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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第116話☆
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魔法少女、続いてます。
ここは、 魔法少女リリカルなのはシリーズ のエロパロスレ避難所です。
『ローカル ルール』
1.他所のサイトの話題は控えましょう。
2.エロは無くても大丈夫です。
3.特殊な嗜好の作品(18禁を含む)は投稿前に必ず確認又は注意書きをお願いします。
あと可能な限り、カップリングについても投稿前に注意書きをお願いします。
【補記】
1.また、以下の事柄を含む作品の場合も、注意書きまたは事前の相談をした方が無難です。
・オリキャラ
・原作の設定の改変
2.以下の事柄を含む作品の場合は、特に注意書きを絶対忘れないようにお願いします。
・凌辱あるいは鬱エンド(過去に殺人予告があったそうです)
『マナー』
【書き手】
1.割込み等を予防するためにも投稿前のリロードをオススメします。
投稿前に注意書きも兼ねて、これから投下する旨を予告すると安全です。
2.スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆するのはやめましょう。
SSはワードやメモ帳などできちんと書きあげてから投下してください。
3.名前欄にタイトルまたはハンドルネームを入れましょう。
4.投下終了時に「続く」「ここまでです」などの一言を入れたり、あとがきを入れるか、
「1/10」「2/10」……「10/10」といった風に全体の投下レス数がわかるような配慮をお願いします。
【読み手 & 全員】
1.書き手側には創作する自由・書きこむ自由があるのと同様に、
読み手側には読む自由・読まない自由があります。
読みたくないと感じた場合は、迷わず「読まない自由」を選ぶ事が出来ます。
書き手側・読み手側は双方の意思を尊重するよう心がけて下さい。
2.粗暴あるいは慇懃無礼な文体のレス、感情的・挑発的なレスは慎みましょう。
3.カプ・シチュ等の希望を出すのは構いませんが、度をわきまえましょう。
頻度や書き方によっては「乞食」として嫌われます。
4.書き手が作品投下途中に、読み手が割り込んでコメントする事が多発しています。
読み手もコメントする前に必ずリロードして確認しましょう。
前スレ ☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第115話☆
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12448/1355324984/
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まるで四足獣の動物が獲物へにじり寄るように、リインフォースへと近づいていく。
「なあ? なんで答えられんの? 私のベッドの上で、何しとったの?」
「あ、主はやて……あの……その……ひゃぅん!?」
唐突に、リインフォースの声が甘く蕩けるように弾んだ。
はやての指が、彼女の白く張りのある太腿の内側を撫でたからだ。
指先は腿の内をつぅと撫で、そこを湿らせている液体を掬い上げる。
とろりと粘り気のある愛液の雫。
はやては指を目の前で左右に広げ、指と指の間で糸を引く様を、わざとらしくリインフォースに見せつけた。
美女の顔は、一気に赤身を増した。
「これなんやろ? 汗と違うし、なあ? リインフォース? 何しとったん?」
「あ……ぅぅ……」
あまりの恥ずかしさに、リインフォースは顔を俯ける。
前髪をさらさらと揺らして恥じらう姿に、はやては背筋をぞくぞくと駆け昇る恍惚を覚えた。
――堪らない。
抵抗できない相手を、好きなように苛めるのがこうも愉しいとは。
今まで知らなかった娯楽の形が徐々に輪郭を作り出す感覚に、どうしようもなく胸が踊った。
性知識に関してそれほど造詣があるわけではないが、ある程度までは察している。
この指先の粘液が何なのか、リインフォースが何をしていたのか、分からないわけではない。
だがそれを敢えて彼女の口から言わせたかった。
「リインフォース。ちゃんと言わな私の融合騎失格になるよ?」
「……ッ!」
そう言うと、びくりとリインフォースの肩が震えた。
もちろん口からでまかせだが、主人を愛する彼女は怯えた顔になった。
「嫌ならちゃんと言って」
念を押す。
いよいよ持って追い詰められたリインフォースは、遂に観念したらしい。
「わ、私は……その……ここで」
「ここで?」
ずい、と身を乗り出し、首を傾げる。
リインフォースは、蚊の泣くような声で囁いた。
「ここで……お、オナニー、して……ました」
目尻に涙を溜め、真っ赤な顔で、彼女はそう告げた。
はやてはその時、紛れも無い最上の悦びが体の中を駆け抜ける感覚を覚えた。
何とも、この――愛する者を虐げる愉しさ――羞恥心によって辱めるのはこうも面白いのか。
ゾクゾクと身震いしながら、はやては顔を綻ばせる。
にっこりと、優しく笑って、言った。
「何? ちょっと声小さいなぁ、もっとはっきり言って?」
「……!」
残酷な申し出に、リインフォースの顔が歪む。
もちろん、はやてはにこにこと笑みを浮かべて、小悪魔のように首を傾げた。
獲物には逃れる術などなく、しばし身を戦慄かせたリインフォースも、主人の申し出に従うより他にない。
「だから……こ、ここで、オナニーしてましたッ!」
死んでしまいたいくらい恥ずかしい想いを味わいながら、リインフォースは涙目で大きな声を張り上げる。
その答えに満足いったのか、はやては溜息さえ零して、羞恥の声に聞き入った。
「そうかぁ、リインフォース。私のベッドでオナニーしとったんか」
うんうん、と頷きながら、はやてはさらに四つん這いのままリインフォースへ近づく。
何をされるのか、不安になったリインフォースだが、まるで不意打ちのように甘い電気が体に走り、体を震わせた。
「ひゃん!」
悩ましい白い太腿の間に手が突っ込まれたかと想えば、はやての細い指先が躊躇なく濡れた下着を上からなぞり上げた。
愛液で湿り、秘所にぴったり吸い付いた状態で、割れ目から陰核のあたりまでを一気に擦る。
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考えてもいなかった快楽の奇襲に、リインフォースの豊かな体が震え上がる。
その追い打ちとばかりに、はやてはわざとらしく優しい声で苛んだ。
「私のベッドで、私の匂い嗅ぎながら、こんなびちょびちょに濡らすまで体弄っとったんかぁ。へぇ〜、リインフォースって凄いヘンタイさんだったんやなぁ」
「い、いや……言わないでください……」
「だって本当やろ?」
「あんッ!」
言葉でたっぷり苛めながら、はやては下着の中に強引に指を突っ込んだ。
ぐちゅりと濡れそぼる蜜壺は、小さな少女の指を簡単に飲み込む。
まるで煮えた泥の中だった、湿り気と粘膜に柔らかく包まれる心地。
指を引き抜けば、先ほど太腿を触った時とは比べ物にならないくらいの粘り気が指に付いている。
「ほら、リインフォースのあそこ、ぐちょぐちょになっとるもん。気持よかったんやろ? 私のベッドでオナニーするの」
「あ……やだ……恥ずかしい」
指にたっぷり付いた蜜を見せつけられ、リインフォースは羞恥に涙を流しながら身をよじる。
なんと可愛らしく、なんと淫らで、なんと美しいのか。
美女を好きなように辱める事にはやては胸を躍らせる。
自然と自分の下半身も甘く疼いて、脚の間に湿り気が生まれているのを意識した。
リインフォースが責められて濡らしているように、はやてはその逆に、責める事で体を火照らせていた。
「ふふ、リインフォース、かわええなぁ」
愉しそうに笑みを深めて、はやては淫靡な愉悦に浸る。
ぺろりと見せ付けるように愛液の付いた指先を舐め上げた。
何とも言えぬいやらしい味。
それを見せられたリインフォースは圧倒されたように肩を震わせた。
そしてはやては唐突に、手を伸ばして豊満な胸を掴んだ。
「ひ!」
悲鳴、だがその響きは甘い。
はやては淫靡に笑いながら問いかける。
「でも、どうせなら直接私にされた方が気持ち良いんと違う? なあ?」
もう止まらなかった。
はやては湧き上がる歓喜と高揚のままに、リインフォースを責めようと考えた、思うままに、彼女を犯してやろうと。
愛液を味わった指を口から離し、唾液の糸を引かせながら伸ばす。
両手がセーターの裾を掴んだかと思えば、上にまくり上げた。
豊かな隆起を超え、弾みで巨大な乳房がブルンっと勢い良く揺れる。
黒のセーターとは真逆に、純白のブラジャーで包まれた胸、生地の上からでも頂上の突起が勃っているのが分かる。
はやては嬉しそうに笑いながら、ちいさな肉豆を指で軽く押し込んだ。
「ふぁん!」
「あはッ♪ なんや、乳首カチカチやなぁ、もしかして期待しとったん?」
「ちが……ちがいます! そんな事……」
「違う? ほんとに?」
「あんッ!」
疑問符を呟きながら、はやては下着の上から乳首をより強く抓る。
リインフォースの声は快感に甘く弾んで、豊かな体がびくびくと震えた。
うっすら涙の滲む表情は、目尻をさげて、瞳をとろんとさせて、なんとも欲情をそそる蕩け具合になっていた。
はやてはその顔をもっと見たくて、両手で胸を責める。
下着越しに揉みしだき、勃起して自己主張する乳首をこりこり弄る。
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その度に漏れる彼女の甘い鳴き声は、聞いているだけで鼓膜が溶けてしまいそうなくらい、甘美だった。
「だ、だめ……だめです主……ん!」
「だめだめ言う割に気持ち良さそうな声やなぁ? なあリインフォース、素直になってみ? どうして欲しい? ほら、自分の口で言ってみ?」
「やぁ……」
「もう、強情やな」
涙目で首を横に振るリインフォースの姿に、呆れたような声を零すはやて。
静かに口元を釣り上げ、笑みを深める。
笑いかけたまま、少女は片方の手をするすると下半身へ這わせ、しっとりと濡れた下着の中へ滑りこませた。
「〜ッ!!」
声にならない声を上げて背筋をびくりと仰け反らせるリインフォース。
すっかり熱を帯びた秘所に、はやてのしなやかな五指は冷たく、まさぐられるその心地に肌が粟立つ。
さすがにはやても女性器の構造まではよくわからないのか、指の動きは緩慢でぎこちなかったが、それが余計に次の責めを予測できない。
生まれる快感もまた、未知数の領域だった。
「ひ! や、ちょ……はんッ! だめ、だめです主! そんな……んぅ!」
リインフォースの反応を見ながら、徐々に手管を覚えているのか、ぐちゅぐちゅと音を立て秘所からは蜜の量が増していく。
膣口を指で掻き回し、柔肉をこね回すように、陰核も強引に包皮を剥いて押しつぶす。
銀の髪をシーツの上でくしゃくしゃにしながら喘ぐリインフォースの姿を観察しながら、はやてはこつを掴んでいった。
そして、あと一歩で彼女が頂きを上り詰めるという、その瞬間……
「ん! はぁ……もう……あっ……え?」
するりと、下着の中から手が引かれる。
愛撫を唐突に中断され、リインフォースの顔が絶望に染まった。
「あ、あるじ……どうして」
「え? だって、何して欲しいか教えてもらっとらんし。なあ?」
はやては悪戯っぽく笑う、それは爪でネズミを甚振る無邪気な猫の笑みだった。
嗜虐の悦びに満ちた声音で、少女はまた問いかける。
「ほら、どうして欲しいん? ちゃんと、その口で言って?」
「それは……」
ごくり、とリインフォースは唾を飲む。
もう体は完全に発情していて、疼く子宮の熱は抑えられない。
このまま、思い切りイキたい、はやての手で、彼女に責められて。
