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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章

26明神 ◆9EasXbvg42:2019/10/07(月) 01:25:13
>「まさか……ユメミマホロがアコライト外郭を守る『異邦の魔物使い(ブレイブ)』だっていうの……?」

「ま、マジで?こんな奇跡があっていいのか!?マホたんにリアルで会えるなんてっ!!!!!」

バロール……!ありがとう、それしか言う言葉が見つからない……!
俺は今!生まれて始めて幸運を神に感謝している……っ!!!

>「じゃあ、次の曲! いっくよ―――――――――――――っ!!!」

一曲吟じ終えたマホたんがMCで場を繋ぐ間に、ステージの機材が組み替えられていく。
裏方が手際よく機材を設置して、次の曲のイントロが流れ出した。
この曲は……!『ぐーっと☆グッドスマイル』!!マホたんの代表曲だ!!

>「……なんか……全然予想と違うね……」

なゆたちゃんが若干表情筋を引き攣らせながら笑う。
へいへいへいノリ悪いんちゃうかー?そんなぎごちない笑顔じゃノンノンですよ!!

「だけど予想よりずっと良い。こいつがバロールの差配なら、あいつもたまには良い仕事するぜ」

>「いい事だ。負け戦の陣営なんて、見ずに済むならそれが一番いい」

イントロがもうすぐ終わる。
俺は体がうずくのを感じた。心の底から湧き上がる熱が、エネルギーが、出口を求めてぐるぐるしている!
こうしちゃいられねえ!拙者もMIX打たせていただきます!!!

「オタク殿!コール表を!!」

「御意、こちらにご用意が!」

振り返って案内してくれたオタクに呼びかけると、返答と一緒に包みが飛んできた。
中身はライブの合いの手を記したコール表と、法被と、サイリウム棒。
スーツの上から法被を羽織り、光る棒を装備すれば、俺は、いや拙者は、もう無敵だ。

コール表に目を通す。
やはりライブ文化はマホたんがこの世界に持ち込んだモノ。
内容は全部分かる。一秒で覚えて、拙者は群衆の中に飛び込んだ。

「うおおおおおおおおおお!いくぞッ!!
 タイガー!ファイヤー!サイバー!ファイバー!ダイバー!バイバー!ジャージャー!」

マホたんの歌声にオタク達と一緒になってMIX(合いの手)を打ち、
フレーズの合間にはクラップ(拍手)を入れる。
マホたんが放ったウインクは俺に向けられたものだいや俺だとオタク同士で殴り合う。

曲調が静かなバラードに移り変われば、みんなで壁にもたれて腕を組み、
『マホたんがビッグになって俺も鼻が高いよ……』と後方彼氏面だ。

「マホたぁぁぁあん!!!ホァ!ホァァァァァァァァ!!!!」

そうして拙者は実に40分、夢のような時間を過ごした。
いや!夢で終わらせない!マホたん単推し担当としてこれからも応援し続けるよ!!!!
世界とか救ってさぁ!!


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