[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章
169
:
カザハ&カケル
◆92JgSYOZkQ
:2019/12/02(月) 03:05:21
>『間もなく終点、帝龍本陣に到着致しまス。皆さま、お手回りのお荷物などお忘れにならないようお願い致しまス』
「――目標確認、ヨシ!」
カザハは、帝龍の本陣の方を指さしながら人間には重力の関係上出来なさそうな珍妙なポーズをしている。
《何やってるんですか!》
「このポーズ面白くない!?」
>ガガガァァァンッ!!!!!
「アッ――――――!!」
カザハは奇声を発しながら吹っ飛んでいき、列車の壁に激突した。
幸いギャグキャラ補正もとい体重が軽いため大きなダメージは無く、すぐに復帰してくる。
>「ボノ! またヒュドラ!?」
>『不明でス。今までで一番の質量が車体側面に衝撃を加えてきましタ』
>「一番の質量……!?」
>『第二波、来まス。お客様は衝撃に備えて下さイ。5、4、3、2、1――弾着。今』
>《問題ない! ボノ、火をくべるんだ! このまま突き進みたまえ!
飛ばされた先にレールを敷く! どうあっても――君たちのことは帝龍本陣へ届けると約束したからね!》
>《そぉーれ! 創世魔法・『天翔ける虹の軌条(レインボウ・レイルロード)』に加え、『負荷軽減(ロードリダクション)』!
ついでに『重力操作(グラビティデイズ)』もつけとこう!》
「さすがバロール様! ボク達に出来ないことを平然とやってのけるッ! そこにシビれる!あこがれるゥ!」
>《もうすぐ本陣や! 突っ込むで、みんな耐衝撃体勢! 急ぎぃ!》
>「は、はいっ!」
ついに本陣に突撃する魔法列車。カザハも今回ばかりは真面目に手すりにつかまっていた。
>『し……終点、帝龍本陣……帝龍本陣でございまス……』
>「いたた……。みんな、大丈夫……?」
「安否確認――ヨシ!」
>「よし! みんな、行くわよ! 手筈通りに――!
カザハ! エンバース! 帝龍を探しに行こう!」
>「あたしたちも出るよ、みんな!
300人ユメミマホロの押しかけゲリラライヴin帝龍、スタート!」
>「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
「レッツ・ブレーイブ!」
カザハは勢いよく腕を振り上げ、なゆたちゃんに続いて駆けだした。
かと思うと、一度だけ後方に残る明神さんとジョン君の方を振り返り、ふわりと微笑む。
ちなみに今のカザハは美少女――とだけ聞けば絵になりそうだが、明神さんもジョン君も背景のオタクも全員美少女というカオスな絵面でしかない。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板