かろうじて残っていた理性の虚しい抵抗。
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それが破壊されるまで、時間はさして掛からなかった。
「して、ください……」
「もっと大きな声ではっきり」
「あぅ……」
自分が堕ちる、その感覚をはっきりと意識してゾクゾクしながら、リインフォースは、口を開いた。
「し、して……ください……主はやての手で、犯して! 私の体、めちゃくちゃにしてください!」
一気にまくし立てるように叫ぶリインフォース。
その言葉を聞き、はやては実に嬉しそうに笑った。
「うんうん、ええ子やね」
指にたっぷりついた愛液をいやらしく舐め上げながら、はやては膝を付いて体を起こす。
そして、ゆるりと自分の下半身に手を添えた。
「それなら、指よりもっと気持ち良いのでしよか」
「え……?」
はやての手から生まれる魔力光の輝き。
小さな魔法陣が形成され、少女の細い体がびくりと痙攣する。
「ん! ふぅ……はあ!」
艶を帯びた声を上げて、はやてが一段と強く震えた瞬間、腰のスカートの一部が盛り上がった。
いったい何が起きたのか、リインフォースが唖然とする前で、はやては薄笑いと共にスカートの裾をめくる。
するとそこには、女性ならばありえないものがそそり立っていた。
下着の間から飛び出す太い棒状の器官、幹にたっぷり血管を浮き上がらせた、赤黒い肉の塊。
ペニス――紛れも無い男性器。
びくびくと震える様から、どう考えてもはやての体の一部となっているのは明白だった。
位置的に陰核がそのまま巨大化しているのだろう。
「主、そ、それは……!?」
「魔法をちょっと応用してみたんよ。ほら、触ってみ。ちゃんと私の体なんよ、イッたら出るものも出ると思う」
ずい、と目の前に突き出される肉竿に、リインフォースは息を呑んだ。
凄まじい太さ、長さ、それに何とも言い難い生臭いような臭い。
エラの張ったカリ首のフォルムに目を背けたくなるが、これがはやてのものだと考えると、やはり胸の奥がどきどきする。
そっと幹に触れると、ぴくんと震える、そして、熱さをしっかり感じた。
こんなものを入れられたら、どうなってしまうのだろうか……
想像しただけでまた秘裂が淫液を分泌し、下腹部で子宮が疼く。
リインフォースが何を期待しているか、その表情だけで読み取ったはやては、しっかりとその欲求に答えてやる。
「ほんなら、脚開いてな」
「は、はい……」
言われるまま、リインフォースはその場で寝そべったまま、大きく脚を左右へ開く。
白い下着は濡れてとっくに着衣としての用を成していない、生地はぴったりと肌に吸い付いて、間から桃色の割れ目を晒していた。
はやてはそのショーツをさらに横へずらして、入るべき場所を見定める。
先ほど愛撫しただけあって、とっくに蹂躙を待ちわびてる膣口はぱくぱくと物欲しそうに蠢いていた。
「アハッ♪ リインフォースのおまんこ、もうこんなに、チンポ欲しい欲しい、言うてる。やらしいなぁ」
「あぅ……」
はっきりと言われ、あまりの恥ずかしさに真っ赤になるリインフォース。
だがそんな羞恥も快楽のスパイスなのか、とろりと愛液が流れ、体はより熱くなった。
はやては亀頭の先を入り口に添える、ぴたりと触れる、粘膜と粘膜。
それだけでリインフォースの体が震えた。
「じゃあ、私の初めて、リインフォースに上げるな」
「あ、はい……どうぞ、来てください……」
「うん」
ぐちゅ、と粘り気のある水音、小さな体の体重を掛けて媚肉を掻き分け、腰を沈める。
奥へ、もっと奥へ。
がっつくように体を押しこみ、遂に侵入は最奥で壁に突き当たった。
「「あぁああああ!!」」
二人の甘い声音が、重なって反響する。
膣を極太の肉棒で犯され、子宮口近くまで突かれる快感。
狭い粘液の壁にぴったりと吸い付かれ、扱かれ、奥の奥まで突く快感。
はやてもリインフォースも、お互いに初めて味わう快楽に、ただ一度の挿入で骨の髄まで染まってしまった。
「はぁ……すごい、こんな……リイン、フォースのおまんこ、きゅっきゅって締め付けて……チンポとけそぉ」
「あ、あるじの男性器も……凄いです……ひっ! あ、そんな……奥、ごりごりってぇ!」
二人、瞳をとろんと涙で潤ませた、発情期の雌の瞳で、体を重ね合う。
はやてが小さなお尻をストロークを付けて振ると、パチンッ、と汗で濡れた肌のぶつかる小気味良い音色が響いた。
少女は腰を振り、肉の凶器で膣を抉りながら、目の前の豊かな二つの山に手を伸ばす。
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まだ肌を隠していた邪魔なブラジャーを、乱暴ながらも的確にホックを解除して脱がす。
すると雪のような柔肌をした凄まじいボリュームの爆乳が全貌を現した。
色素の沈殿していない綺麗なベビーピンク色の乳首、乳頭は平均的だが、乳輪は胸全体のサイズに比例するようにやや大きく、それが余計にいやらしさい拍車をかけていた。
はやてはやんわり下から揉み、肌を撫でつつも指先を突起に這わせ、きゅっと抓り、捏ね回す。
乳首をこりこり弄くり回される快感、膣を奥まで肉棒で抉られる快感、二重の責めにたちまちリインフォースの顔は蕩けきった。
「ん、ほぉおおお!! すご、いひぃい……あん! はぁ! あるじ、だめ……お、おかしくなって……ふぁあ! しまい、ますぅ……」
銀髪を振り乱しながら、はやてが体を前後させる度にくぐもった甘い声で鳴くリインフォース。
その姿は管制人格でも、誇り高い騎士でもない、ただの一匹の雌だった。
少女の体が跳ねるように前後し、その太く逞しい肉棒で膣壁を、入り口から奥まで徹底的に擦り上げる。
技巧もへったくれもない、それはただ欲求と衝動に任せた力任せの行為だった。
全身の力を込めて腰を引き、引いてはまた全力で突き上げて。
その度に濡れた肌、肉と肉がぶつかる弾けるような音が響いた。
「あかん……リイン、フォースぅ……もう、だめ……はひぃッ……おまんこよしゅぎて……でる……もうでるぅ!」
涙と唾液で顔をくしゃくしゃにして、目尻をとろんと下げたはやてが、必死に腰を振りながら喘ぐ。
狭く、それでいて肉のひだが幾重にも絡みつく極上の媚肉、少女が味わうにはあまりに快楽が深すぎる。
硬い肉棒で子宮口をごりごりとこじ開け、何度も何度も前後させて叩きつけ、その動作は速く単調になって。
ついに昇り詰めた。
はやての背がぴんと反り返り、全身が緊張する、その瞬間――どっと溢れる熱。
濃く粘り気のある液体が、凄まじい勢いで子宮に注がれる。
「ああぁああ!! でる、でりゅうぅ……ふひぃああッ……わらひの、せーし! 孕ませじる、いっぱいぃい!!!」
理性も何もかも蕩けきった顔で、声で、はやてが全身をぶるぶると震わせながら、ありったけの白濁をぶち撒けた。
体中を痙攣させた事で、指先で掴んでいたリインフォースの胸、乳首の先端も一段と強く、ぎゅう、と捻り上げる。
体の奥に叩きつけられる熱やその快感を前に、美女もまた、快楽の奈落へといざなわれ。
「ひぃいうううあッッ! だめ、そんなッ……あつい、あるじ……はぁああ! ふぁあああああ!!!!」
豊満な体を小刻みに震わせ、リインフォースは深い深い、法悦の底へ落ちていく。
子宮に注がれ、それでもまだ足りず、結合部から泡を立てて溢れ出る精液。
彼女の体は人間を模したプログラムだし、はやてのそれは魔法の産物だが、これほど濃く大量のものを出されたらどうなのか……はやての言った孕むという言葉が、背徳的な妄想を掻き立てる。
理性やまともな思考力は白濁と共に溶かされて、残っていない。
奥にぶち撒けられた熱、体を焦がす欲望、目の前の相手への愛しさ。
それだけが、全て、それこそが全て。
「あぁ……あるじぃ……あるじ、はやて」
リインフォースは甘く溶けきった声で囁きながら、がっしりと二本の脚を、はやての小さな腰に絡めた。
彼女の中では、まだ凶悪な肉竿が硬く自己主張し、イッたばかりの膣内をごりごりと刺激し、陶酔をなお甘美に深めていた。
涙でうっとりと潤んだ瞳で、はやてはリインフォースを見下ろし、手を伸ばす。
「んッ……リイン、リインフォースぅ……もっと、な? もっとぉ……」
呼ぶ声とその手に、応えるように、リインフォースも手を差し出し、指と指を正面から重ねあう。
二人の両手は正面から強く握り合った。
ぎゅう、と力を込めて指を絡めながら、はやては訴えかけた。
「まだチンポ収まらへんの……だから、もっとエッチさせて……セックス、したい……リインフォースの中にッピュッピュって、出したいッ」
「はい、主……して、もっとたくさん出してください……私のからだ、めちゃくちゃにして!」
そうして、二人の激しい睦み合いは再び始まった。
ベッドが壊れるかと言うほど強く打ち付け合い、満たしても満たしてもまだ足りぬとばかりに、深い快楽を求め合う。
その淫らな時は、いつ果てるともなく続いた。
何度も、何度も。
終幕
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投下終了
やはりふたレズはよい・・・
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>>586
ふう……素晴らしかった
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今ラジオ聞いてたら「ルーテシアが当たる」って言ってて少しビビった
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エリオ君の精子がルーテシアにヒットしちゃったかぁ
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キャロルも当たるよ!
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ストリートファイターとかの格ゲーの女性キャラの、筋肉の凹凸がやたらと書き込まれたイラストを
見たら、vividも入浴シーンとかのヒロインが裸になるシーンで筋肉描写が凄い拘ってたりしたら、
果たして今より人気は出てただろうかと思った。
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>>591
各々の戦闘スタイルによって筋肉の描写が違う、とかだと割と俺得ではあるけど…
描写的に筋肉質っぽいリリカルなのはの女性キャラって正直アルフくらいしか浮かばないし、リリカル界隈でウケる可能性は低いんじゃないかと
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シグナムフェイト辺りは相当筋肉質なはずではある
後はフィジカルトレーニングが日課に含まれてるであろう
教導所属のなのはさんも
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>>593
合法ムキムキロリとか素晴らしいなヴィータさん
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個人的に一番ムキムキなのはトーレ姉様なイメージ
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ふっきん!( ゚∀゚)o彡°ふっきん!( ゚∀゚)o彡°
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スバルは細マッチョくらいにはなりませんかねぇ…
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スバルは筋力よりもアラレちゃん的なイメージかなぁ
でも同じ戦闘機人なトーレ姐は確かにマッチョなイメージ!ふしぎ!
