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肥満化小説・肥満化絵投下スレッド その4

1名無しさん:2014/09/09(火) 19:19:30 ID:51Gx8J5E0
肥満化小説や絵を投下したい方へのスレです。
作品の感想などもこちらへどうぞ。


過去スレ
 肥満化小説・肥満化絵投下スレッド その3
  ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/13127/1362277305/ 
 肥満化小説・肥満化絵投下スレッド その2
  ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/13127/1323012828/
 肥満化小説・肥満化絵投下スレッド
  ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/13127/1254561098/

224547:2015/06/29(月) 20:34:29 ID:r.1lhp3o0
更衣室。モモは1人で衣装に着替えようとしていた。
鏡に映る自分の姿は、明らかにぽっちゃりとしている。
下着姿なので、その肉付きがよく分かる。

まず腕はむちむちとした肉を付けて、男の様に太く、
それでいてより柔らかくなっている。
胸は元の形を保ったままに大きくなっている。
お尻も同様の様子だが胸よりもやや大きくなってる様だ。
そんな上下と見比べると、お腹周りは凹んでる様に見えるが、
実際には、たっぷりと脂肪が付いてぽっこりとしている。
下腹部は特に肉が付いてパンツに乗っかってしまってる。
その下に目をやると、ラインはそのままに太くなった2本の脚が
内股でやや擦れている。
顔もやや膨れ、丸くなっている。
(・・・・・)
意識して太ったとはいえ、これまで太ったことの無いモモにとっては
見返してみるとその体型は衝撃的なものだった。
(3週間でここまで太るなんて・・もしかして私、太りやすい体だったの・・・?)
確かに元の体から双子の妹のナナよりかは肉付きが良かった。
(でもこうして見るとぎりぎりデブというより・・・いや間違いなくグラマー寄りのぽっちゃよね・・・)
モモは微かに安堵しながら、用意された衣装に袖を通した。


(・・・・)
衣装を着てから、また鏡を見る。
衣装は上下で同じサイズの様に見えたが
実際には上の方はやや大きめに、下の方はやや小さめに作られていた。
そのため、胸やへそ上の辺りは小さく見え、
下腹部やお尻は大きく、太めに見える。
(下半身太りの『ぽちゃドル』として売り出すつもりなのね・・・)

それは養成プログラムの途中経過から、モモにはやや下半身太りの傾向があることに気付いた社長達が、
どうせならそれを強調させようと考えたからである。

そんな裏側を察したモモはやや沈んだ気持ちのまま、社長達の待つ方へ向かった。
「 お待たせしました」
「おおっ、似合ってるよ」(似合う様に作った甲斐があった)
「それじゃあいこうか。君の努力をみんなに見せようじゃないか!」
「・・・笑われたりしないですよね・・・」
「その時は前にも言った通り責任は私が「オレが取る!」
そう言ったのは、リトだった。

「でも・・・モモだけでなく社長達も頑張ってきた。
その頑張りはみんな認めてくれると思うんだ」
「・・・リトさん」
「結城くん」
(そして君も私たちを手伝ってくれた。
何より、彼女を一番頑張らせてきたのは君自身だよ)

「・・・やってみます!」
リトの後押しを受けたモモは決意を固め、ステージへ向かった。
そして、観客たちは彼女を好意をもって受け入れた。

225547:2015/06/29(月) 20:36:39 ID:r.1lhp3o0
それから幾度かの仕事を経て、現在に至る。

ステージでそのふくよかな体を弾ませながら踊るモモを、
社長とリトは舞台裏から見ていた。

「改めて聞こうか。結城くんは今のモモくんのことをどう思っている。
「素晴らしいと思います・・・誰かのために頑張った結果ですから」
「そうか。  じゃあ君も頑張ってみるかい?」
「はい、マネージャーとしてやれる事を頑張っていきます」
「・・・・・ああ、今はそれでいい。よろしく頼むよ」
(だけどいつかきっと・・・見せたい、いや見たい)
社長は目を閉じて想像する。
「ぽちゃドル」から「デブドル」に成長したモモと、
リト、もといリコが彼女と並ぶ「デブドル」として、共にステージに立つ日を・・・


おまけ モモの現在のプロフィール。
「モモ・ベリア・デビルーク デビルーク生まれのぽっちゃりプリンセス。
おしとやかな内面に似合わぬ迫力ボディの女の子
151cm 59kg B 87 W 69 H92 」

これで終わりです。

226547:2015/07/15(水) 10:34:55 ID:1.464LDo0
連投になりますが、SSを投稿します。
今回はスレイヤーズすぺしゃるの二次創作SSです。

「怪奇・幽霊屋敷に遺されたモノ」

森の奥に一つの豪邸があった。
その豪勢な外観とは裏腹に一切の生活感を感じさせないその様子は
正に幽霊屋敷。そこに忍び込む一つの影があった。

「ホーホッホホホ!さぁ、この白蛇のナーガがお宝を頂きに来たわよ!」
・・・もとい、堂々と入り込んでくる者が1人いた。

白蛇のナーガ。魔道士としての強さはかの『ドラまた』(ドラゴンもまたいて通る)リナ・インパースに並ぶと言われている。
・・・その頭脳は某『光の戦士の末裔』と並ぶが。

今回、彼女は魔術師連盟からこの屋敷からマジックアイテムを持ち帰る依頼を受けていた。
幸い(?)、ナーガは依頼されていたものを、すぐに見つけた。
それは、台所に相当する部屋に置かれていた一見、何の変哲もない包丁だ。


「フッ、造作もないわ!」
(誰もいないのに)胸を張るナーガ、その真下の腹が大きな音を立てて鳴った。
彼女は金欠でロクに食えてなかったところで、今回の依頼を受けたのだ。
ナーガは辺りを見回し、食べ物を探しだした。

227547:2015/07/15(水) 10:36:14 ID:ycXZnR960
・・・人気の無い幽霊屋敷に食べられる物がある筈無いのだが、
・・・見つかった。
台所の隣の部屋は食堂になっていて、食卓に大量のご馳走が並べられていた。
ステーキやグリル等の重厚な肉料理に、
色とりどりの野菜料理。
各種デザートも揃えられている。


リナ・インパースなら興味は湧いても、
あからさまに怪しいこのご馳走を食べたりしなかっただろう。
しかし彼女は、白蛇のナーガ。
「ふふふ・・・これぞ天の助け、いただきます!」
躊躇うことなく、ご馳走を食べだした。

ナーガは料理を味わい、噛み締め、飲み込んでいく。
  その度に、彼女の体は少しずつ変わってゆく。
露出が激しい格好だけに、変わってゆく様がよく分かる。
腕や脚が太くなっていく。
お腹が膨れていく、それも柔らかい曲線を描きながら。
顔も他に遅れながらも丸くなっていく。
そして、元より大きかった胸と尻がより大きくなっていく。

ナーガは食卓のご馳走を全て平らげた。 
「フフ・・・御馳走様でした。  ん?」
ナーガは、椅子から立ち上がろうとするも中々立ち上がれない。
何かが自分を椅子に、というか地面に縛り付けようとしている。
そう彼女は感じた。
何とか立ち上がるも、今度は一歩歩くたびに全身が、
特に胸と尻のあたりが、揺れてる様に感じた。

自分の体に、ちょっとした、違和感を覚えたナーガは
部屋の隅に置かれていた姿見に視線をやる。
そこに映る自分の姿は―――とても太っていた。
服は内から肉に押し上げられ、
大事なところはギリギリ隠れているが、
今にもはち切れてしまいそうだ。

まず、嫌が応にも、目に付くのは胸。
何せ頭と並ぶほどの大きさとなっているのだ。
それでいて、元の形を保っていて、
2つの爆乳はとても深く、綺麗なラインの谷間が形成している。

尻もそんな胸と釣り合う程に大きくなった。
こちらも重力に抗って、綺麗な円形を保っていて、
大振りの桃の様である。

胸と尻程では無いが、他も十二分に太くなっている。

肉をぎっちりと詰めて、とても太くなった手足。
二の腕は、普通体型の人の腰程の太さで、
重さもこれだけて10数kgはあるかもしれない。
脚は真上の尻と見比べると、相対的に細く見えるが、
実際は腕以上の太さであり、脚と脚の隙間など存在せず、みっちりと密着している。

腹周りにも大量の脂肪がつき、
しかし上の胸に下の尻よりかは明らかに凹んでいる。
その様は、出っ張った太鼓腹というより、くびれの無い寸胴の様にも見える。

顔はその美しさを損なわない程度に膨れ、丸くなっている。
言い換えると、「キツ目の美人」から「ぽっちゃり顔の可愛い人」に印象が変わった。
(あくまでも、ぱっ見の印象だが)

白蛇のナーガ 106kg 132・103・128

228547:2015/07/15(水) 10:38:49 ID:1.464LDo0

そんな自分の姿を見たナーガの感想は・・・
「・・・フフ、何も変わってないわね」

・・・これこそ、マジックアイテムであるこの包丁の効能であった。
この包丁を使い、調理した料理はどれ程経っても
鮮度が落ちることなく、風味を保ち続ける。
しかし、その料理は通常の10数倍のカロリーをもって、食べる者を太らせる。
そして料理を見た者を食べる様に誘導し、
また太ったことに気づかせない様暗示をかけることも包丁の効果である。
  ここまで暗示の効力があったのは、相手がナーガだからであるが。

かって、前者の効果だけしか知らずにこれを購入したこの館の女主人は、
今のナーガ以上に太ってしまい、そのままパーティーに出て、恥辱と共にそのことを知った。
そして彼女は、包丁とそれで最後に作った料理を放り捨てるかの様に屋敷に残し、
何処かに引っ越していった。


「さぁ、帰るわよ!」
ナーガは魔法の包丁、そして大量の脂肪を手土産にして、意気揚々と町へ帰った。
彼女が自分の変化にいつ気づくのか、
魔術士連盟はこの包丁でどんなことをするつもりなのか。
それはまた別の話である。

続かない(完)

229名無しさん:2015/07/22(水) 13:14:28 ID:5d5T1uUI0
SS投下乙です。
完成したので投稿します。
読んでいただけたら幸いです。

涼子「はぁ〜仕事行きたくないなぁ〜」
日曜日の夜、そういって涼子はベッドで寝がえりを打った。
社会人になって約3か月。
涼子が大学生の頃憧れていた社会人の肩書は、手に入れてみればまったく良いものではないと気付いたのだった。
涼子「自由な身分のほうがよかったなー。仕事辞めたい…」
理不尽なことで上司には怒られ、残業の毎日。涼子の心は折れかけていた。
涼子「私も春美みたいに宝くじ当たらないかな…」
大学時代に親友だった春美は、就職活動中に買った宝くじに当選し、大学も就職活動も辞めて姿を消したのだった。
一生遊んで暮らせる金額が当たれば私でもそうする。
そう考えた涼子は仕事がしんどくなってきたころから宝くじを買い始めた。
結果はいうまでもなく、涼子は宝くじを買い続けているものの、番号を見るのも億劫になっていた。
涼子「これ当たってなかったらもう宝くじ買うのやめよ」
そんなことを考えながら、買ってすぐに部屋に放り投げていた宝くじを確認する。
当選番号と自分が持っているくじの番号が一致していた。
涼子「嘘でしょ…」
その日から涼子の生活は一変した。

数か月後
涼子「あむっ、あむっ!はぁ〜快適だー」
涼子はドーナツを頬張りながらDVDを見ていた。
あれから涼子は仕事を辞め、自室に引きこもるようになっていた。
生活に必要なものは全て通販で揃え、自堕落な日々を過ごす。
人生の夏休みが再び訪れた気分だ。
ゲーム、ネット、DVDを気ままに楽しみ、好きなだけ食べ物を食べる。
そして自分のお気に入りのスペースからは極力動かない。
そんな生活を続ければ当然涼子の体には変化が起きていた。
社会人の頃にはピシッとしたスーツが似合うスレンダーなボディラインは見事に崩れていた。
涼子「さすがにやばいかなぁ…もぐ」
そういいながらお腹を揉んでみる。もにゅもにゅとしたたしかな感触が返ってきた。
部屋着として購入したジャージの腹回りはいつの間にか余裕がなくなっていた。
ゴムが引き伸ばされている。脇腹の肉がズボンからはみ出て揺れている。
ズボンに浮き出た下着のラインはお尻のサイズが限界になったことが想像できるすさまじい食い込みだ。
上着を見ると汗で浮き出たブラに目が行ってしまう。胸が大きくなったのはうれしいことだが、
それ以上に他の部分にも肉がついてしまっている。ブラからはみ出た肉がまるでハムのようだ。
涼子「んむっ、ジムでも行こうかな。でもこの体見られるの恥ずかしいなぁ。」
そう言いながらも涼子の手は止まっていなかった。ドーナツがもう無くなりそうになっている。
そんな時だった。いつの間にか部屋に誰かが入ってきていた。
「仕事を辞めてからずいぶん肥えましたね。どうです?その富をもっと増やしませんか?」
そんなことを言った誰かは人間ではなかった。涼子にはない悪魔のような翼と尻尾が生えている。
服もこの国のものではないようだ。やけに露出が多い。
涼子「あなた誰?富を増やすってどういうこと!?」
さすがに食べるのをやめた涼子がというかける。
「私はベリー。見ての通り悪魔です。巨万の富を得た人々にゲームを挑んで回っています」
ベリー「私が持ちかけたゲームに勝利すればあなたが得た富を増やしましょう。
一回勝つごとに2倍、続けて挑戦してもいいですし、頃合いを見てゲームを降りても構いません。
まあ負ければ当然あなたの私の好きにさせてもらいます。いかがですか?」
人間の欲は計り知れない。涼子は悪魔のゲームを受けてしまうのだった。涼子はベリーが作った魔法の空間に飛ばされた。

230名無しさん:2015/07/22(水) 13:16:18 ID:5d5T1uUI0
最初の勝負はシンプルだった。
ラーメンを腹一杯食べろだとか、炭酸飲料を一気に飲み干せなどといった他愛もないものが続いた。
そうして涼子は富を何倍にもしていった。そのかわりに服がかなりきつくなったが。
涼子「うぷっ…さすがに食べすぎたかな。お腹が重いわ。次の勝負は何?」
涼子は自分の腹を揉んでみる。鷲掴みできるほどに贅肉がついてしまっている。
簡単な勝負に慣れてしまったようで、もう降りる気はないようだ。
ベリー「次はちょっとを変えてみましょう」
そう言うとベリーは指をはじく。椅子がどこからともなくあらわれ、涼子は手足を固定された。
涼子「な、なによこれ!動けないじゃない!」
ベリー「これも勝負ですよ。次の勝負は…そうですねえ…だいぶ服がきつくなってきたみたいですね。
いっそ破いちゃいましょう!」
ベリーが指を振ると椅子の後ろからマジックアームのようなものが伸びてきた。
同時にコンベアが現れ、お菓子が流れてくる。アームがお菓子をつかみ涼子の口に入れてくる。
涼子「んっ!?もがっ!?」
ベリー「強制飲食ってやつです。肥えて服のどこかが破れたらあなたの勝ちですよ」
涼子「もがもが…(そんな無茶な)」
ベリー「そう思ってすぐ太る空間に作り変えておきました。大丈夫ですって」
確かに食べたあとすぐに体のどこかに違和感を感じるようになった。すぐに贅肉なり脂肪なりになるようだ。
涼子は無心に食べ続けるしかないのだった。

数時間後
ぶつっ!べりっ!
上と下の下着が当時に弾けた。圧迫から解放され、胸と尻がずむっと膨らむ。
上着とジャージのズボンが引き伸ばされぱつぱつになっている。
上着で覆い隠せなかった腹肉がズボンの上から顔を出している。
自堕落な生活を続けた涼子の体には筋肉は少なく、弛んだ体が露わになった。
涼子「げふっ!(終わったぁ)」
腹に力を入れるとズボンが下にずれた。
涼子「このお腹ずいぶんお金かかってるなぁ。次は何?」
苦しくて今はお腹をさするのが精一杯だ。しかし勝負を辞める気にはならない。
涼子はいつの間にか勝負で変わっていく体に興奮を覚えるようになってしまっていた。

ベリー「おほぉ〜肥えましたねえ〜!見違えましたよ〜!
では次の勝負ですか。だいぶ負けてしまったので…そろそろ難しいものにしましょうか。えいっ!」
そういうとベリーの前にドールハウスが現れた。次の瞬間二人はドールハウスの中にいた。
涼子「何よこれ!?ちっちゃくなったの!?」
ベリー「家のほうを大きくしたんですよ。実はこのドールハウスお菓子でできてるんです。
見えないでしょ?これから涼子さんにはこのお菓子の家を食べつくしてもらいます!さぁどうぞ!」
涼子「相当大きいみたいだけど、ここまできたら負けるわけにはいかないわ!あむっ」
涼子は勢いよく机にかじりついた。美味い。クッキーでできているようだ。結構な時間をかけてリビングを食べつくした。

231名無しさん:2015/07/22(水) 13:17:36 ID:5d5T1uUI0
数時間後
涼子「うっぷ!だいぶ食べたなあ。次はキッチンに行こうかな」
キッチンに入ると調味料の棚を見つけた。
調味料のビンにはなにやら錠剤のようなものが入っている。
涼子「これも食べないとね。んあ〜ん。」
やはりビンもお菓子でできているようで手触りが違う。大口を開けてビンごと口に入れる。
ビンにはベリーの言語で肥満薬&食媚薬と書いてあったが、涼子には読むことができなかった。
突然涼子の体に変化が起こった。体が火照っている。
涼子「あ、あ…熱い!体が熱いよ!それにお腹が減ってたまらないわ!
何か食べ物!むしゃむしゃ」
たまらなくなり近くにあったお菓子を掴んで咀嚼する。
涼子「なんておいしいの!こんなの今まで食べたことない!」
さっき食べた錠剤に原因があるようだ。涼子は何を食べても極上の味に感じるようになっていた。
夢中になってお菓子を頬張るのだった。

