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置きレスでロールをする人のためのスレ支部 5

240師匠(青龍) ◆l6mfV4JadA:2023/09/08(金) 13:16:04
【我が弟子、陽廻 ◆KWTJBYOHBMへの返事にお借りします】

>>238
(後を追ってくる存在には早くから気付いていたものの、龍が住むと分かっていながらこの山に無防備にも踏み込んでくる命知らずの顔がどんなものか興味が湧いてきた)
(ゆえに、普段であればさっさと登り終えてしまう山道も、相手が追いつけるくらいのゆったりした足取りで進んできたのだが)
(その命知らずは思ったよりも歩みが遅いようで、いつになれば近くに寄ってくるのかと思っているうちに、だんだんとじれったく感じ始め)
(ならばと思って少々驚かすつもりで声をかけてみたところ――子供が姿を現したのは流石に予想もしていなかった)
(ふん、と小さく息をつき、その容姿をわずかに眉を引き上げて眺めつつ……「かような幼子がまさか」と、冷静さを装いながらも内心では驚きを隠せないでいて)

……見たのか。
(そして、その子の口から出た言葉に細めていた目をようやく見開いた。驚かすつもりが逆に、しかも二度も驚かされたことに、胸の奥が不意に熱さを覚え始めた)
(いくら儀式に集中していたとはいえ、余人に見られていたことに気付けないとは。どこかで驕りがあったのだろうか)
(術法の師の元より離れて幾星霜。それなりに修練は積んできたはずだったが、やはり己の未熟な部分はなくせぬものだと、自嘲するように口の端を少しばかり吊り上げる)
(しかし、彼の言葉はその幼げな容姿に見合わず真摯なもので、こちらの顔をまっすぐ見上げて熱い眼差しを注いでこられると)
(どこか面映ゆく感じる言葉の数々を黙って聞くほかなく、こちらも彼の顔をじっと見つめ返していた)

悪いけど、弟子は取らない。
キミみたいな子供の気配も悟れない、こんな未熟者が人の師になるなど……無理な話だよ。
しかし、ここまで登ってしまったのなら下りるのも難しかろう。麓まで送っていくから――
(だか、いくら真剣に懇願されたところで出来ないこともある。彼の心をを傷つけないように、言葉を選びながら答えていたところで)
(緊張の糸が切れてしまったのか、両手をついて力なく地面に倒れ伏した少年の姿を目にするや、傍らに駆け寄ってその小さな身体を抱き起した)

……まったく。じっとしていろ。
(ぎゅっと強く抱き締めてみると、彼もまたこの山を取り巻く川を渡ってきたのか、全身水を被ったように濡れそぼってはいたが)
(触れ合いで伝わってくる温かな熱は、こちらの身体が冷たいせいでもなければ、体を巡る血の熱さとも違う……久しく感じてこなかった強い陽と火の気によるものだと分かる)
(そのことだけでも強く興味を惹かれはしたが、衰弱している身に無理はさせられないと、彼の身体を胸にしっかり抱いて……電光のような速さで荒く切り立った山肌を駆け上っていった)

(庵の前に辿り着くや、少年を抱いたままゆえに戸を足で荒っぽく開け、敷布の上に横に寝かせてまずは濡れた衣を脱がせるべく胸元に手をかけると)
(まだ意識があったのか、なけなしの気力を振り絞って頻りに「どうか弟子にしてくれ」だの「皆の役に立ちたい」だのと口にし続けていて)
(その姿に胸を打たれた、というわけではないが――笑みを見せてこくりと深く頷くと、瞼を指に当ててそっと閉じさせた)
(無言ではあったものの安心したのか、全身を脱力させて寝息を立て始めた彼の身体を、濡れた布で優しく拭き清めていって……)

