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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章

144明神 ◆9EasXbvg42:2019/11/18(月) 03:43:57
>「……あ……、ごめん……」

なんかなゆたちゃんがまーたエンバースと青春やってるぅー!
そーゆーの帰ってからやってくだしあ。マジで!!

とまれかくまれ、トカゲを振り落とした魔法機関車は敵陣を快進撃。
軍勢の中を縦断する強行軍に、トカゲ共はほとんど対応出来ていない。

>「帝龍の本陣まで、あと3分くらいってとこね……。そろそろ『幻影(イリュージョン)』のかけ時かな」
>「よっしゃあ! みんな、マホたんになるぞ―――――!! レッツ・マホたーん!」

「ついに来たか、この時が……!
 この俺がバ美肉し、バーチャル美少女クソコテ笑顔きらきら大明神としてデビューする日が!
 いくぜ野郎共!あの変態代表取締役をまっほまほ(かなり死語)にしてやろうぜ!!」

しかし、ここからは順調に行かなかった。
突如として列車が動きを止める。何かがぶつかった衝撃が車内を襲う。

>『先頭車両が何者かによって止められていまス。このままでは発車できませン』

客車の窓から顔を出せば、ヒュドラがその巨体で機関車を食い止めていた。
一体だけじゃない。都合三体が列車に食らいつき、今にも車体を転がさんとしている。

>《このままじゃ危ない、機関車がレールから引きずり降ろされたら終わりだ! 諸君、迎撃を!》
>「みんな、手伝って――! 機関車が壊される前に、ヒュドラを仕留める!」

「わかった!おらっ寝てんな焼死体、外に打って出るぞ!」

なゆたちゃんを追うように客車を出て、列車の屋根に登る。
こいつらどうやって魔法機関車にぶち当たってきた?迷霧は効いてるはずだ。
蛇の中には熱源を探知するサーモグラフィみたいな器官を持ってるのも居る。
多頭のヒュドラなら、もっと高い精度で熱源を追えるってわけか。

「捉えられたのは偶然じゃない。もたもたしてっと増援が来るぞ――『サモン・ヤマシタ』!」

スマホをたぐり、革鎧が傍に出現した。
鎧の各所にはミスリルの魔法鋲が打ち込まれ、若干厳しさを増している。
バロールの技術支援でいくらか外装を強化してあるが、ヒュドラ相手にどこまで通じるかは未知数だ。

>「帝龍との戦いのために、スペルカードは可能な限り温存しておかなくちゃならない……。
 みんな、気を付けて! ……いくよ!」
>「弱点は首の根本だったよね!? ボク達が気を引き付ける! ちなみに先着一名同乗可!
 明神さん、ヤマシタさんが矢を撃つなら手伝うからね! サモン!」

なゆたちゃんがポヨリンさんを、カザハ君がカケル君を呼び出して、俺と戦列を揃えた。
この段階でスペルは使えない――カードは全て帝龍戦に注ぎたいのはもちろんのこと。
俺は、カザハ君への警戒にもリソースを確保しなくちゃならない。

「カザハ君、ヤマシタを乗せてくれ。こいつは軽い」


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