数日後
涼子「ふわぁ〜よく寝た」
いつの間にか寝てしまったようだ。お菓子の家はなくなっていた。
お腹を抱えるようにして立ち上が……れない。
涼子「ふんっ!あれ?立てないや」
涼子は異常に太っていた。社会人だったころのシルエットは完全に崩れ、
ずむずむとし膨れ上がったお腹のせいで足元が見えない。
お尻を揉んでみるとやけに気持ちがいい。野菜だったら収穫してもいいくらいに肥大化してしまっている。
行き場を無くした贅肉が体のいたるとこについている。
涼子「ふぅ…ふぅ…勝負はどうなってのかな…」
これだけの動作で息が上がってしまう。気付くとベリーがお腹を触っていた。
ベリー「いや〜惜しかったですねぇ〜もう少しのところで寝てしまうなんて」
恍惚とした表情でお腹を揉みしだかれる。
涼子「そ、そんなぁ…」
ベリー「あら?そんなに悲しそうに見えないですね。まあいいでしょう。
勝負に負けたあなたにはおしおきです。豚さんになってもらいます!」
その響きに涼子は下腹部が熱くなる。
いつの間にか涼子はベリーの虜になってしまっていたのだった。

数日後
涼子は豚舎にいた。服は剥ぎ取られ生まれたままの姿を晒している。
まるまると肥え太った体はまさに豚だった。
もう立ち上がることができず、四つん這いで移動することしかできない。
お腹はぶくぶくと肥え、地面についてしまっている。
尻はぱんぱんに膨れ上がり、ゆさゆさとゆらしながら涼子は一心不乱に餌に食らいついている。
餌にはカロリーの高そうな食べ物とお菓子の家で見た錠剤がごちゃごちゃに混ざっている。
錠剤は魅了効果、成長促進効果があり、涼子がときどき体を震えさせると一回り体が肥えていく。
ベリーに肉体改造を施された胸ははちきれんばかりに膨れ、
だらしなく引き伸ばされた乳首からはからは白濁した液体があふれ出ている。
涼子「ふごっ…すきぃ…太るの…食べるの…すきぃ…ふごっ」
薬漬けにされた涼子は快楽におぼれ内面まで豚になっていた。秘所からは粘り気のある汁が垂れている。
ベリーが何かを引っ張りながら入ってくる。涼子のように太らされた豚がもう一匹いるようだ。
ベリー「あらあらもう身も心も豚さんですね。そろそろ繁殖させましょうか。春美ちゃあん!」
「ぷぎぃっ!」
鳴き声を上げたのは春美だった。春美も涼子と同じようにベリーに勝負を持ち掛けられ、
変わり果てた姿にされたのだった。
奇しくも親友だった二人は同じ境遇で再会することになったのだった。

232名無しさん:2015/07/22(水) 13:21:00 ID:5d5T1uUI0
春美は涼子に引けを取らないように肥え太っていた。
贅のかぎりをつくしたであろう体は肉に溢れている。
背中は贅肉で真ん丸になり、首がどこなのかもはやわからない。
尻は脂が乗り、極限まで肥大化し、形が今にも崩れそうだ。辛うじて楕円を保っている。
腹はもう肉の貯蔵庫といっていいだろう。どこが脇なのかもわからない。
膨れすぎて胸を押し上げてしまっている。胸は破裂しそうだ。
ただ一つ涼子と違うのはベリーの肉体改造によって下腹部に巨根がついていることだ。
すでにいきり立って先端の割れ目からはとろとろとした液体が垂れてきている。
竿の下についたふぐりは胸に引けを取らないくらいに肥大しタプタプと揺れている。
合図のようにベリーが春美の膨れ上がったお腹を軽く蹴ると肉が詰まった鈍い音が響いた。
春美はものすごい勢いで涼子の豊満を通り越した尻に突進し、
怒張した巨根をいきなり涼子の秘所に突き刺した。
涼子「ふごっ!?ひゃあんっ!?」ズボッ
春美「ぶふうーっ!はぁはぁ」パンパン
春美の前足は涼子の尻をがっしりと掴み離さない。
肥満しきった巨体を活かし全体重をかけて暴れる涼子を押さえつける。
ぶよぶよの尻と腹がぶつかりあいパンパンと激しい音が響く。
始めは抵抗していた涼子も快楽に身を任せおとなしくなった。
こんな状態でも餌にむしゃぶりついている。
春美は一心不乱に腰をかくかくと振り続ける。
豚舎は異様な熱気に包まれていた。
2匹のぶつかりあう音が激しさを増していく。
春美「っ!ぶぶっ!ふぅふぅ」パンパンパンパンパンパン
涼子「んもっ!ぁあん!」ジュポッジュブッ
春美「デ、デルッ!」ドビュルルルルルルルルッ
涼子「ぶひゃああぁん!?」
隠微な音が最高潮に達したころ春美の巨根から精が解き放たれた。
すさまじい射精に涼子の脂ぎった腹がさらに醜く膨らむ。
結合部からは黄ばんだ精子がボタボタとあふれ出ている。
春美「ぶふうーっ!ぶふうーっ!」
春美は恍惚とした表情で痙攣している。
ベリー「まだ受精できているか不安ですねえ〜。もう一発いっときますかぁ」
交尾を見ていたベリーが春美の尻に注射器を突き刺す。
春美「おぅっ!?ぶひぃ!?ぁあん!」
ベリー「強壮剤よぉ〜ん。アソコから抜けなくなっちゃうくらいぶっとくしちゃいましょうか。
涼子ちゃんの母乳も飲みなさあい」
ベリーは涼子から絞った母乳をチューブで春美の口に流し込む。
弛みきった尻肉に注射器を刺していく。
春美の腹がみるみる膨らみ、体にも肉がついていく。
巨根はさらに肥大化し、当分引き抜くことは困難だろう。
ベリー「これで栄養満点、勢精力ばつぐんですねぇ。頑張ってもらいましょうか」
春美は快楽でときどき白目を剥きながら腰を振り始めたのだった。

この狂宴はベリーによって敗れた挑戦者たちも加わり、さらに続いていくのだった。(終)

以上で終了です。お目汚し失礼しました。

233名無しさん:2015/07/25(土) 01:30:05 ID:Egac3wwo0
さっそくおかずにさせていただきました

234名無しさん:2015/07/25(土) 10:02:44 ID:3ur5co7Y0
投下に気付いてなかったぜ、乙乙
社会人時代の〜〜あたりの描写がツボだった

235元225:2015/07/26(日) 01:47:34 ID:rEH3QOBE0
久々にこちらに投下
忘れられてそうですが
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1987_1.jpg

236名無しさん:2015/07/26(日) 23:18:13 ID:2YoTJTVo0
おお、お久しぶりです!
もう何年も書き続けてくれているのは本当に嬉しいしありがたい

237名無しさん:2015/07/27(月) 03:18:10 ID:/9YtHmtg0
>>235
乙! あんたの絵の肉の感じ、大好きなんだよ!

238547:2015/07/28(火) 23:30:06 ID:4/2nW5oQ0
(元)225氏、乙です!
自分にとっては、あなたが拙作のSSの挿絵を書いてくれたことは、
昨日のことの様です。


この勢いに乗じて、自分も投稿します。

◆t3E9hfR0Bc氏の美貌換金屋に影響を受けた、
オムニバス式の新シリーズで、
コンセプトは「自分の過去作の設定をモチーフにした手法での、二次創作肥満化」です。

「ヒミツの博物館」

「その1 三咲町にて (メルディブラット) 」


「なぜこんなところに・・・」
錬金術師のシオン・エルナトム・アトラシア。

「お店を開いてるの・・・?」
吸血鬼の弓塚さつき。

2人の少女が暮らしている路地裏の正面を塞ぐ様に、
見知らぬ少女が露店を開いていた。

「すみません。すぐに場所を移しますから」
後ろの2人に気づいた露店の少女は、
路地裏に人がいたことには動じずに、移動しようとした。

「あっ、構いません・・・それでどんな物を売ってるんですか?」
さつきの質問に、露店の少女は、一瞬口元に笑みを浮かべ、それから答えた。
「中々終わらない水に、結構使えるライター・・・その他、様々な小物が今ならタダですよ」
「え、タダ?」「タダで手に入る・・・」
少女の言葉に、お金の無い2人は食いつきだした。
それを見た露店の少女は、自分にとっての本題を切り出した。
「はい、『ヒミツの博物館』に来てくれれば、無料で配布しますよ」
「ヒミツの・・・」 「博物館・・・」(あ、怪しすぎる・・・)

239547:2015/07/28(火) 23:31:21 ID:4/2nW5oQ0
『ヒミツの博物館』
町の片隅にそんな看板を掲げた小屋があった。
さつきとシオンは、露店の少女に案内されて、そこに来た。

その前には、2人の見知った顔が3つと、見知らぬ顔が1つあった。
「秋葉。琥珀と翡翠も、どうしてこちらに?」
シオンが秋葉達に尋ねる。
少なくとも、無料の小物を求めて来る筈は無かった。
「 私は 」秋葉が説明しようとしたところで、琥珀が割り込んだ。
「秋葉様ったら、家に押しかけてきた、自称『出張メイド』さんのサービスを受けて、その代金と今後の契約について説明したいからってここに来たんですよ〜」
「そうなんです」
「・・・で、この2人は勝手について来たの」

「まぁ、あたしは、代金としてここに来てくれたらそれで十分さ」
ここで、『出張メイド』が口を開いた。
彼女は、シオンたちよりも少し年上の女性で、
その言葉とは裏腹に褒められたのが嬉しいのか、
得意げな顔で、大きな胸を張っている。

「それで、あなた達2人の名前は?」
シオンの問いに、名前を聞かれた2人は黙り込んだ。

「私の名前は・・・翌菜(よくな)、とでも呼んでください」
『露店の少女』が、少しの間を置いて名乗った。

「あたしは・・・えーと、そうそう夜美希(やみき)でっす」
『出張メイド』も、少しの間を置いて名乗った。

(自分の名前なのに、今考えた様な感じね?)
秋葉は2人の名乗りに違和感を覚えたが、
それを突き詰める前に、当の2人が彼女らを小屋の扉に連れて行く。


「私は帰ります」その前にシオンが言った。
(この2人、いよいよもって怪しすぎる・・・)

「じゃあ、シオンの分も私が貰ってくるね」
「はい。試供品も2人分差し上げますよ」

「さつき・・」
(・・・まぁ、秋葉も一緒なら危険は無いでしょう)


こうして、シオンは帰り、さつき、秋葉、琥珀、翡翠の四人が
『ヒミツの博物館』に入ることになった。

240547:2015/07/28(火) 23:33:32 ID:4/2nW5oQ0
小屋に入ってみると、下への階段があり、そこを下がった先には、
博物館というよりは、色とりどりの建物がある遊園地の様な空間が広がっていた。
最も、本物の遊園地には遠く及ばない広さだが。


「ようこそ、『ヒミツの博物館』へ!」
「ここは肥満化をテーマにしたテーマパークなんです!」


「「「「・・・・・」」」」

踵を返し、出ようとする秋葉たちだったが、
2人の職員がその前に立ち塞がる。
「メイドのサービスを受けた以上、30分はここにいてもらわないと駄目なんすよ」
「弓塚さんも、一度入った以上30分はいてください。試供品は帰る時にあげますから」」


「でも、ここの入園料とかは・・・」
「30分以上1時間以内だったら、無料で出れますよ」
「そして、ここの施設の利用は時間を変換した『タイムポイント』で判定します。このミュージアムカードで記録しますので」

翌菜が秋葉達に一枚ずつカードを配っていく。

「しようがないわ。30分経ったらすぐに出ましょう。弓塚さんもいいですね」
秋葉は渋々といった感じでカードを受け取った。
琥珀と翡翠も続いてカードを取った。
「あ、はい」
最後にさつきがカードを取った。
「それじゃあ、皆さん。 好きな施設を選んで下さい、私たちが案内しますから」
翌菜がここの地図を広げた。
4人が選んだ施設は・・・

241547:2015/07/28(火) 23:35:25 ID:4/2nW5oQ0
秋葉達3人が選んだのは、
緑色の壁に覆われた建物、『自然の小庭園(ナチュラル・ガーデン)』だった。
案内するのは、夜美希だ。

「御三方には、入場料として、タイムポイントを10加算しましてと」
「あ、それから建物から建物への移動の時間は計算しませんから安心して下さい」
夜美希が、3人から預かったミュージアムカードを入口の端末に読み取らせた。
「それじゃ、無難に時間を潰したいなら、私の後に付いてくださいな」
「付いていかなかったら、どうなるんですか?」
含みのある案内をする夜美希に、琥珀も含みのある質問をした。
「命は保証するし、持ち物の破損もできる限り補償しますよ」
「安全な道の案内をお願いします!」
含みのある返答をする夜美希に、秋葉は率直な要求をした。


『自然の小庭園』の中は植物園になっていた。
植物園としては、見事なもので、
三人が全く知らない様な植物もちらほらあったが、
施設のテーマの割には、そういうことにつながりそうなものは無かった。
   秋葉が、その木を見つけるまでは。

「恩返しの木・・・?」
庭園の中でも、一際見事な木。 雄大な姿に美しい色合い、
それに見るからに美味しそうな大きな果実がいくつも枝になっている。
 その根元に、煙草の吸い殻が落ちていた。
「・・・・・」秋葉はそのゴミに手を伸ばした。
柵を超えなくても、ぎりぎり手は届いた。拾い上げて・・・
そこで、前を歩いていた翡翠と琥珀、そして夜美希が気づいた。
「秋葉様、そんなことは私が「お客さーん!ありがたいけど、そんなことしたら!!」
翡翠の声を、夜美希の焦りを含んだ大声がかき消した。

「木が恩返しします」 「「「え?」

夜美希の声を秋葉が聞いたのは、彼女が吸い殻を拾った後だった。

その直後、恩返しの木のツタが動き出し、自身の果実をもぎ取り、
吸い殻を拾った秋葉と拾おうと言った翡翠に向けて、2人の口に向けて伸ばしだした。

「!?」
ツタの伸びる速度は案外速く、
秋葉はともかく、翡翠に逃れる術は無かった。

そして、果実は口の中に放り込まれた。翡翠の前に出た琥珀の口に。

「琥珀!?」 「姉さん!?」
果実を飲み込んだ琥珀の体が膨れあがり、太っていく。
これだけ急激に太ると、服が破れてしまいそうなものだが、
はち切れそうになりながらも、ギリギリで留まっている。


「・・・なるほど。肥満化をテーマにしたというのは、こういう意味だったんですね」
「はい、そうなんす」
琥珀の納得を、夜美希が全く動じずに肯定した。

そして、人違いに気づいた木は再度、ツタを翡翠の口へ伸ばす。
「姉さん!」
翡翠は姉を引っ張って、逃げようとするが、
当の姉に止められた。

「えっ・・・」
不意打ちで重りを括りつけられた様なものだった。
今度こそ、翡翠に逃れる術は無かった。

「・・・どうして」
「さっきは何が起こるか分からなかったから、毒見してみたけど
太るだけで、特に害もないようだったし、
折角だから、翡翠ちゃんに恩返しをきっちり受けてもらいたかったの」
琥珀は本気でこう思ってる様だ。

242547:2015/07/28(火) 23:37:35 ID:4/2nW5oQ0
「・・・これ、燃やしたら弁償ですよね」
「今回の場合は過剰防衛ってことで、タイムポイントの1時間分追加で済ませますよ。 
後、これによる変化もここを出るときには元に戻します」
「・・・・・」
結局秋葉は、恩返しを甘んじて受けたのだった。



20分後、秋葉達四人は植物園から出てきた。
その体は、とても丸々としていて、口にした(放り込まれた)果実の様な体型だ。
先も言った様に、服はパツンパツンながらも形を保っており、
却って、3人の丸いボディラインを強調している。

手足はとても太く、それでいて短くなった様に見え、今にも胴体に埋もれしまいそうだ。
対して、メートル越しのバスト・ウエスト・ヒップは、
その存在感と重量感をはっきりと主張している。
胸はそれこそ、メロンの果実の様な巨大さである(元のサイズの差か、秋葉のそれが一番小さく見えた)
お尻も胸に次ぐ巨大さであり、安定感すら醸し出している。
そして一番大きなお腹周りは、身長と並びかねない程の大きさであり、
今の3人が手を伸ばしても、全く届かないだろう。
顔は真ん丸く膨れながらも、元の顔立ちは保っているが、
首は肉に埋もれ、胴体と一体化を果たした。


「お疲れ様です。太った分を戻すのは需要が無いので、パパッと済ませますが・・・」
「その次はどこに行きます?」

(次は・・・・)

243547:2015/07/28(火) 23:39:19 ID:4/2nW5oQ0
秋葉達が次にどうするかはさておき、
ここで視点をさつきの方に移そう。

黄色を基調とした明るい色合いの建物、自業の食事処(グラトニー・レストラン)
翌菜に案内され、さつきは一人でここに来た。

「私は露店の方に行きますので、後の説明はここのコックに聞いてくださいね」
こう言って、翌菜は戻っていった。

代わりに、カウンターに立つ妙齢の女性がさつきに対応する。

「私はここのチーフコックの・・・」
「えーと、オリジナルが兄で朱だから・・・」
「妹坂碧子です」
(また自分の名前を言うのに間が空いた・・今小声でオリジナルとか言ってたし・・)
流石にさつきも疑問を抱きだしたが、
それを知ってか知らずか、妹坂は説明を始めた。

「こちらのシステムは、最初に任意のタイムポイントを払って、それと同じだけの時間食べ放題になるバイキング形式です」
「あちらのテーブルに置いてある分から取っても、私に注文しても、お好きな方を選んでください」

「それじゃあ、30・・いや40分でお願いします」
「では、ミュージアムカードを出してください。」
「それから注文した料理を残すと・・・・」
「・・・罰金ですか?」  「呪うわよ」


「さて、初回のお客様へ特別サービス♪」
「私オススメの大漁海鮮丼です!」


妹坂は、海の幸をふんだんに使用した大盛りの海鮮丼をさつきのテーブルに置く。
正直、初回のお客様に出す様なメニューでは無いと思うのだが。
「おっきぃ・・・」
(これ、残したら呪われるんだよね・・・)
さつきはその巨大さに圧倒されながらも、おそるおそる箸を伸ばし、
一口食べてみた。
(美味しい!)
その一口でその美味しさに心奪われたさつきは、
猛然と食べ始めて、僅か10数分で完食した。

「ごちそうさまでし・・・!?」
食後の余韻に浸ろうとしたさつきだが、
自分の変化に気づき、愕然とする。
いつの間にか、自分の体が太っていた。
ここから見える胸や腕、お腹だけでもかなり太くなっていて、
この具合なら、顔もかなり膨れてるだろう。
まるで、今食べた物がそのまま脂肪になったかの様に・・・


「メニューを見てちょうだい」
「えっ、これって・・・」
さつきが開いたメニューに乗っている料理には、
「カロリー」に加え、「増加体重」が記載されていた。
今食べた大漁海鮮丼は、「+13kg」となっていた。