(少女と見紛うような華奢な外見に反して、衣の内側で息づいていた彼の体は間違いなく少年のそれで、細身な身体にも雄らしく筋肉がしっかりとついていたことを、なぜか嬉しく思ってしまった)
(川の深みにはまり込んでしまったのか、下着までもがずぶ濡れになっていたが、それを脱がせてみたところで、顔を覗かせた陽根と陰嚢の大きさに思わず目を見張ってしまって)
(抱き締めた時に感じた陽と火の強い気は、ここで作られ蓄えられているものなのかと、萎えた様子の雄器をしげしげと見つめ)
(自分の見立てに間違いはなかったと心ひそかに喜びを感じていると、呻きと共に身じろぎした少年に、頬を赤らめて顔を背けた)
(自分よりもはるかに年若い人の子を異性であると認識してしまうと、それだけで無性に胸の奥がそわつくようで……)
(こんな私が彼の師となって、本当にそれでいいものかと、物憂げな溜息が不意に零れてしまう)
(彼の願いに頷きはしたが、未だに迷いはある。こういう部分が自分の未熟で至らない部分なのかと自嘲したくなるが、答えを出すのは今すぐでなくていいと言い訳をして)
(泥にまみれていた足を拭いていくと、幸い傷ひとつない綺麗な肌が見えてきて、ふふ……と嬉しそうに口の端を吊り上げていた)

(汚れていた衣は新しいものに着替えさせたが、相当に疲労が溜まっていたのか彼の眠りは深く……彼が目覚めたのは午睡というには長く、外は既に夕暮れを迎えていた)
(傍らに寄り添っていた私と視線が重なると、頬に手を当てて「よく眠れたか?」とからかい交じりの弾んだ声をかけてくすくすと笑った)
(――あまりにも起きないものだから、身体の熱が足りないのかと思い、裸で彼の身体を抱き締めて体温を伝えながら寝顔を見ていたのは、ここだけの秘密だ)

その……先ほどの話だが。キミが目覚めるまでの間、少し考えさせてもらっていた。
言ったように、私は未熟だ。ゆえに今まで弟子は取らず、申し出があっても断り続けてきた。
ここに居を構えて独りで暮らしているのも、不必要に他者と交わらないため。己の未熟さで迷惑をかけないためのものだ。
それにキミは私のことを龍神だと言ったが……私は神にはほど遠い、ただの龍の人だよ。

だが、それでもキミが、こんな私を師としたいというのなら――
私は喜んで、キミだけの師になろう。
他者の役に立ちたいというキミに、私が教えられる全てを伝えよう。
それがキミの目標の手助けになるかならないかはともかく……な。
(布団の上に座って向かい合い、彼の紅色の瞳をまっすぐに見つめ、自分の深い青色の瞳いっぱいにその顔を映しながら)
(自身にも言い含めるように、はっきりと通る声で誓いを立てるように告げて。今度はしっかり深く頷き、小さな両手を取って握り締めた)
(――もっとも、目覚めようとした彼に慌てて衣服を身に着けたせいで、ゆるゆるになった衣の合わせ目からは乳房の深い谷間が露になっており)
(真剣な言葉を口にするのに合わせて、重たげな胸の膨らみは彼の視線を奪うようにゆさゆさと弾んでいたりしたのだが)

【思いついたシチュについては、また時間のある時に教えてもらえるとありがたいです】
【こちらもうまく合わせられているかは不安ですが……シリアスなのは多分ここまでになりそうですし】
【こちらの雰囲気に上手く合わせてもらえて嬉しい限りです!逆にこちらはどうなのかと思わなくもないのですが、どうでしょうか】
【これからはお互いのかわいい部分やエッチな部分も見せていければと思っていますのでっ】

【あと、>>236のレスなのですが、「太陽が東の空に沈み」というは普通に書き間違いです。異世界だからとかじゃなく、レスを落とした後で間違いに気付きまして……正しくは西の空ですね】
【スルーしようと思いましたが、自分の頭の中で引っかかってまして。本当に申し訳ないです、こういう間違い、今後はしないようにしなきゃ……!】

【そちらの行動を確定させるような描写がありますが、大丈夫でしょうか……?】
【突き放したり引き寄せたりと忙しいレスになってますが、今後はもっと仲を深めていきたいと思っていますので……よろしくお願いしますね、陽廻】

【お返しします、ありがとうございました】


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