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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章
62
:
embers
◆5WH73DXszU
:2019/10/18(金) 23:16:29
【フレイミング・リグレット(Ⅴ)】
『帝龍は正午に必ず『進撃する破壊者(アポリオン・アヴァンツァーレ)』を使用する。
それは変えないみたい。変なところで時間に厳しいから。それまでに打開策を考えなくちゃ』
「留意すべき点は、【進撃する破壊者】は所詮、一枚のカードという事だ。
帝龍が予備のスマホや、アカウントを持っている可能性もある。
最小限のカード使用で打開しなければ、後に響くぞ」
『……わたしには分が悪いかな……』
『カザハ、この戦いではあなたに頑張ってもらわなくちゃいけないかもね』
「そうだな。具体的には間違えずに、ゴッドポヨリンさんにバフを掛けてくれないと困る」
『昨日のカザハの作戦だけど、トカゲをいくら倒しても仕方ないから指揮官を狙うっていうのは賛成』
「暗殺は勇者パーティのお家芸だしな。とは言え――」
『ただ、エンバースも言った通り少人数で奇襲をかけたところで効果は薄いと思う』
「そうだ。やるなら、一撃必殺でなくては意味がない。
帝龍の本陣がどこにあるかすら分からない現状では、非現実的だ。
今から偵察を出すのも……リスクとリターンを鑑みると、難しいと言わざるを得ない」
『……といって、こっちに帝龍がやってくる方法がいいかというと……。物量で押し切られちゃ、こっちに勝ち目はないから。
どうにかして帝龍を本隊から切り離したうえで、こっちの総戦力で攻められる方法……なんてあるかしら?』
「あるさ――具体的な手段はこれから考えるが、間違いなくある」
『あいつはマホたんを無傷で手に入れたい。ブレモンのトップアイドル・マホたんを自分のものにすることにステータスを感じてる。
もし、状況を打破するきっかけがあるとしたら……そこ、なのかな』
「マホたんと一緒に献上する、輿入れの木馬でも用意してみるか?
盾に括り付けるのは……じゃじゃ馬じゃなくて、子猫だったか」
『わたしたちは、このアコライト外郭を――そしてマホたんを守らなくちゃいけないんだ。
CEOだか何だか知らないけれど、あんなイヤなヤツにマホたんを渡すことだけは絶対にできないから!
みんな、力を貸して! 帝龍を撃退するには、どうすればいいと思う――?』
「冷静に考えれば――」
『昨日のトカカツ美味しかったよね。一気にこんがり焼き払えないかな……?
マホたん、お酒のストックはいくらかあったりする? お酒があった方がコクが出るでしょ?』
「――城壁を飛び降りて、自分で狩ってこい。マホたんは今忙しい」
『料理人はエンバースさん――助手はボクだ。エンバースさん、炎の扱いは得意だもんね』
「すまない、言葉足らずだった。今忙しくないのは、お前だけだ」
『ついでに本陣の近くまで行ってボクがマホたんの《幻影(イリュージョン)》を被って
エンバースさんと相乗りしてるところを見せつけてやれば嫉妬に狂って追いかけてきてくれるかもね』
「お前の世界には、お前より賢いやつは存在しないのか?」
『ユニットカード同士をぶつけたらどうなるんだろう……』
「レジェンドレアとコモンレアのガチンコ勝負に、俺達全員の命をベットか。
そんな勝負に乗れるのはイカれた賭博師か、無根拠に自信家の英雄だけだ」
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