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確かにスバルはウィングロードの上で「キーン」とかやってる姿が似合ってるw
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SHDの同人みたいなシグナムさんとか良いじゃない。
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機人のノーヴェからして「怪力」扱いされるリオちゃんマジ可愛い
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魔法戦では自分を軽く捻り潰せるくらい強い女の子をベッドで鳴かせる幸せ
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ジークとかすごく可愛く乱れそう
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「お股の防御力はゆるゆるだね」てシャンテに攻められる雷帝お嬢様
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ここまでみかやんとミウラなし
かわええのに
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>>604
毎日朝昼晩と執事と子づくりなんかしてるから……
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>>605
ミウラのエロはなかなか想像しづらいんだよなあ……一緒に練習してたロリショタみんなで乱交とかならともかく
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正直、エリオ女装させた方がはかどる
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>>608
フェイトさん落ち着いてください
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キャロ
「そうですよ落ち着いてください。今日は私の番って約束じゃないですか。
さあエリオくん、道具はフェイトさんに借りたからそのゴシックパンキッシュな女装姿で私をいぢめてね」
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フェイト「クロノって女装に興味ないかな」
なのは「フェイトちゃん、お仕事する手が止まっているよ?(今夜はユーノ君に女装させよ)」
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クロノ「相手を女装させるなら……」
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正直スカリエッティは衣装と化粧次第で女装映えする容姿だと思う
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いつも男前ななのはさんに女装させよう
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幼少時スカリエッティが女装させられて管理局の偉い人に玩具にされるだと?
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幼少時スカリエッティというと、StSコミックス116頁のアレか。滾るな。
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シグナムを男装させると見せかけてぶりぶりのふりふりでロリロリなドレスを着せて辱めよう
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逆にスポーティーな少年ルックなヴィータも一周回って可愛い感じかもしれんな
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ザフィーラに女装させてもギャグにしかならんか。
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ショターラならあるいは……
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シグナム→ヴィータBJ
ヴィータ→シャマルBJ
シャマル→ザフィーラBJ
ザフィーラ→シグナムBJ
ならギリギリいけそうな気がする
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>>621
ザフィーラ なのは
で画像検索で検索したら、まさしくそれが出てきた(上半身のみ)
後は、スバルのがカラーリング込みで違和感なく着れそう。
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>シグナム→ヴィータBJ
すごい罰ゲームにしか見えないんですがw
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そうか? 以外に似合いそう……というか、ヴォルケンリッターの騎士甲冑ってチェンジしても似合いそうな気もするんだが
ザフィーラのも見ようによってはスカートっぽいしさ
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ヴィータさんとA,sフェイトが交換するのが最強
異論は認める
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ユーノくんとなのはさんは?
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>>625
髪型をどうするのかkwsk
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イノセントでアインスがシグナムのBJを着たイラストがあったけど凄い似合ってたな
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シャマるんの爽やかライトグリーンはむしろユーノきゅんに着せたい
のはさておき、ザッフィーのはタンクトップ+腰巻き上着と似てるから女性陣も普通に着れそうだね
女性陣の甲冑をザッフィーに着せるのは足が問題になるんだな。オーバーニーとか……
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>>627
もちろん交換だ!
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ユーノ君の髪型したなのはさん…
それってよく考えたらシュテるんがそうだな
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流石にユーノとシュテルの髪型を一緒くたにするのはどうかと思うが
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じゃあ19歳(?)verの髪型で
ユーノの年齢ってなのはとおなじぐらいでいいんだっけ?
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ちょっとだけユーノがお兄さんなのか、ちょっとだけなのはがお姉さんなのか、それが問題だ
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ちょっとだけユーノがお兄さんなのか、ちょっとだけなのはがお姉さんなのか、それが問題だ
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ちょっとだけユーノがお姉さんなのか、ちょっとだけなのはがお兄さんなのか、それが問題だ
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>>スカート部分にはスリット入りは確定だな>ザッフィーwith女性陣甲冑
流れを切るようですいませんが、5分後からSS投下。タイトルは名前欄の通り。
ルーテシア&メガーヌ凌辱ものです、
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637での返信、なんでレス番号入れ忘れるかな・・・。629宛でした。
では「紫花が堕ちる時」、投下開始します。
・ルーテシア(メガーヌも少し)凌辱もの
・アブノーマルな状況有
以上の注意点に気を付けてください。
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ルーテシア・アルピーノ。
公式罪状:XAX4-16 テロリズム幇助
犯罪行為:テロリズム幇助・魔法法II-5違反・公務執行妨害
判決:隔離処分8年、魔力封印処置−6ランク
判決備考:隔離年数は再教育の状況による――
『ヒァ、あぅぁ、ハァァァ?!』
目の前で繰り広げられている光景がまだ受け入れられずに、ルーテシアは緩く頭を振った――イヤイヤをするように。そうすれば、この光景が消えるというように。
だが、消えない。母――メガーヌが男に嬲られているその様はモニターの向こう側で何も変わらずに続けられる。
「な、んで――ママが」
「10歳かそこらの子供と成人女性、どちらを犯したいかなんて、考えるまでも無いだろう?」
1+1は2である。当然のことを言うようにその男――胸元のネームプレートに『管理局 再教育担当官』と記された男は答えて来た。
「悪い事、をしたのはっわたし……っ」
ルーテシアは表情豊かな方ではない――まだスカリエッティの元、世間からは隔絶された場所で過ごした時間が長いせいか、普段はほとんど表情を崩さない。
そんな彼女が今にも泣きだしそうな、クシャクシャの表情で訴える。普通の感性の持ち主なら心打たれるのだろうが――担当官には通じない。通じないが故の再教育官だ。
「そうだな。だから君は罰を受けている。これもその一環だよ――メガーヌ・アルピーノがああして慰み者になっているのは君のせいだと、理解できていなかったかな?」
それは紛れもない屁理屈だ。犯罪を犯した者はその家族まで懲罰に巻き込まれるなど筋が通らない。だがそんな道理はここでは通用しない。
『ア、ダメ、イく!やめて、それ以上は!や、イヤァアアアア!』
『そうかイクか!たっぷりイキまくれ!あんたの中もヒクヒクいって悦んでるぜ!』
『ヤ、イヤ!い、イク、イクゥゥゥゥ!』
ベッドに押し倒されただただ男の為すがままだったメガーヌがビクン、と背中を跳ねさせて脱力する。メガーヌを犯していた男も一際強く腰を彼女の腰に打ちつけ、膣に精を吐き出した。
ズルリと引き抜かれた男根はさながら肉の槍のよう。先端から粘ついたザーメンを滴らせて、男は放心するメガーヌの顔にペニスを突きつけた。
正気が戻らないメガーヌに焦れたのか半開きの口にペニスを咥えさせると、前後にゆっくりとピストンさせる。メガーヌは瞳から涙を零しながらフェラチオで男に奉仕をするしかなかった。
せめて見まいと瞼を閉じるが、そうすることを見越したように、耳元で粘ついた声が囁く。
「やめさせたいか?」
「っ、本当に?」
突然の提案にハッと担当官を見上げると、嘲笑うような表情でルーテシアを覗き込んでいた。
「ああ。わたしに勝てたなら、だがね」
「……………」
最初に考えたのはこれが嘘ということだった。だが、自分の持ち物を思い出して内心で快哉を叫ぶ。今ルーテシアの手元にはデバイス、アスクレピオスがある。ストレージ型だが疑似AIは備わっているし、録音などをさせることも可能だ。
なにより。封印されているとはいえニアSランクに相当するだけの魔力をルーテシアは操っていた。やすやすと遅れはとる気がしない。
母を助ける。酌量の余地もあるとはいえ犯罪に手を染めても成し遂げると誓っていたことだ。今更あきらめることなどできない。
「……わかった。やる」
