[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章
41
:
ジョン・アデル
◆yUvKBVHXBs
:2019/10/08(火) 14:34:34
>「まず俺が気になってんのは、あんだけ兵力揃えてる帝龍がなんで一気に攻めてこずに、
戦力の逐次投入なんかかましてんのかってことだ。
敵の肉で燻製作る蛮族相手にビビってるってわけじゃあ流石にねえだろう」
完全にギャグ時空に囚われたエンバースを引き上げながら、まずは明神が口を開く。
>「ってことは、想定できる可能性は3つ。まず、あの魑魅魍魎自体が幻覚かなんかの虚仮威し」
「・・・それはさすがになくないか?実際マホロ達・・・はそのトカゲを焼いて食べた事があるんだろ?
敵に捕まえさせる奴だけ本物のモンスターにすり替えるって方法もあるだろうけど・・・そんな器用な事する必要もないだろうし」
敵が圧倒的優位に立ってる状況でそんな事をする必要はほとんどないだろう。
もしあれの殆どが幻影だったとしたらここはこんなになるまで押されなかったはずだ。
>「次に、あの軍勢は帝龍にとっても虎の子で、僅かな損耗もしたくない重要な戦力である可能性。
カンペキにアコライトを押しつぶすために、もっともっと多くの軍勢が揃うまで待機してるのかもしれん。
ただまぁあれだけの大軍だ、維持するだけでも相当なコストになるだろうし、これは期待薄だな」
これは明神の言うとおりだと思う、本当に大事ならだらだらと攻める必要がない。
>「最後。――この戦線膠着自体が、帝龍の狙いである。
つまり、外郭の防衛力を『外』に向けさせつつ、裏で何らかの工作をしてる可能性だ。
敵のほとんどは爬虫類系だって言ってたよな。だけど、『それだけじゃない』としたら」
「その帝龍の狙いについてなんだが・・・」
僕が薄々感じていた事を口に出す。
「僕は本人に実際に会った事がないし、ゲーム内で接点が会ったわけじゃない、帝龍の事はあくまでもみんなと同レベルでしかしらない
だから僕がこれから言う事は・・・聞く価値がないと思ったら聞き流して欲しい・・・」
「もしかして敵は・・・帝龍は・・・「期待」してるんじゃないかな?」
コイツは突然なにを言い出すんだ、顔見なくてもみんなそう思っているだろう。
僕だって逆の立場ならそう言うだろう。
「みんなもしってる通り、帝龍はブレモンだけじゃない・・・いやリアルが成功してるからこそブレモンも強いんだ
帝龍は成功の方法を知っているんだ、生まれながらの天才っての奴かな、その才能はこっちの世界にきても圧倒的な物だっただろう」
「ライバル企業を潰し、吸収したのだって1件や2件だけじゃない、表沙汰にならないだけで当然、非合法の方法だってとってるだろう。
帝龍にしてみればアコライト外郭を落とすのも、ライバル企業を落とすのと何ら変わらない
むしろこれだけのモンスターを持っているんだ、法律もないこの世界じゃ、ココを落とすほうが彼にとっては楽かもしれない・・・」
たぶん法律なんて元々帝龍には関係ないのかもしれないけど、と苦笑いしながら話す。
「おそらく最初はここを即効潰すつもりだったと思う、でもそうはならなかった・・・マホロがいたからだ、
予想以上の抵抗をされて、当初の予定が狂った帝龍は思ったに違いない」
『あそこにいる猛者はもしかしたら自分の退屈・・・飢えを満たしてくれるかもしれない』
「だから帝龍はマホロが力を蓄えて・・・勝算を持って行動に出るまで待っている、自分の目の前に来るのをただジっと・・・待っている
1万はいるであろう軍勢を超えて・・・将を討ち取らんとする英雄を・・・【異邦の魔物使い】を待っている・・・そんな気がする」
「本人とせめて・・・話をしたことがあれば確証を得られたかもしれないけれど・・・」
あくまでも僕の中の妄想に過ぎないのだが・・・。
少しの沈黙の後パン!と明神が話を切り替えるように、手を叩く。
>「ルールも含めて、俺はマホたん氏の見解を聞きたい。帝龍は何の為に布陣してやがるんだ。
そんで――俺達にはあとどれくらい、時間が残されてるのか」
「そうだね・・・やはりなんだかんだいっても、マホロの意見が一番だと思う、聞かせてほしいな・・・考えを」
この場にいる全員が、マホロの発言を静かに待つのだった。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板