[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章
205
:
カザハ&カケル
◆92JgSYOZkQ
:2020/01/11(土) 03:03:18
>「抵抗はやめなさい、帝龍!
もう戦いは終わりよ……あなたの頼みの綱、パートナーモンスターのロイヤルガードはもういない!
大人しく降伏しなさい、そうすれば……わたしたちも同じ『異邦の魔物使い(ブレイブ)』として悪いようには――」
>「それそれ、それアル。
そこからして、もうスデに大勘違いの間抜け面ってヤツアルネ。
このワタシが! いつ『パートナーモンスターはロイヤルガード』と言ったアル……?」
>「……え……?
――――――――――――あっ!!」
――えっ、ロイヤルガードは前座!? このややこしい時に勘弁してください!
>「くふふふははははははは!! さあ――大地の懐深く、原霊の祭壇よりいでよ! 魔皇竜!!」
大地が割れるド派手な演出と共に、巨大なドラゴンが出現した。
この絶望的な状況を前に、何かを悟ったかのようにカザハは私の背から降りた。
(どうして……!? この世界に来てからずっと一緒に戦ってきたじゃないですか!
いや、もしかしたらもっとすごく前から……!)
「カケル……君はバロール…さ…んをここに連れてきて」
そう言ったカザハの真意は分からないが、バロールを呼び捨てにするか、”さん”付けか”様”付けか迷ったように聞こえた。
世界を救うと言ったバロール様を信じ、彼ならガザーヴァを制御できると思ったのかもしれない。
バロールを裏切者とみなし、どさくさに紛れて今この場で倒してしまおうという意図だったのかもしれない。
どちらにせよ、バロールさんなら制御不能になって暴走し始めた自分の息の根を止めてくれると思ったのかもしれない。
あるいは――カザハ自身も自分がどれを意図しているのかよく分からないのかもしれない。それでも――
「行って――瞬足《ヘイスト》!」
送り出すようにスペルをかけられた私は、弾かれたように飛び立った。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板