ルーテシアの答えに担当官は一つ頷き、
「一時的に封印は外しておいてやろう。後から難癖をつけられても困る」
自分を侮っているとしか思えない態度に静かに怒りを燃やしながら、ルーテシアはアスクレピオスを起動させた。ピンク色のワンピースから黒いドレスのようなバリアジャケットに衣装が変わる。
(大丈夫、勝ってママを助ける)
こんな下衆な男に、負けたりなんかしない。
-
こんな下衆な男にも勝てなかったよ……。
「もう一本、と」
「い、アアアアア!」
魔力の刃がルーテシアの胸元に突き刺さる。魔力ダメージに設定されているため身体には傷一つないが、
「すまないねルーテシアくん。魔力ダメージの痛みを消すほど器用ではなくてねぇ」
熟達者が使えば痛みを残さない、ということは逆に言えば、身体に傷をつけずに激痛を与えることもできるということ。
同じような魔力刃は肩や腹にも刺さり、ルーテシアを宙に縫い付けていた。
「いや、しかし思った以上に弱かったな。一度も攻撃が通らなかったじゃないか。ドクター・スカリエッティも程度が知れるか」
本来ルーテシアは召喚士だ。リミッターがなくても召喚獣なしでは本来の力は出し切れない。それでも、並の術者を大きく上回る出力があったルーテシアだが、彼女の攻撃は教育官の防御を抜けず、逆に障壁は、砲撃一発ではじけ飛んでいた。
その直撃だけでルーテシアの意識は吹き飛び、次に気が付いた時には刃で宙づりにされていた。この男が、機動六課の面々を上回る実力の持ち主だと、その段になってようやくルーテシアは気づいた。
「――だが、いい泣き顔だよ?無表情な子が泣き叫ぶ様子っていうのは、なかなかソソるな」
言いながらもう一本魔力刃を突き刺し、さらに刀身をグリグリと蠢かせる。意識が飛びそうになる激痛にルーテシアはただただ絶叫を迸らせた。
「ひぃっ!いやぁー!!う、ぎあぁあぁああ?!」
のけぞらせた顔からは常の無表情が霧散し、恐怖と激痛にゆがみ、ボロボロと涙が零れ落ちている。その涙も教育官にベロリと舐めとられ、一層ルーテシアの心を追い詰める。
魔力刃が蠢く度に悲鳴が部屋に響くが、男は眉ひとつ動かさず刃をグリグリと動かし続けた。やがて、
「アー、うぁぁぁ――っあ、あうぅ、アァァァァ」
絶叫がただの声の羅列になり、ルーテシアの身体から力が抜ける。グッタリとしたルーテシアを満足そうに眺め、教育官はようやく刺さっていた魔力刃を消した。両手足には入れ替わりにバインドがかけられ、宙づり状態は変わらないが。
「――もう抵抗できる余力はないな」
「あ、う、うぅ……」
ズタズタにされたバリアジャケットが痛々しい。その白い肌に目立つ傷もアザもないが、ルーテシアの身体はすでに暴力で蹂躙されていた。浅い呼吸のたびに、負っていないはずの痛みが少女を苛む。
そして、この責め苦がまだ「再教育」の始まりでしかないと、ルーテシアはすぐに思い知る。
グニグニとルーテシアの胸、まだろくに膨らんでいない乳房をまさぐっていた男が、自身のズボンに手をかける。ようやくに意識が戻ってきたルーテシアの視界に飛び込んできたのは、グロテスクな肉棒。そそり立つソレは太く大きく、棍棒と言ったほうが正しいようにルーテシアには思えた。
「さあ、ここからが本番だ」
「ほ、ん……ばん?」
呆けたような返事に、男は行動で答えた。ルーテシアのバリアジャケットのスカートとショーツを引きちぎると、まだうっすらとした割れ目しかない女陰に太い指をいきなり突き込んだ。
-
「っはぁっ、ぎぃぃ!」
疲れ果てていたルーテシアの口から、再び悲鳴がこぼれた。先ほどまでの、実在しない痛みとはまるで違う、現実の激痛。膣壁を指と爪がグチグチと耕していく。
「おおぅ、さすがに狭くてきついな」
指を動かすたびに、アッ、アッ、と途切れ途切れの悲鳴を漏らす幼女の様を教育官はしばし堪能していたが、ほどなく指を抜き、代わりにペニスの亀頭を押し付けた。
「え、嘘、そんなの――」
スカリエッティの下で受けた教育は倫理的には偏っているものだったが、知識や技術については社会全般のものとそう変わらない。だから、ルーテシアは性交の知識も持っている。同年代の子供と比べればよほど正確な知識を。
だからこそ、ソレは無いと反射的に思った。自分には初潮も来ていないし第2次性徴もまだだ。ソレをしたって赤ん坊が産まれることはない。性交は自分の遺伝子すなわち子孫を残す行為でありその点において人間と動物の間に違いはない性交は子供を赤ちゃんを産むためのものでそれ以外の理由で行うことは――
「――イヤァッ!」
教えられた知識が脳裏を走るが、そんなものは本能に突き刺さる恐怖にはかなわない。抵抗しようとするが、疲れ切り、また四肢を拘束された状態では精々が頭を振り回す程度。男の行動を止めるには程遠い。
一方教育官は、構わずにジワジワと押し込む力を強めていく。自分の身体が少しずつ変形する感触にルーテシアは顔を一層青ざめさせた。
「イヤ、イヤイヤイヤァッ!?」
そこにいるのは怯え震える無力な幼子。普通ならば憐れみを覚える様子だが、それが男に届くことはない。どころか悲鳴に猛っているのか、男根はよりその固さを増していく。
「あきらめて受け入れろ。こうなったのも、テロに加担した――そして才能があるお前が悪い」
魔導師としてのスキルが低ければ、普通の懲役刑に処されまっとうな罰を受けただろうに。男が哀れと思うのはその程度。
ヒッ、という悲鳴をルーテシアがあげるのと、容赦なく打ち込まれたペニスがルーテシアの膣内を穿つのが同時だった。割れ目に亀頭を埋めると、そのまま一気に腰を押し込んでいく。
「――!」
悲鳴が途絶える。
ルーテシアの中で、メリメリと肉が裂かれる感触が広がる。
時間が止まったかのように、ルーテシアは全身を硬直させた。あまりの衝撃に意識さえ一瞬途絶えたルーテシアの身体を、男は構わず貫き続ける。
そうすると、やがて男根がナニカにぶつかり動きを止めた。体格差のせいで男根も全部入ったわけではないが、これが奥、子宮口だろう。処女膜も破り子宮口を亀頭がノックしたのだ。
その感触をしばし味わい。来た道を戻ると途中でまた奥へと突入する。そのピストンを数度繰り返すと、ようやくルーテシアは意識を回復し、
「い、ギャァァァァ!?!いた、いたい、いたいいたいぃ?!」
上がった悲鳴に、男は一際強く腰を打ち付けて答える。
「ひゃぎゃあっ?!」
「当然だろう。罰の一環なんだから」
抜き差しされる男根は血で赤く染まっていた。処女膜どころか膣内の肉をも強引に抉り進んだその様は猟奇的でおぞましい。
「ひぎぃっ!きゃぅあ!ふぐぅあぁぁぁ!」
ドズン、ドズン、と奥を小突かれるたびにルーテシアの悲鳴が何度も上がる。それはまさしく凌辱だった。相手に快感を与える気など全くない、ただただ暴力的な性の蹂躙。
「ああ、やはりいいものだな。この――幼女の躰を力づくでこじ開けて引き裂いていくのは。締め付けが、違う!」
教育官の言う通り、ルーテシアの膣肉はその狭さと与えられた激痛にギュウッと締めあがり、痛いほどにペニスに食らいついていく。それを強引に引きはがしながらのピストンが男に与える快感は並大抵ではない。
「お、お、おぁ、おあぁぁぁ」
すでにルーテシアは失神寸前。だらりと舌を垂らして揺さぶられるその姿は無残と言っても差支えない。ガクガクを頭を揺さぶられ、ルーテシアの意識はさらに混濁していく。
胎内を犯されたことで溢れてきた愛液が滑りを良くしたせいで、却ってピストンのスピードは上がっていく。それがより一層の快感を教育官に与え、ペニスはさらに大きく、固くなってルーテシアを穿っていく。
「さあ、そろそろ奥で出すぞ!」
男の宣告に、かすかに残るルーテシアの意識は『終わり』が見えたことを意識した。この凌辱の終わりで、自分の中の『少女』の終わり。
(おわる、おわっちゃう……わたし、おかされて、どれいになるぅ)
留まることなく涙が流れ落ちる。
-
(ママ……ごめんなさい、わたし、わるいこ……)
ようやく平和に暮らせるはずだった母親のことを思う。今も自分のせいで輪姦の憂き目にあった母が、自分を温かく迎えてくれるなど思えない。
「ゴ、メンナ、サイ……」
誰への謝罪だったのか。わからないままに漏れた言葉は、男にも聞こえていたが、聞き入れるつもりはない。これがこの少女に下された刑罰なのだから。
「――さあ、いくぞ――」
膣穴ギリギリまで引かれた男根の感触に、これが終わりなのだとルーテシアは思った。これが奥をたたいた瞬間、精液が吐き出され自分の膣内を汚しつくすのだろう。
「――オオッ!」
男の掛け声とともに。一直線に突き出された男根は勢いよく子宮口を叩き、
「え」
同時にルーテシアのバインドが外され、重力に従って少女の身体が下へ――ペニスの側へ――入りきらなかった男根の根元まで落ちる。
男の方も、ルーテシアの奥深くへと腰を突き込む。ルーテシアの腰を掴んでいた腕を力一杯に己の側へ引き寄せて。
閉ざされていた子宮口を力ずくで押し広げ、その先にある場所――子宮まで。いや、その子宮のさらに奥。子宮の壁にまでペニスで穿ち貫いていく。
メキリ、と。何かが決定的に壊れる音が今度はハッキリと聞こえた。幻聴に過ぎないとしても、確かに、聞こえた。
「お、ごぇぇぇ」
もはや声でさえない音がルーテシアの口から洩れる。その口元には泡をふき、白目をむいた姿にはさながら廃墟の美しささえ感じられる。美しかったモノが完膚なきまでに破壊された、背徳の美が。
「いいぞ、この、ブッ壊した感じは!さあ、味わえ!」
少女の最奥で、男根はついにその欲望を吐き出した。抉りぬいたその赤子のための聖域を、白い精液で汚していく。勢いよく注ぎ込まれた精液はたやすく子宮を満たし、膣へと溢れていく。
その衝撃と熱さが、昇天していたルーテシアの意識を引きずり戻す。だが、それは少女にとっては救いではない。
「――ア、ァアァァァァァァァァァ……」
感じる熱さは、自分が奥の奥から汚されたことの証明なのだから。
-
ペニスに貫かれた姿で、ルーテシアを四肢をだらりとたれ下げていた。教育官が背中に回した腕がなければそのままのけ反ってしまいそうなほどに力は入らない。体力の限界もあるし、なにより精神がすでに動こうとする意志をなくしていた。
ズズ、と引き抜かれている男根の感触だけが、今ルーテシアの感じられる全て。それ以外のものは何も感じられない。手足の痙攣も、頬を流れる涙も、平穏な日常という夢も。
だが、それで終わりと思うのは間違いだった。
「――っくあぁぁぁ?!」
再び奥の奥まで貫かれた感触と痛みに、ルーテシアの意識が引きずり戻される。
「あ?う、うぇぇ?!」
目を白黒させるルーテシアの唇が男に容赦なく奪われる。舌がルーテシアの口内を蹂躙する、貪るような深いディープキス――それがファーストキスだと、呆けた思考の中でルーテシアは思った。
「終わりだとでも終わったか?まだまだこれからだ」
男の口調は変わらず平坦だったが、覗き込む瞳の中にはサディスティックに歪んだ光が見える。いうや否や、まだ形を残しているルーテシアのバリアジャケット、その胸元を力任せに引きずりおろす。乳房を晒されて、ルーテシアの顔が本能的な羞恥で赤く染まる。
「い、いやぁっ!?――アグゥっ!」
悲鳴は、男が乳首をギリッと捻りあげることで途絶えさせられる。
「やぁ、もう、いたいの……ヤァ」
「だろうな、だから、痛みが快楽になる薬をやろう。媚薬というやつだ」
どこからか取り出した液体入りの試験管。その中身を一度含むと教育官は再びディープキスを仕掛けてきた。口を閉ざすが、今度は鼻をつままれて呼吸を邪魔され、止む無く口を開けたところに液体を流し込まれる。
キスをされたままでは飲み干す以外に何もできず、ゴクリと嚥下する。全身が熱くなったのはそのすぐ後だ。
「あ、うあぁ、あつ、あふぅひぃ」
熱い、と言おうとするも呂律が回らない。乳首はギンギンと固く膨らみ、涙に暮れていた瞳はとろけるようにゆるんでいく。痛みや刺激が快感に変換され、少女の思考をも熱で溶かしていく。
そんな時に、再びドスン、と奥を抉られれば、その快感はルーテシアの意識を焼き切るほどに強烈だ。
「はひゃっ?!」
暗闇に落ちるのではなく、すべてが真っ白になるような未知の感覚。ルーテシアは気づかなかったが、その時少女の全身はビクッと大きく跳ねていた――映像越しに見たメガーヌと同じように。
「人生初イキはどうだった?」
「イ、ク……?」
「そうだ。今お前が経験したのが、『イク』ということだ。これからはイキそうになったら声に出すといい。俺たちはもっと興奮するからな」
