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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章
38
:
ジョン・アデル
◆yUvKBVHXBs
:2019/10/08(火) 14:31:33
ライブも終わり、兵士の鋭い視線から開放され、やっと一息。
「やっぱりあの雰囲気は嫌いだ・・・」
僕もあんな感じの場所で歌ったり踊ったりすることはあったが、やっぱり好きになれそうになかった。
>「まっ! とにかく、ようこそいらっしゃいました! 歓迎しますよ〜。
今日は大した襲撃もないと思いますし、何もないところですけどゆっくりしてって下さい。
明日から劣勢を挽回する作戦を考えていきましょう!」
疲れた原因は殆ど君のせいなんだけどね・・・といいたいがやめた。
自分の口が災いしてまた兵士達の負のオーラを浴びたくない。
>「ルール?」
>「うん。……といっても、難しいことは全然ないですけどね〜。
ただし、それを守れないと死にます。間違いなく死ぬ。だから、みんなも気を付けて!」
「それは・・・一番最初に言うべき事なんじゃないか?兵士の手前言えないのはわかるがそれでも・・・」
>「確かルールその1は、中の人などいない――だったな」
凄いマジメなトーンで言い放つエンバース。
君のそのマジメにやってるのか、わざとなのかよくわからない言動・・・嫌いじゃないけど・・・自重しよう?めっちゃ睨まれてるよ?
>「じゃ、城壁の上にあがりましょうか。そこからだと全体が見やすいし……敵の姿も見えるから」
さっきまでのアイドルだったユメミマホロは息を潜め、冷静に答えながら、僕達を誘導する。
そこで僕達は自分たちの意識が、まだまだ足りてないという事実を突きつけられてしまう。
「な・・・なんだこれは・・・6000なんて嘘っぱちじゃないか・・・!」
時間が相当に経った情報など当てにならないと、分ってはいたがそれでも期待していた。
だが期待そのものが甘えだったのだと、改めて認識させられる。
新鮮じゃない情報などなんの価値もないのだ、と。
>「大丈夫ですよー。数だけは多いけど、空を飛んだり壁をよじ登ってこられるようなモンスターはいないし。
空も飛べないからね。『今のところは』無害。もちろん真正面から戦うとなったら結構強いし、あたしでも結構てこずるけど。
こっちから手を出しさえしなければ、ね」
なぜだ・・・?こっちが崩壊寸前なのはわかっているはずだ、なのにわざとトドメを刺さないのは・・・?
モンスター達は穴を開けるでもなく掘るでもなくただそこに佇んでいるではないか。
まるで・・・なにかを待っているような・・・?
「だ、だが、これだけのモンスターを確保するには敵だって簡単にでできるわけじゃないだろう?」
>「煌 帝龍(ファン デイロン)って知ってる?」
名前聞いた時、なるほど、と納得してしまった自分がいた、ブレモンだけじゃない、リアルでも有名なのだ。
その影響力は中国裏社会にまで及ぶといわれ、動かそうと思えば国すら動かせる、と噂されるほどの超が付く有名人。
>「みんな知ってることだけど、ソシャゲはお金がそのまま力になる……。そういう点では、帝龍の資金力は無尽蔵。
この大地を埋め尽くすような数のモンスターも、買いあさったクリスタルにものを言わせてると思う。
純粋なマネーパワーでは、あたしたちに勝ち目はまったくないかな」
ここに来てから、話がいい方向にまったく進んでいかない、いや、まだ全滅してなかったのは大変いい事だが・・・。
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