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女が男を倒すinしたらば
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とりあえず避難所として作ってみました。
仲良く使って下さい。
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部室を2つ持っているということは相当な強豪だったに違いないね
それが新体操部1年の女子の脚に・・・素晴らしい
ベジータさんは逃げ惑ってほしいね
マーロンの甘い言葉攻めとベジータさんの懇願
そして奴隷の誓いブーツにキス
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もうすぐ1000を超えるね
2chでの悪夢の様な騒動からしたらばに非難する事になったけど
いい形でスレを終えられそうだ
感慨深いね
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おお!外出から戻ってみれば何件も感想が!
初のSS投稿でしたが、同好の士からの反応があるとうれしいもんですね。
ありがとうございます。
新体操選手が格闘家をボコるってシチュエーションに激萌えなので、
また、何か書けたら投稿させてもらおうかと思います。
逆にこのシチュで良い作品あったら教えて下さい。
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サンデーで連載してるBUYUDENネタで書きました。
文章も稚拙だし原作クラッシャーや関西弁が駄目な方は飛ばしてください。
エロとかは皆無です。
ttp://club.shogakukan.co.jp/magazine/SH_CSNDY/buyuuden_001/all/
スペック 要萌花
・小6
・天才ボクシング少女
・運動S 勉強S 容姿Aのチート性能
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いつものように放課後のボクシング同好会練習を終えた要萌花と武勇は通りを歩いて帰路についていた。
時間はもう夕方を過ぎて薄暗くなっている。もうじき学校の教員が小学生の補導に見回りにでる時間だ。
2人に、年老いた老婆に絡む大男の姿が映った。老婆に何やら因縁をかけている。
身長は2メートルほどもあり、格闘技などをしていたであろうその体は、とにかく大きく太かった。
そんな男に目前で迫られて、老婆は完全に怯えきっている様子だった。
「(うわっ、やべえ場面に出くわしてしまった…。萌花にいいとこ見せる絶好の機会だけど相手は大人だし
強そうだし怖そうだし…。こりゃ俺の手に負えないよな…。さすがの萌花だって…)」
勇が周りを見渡すが他に人気はなかった。
萌花がすっと前にでる。
「お、おい萌花、やべーって!」
勇が止めようとしたが萌花はランドセルを降ろすと、振り回して勢いをつけて大男に向かって投げつけた。
「…ッ!なんだこのガキ!」
大男が大声で凄む。あまりの剣幕に勇は完全に腰が引けてしまった。
「おばあちゃん怖がってるやん。何があったのか知らんけど弱いもの虐めして、自分恥ずかしくないん?」
萌花は大男に物怖じせずに言い放った。
「ガキはすっこんでろ!」
男は2人を相手にせず再び老婆の方を向きなおした。
「先生、こっちこっち!」
勇が遠くに居る補導の教員を手招きで呼ぶと、異変に気づき数人集まってきた様子だった。
「チッ!ガキども、覚えてろ!」
男は集まってくる教員の姿を確認すると慌てて逃げ出した。
老婆は何度も頭を下げて感謝をしていた。
「武くん、ありがとね。ナイスやったよ。勇気あるやん」
「お前、正義感と勇気あるのはわかったけど少しは相手見て行動しろよ…。相手は大人だぞ」
「あら、うちあんな弱いもの虐めするような情けない大人には負けへんで」
父の影響で幼少の頃からボクシングを学んでいた要萌花は、小学生ながらに年上の不良中学生グループを一人で
返り討ちにしてしまう程の強さを、既に備えていたのだった。
一週間後、萌花は勇とボクシング同好会の練習を終えた後にも一人で自主ランニングをしていた。軽く2キロは走っている。
途中の薄暗い住宅街の中、一人の人影が萌花の道を塞いだ。
「やっと見つけたぜ」
先日の大男だった。
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「うっわしつこい!おっさんまだ根に持ってたん?いい加減諦めや。うちみたいな小学生相手に恥ずかしくないん?」
萌花が立ち止まって汗を拭いながら言い放った。
小学校の帰りの為、萌花は私服だった。かわいいフリルのついたシャツに、短いスカート。そして健康的なすらりとした足。
幼い小学生ながらもボクシングで鍛えられたその体は柔らかくもありしなやかでもあり、既に色気が漂っていた。
そして、萌花は学年でもトップレベルの美少女だった。
「なるほど、お前格闘技か何かやってたわけだな。道理で気が強いわけだ」
男は萌花の全身を舐めまわすように見渡した。
「ボクシングや。おっさんもなんやいい体格してるけど、もうここ数年まともにやってませんって感じやな。
脂肪がついてぶよぶよしてきてるし、みっともない腹も出てるで?」
萌花は見下したように言った。
「生意気なガキだ。ここは仕置きをかねて稽古をつけてやらないとな。逃げられると思うなよ?」
男がじりじりと近寄ってきた。
「ええよ。うち負ける気せーへんし。スパーってことで、軽く相手したるわ」
萌花は全く怖気ずに迎え撃った。2人は人気が全くない路地に向かった。
「ルールはどうするん?」
「勘違いするな…。これは仕置きだ。つまり一方的にお前を痛い目に合わせるってことだよ」
「ふうん。じゃあ、普通にどつきあいってことでええんやね?こんなに体格差ある相手は久々やで」
萌花は倍以上もありそうな男を目の前に、余裕の表情で屈伸の準備運動をしていた。
「いつでもええよ?」
「生意気なガキがッ!」
男が拳を振りかぶって萌花に猛烈に殴りかかると、目の前にいた萌花が一瞬で視界から姿を消した。
そして次の瞬間男の腹に激痛が走った。萌花がボディーを決めたのだ。
「グ、グフッ!」
続けざまに2、3発とボディーを叩き込む萌花。男は腹部に重い衝撃と痛みを連続して感じた。
すぐ様、男は苦し紛れに裏拳を放つ。しかしその裏拳を萌花は華麗なフットワークで回避すると、再び大男にボディーを当てた。
重く、鋭く、速い。こんな小さな少女の拳が、何故これほどの威力を秘めているのか?
それは萌花が幼少から鍛えていた為に外見に見合わない大人顔負けの腕力とテクニックも有していた事もあるのだが、
天性の才能が成せる絶妙のタイミングも加わって相乗効果を発揮し、体格の差を埋めるには十分な攻撃力になっていたからだった。
その事を男が理解できないのも無理はなかった。
萌花の小さな拳が何度も腹にめり込むと、男が痛みで体をくの字に曲げる。身長差で届かなかった顔が絶好の位置に降りてきた。
そこに、萌花は渾身のストレートを叩き込んだ。
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パパパァン!破裂するような音が数回鳴った。男の顔がぐるんと揺れる。男には萌花の動きもパンチも、全く見えていなかった。
「ぐっ!こ、このガキィ!」
萌花に顔を思い切り殴られ、男の顔面にはすでに痣ができていた。
「あかんあかん、もうストップや。おっさんじゃ話にならんわ。空手かなんかやってたっぽいけど動きニブり過ぎやで?
