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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章

119ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs:2019/11/11(月) 21:02:09
>「ジョン。ジョン・アデル。お前にゃ言いたいことがありすぎて脳味噌しっちゃかめっちゃかだがよ。
  言うべきことはともかく、言いたいことだけ言わせてもらうぜ」

作戦会議の途中、明神がテーブルを手のひらでバン!っと叩きながら僕に向かって指を指す。

>「ジョン。ジョン・アデル。お前にゃ言いたいことがありすぎて脳味噌しっちゃかめっちゃかだがよ。
  言うべきことはともかく、言いたいことだけ言わせてもらうぜ」
>「少なくともこの戦いにおいちゃ、お前が全面的に正しいよ。俺たちの為に、兵士や街は犠牲になるべきだ。
  自分の力量も考えずに全員を救おうなんてのは、分不相応な妄言に過ぎねえ」
>「……それでも全員救うんだよ。できやしないと言われようが、一人残さず助けんだよ。
  こいつは俺の、ゲーマーとしての矜持の問題だ。始めちまったクエストの、難易度は絶対に下げない」

「一言で言えば、理解できない。だ
 ゲームの世界ならそれでいいと思うが、今となってはここが僕達の現実だ
 頬つねったら痛いだろう?夢でもゲームでもないんだよ」

それでも!と明神が大声を出す。

>「俺はこのアコライト防衛戦の、最高難易度をクリアする。俺自身の、安っぽいプライドの為に。
  ミスったらそんときはそんときだ。ゲーマーの覚悟に殉じて、この街に骨を埋めてやるよ。
  だからジョン――」

明神が僕の胸に拳を着き付ける

>「――俺が死なないように、逃げ出さないように。見ててくれよ、親友」

そんなのズルイじゃないか。
そんな事言われたら僕がなにも言い返せないって、わかってるんだろう?
そんなの・・・ずるいじゃないか。

「わかった・・・」

言葉を交わし、冷静になった僕と明神は席に座り・・・そしてなゆの意見を聞くことにした。


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