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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章
275
:
ジョン・アデル
◆yUvKBVHXBs
:2020/02/04(火) 18:27:44
外の敵は一掃された。
僕達・・・アコライト外郭の兵士達は陣形を組み、いつでもマホロ救出にいける体勢を整え終えている。
「マホロは一体なにを考えているんだ・・・?」
時間稼ぎの為のフィールドならもう維持する必要がないはずだ。
だがフィールドはまだ継続中で、説かれる気配がない。
一定時間経過するか中のマホロが戦闘不能になるまで解除されない?
馬鹿な!そんなのこれから自殺しますといっているような物じゃないか。
しかしジョンの考えは最悪の形で的中することになる。
ユメミマホロが、あろうことかアジダハーカに口付けをしたのである。
肉眼で確認できるほどの光と・・・力が共にアジダハーカに注がれていく。
>「グルルルルァオオオオオオオオオオオオオオオオ―――――――――――――ン!!!!!!」
言葉を失った。
あろう事かマホロの・・・戦乙女の接吻を・・・帝龍でもなゆ達でもなく・・・アジダハーカにするなんて。
やはり・・・戻ってきた時点で殺しておくべきだった!
>「ぉ、ぐ……ゥッ……!?」
しかし帝龍の様子がおかしい。
鼻からは血が垂れ、今にも体が破裂してしまいそうなほど咳き込んでいる。
>「おのれ……! おのれおのれおのれ! マホロォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!」
冷静で人を見下した態度を貫いていた帝龍が豹変する。
「一体なにが・・・?」
・・・力を制御できなくなっている?
マホロが純潔をアジダハーカに捧げた事でアジダハーカはもはや別のモンスターと呼べるほどの進化・強化を遂げた。
倍増なんて言葉では表せない程の強化を受けたはずだ、となれば。
「操ってるほうの負担も倍増なんて言葉で表せない程強烈・・・!」
進化する前の状態ですら負担がなかったわけではないだろう。
よくよく考えてみればクリスタルが無限な程ある人間が今までアジダハーカをなぜ使わなかったのか?この力で脅せばもっと早く決着が着いてたはずだ。
出し惜しみしてたのではなく長時間運用にリスクがあるから使わなかったのだ。
万が一抵抗されて、それが長引いた時クリスタルにではなく自分にリスクがある。だからせっぱつまるまで使わなかったのだ。
>「愚かかどうかは、あたしが決める。あたしの口付けの価値の使いどころは、あたしだけが決めていい。
そして……今がそのときだって。そう思ったのよ。
さあ、帝龍。あなたが気絶するまで、あと何分かしら?」
一気に有利な状況になった。
帝龍はアジダハーカを引っ込めなければ勝手に自滅する。引っ込めた場合はその瞬間僕達の勝ちが確定する。
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