[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章
37
:
ジョン・アデル
◆yUvKBVHXBs
:2019/10/08(火) 14:30:30
>「み――――ん――――な――――! 盛り上がってるっ! かぁ―――――――――いっ!!!」
>「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお―――――――――!!!」
一体どうなってるんだ・・・?
ここを防衛しているという先輩ブレイブに会えず、ゲームのキャラクターのような少女の踊りを見させられている。
列車が目的地を間違えた?いやさすがにそれは考えられないだろう、最初にみた城壁はデコられていたとはいえ予め聞いていた情報と一致する。
>「マホた――――――ん!!! 結婚してくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
じゃあなんでこんな状況になっている?どこでなにを間違った?
>「……ユメミ……マホロ……」
「しっているのかい?なゆ、もしかしてあの子もゲームのキャラクターだったり・・・?」
それにしてはバロール等とは違い、あまりにもアニメ調すぎるが。
>「まさか……ユメミマホロがアコライト外郭を守る『異邦の魔物使い(ブレイブ)』だっていうの……?」
なゆがなにかを理解したらしく、おそらくユメミマホロがブレイブである、という。
必死に応援してるオタク達はここの兵士で、ユメミマホロが兵士達の士気を維持する最後の砦。
「どうやら・・・想像してたより方向性は違うけど、最悪の状況なのは間違いなさそうだね・・・」
ここの兵士達はユメミマホロに依存しすぎている、彼女の命令とあらば命を投げ打ってでも戦うだろう。
死の恐怖に立ち向かっていけるかもしれない、だがやっている事は麻薬で自分を騙している兵士となんら変わりない。
違うのはなにに依存しているのか、という違いだけだ。
ユメミマホロがもし死んでしまったら・・・依存する先を失った兵士達のその後は・・・。
>「はいどうもぉ〜! というわけで、ユメミマホロなんですけれども。
今日はな、なんと! この生配信に特別ゲストが来てくださってまぁ〜す! ご紹介しましょう!
地球からいらした『異邦の魔物使い(ブレイブ)』の皆さんで〜す! はい拍手拍手〜!」
歓声を浴びているこの少女が一番よくわかっているはずだ、この依存体系は非常によくない、と
だがこうせざるを得なかったのだろう、そうしなければ体より先に心が死ぬのが分っていたから。
>「うおおおおおおおおおおおおおお!!」
>「マホたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
予想通りに状態の悪いアコライト城郭の現状に頭を抱える。
>「よく見たら、あのテレビでおなじみイケメン自衛官! ジョンさんまでいらっしゃるじゃないですかやった―――――!!
イケメンマッチョとかぶっちゃけどストライクです! あとでサインくださいキャ―――――☆彡
あとはキャワイイシルヴェストルちゃんと、フロム臭半端ない狩人さんと、あと……なろう系主人公っぽいお兄さんでーす!」
元気よく紹介される、とりあえず考えるのは後にしよう。
「よろしく!でも僕と仲良くしないほうがいいんじゃないかな?ほら僕も君も立場とかあるしさ・・・」
すっごい客席からの視線が痛い、嫉妬のオーラを纏った負のなにかが僕の体を包んでいた。
元の世界だったらこの発言だけで週刊誌に載ってしまうレベルだ、イケメン自衛官複数のアイドルに手を出していた!とかそんなタイトルで。
>「おっと、ついつい久しぶりのゲストってことでテンションが……いけないいけない、フフ……。
言われのない因縁をつけられるんで、やめてねホント・・・
口では言えないので心でそう呟くのだった。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板