「そう。ここの料理は食べた分とは別に脂肪を付けるの。」
「でも、安心して頂戴。食べた分を消化したら、その脂肪は消えるから」
「そ、そうなんですか?」
「そう。だから、ゆっくり召し上がっていって下さいね♪」
姉坂は満面の笑みを浮かべて、山盛りの桃まんをさつきのテーブルに置いた。
「注文してないんですけど・・・」
「サービスです♪」


40分後、さつきはのっそりと『自業の食事処』から出てきた。
あれから、姉坂がサービスとして勝手に持ってくる料理はどれも美味しくて、
それに加えて、自分で注文した分を時間いっぱい食べ続けた。
その結果、
ベンチに座り込んでいるが、その重さで今に折れてしまいそうに見える。

お腹は食べた分で、パンパンに膨らんでいるだろうが、
それ以前に脂肪で、臨月の妊婦の様に膨れ上がっていた。
服を押し上げ、丸見えになっているそのお腹は、とても重たげで、それでいて柔らかそうだ。
その上に乗っかっている胸は、これまた柔らかそうで、
お腹程では無いが大きくて、重たげだ。
脚もとても太くなって、『自然の小庭園』に生えている木の幹に並ぶ程の太さである。
自分の変化が信じきれないのか、さつきは腕でお腹周りをさすり、揉んでいるが、
腹肉はそれに応え、柔らかく変形していて、彼女に現実を教えている。
おまけに、腕の脂肪も動かす度に揺れている。
顔にはそれ程肉は付いておらず、丸くふっくらとする程度で済み、
ギリギリだが、首も一体化してない。

244547:2015/07/28(火) 23:40:55 ID:4/2nW5oQ0

そして、しばらくして秋葉達4人は
『ヒミツの博物館』から帰ろうとしていた。
全員の体型は処置と時間の経過で元に戻っている。

「それじゃあ、みなさんお帰りですね」
出口のカウンターに座る翌菜が、
4人のミュージアムカードを受け取り、端末の中に入れる。
「えーと、秋葉さんたちが90分なので、超過タイムポイントは30」
「弓塚さんが110分なので、超過タイムポイントは50ですね」

秋葉達は『自然の植物園』を出た後、一種の怖いもの見たさで他の施設も一通り見回ってみた。
夜美希が説明した通り、建物間の移動は計算しないのだが、一度中に入っていったので、入場料が発生したのだ。
なので、30(自然の植物園)+60(他の施設)=90となった。

さつきは『自業の食事処』を出た後、食べ過ぎでしばらく動けずにいた。
(『自業の食事処』の料理は太る分とは別に、食べた分だけは外の食べ物と同じように胃に溜まる)
さらに、翌菜の店で自分とシオンに持って帰る分の小物を選ぶのに迷った。
なので、40(自業の食事処)+50(休憩)+20(売店)=110となった。


「で、1ポイントにつき幾ら払えばいいんですか?」と、秋葉。
「そんな、『ボッタくるなら出るとこ出ますよ』みたいな顔で睨まないで下さいよ〜」
「1ポイントにつき20円。皆さんからはこれに相応する分を取り立てます」

「それでは、皆さん。またのご来店をお待ちしています」
翌菜がミュージアムカードを秋葉達に投げつける。
ミュージアムカードは光となって、咄嗟のことに反応できない秋葉達を包み込んだ。
そして光が消えた時、秋葉達の姿も消えていた。


「まぁ、もう来てくれないでしょうけどね・・・」



こうして、秋葉達四人は『ヒミツの博物館』から、帰った。

その代金は・・・

「・・・その体というわけですか・・・」(行かなくて良かった・・・)
そう言ったのは、『ヒミツの博物館』について調べるために遠野亭に行って、
帰ってきた四人を迎えることとなったシオンだ。

245547:2015/07/28(火) 23:42:29 ID:4/2nW5oQ0
「ええ、そうよ・・・!」
秋葉は、『落とし前はきっちり付ける』と言わんばかりの怒りをその目に宿している。
その鋭い眼光とは裏腹に、体の方はどこを取っても柔らかいであろう、
ふくよかな体になっていた。
流石に『自然の小庭園』での肥満化程ではないが、
それでも、元の体型と見比べるとかなり太って見える。

まず、スカートから伸びる太すぎる足は、足どうしでピッタリと密着している。
元の端正さを損なわない程に丸く膨れた顔に、
桃の様に大きくなって、スカートをはち切れんばかりに押し上げている尻。
平らだった胸が立派な巨乳となったことは嬉しかったが、
締まっていたウエストがその胸と同じくらい突き出てしまっている。

遠野秋葉 160cm 45kg 73・57・79
→ 154kg 121・142・119
→60kg 89・84・85

仕事に勤しむ琥珀と翡翠も秋葉と同様に太っていた。
2人が動く度に厚手の割烹着とメイド服の上からでも、大きな胸とお尻、それにぽっこりとしたお腹が弾み、揺れているのが分かる。

翡翠/琥珀 156cm 43kg 76・58・82
→ 150kg 132・143・125
→ 58kg 90・85・89

そして、ソファで横になっているさつき。
彼女は食事での胃もたれに苦しんでいるのだが、
その体は秋葉達も一回り太っていて、
メートル越しのウエストが服を押し上げて、
立派なお腹が顔を出している。
そしてうっすらとだが、二重あごが出来てしまっている。

弓塚さつき 161cm 45kg 79・59・82
→104kg 112・121・107
→60kg 94・104・98


後日、調査と復讐のために秋葉とシオン達は
『ヒミツの博物館』に向かったが、入口があった筈の場所はもぬけの殻となっていた。


シオンは一人考える。
(彼女たちは、一体何者だったのだろうか。人間は勿論、吸血鬼とは全く別の存在であることは間違いないだろうが・・・)
(しかし、彼女たちは既にここでは無い何処かへ行って、私たちと会うことはもう無いだろう)
(今、私が考えるべきなのは・・・)
シオンが意識を現実に戻した時、目の前の食卓には豪勢すぎるほどの食事が広がっていた。
その向こうでは、まだ太ったままの秋葉が笑顔でこちらを見ている。

(いかに自分が太らずにすむか、ですよね・・・)


メルディブラッド編はこれで終わりです。
『ヒミツの博物館』の詳しい設定は、次回の投稿時に紹介するつもりです。

246 ◆t3E9hfR0Bc:2015/07/29(水) 00:08:12 ID:K03QV/NY0
皆様投稿お疲れ様です。
29日ですので毎月の駄文を。

ttp://www1.axfc.net/u/3508209.zip
パス:himanka

なにやらTRPGが盛り上がっているようなので久しぶりにCoC用のシナリオなんかを書いてみました。

247 ◆t3E9hfR0Bc:2015/07/29(水) 00:22:47 ID:K03QV/NY0
申し訳ございません。
どうやらファイルが正しく保存されてなかったようで、TRPG用のシナリオが消えてしまいました。
後日上げ直しますので、お待ち頂けると幸いです。

248名無しさん:2015/07/29(水) 19:23:14 ID:Efz93meQ0
把握
急がなくても大丈夫よ

249 ◆t3E9hfR0Bc:2015/07/29(水) 23:47:48 ID:K03QV/NY0
ギリギリで29日内ですので、CoC用シナリオを再投下しておきます。

ttp://www1.axfc.net/u/3508734.zip

パスは一緒です。

250名無しさん:2015/07/30(木) 17:50:17 ID:D/qVgQTE0
おお、乙乙

251 ◆t3E9hfR0Bc:2015/08/08(土) 00:03:27 ID:C5YUvIGo0
8月8日はデブの日らしいので、投下しておきますね

ttp://www1.axfc.net/u/3513715.zip
パス:himanka

252名無しさん:2015/08/08(土) 04:47:44 ID:8lIv48K.0
おつー

253547:2015/08/08(土) 18:51:18 ID:tHT4IATg0
乙です!

それでは自分は、先月に雑談スレの方に予告した通り、
820氏のメルティブラッドSSのサイドストーリーを投稿します。

大まかな流れは、あちらのSSを参考にしてますが、
体型の描写等は、自分の想像(というか妄想)が大いに含まれてます。



シオン・エルトナシム・アラトシアは自室で、今日起こったタタリによる異変――秋葉の肥満化という事態について、レポートにまとめていた。
それを書き終わると、今度は別のノートを取り出した。

1日目
「タタリが、まさかあの様な事態を引き起こすとは思いもしなかった。
タタリをどうにかしなければ、秋葉は元の体型に戻れないだろうし、
琥珀や翡翠、下手したらさつきや全く関係の無い人たちまで同じ目に会ってしまうかもしれない。
・・・志貴は被害を受けないだろう。根拠は無いが、何故か確信できた」
「念のために、研究とは別に1日毎の日誌をここにまとめることにした。
今日は一先ずここまでにして、続きは明日からにしよう」

2日目
「・・・お腹が痛い。秋葉があんなにも大量の食事を出してくるとは・・・
苦しくて、研究は出来そうにない。せめてこの日誌だけでも書いておこう・・・
明日になれば、秋葉の気も変わるだろう・・・」

254547:2015/08/08(土) 18:53:39 ID:tHT4IATg0
3日目
「・・・また、大量の食事が出された。
しかも昨日食べた分が消化されて、脂肪になっている。
つまり太ってしまった。
私は、いや私たちはこれから先、どうなってしまうのだろうか・・・」


4日目の朝
目覚めたシオンは、寝間着を脱いで、下着姿になる。
今の彼女の体には、元の体から考えると結構な量の脂肪が乗っている。

まず、元から大きかった胸がもう1回り大きくなった。
脚もよりむちむちとして太くなり、
その上のお尻は胸以上に大きくなっている。
そして、たっぷりと付いた腹肉がパンツに乗っかっているお腹回り。

シオンはそのお腹回りに手をやって・・・
腹肉がしっかりと掴めたことに深いため息をついた。


4日目
「また太ってしまった・・・
これでもうはっきりした。
秋葉は八つ当たりしてるのだ・・・
全く・・私を太らせても自分が痩せる訳ではないのに!」

5日目
「相も変わらず大量の食事が出てきたが、
胃も大きくなった様で、食事の後で少しだが考える余裕が出てきた。
秋葉は八つ当たりなどする様な人ではない。
恐らく彼女はタタリに操られている、
どうにかしないと彼女は太ったままで、私は太り続ける・・・」

6日目
「どうにかしようにも、まず大量の強制飲食を何とかしなければならない。
多少の余裕は出てきたとは言え、満腹感で研究を行えなくなるのは変わらない・・・
せめて一食だけでも逃れないと・・・」

255547:2015/08/08(土) 18:55:36 ID:tHT4IATg0
7日目
「今日から、昼間は町の図書館に行くことにした。
これで一食分は抜けるし、運動も多少出来る。
正直、焼け石に水だろうし、肝心の研究が出来なくなるが、
それでも時間稼ぎにはなるはずだ・・・」


7日目の昼
図書館へ向かうシオン。その体は完全にぽっちゃり体型となっていた。
以前の服もギリギリ着れるが、パツパツで恥ずかしいことになるので、
今着ているのは、秋葉から借りたワンサイズ上の洋服だ。

メートルの大台も間近であろう大きな胸は、歩く度に上下に弾んでいる。
しかし、今はブラウスに隠れているが、お腹の方の肉付きも凄い。
括れが完全に消え失せ、たっぷりの脂肪が覆っている。

下の服はミニスカートで、サイズ自体には余裕があるのだが、
シオンが気を抜くと、大きなお尻が見えてしまいそうになる。
そこから伸びる太ももは、かなり太く、
これ以上太くなると、色気よりもだらしなさが目立つようになるだろう。

顔も結構丸く、ふっくらとしており、
顎のラインも真ん丸である。


それでも、体型の割に足取りは軽いし、
今のシオン位の体型は、それ程珍しいものでも無く、
周囲の視線を集めることも無かった。
 今の所は。


8日目
「図書館に行く様になってからは、太るペースは大分抑えられている。
間食攻撃からも逃げられたのが大きかった様だ。
・・・太ること自体は止まってないし、研究も進んでないが・・・」

9日目
「・・・図書館に行こうとすると、秋葉が弁当を持たせてきた。
翡翠も手伝いにつけられたが、実際には、監視役だろう。
・・・やはり、弁当はとても大きかった」

10日目
「野良犬に弁当をあげようとしたら、秋葉に焼き殺されかけた。
「折角、琥珀が作ってくれたのに、勿体ないことしないで」と、秋葉は言っていた。
確かにその通りだ。問題は量が余りにも多すぎることだが・・・
やはり、私が食べるしかない・・・」

256547:2015/08/08(土) 18:57:47 ID:tHT4IATg0
11日目
「・・・今日の夜、現実と向き合うためにと、
覚悟を決めて、体重計に乗ってみた。
・・・突き出た腹と胸が邪魔になって、数字が見えなかった。
弁当攻めが始まった頃から、ウエストの成長が激しくなったと思ってたが、
ここまで大きくなってたとは思ってもなかった。
この事実は体重計の数字以上に、自分が女として越えてはいけない一線を越えてしまったという現実と・・・
絶望と向き合わせてくれた・・・」


11日目の夜
自室のベッドに力無く座り込んでいるシオン。
その体は、見た目、今の秋葉と大差無いように見える。

胸は今やメロン並みの爆乳と化し、
さっき、服のボタンを弾け飛ばしたが、とても喜べるものでは無かった。
その下のお腹は、胸と同等の巨大さを有する太鼓腹で、
その大きさは足元への視線を遮る程だ。
下半身もとても太く、ミニスカートから投げ出されている脚は丸太の様な太さである。
顔も、「丸くなった」の域を通り越し、完全なデブ顔である。
頬肉は目を細める程につき、
とうとう、二重あごも形成された。


12日目
「昨日の出来事から、体がより重く感じる様になった。
またこの頃は、外で少し動くだけでも、汗が噴き出す様になってしまってる。
それでも、せめて図書館まで行かなければ・・・」

13日目 
「図書館に行く途中でさつきに会った。
・・・口を開くまで私だと分からなかった様だ。
こんなに太ってしまっては無理もないが・・・
私に・・・正確に言えば、私が太ってしまったシオンだと気づいたら、さつきは事情を聞いてきたが、詳しいことを言うわけにはいかなかった。
さつきまで巻き込むわけには行かない」


13日目の昼
その日、さつきが会った彼女は、
背丈や紫色の髪、それに顔立ちはさつきの親友のシオンとよく似ていたが、
その体型は全く違っていた。

さつきの知るシオンは、スタイルの良い少女だが、
「彼女」は、3桁を軽く超しているだろう肥満体をジャージに押し込めている。

シオンのウエストは、へそ出しの衣服も合いそうに括れていたが、
「彼女」のウエストは、とても出っ張った太鼓腹であり、
ジャージの丈を圧迫し、今にも下っ腹が見えてしまいそうだ。

シオンの胸も大きかったが、
「彼女」の胸は、シオンよりも遥かに大きくて、
ジャージのチャックが閉められず、深い谷間が露わになっている。

シオンのヒップは程良く大きかったが、
「彼女」のヒップ、いや尻は胸以上の巨大さを持ってして、
ジャージの下のゴムを苛め抜いている。

シオンの顔は、贅肉など一つも付いてない端正な顔であり、
「彼女」も顔立ちはシオンに似ていたが、
顔は真ん丸を通り超す程に膨れ、
パンパンな頬が、目を細めている。
くっきりとした二重あごが形成されている。

そしてシオンの声は、
「・・・・さつき」 「!?」
「彼女」の発した声と同じものだった。

257547:2015/08/08(土) 19:03:13 ID:tHT4IATg0
14日目
「今日は図書館で、お腹を引っかけて机を倒してしまった。
心だけでなく、周りの人たちの視線も痛かった。
私だって太りたくて、太ったわけじゃないのに・・・」

シオンがこう日誌を書いたところで、大きな物音が聞こえてきた。
秋葉の部屋の方からだった。


「一体、何が?」
シオンはよろけながらも立ち上がり、
鈍重な足音を響かせて、秋葉の部屋に向かった。



820氏のSSは、ここから地下迷宮に舞台を移しますが、
自分のSSとしては、ここで終わりです。
こんなSSを書いたのも、ひとえに820氏のSSが素晴らしかったからなのです!(言い訳)


おまけ シオンの変化記録
・注 820氏のSSでの描写と、225氏のイラストからの自分が想像した数値です。

1日目 161cm 48kg 86・55・83
2日目 48kg 86・55・83 
3日目 54kg 88・62・87
4日目 57kg 89・64・88
5日目 61kg 90・67・89
6日目 66kg 92・71・91
7日目 72kg 95・74・94
8日目 74kg 95・75・94
9日目 77kg 96・79・96
10日目 92kg 102・90・110
11日目 102kg 108・106・115
12日目 110kg 112・121・120
13日目 122kg 118・132・124
14日目 131kg 121・140・130

258元225:2015/08/11(火) 03:04:25 ID:KTv7cmdU0
SS投下乙です!
焦りながらも太っていかざるをえないという状況がいいですよね

そして自分も投下
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1995_1.jpg
戦車に乗るのが嫌なら、戦車に乗れない体型になっちゃえばいいじゃないという発想
大洗女子学園終了のお知らせでもありますがw

259名無しさん:2015/08/12(水) 11:03:18 ID:qLxG8Qx20
結局許可云々ガン無視でワロタw

260名無しさん:2015/08/13(木) 01:15:06 ID:wks/2Iec0
これは流石に反感をかっても仕方ない

261名無しさん:2015/08/13(木) 21:43:49 ID:1FDcUSjU0
キャラ名間違ってる…

262 ◆t3E9hfR0Bc:2015/08/29(土) 00:59:32 ID:4et4FHpg0
29日ですので、駄文ですがどうぞ

ttp://www1.axfc.net/u/3525248.txt
パス:himanka

263547:2015/08/29(土) 22:34:02 ID:XsGUny0U0
皆さん、前回は820氏の許可が確認できなかったのに、
勝手にSSを投稿してすみませんでした。
今後は、こんな真似はしない様にします。

お詫び・・・とは言えないでしょうが、
29の日の分のSSを2本投稿します。


1本目、東方の2次創作SSです。

「狼の休息と鴉の介抱、或いは椛の怠惰と文の肥育」

幻想郷。その片隅にある鴉天狗の射命丸文の家。
その一室で布団に横たわっているのは、白狼天狗の犬走椛。
そのしなやかな左足には白い包帯が巻かれていた。
彼女は任務中に怪我したところを、文に助けられ、
治療を受けた後、文の後押しを受け、ここで療養することになった。


