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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章

50カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ:2019/10/12(土) 22:14:21
>「その帝龍の狙いについてなんだが・・・」
>「もしかして敵は・・・帝龍は・・・「期待」してるんじゃないかな?」
>「おそらく最初はここを即効潰すつもりだったと思う、でもそうはならなかった・・・マホロがいたからだ、
 予想以上の抵抗をされて、当初の予定が狂った帝龍は思ったに違いない」
>『あそこにいる猛者はもしかしたら自分の退屈・・・飢えを満たしてくれるかもしれない』
>「だから帝龍はマホロが力を蓄えて・・・勝算を持って行動に出るまで待っている、自分の目の前に来るのをただジっと・・・待っている
 1万はいるであろう軍勢を超えて・・・将を討ち取らんとする英雄を・・・【異邦の魔物使い】を待っている・・・そんな気がする」

明神さんが裏工作説、ジョン君が強者を待つ戦闘狂説といった対照的な仮説を展開する。

>「ルールも含めて、俺はマホたん氏の見解を聞きたい。帝龍は何の為に布陣してやがるんだ。
 そんで――俺達にはあとどれくらい、時間が残されてるのか」
>「そうだね・・・やはりなんだかんだいっても、マホロの意見が一番だと思う、聞かせてほしいな・・・考えを」

皆がマホたんの見解を待つ。
しかし、マホたんは現時点での情報開示をさらりとかわしたのだった。

>「さっきも言ったけど、それは明日にしよう。その方があたしも説明しやすいし――
 それにさ。あたしがどーのこーのって話をするより、見てもらった方が。きっとみんなも理解できると思うから」

明日の方が説明しやすい、見てもらった方がいいということは――
決まって毎日何かが起こり、しかも事が起こる時間帯が決まっている、ということなのだろうか。

>「それより! 折角みんな来てくれたんだし、歓迎をさせてよ。
 今日はごちそうだー! あたし、思いっきり腕を振るっちゃうよー! 
 じゃあ……ちょっと待っててくれるかな? 今『食材を狩ってくる』から――」

「買ってくるっていっても……近くにスーパーもコンビニも……マホたん!?」

ちょっと買い物に行ってくる的なノリでいきなり身投げしたマホたんに皆仰天する。
しかも落下地点は先程のエンバースさんとは違って爬虫類の群がる城壁の外だ。

「カケル!」

すぐさま救出に行こうとするカザハと私だったが、しかしその必要は無かった。
地面に激突する寸前、マホたんの背に翼が出現した。

「マホたん飛べたの!? 跳び下り方紛らわしいわ!」

>「……『黎明の剣(トワイライトエッジ)』――プレイ」
>「スキル。『戦乙女の投槍(ヴァルキリー・ジャベリン)』――」

マホたんは力強く且つ華麗にトカゲ達を仕留めていく。

「買い物じゃなくて狩りの方だったのね……」


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