[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章
221
:
ジョン・アデル
◆yUvKBVHXBs
:2020/01/15(水) 22:05:20
『ギャゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!』
ドラゴンだ、ファンタジーの代名詞、角が生えていて、巨体で、圧倒的な。
昔の子供なら一度は倒す事を夢見た・・・ドラゴンがいた。
>「くふふふふふふふ! 召喚――アジ・ダハーカ!!」
>「くふふ……どうアル? このアジ・ダハーカの尊容は? 初めて見たアル?
当然アルネ……世界中のブレモンプレイヤーの中で、このアジ・ダハーカ完全体を持つのはワタシただひとり。
つまり――ワタシが最強ということアル! ミハエル・シュヴァルツァー?
そんなヤツは、アジ・ダハーカの前には木っ端クズのようなものアルヨ!」
>「金さえあれば、なんだって手に入らないものは存在しないアル!
無課金で戦術を考える? 知恵を絞ってデッキをビルドする? ワタシに言わせれば、そんなのは負け犬の遠吠えアル。
貧乏人の負け惜しみアル! 潤沢な資金力! 無限の経済力があれば、戦術など不要! すべて押し潰してくれるヨロシ!
さあ――金の力を見せてやるアル。マネー・イズ・パワー! その極致たる、アジ・ダハーカの力を!!」
『ギュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!』
「なるほど。一理あるな」
僕は冷静だった。
この世界にきてから驚く事が何回も起きたせいで麻痺してしまっているのか。
今までの人生における、うろたえた所で事態は好転しないという教訓から冷静さがきてるのか。
わからない、自分の冷静さの理由はわからないが。
「なゆのポヨリンさんの時のほうが絶望感あったね
モンスターの威圧感は同じくらいなんだけどね、やっぱりマスターがしょぼいからかな?」
>《バカな……、ニヴルヘイムの『異邦の魔物使い(ブレイブ)』はそんなものまで持ってるっていうのか!?
みんな、退却だ! 今キミたちがアジ・ダハーカと戦っても絶対に勝てない! 戦力が違いすぎる!》
バロールが通信越しに撤退しろ!と連呼する。
当然だ、これは完全に想定外だ。一度仕切りなおし作戦を練るのがどう考えても得策。
が、当然相手は撤退なんてさせてくれないし・・・そもそも。
>「……逃げないよ」
このまま撤退してしまえばこの龍が外郭に辿りついてアコライトはEND
もし消費を恐れて帝龍が追ってこなかった場合は戦争はさらに長期化。
さらにアジ・ダハーカの出現と作戦が失敗した事によって兵士達の士気は更に悪化。
マホロでなんとか保っていたが、こんどこそ内側から崩壊を起す可能性が高い。
そもそも撤退が完了するまでに双方どれだけの死者がでるのか・・・。
犠牲を許容できないなゆには・・・逃げるという選択肢はあるわけがないのだ。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板