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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章

82ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs:2019/10/22(火) 21:05:55
>「覚えてる? 今日の正午に起こったこと」

「あの不快な謎の音か・・・なにか虫?が飛ぶような音に聞こえたけど」

>「あれはね……ユニットカード『進撃する破壊者(アポリオン・アヴァンツァーレ)』。
  ブレモン正式稼働1周年記念イベント【六芒星の魔神の饗宴】で実装された、最高レアのユニットカードだよ」

大量の肉食の虫、なるほど、広場のトカゲの肉塊を山積みをさせていた理由がはっきりした。

>「……無限に湧き出すトカゲ軍団と、『進撃する破壊者(アポリオン・アヴァンツァーレ)』。
  まずはそのふたつを何とかする方法を考えなくちゃいけないってことね……」

何とかする、といえでもあちらと違いこちらのクリスタルは無限と呼べる物ではない。
両方なんとかしなければいけないのはわかるが、どっちも攻略するとなればそれなりのリソースを裂かなければいけない。

>《やるべきことが固まってきたみたいやねぇ。
  こっちでも打開策を考えてみるわ〜。このまんまじゃ負けは決定的やし……》

バロールやみのりに期待したいが、具体的な解決策がでるかどうかは微妙なラインだろう。
タイムリミットはたったの1日。具体的な策ができても実行不能になってる可能性のほうが高い。

>「帝龍は正午に必ず『進撃する破壊者(アポリオン・アヴァンツァーレ)』を使用する。
  それは変えないみたい。変なところで時間に厳しいから。それまでに打開策を考えなくちゃ」

「あの手の奴は必ず自分が宣言した事は曲げないだろうな、無駄なプライドがあるうちは」

時間は明日の正午で間違いない、だが対策を立てられなかったらそれが僕達の命日になる。

>「……わたしには分が悪いかな……」

相性が悪いとはいえ、なゆの範囲攻撃でも殺しきれないトカゲの軍団と肉食虫。
僕達を、場を沈黙させるには十分な脅威だった。

>「当初、帝龍はここをすぐに潰すつもりでいた――っていうジョンの予想も、たぶん正しい。
 マホたんがいたからそれを改めた、っていうのもね。
 あいつはマホたんを無傷で手に入れたい。ブレモンのトップアイドル・マホたんを自分のものにすることにステータスを感じてる。
 もし、状況を打破するきっかけがあるとしたら……そこ、なのかな」

「相手が一番、そして確実に油断するタイミングがあるとすればそこだろうね」

マホロの純潔自体は正直どうでもいいのだが、敵の強化だけは絶対に避けなければならない。
なゆ達の身の安全を考えるなら、絶対にマホロの「戦乙女の接吻(ヴァルキリー・グレイス)」の能力だけは守らなければならない。

>「わたしたちは、このアコライト外郭を――そしてマホたんを守らなくちゃいけないんだ。
  CEOだか何だか知らないけれど、あんなイヤなヤツにマホたんを渡すことだけは絶対にできないから!
  みんな、力を貸して! 帝龍を撃退するには、どうすればいいと思う――?」

なにも考えがなくても作戦を出さなければならない、刻々と時間が迫りくる中。

作戦会議が始まった。


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