[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章
80
:
ジョン・アデル
◆yUvKBVHXBs
:2019/10/22(火) 21:04:40
ジョンは即座に物陰に隠れる、自分の姿を晒していい事など一つもない。
>《――おやおや。おやおやおや! これは驚いたアル!》
スクリーンに映し出された男は、予想よりも細く、弱弱しい、服と装飾類は豪華だが・・・
「(なんというか・・・予想していたより遥かに小物くさいな)」
>《我が軍の包囲に手も足も出ないオマエが、宣戦布告? 面白い冗談アル。
今度はジョークの配信もするようになったアルか? だが――あまり頭の悪い配信はイメージダウンの恐れがあるアル。
推奨できないアルネ》
男は完全に舐め腐っている、自分が負けるなんて夢にも思っていない。
この世界では特別な力が各個人にあるというのに。
ただの馬鹿なのか、それとも絶対的な切り札があるのか、それとも後ろ盾を信じきっているのか。
>「ジョークなんかじゃないわ。真面目も真面目、大真面目よ!
これから戦況をひっくり返す――あたしと、みんなの力で!」
「なっ・・!?」
マホロは隠れていたなゆ達(僕含む)の存在もばらしてしまう、僕には到底理解できない行動だった。
>《フン。そいつらがアルフヘイム虎の子の『異邦の魔物使い(ブレイブ)』アルか……。
イブリースから報告は受けているアル。よりによってこのアコライト外郭へ、ワタシと戦いに来るとは――。
無謀を通り越して、自殺志願と言わざるを得ないアルネ》
今日部長はまだ召喚していなかったが、顔が完全にばれてしまった、幸運といえば相手が僕の事を知らない事ぐらいか。
特に作戦などなかったが、なにがあるかわからない以上、敵に存在はできるかぎりばらしたくなかった、のだが。
>《正直言って、オマエたちを捻り潰すのは造作もないことアル。
しかし、ワタシはそれをしたくないアル。事と次第では軍を引き、オマエたちの命を保証してもいいアル》
以外でもなんでもない、絶対者の提案だった。
その条件はなんであれ絶対飲めない、飲める提案だったら僕達を呼ぶ必要などないからだ。
>《マホロ……ワタシの許に来るアル。ワタシのものになるアル。ワタシだけの戦乙女に――
オマエの『戦乙女の接吻(ヴァルキリー・グレイス)』を、ワタシに捧げるアル》
>「マホたんの……『戦乙女の接吻(ヴァルキリー・グレイス)』……!」
『戦乙女の接吻(ヴァルキリー・グレイス)』。
マホロに・・・戦乙女にキスされた者は潜在能力(ステータス)が異常に上昇するらしい。
だがそれは一度しか使えず、取り消すこともできない、選ばれた相手にしか捧げない乙女の純潔。
>「だ……、誰がッ!
あなたなんかにあたしの純潔を捧げるくらいなら、死んだ方がマシよ!」
《オマエの意地のために、300人の兵士を犠牲にしてもいいということアルか?》
なぜこちらの具体的な数を把握してるのか、気になるその疑問よりも。
僕はある事を考えていた。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板