椛の寝ている部屋に、本来の家主である文が、食事を持って入ってきた。
「椛、食事持ってきましたよ」
「文様、食事まで用意しなくても、自分で何とかしますから・・・」
「栄養を取って、大人しくしてないと、治るものも治りませんよ」
「それもそうですね」

納得した椛は、文が用意した食事を食べ始めた。
――その食事は、医者や栄養士といった専門家が見れば、量が多すぎると判断しただろう。
何せ文自身、そう計算した上で用意したのだから。


そんな調子で一月が経った。
椛の怪我は完治したが、元の任務に戻ることは出来なかった。
その理由は・・・

264547:2015/08/29(土) 22:35:59 ID:XsGUny0U0
椛視点
(文様が色々と助けてくれたお陰で、怪我はすっかり治った
・・・・でも)

力無く椅子に腰掛ける椛は、自分の現状を省みた。
(まず、頬は丸く膨れ、たるんでますし、
顎は二重ではありませんが、ラインはまん丸で、
とてもぶよぶよしてます・・・
胸も大きくなって、あの彼岸の死神に迫る程のサイズになりましたが、
それ以上に、お腹が大きくなってます。
大きさこそ、妊婦のそれですが、
肉が垂れて、三段腹になってしまってる最低の腹です。
胸とお腹に遮られて、足元が見えませんし、
屈むのも苦しい・・・。
腕もとても太くなりました。
おまけに筋肉が衰えてしまったので、かなり垂れ気味です。
脚は、今では丸太の様な太さで、一見安定感がありますが、
脂肪で膨れてるだけなので、今の体で走るとまた折れてしまいそうで、
動くこともままなら・・・)


「椛、今日は焼き肉屋に行きませんか?」
文のこの声に、ほんの少しの間を置いてから返答する。
「・・・い、行きます!」
・・・食事のある方にはすんなり行ける。
心までデブになってしまった自分が憂鬱になるが、
それよりも、大恩ある・・・愛しい文との楽しい食事のことを思うと、
喜びで心が一杯になる椛であった。

265547:2015/08/29(土) 22:37:49 ID:XsGUny0U0

文視点
(怪我した所を助けたのは打算抜きでした。でも、そこから世話をしてきたのは・・・)
「・・・あやや」ほくそ笑む文。
彼女が見ているのは、椛。 
この一月ですっかり太ってしまった――
文が太らせた彼女である。

自分好みの体型になる様、
安静にという名目で、運動できない様にして、
栄養をとるという名目で、大量に食事をとらせた。

期待通り。 いや、それ以上の太り具合だ。
また、筋肉が衰えたために、全身の肉は垂れ気味で、
数値以上に太って見える。

(つねりたくなる様なふっくらとした頬に、たぷつきたくなる様な丸い顎。
元の顔つきは保ってますが、その真ん丸い顔は幼い子供の様な顔です。
そこから下の胴体は、大人の肥満体ですが。
小さかった胸も、今では自分以上に大きな爆乳で、
その下のお腹は、妊婦の様なサイズと、
脂肪のたるみで立派な3つの段差を併せ持つ、極上の腹です。
椛本人は気づいてないようですが、
巨大なお尻は服を押し上げ、下着とお尻のラインをくっきりと浮かばせています。
二の腕は、垂れ気味の肉がしゃぶりつきたる程に柔らかそうな、
こうなった切っ掛けとも言える、怪我した脚は
すっかり太くなって、『見る分には』、どっしりとした安定感を醸し出していて・・・
あやや、たまりません)


「椛、今日は焼き肉屋に行きませんか?」
今では駄目押しとして、毎日の様に外食に誘っている。
「・・・い、行きます!」
椛も痩せる意思自体はあるが、食欲と文への好意の方がより強く、
誘いには必ず応え、その度にたらふく食べていくのだった。

体も心もすっかりデブそのものとなった愛しい椛を見て、
文は満面の笑みを浮かべるのだった。

犬走椛 87kg 91・109・94


(おわり)

266547:2015/08/29(土) 22:40:29 ID:XsGUny0U0
2本目、恋姫無双の2次創作SSです。

「孫策、于吉に一矢報いんとするの事」

「それであなたは、私に協力しようと言うの」
「小覇王」の異名を持つ、呉の国の若き王である孫策。
彼女に謁見する者は、謎の導師、于吉。
「ええ、私も微力ながらも力をお貸しします」
「共に天下統一へ進もうではありませんか」


「断るわ」
その申し出を、孫策ははっきりと拒絶した。
「そうですか」
于吉は全く気にしてない様だ。
断られることを覚悟していたのか。
それとも・・・

「貴方が信頼に値する者とは思えないの」
「では、私の力を見せましょう」
于吉が妙な手振りをし、呪文を唱えた。

そして、孫策の体が膨れ始めた。
「!?」それも目に見える速度で脹れていく。

細長い手足が、大きな胸が、
括れた腰回りが、張りのある尻が、
どんどん膨れ、大きく、太くなっていく。
(顔は、他よりも肉付きが大人しいが)


「孫策様、これが私の力です。私が自分の意思でこの城を去るまで、貴方の変化は止まりません」

「ぐぅ・・・!」
尚も孫策の体は太り続ける。
現代の単位で言えば、1秒毎に1kgのペースで太っている。

267547:2015/08/29(土) 22:41:41 ID:XsGUny0U0
「貴様!」 「この左道士が!!」
孫策の側に控えていた親衛隊が飛び出し、于吉に切りかかるが、
その剣は于吉の体をすり抜けた。
「これも私の力。いかなる剣を持ってしても、私を斬ることは出来ません」
「もし、まだ私を疑うならば、更なる力をお見せしましょう」
言い換えれば、『抵抗するそぶりを見せたら、別の祟りを与える』ということか。

ここで、孫策の服の留め具が弾け飛んで、
于吉の肩に当たったが、流石に動じなかった。

「まぁ、今のは、無かったことにしますよ」
宇吉は先の言い換えを裏付ける言葉を言った。

親衛隊は于吉を睨みつけるも、それ以外のことは何も出来ずにいた。

「・・・・・・」
孫策は1秒ごとに太ってゆきながらも、冷静に考えていた。
自分が太るのを止めるには、于吉が自分の意思でここから去らなければならない。
しかし、この状況で協力を認めるのは、服従と変わらない。
国の王として、それだけはしてはならない。
なら、どうするべきか――

更に100kg程太ったところで、孫策は答えを出した。
「分かったわ、あなたの協力を受けることにする」

「ありがとうございます。では、今日のところはこれにて」
その言葉を聞くなり、于吉は足早に去ろうとし、親衛隊は安堵しかけたが、
「まぁ、待ちなさい」当の孫策が引き止めた。

「いいのですか?私が自分の意思でここを去らない限り、貴方は」
「同盟の証として、この城に伝わる秘密の宝をあなたに譲るわ」
「・・・では、お言葉に甘えさせていただきます」


ひとまず、別室で少し待たされてから、
于吉は城の蔵に案内された。

案内する兵の歩みは遅く、于吉を案内することにあからさまに不服そうだが、
于吉はそれに苛立ったりはせず、別のことを考えていた。
(私は本当にあれで済ませるつもりだったのに何を考えている?
まぁゆっくりと見せて貰えるなら、何か使えるものがあるかもしれない)
それこそお言葉に甘えさせてもらいますか)

于吉は蔵の前の部屋まで案内された。
その部屋はやや狭く、前後の部屋への扉と
上に大窓があるだけだった。

于吉は、渡された鍵を蔵への扉に差し込む。
鍵は開き、古い造りの扉がゆっくりと開いてく。

ここで、不意に、彼の周囲が少し暗くなった。
まるで、太陽に雲がかかったかの様だ。

268547:2015/08/29(土) 22:43:40 ID:XsGUny0U0
「?」
上を見上げる于吉
目に入ったのは、落ちてくる巨大な肉の塊。
そう、彼の祟りで今や肉塊の域にまで太った。孫策の尻である。

「!」
逃れようとするも、扉を開いた先には即席の壁が張られていた。
後ろの入ってきた扉は、宇吉を案内してきた兵によって、
外から固く閉ざされていた。
そして、孫策の体はこの部屋を満たすまでに大きくなっていた。

これが孫策の策だった。
従うふりをして、于吉を逃げ道の無い部屋におびき寄せ、
その準備の間にここまで太った自分の体を持ってして、于吉を押しつぶす。

(留め具が当たったとこいうことは、武器以外による攻撃なら有効のはず)
(分の悪い賭けだが、ここまで太らされてはその体を使って一矢報いなければ、気が済まない。そして、あわよくばこれで仕留める!)

そして、その狙いは当たっていた。

于吉の姿が孫策の体の下に消え、
そして轟音が響いた。



前後の扉が開かれ、親衛隊や他の兵達が顔を見せる。
・・・部屋いっぱいに、孫策の肉が広がっているので、入ってはこれないのだ。
「孫策様――!!」
「お怪我はありませんか!」
「ええ、大丈夫よ」
(ここまで肉が分厚くなったから、全然痛くなかったとは言えないわね・・・)

「あの男は仕留められましたか!?」
「おそらくは、生きてる。直前でその手ごたえが消えたから
何らかの術で逃げたと思う」

確かに、于吉は潰される直前で、咄嗟に転移の術を使い、逃げ延びていた。
だが、彼が自分の意思で逃げ去っていったことにより、
孫策の肥満化はようやく止まった。
現在の体重は、実に956kg。
約15分間、祟りで太り続けたことになる。

(あの男、もしこの呉の国に仇なす敵として、また現れたのなら、
その時こそ確実に倒す。 この体の落とし前も兼ねてね・・・)


その後、于吉は太平妖術の書の力で、中国全土を脅かそうとした。
それに立ち向かう諸侯の一人に、彼女はいた。
その名は孫権、字は伯符、真名は雪蓮。
そしてその姿から新たに付けられた異名は「大肉の覇王」であった。

(おわり)

それと言い遅れましたが、◆t3E9hfR0Bcさん、投稿乙です!
色々と続きが読みたくなるSSでした。

269 ◆t3E9hfR0Bc:2015/09/29(火) 00:02:06 ID:0Rce/hDI0
29日ですので、駄文ですが宜しければどうぞ。

ttp://www1.axfc.net/u/3541873.zip
パス:himanka

270名無しさん:2015/09/29(火) 00:12:00 ID:OUsxtacY0
乙乙
これが月末の楽しみですワイ

271名無しさん:2015/09/29(火) 16:45:38 ID:03v0s0ec0
29日にありがとうございます!

空気中の水分が脂肪に返還される時の
腹・腕・足・胸の描写にグッときました!

272547:2015/09/29(火) 22:55:36 ID:Cml1QTSg0
乙です! 毎度のことですが、続きが読みたくなる良いSSでした。
自分も便乗してSSを二本投稿します。


一本目はポケモンの二次創作SSです。

「ハルカのファト・アドバンス・アドベンチャー」

ホウエン地方のミシロタウンから旅立つ一人の少女がいた。
その背格好は年相応、と言うにはやや胸が大きめだった。
彼女の名はハルカ、彼女の目的はポケモン図鑑を完成させ、ホウエン地方のチャンピオンになること。――に加え、もう一つ。
「まずは、お父さんがいるトウカシティに行こうか。あの辺りにはどんなポケモンがいて、どんな料理があるのかな〜」
より個人的な目的として、各地の名物料理を網羅した、グルメ図鑑を完成させることがあった。

それから、ハルカは2つの目標のために、頑張った。
ポケモンをゲットし、育てて、戦い続けた。
料理を食べて、食べて、食べ続けた。
その結果が、各地のジムリーダーから勝ち取ったバッジであり、
そしてもう一つの結果が現れだしたのは、ハルカが2つ目のバッジを手に入れた頃だった。


「うー、服がきつい・・・また大きくなったなぁ」
元より大きめだったハルカの胸は、出発した時よりも2回りほど大きくなっていた。
しかし、それ以外も1回りほど大きく、というか太くなっていた。

そう、ここまで様々な町の料理を堪能してきたハルカの体は、太ってしまっていた。
「でも、町から町まで歩いてるし、すぐに痩せられるよね」
確かに運動量は多いが、それ以上に食事量が多いのだ。

273547:2015/09/29(火) 22:56:35 ID:Cml1QTSg0
それからも、ハルカは順調にポケモンを育て、バッジを手に入れていったが、
体重の増加も順調であった。

トウカシティでは、父のセンリに勝って5つ目のバッジを手に入れた。
「俺に勝つとは、成長したな。ハルカ」  「お父さん・・・」
「・・・横にも成長しすぎだがな」 「うぐ・・・」


ミナモシティでは、ライバルのユウキとの決着を付けた。
「強くなったなぁ、ハルカ・・・オレはもうミシロタウンに帰ることにするよ」
「・・・私、あなたの分まで頑張るね」
「・・・ありがとう、でもダイエットの方も頑張れよな」
「うっ・・・そうだ、ミシロタウンに行くなら私が送っていくよ」
「え、オレのポケモンも「そらをとぶ」覚えてるけど?」
「遠慮しないで、ミシロタウンの料理を改めて食べに行くついでだし」
「・・・・・あぁ、折角だから頼むよ」

ハルカのポケモンは最近、『そらをとぶ』を覚えたので、
一度行った町には歩かなくても戻れるようになった。
そのため運動量は激減し、その上これまでの町に手軽に行けるようになったので、
今回の様に気に入った料理を食べに行くようにもなり、逆に食事量はより増加した。


そして、ハルカは全てのバッジを手に入れ、
チャンピオンロードに挑戦する権利を手に入れた。
そこは四天王とチャンピオンが待つ決戦の地。
しかし、ハルカが今戦っているのは、上着のチャックだった。
「うぐぐ・・・いい加減閉まってよ〜」
正確に言えば、ハルカが今いるのは宿屋(ポケモンセンターではない)で、
起きて着替えようとしたら、上着に胸が入らなかったのだ。

(ミナモシティのデパートで買ったばかりの大きいサイズの服なのに・・・)
長い苦闘の末、胸は上着の中に収まった。
勝った。安堵するハルカだったが、その安堵が逆転を許した。
無理矢理閉じた反動を加えた胸の弾力が、上着のチャックを砕き、
メロンの様に巨大な胸が飛び出た。
その余波で、お腹もへそ周りから下っ腹にかけて、
上着を押しのけ、飛び出てきて、
短パンに乗っかり、マフィントップを形成する。

「・・・・」
ハルカは少しの沈黙を置いてから、部屋に置かれた姿見を見る。
そこに映る自分の姿は、全身に満遍なく肉が付いた、丸々とした肥満体だった。

まず、丸出しになってしまってる胸は今の体の中でも特に大きくて、
抜群の存在感を醸し出している。
次いで大きいのがお腹であり、メートル越しの太鼓腹だ。
短パンはギリギリ着れているが、それでも桃の様に巨大な尻と太すぎる腰周りに押し上げられていて、
今にもはち切れてしまいそうだ。
その下の脚も太くなって、脚と脚が密着している。
顔もかなり丸く膨れて、二重あごが出来ていた。

ハルカ 89kg 113・103・104

274547:2015/09/29(火) 22:59:23 ID:Cml1QTSg0
「ふふふ」
ハルカは、しばらく固まった後に、その丸顔に笑みを浮かべた。

部屋の机の上に置かれた6個のモンスターボールに入っているポケモンは、
ジムリーダー戦を勝ち抜き、チャンピオンロードでも戦える程に育ててきたポケモンだ。
そして、部屋のパソコンから繋がる預かり所には、200体近いポケモンがいる。
彼らは、ハルカの大事な仲間であり、
彼女がミシロタウンからここまで頑張ってきたことの証でもある。

(そう、今の私の体も頑張ってきた証・・・)
「・・・・いやいや!!何で私、良い話の様にまとめてようとしてるの!?
ハルカは、自分の変貌のショックから、我に帰った。
「明日から、いや今日からダイエット始めないと・・・!!」

その後、ハルカはチャンピオンロードを勝ち抜き、
ホウエン地方のチャンプとなった。
それと同時に、2つの図鑑、ポケモン図鑑とグルメ図鑑を完成させ、
見事に目標を達成したのだった。
 そして、新たな目標であるダイエットを達成できたかどうかは、定かではない。

275547:2015/09/29(火) 23:01:57 ID:Cml1QTSg0
二本目はONE PIECEの二次創作SSです。


「新薬品は諸刃の刃? 卑劣なるフラッカス」

バーソロミューくまに、世界各地に飛ばされた麦わらの一味。
再会の迫ったある日、ニコ・ロビンはとある島で戦っていた。


ロビンに複数の海軍兵士が迫るが、
彼らは、自分の体から生えた腕に投げ飛ばされていった。

悪魔の実、「ハナハナの実」の能力だ。
ロビンは、好きな場所に自分の体の部位を生やすことができるのだ。

「部下の鍛錬がなってないようね?海軍中佐さん」
目の前の男にロビンは皮肉の様な口調で言ったが、
それが通じない相手だとは分かっていた。


「確かに、私には貴様が生まれ育ったオハラの学者たちの様に、
世界政府に立てつくことを教育はできませんよ」
海軍中佐、フラッカス・クロートは、
皮肉ではなく、確かな敵意を持って返答した。

「では、取って置きをお見せしようか」
フラッカスは背中から取り出したのは、武器ではなかったが、
ある意味、どんな武器よりも効果のあるものだった。

フラッカスは7,8歳ごろの少女を自分の前に突き出した。

「!・・・その娘をどうするつもりなの」

「もし貴様が戦い続けるなら――、殺す」
「万が一抵抗を止めるというなら、命は助ける」
「もっとも、オハラの者なら、関係無い者を平気で見捨てるでしょうがな」
フラッカスの言葉には確信の念がこもっていた。
その上で、向こうが見捨てるなら、こちらも『やむなく』見捨てるつもりでいる。

「・・・分かったわ」
だからロビンが抵抗を止め、両手を上げたことには少し驚いた。

「では、連行する前に海楼石の手錠よりも、もっと面白いもので縛ってあげますよ」
フラッカスの部下が、前に出てきて、ロビンにビン詰めの液体を飲ませた。

276547:2015/09/29(火) 23:03:53 ID:Cml1QTSg0
そして、ロビンの体が太った。全身に万遍なく脂肪が付いてきて、
数字にして、10数kgは太ったことだろう。
特に出っ張ってきたお腹は、服をはち切れんばかりに押し上げる。
また、胸の方は服を裂いてしまい、特大の爆乳が飛び出てくる。