うちの動きも全然見えてないみたいやし、このままじゃうちがおっさんと同じ弱いもの虐めになってしまうわ。
ま、最初のパンチだけはまあまあ良かったけど、あとはてんで駄目駄目や。精進しいや?」
萌花が拳を降ろしてフットワークを止めた。
「ガ、ガキィ!まぐれで調子に乗るなよ!俺は空手を10年以上もやっていたんだぞ!糞がッ!!」
「知らんがな。ウザ!ダサ!弱っ!!」
男が蹴りを繰り出してきたが、萌花は無表情でこれもかわす。二回、三回と男は蹴りを放ったが萌花にはかすりもしない。
「しゃあないなあ。じゃあ、こっちが説教する番やな。こんな子供に、しかも女の子にムキになる大人なんて恥ずかしいわ」
蹴りを空振りしてスキだらけになった男の頬に、萌花がびんたを何度も食らわせた。男の顔が益々腫上がっていった。
男は汗と血まみれになり、肩で息をしながら、ついに腰から光物を抜いた。
「ぶ、ぶっ殺してやる!もう容赦しねぇ!」
言うと同時に萌花めがけてナイフで突いてきた。しかし萌花は完全にナイフの軌道を見切り、最小限の動きでそれを避けてしまった。
そしてナイフを掴んでいる拳を打ち抜き、男の手からナイフを叩き落とす事に成功する。
「おっさんみっともないで。骨の髄まで本当に腐りきってるみたいやな。その性根叩きなおしてあげるわ。
凶器を出すってことは、自分もそういう事されても文句言えない事やで。…ちゃんと覚悟はあるんやろね?」
ついに、萌花が本気になった。
「これいじょうこんな相手殴るとうちの拳が穢れてしまうわ」
男の足に萌花が強烈なローキックを放った。ベキンと乾いた音と、刺さるような痛みを男が感じた。
自分の足を見ると、なんと脛から下が見慣れぬ方向に曲がっていた。萌花の蹴りによって男の足の骨が折れたのだ。
「ッッぎゃあぁぁーッ!」
たまらず男が悲鳴をあげた。
「なんや、こんな蹴りで折れるなんて、おっさんの体すごく脆いんちゃう?」
さらにもう片方の足に萌花が瞬時に蹴りを入れる。ぐしゃっと膝が潰れて、今度は頚骨が突き出てきた。
幼く細い足とはいえ、萌花のその足は鍛えに鍛え抜かれたものであった。しかも、足の力は腕のそれよりも遥かに強い。
一方、男の足は萌花よりもふた周り以上も太いものの、すでに筋力は衰え、脂肪を蓄え、骨も脆くなっていた。
萌花の全力の蹴りを受ければ、この結果は当然だったと言える。
自力で立てなくなった男は、萌花に抱きつく様にもたれ掛った。萌花は自分の倍はありそうな大男を受け止めると嘲笑った。
「あははっ。なっさけな!こんな女児にボコボコにされて、おっさん駄目駄目やん!」
男の顔を脇で挟むと、萌花は腹に膝蹴りを叩き込んだ。一撃ごとに男の肋骨にヒビが入った。
「ぐぅえ!」
萌花が男の体を開放してやると、男は地面に倒れて吐しゃ物を吐き散らしながらのたうちまわった。
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萌花は男の傍にしゃがみ込んで男の顔を見つめながら冷ややかに言った。
「みっともないわー。こんな大人にはなりたくないわ」
完全に男を見下していた。
「糞ーッ!!ゆるさねえ!ゆるさねえ!!」
男が手をばたつかせて暴れると、萌花の胸に触れた。
「ちょ!どこ触ってるん!」
萌花は怒って男の太い腕を掴むと、脇でかかえて力を入れた。
ボキン!と当然のように男の腕が折れた。
「この手が悪いんやな。反省しいや!」
更に反対側の腕もヘシ折った。
男はついに両手両足を全て折られて、芋虫のような状態になった。
萌花はその幼い足で男の巨体を蹴ると、ゴロンと仰向けになるように男の巨体ひっくり返した。
「あははっ よっわー!おっさん弱すぎてどうしようもないで?もう喧嘩とか一生無理やろ?自分の愚かさと弱さを後悔しいや」
男の体ははびくんびくんと痙攣していたが、その目には恐怖と怒りと憎しみが篭っている。
自分の3分の1も生きていないような少女に、ブランクがあったとはいえ、10年以上も費やした空手が通用しなかった。
そしてそれだけではなく自分は今無様に横たわって、少女に見下されている。男にやり場のない感情が溢れてきたのだ。
「なんや反抗的な目やなあ。うちが悪いんやないで?おっさんが悪いんやろ?反省が足りてないんちゃう?」
腕組みしながら萌花は男を見据えた。
「そうやな、こうなったらもうこの駄目なおっさんを徹底的に調教するしかないで?」
何か思いつき、萌花が小悪魔っぽく笑った。
仰向けに倒れている男の顔を、萌花が跨いで立った。男からすれば、絶景のアングルである。
下から見上げたそこには、萌花のスカートの内側と純白の下着が目に入った。
「ほらほら、覗き放題やで?スケベなおっさん」
ぴらぴらとスカートをあおりながら挑発した。
しかし、両手両足を粉砕された男は起き上がる事もできず、また肋骨も折られている為身動きすらできなかった。
「このままうちが腰を落としたらどうなるかなー?おっさんの顔潰れるんちゃう?ふふふ」
意地悪く萌花がう。
「やれるもんならやって見やがれ!糞ガきゃあ!覚えてろよ絶対ぶっ殺す!犯して殺す!」
男は呪文のように殺す殺すを連呼していた。
呆れたような顔をして、萌花は腰を落とした。
「ぎゃぁあああ!」
男は悲鳴をあげた。
しかし、萌花の可愛らしい尻は、やさしく男の顔に降りた。
「なーんて。うふふっ。冗談やん。びびり過ぎやでおっさん?」
男の顔をスカートで覆い隠すと、萌花はケラケラと笑った。
「どうや?女の子のお尻に敷かれた気分は?おっさん女の子にも縁が無さそうやし、うちみたいな子供でも幸せやろ?」
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男は顔の上に小学生の少女に騎乗され、抵抗したくても抵抗できない恐怖と悔しさと怒りと絶望を味わった。
しかし、一方でとびきりの美少女にいたぶられている屈辱に、わずかではあるが嬉しさも次第に感じてきていたのだった。
これはかすかに残された男の最後のプライドが、精神を崩壊させるのを防ぐ為に機能した防衛本能だったのかもしれない。
「うっわ、このおっさん本当に子供にも興味あったん!?」
男の股間が盛り上がっている事に、萌花が気づいた。
「おっさんマジでヤバイわ、やっぱもっときつく仕置きせなあかんかったな」
萌花が男の顔の上から腰を上げて、こんどは勢いよく尻を落とした。
その可愛らしくも恐ろしい凶器の威力に、男の鼻骨が折れてメキャっと鼻が潰れた。
「ッ!!!!」
さらに、萌花は残酷にもそのお尻を振って上下左右に揺らした。
「あははっ。ほらほら、おっさんの顔整形したるわ」
萌花の尻の動きによって、男の鼻や唇が、本来の位置から外れてべりべりと剥がれていった。
「ぐxおぅ ×rj〜ッろがぁ!!!」
悲鳴にならない悲鳴を、男は萌花の尻の下からあげた。
「ぶっさいくなおっさんも、これで少しはましな顔になれるやん。うちに感謝しいや?」
萌花はようやく男の顔から腰をあげると、血まみれの崩壊した男の顔を見ながら笑った。
「これに懲りたら、もうお年寄りとか子供とか弱そうな相手虐めるのはやめーや?」
男はおぼろげな意識の中で、激しく後悔していた。この少女に関わってしまった不運の事。
かつて自分にも直向に空手に打ち込んでいた時期があった事。
いつしかそれを捨てて単なる暴力に走ってしまった愚かな自分の事。
そして、生まれ持った才能によって、年齢や性別など関係なく逆立ちしても敵わない絶対的な力量差の相手が居るという事。
男はすでに戦意も消滅しており、ぶつぶつと何かをつぶやいていた。
「もう…楽にしてくれ…楽にしてくれ…頼む…楽にして…」
「ええよ。やっと素直になったようだし。うちも好い加減飽きてきたし、これで終わりにしたるわ」
萌花は再び男の顔の上に立つと、両足で男の顔を挟んだ。
「こんな可愛い女の子のお尻と足を間近て味わえるなんて、おっさん幸せやで?」
そう言うと萌花は腰を捻った。
コキンと乾いた音が鳴って、男の首が折れた。頭が異様な方向に曲がっている。そして、男は白目を剥いて沈黙した。
「一応、救急車呼んどいてあげるわ。運が良ければ助かるやろ。おっさんタフさだけはありそうやし。
小学生の女児にここまでやられたなんて、口が裂けても言えないし、ま、言っても誰も信じないやろ」
動かなくなった男の体を萌花は数回踏んでから蹴りを加えたが、もう反応らしい反応はなく、男の巨体はただ揺れただけだった。
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スパロボのリューネVSデビルガンダム
という、かなり飛躍した設定ですがSSを書いてみました。
今回はその前半です。
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荒れ果てた荒野。
無数のロボットの残骸。
自己進化、自己再生、自己増殖の能力を備えた
悪魔のMS デビルガンダムとの激闘は
あたり一面を焦土と化した。
「・・・・・・・・・・・・・!」
真っ暗なコックピットの中でリューネは目を覚ます。
どうやら気を失っていたらしい。
彼女の搭乗する愛機 ヴァルシオーネは
デビルガンダムとの戦いの末に相打ちとなり
付近の森に墜落していた。
非常用電源だけが灯る薄暗い空間で
自らの機体と体の状態を慎重に確かめる。
「・・・・・・・駄目か。」
あらゆることを試してはみたものの、機体はもう動きそうに無い。
今この場ですべき事は、機体を捨てての退却。
あたりは静まり返っている。
ここは戦場。長居は無用である。
しかし、その沈黙は突如として破られた!
