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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章

251ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs:2020/01/28(火) 00:25:11
トカゲを一匹ずつ、確実に、潰していく。
不可能じゃない、僕と、このわけのわからない力と、部長がいれば・・・。
しかし・・・

僕が潰す以上に生まれてくる速度が早い。

>「くふふ……ゴミどもが!
  ゴミはどれだけ集まったところでゴミの山! 黄金に変わることはないということが、何故わからないアル?
  これだから下級国民どもはイヤになるアル……やはり、ワタシのように!
  頂点に君臨する者が、一から教育してやらなければならないようアルネ……!」

帝龍が言っている事は正しい・・・金を集めることも才能だ。
元の世界なら金はそのまま力だ。世の中の99%を叶える事ができる。

恋人だって、友達だって、自分の言う事を聞く完璧な奴隷だって・・・人を殺す事だって許される。

その事は僕もよく分かっていた。

有名になった後の僕はテレビ・CMに出てアイドル活動をしていた。
そのおかげで一般人が一生をかけて手に入れるような額を稼いだ。

その結果僕には友達が一杯できた、プライベートで街を歩けば色んな女の子に告白された。
家を建てたり、週に一回家でパーティを開いたり、彼女を家に連れ込んだり。

僕の理想だった、理想なはずだった。

『・・・哀れな奴』

>「召喚! G.O.D.スライム! か〜ら〜の〜……『黙示録の鎚(アポカリプス・ハンマー)』!!」
>『ぽぉ〜よぉ〜よぉ〜〜〜〜〜んっ!!』

なゆのゴッドポヨリンさんによってトカゲ達が一斉に蹴散らされる。
だがそれでも・・・生まれてくる速度のほうが早い。

『チッ・・・数が圧倒的すぎる・・・!』

>「しまっ――」

『なっ・・・』

僕となゆの間をすり抜けるようにトカゲが明神に向かっていく。

>ザシュッ!!

しかしそのトカゲ達は明神に到達することなく倒れる。

>「無事でござるか、明神氏!」

『あれ・・・あの見てるだけで目が痛くなってくるような・・・あの格好は・・・』

>「『異邦の魔物使い(ブレイブ)』の方々にお任せして、離脱することは簡単でござる。
  しかし……我らはアコライト外郭守備隊。この地を守るという役目は、そう易々とは捨てられないのでござるよ」


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