「これは・・・!」
ロビンにしても、これは流石に想定外だった。

フラッカスが得意げに説明しだす。
「これぞ、海軍が開発した薬品『マスラード』
飲んだものの筋力を増強させるが、それと同等の脂肪を付ける」
「そして原液を飲めば、筋力以上に脂肪が付くことになる」

「また貴方たちはそんな物を使って・・・」
フラッカスを睨みつけるロビンだが、彼は動じない。
「フフフ、絶対的正義を守るためには力だけでなく、策も必要となるんですよ」
『策』を示しているつもりなのか、フラッカスは少女に銃を突き付けている。
「・・・・・!」ロビンは何も言えなくなった。


「さぁ、貴様にはインペルタウンすら生温い!」
「この場で、『肉の牢獄、LV7』に閉じ込めてやろう!」
フラッカスは銃を捨て、脇に置かれていた樽を持ち上げ、
ロビンの口に付け、そのまま中身を流し込む。
そう『マスラード』の原液を。

「・・・・・・!」
ロビンは、口に流れ込む大量の液体を、全て飲み込む。
少女に危害を加えぬために、勝機を探るために。

少しの間を置いてから、ロビンの体は脂肪で膨れ上がりだした。

服は内からあふれ出す肉に完全に引き裂かれてしまい、
胸や股間といった一部に切れ端が乗っているだけで、ほぼ全裸である。

「くぅ・・・!」
ロビンは変化のショックで微かなうめき声を漏らしながらも、その意思を保っている。
だがその体は、ぽっちゃり、でっぷりは愚か、肥満体をあっという間に通り越していく。

こういう趣味があったのだろうか、
海軍兵士はロビンの変わっていく様を見て興奮しだした。
フラッカスは特に狂喜し、前に出していた少女を地面に放り投げた。

ロビンの変化は尚も続く。
腕が、足が、首が、人間としてのパーツが次々に埋もれていく。
そのまま、人間としてのシルエットすら脂肪の中に埋もれた体、
いわゆる「肉塊」と成り果ててしまう。
そこまで太ったところで、ようやくロビンの変化は止まった。

マスラードの効能で筋肉もある程度ついたからか、
脂肪の量の割には、それ程脂肪が垂れたりしてない張りのある印象だ。

だが筋肉の分、かえって実際の重量は見た目の印象を上回る程に重い。
しかも、手足が脂肪の中に埋もれていては、筋力の活かしようは無い。

ロビンは何とか動こうとしていたが、
多少体を揺らした程度で、とても動けそうにない。
既に動きを止め、観念した様に見えたが―――

277547:2015/09/29(火) 23:05:03 ID:Cml1QTSg0

「勝った!この私が!!ニコ・ロビンに勝ったんだ!!!」
自らの『策』が功をなしたことを、手放しで喜ぶフラッカス。
だから、気づくのが遅れた。
目を覚ました少女がロビンの方へ逃げ出したことに。
「!」腐っても、海軍中佐という訳か。
フラッカスはすぐさま気づき、少女を取り押さえるために駆け出したが、
それよりもロビンの反応が早かった。
少女の脚から幾つもの手が生えてきて、ロープとして真上の崖まで延びて、
少女を崖の上まで運んだ。
そうされて・・・少女は喜んでいた。
ロビンは喜ぶ少女の方を見ている。
(首が無いので、正確には向けてないが)

「はっ、それで逃がしたつもりか!すぐに追いかけて始末する!」
お前の連行はその後だ!」
そういい捨てるフラッカス。手段と目的が入れ替わっている様だが、
ロビンが身動きできない以上、人質の口封じの方を優先するのはある意味間違ってないはずだった。
しかし、肉塊と化したロビンの体が持ち上がり、こちらに迫ってくる。
「なっ!?」
驚愕するフラッカス。しかしこれは彼の失策だった。
本来、マスラードは脂肪以上に筋力を増強させる。
手足が胴体の脂肪に埋もれれば、幾ら筋力がつこうと意味が無いと考えていたが、
ロビンは、ハナハナの実の能力者である。
ハナハナの実の能力で生やした腕は、マスラードの効果で一つ一つがかなりの筋力を有しており、十数本もあれば、ロビンの体を動かすには十分だった。



「百分咲き・・・」
意表を突かれ、硬直していたフラッカス達を、背中に生やした腕が拘束し、
腕が塔のように積み上げられ、ロビンの体をある程度の高さまで持ち上げ、
そこから離した。
「ブレス!!」
「「「グワァァァ!!」」」
ロビンは全体重を持ってフラッカスを押しつぶし、
兵士たちもその衝撃の余波で吹き飛ばされていった。


崖の上で、少女はロビンを見て、笑っていた。
「・・・ふふ」
ロビンは、その膨れ上がった顔で笑みを返した。


数時間後、少女は別の海軍部隊に保護されていた。
「全く・・こんな少女を人質に使うとはニコ・ロビンめ!」
「どんな手を使っても、奴と麦わらの一味を捕まえなければいけませんね」
「いや、それ以上にこの子の様な市民を我らの戦いに巻き込まない様に努めなければならないぞ」
そう部下に言い切った彼は、部隊の指揮官でフラッカス以上の階級である海軍少将だ。
つまり、少女が彼の保護下にある限り、フラッカスが口封じを強行することは出来ない。
それ以前に、フラッカスはマスラードを無断で、大量に持ち出した責任を問われ
偉大な航路(グランドライン)外に左遷されたが。


そして、しばらくの時をおいて、再集結した麦わらの一味。

サウザントサニー号には、一つの肉塊が乗せられていた。

航海士が労力は惜しまず、金は惜しんで縫い上げた超特大の衣服に全身を包んだ彼女は、
以前と変わらぬ愛情を注いたコックの料理で今日もその身を肥やし、
そして、戦いの時はその重量と能力を活かした戦いで敵を圧倒するのであった。


これで終わりです。

278547:2015/10/28(水) 23:50:04 ID:fgH4LvAU0
連投になりますが、29の日のフライング投稿をします。
今回はギルティギアの2次創作SSです。



「エルフェルト・死後の世界で婚活成功?の巻」

とある施設の最深部。
無数の機械がひしめくそこで、最後の戦いは行われていた
「―――」
人類の殲滅を宣言した少女、ラムレザル=ヴァレンタインは、敗れ、倒れた。
それと同時に後方に置かれていた謎の装置から閃光が溢れ出し、
ラムレザルを飲み込まんとする。
戦っていた『彼女』は咄嗟にラムレザルの前に出て、「妹」を庇った。
閃光は彼女を飲み込み、彼女の姿ともに消えた。




閃光に飲まれた『彼女』、エルフェルト=ヴァレンタインが目覚めたそこは、
一見、もとの世界の野原と変わらない様に見えて、
色とりどりのお菓子とケーキがさも自然の一部であるかの様に、
大量に置かれていて、
その側に流れている7色の川は
コーラ・オレンジシューズ・ジンジャーエール・
グレープジュース・レモンスカッシュ・トマトジュース
そして、普通の水の川である。
そんな明らかに異質な空間だった。
「ここは一体・・・?」

279547:2015/10/28(水) 23:51:45 ID:fgH4LvAU0
それなりに広いこの空間には、10数人の男達が生活していた。
彼らは、エルフェルトの顔を見ると、複雑そうな表情を浮かべた。

「!?」エルフェルトは、彼らの内の何人かに見覚えがあった。
―――戦いの中で姿を消した仲間たちだった。
死んだものとみなされていた彼らがこの空間で見つかった。
それが意味するものは彼らの生存、ではなく
「私、死んだの・・・?」
自分の死、そう考える方が自然だった。

しかし、体の感覚はちゃんとある。
そう空腹も感じていた。自分が生きてることを確認するためにも、
エルフェルトは目の前にあるケーキを手に取り、口にした。
「・・・!」
そのケーキはとても美味しかった。
「・・・お代わり頂きます!!」誰に聞かせた訳でもない宣言の後、
エルフェルトはもの凄い勢いで、目の前のお菓子を片っ端から食べていく。
食欲に支配された行動ながらも、その動作はどこか愛らしいものがあって、
見る人がいれば、「いっぱい食べる君が好き」とも、評されたかもしれない。
  食べっぷりと比例している様な体の肥満化が無ければ。


数時間後、眼前のお菓子を食べつくしたエルフェルトは、横になっていたが、
その体は、とても太っていた。
ただ、着ているドレスはパツパツながらも、破れそうではない。

顔の肉付きは大人しく、まだ丸くなった程度だが、
その真下では首が顎肉と一体化しつつある。
元から大きかった胸もより大きくなり、頭よりも大きな爆乳となった。
婚姻届を挟んでいた谷間はより深くなって、
今では子供一人を丸ごと挟めそうだ。
投げ出された脚は丸太の様に太く、立つと脚どうしで擦れてしまいそうだ。
そして、一番の巨大化を遂げたお腹。
脂肪とお菓子をはち切れんばかりに詰め込んだその巨大さは、
(結婚もまだなのに)臨月の妊婦の様である。

エルフェルトも、自分が激太りしたことは理解していた。
でも、今はお菓子を味わうことが、
そして、それ以上に太っていく快感を味わうことが彼女にとって大切なことだった。


そんな中、男達もエルフェルトの方を向いた。
彼らは太りゆくエルフェルトを見て驚愕する。
そして、そこから――

280547:2015/10/28(水) 23:53:02 ID:fgH4LvAU0
――別世界?
――ああ、そういう世界に飛ばすギアが研究されていたらしい。
何でも、その世界はお菓子の類が自然の一部の様になっているんだとよ。
――それで、こっちに帰ることは出来るの?
――それは分からないが・・・本人達が納得して生きていけるなら、それでいいんじゃないかな。


そして、『別世界』では。


「えへへ・・・、もう食べられないよ、あなた・・・♡」
幸せそのものといった表情で寝言を言っているエルフェルト。
その体は、あの時から更に太っていて、
今や身長以上に巨大な胸とお腹を抱える、人間離れした肥満体だ。


尚、元々着ていたドレスは、破れる前に脱いで、一応保管しており、
今彼女が着ているのは、自分がデザインし、男達に縫ってもらった、
同じデザインでより巨大なサイズのドレスである。

例えようの無い程に大きなお腹。
そのラインは丸々と張り詰めながらも、とても柔らかくもある。
そんなお腹に乗っかっているのは、同等の巨大さを誇る2つの果実。
今の谷間なら成人男性も挟み込めるだろう。
ソファーのように巨大なお尻は、座り込んだ彼女の重量を支えている。
顎肉は首と一体化しているが、二重あごではない。
こんな体型でありながら、顔は未だに原型を保っていて、「真ん丸顔」で済んでいる。


人間ならば、自重でとっくに動けなくなっただろうが、
彼女は『ヴァレンタイン』。この体でも立って歩くことは出来る。
最も、このまま太れば、脚が腹につかえるなどして物理的に動けなくなるだろうが。

エルフェルト=ヴァレンタイン 
168cm 夢kg
→92kg 121・111・118
→204kg 172・180・171

281547:2015/10/28(水) 23:54:01 ID:fgH4LvAU0
男達は周りで、農作業をしたり、(この世界でも出来た)
家を作ったりと忙しく働いているが、
その途中で、エルフェルトをちらちらと見ていた。
その眼差しには欲情と崇拝と愛情の念がこもっていた。

目覚めたエルフェルトは、そんな彼らを見て笑みを浮かべる。

先に飛ばされた男達もこの世界で生きていくことは難しくなかった。
だが、その生活には何の希望も無かった。
今、自分達が生きていることへの確信さえ持てなかった。
そんな中、エルフェルトがやって来た。
美しい彼女がお菓子で太ってゆく。
その姿に彼らは、これまで欠いていた希望を見出し、
エルフェルトを愛する様になり、彼女と話し合い、
ある「約束」をした。

身の周りのことを全て男たちに任せ、食っちゃ寝を繰り返し、もっと太っていく。
それが今の彼女の仕事だ。


「・・・なぁ、もういいんじゃないかな?」
周りの男の一人がエルフェルトに話しかけてきた。
「ダメです、もっともっと太ってからじゃないと・・・貴方達を満足させられないから・・・」
エルフェルトは寝ぼけ眼で返事をする。
「あぁ・・・それもそうだな」
男も納得し、自分の仕事に戻っていった。


エルフェルトと男達の「約束」。それは
彼女が動けなくなるまで太ったら
全員と結婚する。出来る様なら子供も作ろうと。


エルフェルト達は、ここがどこなのか、どうすれば元の場所に戻れるのか、
そして自分達は本当に生きているのか、何一つ分からなかった。
だが、これだけは確信を持って言うことが出来た。

(今、私達は幸せです・・・)


おしまい

282 ◆t3E9hfR0Bc:2015/10/29(木) 00:02:35 ID:eM.E6ACQ0
29日ですので、毎月の駄文ですが宜しければどうぞ。

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283名無しさん:2015/10/29(木) 21:49:37 ID:Ff1xb3fM0
>>282
毎月乙です
もしかして10月だからタコとかオクトとかなのかな
もしそうなら細かい仕込が面白いw

284名無しさん:2015/10/31(土) 21:56:40 ID:cNLDcgfQ0
>>283が言ってくれなきゃ気付かんかったわ
すげえ

285名無しさん:2015/11/15(日) 12:00:22 ID:OLAbABzI0
あぶらみに投下完了です
お目汚し失礼します

286名無しさん:2015/11/15(日) 15:30:15 ID:nRiIxr/g0
乙乙
節制してた人が反動で太るってのはいいよねw

287 ◆t3E9hfR0Bc:2015/11/29(日) 00:04:42 ID:U5bxGlN60
29日ですので、毎月の駄文ですが・・・

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288547:2015/11/29(日) 20:00:32 ID:fpGSMglI0
乙です!
現実的(?)な因果応報ものは、自分も好きです。

それでは自分もSSを2本投稿します。

1本目は、美少女戦士セーラームーンの二次創作です。

「恐怖の肥満化ラッシュ!スポーツジムの死闘」

とあるスポーツジム。ここで多くの女性がダイエットのために汗を流していた。
だが、彼女らの表情は暗く、
その体は大小の差はあれど、「太っている」と言える体型だった。
その屋上には女性のシルエットにダンベルやルームランナーといった運動器具を組み合わせた姿の怪人が立っていた。
ダイモーン・エクサザンだ。
このダイモーンは、自分の細胞をジムの運動器具に潜ませ、それを使った女性の体内に移り、
じわじわと太らせていた。そして、ダイエットが出来ず、落胆した所でピュアな心の結晶を奪うつもりなのだ。

その前へセーラームーンが駆けつけた。
「ダイエットの為に頑張ってるみんなの心を踏みにじるなんて、絶対に許さない!」
「月に代わっておしおきよ!!」
セーラームーンとエクサザンの戦いが始まった。
当初は互角だったが、やがてエクサザンが押され出す。
だが、エクサザンは自分の右肩に埋め込まれたダンベルを引き抜き、
セーラームーンに投げつけた。
「え?」不意をつかれたセーラームーンはダンベルを脇腹に食らってしまう。
当たったダンベルはそのまま消滅した。それと同時に謎の苦しみがセーラームーンの中に走った。
「!!」(何これ、苦しい・・・普通に攻撃されたのとは違う・・・)
(お腹が張り裂けてしまいそう・・・)

セーラームーンが動きを止めていた所に、エクサザンが今度は左肩に埋め込まれたダンベルを投げつけた。今度はセーラームーンの胸に当たり、消滅する。
(また!? これって・・・胸焼け?)
エクサザンはセーラームーンの後ろに回り、ドロップキックで尻を蹴り飛ばした。
その拍子にエクサザンの足からルームランナーを模したブーツが外れ、消滅した。
更に、エクサザンの両手足首に付けられていたリストバンドが外れ、
吹き飛んでいるセーラームーンの両手足首に絡まり、消滅した。
セーラームーンは、重い音を立てながら、地面に叩きつけられた。
最後のダメ押しと言わんばかりに、エクサザンが腰から外したベルトで
セーラームーンの顔面を引っぱたいた。
例によって、ベルトの引っぱたいた部分が消滅した。

289547:2015/11/29(日) 20:03:45 ID:fpGSMglI0
「うぅ・・・」
エクサザンの猛攻を受けたセーラームーン。
しかし、彼女の体からあの苦しみは既に消えていた。
その代わりにもたらされたものは―――大量の脂肪。

セーラームーンの、(それなりに)すらりとした体は、
100kg越しの肥満体となっていた。
顔は、目鼻立ちはそのままに真ん丸く膨れ、
顎は二重あごではないが、首を飲み込んでしまってる。
丸太の様に太くなった手脚は、鈍重さとある種の逞しさを醸し出していて、
お尻と胸は張りと柔らかさを併せ持ちながら、巨大化しており、
胸はスイカの様な爆乳で、お尻は桃の様な巨尻と化していた。
そして、一番大きくなったお腹は、
身長に近い程の直径と、元の体重に迫る程の重量を持つ太鼓腹であり、
あまりの大きさに、思いっきり手を伸ばしても、へそまで届かないであろう。
脇腹に形成された深い肉の段差が、セーラー戦闘服の下からくっきりと浮かび上がってる。

セーラームーン 106kg 119・142・116


エクサザンは自分の細胞を女性の体内に送り込むことで女性を太らせる能力を持つダイモーン。
これまでは、ばれない様にじっくりと太らせていたが、
セーラームーンには体の一部としてぶつけることで大量に送り込み、
急速に肥満化させたのだ。


「うぅ、こんな体になっちゃうなんて・・・」
セーラームーンのその声も野太いものになっていた。
自重で動けないセーラームーンに
エクサザンが止めを差そうとしたその時、
一つの小さな影が割り込み、セーラームーンを後ろへ下がらせた。


「ちびうさ・・・、あ、ありがとう」
「ちょっ、どうしたの!?そんなに太っちゃって・・・」
助けに来たのはちびムーンだった。


セーラームーンを追うエクサザンの前に、2つの影が立ち塞がる。
「セーラームーン、あなたはその子と一緒に下がってなさい」
「その体じゃ戦えないだろう」
セーラーウラヌスとセーラーネプチューンだ。

