したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章

148ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs:2019/11/18(月) 20:24:29
>「正午になると、帝龍が『進撃する破壊者(アポリオン・アヴァンツァーレ)』を使ってくる。
  その前に勝負をつけよう。みんな、準備はいい?」

「もちろん!僕も部長も準備満タンさ!」

他の仲間がいる事を確認する。
全員いる、兵士達もやる気満々。

明神が・・・少し調子悪そうなのが気にはなるが・・・
本人がなにも言わない以上問い詰めても無駄だろう。

>「お願い、バロール」

>「名付けて『天翔ける虹の軌条(レインボウ・レイルロード)』!
  さあ、『異邦の魔物使い(ブレイブ)』の諸君! 行ってきたまえ……クエストスタートだ!」

虹色の線路が出現と同時に汽車が動き始める。

「これが”創生”のバロールの力か・・・!」

>《帝龍の本陣やと思われる場所までは、さっきも言ったとおり約5.6km。
  魔法機関車の最高時速は約85km/hってとこやけど、ずっとその速さで走ることはできひん。
  だいたい、到着までは7〜8分ってとこやろね》

「そんなに早く着けるのか・・・!?胡散臭いだけだと思ってたけどこれは
 バロールの評価を改める必要があるな!」

まるでジェットコーストのように城壁から急降下で、トカゲ軍団が支配する戦場へ突入する。
当然異物・・・列車をトカゲ達が見逃してくれるはずもなく。

「急げ!トカゲがくるぞ!」

>「明神さん! 『迷霧(ラビリンスミスト)』お願い!」

>「ギッ、ギギィ……」

霧を発生した瞬間、こちらを認識できなくなったトカゲの軍団は迷走し始める。
中には相打ちし始めるものまでいた、予想以上の効果でていた。

「だが近くにいる奴は反応して列車に張り付き始めてる!」

列車が強くゆれる、このままでは脱線も時間の問題だった。

>「ちょっとゴミ掃除をしなくちゃいけないかな? では、みんな手近なものにしっかり掴まっていてくれたまえ!
  そぉーれっ! 360度ループコースターだ!」

「なんだって!?・・・う、うわああああ!!?」

見事な360度回転を見せ、バロールの力を強制的に認識させられると同時に。
僕と部長は思いっきり頭をぶつける事になったのだった。

「次やるときは前から宣言してくれ・・・心臓に悪すぎる」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板