レクチャーと同時、ぐりっと乳首が捻られるとともにもう一度、ペニスが子宮を抉る。
「あ、イヤァァァァッ!き、きもち、い――イクゥゥゥ?!」
そのひと突きで絶頂に達して。ルーテシアの手足は、気づけば男に絡み互いを更に密着させていた。
-
それから、ルーテシアは何度も何度も絶頂し、何度も何度も精液を子宮に放たれた。
男の性欲に限界などないというのか、何度射精しても固さを失わない男根の刺激は、ルーテシアの意識を何度も奪い、引きずり戻す。
明滅する視界と意識が、再び焦点を取り戻したとき。
ルーテシアの目に映ったのは、母の顔だった。
「――マ、マ?」
「ルー、テシア」
自分が仮死状態の間に娘が犯した罪でその身体を穢された母親は、泣きだしそうな我が子をギュ、と抱きしめた。
「だいじょうぶ、ママが、一緒だから、ね」
メガーヌの一言で、ルーテシアの瞳に光と、母に受け入れられている喜びの涙がこぼれだす。
「感動のシーンだが、続きと行こうか」
だがそんな光景も、凌辱者たちにはちょっとしたスパイス程度のものだ。声をかけられてようやくルーテシアは気づいた。メガーヌは男にまたがっていたことに。そしてその男が腰の動きでメガーヌの中を犯しだす。
「あっ、イク、ルーの前でぇ、イッチャうぅぅぅ?!」
媚薬を飲まされていたメガーヌは、先ほどまでのルーテシアと同様に一突きで絶頂に達した。ビクンッと全身を跳ねさせて踊るメガーヌの姿は、
「きれい……」
凄まじい雌の色気が、ルーテシアをしてそう言わしめた。
「喉が乾かないか?いい飲み物がそこにあるぞ」
教育官、自分を最初に淫獄に落とした男の声に、ルーテシアは自然と従う。たわわに揺れる乳房を捕まえ、その頂点の突起を吸い上げる。
途端に口の中に広がる甘い母乳の味。いくらでも飲みたいと思ってしまう本能に、ブレーキを踏む理性はもうルーテシアにはない。思うが儘に母乳を飲み干す。
「ひゃぁぁん!お、オッパイ、吸われてるぅぅー!ルーに、おっぱい、あげちぇイクっぅぅぅ」
一方のメガーヌもすでに快楽に呑み込まれていた。幼いといっても赤ん坊とは言えないルーテシアに母乳を吸われ、その感覚だけで彼女は絶頂していった。
「ハハッ、娘に母乳吸われたとたんに膣がギュウギュウ来たぜ!」
「娘を産んですぐに捕えられたそうだからな。身体はまだまだ牡がほしいんだろうさ」
「ルーテシアも淫乱な素質はありそうだ。一度薬を打っただけでもうこなれ始めてるぞ」
下卑た笑い声とともに男たちは乱れる母娘にその欲望の手を伸ばす。淫獄の夜が明けるにはまだまだ時間がある。
そうして、夜が終わるころ。
その全身を、髪の毛一本に至るまで精液や愛液で穢された母娘は、同じような壊れた笑みを浮かべたまま床に打ち捨てられていた。
-
こうして、わたしは――ママも一緒に肉奴隷になりました。
再教育として呼び出されれば、何人もの男の人たちに気を失うまでセックス漬けにされ。
あるいは、ママと一緒に一人の男の人にご奉仕をし。
あるいは、ローターやバイブ、電極なんかを使われてひたすらイキ狂わされたり。
おっぱいを吸い上げてママをひたすらイカセたり、逆にママにクリトリスを責められてイキ狂ったりもさせられたっけ。
最初はもちろんイヤでイヤで仕方なかったけど……いつの間にか、メチャクチャに犯されるのが待ち遠しくなるようになっちゃった。
……普段過ごしているマウクランは、確かに平和で穏やかで――何の刺激も変化もないから。
凌辱レイプなんて、人として間違ったことでも、退屈を消し飛ばすほどの刺激を与えられて、それに溺れちゃったみたい。
そして。
「ほう、新しいバリアジャケット、似合うじゃないか」
わたしの純潔を奪ったあの教育官に見せているのは、彼がアイデアを出してわたしが調整した新しいバリアジャケット。
前のバリアジャケットから変わったところは、二の腕あたりから伸びた袖パーツと――下着一枚の上にコートでも来たような、痴女一歩手前の胴体部分。
「や、やっぱり――恥ずかしいっ」
フェイト執務官のソニックフォームも相当にアレだけど、これはセックスアピールの点だとよっぽど破廉恥だ。
「……『腹を見せろ』とはいったが、その発想をしたのはお前だぞ」
責任転嫁失敗。自分でもなんでこんな形にしちゃったのかわからない。
「まあいいさ。お前からこちらをもっと悦ばせてくれるというなら大歓迎だ、ルーテシア」
ニヤニヤ笑いの教育官の指が、わたしのオマンコに触れる。ショーツの部分をずらせばそのまま中に押し入れるんだから、エッチをするなら便利な形だよね。
横になった教育官にまたがり、そそり立つオチンチンを膣の中にすべり込ませていく。何年も犯されていても、まだまだわたしは成長途中。教育官のオチンチンはまだ私には少し大きい。
「あふぅっ――ムグゥ!」
声が漏れた口に、別の男のオチンチンが差し込まれる。喉まで届く長い代物だ。危うくえづきそうになる。
「喉マンコの具合も相変わらずいいな。さすが1●歳のボディだ」
揶揄するような言い方だけど、わたしの身体で楽しみたいっていうのはよ〜く伝わってくる。口の中でビクンビクンしてるもの。
横目で見れば、ママも四つん這いで口とオマンコを犯されている。ママの衣装はエプロン一枚。裸エプロンといって、男のロマンなんだそうだ。
……腰の動きもフェラチオの色気も、わたしはまだ足元にも及ばない。凌辱教育の期間は同じはずなのに、なんでだろうと思わなくもない。
と、気を逸らしてたせいでわたしの方が、フェラチオの絶頂タイミングを見誤っちゃった。おおうっって男の人の唸りとともに、口の中にザーメンがドクドク出される。
飲み干せればよかったけど、わたしも準備ができてなかったから、せき込んでザーメンが口からこぼれちゃった。
ザーメンが胸の谷間を伝っていく。
膨らんだお腹を汚しながら垂れていく。
-
「――へへっ、これはこれで色っぽいじゃねえか」
フェラでお相手してた男の人が、ちょっと悔しそうに言う。ああ、これは何回も犯されちゃうなぁ。
「あ、あかちゃんがびっくりしちゃう……」
「マンコを犯されてるのに今更だな」
「ンンッ」
教育官が一際強く突き込むと、子宮口がこじ開けられそうになる。赤ちゃんに当たっちゃうよ……。
そうそう。わたし、いま妊娠してます。『お腹が見えるバリアジャケット』っていうアイデアも、孕んだお腹をアピールするためのものです。初めての出産も、もうそんなに遠くはないはず。
ママも今は大きなお腹を揺らしながらセックスしてます。ママはこれで3回目。ボテ腹セックスにももう慣れたみたい。あんな色っぽい笑顔でアンアン言ってるもの。
――ナンバーズのみんなは管理局とかでお世話になってます。局のお仕事とかを手伝っているそうだけど、実はそれが戦闘機人の稼働データ収集のため、っていうのは、気づいているのかな?
教育官から聞きました。もともと戦闘機人が禁じられたのは『成功率が低いから』。作成成功率が上がれば将来制限は無くせるそうです。ナンバーズのみんなはそのための情報サンプル。テロを起こしておいて今では局員として働けるなんて、受けた教育が間違っていた―ってだけじゃ説明つかないよね。
そしてわたしの『再教育』もおんなじ。
わたしは、後から生体改造をしても余裕がある体質なの。レリックを埋め込まれて何年も普通に生きていられたわたしがその証明。ついでいえばそれを抜きにしてもママは素質ある魔導師を産む母体として優れているんだとか。
だから、わたしたちはたくさん孕んで子供を産む。産まれた子は孤児院に預けられて、素質があれば管理局にスカウトされる。そうして、優秀な魔導師を少しでも増やしていく。それがわたしの『再教育』の本性。
そんなのおかしい?受け入れるなんて狂ってる?
……うん、きっとそうだよね。最初の『再教育』で、きっとわたしもママもどこかおかしくなっちゃんだろうね。でも――
「ああっ、もっと!もっと激しくぅ!イクの、まだイクのぉ!ルーの、いもうと、もっとぉぉぉぉ!」
「ひゃぁぁぁ!や、やしゃひくしてぇ!!あかひゃん、こわがっちゃうぅぅぅ、アッアッアッ、い、イッチャうぅぁあああああ!」
――わたしもママも。例え刑期が終わってもここからは抜けられない。だって。エッチなこと全部が気持ちいいんだもん。
淫らな闇に落ちた紫の花が2つ。無限の欲に穢されて、花は更なる淫獄に落ちていく。
-
以上、投下終了です。
通し番号で1が重複してしまいましたが、修正方法がわからないのでスルーしてください。
ルーテシアが無人世界で建築家やってたり、新しいバリアジャケットが痴女まがいだったりした頃に浮かんだネタを、ようやく形に出来ました。
…まさかルーテシアが嘱託魔導師になってるなんて思わなかったよ。無人世界に閉じこもってたはずなのに。
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>>647
やっぱ親子子宮攻めは最高だぜGJw
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GJGJ
親子丼まで後一歩だ!
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メガーヌさんはルーの罪状を軽くしたり待遇を良くしてもらう為に
実は管理局のお偉いさんに身体を売ってたりしてな
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それを知らないルーは、メガーヌの治療のために
管理局のお偉いさんに身体を売っているんだよ
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賢者の贈り物のような心温まる話ですな
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>>651
???「任せとき、うちの守護騎士には治療のスペシャリストもおるからな!」
>>650
???「勿論や。あない親思いな良い娘のために人肌、もとい一肌脱ごうと思わないなんて人間や無い」
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>>653
ルールーの胸元が急成長したのはやっぱりそういう…
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>>653
ひゃっはー汚いタヌキがいたもんだぜ!
・・・いつからこんなシチュが似合う腹黒キャラになったんだろう。教えて偉い人
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車椅子じゃなくなって薄幸属性を投げ捨てたときだな
車椅子のときはバイブ装着で車椅子に乗せられて涙目になるのがかわいいキャラであった
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変わっちまったなタヌキー
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広域Sランクの魔導が彼女を変えてしまったのだろうか
フェイトちゃんはstsでもあんまりキャラ変わってなかったような気がするけど、考えてみたら初登場から戦闘力の変化が一番少ない人だった
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まあ魔導を得た経緯で綺麗事じゃないことを心底知ってしまったからなあ
ギリアム提督はホンマに業が深い
フェイトちゃんは最初から知っていたので変わらない
なのははユーノ先生頑張った
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V見てるとはやては局員になるよりも小学校の先生とかの方が天職っぽく見えるな
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>なのははユーノ先生頑張った
なんか突然、夜の魔法訓練と称して、バインドした相手を快楽責めにする魔法とか教えてる鬼畜ユーノ君(9)が降りて来たんだがw
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そしてそのテクニックで今度はなのはがフェイトを責める!