290547:2015/11/29(日) 20:06:01 ID:fpGSMglI0
(・・・うん、ここはあの2人に任せて、次から・・・
いや、それじゃあダメ・・・もし、あのダイクーンを倒しても元の体に戻れなかったら・・・
「ダイエットは明日から」ってのと同じ・・・!!)
セーラームーンは覚悟を決めた。
「・・・クライシス!メイクアップ!」
セーラームーンの肥満体が新たなセーラー戦闘服に包まれ、
スーパーセーラームーンへと二段変身した。

「な!?」 「無茶よ!」
戦おうとした矢先に後ろから出てきたセーラームーンに驚くウラヌスとネプチューン。
しかし、より驚いたのはエクサザンだった。
その隙がセーラームーンに攻めるチャンスを与えた。
「おりゃ!おりゃ!おりゃぁ!!」
重戦車さながらの突進で距離を詰めてからのパンチの連打。
「どすこい!どすこい!どすこい!」
途中から力士さながらの張り手に切り替え、
よろけた所を合掌捻りで空中へ放り投げる。
「ムーン・スパイラル・ハート・アタック!!」
そして、吹き飛んでいるエクサザンへ、意向返しと言わんばかりに、
スーパーセーラームーンの必殺技が放たれた。
その直撃を受けたエクササンは落下してから、卵が分離、消滅し、
素体であるルームランナーに戻った。

こうして、ダイモーンは倒され、ピュアな心の結晶がデス・バスターズに奪われることは阻止された。
そう、ピュアな心は守られたのだ。


後日、あのジムでは、多くの女性達が運動に励んでいた。
その中には、月野うさぎ-セーラームーン-もいた。
彼女の体は、エクサザンに太らされた肥満体のままだった。
「ダイモーンを倒したのに、どうして太ったままなの〜!?」
それが仕様だったのだから、しょうがないのである。

おわり

291547:2015/11/29(日) 20:08:34 ID:fpGSMglI0
2本目は、スーパーガールの肥満化SSです。

「勘違いからの災難、勘違いからの相撲」

日本のとある廃ビル、その一室で10数人ほどの黒ずくめの男達が
倒れていた。
部屋の真ん中に立っているのは、赤いマントと青いスーツを着た金髪の美女。
彼女は米国、いや今は無きクリプトン星から来たヒーロー、スーパーガールだ。


スーパーガールは、部屋の片隅に仰向けになって気絶している老齢の男性、
黒ずくめの男達に誘拐された科学者に近寄る。
「さぁ、もう大丈夫で」 「隙ありぃ!」
科学者は目を見開き、隠し持っていた光線銃を抜き、
スーパーガールの腹に突き付け、引き金を引いた。

科学者は光線銃を踏み砕き、座り込んだ。
「さあ、これであんたはワシの発明の最初で最後の被害者じゃ!」
後は煮るなり焼くなり好きにするがいい!!
「わ、私はあなたを助けに来たんです・・・」
「なっ!? ・・・ま、マズイ!!」
科学者は慌てて、光線銃の残骸をかき集めるも、
自分で踏み壊したそれは今や、ただのゴミだった。

「どうし・・・!!?」
スーパーガールが科学者に尋ねようとした矢先、彼女の体に異変が生じた。
体が膨れ上がっていく。その様は、脂肪が急激に増殖しているかの様だった。
胸が、足が、腕が、尻が、
そして腹回りがどんどんと肉をつけ、膨れ上がっていった。


相撲取りに匹敵する程の肥満体になった所で、脂肪の増殖は終わり、
呆然としたスーパーガールは、ドスンと座り込み、
科学者は、土下座していた。


科学者が使った光線銃は、「脂肪増殖光線」を撃つものだった。
その名の通り、撃ったものの体脂肪を増殖し、肥満化させるその発明を狙い、
アメリカから来たマフィアが科学者を誘拐した。
そのマフィアを追って日本に駆け付けたスーパーガールのお蔭で、
科学者は助けられたのだが、
彼はスーパーガールを、マフィアから発明を奪おうとした別の悪人と誤解してしまい、
一矢報いようとして、気絶したふりをしての不意打ちで
脂肪増殖光線を撃った。
それがあの一件に至る経緯だった。

292547:2015/11/29(日) 20:09:26 ID:fpGSMglI0
その翌朝。
スーパーガールは公園のベンチに力なく座り込んでいた。
今は、あの科学者からもらったジャージを着ている。

(これから、どうしよう・・・)
あの後、科学者は平謝りして、何とかして元に戻す方法を見つけると言ってくれたが、
あの時、光線銃を壊してしまったこともあり、それにはしばらくかかりそうだとも、
申し訳無さそうに言っていた。

(こんな体じゃ、アメリカに帰れないし・・・)
恥ずかしくて、帰れないという意味もあるが、
それ以上に今の体では重すぎて空を飛べないのだ。


飛べなくなる程の重量を持つだけあって、
その体型は、とても丸々としたものだ。

手足は長く、その上でず太くなって、
立つと、太ももと太ももが擦れてしまう。
尻は桃の実の様な巨大さで、
ジャージのズボンがずり落ちてしまいそうになる。
胸は大きく、それでいて張りのある立派な爆乳だが、
その下の腹の方が明らかに大きい。
大きな丸いラインを描いているそれは、立派な太鼓腹であった。
顔にも結構な量の脂肪がついており、
顎はくっきりとした2重あごとなり、
膨れた頬肉で目がやや細められてしまってる。

ただ、元が戦うヒーローであったためか、
脂肪は元あった筋肉に支えられ、垂れたりはしておらず、
だらしない印象は無かった。


それでも、その巨体は
公園にいる人たちからの視線を集めていた。

ある2人の男に至っては、スーパーガールを見るなり、
彼女に近づいてきた。
「あなた、相撲大会の参加者ですよね」
「へ・・・?」
「ですからこの後、近くの会場で行う相撲大会の女性部門の参加者ですよね?
そのデザインのジャージは、事前に参加申し込みをした方に贈られる参加賞なんです」

スーパーガールが今着ていたジャージは、実はあの科学者がこの相撲大会へ参加する知り合いから借りたものだったのだ。

「いえ、私は・・・」
スーパーガールは日本語も理解できるが、
肥満化による精神的ショックもあって、何をどう説明すべきが、それは日本語でどう言うのかが思い浮かばず、黙り込んでしまう。
「やっぱり参加者さんですね」
「場所が分からないなら、我々が案内します」

2人はスーパーガールの両手を引いて、
相撲大会の会場へと連れて行く。
スーパーガールは慌てるが、
慌てていては、まずます説明することが出来ず、
結局、相撲大会へ参加することになった。


(どうせ出るなら、やるだけやってやるわ!!)
ある意味ヤケを起こしながら、スーパーガールは相撲に挑んだ。
力は人間並みに抑えていたが、
これまでの戦いで磨かれた反射神経や、戦闘センスは
今の体格と合わさって、スーパーガールは楽々と勝ち進んでいった。
そして・・・

293547:2015/11/29(日) 20:10:52 ID:fpGSMglI0
「優勝おめでとうございます!!」
「・・・あ、ありがとうございます」
スーパーガールはあっさりと優勝を果たした。
観客たちは大いに湧き上がる。
その中をかき分けて、立派な体格をした初老の男が出てきて、
スーパーガールに話しかける。
「わしは小さな相撲部屋の親方じゃが・・・
あんた、外国人なのに凄く強いじゃないか!
体格もさることながら、立ち回りのテクニックも凄かった!
もし良かったら、うちの力士どものコーチをしてくれないだろうか?給料もそれなりにだが、出そう」
この勧誘に対するスーパーガールの返答は
「・・・給料の代わりに、毎日の食事をお願いしてもよろしいでしょうか・・・?」


こうして、スーパーガールは解除光線が完成するまでの間、
相撲部屋のコーチを努めることになった。
彼女のコーチは、そこの力士達の実力を格段に上昇させた。
最も、相撲部屋で寝泊まりしている内に、
スーパーガールは食事量まで力士並みになってしまい、
結果、さらに太ってしまった。

完成した解除光線を受けても、相撲部屋で太った分は戻らず、
スーパーガールはそれなりにぽっちゃりした体で、
アメリカに帰ることになったのだった。


スーパーガール
→132kg 121・143・132
→147kg 127・150・139
→66kg 92・68・91

おわり

294547:2015/12/29(火) 01:20:40 ID:s01S.mCo0
今年の最後の29の日になりましたので、SSを投稿します。
ブリーチの二次創作SSです。

「グラトニー・アンド・フレンドリィ(大食と親しみと)」

尸魂界(ソウルソサエティ)と人間界の平和と安定を守る組織、護廷十三隊。
その隊舎の食堂に牛飲馬食に勤しむ(?)、一人の美女(?)がいた。
彼女の名は松本乱菊。

乱菊は山盛りの料理を平らげた後、
小柄な少年が近くに来ていた事に気づく。

「松本・・・」
「どうしたんですか、日番谷隊長?」

少年の名は護廷十三隊十番隊隊長日番谷冬獅郎、
彼は副隊長である乱菊を怒鳴りつける。
「いい加減、食うのを止めろ!」
「えー、仕事はちゃんとやってるじゃないですか。隊の規則には、大食いをしてはいけないなんて、無いですし」
「限度があるだろ!そんなに太りやがって!!」


そう、乱菊の体は最近の暴飲暴食に応えて、でっぷりと太っていた。
元より大きかった胸は更に大きくなって、頭よりも大きな爆乳であるが、
それ以上に腹周りが太く、大きくなっており、
メートル越しの巨大さを持ってせり出している。
下半身も同様の巨大さで、
特に尻は、その大きさをもって黒装束にくっきりとその形を浮かばせていた。
顔はそれ程変わってない様に見えて、しっかりと丸くなっていて、
うっすらとだが、二重あごになっている。
しかも、だらしなくなったのは体型だけではない。
護廷十三隊の制服である黒装束も着崩していて、
元から出ていた胸の谷間に加え、
でっぷりとしたへそ周りや太すぎる太ももまで見えてしまってる。


松本乱菊 172cm 57kg
→87kg 116・123・111



「じゃあ、そろそろ任務に行きますね」
「いや、そういう問題じゃなくてだな・・・」
乱菊はドスドスと重い足音を鳴らしながら、立ち去っていった。


残された冬獅郎は毒づく。
「たく、あいつ・・・」
乱菊は十番隊の副隊長なのだ。
それなのに、あんなだらしなくなってしまっては、隊の運営に影響が出る・・・
(あれ?)
思い返せば、乱菊がああなってから、むしろ隊の規律は良くなってる気がする。
推測してみると、副隊長がここまでだらしなくなると、
隊員達は却って気を引き締める。
ある意味反面教師になっているのかもしれない。
と言っても、彼女自身は別に嫌われてない。
(それを考えて・・・いや、まさかな)
冬獅郎の推測は、半分当たって半分間違っていた。

乱菊は一人思い返していた。
(まさか、こうなるとはね・・・)
確かに最近は暴食が過ぎていたが、
ここまで太ってしまうとは思わなかった。
それでいて、隊員達からより慕われる様になって、
任務にかける士気もより上がった。
どうも、自分は、親しみの沸くタイプのデブらしい。
そう思うと、ますます痩せる気がしなくなった。
(元からあったかも、怪しいけどね・・・、まっ、いいか)


これでおわりです。
皆さん、よいお年を

295 ◆t3E9hfR0Bc:2015/12/29(火) 08:03:31 ID:Qltf5Zls0
547氏投稿お疲れ様です。
いつもより遅れましたが、29日ですので毎度の駄文を・・・

ttp://www1.axfc.net/u/3590969.zip

パスはいつも通りです。

296 ◆t3E9hfR0Bc:2015/12/29(火) 14:19:08 ID:Qltf5Zls0
すみません、誤字がありました・・・
工房の〜の方の最後にあるステータス表記の体重が1624gになってます。
正しくは162kgです・・・ご迷惑をおかけしました。

297名無しさん:2015/12/31(木) 00:04:34 ID:psUFLVVc0
いつも乙です
帰省のせいでゆっくり読めないけど正月開けたら読むんだ・・・

298名無しさん:2016/01/03(日) 01:25:01 ID:La5AntwI0
ss完成したので投稿します。
読んでいただけたら幸いです。

紗季「もう…だめ…」バタッ
あまりの空腹に紗季は道端で倒れた。

若くして起業し、瞬く間に会社は倒産、莫大な借金が残った社長の末路だった。
再起を心に誓うも、プライドが邪魔をしてバイトをクビなり続け、
あてもなく金を求めてふらふらさまよっていたのだ。
(起業してうまくやってるって嘘ついたけど、もう実家に帰るしかないのかな…)
薄れゆく意識の中、紗季はそんなことを考えていた。

そんなとき目の前で止まる足音があった。
顔をあげてみると、高そうなスーツを着たいかにもビジネスマン風の男が立っていた。

「ずいぶんお困りのようですね。私のところで稼いでいきませんか?
 ノルマさえこなせるなら、最低これだけの収入を約束しますよ?」

自己紹介を聞いたが頭に入ってこない。
ずいぶん怪しい男だとだけ紗季は思ったが、
提示された収入を見た途端ついていくしか無いと思うのであった。
普段の紗季ならほいほいついていったりはしないのだが、
借金と極度の空腹状態で判断力が鈍っていたのだ。
怪しい男についていくリスクと借金を返せるかもしれないというリターンでは、後者のほうが勝った。

連れてこられたのは山奥の怪しい施設だった。
敷地の中心には巨大な円筒状の建物建っており、周りにいくつもの細い円筒状の建物が点在している。
中心の建物から連絡通路が通っており、細い建物間の行き来は不可能のようだ。
その中の一つに通される。窓は無いが外から見るよりだいぶ広い部屋だった。

299名無しさん:2016/01/03(日) 01:27:07 ID:La5AntwI0
「まずはここでの暮らしに慣れてもらいます。
 今のところ最低限指定された食事をとってもらう以外は自由に過ごしてもらって構いません。
 何か必要なものは中心の管理棟に連絡してもらえれば用意しますので。もちろん給料は出ます。」

そういうと男は言ってしまった。
ますます怪しいが給料は出るらしいので気にしないことにしたのであった。

〜数日後〜
紗季は施設での生活にすっかり慣れていた。まず食事がおいしい。
飢えに飢えていた紗季は指定された食事ではもの足りなかった。
栄養バランスの考えられたような日本食。何故か出されるミルク。そして何錠かのサプリメント。
そこで管理棟に連絡して追加の食事を持ってきてもらうことが日課になりつつあった。
これで給料がもらえるというのだから驚きだ。
体のラインがぴったりに出るラバースーツを支給されたが、ここ数日の生活が祟ったのか少しきつい。

〜数日後〜
紗季「もぐ、もぐ。お金を貰えるのはいいんだけど
   ここって退屈よねー。まぁ料理がおいしいから気がまぎれるけど」

紗季は太っていた。全体的に小ぶりだった体つきががっしりしてきている。
胸はまな板だったのものがこぶりなメロンがふたつついている。頬がにやける。
お腹は下っ腹に脂肪がぷくぷくとついてきた。お尻は堅そう、という印象が平均的な丸みを帯びてきた。

〜数日後〜
紗季「バリッ…さすがに太ったかなー。ちょっと運動しようかしら…んぐんぐ」

ポテチ食べながらお腹をつまんでみる。
肉がつまめてしまうことがちょっとショックだった。
胸はますます大きくなり、最近何故が先端がむず痒い。お尻もむくむく大きくなってきた。
足はぶつければ折れてしまいそうだったものがいまや大根だ。
時折部屋がぐらぐらするのは気のせいだろうか。

300名無しさん:2016/01/03(日) 01:29:58 ID:La5AntwI0
〜数日後〜
紗季「ふぅ…はぁ…」

紗季は走っていた。ルームランナーを持ってきてもらったのだ。

紗季「さすがに…はぁ…太りすぎよね…ぶよぶよになってきちゃったし
   料理がおいしいのがいけないのよね…そういえばいつから仕事になるのかしら。
   ふぅ…そろそろ休憩ね」

ルームランナーから降りてドスッと腰を下ろす。
くせになりつつあるミルクを一気に飲み干す。濃厚な旨みが口の中いっぱいに広がる。
紗季の体は一般的に見てもデブに分類されるようになっていた。
二の腕は一回り大きくなり脂肪がつきはじめ、胸は小ぶりなメロンからさらに膨らみ、走るたびにぶるんぶるんと揺れる。
先端が服にこすれるとしびれるような感覚がする。
お腹は脂肪が溜まり段腹を形成し、普段つくことがないようなところにまで肉がついている。
お尻は肥大化し叩くとペシンと気持ちのいい音がする。
全体的に服がパツパツになってしまい、動くのも億劫だ。

紗季「体型はベストな状態を維持しないとね。ふぅ…」

〜一か月後〜
紗季「あむっ、あむっ」

紗季はステーキを頬張っていた。
体型を全然維持できておらず、ますます太っていた。
ルームランナーは片付けさせたらしく部屋からなくなったいた。
すっかり堕落してしまったようだ。
顔にも肉がつきおいしそうなほっぺが二つついている。
胸は大きくなりすぎており、いまにもはちきれそうだ。
服の上からでも乳首が大きくなっているのがわかる。
お腹はドンと突き出し今も脂肪を蓄えている。
お尻はずむずむと肉がつき楕円形に近づいている。肉を揉めるのが気持ちいい。

紗季「運動するより、ご飯食べてたほうがいいわねぇ。
   なんだかこの部屋暑くなってないかしら」

無論紗季が太っているのが原因なのであった。
ラバースーツを着ているため暑さがより増している。
そんな時だった

紗季「はむっ、!?何かしら、胸が変な感じ…ひゃんっ」
紗季のラバースーツの胸のあたりにシミができ始めた。
と同時にラバースーツがはじけ飛ぶ。

紗季「きゃあっ!?なにこれ…母乳?」

「お、出ましたね。思ったより早いですね。あれだけ食べてれば当たり前か」

突然天井のスピーカーから男の声がする。

301名無しさん:2016/01/03(日) 01:31:23 ID:La5AntwI0
紗季「ちょっと、どういうことなの!?」

「いままで投与していた錠剤は体質を作り変えるものだったんですよ。
 これから紗季さんにはミルクの生産者になってもらいます。
 びっくりされるかと思いますが、今まで飲んでいたミルク、あれを出してもらいます。
 これが高〜く売れるんですよねぇ。一か月ごとにミルクのノルマを上げていきます。
 ノルマ以上のミルクは自家消費してもらって結構です。
 それとノルマは絶対ですから注意してください。それではいっぱい食べてがんばってくださいね」

