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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章

189ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs:2019/12/10(火) 13:27:29

>「部長は出すなよジョン。召喚すれば一発でブレイブだってバレちまうからな。
  徒手空拳以外の攻撃もなるたけ避けたほうが良い。やるなら掌底だけぶちかませ。
  ちまちま削りながら強襲部隊が戦果を上げるのを、ここで待つ」

「了解」

そう明神に伝え、敵兵士の群れに飛び込んでいく。

たとえ鎧を着込んだ兵士でさえ、人間なら僕の敵じゃない、一人、また一人と倒していく。

ドガ!バキ!ボコオ!

兜の上からでも衝撃を与えれば脳は揺れる。
目立たないように他のマホロ兵士に身を隠しながら、一人、また一人倒していく。

無意識の内に考える、なんで僕はこの世界に呼ばれたのだろうと。

僕個人の力は自分で言うのもなんだが凄まじいと思う、人対人という意味では僕は最強クラスである自信がある
たとえ相手がユメミマホロであろうとも、対人という意味では有利はこちらにある。
昨日の彼女の動きを見て確信した、対モンスターが基本の技である、と。
まだ隠し玉はあるだろうが・・・それでも僕は有利に戦える。

バロールのような魔法使いという人種に関しては・・・ちゃんと調べてみないとなんともいえないが・・・

だが『異邦の魔物使い』としてみた場合は?
部長は当然、サポートよりでパっとしない、コンボ組めばある程度火力は出せるがなゆや明神ほどじゃない。
僕も、ブレイブとしては下の中、よくて中の下、そのレベルだ。

みんながヒュドラを相棒と連携して倒してるなか、僕はそれができなかった。
それだけ他のみんなより劣っているのは事実だ。

なんで僕だけが、バロールのいた城についたのだろう?
野垂れ死にしたブレイブの中には僕よりもはるかに優秀な人材もいただろう。

おぞましい、化け物の力を持った僕じゃなく

僕は神様を信じているわけでも、いないと決め付けてるわけでもないが。
もしいると言うのなら・・・あの謎の力も・・・僕を選んだという人選も・・・あまりにも・・・残酷だ。

「うう・・・うう・・・うわあああ!痛いイイ・・・助けてくれ」

敵の兵士の悲鳴で我に帰る。

まただ・・・また戦闘中に余計な事を考えてしまった。
考え事をしながら戦っていたせいで、兵士を気絶させそこね、悲鳴を上げさせてしまった。

「うは! ごめ〜ん 私〜 なるべく兵士さんには痛く思いしてほしくなくて気を使ってたんですけど 
 私ったらうっかり!サービスしてあげるから ゆるしてね!」

ユメミマホロ風の口調を崩さず、兵士に詰め寄っていく。
決してふざけているわけではない、これも作戦というなら、僕はただ黙って遂行するのみだ。

倒れた相手の頭を思いっきり踏みつける
兵士は気絶したのか、動かなくなった。

「これだけ数を減らせば〜他のマホロちゃんで大丈夫だよね!」

敵兵士の数を大幅に削り、明神の所に戻るのだった。


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