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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章

279ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs:2020/02/04(火) 18:29:23
「破城剣!」

アイテムボックスから破城剣を出しながら部長を足場に使いアジダハーカに向かってジャンプ。

「雄鶏守護壁!プレイ」

部長にバリアを貼り、落下後をケアし、自分はアジダハーカの中央の頭に狙いを定める。

弱点を守る為にアジダハーカもこちらに応じて対応する。
だがこの密着といっていい距離、ご自慢のブレスも、地震攻撃も意味を成さない。

先ほどまでならどこを攻撃してもダメージなど禄に通らなかっただろう。
だが今は弱点が露出し、帝龍はそこだけを命がけで守ろうとする。

「雄鶏乃怒雷プレイ!」

マホロが作った・・・本来あり得ないその一瞬の隙。帝龍ですら気づいていない弱点以外の場所の傷。
弱点に目が行きがちだが・・・マホロが作った綻びは・・・弱点だけではなく全身にある。

「雄鶏乃怒雷プレイ!!」

そして冷静さを欠いている帝龍は弱点を守る事で精一杯。
決定打を与えられる弱点はそこだけしかないと、強力なモンスターなばっかりにそう考えてしまう。

ここだけを守っていれば・・・勝てる・・・と

それ故にそこ以外の守りが薄くなる、弱点以外に気を回す余裕がなくなる。
レイド級だろうと生物である限り頭部は安易に攻撃に晒していい場所ではないと。
弱点ではないにしろ生物としての急所である頭の守りを疎かにするどころかそれを防御に回すという愚を冒す。

帝龍に少しの冷静さが残っていたら撃ち落されるか、首を他の首でカバーされていたかもしれない。

僕がここまでこれたのは・・・マホロが作ってくれた道を辿ったにすぎない。

僕はマホロが嫌いだ・・・やることなすこと後手後手でそのくせわがままで
勝手に一人でチャンスを作るために自分の身を犠牲にするところまでどこまでも気に入らない・・・だけど

だから・・・だからこそ・・・僕の力の全てを使って・・・マホロが切り開いた道を進む!この戦いを勝利で終わらせる為に!

ジョンの体を纏うオーラの輝きが強くなり、まるで燃えているかのように大きくなる。

『うおおおおおおおおお!!!』

3本の首の内、中央の一本の顔面に破城剣が振り下ろされる
本来堅固であるはずのその場所はマホロが与えたられたダメージと
2度に渡るバフ剥がしにより強化効果を失い本来の防御性能をまったく発揮できず。

グチャボキボキバキッ

本来剣では出せないような効果音を出しながら剣はアジダハーカの顔から首にめり込んでいき

『雄鶏乃怒雷!プレイ!』

電撃を切り裂かれた体内に撃たれ

『雷刀!プレイ!』

勢いが止まった瞬間即座に破城剣を手放し、持ち替えた稲妻の剣の一閃により・・・完全に切断された。


『『――――――――――――!!!』』


ジョンは・・・もはや人間の言葉ですらない・・・雄たけびを上げるのだった。

【エンバースにバフを付与】
【3本の内の中央の首を一本切断】
【スキルの反動で理性消失中】


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