ベリベリっ! ベリベリっ!
硬く閉ざされたコックピットの扉を、
あたかも紙を千切るかのように
引き裂く音がする。
ビリビリっ!ビチビチっ!!
ロボットの装甲を引き裂きながら
身長2mを越す巨漢の兵士が
コックピットへ侵入してきたのだ。
人の範疇を超えた怪力と、にじみ出る邪悪な気。
リューネは確信する。
『これが・・・噂のDG細胞って奴ね。』
寄生された人間は、デビルガンダムの忠実な
下僕となる代わりに、圧倒的な力を得る。
戦場で命を落とした男に感染し、ゾンビ兵として蘇り
撃墜した機体のパイロットにトドメをさしにきたのだ。
「やるしかないわね。」
リューネは気合を込め、自らの拳をつき合わした!
ドオン!!
「来いっ!!!」
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「ぐおおおおおおtぅ!!!」
獣のような咆哮を上げ、男が襲い掛かってきた!
ドゴオオオオオん!!!
紙一重で攻撃を交わす、と同時に背後の壁が大きく凹む。
「ふはははっ!どうだっ!この力はっ!」
男は自らの強大な力に酔いしれていた。
しかし、力任せの単調な拳。
見切るのはたやすい。
「せいっ!!」
ゴぶッ!!!
リューネのカウンターがボディに直撃し、男はひざをつく。
「ごふっ!ごふっ!!!!」
うつむきながら嘔吐する男。
「はあぁ・・・・はぁ・・・・・・
こ、この肉体をたった1発で沈めるとは・・・・。」
男はうろたえる。しかし、闘いはそう簡単には
終わらない。
「う、おおおおおおおおっ!!!!!」
ミシミシっ・・・・ブチブチっ!!!!
次の瞬間、男のパイロットスーツがはちきれ
筋肉がさらに膨れ上がる。
「ぐおおおおおおおっ!!!」
DG細胞の持つ自己進化の力が男の肉体をさらに
強化したのだ。
「デビルガンダム様の力を見せてやるっ!!!」
男が瞬時にリューネの目前に迫り
連続拳を放つ!
ヒュンっ! ヒュンっ!ヒュンっ! ヒュンっ!
先程とは比べ物にならないほどの機敏な動き。
リューネに自らの力を見せつけるための
敢えての寸止め。
顔面、顎、左右の胸、そして腹。
リューネの肉体に触れる1mm手前で
全ての拳が正確に止まる。
「いいひひっ!今の俺はコンピュータと連動し
お前の全身の急所をコンマ一秒の間に、
1mmのズレもなく打ち抜くことができる。
万に一つにも勝ち目はないぞっ!」
リューネはその場を動こうとしない。
「次はお前を蜂の巣にするっ!!」
男は宣言し、リューネに襲い掛かる!
「食らええええええっっっ!!」
しかし・・・・
リューネの動体視力は
男の拳全てを見抜いていた。
ババババっ!ガシっ!
全ての拳をその手で受け止める。
「ひ、ひいいいいっ!!」
予想だにしない事態に驚愕する男。
リューネに掴まれ、完全に封じられた拳は
いくら力をこめても微動だにしない。
「面白い技ね。こうかしら?」
リューネは見よう見まねで
男の放った高速拳を男自身に浴びせかける!!!
顔面
頬
顎
両胸
腹
全てを同時にブチぬく超絶パンチ。
鼻を砕き、目を潰し、歯を吹き飛ばし
首を折り、肺と腹に穴を開ける。
全ての痛みが瞬時に男に襲い掛かる!
ドゴゴゴッッッッ!!!
「あぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃっっ!!!!!」
蜂の巣になったのは男のほうだった。
ボロキレのように宙を舞い
床に崩れ落ちた。
ピクっ・・・ピクっ・・・・男は痙攣したまま
さらなる変貌を遂げようとしていた。
[つづく]
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最高
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やっぱり顔面机上は欲しいね
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強い女児いいなあ
萌花いいなあ
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武君の次の相手が女の子だと・・・
こりゃあBUYUDENから目が離されへんでぇ
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ハンターハンターとか強い女キャラ多いからもっと活躍させてほしい
メインキャラが男で固められてるのが残念だ
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>>963
おっぱいで窒息させるとか、太腿で首絞めも欲しい。
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プロレス技でいたぶってほしい
ロメロやベアハッグ
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格闘新体操はいいよなあ
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新体操ファイターというのもあったな
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次スレの時期
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明けましておめでとうございます。
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らんまに格闘チアガールがいたな
応援してる選手や相手よりもチアガールの子の方が強くて
乱入して自分で倒してるのが良かった
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あけましておめでとうございます。
今年はこの過疎ジャンル(笑)が少しでも盛り上がる年になると良いですね。
さて、正月休みを利用してSSを1本書きあげました。
またしても大好きな新体操ものです。好きだね〜(笑)
前回は話の導入部分をプロットだけで手抜きしましたが、今回はむしろ導入部に凝りました。
あと、このジャンルのヒロインって、冷徹な悪女や無邪気な美少女ってタイプが多いので、今回はあえて
心やさしい美少女って感じのキャラにしています。
受け入れられるかどうかはわかりませんが (^_^;)
2ch過去スレのグラビアアイドルxガンナってSSが大好きで、それにちょっとでも近づけたらってイメージして
書いてますので、あの作品が好きな人には楽しんでもらえるかもしれません。
(あくまでコンセプトだけです。文章力はかなり劣ります)
前置き長くなりましたが掲載させていただきたいと思いますが、結構な長編なので
スレを埋めてしまったらご容赦ください。
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新体操部の女子vs空手部の男子
ここはとある高校の体育館。
放課後、新体操部女子部員の理奈は1人で自主練習をしていた。
「カシャカシャ」
理奈は不審な物音に気付きあたりを見回すと、体育倉庫の影に隠れる人影を見た。
「ん?あそこ誰かいる!」
体育倉庫に駆け寄ると、そこからいかにもオタクっといった風情の1人の男子学生が望遠カメラを持って飛び出てきた。
「待て!逃げるな!」
男子学生はあっという間に理奈に捕まり、その場に立ちすくんだ。
「あなたは、写真部の三上君!?こんなところで何やってんのよ!」
怒気を含んで問い詰める。
