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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章

303ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs:2020/02/28(金) 17:46:31
>「この! 帝龍がァァァァァァァァァァァァ――――――――――――――――――――――――――ッ!!!!」

>「ゴ、オ、オオオ……オオォオォオオォオォオォオォォオォオオ……」

>「やった……!」

「お帰り・・・カザハ」

アジダハーカは光となり霧散する。
それは、カザハが、みんなが勝ったなによりの証明であった。

「はあああ〜〜〜〜」

その場に倒れこむ。
スキルでブーストしたといっても一人の人間である僕がレイド級であるアジダハーカの首を一本切り落としたのだ。
無傷というわけにはいかなかった、全身に激痛が走る。

(だがこれで済むなら代償としては安い物だな・・・)

「やっぱり我ら!後方で待機などできませぬ!マホロちゃんが戦ったのに我らだけ逃げるなんて・・・」

「あはは・・・もう終わったよ・・・帝龍は倒したんだ」

決死の覚悟で戻ってきた兵士達に帝龍を倒した事を告げる

「そう・・・でござるか・・・」

上半身を起こし、周りを見渡す。
そこにいる全員・・・勝利の歓喜に沸くでもなく・・・静かに戦闘処理をしていた

>「クソっ……たれ……」

マホロは死んだ・・・未来を守るために、みんなを守るために。

この場にいる全員が覚悟していた。だれかを失う事を・・・自分が死ぬ事を。
だからこそ泣き言を言わずに帰還の準備をしている・・・泣きたい衝動を抑えながら。
自分以上にマホロがそれを望まないと分かっているから。

「余計な事しかしないな・・・ユメミマホロ・・・」

わかっているとも。マホロがいなかったらこの戦いがどうなっていたかわからなかった。
だからこそマホロは自分の役割を全うしただけなのだから。

みんな悲しんでいる・・・言葉に出さないだけで表情みれば一目瞭然だ。
だけど僕は・・・ついこの間まで喋っていた相手が死んだというのになにも感情が沸いて来ない。

僕は・・・


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