フェイトもユーノ君にテクを襲わって今度は二人でヴィータとシグナムを責める!
以下順次範囲拡大……
これか!
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結婚してからご無沙汰になってしまって
しょうがなくユーノの服を着て自慰にふけるなのは
ってのもいいかもしれない
はやゲンでもいいかもしれない
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>>663
その頃ユーノはカンヅメになった司書長室になのはの服を持ち込んで
司書に見つかって貞操のピンチか
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ユーノ「偽装は完璧。これはなのはのBJを模したコスプレ衣装(手作り)さ!」
ただし下着のみ本物
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司書「こないだ司書長室に行ったら、教導隊の高町一等空尉と同じBJを展開してた金髪の美少女がいたんだが、一体誰なんだ?
なんか、どっかで見た覚えがあるような気もするんだが……」
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司書「まさか謎の美少女の正体が司書長だったなんて!? いや、それでも良し。むしろそれが良しっ!」
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司書「現在深夜0:00。今宵はハロウィンです。録画機能のあるデバイスで自画撮りです。
司書長のバリアジャケットのコスプレをして金髪に変装して、似た姿で目の前に現れて司書長をびっくりさせたいと思います。
では、今から司書長が残業してるはずの部屋へ向かいます」
(移動中)
??「ユーノくうぅぅん! トリックオアトリィィトッ! むしろセクシュアルにトリーーート!」
司書「窓から…白い影!? ツインテール…!? 私に…迫って…ああ、窓に…窓に…
ひあああ、らめえーーッ 押し倒されて私のぱんつのなかに手が…すべすべした手が…まさぐって…!
バインドで縛りあげてそんなところを舐め舐めされたららめえーーー!」
執務官「無限書庫の廊下で事件があったんだ。これは犯行現場に落ちていた女性司書の持ってたデバイスの録画映像」
教導官「嫌な…事件だったね。テンション上がりまくってて違和感感じなかったけど、ちんちんが無くて割れ目だけだったからね…」
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おい犯人自供してるぞ逮捕しろよ執務官www
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なのはさんマジ肉食獣ww
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>>647
投下GJです ご新規の方でしょうか、まだここに新規の職人さんが来られるとは嬉しい限り
負けじと、というわけでありませんが、投下します
クロユノホモSS R−18 シリアス
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愛の地獄
「はぁ……あぁああッ!! いい、いいよ……クロノくん! そこ……んほぉお!! クロノくんのチンポ良い! もっと突いて! 突き上げてぇええ!!」
ベッドのシーツの上で、髪を振り乱し、実った乳房をぶるぶると揺らしながら女は喘ぐ。
栗色の髪を伸ばした、程よい肉付きの女体、エイミィ・リミエッタの体。
普段の快活で爛漫とした性格とは裏腹に、色と恋に染まるベッドでの彼女は、あられもないほどに雌だった。
だらしなく舌を伸ばして快楽に耽る様は、発情期のメス犬さながらの乱れようだ。
「――」
乞われるまま腰を突き上げてエイミィを攻めながら、肉棒を締め付ける快感をよそに、しかしクロノの心はいささか落胆していた。
エイミィとの仲は長い、それこそ執務官になる以前、訓練生の頃からの腐れ縁だ。
誰であろうと物怖じせず接する、明るく朗らかな少女、それがエイミィだった。
堅物で真面目が過ぎる自分とはまるで違う彼女の姿に、励まされた事は何度もある。
いつしか思春期を過ぎ、互いに強く異性を感じるようになって、二人の関係は友人や執務官と補佐官のそれを超えた。
深く愛し求めたというよりは、他に選ぶ相手がいなかった為に落ちるところに落ちた、クロノはそう感じていた。
彼女に決して幻想を抱いていたわけではない、だが夜を共にした姿の生々しさは、クロノにとってあまりに衝撃的だった。
「ひぃあああッ! クロノくんのチンポすごぉいい……そこ、いいよ……ふぎぃいああ!!」
茶色の乳首と乳輪が残像を作るほど胸を揺すりながら、自分から腰を動かしてクロノの肉棒を擦り上げるエイミィ。
快楽によがる顔に、品性や羞恥心は欠片もない。
それこそが女たるものの真性の姿なのだろうか、それともエイミィが人一倍浅ましいだけなのか。
判断できるほどにクロノは女を知らなかった、なにせ童貞を捨てたのはエイミィだから、他の女の痴態など比べようもない。
かといって今更拒む理由もなく、クロノは求められるままにエイミィを抱き、貫く。
「……ん」
微かな呻きと共に、ぶるりと身震いする。
摩擦刺激への当然の反応として、彼は射精した。
感慨もなく、興奮も薄い、ただ出すだけ出す白濁。
エイミィは満足したように陶酔に堕ちた。
「はぁあ……出てる、でてるよぉ……クロノくんのザーメン……あはッ……あつい……あああぁあ」
抱きつき、唇まで貪りながら、嬉し涙さえ浮かべるエイミィ。
浅ましく舌をねじ込んでくるキスに、クロノも応えてキスをする。
(恋愛ってのは、こういうものなのかな)
どこか蛋白に達観した心の奥でそう想いながら、青年執務官の心は虚ろさを感じていた。
□
長く、広く、深く、大きな、不可思議な空間。
本棚というものが異常なほど奇形的に変化して作られたそこは、無限書庫という。
空間的に魔法技術で圧縮された図書設備を時空管理局が管理運営している、全次元屈指の情報の海だ。
無重力の書庫には足場が伸ばされ、整理されているのかどうかも分からない本が時折浮かんでいる。
そんな中、佇む人影が一つ。
ワイシャツ姿の細身、リボンでくくった長いブロンドの髪を伸ばすのは、眼鏡を掛けた知性を感じさせる美貌だった。
一目見れば女性と見紛うばかりの麗しい顔立ちであるが、れっきとした男性。
彼の名はユーノ・スクライア、ここ無限書庫の司書を勤める若き魔導師だ。
周囲に魔法陣を展開し、同時に本を幾つも読み取り、解析し、分類化する。
無造作に数多の情報を詰め込まれた無限書庫で整理を続ける、司書の日常的な業務だった。
目を細め、脳内に流れ込む情報を精査するユーノの横顔は、その美貌も相まって深淵さを感じる。
-
まるで誰か稀代の芸術家がその才能を以って彫り上げた彫刻のように無駄がなく、完璧に整った顔には、ある種近寄りがたいものさえあった。
「ユーノ。今大丈夫か?」
そんな少年に、憚る事もなく声を掛ける者が居た。
黒髪を揺らす青年、クロノ・ハラオウン。
本の解析を邪魔されたユーノは彼に視線を向け、しかし笑顔で応える。
二人は、これくらいで気を悪くするほど短い付き合いではなかった。
「ああ、大丈夫だよ」
術式はそのままストップし、クロノへ向き直るユーノ。
腕を組んだ少年は、意地悪そうに笑みを浮かべる。
「また僕に資料の請求かい? 執務官」
「まあ、そんなところだ。頼めるか?」
「嫌だと言っても押し通す癖に」
「悪いな」
「良いよ。今に始まった事じゃないしね」
互いに苦笑を浮かべるユーノとクロノ。
初めて出会ってから、今年でそろそろ五年ほど経つだろうか。
片や二十歳、片や十四歳、執務官として司書として協力関係をずっと続けていた。
第一線で活躍する執務官のクロノは事件や裁判に必要な資料や情報をユーノに求め、司書であるユーノはそんなクロノの望みに答えて最適なものを迅速に提供する。
クロノはユーノに助けられ、ユーノもまた様々な事件・事故を解決する役に立つ事を誇りに感じていた。
正に腐れ縁というやつだ。
「で? 詳細は?」
「これだ」
クロノの投げたメモリチップを手に取り、ユーノは魔法でさっと中に書き込まれた文書を読み取る。
司書として数年の経験を経た彼はそれだけで仔細を把握した。
「分かった。二日以内に提出しとくよ」
「助かる」
「別に、大した事じゃないさ。にしてもクロノ、こんなにいつも事件ばかり追ってて大丈夫かい?」
「そんな事で泣き事を抜かしてたら執務官は務まらないよ」
「そうじゃなくてさ」
「ん?」
「エイミィさんとの事だよ。あんまり仕事ばっかりかまけてると逃げられちゃうよ?」
「……ちょ、おいユーノ、お前まで」
クロノの顔に苦笑いが浮かぶ。
別に人前でいちゃついた事もなければ、おおっぴらに吹聴した事もないのだが、ユーノにまで自分たちの事が伝わっているとは。
人の口に戸は立てられぬのはわかっているのだが。
「別に捜査をしているからって、エイミィをないがしろにしてるわけじゃない……彼女は僕の補佐官だ、いつも一緒に居るさ」
いつも一緒に、いつもと変わらず、今まで通りに。
ただ関係性だけが変わった。
その事に、クロノは未だに戸惑っていた。
幼少の頃から美しい女性に囲まれて育った彼だが、あまりに頑なに育ち過ぎたのかもしれない。
付き合いこそ何年も前から在るが、恋人というものに変化した仲を受け止めるやり方が分からないのだ。
果たしてこれから先、自分はエイミィときちんと向き合っていけるのかどうか。
-
その不安を紛らわせるように、クロノは話の矛先を変える。
「そういうお前こそどうなんだ。最近は随分と書庫の仕事で忙しいそうじゃないか。なのはともろくに会えてないんだろ?」
「どうしてそこでなのはが出てくるのさ」
「初めて会った頃からもう何年も経つんだ、二人共そろそろただの友達から先に進んでも良い頃合いじゃないのか」
「……」
クロノの言葉に、ユーノは返答に窮したのか、曖昧な微笑を浮かべるだけだった。
「それじゃあ、よろしく頼むぞ」
「ああ、うん。クロノはこれからまだ仕事?」
「そうだな。もう少し本局で調べ物をして行くよ」
踵を返し、去っていくクロノ。