三上「なっ、なんだよ〜。写真部として学内の活動写真を撮ってただけだよ。何か問題あるの?」
三上は弱弱しそうに答える。
「活動写真ってどんな写真よ。」
三上「どんなって・・もちろん部活動の活動写真だよ。他の部にだって撮らせてもらってるんだよ。
別に新体操部だけじゃないし。」
「じゃあ、なんで逃げたのよ。」
三上「いや、それは。」
「とにかく、どんな写真撮ったのか見せてもらえる?」
三上「いや、その〜。あっ、今度の校内新聞に載せるやつだから今は見せられないんだ。そうなんだよ、うん。」
しどろもどろになる三上。
「とにかく見せて!」
三上から強引にカメラを奪い取り、デジカメを再生すると、レオタードの胸・股間・おしりばかりをアップで撮影した
いやらしい写真が次々と映し出された。
「何よこれ!何考えてるの三上君!」
顔を真っ赤にしてうつむく三上。
「とりあえずこれは全部削除するわよ。あと、先生にも報告するからね。停学処分は免れないわね。
三上君、大学への推薦も決まってたみたいだけど、全部パ〜ね。まあ、自業自得よね。」
三上「ちょ、ちょっと待ってよ。勘弁してよ。停学や推薦取り消しなんて親がなんていうか。
いままで優等生で通してきたのに、親を泣かせちゃうよ。勘弁してよ。」
「何言ってんのよ!自分が何したかわかってんの!絶対許さないんだから。」
三上は床に突っ伏しておいおい泣き始めた。
今まで絵にかいたような優等生で通してきた三上にとり、この不祥事がばれて停学や推薦取り消し処分を受けることは
大袈裟にいえば死刑判決のようなものだった。
「いくら泣いたって許さないわよ。そんなに落ち込むくらいなら何でこんな事したのよ。」
三上「だって、だって。命令に背いたら虐められるし。うっうっ」
「えっどういうこと?」
三上はつい、自分がしゃべってはいけない事を喋ってしまったことに気がつき、顔を青ざめさせて首を振る。
三上「いや、何でもない。何でもないよ。」
「なんでもないこと無いでしょ。虐めってどういうことよ?」
三上「いや、そんなこと言ってない。虐めなんて無いよ。絶対ない。」
「そういうことなのね。おかしいと思ったわ、優等生の三上君がこんなことするなんて。
誰に命令されたの?教えて。」
しかし、三上はブルブルと体を震えさせ、一向に口を開こうとしない。
「ばらしたら余計に虐められちゃうと思ってるのね。でもね、三上君。真犯人がわからない以上は
三上君を犯人として先生に報告するしかないのよ。停学処分なんて嫌でしょ。お父さんお母さんを
悲しませたくないでしょ。悪いようにはしないから、お願いだから誰の指示なのか教えて。」
理奈は母親のようなやさしさで三上に問いかける。
三上「でも、でも、ばらしたら酷い事されちゃう。もう学校来れなくなっちゃう。」
「だいじょうぶ。本人にばらしたりしないから。一緒にうまいこと対策考えようよ。だから教えてくれない?」
長い沈黙。ようやく三上は意を決して口を開いた。
「剛田君」
三上は蚊の泣くような声でようやくその名前を口にした。
「えっ剛田君?空手部の?」
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剛田とは三上、理奈と同じ学年の男子生徒で空手部の主将を務めている。
185cm 90kgの巨体を武器に、フルコン空手の全国大会に出場するほどの猛者である。
中学時代には大人も含めた相手に数十回ものストリートファイトを行い、そのほとんどに勝利したという伝説的なヤンキーで、
三上のような人間はパシリとして好きなように使われていた。
「うん。剛田君に理奈ちゃんの写真を撮ってくるように命令されて。嫌だって断ったんだけど
言うこと聞かないと痛い目にあわせるぞって・・だから、ごめん理奈ちゃん。」
人に話せたことで気が楽になったのだろう。三上は声を上げて泣き始めた。
理奈は考えた。
う〜ん、事情はわかった。これで三上君を先生に突き出すのはかわいそうだな。でも、今の話が事実だっていう
証拠もないし。かといって、剛田君に直接確認したら、三上君がしゃべったことがばれちゃうし。
どうしようかな〜?
そんなことを考えていると、突然、空手着に身を包んだ1人の男が体育館に現れた。
男「おい!三上〜!」
三上「ひいいい、剛田君!何でここに!」
剛田「空手部の練習が終わったから様子を身に来たんだよ。お前がちゃんと仕事してるかどうかをな。
まさか、チクってくれてるとはなぁ。お前どうなるかわかってるんだろうな?」
三上「許して、許して。ごめんなさい。誰にも言いません。だから許して下さい。」
三上は土下座して許しを請う。
剛田「そんなことで許してもらえると思ってんのか、ああ?てめぇこっち来いコラァ!」
三上に近づく剛田。その前にスッと理奈が立ちふさがる。
「剛田君。今の話本当なの?三上君に私の写真撮るように命令したって。」
剛田「ああ、そうだよ。新体操部一の美少女をオカズにオナニーさせてもらおうと思ってなw
こいつは情けねえ男だが、写真の腕だけは確かだからな。だから撮ってくるように命令したんだが、
まさか見つかっちまうとはな。ほんとグズな野郎だぜ。」
「最低な男ね。とりあえず先生には剛田君の罪として報告させてもらうわよ。次の大会には
出られないでしょうけど当然よね。」
剛田「あぁ?何言ってんだお前。そんなことしたらどうなるかわかってんのか?いや、ちょっとまてよ。」
剛田は理奈の体を舐めまわすように見た。
イエローの光沢のあるレオタード、今はやりのスカートは無く、昔ながらのシンプルなレオタードから伸びる
健康的でキレイな脚、やわらかそうなプリプリとしたおしり、程良い大きさのCカップはあろうかという胸、
そして室内競技だけあり、まったく日焼けしていない、透き通るような白い肌。
さらには、某アイドルグループに入っても間違いなく選抜メンバーに選ばれるであろうと思わせるほど
かわいらしいアイドル顔。
剛田は自らの体から湧き出てくるどす黒い欲望を抑えることが出来なくなっていた。
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剛田「へっ、ちょうど良いや。写真撮らせてオナニーなんてまどろっこしい。ここでお前自身を味わってやるよ。
もうこの学校には俺たち以外誰もいねえ。少々叫んだくらいじゃ誰にも聞こえないしな。」
「味わってやるってどういうことよ?」
剛田「なにカマトトぶってやがる。知らねーとは言わせねーぞ。おや、それともバージンなのか?
そりゃ楽しみだぜ。」
「ちょっと、剛田君なに言ってるの。うそでしょ?本気なの?それ犯罪よ。」
理奈は1歩、2歩と後ずさる。
剛田「強姦は親告罪だぜ。お前が黙ってれば犯罪にはならねーよ。親告なんざ出来ないくらいにボロボロにしてやんよ。」
三上「剛田君、いくらなんでもそれは。写真のことは黙ってるから。だからそれだけは。理奈ちゃんには手を出さないで!」
剛田「うるせー!てめーは黙ってろ!!!」
剛田に一喝され、三上は直立不動で身動きをとることが出来なくなった。
剛田「行くぜ!」
剛田は理奈に掴みかかった。
「キャーやめてー。助けてー」必死に逃げる理奈。
広い体育館を2人の男女が走り回る。
空手着を着た大男が追いかけ、イエローのレオタードの美少女が逃げ回る。
新体操で鍛えたフットワークで逃げる、逃げる、逃げる。
剛田「ちょこまか逃げ回るんじゃねーよコラ。諦めてとっとと捕まれ。」
理奈「キャー助けてー。お願いだからやめてー!」
しかし、逃げるにも限界がある。理奈は体育館の角に追い詰められた。
剛田「へっ、手こずらせやがって。無駄なあがきだっつーの。じゃ、そろそろいただくとするか。」
剛田が理奈の体に手を伸ばす。身動きできず恐怖に震える理奈。その時!