言い終えると天井から搾乳機が下りてきて胸にぎゅぽんと取り付けられた。

紗季「なによこれぇ…ぁあんっ」

ずももももと搾乳が開始される。透明なホースに白濁が充填されていく。
取りあえずはノルマに向けてミルクを出さないといけない。
今月のノルマは150Lだ。
紗季は肉汁たっぷりのハンバーガーで腹ごしらえを始めるのだった。
自分の感覚がおかしくなっていることに紗季は気付いていなかった。

〜一か月後〜
紗季「げっふぅ〜このケーキおいしいわぁ。むしゃむしゃ」
ケーキを手づかみで食べていく。自前のミルクで流し込む。
最初に来た頃には信じられない量の食事を腹に詰め込んでいく。
部屋がぐらぐらと揺れる。
吸引され続けているため、乳首は引き延ばされ、だらりと伸びている。
ぱんぱんだったお腹は張りを失い、贅肉がだるだると広がっている。
もはや腕の開閉に師匠がでてしまっていおり、腕は口と食べ物を往復するので精一杯だ。
尻はぷりんぷりんに肉がつき、腕が沈んでしまうほどだ。
紗季の体は一回りも二周りも大きくなり、まさに牛だった。
体中から汗をかきながらも食事をやめようとしない。
ノルマはとういと150Lを余裕で越え、170Lを記録していた。
超過分を買い取ってもらえないので自分で消費している。
体重はますます増えてしまい、もとの生活にもどれるのだろうか。

302名無しさん:2016/01/03(日) 01:33:54 ID:La5AntwI0
〜三か月後〜
(やばい。ノルマが果たせない。)
紗季は焦っていた。今月のノルマが250Lなのに対して
200Lしか出せていない。思ったよりミルクの量が増えていないのだ。

紗季「ぐぇぇぇ〜っぷ!むしゃむしゃむしゃ、ごくっごくっ」

牛のようなげっぷをしながら紗季は必死に食べ物を食べていた。
ジリリリリリリ!とベルの音が響く
「あちゃー、残念ですがノルマクリア失敗のようです。
 ペナルティとしてこちらで栄養管理&来月のノルマ増加の500Lです!」
紗季「そ、そんなぁ〜…もう無理よ、これ以上食べさせないで!」
「ノルマは絶対と言ったはずです。始めます」

天井からホースが伸びてきて口にがっちりと固定される。
体は強制的に四つん這いにされ手足の自由を奪われる。
ものすごい勢いで口の中にどろどろした液体が流し込まれた。
紗季「ふごっ!?んっ、んんんんーッ!
(なんなのこれ、私どうなっちゃうの…でも…すごく…おい…しい…わ)」

〜一か月後〜
部屋がぐらぐらと揺れる。ホースが取り外される。
紗季「ぐふううううううっ。げぷ」
そこには丸々と肥え太った紗季がいた。
胸は搾乳機を破壊しそうな勢いで膨らみ、暴発寸前のようだ。
すさまじい勢いでミルクが生成されている。
腹は張りを失うどころかぱんぱんにはりつめ、四つん這いの状態で地面についている。
腹が重くなりすぎてもう立ち上がることができない。
脂肪がぎっしりと詰まっており、ぶるぶると揺れている。
尻は贅肉があふれ出し、腰と腹の境界をなくしていた。
バルーンのようだが叩くと肉が詰まった鈍い音が響くだろう。
「ノルマクリア達成です。これからもがんばっていきましょう」
紗季「ぁ…あぁ…私の体ぁ…」

303名無しさん:2016/01/03(日) 01:36:13 ID:La5AntwI0
〜一週間後〜
紗季「がつがつがつがつ!うっぷ」
紗季は頭のねじが外れたように食べまくっていた。
まるでブルドーザーでかたずけているかのように料理がなくなっていく。
全身の肉を震わせ、食事に拠り所を求めているのであった。
紗季「足りない…足りないわぁ…ぐふ」
その時部屋がどすんと揺れた。着地したのだろうか。
床が抜け落ち紗季は奈落に落ちていった。

〜…〜
紗季「…ここは」
どこからか声が聞こえる。
「気が付きましたか。最初に来たときはずいぶん小柄で可愛らしい方でしたのに、
 今や脂ぎった醜い体になってしまいましたねぇ…ここは人の尊厳を失ったものがたどり着く場所。
 というかあの部屋は鎖でつるされてたんですよね。たまに揺れてるの気付きませんでした?
 体重が増えると下に下がっていんですよ。地上まで下り切るともうおしまいですね。
 地下に落とされます。買い取り先が決まるまで好きなだけ食べてくださいね。豚さん」
周りを見渡すと紗季と同じ様にぱんぱんに、丸々と肥え太った女性が地面に敷き詰められた錠剤を貪り食っている。
中にはお互いのだらしなく実ったミルクを吸いあっている者もいる。
紗季は迷いなく錠剤を口にする。すると体中が熱くなり、全身に肉がつくのを感じた。
紗季「あぐ…なにこれぇ…すごい…もっと…はぁ…はぁ…」

〜・・・・・・〜
そこには異様な熱気に包まれていた。
山のような影が二つあった。
一つは紗季である。お互いに肥満しきった腹を突き合わせミルクを飲みあっている。
全身が肉、肉、肉といっていいほど太りきっており、こうしている間にも体が膨らんでいく。
胸は形が崩れ切った駄肉として膨れ続け苦しいほどに母乳を吐き出している。
腹は紗季の本体といっていいほどに肉があふれ出し、いまもぎっしり脂肪とミルクが詰まっているのだろう。
ぱんぱんに張り詰め、爆発しないのが不思議であった。
尻は膨張し膨れ上がり、脂肪のベッドを形成していた。隙間から汗がとめどなくあふれ出している。
秘所からは汗とともにテラテラと粘液が垂れ流されている。肉の快楽に溺れ、堕ちるところまで堕ちたようだ。
紗季はもうひととしての尊厳を失い、かつての女社長の面影を見ることはかなわない。
ただ体を太らせていくことが生きがいになっていた。数日して紗季は好事家のもとへペットとして買われていくことになる。
そこでもさらにぱんぱんに肥えあがり膨れ上がっていくことはいうまでもないのであった。

以上で終了です。お目汚し失礼しました。

304名無しさん:2016/01/03(日) 22:26:48 ID:yWAmgjLE0
乙乙
好事家になりてえ・・・

305名無しさん:2016/01/04(月) 13:53:09 ID:YIYITJbU0

ゲップがエロくていいね

306名無しさん:2016/01/06(水) 17:14:34 ID:o9dQdtvo0
今更になりますが、東野みかん先生の単行本一冊目「世界はぽっちゃりに満ちている」。
個人的にはタイトルの割には、ぽっちゃりを強調する話が少ないと思いましたが、
その分、強調している話の質は素晴らしかったです。

特に「海と肉欲」では、痩せていたころと太った原因まで描写されて、
一種の肥満化作品になってました。

307547:2016/01/06(水) 22:29:37 ID:o9dQdtvo0
すみません。306は雑談スレと誤爆した自分の書き込みです。

気を取り直して、短編SSを2本投稿します。

1本目 ご注文はうさぎですか?の二次創作SSです。


「一口でこれまでのパンじゃないと分かったの」
喫茶ラビットハウスにて、リゼとチノが話していた。

「最近、ココアがパンの試食を頼んでこないな」
「そのことでしたら、10日前に来たモカさんが「試しに作ったものを他人に食べさせるのは失礼だと思う」って言われてから試作したパンは家の方に送ってるそうです」
「そうだったのか、私達なら気にしないのに」
そう話してた所に、ココアが来た。
「チノちゃん、リゼちゃん。お姉ちゃんが明日ここに来るよ」
「モカさんが?」
「うん、久しぶりに私の顔を見たいって言ってた」
「・・・確か、前に来たのって、10日前ですよね」
「うん・・・やっぱり私がお姉ちゃんとしてやっているか心配なのかな?」
「まあ、別に心配でなくても会いたいと思うだろ」


そして、翌日。

「お久しぶりです皆さん、いつもココアがお世話になってます」
「・・・い、いえこちらこそ」
「・・・・・」
「ココア、お前も挨拶しないと」(口がきけなくなるのも無理はないが・・・)
「お、お姉ちゃん、お久しぶりです」

モカを迎えるココア達は、どうにも硬直気味である。
その理由は、モカにあった。
10日前に会ったモカは、すらりと痩せていた。
特にココアは、そんな体の姉と育ってきたのだ。
しかし、今目の前にいるモカの姿はそれとは真逆の肥満体であった。
ぱっと見の横幅は以前の倍近く、
服は今の体型にあったものを着ているが、
それが却って体型の変わり様を引き立てている。

以前から大きかった胸は、より大きくなって
リゼと見比べても、文字通り桁違いのサイズとなっていた。
対して、くびれていたお腹周りは
妊婦の様に大きく出っ張っていた。
下半身もそんな上半身と釣り合う程の太さである。
顔は元の可愛らしさを保ったままに丸く膨れていて、
首が殆ど見えない。
全体的に見れば、「お姉さん」から「おばさん」になった様な変わり様だった。

保都モカ  →76kg 104・85・102


そして、そんなモカをココアは―――
あっさり受け入れた。


「ココア、パンを焼いてきて」
「うん、わかった」

ココアがパンを焼くためにその場から離れた。
その後、モカにリゼとチノはしばらく何も言えずに見つめあっていたが、
モカの方から切り出した。

「ごめんなさい。パンの試食を実家だけにしたのは、私が食べたかったからなんです」
「そうだったんですか」と、チノ。
「それよりも、驚いたのはモカさんの・・・その・・・」
リゼは流石に面と向かって太ったことは指摘できず、言いよどむが、
そのことを察してモカの方から言った。
「太ったのははただの食べ過ぎですよ。私、ココアと違って太りやすい体なんです」
「そうだったんですか!?」と、驚くチノ。
(そ、それで済ますには無理があるんじゃあ・・・)と、納得できてないリゼ。
「え、本当なの!?」ココアも驚いた。

「って、ココアさん。いつの間に戻ったきたんですか?」
「『太りやすい体なんです』のところから、お姉ちゃんが太りやすかったなんて・・・全然知らなかった」

「ココアが家に居るときは気をつけてたんだけど、
ココアのパン、前より美味しくなってたから、つい食べ過ぎちゃった」
「・・・え、そんなに美味しくなってたの?」
「うん。これなら、こちらの皆さんに出しても構わないと思うわ。
あ、でも私が太ったのは、太りやすい体でもあるから、気を抜かない様に」

「うん、わかったよ。チノちゃん、リゼちゃん。明日からまたパンの試食をお願いするね」

「・・・あ、あぁ。期待してるよ」
「・・・た、楽しみです」

確かにより美味しくなったらしいココアのパンを食べられるのは
2人にとっても楽しみだったが、その結果である今のモカの体型を見ると
素直に喜べなかった。

308547:2016/01/06(水) 22:32:13 ID:o9dQdtvo0
2本目 TOLOVEるの二次創作SSです

「New Year 一年の計は肥満化勝負にあり?」
(太ったり、太らされたりと)色々あった2015年が過ぎて、
結城家も、新年を迎えていた。

「「「「「明けましておめでとうございます!」」」」
「まうまう―♡」


「今年もよろしくな、みんな」
「うん、よろしくね」
「ええ、リトさん。今年こそハーレム計画を完成させましょうね」
「・・・いや、それは勘弁してくれると嬉しいんだけど・・・」

「けっ、新年早々何言ってんだか」
「そうそう、ナナにお年玉代わりに渡したい発明品があるんだ。私の部屋に来て」
「うん、わかった」

ナナは、ララの部屋に行った。
それからしばらくして、今度はモモがナナの部屋に呼ばれた。
「どうしたの、ナナ?お姉さまから貰った発明品について話があるって」
「ふふふ・・・」
ナナは、両手に胸パッドの様な円盤を持って、何故かにやけていた。
ちなみに冒頭の時点で初詣でに行った直後なので、今の2人は着物姿である。
「・・・ほ、本当にどうしたの、ナナ?」
「お前には言われたくないけど、まあいい。
これが姉上からの贈り物!「もちもちブラジャーくん」だ!」
ナナは右手の円盤をモモの胸目がけて投げつけ、円盤はモモの左胸に張り付いた。
「!?これは――あぁん!!」
もちもちブラジャーくんから、胸を揉まれる様な感覚を感じるモモ。
しかし、もちもちブラジャーくんはナナの手ですぐに外された。
そして、ナナは外したもちもちブラジャーくんを自分の右胸に張り付けた。
「・・・うぁ!この感触は・・・にが・・・ひゃん!」
ナナは、慣れない感触に悶えるが、
そうしてる内に彼女の胸が大きくなっていった。
「・・・!それが、もちもちブラジャーくんの効果なのね」
変化が終わった後には、ナナの胸はモモよりも大きくなり、
背丈と比べれば、立派な巨乳となっていた。
・・・そこまで胸が大きくなったからだろうか?
心なしか、横にも少し大きくなった様に見える。


「そう!記憶された胸のデータを使って、取り付けた相手の胸を大きくするんだ!」
「・・・すごい」(ただ、お姉様の発明品ですから、何か問題があるような気が・・・)
「だろ!・・・ほら、モモのおっぱいも大きくしてやるよ」
そう言って、ナナは左手に持ってた方のもちもちブラジャーくんをモモの右胸に投げつけた。

309547:2016/01/06(水) 22:33:38 ID:o9dQdtvo0
「・・・ちょっ、いきなり投げつけないで!」
そう言っても、モモは内心期待していた。
(おそらく、こちらに入ってるのはお姉さまの胸のデータ、
私の胸でナナの胸があそこまで大きくなったのだから、これならどこまで大きくなるのかしら・・・大きければいいってものじゃないけど、それでも)
モモの期待を裏切ることなく、彼女の胸は大きくなってゆき、
データの提供元であるララの胸を上回る大きさになりつつある。
だが、モモの期待は斜め上の方向で裏切られた。
「!?」
モモは気づいた。
お腹が、お尻が、手脚が、胸に次ぐ勢いで太く、大きくなっていることに。
とっさにもちもちブラジャーくんを外したが、
それで効果を止めることは出来ず――そう、肥満化は続いた。

「くっ・・・!」
肥満化が終わった。
バストは御門に匹敵する程のサイズとなり、
着物をはだけさせて、その巨大さを主張している。
しかし、そのために胸以外についた脂肪まで主張させることになった。
ウエストのくびれは一応残しながらも、
ぽっこりとしているお腹。
脚は太くなりすぎて、脚の隙間が無くなりつつあり、
お尻は着物に隠されて尚、存在を主張する程の大きさである。
腕も隠れてはいるが、ふっくらと大きくなった手から
こちらも太くなってることが想像できる。
なお、顔は全く変わっておらず、
全体的に見ても、胸が一番大きいこともあって、
「グラマー体型」「マシュマロ女子」と言っても通用しそうである。

モモ・ベリア・デビルーク 151cm 45kg 78・54・78
→59kg  94・70・84

「・・・ナナ、知ってて私に取り付けたわね」
「そうだよ、もちもちブラジャーくんの本当の効果は、胸を重点的に太らせることさ」
「・・・なるほど、あなたから私位の差なら他の所は服に隠れる位の変化で済むけど、
お姉さまクラスの胸なら、ここまで太ることになるのね・・・」
「大丈夫、ちゃんと時間内なら戻せる様になって・・・」
「・・・逆にそのままでいることも出来るわね?」
「え?・・・あぁ、3時間そのままでいれば、変化が体に定着するって姉上が言ってた・・・って、まさか!」
「勝負よ、ナナ!どちらがより相手を太らせるか、この1年の計を決める勝負をしましょう!」
「おもしろいじゃんか!よし!私が勝ったら、お前のV・M・Cを私のファンクラブにしてもらうぞ!」
「・・・あげられるものなら、とっくにあげてます」
「あっ、そうなんだ・・・」


それから、ナナとモモは勝負のルールについて話し合った。
そして、決まったルールは、以下の通りであった。

・制限時間は2時間。その間にもちもちブラジャーくんを使って相手の体重をより重くできた方の勝ち。
・勝負中に彩南町から出ること、
元の体型に戻す機能を使うこと、
もちもちブラジャーくんを破壊することは禁止。
・勝負がついたら、一端元の体に戻し、
負けた方、つまりより太っていた方をララの胸のデータで肥満化させる。
・また、勝った方は負けた方にこの1年間有効なことを1つ命令することができる。



「これでいいな」
「ええ、異存は無いわ」

元の体型に戻った2人が向かいあう。
その頭には、簡易ペケバッジが付けられていた。
これには衣服のサイズを調整する機能を付けており、
服が破れて、裸を晒さない様にするための配慮であった。

310547:2016/01/06(水) 22:35:40 ID:o9dQdtvo0
「よし、それじゃあ始めるか!」
「・・・ところでナナ、あなた一度目はお姉さまのデータでもちもちブラジャーくんを使ったようね」
「あぁ、それがどうしたんだ?」
「・・・罰ゲームの再確認という意味で私にもその姿を見せてもらうわね♡」
「え!?」
不意をつき、モモがもちもちブラジャーくんをナナに投げつけた。
当然、先ほど自分が食らったララのデータ入りのものである。

「ひゃっ!?こらルールいは・・・あぁん!」
「大丈夫、ちゃんと戻してあげますよ。・・・最も、すぐに逆戻りする羽目になるかもしませんが」
モモがこう言っている間に、ナナの体も、もちもちブラジャーくんによる肥満化を遂げた。
元のサイズの差の分、モモよりも効果の大きさ、つまり肥満化の度合いも大きかった。
その大半を集めた胸は、周りにいる誰よりも大きな爆乳である。
簡易ペケバッジの効果で着物がはだけたりはしてないが、
それでも尚、その巨大さを主張している。
モモのデータでの肥満化では分からなかったが、
今なら横にも大きくなってることがよく分かる。
お腹は完全にくびれを無くし、ぽっこりと出っ張っている。
脚も丸太の様な太さであり、隙間なんて完全に無くなっていた。
全体的に見て、ぽっちゃりを通り越し、デブに片足を突っ込んだ体型であるが、
やはりというか、顔は全く変わらない。
それも、もちもちブラジャーくんの効果の様であった。

