を改めようが、死んだ命は返ってこねえんだぞ』

明神の反論――遺灰の男はやはり一切の反応を示さない。無意味だからだ。

『……殺さないよ。
 明神さん、わたしたちは誰も死なせないで世界を救う。それが味方であっても、敵であっても』

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367embers ◆5WH73DXszU :2020/11/17(火) 00:43:30
【フラグメンタル・ライフ(Ⅱ)】

『……いいザマだな。飛空艇が欲しいからと、後先考えず飛び込んできた末路がそれか。
 笑えるな……大切な者のために、危険を顧みず遮二無二進む……。
 それは、まるで――』

言葉とは裏腹に穏やかな口調/すぐに察した――これは、一つの人生の結末。

『……まるで……どこぞの愚か者と同じじゃないか……』

遺灰の男は、それを見届けたいと思った。

『ジョン。いい仲間を持ったな……。
 もう、ひとりぼっちで……オレやシェリーがいなければダメだった頃のお前は、いないんだな……。
 ……ああ、それは……いい。安心した……』
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368embers ◆5WH73DXszU :2020/11/17(火) 00:43:44
【フラグメンタル・ライフ(Ⅲ)】

『なんでだよ!?いつもみたいにそこは諦めないって言う所だろ!?まっててくれロイ今俺が…』

遺灰の男=無言でジョンを待つ/説得しようとはしない――説得出来ない。

『僕のせいだ…僕が君を殺すことになってしまった…僕が…全部悪いんだ』

ロイ・フリントは死ぬ運命にあると告げる事は、その原因がジョンであると言及する事でもある。
そんな事を何度も告げる気にはなれなかった――例えジョン自身がそれを自覚していたとしても。

『俺はな…ジョン…自分の意志でこの道を選んだんだ。多くの道がある中で…この道を俺自身の意志で選んだんだ』

遺灰の男に出来るのは、この最後の時間に水を差さないでいる事だけだった。
そして――不意に遺灰の背後で、空気の爆ぜる音/スタンガンの作動音がした。
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369embers ◆5WH73DXszU :2020/11/17(火) 00:43:57
【フラグメンタル・ライフ(Ⅳ)】


『みんな、格納庫の扉が開いたら、ダッシュで乗り込むよ。
 ――10秒前。9、8、7、6――』

指定の刻限――響く、機械仕掛けの駆動音/ロイ・フリントは約束を果たした。
飛空艇に乗り込む一行/少々の操作――僅かな振動/微かに響く起動音。
そして神鳥の咆哮が轟く――空が、見えた。

『ヴィゾフニール、発進!!』

一瞬、慣性に体を包まれて、気づけばヴィゾフニールは飛び立っていた。

『レプリケイトアニマが……』
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370embers ◆5WH73DXszU :2020/11/17(火) 00:44:11
【フラグメンタル・ライフ(Ⅴ)】

《ちょ、お師さん? 何ですのん?》
《予定変更! ジョン君の呪いは解けたんだろう? なら、エーデルグーテは一旦後回しだ! 
 君たちにはそのまま、風渡る始原の草原へ行ってもらいたい!》

「……なんだと?」

エーデルグーテは後回し――遺灰の男にとっては、願ってもない方針転換。

《ああッ、まったく! あいつめ、あれほどもう少し待ってくれってお願いしたのに!
 私は兄弟子だよ!? それが『元』であってもだ! 普通、もうちょっとこう……敬ってくれたっていいだろう!》

「……お前の尊厳なんてどうでもいい。それより――」

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9 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章 (Res:345)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 9
1 ◆POYO/UwNZg :2019/09/24(火) 22:17:16
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


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ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

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339ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2020/03/18(水) 03:01:19

「ん・・・?ここは・・・?」

目覚めるとそこは牢屋と思わしき場所の中。
体に何十にも巻かれていた鎖は今は取り外され、手足に枷もなく牢屋という場所だという事を除けば自由な状態だった。

「いくらなんでもこれは警戒心がなさすぎじゃないか・・・?」

王都の時も思っていたがこの程度の牢屋に中の囚人に枷を付けていないのはセキュリティ的にどうなのかと思う。
力を使って壁をぶち抜いてそのまま脱出できそうなレンガの壁に囲まれいる牢屋。

先ほどより頭が冷静なお陰でスキルを使おうとは思わないが・・・。

「目が覚めましたか?」

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340ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2020/03/18(水) 03:01:46

「~~~~~~~~♪」

ステージ上でなゆとマホロが楽しそうにダンスを踊っていた。

「一体これは・・・!?」

つれてきた兵士に事情を聞こうと振り返ると。

「おお~~~~~~~!やっと起きたでござるか!いや~~~~よかったでござるな~~~~」

兵士達に囲まれあれよあれよと宴会の席に着かされた。

「ちょ・・・君達は僕の事がキライだったんじゃないのか?」

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341ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2020/03/18(水) 03:02:07
なゆは宴の最中に考え込んでいた。
理由は当然僕だろう、当然彼女はこう考えているはずだ・・・