「うわああああああああああああああああああああ!」
三上が剛田の体へ思いっきりタックルをかました。
三上「逃げて!理奈ちゃん!」
剛田「三上ぃぃぃ!てめーーーー!」
しかし、一般男性と比べてもガリガリで体力のない三上では剛田の動きを長時間止めておくことは出来なかった。
剛田は三上を簡単に振りほどくと、みぞおちへ強烈な中段蹴りをブチ込んだ。
三上「うげぇぇぇぇぇぇぇぇ」
さらに、うずくまる三上の顔面へ下段蹴り。
鼻血を吹き出しもんどりうって倒れる三上に、ストンピングの雨あられ。
三上「うぐぅ、げほぉ、がはぁ、うっ、うっ、げほ、げほぉ、ぐはぁ」
剛田「なめやがって三上の分際で!俺に逆らったらどうなるか教えてやるよ!」
理奈「やめてー、もうやめてー、死んじゃうよー。やめてー!」理奈の悲痛な叫びがこだまする。
三上「り・な・ちゃ・・に・げ ぐふぅげほぉ」
数十秒間続いたリンチはようやく終わった。
三上の顔面は血まみれに、体は痣だらけとなり、瀕死の重傷だ。
剛田「へっ、わかったか。俺様にさからうとこうなるんだよ。」
理奈が三上のもとへ駆け寄る。
理奈「三上君大丈夫?三上君!三上君!」
剛田「なんだお前逃げられなかったのか?怖くて足がすくんだか?せめて逃げてればこいつも
浮かばれたのになぁwこれじゃ無駄死にだな。まあ、このグズにはお似合いだな。ははははははは」
理奈「酷過ぎる。」
あまりの剛田の理不尽さ、横暴さに対する怒りで、理奈の中でなにかが芽生えてきていた。
理奈「三上君はグズなんかじゃない!敵わないとわかっててもあなたに向かっていった。
私を助けるために自分より強い相手に向かっていった。あなたなんかよりよっぽど勇敢で
男らしい人よ!」
剛田「こいつが男らしい!?笑わせるなww」
理奈「ひとつ教えてあげるわ。私『逃げられなかった』んじゃないわ。『逃げなかった』のよ。
三上君の勇気ある行動で、あなたみたいなクズから、横暴から逃げたらいけないって気付かされたの。
私はあなたから逃げない。戦うわ。そして三上君の仇をうつ。」
理奈は眼光鋭く、剛田を睨みつけた。
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お待たせしました。長ったらしい前置き(笑)は終わりです。
こっからがMIXファイトの開始です。
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剛田「はははははは。気でも狂ったか?女が男と戦う?しかも俺は空手部だぞ。全国大会出てるんだぞ。
それを新体操みたいなストリップショーをやってる女が戦うだって?冗談もほどほどにしろ!」
しかし理奈は笑わない。表情は真剣そのものだ。
剛田「どうやら本気みたいだな。まあ、ちょこまか逃げ回られるよりその方が都合が良い。
とっとと組みふせて俺のマグナムをブチ込んでやるぜ。それも一発じゃ終わらせねえ。
一晩中何度でも何度でも楽しませてもらうから覚悟しろよ。」
真っ直ぐに距離を詰める剛田。理奈の体に手を伸ばした瞬間
クルッ
新体操で鍛えた身のこなしで手をかいくぐり、素早くサイドへ回り込む。
また真っ直ぐに剛田が突っ込む。
同じようにサイドにかわす理奈。
同じ動きが数回繰り返される。
剛田「オイオイ、逃げるのはやめたんじゃなかったのかw 戦うんじゃないのか?
やっぱり女は口だけだな。」
剛田は油断しきっていた。やっぱ、こいつは逃げるだけだ。戦う気なんてさらさらない。
まあ、多少は身のこなしが素早いみたいだが、あと何回かのうちに捕まえられるだろう。
自分が攻撃されることなどはまったく考えていなかったので、無防備に掴みかかっていった。
またしても理奈がサイドに身をかわす。その瞬間
パンッ!
理奈のミドルキック、と表現して良いのかわからないが、とにかく上げた脚が剛田のボディを
直撃した。
「うっ」
軽いキックではあったが、まったく無防備な状態で蹴られたので、一瞬呼吸が苦しくなった。
剛田「へぇ〜ついに戦う気になったか。面白れぇ。どんだけやれるのか見てやるぜ」
しかし今の蹴り意外に速かったな。新体操で足を上げる動作に慣れてるのかもな。
ただ重さは全然だ。こんな蹴りじゃ俺には男にはダメージは与えられない。これが女の限界だな。
今度は多少警戒して掴みかかる。だが、サイドにバックに身をひるがえしなかなか掴ませない。
そして、
パンッ!
またしても、軽いキックが今度は足に決まる。ローキックとでも表現すれば良いだろうか。
もちろん、理奈は空手やキックの経験は無いのでローキックと呼べる代物ではなかったが、
とにかく剛田の足へ理奈の蹴りが決まったことは事実だ。
新体操は空間を縦横無尽に舞う競技だ。縦・横・そして空中も含めた
3Dの空間をすべて使用して演技しなければならない。さらにはボール、リボンといった器具を
高く投げ上げ、何度も体を回転させたうえで正確に落下地点へ入りキャッチするには
体全体のスピード、反射神経、動体視力、集中力、三半規管の強さ、空間把握能力が必要とされる。
理奈は新体操を3年間続けたことにより、それらの能力を高いレベルで身に着けていた。
その理奈にとって、鈍重な大男が真っ直ぐに突っ込んでくるのをかわす事はそう難しいことではなかった。
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くそっ、思った以上の身のこなしだ。なかなか捕まえられねぇ。上半身ばかりじゃダメだ。
下半身の動きを止めないと。
剛田は今までより一段構えを低くし、理奈の下半身に向かってタックルを仕掛けた。
よしっ、これなら逃げられない。ついに、ついに捕まえたぞ。
目の前に迫る理奈の脚、やわ肌、透き通るような白い脚。
よ〜し、ついにこの体を味わえるぞ。この綺麗な脚をベロンベロンに舐めてやるんだ!
しかし、理奈の脚は剛田の想像を超えた速さで目の前へ迫ってきた。
えっ?
バキィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!
ドンピシャのタイミングで放たれた理奈のひざ蹴りが剛田の顔面にモロにブチ込まれた。
剛田「ぐはぁぁぁ!」
思わず手で顔を押さえる。押さえた手の間からボタボタと鮮血がしたたる。
剛田の鼻に感じる激痛。鼻が若干曲がり、おびただしい血が流れている。
おそらく骨折しているであろう。
下半身へのタックルに膝を合わせることは、簡単そうに見えて実はそれほど簡単ではない。
プロ格闘技でもこの技が決まるのは、かなりの実力差がある場合が多いことがそれを証明している。
ではなぜ、格闘技未経験の理奈が1流の空手家である剛田へひざ蹴りを決めることが出来たのであろうか?
1つは剛田の油断だ。普通は下半身へのタックルは当然膝を警戒しなければならないが、
剛田はまったく無警戒にタックルに行ってしまった。
もう1つは理奈の新体操の経験だ。新体操にはフープを回転を付けて前方に投げ、戻ってきたところを
脚で弾いて上空へ飛ばす技がある。つまり、下半身に迫ってくる物体に対して脚を出す
という動きが自然と身についているのである。
また、つま先ではなくとっさに膝を出したところに、理奈の天性の格闘センスがうかがえた。
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剛田「くっそーーーーーーーーーーーーー!このクソアマもう許さねえ!女だから打撃で怪我させないように遠慮してたが、
もう容赦しねえぞ。生意気に反撃したことを死ぬほど後悔させてやる!」
ついに、剛田が空手の封印を解くことを宣言した。
剛田は軽く腰を落とし、手をやや前方に構える。今までの無防備な構えとはまったく違う、本気の空手の構えだ。
セイッ!
大きな掛け声とともに、理奈のお腹めがけて中段蹴りを放つ!
しかし、理奈は新体操で鍛えた反射神経で、すんでのところでバックステップでかわす。
セイッ!セイッ!