その背中を、ユーノは目を眇めて見送る。
「なのはと、か……」
ふと反芻するのは、クロノの口にした名前だ。
高町なのは、かれこれ五年の付き合いになる友人であり、ユーノの人生にある種の転機を与えた少女でもある。
彼女がいなければ今の無限書庫司書というユーノの立場はなかっただろう。
異性としては最も深く付き合いのある人物という事もあり、クロノは何かと関係を茶化すような事を言う。
その度に、ユーノの心は軋んだ。
なのはの事を嫌っているわけではない、だが恋愛感情を抱いてもいなかった。
傍から見ればお似合いのカップルに見えるのだろうか。
勘違いされる事をそれほど気にはしないが、クロノに言われるのは辛かった。
「……」
去りゆく彼の背中を、ユーノは言葉もなく見続けた。
消えるまで、ずっと。
□
クロノが家に帰り着いた時、もう時計の針は夜十時を回っていた。
事件資料を読み漁るのに夢中になり過ぎたらしい。
「遅いよクロノ君」
「あ、エイミィ」
居間で待っていたエイミィ、眉をしかめた彼女の顔を見た瞬間、今日は家族と一緒に食事をしようと約束していた事を思い出した。
「すまない、ちょっと調べ物で本局に行ってたんだ」
何年も一緒に仕事をしてきた補佐官のエイミィだ、こう言えば分かってくれると思っていた。
だがしかし、意に反して彼に掛けられた言葉は辛辣だった。
「本当? まさか女の子となんて一緒じゃなかったよね」
「なッ……エイミィ、何言ってるんだ。そんなわけないだろ」
恋人の不実を疑うその眼差しに、クロノは驚く。
確かに約束を反故にしたのは自分だが、まさかそれだけで貞節に疑問を抱くとは。
-
自分の事を信頼してくれていないのか、もし自分が逆の立場だったとしてもクロノは決してエイミィを疑うような事はないというのに。
「だって心配なんだもん。連絡くらいしてくれれも良いでしょ?」
「ああ、それはそうだけど……」
言葉に窮して押し黙るクロノ。
エイミィは恋人という関係になってから変わった、そう確信する。
前はこのくらいの事で小言を言うような女性ではなかった、おおらかで快活だった、だが一度男と女の関係になってからと言えばどうだ。
絡みつき、纏わり付くような粘着質な愛、相手を束縛しようとする所有欲もあからさまに。
クロノはむしろ、それこそが不実であるように思えてならなかった。
真に愛し敬うのであれば、信頼こそあるべきではないだろうか。
なぜもっとさらりとした愛を持てないのか。
助けを求めるような視線を、ちょうど居間にいたリンディに向ける。
すると母は、微笑して言った。
「クロノ。エイミィを大事にしないとだめよ」
「……」
彼女の言は、自分ではなくエイミィを擁護するものだった。
優しく微笑みながら、目はきっと叱るように自分を見る。
エイミィとの仲を強く薦めたのも彼女だし、女としてエイミィの愛をよく理解しているのだろう。
疎外感を受け止めながら、クロノはそれ以上反論する事なく、黙って頷くしかなかった。
□
本局のカフェラウンジ、といっても、ある時刻を過ぎたあたりからはバーになる。
その店でクロノは一人グラスを煽っていた。
あれ以来、あまり帰宅しないで本局で過ごすようになっていた。
もっと女の扱いに慣れていれば、こんな事もなかったのだろうか。
二十歳になるまでろくに異性と付き合った試しもなく、それが旧知の友人であったクロノには想像するよりない。
一体何杯目になるのか分からない酒の味は、決して美味いものではなかった。
だがそんなアルコールでも、彼を鬱陶しい現実から遠ざけるのには役立つ。
「クロノ。どうしたんだい、こんなところで」
「ユーノか」
唐突に後ろから呼び止める声に振り向けば、立っていたのはブロンドの美青年、ユーノ・スクライアだった。
「意外だな。君がこんな時間まで飲んでるなんて」
「僕にだって飲みたい時はあるさ」
「そう」
一言呟き、ユーノは隣の席に座る。
そして同じように酒を頼んでグラスを傾けた。
何も言わず、ただ傍に居る、居てくれる。
クロノにはそれが何より嬉しかった。
「……」
お互い無言のまま、静かで満たされた時が過ぎる。
クロノはその日、いつにないほど飲んだ。
□
「ああ、もう……クロノ、ちゃんと歩いてってば」
「ん……あぁ」
肩を貸し、歩かせながら、ユーノは必死に前へと進む。
そしてようやく辿り着いたソファにクロノの体を預けた。
場所は無限書庫、その中にある司書用の仮眠室だ。
-
書庫の設備拡張に合わせて新しく作られた部屋で、ソファにベッド、シャワーまで完備したいる。
時刻は午前二時頃、誰も居ない書庫なら気兼ねする事なく使える。
「まったく、君らしくもないね」
呆れたような口調で、ユーノは呟く。
今夜のクロノは彼らしくもなく、飲み明かした。
ユーノの言葉も今や聞こえていないらしく、すぅすぅと寝息を立てている。
そんな彼の姿に苦笑して、ユーノは備え付けの小さな冷蔵庫に入れていたミネラルウォーターのペットボトルを開けて飲む。
ここ最近、クロノが何か気疲れしているように見えているのを、ユーノも分かってはいる。
それがエイミィとの関係に類するものというのも察しはついた。
だが、そうだとしても、口を出すのは憚られた。
「クロノ……」
もし自分の性別が違えば、もし立場が違うのなら、ユーノはこの機に乗じて隙間に入り込む事もできただろうか。
そう考えてしまう自分を止められなかった。
じっと、クロノを見つめる。
眠る彼、今まで見たどんな姿より無防備で、あどけない寝顔。
体の中に残るアルコールの為か、血の巡りは良く、肌に火照りを感じる。
それが一層心を掻き乱した。
いつの間にか、腰を上げたユーノは、ゆっくりと歩み寄り、クロノを見下ろしていた。
指を伸ばし、触れる。
前髪を払って顔を覗き、頬に触れ……顔を寄せる。
「クロノ……」
もう一度、傍で彼の名を呼ぶ。
いつ頃からだろうか、普段は堅物の執務官として通る彼の、時折見せる笑顔や優しさに惹かれていたのは。
そしてその気持に気付き、必死に抑えるようにしていたのは。
道ならぬ想い、もし打ち明ければ今の関係を破壊してしまうその心を、ユーノは自戒し続けてきた。
もちろん、この先も永遠に語る気はない。
望むのは彼の幸せ、ならば、決して口にしてはならない。
だが今宵、誰もいない二人だけの空間で、ユーノは自分を少しだけ抑えきれなくなっていた。
「……」
言葉もなく、じっと見つめ、見つめ続けて。
顔を寄せ、遂に重ねる。
そっと唇と唇を触れ合わせて、ユーノは初めてのキスをした。
長くも短くも感じられる時間の中、満たされる心。
顔を離し、ユーノは恍惚の余韻に悩ましいほどの吐息を零し。
刹那の後に戦慄した。
目の前で、クロノの目蓋が開き、その双眸が彼を見つめた。
ユーノは戦慄に言葉を失う。
「ぅ……あ、うあ」
足元の床が泥沼にでもなったかのように、平衡感覚が揺らぐ。
喪失感に目眩がした。
してはならない、悟られてはならない、そう自分に課してきた礎が崩壊した瞬間。
思わず羞恥に顔を背ける。
小刻みに震えるユーノの姿に、クロノはただ呆然と見つめるばかり。
「ユーノ、お前」
その一語の響きの中には、クロノが全てを察したという理解がありありと滲んでいた。
涙が出た。
苦しみに胸が軋む。
(恥ずかしい……死にたい)
目元を乱暴に拭い、ユーノはクロノに背を向ける。
これ以上ここに居続ける気にはなれなかった、今すぐ逃げたかった。
「ごめん……忘れて、お願いだから」
蚊の泣くような声で告げて、部屋から逃げ出そうと足を踏み出し、
「待て!」
その手を、クロノが繋ぎ止めた。
□
ユーノの細い手を、握りしめる。
それは何か考えがあってした事ではない、反射的にしてしまった事だった。
-
あまりにも予想外の連続で、どうすれば良いのかまるで分からない。
ユーノがした事、自分がされた事、そこから導き出される結論は、そう難しい事ではなかった。
同性愛というものが在る事は知っているし特別な嫌悪感や差別心こそないが、まさか自分がその対象として見られるなど考えた事などなかった。
だが涙に頬を濡らすユーノの顔、その悲壮な様はあまりに痛ましく、放っておくわけにはいかなかった。
「は、離して……」
自分を見つめるクロノの眼差し、それが耐えられないとばかりに顔を背け、消え入りそうな声で呟くユーノ。
震える手は細く、白く。
羞恥に赤く染まる顔は息を呑むほどの美しさだった。
人を、これほど可憐だと想った事は、果たして今まであるだろうか。
「……」
ふと、クロノは考えてしまう、比較してしまう。
同じ、自分を愛してくれる存在として、エイミィとユーノの違いは何かと。
かつては快活で気の置けない幼なじみだったエイミィ、だが今やその情念は疎ましいほどの粘り気に満ちて、クロノを自分だけのものにしようと絡みつく。
片や、ユーノの想いは胸の内に咲く一輪の花のように清楚で、無碍にすれば散ってしまいそうなほど繊細だった。
何時の頃からユーノは自分にその想いを抱き始めていたのだろうか。
何時の頃から想いを秘してきたのか。
そのいじらしさを考えるほどに、クロノの胸は熱くなった。
さらりと金色の前髪を揺らす美貌、怯えを含んだ眼差し。
手折って良いのか、この花を。
自分が彼と一緒にいる時間、安らぎを得たという事実を噛みしめる。
ならば、離すわけにはいかなかった。
クロノの腕は少年の細い腰を抱き寄せ、顔を寄せる。
二人は再び繋がった。
「――んッ」
ユーノが驚き、体を緊張させるのが伝わってくる。
だが自分の気持ちを相手に流し込むように、クロノはなお一層強く、唇を押し当てた。
力を込めれば折れてしまいそうな細いユーノの体を、彼は包み込むように抱く。
いつしか、ユーノの体からはすっと力が消えた。
クロノはそれを感じ取ると、一度体を離す。
長いまつ毛の下で濡れた瞳が、震えながら自分を見上げていた。
「ク、クロノ……あの……僕は」
決して受け入れられる事はないと思っていた気持ちを受け入れられ、ユーノは戸惑い、怯えていた。
儚く脆い美しさを前に、クロノは白い彼の頬を優しく撫でる。
「良いんだ」
ただ一言だけ告げて、細い肢体を組み伏せた。
ちょうど寝床が近かったのは幸いだった。
白いシーツの上に、ユーノのブロンドがふわりと広がる。
ワイシャツの前を肌蹴てやれば、眩い柔肌が露わになった。
クロノは息を呑む。
エイミィの体を抱き、女の肌というものは知っているつもりだったが、ユーノのそれは今まで見たどんな体より綺麗だった。
