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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章

12カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ:2019/09/27(金) 23:42:51
>「はいどうもぉ〜! というわけで、ユメミマホロなんですけれども。
 今日はな、なんと! この生配信に特別ゲストが来てくださってまぁ〜す! ご紹介しましょう!
 地球からいらした『異邦の魔物使い(ブレイブ)』の皆さんで〜す! はい拍手拍手〜!」
>「うおおおおおおおおおおおおおお!!」
>「マホたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」 
>「神増援キタ――――――――――――――――!!!」

「配信されちゃってる!? 生配信に出ちゃってる!?」

>「ささ、皆さん自己紹介をお願いします!」
>「え……ええと、わたしはモンデンキントって言います……。
 アコライト外郭が孤立無援で絶体絶命って聞いて、その援軍に……」

月子先生をも圧倒するユメミマホロ、強い……!

>「おっと、ついつい久しぶりのゲストってことでテンションが……いけないいけない、フフ……。
 それはともかく、援護に来てくれたのは心強いですね! ありがとうございます! これで勝つる!」

暫しユメミマホロとモンデンキントの対談のようになった。

>「まっ! とにかく、ようこそいらっしゃいました! 歓迎しますよ〜。
>「はい! よろしくお願いします、マホたん!
 あ、ところで――」
>「マホたんのマスター。『異邦の魔物使い(ブレイブ)』はどこにいるんですか? 中の人っていうか――」

人型の上にあまりにも自然に喋っているので忘れそうになるが、今目の前でユメミマホロとして喋っている人物は、『笑顔で鼓舞する戦乙女(グッドスマイル・ヴァルキュリア)』というモンスターらしい。
となれば、どこからか彼女を操る『異邦の魔物使い(ブレイブ)』が指示を出しているのだろう。

>「……中の人などいない」
>「あっ、ハイ……」

どうやらなゆたちゃんの質問は地雷だったようだ。
確かに兵士の士気の低下が要塞陥落に直結しかねないこの状況、中の人がおっさんだったりしたら目も当てられない。
カザハは私だけに聞こえるように「木を隠すなら森の中……」と呟いたのであった。
言われてみれば周囲にそれらしき人物が見当たらないとなれば、オタク軍団の中に紛れている可能性はあるかもしれない。
何はともあれ、中の人については深入りしない方がよさそうだ。

>「宿泊する部屋の用意ができるまで、城塞の中を案内しますよ。
 と言っても、みんなはもうゲームで間取りについては把握してるかもだけど……。
 何か質問があれば、遠慮なく訊いちゃってください。知ってる情報は全部教えます、ホウレンソウは大事!
 ……あたしもみんなにアコライトで戦うにあたっての『ルール』を説明しておかなくちゃだし」
>「ルール?」
>「うん。……といっても、難しいことは全然ないですけどね〜。
 ただし、それを守れないと死にます。間違いなく死ぬ。だから、みんなも気を付けて!」
>「じゃ、城壁の上にあがりましょうか。そこからだと全体が見やすいし……敵の姿も見えるから」

城壁の上に上がってみると、外郭前方は、地平線の果てまで爬虫類魔物で埋め尽くされていた。


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