今後は左右の突きを顔面へ繰り出す!
これも、素早い動きでサイドへかわす理奈。
このやろう。ちょこまかと生意気な。じゃあ、逃げ場のない所へ追い込んでやるよ。
剛田は巧みな体の動きで理奈を体育館のコーナーへと追い詰める。
理奈は気がついたら左右の逃げ道を失っていた。ここが、格闘技経験の実戦経験の差であろう。
へへっ、もう逃げ場はないぜ。諦めな。
セイヤッ!!
剛田は思いっきり踏み込み、理奈の顔面に向けて渾身の正拳突きを放った。
もう左右に逃げることは出来ない。確実に当たる。もらった。
そう思った瞬間、理奈の顔が剛田の目の前から消え失せた。
剛田「なに!?消えた!?」
理奈は新体操選手特有の体の柔らかさを活かし、上半身をマトリックスのように90度近く反らせて
剛田の正拳突きを見事にかわした。
チクショー、こんな避け方あるか!?じゃあ次は下半身だ。このうっとうしい足を止めてやるぜ!
セイッ!
理奈の白い右脚に狙いをさだめ下段蹴りを繰り出す!
しかし、剛田の下段蹴りは空を切る。
理奈の脚は剛田の蹴りがあたる瞬間、素早く真後ろに引かれそのまま頭の上まで180度開脚されたのだ。
本来のローキックの防御のセオリーにまったく当てはまらない、まさに新体操選手ならではの防御方法である。
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剛田は渾身の下段蹴りをかわされ、体のバランスを崩し、理奈から一瞬目を放してしまう。
そして理奈の方へ向き直った時、理奈のキレイな脚が自分の顔に向かって鋭く振り上げられるのを見た!
バキィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!
理奈の蹴りが剛田の顎を直撃した。
180度開脚された脚がそのまま勢いを付けて振り下ろされ、さらに振り上げられたのだ!
その蹴りの威力は、先ほどまでの軽いキックとは比較にならない。
さらに、剛田が目を戻した瞬間の、半分無防備な状態であったことも、そのダメージを倍増させた。
剛田「ぐはぁぁぁぁ!」
剛田は2歩3歩と、いや、5歩6歩と後退する。膝がガクガクと揺れている。
歯が数本折れただろうか?口の中からも出血している。
しかし、さすがは空手部主将であり、元ストリートファイトの名手である。このくらいではひるまない。
もう一度足を踏ん張り、思いっきり踏み込むと、再度理奈の顔面めがけて正拳突きを繰り出した。
あんなディフェンスが2度も3度も通用するか!今度は反らせた体をそのまま押し倒して
グラウンドへ持ち込んでやる。捕まえちまえばこっちのもんだ!
先ほどと同じようにマトリックスディフェンスで正拳突きをかわす理奈。
誘いに乗りやがった。狙い通りだ。もらった!
剛田がそのまま理奈の体に掴みかかろうとしたその時!
剛田の死角、真下から理奈のキレイな脚が剛田の顎を突きあげた!
ゴキィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィl!!!!
上体をそらして足を真上に振り上げる新体操の技だ。
先ほどとは違い、完全に無防備な状態から、まったく見えない角度からとんできた蹴りに、
さすがの剛田も耐えることが出来なかった。
バターン!
剛田の巨体が前のめりに倒れる。鼻から口から大量の出血。
剛田「こっ、こっ、こんなことが。このアマ!もう絶対に、絶対に許さねえぞ。レイプだけじゃ生ぬるい。
知り合いのソープに売り飛ばしてやる。お前の人生終わらせてやんよ。クソが!」
深いダメージを負いながらも根性で起ちあがる剛田。
「やれるもんならやってみなさいよ。そっちこそ人生終わらせてあげるわ。」
臆せず言い返す理奈。もう、最初の頃の剛田に対する恐れはまったくなくなっていた。
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体育館は異様な光景に包まれていた。
185cm90kgの空手部男子に対し、1周り2周り小柄な新体操部女子が、レオタード姿の女子が明確にダメージを与えているのだ。
まさに常識では考えられない事態であった。
理奈はここまで18年の人生の中で、取っ組み合いのけんかをしたことなど1度もない。
ましてや、他人の体や顔面に蹴りを入れることなど考えたこともなかった。
だから最初は要領がつかめなかった。
ミドルキックやローキックを蹴ろうにも、どうしても躊躇してしまう。蹴りが相手の体に当たる瞬間に
つい力を加減してしまっていたのだ。
しかし、相手のタックルにあわせてとっさに出したひざ蹴り。考える余裕がなかったため逆に
力を加減せず思いっきり蹴ることが出来た。
「へぇ〜、人を蹴るってこういう感覚なんだぁ」
理奈は人を蹴る感覚、さらにはタイミング良くキレイに蹴ることが出来れば、大男にもダメージを
あたえられることを、このひざ蹴りによって学んだのである。
新体操は元々脚を振り上げる動作が非常に多い。つまり、脚力、キック力が日頃から鍛えられているのだ。
あとは、人を蹴る感覚、躊躇せず蹴る勇気さえ身に付ければ、十分に男と戦えるポテンシャルを持っているのである。
そして理奈は、その感覚を早くも身に付け始めていた。
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剛田「うおおおおおおおおおお!」
剛田は怒りにまかせて、突き、蹴りを出してくる。
しかし、ダメージからか、最初よりも明らかに動きが鈍くなっている。
理奈は剛田の攻撃を余裕を持ってかわしては、ローキック、ミドルキックをうちこんでいく。
人を蹴る感覚を身につけ、躊躇が無くなっているため、最初のキックとは威力が段違いだ。
剛田の体にダメージが蓄積されていく。
中段蹴りをだせばサイドに回られ、ローやミドルをうちこまれる。
下段蹴りを出せば、開脚で避けられ、お返しのハイキックがうちこまれる。
突きを出せばマトリックスディフェンスで避けられ、死角からキックをうちこまれる。
そしてタックルに行けば、強烈なひざ蹴りが待っている。
もはや剛田の攻撃は理奈に完全に見切られていた。
理奈は思った。
空手って何なんだろう?
