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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章

187ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs:2019/12/10(火) 13:26:40
>「……みんな、無事みたいだな」

その言葉で我に返る。

まただ、また、戦争中に余計な事を考えていた、今は・・・そうだ。
戦争の中の一人、その役割を全うしよう、この戦いを終わらせる事が今考えるべき事だ。

だから・・・今はなにも考えず・・・切り替えよう。

「ああ・・・おかげさまで・・・それで?次の工程は?」

僕が聞くよりも先になゆは準備をしていた。
マホロ計画、僕達全員にマホロの幻影を被せる作戦。

「いくら幻影で隠せてもこれだけ血なまぐさいと効果が薄いな・・・」

僕は部長の背中にあるトランクから水晶を取り出す。
それは魔法を記憶する水晶で、低レベルの魔法限定という制約があるものの。
この水晶に念じればだれでも魔法が発動できる夢のようなアイテムだ。

「えーと・・・対象は僕・・・発動!」

その瞬間僕の体が水の球体に包まれる。

これはメイドさんが、僕の体を洗う為に、使った魔法。
名前はたしか・・・洗濯機、僕も冗談かと思ったが本当に水球洗濯機という魔法らしい。
若干・・・いやかなり苦しいのは間違いないが、効果はたしかだ。

少しの間洗濯機に洗われた後、勢いよく水球からはじき出され、汚された水は扉から列車の外へ。
この魔法のいい所はちゃんと乾かしてくれるという所だろう。
本当にやられてる最中息ができないし!ぐるぐる回されるし!ほんとーに苦しいし、洗剤の味がするから飲み水にできないとか
本当に難点だらけだが!

だが、身だしなみを整えられるというのはどんな状況でもありがたい。
そう思ってもってきたが、大正解だったようだ。

「よし・・・僕は大丈夫だ・・・やってくれ」

その合図を聞いたなゆがスペルを使う。

>「じゃあ……行くよ! マホたん! 『幻影(イリュージョン)』――プレイ!」
>「オッケー月子先生! みっんっなーっ! まっほまほにしてやんよーっ!」
>「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!

>「新米Vtuber・笑顔きらきら大明神……受肉完了!」
>「見てみ、これ見てみ?……ファサッ!」

「ハハ・・・随分楽しそうだな、明神」

幻影だから実際に変わったわけじゃないが、手とか足とか・・・
自分の物じゃないとなんだか落ち着かない気分になる。


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