ジョンを助けるにはどうしたらいいだろう



「なゆ・・・考える必要なんてない僕を素直に見捨ててくれれば・・・」

>「……エーデルグーテ」

その名は知識としてしっていた・・・。
聖属性の要所ゲームでも知らないプレイヤーは居ないといわれるほど必ずプレイヤーが訪れる場所。
僕も一度なにかのクエストで生かされた気がするが・・・。

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342ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2020/03/18(水) 03:02:51
の後僕は自主的に牢屋に戻った、試したい事があって部屋より牢屋のほうが適していたからだ。

「ふうう・・・!」

ブラッドラストを発動させる、アジダハーカの時のように全力ではなく少しずつ。

戦闘時でもない限り全力発動は気分的に難しいが・・・。

それでもこれからふと気分が高揚するたびに暴走してはたまらない
だからどの程度までいけるのが試す必要があった。

「バロールの魔法が効いている今が試すにはちょうどいい!」

視界が赤く染まる、本能がむき出しになっていくような感覚。
力が強くなる・・・感覚が鋭くなる・・・体に溜まっていた今日一日の疲労がなくなる・・・
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343embers ◆5WH73DXszU :2020/03/23(月) 23:22:45
【フィロソフィカル・バーンド・コープス(Ⅰ)】


焼死体の肉体が燃え尽きていく/その末端から中心に向けて、灰化の進行は止まらない。

〈マスター。あなたはもう助からない。誰を呼んだところで、もう間に合わない〉

「……ああ、そうだな」

〈だから……私をサモンして下さい。まさか、このまま顔も合わせずにお別れするつもりですか?〉

暫しの逡巡――焼死体の灰化した指先が、ひび割れた液晶に触れた。
魔力の燐光が渦を巻く/小さな騎士の輪郭を描く。
そして純白の騎士が、主を見上げた。

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344embers ◆5WH73DXszU :2020/03/23(月) 23:23:29
【フィロソフィカル・バーンド・コープス(Ⅱ)】


『おぉ~っ! みんな、おかえりなさーいっ!』

「……【自爆】と【死線拡大】のコンボか?いや、違うな――」

そして物語は進行する/何の変化もなく。

『マホ――』
『おおーっと! ヤボは言いっこなしだよ? 月子先生……』

「なるほど。マホたんと俺達だけの秘密か――蠱惑的な響きだ」

[■■■■の成れの果て/闇霊]は完全に、焼死体として振る舞う。
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345embers ◆5WH73DXszU :2020/03/23(月) 23:24:00
【ロスト・グローリー(Ⅳ)】


『――駄目です。やはり誰とも連絡取れません。ログインの形跡もなし』

『……そうですか。では、仕方ありません。事前の取り決め通りに事を運ぶのです。
 かのクランは最新コンテンツにおける不正ツールの使用が確認された。
 故に、そのコアメンバー全員をアカウント凍結処分とする』

『本当に、いいのですか?運営が、意図的に誤BANを行うなど……』

『日本代表選手とそのチームに失踪されたとなれば、我々の沽券に関わるのです。
 彼らが本当に引退したのなら――どうせ、真相は誰にも分からないのです』

『……一体、何があったのでしょう』
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10 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第四章 (Res:341)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 10
1 ◆POYO/UwNZg :2019/03/18(月) 20:11:11
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


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ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

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335明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:45:22
「カザハ君、カザハ君よぉ。飲んでるか?カケル君はお酒いける口なの。
 お馬さんはビールが結構好きらしいぜ。もともと麦食ってるからかな」

俺はずっとこいつに聞きたかったことがある。
疑問が形になったのは、クーデター閉会式の時だ。

>「いい名前じゃん。よろしくね、瀧本さん。……カケル、背中貸してあげて。タッキー&ツバサ――なんちゃって」

「お前さ、ホントはいくつなの」

カザハ君がポロっとこぼしたセリフは、はっきり言ってオヤジギャグの類だ。
俺の本名とカケル君の翼をかけた、特に深い考えもない一言だったんだろうが――
ネタが、古い!マジで古い!二十年近く前のアイドルやぞそれ!
俺が小学生の時に流行った連中じゃねえか!タッキーなんか社長になっとるぞ!