突きも蹴りも威力はあるんだろうけど、こんなスピードじゃ当たらないよ。
おまけに「セイッ!」とか声出しちゃうから、突きや蹴りが来るタイミングが見え見えだし、
よけて下さいって言ってるようなもんだよねw
空手の試合ってよけるの禁止の根性勝負なのかな?なんかプロレスみたいw
まあ、実戦じゃ使い物にならない見世物って意味では一緒かなw
そういえば、瓦割ったり、バット折ったりしてるもんね。バッカみたいw
あなたがバカにした新体操は見世物空手みたいに甘くないわよ。
高い反射神経、動体視力、脚力等が必要なんだから。格闘技にだってすぐに応用できるわ。
なんならあなたも新体操部で鍛えてあげましょうか?まあ、厳しい練習に付いてこれたらだけど♪
もはや勝負は明らかだった。
剛田は理奈に指一本触れることが出来ずに、一方的にサンドバックのように蹴られていた。
理奈は傷一つないキレイな顔をしているのに対し、剛田は顔中血まみれで体中にあざができ、
ローキックのダメージから足も引きずるようになっていた。
理奈「剛田君。まだやるの?負けを認めて三上君にきちんと謝罪するんだったら、私もこれ以上は
あなたを傷つけたりしないわよ。」
剛田「ハァハァ、負けを認めろだと?ハァ、女相手に負けなんて認められるか。ふざけるな。」
瞬間!理奈のミドルキックがみぞおちにブチ込まれる。
剛田「ぐはぁぁぁぁぁぁぁぁ」
空手の試合でも味わったことのない、スピードと切れ味だ。
理奈「もうあなたの空手は私に通用しないの。わかるでしょ。暴力はお互いに恨みしか生まない。
暴力の連鎖はここで終わりにしたいの。別にこのことは言いふらさないわ。ただ、三上君に謝って欲しいだけ。
そして、これからいじめはやめるって約束して欲しいだけなの。もうやめようよ。」
長い沈黙。
そして剛田はついに決心した。
剛田「・・・・・・わかったよ。負けを認めるよ。三上にも謝罪する。悪かったよ。」
理奈「剛田君!やっとわかってくれたのね。ありがとう。」
剛田「ああ、ノーサイドだ。じゃあ和解の握手だ。」
剛田が手を差し出す。理奈もそれにこたえる。
すると、剛田がその手を強くひき、理奈の体を引き寄せ、胸を鷲づかみにした。
理奈「キャア、なにするの剛田君。負けを認めたんじゃなかったの?」
剛田「はははははははははは、この甘ちゃんが。女に負けを認めるわけねーだろーが。
たしかに、お前の身のこなしとキックの切れ味には手を焼いたが、掴まえちまえばこっちのもんだ。
お前が油断するこの時をずーと待ってたぜ。はははははははは」
理奈をギュッと抱き寄せて、胸やおしりをまさぐる剛田。
理奈の体がブルブルと震える。
剛田「なに震えてるんだよ。こえーか?こえーか?そうだよ、女ってのは男をこわがってりゃいい
生き物なんだよ。生意気に俺様と戦おうなんて考えたことを後悔させてやるぜ。
もう泣き喚いたって容赦はしねーぞ。はははははは」
しかし、剛田は誤解していた。
理奈の震えは恐怖ではなく、怒りによってもたらされていたことを。
-
理奈「わかったわ。あなたはそういう人間なのね。もう救いようがないわ。情けをかけた私がバカだった。
もう徹底的に、悪さを考えることもないように、徹底的に恐怖を与えてあげるしかないみたいね。」
剛田「お前が俺に恐怖を与えるだ!?笑わせんな!」
剛田は理奈の体を押し倒そうとする。しかし理奈は倒れない。さらに押す、しかし倒れない。
真っ直ぐ押してもダメだと悟り、理奈の体を左右にブン回す。しかし倒れない理奈。
剛田「くそっ、こいつなんで倒れない。」
体格や筋力で圧倒的に勝っていた剛田だが、それゆえに力任せに押し倒そうとしていた。
しかし、新体操選手はバランスが命だ。演技中に多少体がよろけるだけで減点の対象となる。
そのため、ジャンプしようが回転しようが絶対にバランスを崩さないように、絶妙の体重移動の
感覚を身につけているのだ。
もちろん、柔道家のような崩しのプロに掛かれば倒されてしまうだろう。
しかし、力任せの空手家の押し倒しを耐えきることは造作もないことだった。
こいつ、なんてバランス感覚だ。
だが、人間を倒す方法は他にも色々あるんだぜ。
剛田は拳を握りこむと、レオタードで覆われた理奈のお腹めがけて、思いっきりパンチを打ち込んだ。
ドスッ!
よし!手ごたえ十分。これで膝から崩れ落ちるだろう。
しかし理奈は崩れない。
おかしいな。ちゃんと入らなかったか?
続けて2発3発とパンチを打ち込む。
しかし、理奈はそのパンチを受けても平然としている。
なぜだ?なぜなんだ?多くの空手家を沈めてきた俺のボディ打ちが、なぜこんな小娘に効かないんだ?
理奈「なに驚いてるの?新体操はスタイルを保つために腹筋を鍛えるのは基本中の基本よ。
もちろん、割れた腹筋は美しさを損ねるから、あくまでも見た目は女性らしい丸みを帯びているけど、
中身はしっかりと鍛えられているのよ。見世物の空手家さんと違ってね。
それに、あんなに打つぞ〜打つぞ〜て見え見えの大ぶりされたら、嫌でも防御できるわ。」
言うが早いか、理奈の鋭いひざ蹴りが、剛田のみぞおちをとらえる。
ドボォォォォォォォ!
剛田「うげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
理奈「ボディ攻撃はタイミングと急所をとらえることが重要よね。空手家さん。」
理奈のひざ蹴りの嵐が始まった。
剛田の体を首相撲の要領で抱え込み、腹、顔面へ上下に打ち分ける。
腹を防御しようとすれば顔面を、顔を防御しようとすれば腹を、剛田はまったく理奈の膝をかわす事が出来ない。
「ぐほぉ、げほぉ、がはぁ、うっ、ぐはぁ、げほぉ、がはぁ、ぐぼぉ、ぐふぅ、げぼぉ、ぐはぁ」
「・・も・・もう負けだ。俺の負けだ。許して。許してくれ・・・」
今後はさきほどとは違い、本当に負けを認め、許しを請うていたが、倒れることも許されず、
ひたすら理奈のひざ攻撃を受け続けるしかなかった。
普段の理奈であればここまではしない。勝負が決した相手を傷づけるような子ではないのだ。
しかし、さきほどの裏切り行為、剛田の許し難い裏切り行為により、理奈の怒りは頂点に達していた。
まだよ。この男は人間のクズ。ここでしっかり教え込んであげないとまた同じ過ちを繰り返す。
三上君みたいな被害者を増やしてしまう。そうならないために、ここで徹底的に、2度と悪さなんか
したくもならないように、徹底的に恐怖を植え付けてあげる必要がある。
それが、世の中のそして剛田君自身のためでもあるの。
理奈の信念はもはや何人たりとも揺るがせるものではなかった。
-
何十発のひざを浴びただろうか。
ついに剛田の体は糸の切れた人形のようにその場に崩れ落ちた。
剛田「お・れ・の・・・まけ・・だ・・。もう・・ゆるし・・て・・くれ・・たのむ・・・」
息も絶え絶えに剛田が命乞いする。
理奈「さっきも聞いたわよそのセリフ。もうあなたの言うことはなにも信用しないのわたし。
だから、その体に、精神に徹底的に教え込んであげるわ。」
な、なんだ。体に精神に徹底的に教え込むって。俺は何をされるんだ??
もう、体もボロボロだ、十分な罰は受けたじゃないか?これ以上何をするって言うんだ?
恐怖に震える剛田の首に理奈の脚が絡みつく。
首四の字だ!
イエローのレオタードに覆われた股間と透き通るような白い脚で剛田の首を締め付ける。
剛田「うう、う、息が・・・助けて・・くるしい・・」
息ができない!まさかこのまま俺を窒息死させるつもりか!?そんなの嫌だ!絶対に嫌だ!