白く澄み、一点のくすみもなく、手を乗せるとすべらかで陶器のようだ。
「あ、クロノ……やだ、はずかしいよ……」
翡翠色の瞳で弱々しく自分を見上げるユーノの姿は、クロノの心をどうしようもなくときめかせる。
その恥じらい、奥ゆかしさ、それはエイミィの見せる女ぶりより、よほど胸を熱くさせた。
もはや我慢ならず、クロノはユーノの肌に吸い付いた。
「んッ……はぁ」
舌を這わせて味わえば、少女の如き高いソプラノの声が甘く鳴く。
-
さらに貪欲な彼の手は服の下も脱がせた。
ベルトを外し、乱暴なほどの手つきで下着まで下ろすと、ユーノ自身はとっくに硬くなっていた。
ゆっくり撫で上げると、びくりと震えた、今にも達してしまいそうだった。
「ユーノ、体起こすぞ」
「え、ちょ……うわ!」
肩を掴むや、くるりとユーノを裏返す。
服を剥けば小ぶりで綺麗な尻が丸見えになった。
自分の指に唾を付けて、つぷり、と差し込む。
「あぅッ」
喘ぎを零しながら、ユーノはベッドのシーツを握りしめた。
クロノの愛撫は手慣れたもので、初めて異物を受け入れる菊座をゆっくりと慣らしていく。
エイミィとの夫婦生活でこちらの使い方もすっかり覚えていた。
入り口をほぐすと、クロノはちょうど財布に閉まっていたゴムを取り出す。
ローションを絡めてあるタイプなのは幸いした。
取り出したものに被せると、ほぐしたてのユーノの菊座に先端を押し当てる。
「ユーノ、辛かったら言ってくれ」
その言葉に、ユーノはコクリと頷いて応える。
腰を静かに沈めて、新入していく。
初めてなのだから当たり前だが、きつく、狭い。
素晴らしく締め付けの良い中へ、クロノは己自身を全て挿しこむ。
「く……はぁ」
苦悶めいたユーノの喘ぎ。
だが長いブロンドの髪を揺らし、白い眩いほどの背中を魅せつけるその美しさに、クロノは血が滾った。
世の凡百の女では比にならぬほど、ユーノの柔肌と細い肢体は艶めいていた。
もどかしいほどに腰を前後させ、肩に手を当てて挿入を繰り返す。
揺れた髪から香るシャンプーの匂いは、悩ましく甘かった。
「あ! んぅ……ク、クロノ……くろのぉ」
最初は苦しげだったユーノの声は、今や上ずった喜悦が滲んでいた。
年頃の少年にしては高く澄んだ声、余計にクロノの劣情は熱さを増す。
限界までは呆気ないほど昇り詰めた。
「ユーノ、そろそろッ」
ぶるりと身震いし、腰の中心から走る快楽の電気の痺れのまま、クロノは解き放つ。
被せたゴム越しに直腸の粘膜に伝搬する痙攣と熱。
「はんッ! ふぅ……ぃッ」
悦びのあまりか、ユーノもまた喘ぎを零しながら達した。
絶頂に達した恍惚に意識は蕩ける。
汗に濡れ、上下するユーノの後ろ姿は実に艶だ。
振り向き、こちらを見つめる切なげな眼差しにクロノは一層心を掻き乱された。
求めるままに、彼は顔を寄せて唇を重ねる。
こうして、二人の関係は始まった。
□
それからのしばらくの日々は、クロノの人生の中で最も充実した、幸福な日々だった。
執務官として事件を捜査する傍らで、時間を作っては無限書庫へ赴き、ユーノと過ごす。
無論、愛する時は愛するのだが、決して爛れた肉欲に溺れるだけではない。
むしろ静かに語り合う事、ただ言葉もなく傍に居るという事の方が多かった。
支配欲や独占欲とはかけ離れた、いわば真の愛だった。
クロノは、本物の恋と愛を得たと硬く信じる。
だがその蜜月は決して長くは続かなかった。
破滅の時を迎えたのは、桜舞い散る春空の下だった。
その日は花見の席として、高町家、ハラオウン家、そして八神家と、友人知人を大勢集めた宴会の様相を呈していた。
ちょうど咲き頃の真っ盛りと見えて、花吹雪は見事なものだった。
クロノはユーノとエイミィに挟まれる形で座り、酒を飲んでいた。
未だにエイミィとの関係は切れておらず、彼女の恋人という体裁は続いていた。
彼としては心苦しいところだったろう、ユーノは愛している、だが決してエイミィを嫌っているわけでもなかった。
いわば不倫のような秘した関係というわけだ。
内心では、隠し通したまま、こうしてずっと二人で寄り添いたいと考えてはいた。
-
それが甘い幻想だと、知るのはこの時。
「そういえばクロノ」
ふと、正面に腰掛けていた麗人の声が彼を呼ぶ。
それは母リンディだった。
酒を注いだカップをそっと上品に煽りながら、年不相応の美しい母は、微笑しながらクロノを見つめる。
「どうしたんですか、母さん」
「ええ、ちょっとね。こんなところで言うのもなんだけれど、少しお仕事の事よ」
「仕事の?」
「そう。実はね、私もそろそろアースラの艦長を辞そうと想ってるのよ。本局の内勤務めにしないかって上から言われててね」
「本当ですか? じゃあ誰か新しい艦長を配属するという事に」
「そうよ。あなたがね」
「え……ぼ、僕が?」
ありえない事ではなかった、事実クロノの実務経験と知識、能力を鑑みれば艦長に就任する事は難しい事ではない。
リンディの推挙があれば彼は速やかに幾つものステップを踏み越えた、高い地位に就く事になる。
素晴らしい昇進を意味するリンディの言葉に、にわかに場は賑わって、エイミィや他の皆も祝いの言葉を口にした。
だが、次の瞬間母の告げた響きは、彼の心胆を凍てつかせた。
「これからはあまり無限書庫に行く時間もなくなるわね、ねえ? クロノ?」
と。
目を細め、優しそうに微笑み、クロノを見るリンディ。
その瞳の奥に燃える何か。
それは激情。
燃え滾る感情がクロノを突き刺す。
一瞬で理解できた、母は自分とユーノの関係を看破していると。
ただ穏やかに告げるだけの言葉の中にある、僅かな抑揚、それがありありとクロノに警告を突きつけていた。
何とも言えぬ虚無感と喪失感に、クロノは内心打ちのめされる。
決しておおっぴらにユーノと親しくしたわけでもなく、あくまで二人の関係は秘したものだったが、遥かに長い人生経験を持つ母からすれば、それはあまりに稚拙な隠蔽だったのかもしれない。
彼女の慧眼を逃れるなど、所詮儚い夢だったのだ。
クロノを艦長に就任させるというのは、警告だろう。
艦長になり、提督に就けば、自然と事件捜査の名目で無限書庫に行く機会は減る。
世間体を考えれば恋人関係のエイミィと世帯を持つべきでもあろう。
そうすれば、二人の関係は長くは保たない。
全てその為の算段だ。
優しげに微笑みながらこちらを見つめる母の視線、クロノは、そして隣のユーノももちろん、その意図を十全に把握する。
しばしの沈黙の後、クロノはぽつりと言った。
「そうですね、母さん」
□
クロノは艦長になり、提督へと昇進し、そうして二人の蜜月は終わりを告げた。
だが決して愛が消えたわけではない。
一緒に居られなくなったとしても、別に想いが減じるわけではなかった。
離れていたとしても心は通じている、ならば繋がりは消えない。
しかしそれでも、会えぬ時間が積み重なれば、想いは募り、切なさは増していく。
耐えられなくなったのはクロノが先だった。
彼はアースラを老朽化を理由に、新造艦クラウディアの実用化に踏み切り、その艦長に就任。
それに伴い、人員の大幅増加を行って、秘書官やスタッフを本局の様々な部署から募った。
もちろん、その通達は無限書庫にも行き届いた。
-
ユーノはその意図をすぐに察した。
つまり、クロノは新しいクルーとしてユーノを自分の傍に置きたいと思っているのだろう。
ある意味で職権の乱用と言えたが、正当性はある以上誰も口は挟めない。
ユーノも断る理由はなかった。
だが、ユーノは心のどこかで自分の未来をある程度予想していたのだろうか。
果たして、リンディはこのクロノの決断を前に何を思う。
無限書庫の職を辞し、クラウディアへ移るまでの間、ユーノは短い休暇を取り辺境世界の遺跡発掘に行った。
それが少年の運命の袋小路だった。
□
無人の世界、森は深く、ユーノは一人テントの傍でキャンプチェアに腰掛け、焚き火の明かりを頼りに本をめくっては、時折夜空を見上げていた。
静かな自然の中、静寂を友とする一時。
そこへ、闖入者の姿がふいに現れた。
茂みの中から歩み出るのは、フードを目深に被った黒い外套姿の女。
手にした長剣の白刃が月光を吸って冴え冴えと銀色に輝く。
明らかに剣呑な様相を前に、しかしユーノはまったく慌てる事もなく、静かに本を閉じ、立ち上がった。
そして悠然と剣士に近づき、親しげに呼びかける。
「久しぶりだね、シグナム」
彼の言葉に、さしもの刺客も驚嘆に身を戦慄かせた。
フードをめくりシグナムは素顔を晒す。
「よく分かったな」
「守護騎士のうち、もし来るなら君じゃないかなって思ってたんだ」
「そこまで読めていたのか……ならば、誰の差金かは言うまでもないだろうな」
「リンディ提督、だね」
「……」
無言はすなわち肯定だった。
リンディは、ユーノを殺害すべくシグナムを刺客に仕立てあげたのである。
はやてや八神家の皆を盾に取り、命令を下したのだ。
彼女の地位と権力を以ってすれば過去の罪状や危険性を元に監獄へ送るなど造作も無い、となればシグナムに逆らう手立てはなかった。
何故、彼女はそこまでクロノとユーノの関係を許さないのか、人命を奪うほどの事をするのか。
その理由さえもユーノは察していた。
リンディは決して冷淡でも冷酷なわけでもない、彼女はむしろその逆、深く激しい愛を持つ女性だった。
麗しき美貌を湛える彼女が今でも再婚せず独身を貫くのは、彼女が未だに亡夫クライドを愛し、操を捧げているからに他ならない。
そんな彼女にとって、クロノはかけがえのない夫の一粒種である、もしその息子が道ならぬ愛に走り、エイミィを捨ててしまえばクライドの血筋は絶える事となる。
リンディはそれを最も恐れた。
そう、彼女がユーノを殺さんとするのは、怒りでも憎しみでもない、殺意でさえもない、あるのは愛と恐怖だった。
家族を持たぬ天涯孤独のユーノだからだろうか、不思議とリンディの気持ちを読み取る事ができ、自分を殺そうとする彼女に対して恨みは生まれなかった。
ただ、悲しく憐れだった。
「許してくれとは言わん。好きに恨んでくれ」
「良いよ、別に恨んだりしないさ」
シグナムがゆるりと構える、悲痛な顔とは裏腹に、上段に構えた剣は刀身に殺気満ち、微塵の隙もない。
ユーノもまた寂しげな微笑と共に軽く手を上げて構えた、翡翠色の魔力光を放って形成されるスクライアの民族衣装型バリアジャケット。
見守るのは天上の月と黒い空のみ。
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