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336明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:46:04
>「条件はひとつだけ。わたしがパーティーリーダーを務めるにあたって――
 明神さんをサブリーダーに指名します。もちろんパーティーメンバーはみんな平等で、誰が偉いとか一番とかはないけど……。
 わたしがいなくて、何かを決定する必要があるときは。みんな明神さんの指示に従ってくれればって思う」

そうして敗軍の将に、裁定が下った。

「……マジで?」

煮るなり焼くなり好きにしろとは言ったけれども。
反逆者に次席のポストが与えられるとは想定すらしてなかった。

「いいのかよ。遺恨残らない?自分で言うのもなんだけど結構酷いことしたよ俺」

色々酷いことも言ったし、人事不省のなゆたちゃんに一方的に襲いかかりもした。
そもそも性根がクソコテ気質のうんちぶりぶり野郎だし、その性格を改めるつもりもない。
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337明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:46:31
「ちょ、ちょっと待てよ!一体どういう風の吹き回しだ!?」

言うまでもなく石油王は俺達の防御の要、メインタンクだ。
こいつがいなけりゃ消し炭になってたことなんか一度や二度じゃない。
そしてタンクである以上に、俯瞰視点から戦況を見渡すこいつの冷静さには何度も救われてきた。

その石油王の離脱表明は、少なくない衝撃をもって俺達を襲う。
なんで。クリスタルを使い切って戦えなくなったってわけじゃないだろう。
バロールから物資提供の確約は取り付けてるし、石油王には万象法典のカードプールもある。

それなら。命がけの戦いを続けられなくなった?
いくつもの疑念が頭を擦過していくが、石油王の真意はそのどれでもなかった。

>「だってこの魔王様、色々とガバガバの穴だらけで見てられへんのやもん
 兵站管理や情報伝達とか、この人に任せてたら前線に出るうちらは命がいくつあってもたりひんわ
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338明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:47:08
>「えー。私の意思っていうものは考慮してくれないのかい? ひどいなぁ!
 でも、確かに五穀豊穣君が私の手伝いをしてくれるなら心強いかな。なにせ、今は全部私ひとりでやってるものだから!
 睡眠時間もないし、愛しのメイドたちと愛を語らう暇もなかったんだよね!」

……ホントに大丈夫かなぁ?
このセクハラ魔王、テンション上げてんじゃねえよ。
メイドさんめっちゃ冷ややかな対応しとるがや。

>「寂しくなるけど・・・永遠の別れってわけじゃないし、さよなら、とは言わないからね」
>「よし!みんなしんみりした雰囲気はなしだ!今日は派手にやろう!」

ジョンが陽キャ仕切りで暗い空気を払底する。
俺も同感だった。送り出される側が辛気臭いツラしてちゃ、石油王も枕高くして寝れねえよな。

>「そうしよう、そうしよう! みんな、かんぱーいっ!」
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339明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:47:39
一日くらいなら、どうにかなると思ってた。
24時間ずっと訓練ってわけでもないし、いい感じのところで切り上げて英気を養うもんだとばかり。
だがジョンの『訓練』は俺の想像を超えるどころか、常軌を逸していた。

「はぁ……はぁ……ひぃ……」

ようやく課されたランニングのノルマが終わり、俺は石畳の上に五体を投げ出した。
本当に、本当にキツかった……。
ジョンの講義は護身術の座学に始まり、実戦組手でぶん投げられること数多。
何度ゲロ吐いたか数えてもないが、体中にできた青痣だけは治癒魔法ですぐに治った。

そして仕上げとばかりに王宮ランニング。
俺より5周近く多く走ったジョンは涼しい顔でタオルを手渡して、どっかに行ってしまった。
多分風呂だろうな。俺はしばらくここから動けそうにない。

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340明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:48:24
こいつが自分のしたことに自分で責任をとるのなら、俺はもう何も言わない。
こいつが呼び付けて、死んでいったブレイブ達の恨み節は、俺が代弁するべきじゃない。

「私の立場でこんなことを言うのは些か不義理かもしれないけど……。
 君たちには、死なないで欲しい。世界を救うだけではなく、生きて帰って来て欲しい。
 ――何より。君たちが戻らなければ、私は五穀豊穣君に絞め殺されてしまうからね」

「へっ、お前に言われなくたって死ぬつもりはねえよ。あいつらを死なせるつもりもない。
 生きて帰らなきゃ、お前がブレイブ達の墓参りすんの見れねえだろうが」

「ははっ!そういえば約束をしていたね。うん、それが良い。
 全部終わったら、私もまた旅に出られる。君と諸国を巡れる日を、楽しみにしているよ。
 ……そして見届けてくれ。私の、贖罪を」

何に満足したのかぴくちりわかんねえけど、バロールは微笑みだけ残して去っていった。
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341明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:48:55
「……ジョンのことは任せとけ。俺も昔とった杵柄で、多少はタンクの心得がある。
 アコライト行ってからでも、お前の伝えた知識を俺が補完することは出来るはずだ」

タキモトとしてプレイしていた頃の俺は、本職こそアタッカーだったが、
サブロールとしてタンクも人並み程度には齧ってる。
戦線を維持する責任の重いタンクは基本的に人手不足の引く手数多で、足りないPTでは兼任も珍しくなかった。
あの頃から多少環境も推移したが、ロールとしての立ち回りは変わってないはずだ。

「あの野郎には訓練で貸しがあるからな。スパルタ式でビシバシ教え込んでやるよ」

だから心配するな。俺達はうまくやれる。
お前は安心して、バロールのところで支援に専念してくれ。
そんなようなことを、歯切れの悪い言葉で、俺は石油王に伝えた。

これで終わりでいいのか?
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