剛田は必死に理奈の脚にしがみつき首四の字をほどこうとするが、新体操で鍛えられた脚力で
締め付ける力は、とても手でほどけるような代物ではない。
剛田の口は酸素を求めて魚のようにパクパクしている。そんな様子を冷静に見つめる理奈。
剛田の体から力が抜けそうになったその時
パッと理奈は首四の字を緩める。
「ゼハーゼハーゼハー」必死に酸素を求める剛田。
理奈「はい、2回目開始〜」
剛田が最低限の酸素補給を済ませたことを確認すると、またしても強烈な首四の字を決めた。
剛田「うう、う、くるしい・・くるしい・・もうかんべんして・・」
しかし、理奈は容赦なく剛田の首を絞め続ける。
そして白目をむいて落ちそうな瞬間。またしても技を緩める。
「ゼハーゼハーゼハーゼハー」
理奈「ふふふ、落ちて楽になりたいでしょ。でもそんなこと許さないわよ。何度も何度も苦しめてあげるから。
はい!3回目開始〜♪」
剛田にとってはまさに地獄であった。
窒息というのは人間にとり最も過酷な状況の一つだ。
それを何度も何度も、それこそ何度も何度も何度も何度も繰り返されるのだ。
何十回と繰り返しただろうか。
さすがに技を緩めた際も意識がはっきりしなくなってきた。
何度も何度も窒息寸前まで苦しめたことで、常に半分落ちてるような状態になってしまったのだ。
理奈「ふ〜、さすがに窒息攻めはもう限界かな。じゃあ次は意識をはっきりさせてあげる。」
-
理奈は剛田の腕を取り、脚を胴体に絡ませると、一気に腕を伸ばし、
腕ひしぎ逆十字固めを決めた。
半分落ちていた剛田の意識がはっきりと引きもどされる。
剛田「ぐわああああああああぁぁぁぁぁぁぁ! いてえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ! ぎゃああああああああ!」
理奈は子どもの頃、プロレス好きの兄とプロレスごっこをやっていたため、関節技をいくつか習得していた。
剛田「ギブアップ、ギブアップ!」
剛田は理奈の体をパンパンと軽く2回叩きタップの意思表示を行う。
しかし、これは試合ではない。タップなどというものは存在しない。
理奈は遠慮なく力を込め続ける。
「ぐわああああああああぁぁぁぁぁぁぁ! ぎゃああああああああ!やめて!ギブギブ!いてえよおおおおお!」
関節技の痛みというのは一般人の想像を絶するものだ。
プロ格闘技においても、タフと言われる格闘家でさえ、関節技を決められると何秒と我慢することは出来ない。
そう、人間の我慢が、根性が、精神力が通用しない激痛。それが関節技なのだ。
そのプロ格闘家でさえ数秒と我慢できない関節技を、理奈は剛田に対して掛け続けた。
なんとか痛みから逃れようと、体を必死にばたつかせ、技を緩めようとする剛田。
しかし、理奈は新体操選手特有のボディバランスと体重移動により、がっちりと決めた技を絶対に外させない。
「ギブギブ!!タップだって!まいった、参ったから、勘弁してくれ。許してくれ。許して下さい!!ぎゃあああああああ」
必死に懇願する剛田を無視して、理奈は技をかけ続ける。
関節技は絞め技と違い、落ちるということはないため、果てしなく続く激痛が剛田を苦しめ続ける。
また、理奈は神経を破壊しては痛みが途切れてしまうことを知っているため、神経が破壊されないギリギリのラインで
関節を極め続けた。
数十分右手を痛めつけ続け、神経が麻痺し、痛みが弱くなってきたところで再び首四の字の窒息地獄。
痛みで完全に目が覚めてしまっているため、最初の窒息地獄の苦しみがまた蘇る。
そして意識がもうろうとしてきたところで、再度関節技へ。
首四の字⇒右手逆十字⇒首四の字⇒左手逆十字⇒首四の字⇒右足ヒールホールド⇒首四の字⇒左足ヒールホールド
延々と繰り返される地獄の責め苦。
数時間に及ぶ理奈の窒息&関節地獄が終わった時、剛田の意識はほとんど無くなっていた。
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理奈「剛田君。起きて。」
剛田の頬を張り意識を呼び戻す。
目が覚めた剛田は理奈の姿をみとめるとガクガクと震えだして、弱弱しい声を上げた。
剛田「ゆゆゆ、許して下さい。もうなにもしません。絶対にしません。みみ三上君にもきちんと謝ります。
だから許して下さい。ほ本当です。本当です。ささささっきはすいませんでした。ごごごめんなさい。
もう2度とお二人には近づきません。本当です。許して下さい。ごめんなさい、ごめんなさい。」
剛田はかわいそうなくらい怯えきっていた。
ライオンの檻に放り込まれたウサギでさえ、ここまで怖がることはないであろう。
理奈「その言葉に嘘は無いわね。信用して良いのね?もし嘘だったら、わかってるわよね。」
剛田「ヒィーーーーーーー!嘘じゃないです。本当です。信じて下さい。
だから、だから窒息と関節技だけは、それだけは勘弁して下さい。お願いしますー」
身を小さくしてガタガタと震える剛田を見て、理奈は「もう大丈夫かな」と安心した。
理奈「わかったわ。じゃあ許してあげるから今日はもう帰りなさい。あと、今日のことは他言禁止よ。
言ったらどうなるか、もちろんわかってるよね。」
剛田「い言いません、言いません!ももちろん誰にも言いません。どどどうもありがとうございました。
そそれでは失礼させていただきます!」
剛田は身動き一つ取れないほどのダメージを体に負っていたが、それでも必死に体をおこして、
なんとか体育館から出ていった。それほど、理奈に対する恐怖感が上回ったということだ。
理奈は体育倉庫へ向かった。
怪我した三上をマットに寝かせていたのだ。
理奈が傷跡を手当てしていると、三上が目を覚ました。
理奈「あっ、ごめん。起こしちゃった?」
三上「理奈ちゃん。あいたたたたたたたた」
理奈「まだ無理しないで。横になってて。」
三上「それより理奈ちゃんどうしたの?まさかあいつに酷いことを?」
理奈「ううん。大丈夫だよ。何もされてない。剛田君も話し合ったらわかってくれたよ。
三上君に悪い事したって。謝っておいてくれって言われたよ。」
三上「あいつがそんなことを?本当に?」
理奈「うん。もう剛田君が三上君たちを虐めることも絶対にないから大丈夫。」
理奈はやさしく微笑みかける。
三上「そっか。でも理奈ちゃんが無事でよかった。本当に良かった。」
三上はポロポロと泣きだした。
三上「あのとき必死だったんだ。俺はどうなってもいいから何とか理奈ちゃんだけでも
逃がしてあげようって。でもダメだった。全然役に立たなくって。ほんとう情けなくて
涙が出てくるよ。ごめん」
理奈「そんなことない!そんなこと全然ないよ!すごく男らしくてかっこ良かったよ。
守ってくれてありがとう。」
三上「いや〜男らしいだなんてそんな。そんなこと言われたこと無いし。。」
理奈「ううん。本当にかっこ良かったよ。ほんとにありがとう、三上君。」
と、三上と理奈の顔が思わず近づいてしまい、あわてて顔を赤らめてそらす2人。
三上「いてててててててててて」
あわてて体をそらしたせいで三上の体に痛みが走る。
理奈「あっ、私良い薬もってるから塗ってあげるね。ちょっと目を閉じてもらえる?」
三上「えっ、薬塗るのに目を閉じるの?」
理奈「いいから言うとおりにして。」
言われるままに目を閉じる三上。
「いたいのいたいの飛んでけ〜」
そのささやき声とともに、三上のくちびるにそっとやわらかいものが重ねられた。
完
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以上です。
ほとんどスレを使い切りそうになってしまいました (汗
正月早々、初詣にも行かずこんなSS書いてるなんて、本当にド変態ですね。(^_^;)
同じド変態の皆様方に楽しんでもらえれば光栄です。
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心やさしい美少女最高ですね!!
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GJ。いいものを見させてもらいました
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たまらん、抜きました
そしてデザートのアイドルVSガンナでまた抜きました
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やっぱ新体操良いですね
写真部のやつとくっつきそうなのは気に食わんがw
ヘジータもカモン!
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ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12669/1325749065/
勝手ながら次スレ立てちゃいました
このスレ使い切ったらこちらへどうぞ
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>>993
スレ立て乙です。
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心優しく礼儀正しくおしとやかで母性的で、ナイスバディで「守ってあげたくなる」ような女性。
そんな女性に子供や赤ちゃんのように軽々と抱きかかえられたりしたい。
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貴族のドレスのドーム状のスカート。
上品に歩いているが実際は、スカートの中で男の首を太腿で絞めて持ち上げたまま歩いている。
女が椅子に座る時は顔面騎乗される。
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埋め
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以前は弱かったヒロインに立場逆転される。
「どう? 私強くなったでしょ?」
「えへへ、おっぱいだけで勝てちゃった♪」
「貴方は私が守ってあげるからね〜」
そう言って、まるで母親が赤子をあやすかのような態度で接して来るようになる。
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雌牛怪人。
攻防一体の爆乳&複乳でヒーローを圧倒する。
母乳を発射し、母乳塗れにする。
母乳を飲ませて魅了し、対戦相手を自分の子供にしてしまう。
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埋め
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