ナナ・アスタ・デビルーク 151cm 43kg 68・54・77
→50kg 81・60・85
→64kg 98・69・92


(揺さぶりをかけるつもりだろうが、こんなで動揺する程今年のあたしは甘くないぜ!)
(・・・負けたら私がこうなるのよね・・・逆にこっちが揺さぶられてどうするの!
今年こそハーレム計画を完成させる!そのためにもこんな所でつまづくわけにはいかない!)
二人は戦う意思を燃やしながらにらみ合う。
そして、ナナの体型を戻して数分後――
勝負の開始を告げるアラームが鳴った。


ナナとモモ、一年の計を決める戦いの勝者は――
そして、敗者となり肥えた姿を晒すことになるのはどちらなのか――

311547:2016/01/06(水) 22:37:28 ID:o9dQdtvo0
・もちもちブラジャーくん
取り付けた相手の胸のデータを採取して、
その次に取り付けた者を採取したデータを使って、
胸を中心にして肥満化させる。
また、顔は絶対に太らない様になっている。
元の胸のサイズが、自分よりも大きい人からデータを取らなければ、
肥満化は起こらない。
そして、これによる肥満化をしてからの3時間後に
脂肪が体に定着し、その体型が確定する。
3時間以内ならリセットボタンを押した状態でこれを付ければ、
使用以前の体型に戻れる。
ただし、肥満化の際には余分な栄養が生じ、それは使った者の体内に蓄積される。
そのため、今回のナナとモモの様に短時間に複数回使ったら、
リセット後も少し太ってしまうことになる。

春菜の家。
一人でいた春奈はチャイムの音を聞いて、
玄関に向かう。
「誰かな?」
ドアを開けた先にいたのは、ナナだった。
・・・彼女の顔や身長は全く変わってないのに、
横幅はとても大きくなっていて、
ただ太ったと言うより、風船を膨らませたかの様な肥満体だった。
特大の着物の上から、体の線の丸さが、脂肪の分厚さが、
そして体の重さがくっきりとしている。
お尻は前からも見えるほどに分厚くなっていて、
そこから伸びる脚は木の幹の様な太さで、
脚と脚とで、豪快にこすれ合っている。
腕は以前の脚よりも太くなっていて、
お腹は妊婦の様に大きく突き出ている。
平らだった胸は、春菜よりもずっと大きくなって、
今のナナの体においても、一番の存在感と重量感を醸し出す爆乳である。

ナナ・アスタ・デビルーク 151cm 43kg 68・54・77
→85kg 119・84・110

「・・・ど、どうしたの!?ナナちゃん!」
「ハルナ、悪いけど詳しく話してる暇は無いんだ、こいつに胸を読み取らせて欲しいんだ!」

春菜が戸惑っている内にモモも来た。
彼女の体も、ナナと同等の肥満体となっていた。
その違いを上げれば、モモの体はお腹やお尻、そして一番巨大な胸がより突き出ていて、
横というより、前後に大きな「樽」の様な肥満体だった。

モモ・ベリア・デビルーク 151cm 45kg 78・54・78
→83kg 124・93・120


「春菜さん、お時間を取らせはしません。これに胸を読み取らせれば、私たちは場所を移しますから」

ナナとモモは互いににらみ合う、だが状況を飲み込めない春奈の一言が二人を止めた。
「な、なんで二人がそんなことをしなきゃいけないの!?」
「「!」」
(ナナにからかわれて、ついカッとなってしまった・・・)
(姉上からの贈り物をこんなことに使っちゃダメだよな・・・)
「・・・ごめんなさい、ナナ」
「いや、元は言えば私が先に手を出したんだ。こっちこそごめん」

「春菜さんもお騒がせして、すみませんでした」
「ゴメンな、ハルナ・・・」
「ううん、私は構わないけど・・・それより二人とも、元の体には戻れるの?」
「あっ、はい。大丈夫です。ただ、時間をおかなければ・・・」
「なぁ、春菜はこれから予定とかあんのか?」
「いや、お父さん、お母さんと初詣でに行って来た所だし、
お姉ちゃんは遊びに行ったから特に無いけど・・・」
「じゃあさ、私達とパーティーしないか?
どうせリトも暇してるだろうしさ」
「え!?・・・いいの?」
「・・・えぇ、それは素晴らしいですね。早速、連絡してみましょう。それから言い忘れてましたが・・・」

「春菜さん、明けましておめでとうございます」
「今年もよろしくな、春菜」
「うん、こちらこそよろしくね」


それからしばらくして、リト達を招いて、春菜の家で新年パーティーが開かれた。
楽しい時間(特にリトと春菜にとって)は瞬く間に過ぎて行った。
・・・そう、過ぎてしまったのだ。

312547:2016/01/06(水) 22:38:58 ID:o9dQdtvo0
夜更け、リト達は家への帰路についていた。
ナナとモモが先頭だが、歩く度に大きな胸が、お腹が、お尻が、弾んでいる。

「今年もいい一年になりそうだな」
「うん、そうだね」
「ところで、ナナさんとモモさんは後どれ位で元の体型に戻れるの?」
美柑の何気ない一言が、ナナとモモに残酷な事実を思い出させた。

「・・・忘れてた」
「・・・もう間に合わねぇ」
「なぁ、ララ。二人が持っていたあの発明品の効果は、「ある程度時間をおかなければ、元に戻れない」んだよな?逆に言えば、時間をおけば、元に戻れ」
「・・・リトさん、本当は「時間をおかなければ元に戻れた」んです。最初の使用から3時間以内にリセットモードにして、付けなければ体型の変化が確定されてしまって・・・」

「じゃあ、何でララさんは言わなかっ・・・あっ」
美柑が指摘しようとして気づいた。
二人からの連絡を受けて、自分達が春菜の家に行った時には
既に時間切れだったのだ。

「二人とも楽しそうだから、その体型で良いと思ってたけど・・・ゴメンね」
「いえ、お姉さまは悪くありませんよ」
「そうそう、私らが間違った使い方したせいだよ」



リトは、内心この一年の行く末に不安を抱くのだった。
(・・・こりゃ今年も、肉まみれな一年になりそうだなぁ・・・)

これでおわりです。
今年もこんな感じでぼちぼち投稿していくつもりです。

313 ◆t3E9hfR0Bc:2016/01/29(金) 00:01:54 ID:ejWQ1DEQ0
29日ですので、毎月の駄文ですが・・・

ttp://www1.axfc.net/u/3609373.zip
パス:himanka

314547:2016/01/29(金) 23:50:27 ID:CFMysC0.0
乙です!
それでは、自分からも一本投稿させてもらいます。
今回も、TOLOVEるの二次創作SSです。


「choose 選んだ先の未来」
結城家にララがやって来て、しばらく経った。
美柑はリトよりも、すんなりとララを受け入れたが、
そんな彼女に異変が起こっていた。

今、彼女は脱衣所に立っている。
「う〜ん・・・」
鏡を見て、顔をしかめる。
そこに映る彼女の姿は、
結構ぽっちゃりとしていた。

美柑はララを家に入れて、少し経った頃から、
どういう訳か、太りだしたのだ。
ダイエットを色々と試してみて、
体重を落とすこと自体は出来たが、すぐにまた増えてしまう。
というか、ララと顔を合わす度に、体が太る様な感覚を感じるのだ。

せめて気休めにしたいのか、美柑は服を脱いで下着姿になる。
そこからまた体重計に乗ろうとしたところで、後ろにリトが入ってきたことに気づく。

「・・・ゴ、ゴメ」 「ノック位してよ!」
「・・・そ、そうだ、今日うちの校医の御門先生に相談してみたら、今度診療してくれることになったんだ!」
「・・・ありがと」
(こんな症状を診ようとしてるってことは、その人も宇宙人なんだろうね・・・)

その通りだった。
美柑が電話での打ち合わせの時にそれとなく聞いてみると、
あっさりと白状した。

その後日、美柑は御門の診療所に向かった。
「初めまし・・・!」
御門の顔を見るなり、美柑はあの感覚を覚えた。
それもより強く、はっきりと「太った」と言えるものだった。
「まさか・・・この症状は・・・」
御門はその変化を見逃さなかった。

御門は様々な検査を行い、約1時間後に、そこから出された結論を美柑に言った。
何故か、直接顔を合わせずに、電話によってだ。

「あの、どうして電話なんですか?」
美柑が聞くと、御門は深刻そうな口調で説明しだした。
「あなたの症状上、こうした方が良いの」
「宇宙から潜伏していたウイルスが、ララさんと会ったことを契機として発症した」
「その症状は宇宙人、正確には、別の星の人間の存在を目で認識することを条件としての肥満化」
「要するに、あなたはララさんや私を見る度に太ってしまう」
「!! そうだったんですか・・・」
「ちなみに初めて見る宇宙人の場合は、肥満化の幅がより大きくなるの」
「あっ、それでさっき先生と会った時に・・・」
「それで、結論から言うと、発症してしまっては完治させることは出来ないの」
「ただ、薬を服用した状態で、宇宙人と接しない様にすれば、それ以上は太らない」
「・・・・・!」
この説明で、美柑が現状を把握した。

このまま太り続けるか、
自分の体型を守るために、ララを追い出す、或いは自分が結城家を出る。
二者択一を強いられていることを。


そして、美柑の出した答えは―――

315547:2016/01/29(金) 23:51:25 ID:CFMysC0.0
美柑の選択から、1年・・・7,8年程の密度がある1年が過ぎた。


ナナとモモも、結城家で暮らす様になり、
彼女達がペットを飼っている電脳動物園に、美柑はいた。

小動物だけでなく、巨大な動物たちも寄りかかっている、巨大な肉の寝床。
それが今の美柑だった。

それこそ、7〜800kg程はあろう体型だ。
ペケに作ってもらった超巨大な衣服を着てるので、全裸ではないが、
その体型は到底、誤魔化せるものではない。
飛び出た腹は接地しており、
脚がその腹に遮られてるので、
立って歩くことは不可能だが、
接地した部分を滑らす様にして、移動することは出来る。
そんなレベルにまで太っても尚、顔には以前の可愛さの面影があった。



あの後、事情を聞かされたララが、「かわりみアバターくん」なるアイテムを発明。
このアイテムにより、美柑は必要に応じて、元の体型をした自分の分身(御門が提供したバイオボディ)に意識を移せる様になり、
その後押しを受け、美柑は自分の肥満化を選んだ。

その後、美柑はリトと共に多くの宇宙人と出会った。

ララを追う婚約者達・・・とは、すぐにお別れすることになったが、
そのまま居つく者も多かった。

レンとルン、ナナとモモ、メアやネメシス、そして金色の闇ことヤミさん。

美柑は彼女らと出会う度に、太っていき、
その結果が、今の体型である。


ここまで太る前は、出かけたりもしていたが、
今の体型で表に出ると、下手したら大騒ぎになるので、
家事と学校生活は分身で行い、
それ以外の時間は、ここで動物たちと遊んでいる。


そんな中、美柑は、遠くから兄が近づいてくることに気づく。
(座高が高くなった分、視界がかなり広くなってたりする)


「あっ、今日はリトが当番なんだ」
美柑のその声は、かってのものからやや野太くなっていた。
・・・この体型で「やや」で済んでることが奇跡である。

分身は感覚を共有しているが、生きるための食事は本体が取らなければならない。
リト達は日替わりで、ここに美柑の食事を持ってくることにしている。

(何で私、こんな体になる方を選んだんだろ・・・)
美柑はこの体型になってから、度々こう考えるになっていた。

下手にララを追い出してたら、まずい事になったかもしれない。
ここまで宇宙人と出会うことになるとは思わなかった。
そういう理由の後付けは出来るが、
そもそも、何で、宇宙人のお姫様を家に住ませたのか。
その選択から、おかしかったんじゃないのか。

そんな考えが、時々頭を駆け巡っている。
しかし、その本心には、選択への後悔は殆ど無かった。

(まぁ、何だかんだ言っても・・・今の生活も楽しいしね)

316名無しさん:2016/01/30(土) 07:07:22 ID:sNDmOk9M0
>>313
かつてない読後感のよい話でビックリしたw

317 ◆t3E9hfR0Bc:2016/02/09(火) 00:01:25 ID:n0ZpP.9s0
2月ですので、9日に・・・
ttp://www1.axfc.net/u/3615804.zip
パスはいつものです

318名無しさん:2016/02/09(火) 07:20:29 ID:czNmypSc0
不意打ち過ぎてビックリしたわ
帰ってきたら読もう、乙です

319547:2016/02/09(火) 22:37:25 ID:sEBb0RE20
期待通りの投稿、乙です!自分も便乗して投稿します。
今回もTOLOVEるの二次創作SSです。

「Only See 貴方だけに見せる本当」

彩南高校。リト達の教室で、今日も里沙は唯の胸を揉んでいた。

しかし、唯の反応はこれまでとは違っていた。
「ふふっ、気持ちいいわ。私は嫌じゃないから校則違反にはしないけど、でも、他の人にするのは止めてね、籾岡さん」
「う〜ん、確かにこの感触を知ると他のムネには浮気できないな〜」

そのやり取りをリトや未央達は近くから見ていた。

「唯、最近すっごく明るくなったよね。イメチェンしたのかな?」
「ついでに結城も眼鏡かけ始めたし」
「・・・まぁな」
唯は最近になって、性格が明るくなり、物腰も柔らかくなっていた。
その調子で校則の遵守を求めるので、これまでは守らなかった人達も
唯の明るさにつられ、校則を守るようになっていった。
また、その頃から、リトは眼鏡をかけだした。

・・・彼の目に、レンズ越しに映る唯の姿は、とても太っていた。
その肥満体を特大サイズの制服に押し込めている。
巨大な腹は、でんと突き出ながらも垂れ気味で分厚い三段腹を形成している。
今、里紗に揉まれている胸は頭よりも大きな爆乳であり、
里紗が感じている極上の手応えも納得だ。
スカートから見える足はとても太く、肉で出来たドラム缶の様である。
お尻は、人一人潰せそうな分厚さを持ち、それでいてとても柔らかそうだ。
そして顔は、目鼻立ちは保ちながらも頬がパンパンに膨れ、
顎は二重顎となり、首を飲み込んでしまってる。

古手川 唯 162cm 51kg 88・59・81
→134kg 119・134・117

320547:2016/02/09(火) 22:41:51 ID:sEBb0RE20
唯がこうなったその日、彼女は家の近くに落ちてきた小さな隕石を見に来ていた。

「一体・・・何が落ちてきたのかしら?」
唯が覗き込んだその瞬間、隕石が割れ、蛭の様な生物が出てきて、唯の首筋に絡みついた。

「ひ!?」
唯はその何とも言えない感覚にへたり込み、
その直後に、ティアーユが駆けつけてきた。

「コテ川さん・・・遅かった!」

そして、蛭は、唯の体に溶け込むようにして消えた。
「消えた・・・」
蛭が消えたことに一瞬、安堵する唯。
だが、その直後に唯の体が膨れ上がった。

溢れ出す様に脂肪が増えていき、
服などあっという間に引き裂かれた。

「きゃあぁぁ!!」
そのショックで転倒する唯、
地響きの様な音が辺りに響いた。

100kg越しの肥満体となった所で、脂肪の増殖は止まり、
その後、唯はティアーユに事情を説明された。

「寄生型の宇宙生物!?」
「そう、その生物は寄生した人の脂肪を増殖させて、その中で生息する。
脂肪そのものと一体化してしまってるから、下手に取り除くと脂肪と一緒にあなたの命が失われてしまう。
存在がバレない様、他人の視覚に働きかけて、他人には太ってない様に見えるのが不幸中の幸いだけど・・・」
「・・・・・・」
「これからどうしよう・・・」
「・・・結城くん達と話がしたいです」


それから、唯はリト達に事情を話し、
唯のたっての希望で、リトに本来の姿を見せる
「スケスケスコープくん(改)」が与えられた。

また、他人からの見た目は変わらないが、それ以外の所で唯の肥満化による変化が出てきた。

「いや〜、すっかり寒くなったね」
「もう冬だしね」

そんな会話がクラスでされる中、唯は、
「暑い・・・」 「え?」
肥えた体は、熱を帯びていた。

「・・・古手川さんの近くって暖かいね」
「寄ってもいいかな?」
「・・・ええ、いいわ」
なので、この季節は人気者である。



「やめなさい!」
「誰だ?」 「え、古手川?」

以前の様に、不良に注意しようとしたら、こんな反応が返ってきた。
寄生宇宙人によって、他人の視覚が操作されているが、
聴覚は操作されないため、野太くなった声はそのまま聞こえてしまうのだ。
「・・・なんか声、格好良くなってね?」
「逆らう気、失せたわ」
(え?)
しかし、妙な所から人気が出た。



そして、視覚でも分かる最大の変化があった。
本来、肥満体の人は胃が脂肪に圧迫されるため、大食いには向かないとされる。
しかし、唯の場合は寄生宇宙人が自身の栄養を確保するために大量の食事を取らせるように食欲を操作して、
以前よりも遥かに食事量が多くなっていた。

「ははは、食べた分、どこに入ってるんだろうね〜?」
(大きなお腹に入ってます・・・)
「やっぱ、ココ(胸)かな〜」
(うん、ソコ(胸)にも入ってるわ)
ただ、他人からの見た目は変わってないので、‘痩せの大食い‘として認知された。

321547:2016/02/09(火) 22:44:44 ID:sEBb0RE20
しかし、それにも増して大きい変化は――

(古手川、明るくなったよなぁ・・・)
(オレ以外には元のままに見えるとはいえ、あんな体になったのに
どうしてなんだ・・・?)
リトは疑問を抱えていた。

それに対する唯の答えは、
(ここまで体型が変わったんだから、性格も変えてみようと開き直ってみたけど、
まさかここまで受け入れてくれるとは思わなかった・・・
それに、本当の姿を見ていても、変わらずに接してくれる彼が居てくれるから――)



そんなある日、リトは思い切って自分の疑問を(一部)、唯に聞いてみた。
「・・・古手川、何でオレに本当の体型を見せてくれたんだ?
『もしもの時のために、一人だけは本当の姿を知っておいた方がいいと思います』って、
モモは言ってたけど、それはオレに事情を説明した後だったし・・・」
「・・・結城くんは、この姿を見ても態度を変えないでくれるって思ったから。」
現にそうだった」
「・・・・それに、好きな人には本当の自分を知って欲しかったから・・・」
「え・・・」
視覚も聴覚も正常なリトは、唯の小声をはっきりと聞き取った。
彼の返した答えは――――


「ありがとう」


おしまい

322 ◆t3E9hfR0Bc:2016/02/29(月) 00:05:28 ID:ZGMuUvDw0
29日ですので、毎月の?を。

ttp://www1.axfc.net/u/3626609.zip

パスはいつものです。


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